JPH0337993B2 - - Google Patents

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JPH0337993B2
JPH0337993B2 JP57085409A JP8540982A JPH0337993B2 JP H0337993 B2 JPH0337993 B2 JP H0337993B2 JP 57085409 A JP57085409 A JP 57085409A JP 8540982 A JP8540982 A JP 8540982A JP H0337993 B2 JPH0337993 B2 JP H0337993B2
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paddy
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Hideki Kamyama
Hirobumi Yamamoto
Harutoshi Morimoto
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SEIREI KOGYO KK
YANMAA NOKI KK
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SEIREI KOGYO KK
YANMAA NOKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば前後並びに左右に傾けた揺動選
別板を揺動駆動させて被選別穀粒が選別板上を流
下する間に玄米、籾及び混合米とに分離選別させ
る揺動選別機に関する。従来、特開昭56−133085
号公報に示す如く、揺動選別板の角度調節アクチ
ユエータと、選別仕切板の玄米側リミツト検出装
置とを結合させる技術があつた。
しかし乍ら、前記従来技術は、選別仕切板が玄
米側端部に移動したとき、角度調節アクチユエー
タを作動させて揺動選別板の選別角度を大きくす
るものであつたから、例えば選別作業を終了また
は開始するとき、選別穀粒が少なくて選別仕切板
が玄米側端部に移動していると、揺動選別板の選
別角度が大きくなり、そのため、揺動選別板の選
別角度を標準に保つて仕切板調節を行わせる選別
始動操作を容易に行い得ない等の取扱い操作上の
問題があつた。
然るに、本発明は、揺動選別板で選別される被
選別穀粒を玄米と籾に分離して取出す選別仕切板
の仕切板調節アクチユエータと、揺動選別板の角
度調節を行う角度調節アクチユエータと、選別仕
切板の玄米側端部への移動を検出する玄米側リミ
ツト検出装置と、角度調節アクチユエータを玄米
側リミツト検出装置に連動接続させて選別仕切板
の玄米側端部移動と連動して揺動選別板の選別角
度を標準に戻す連動手段を設けたことを特徴とす
るものである。
従つて、選別作業の終了または開始時、選別板
上の穀粒量が所定以下で仕切板が玄米側端部に移
動することにより、選別板の選別角度を標準に戻
す自動制御が行われるから、選別板の選別角度が
標準状態で選別作業を開始し得、仕切板調節並び
に選別板角度調節の自動制御動作を従来よりも簡
単な開始操作で適正に行わせ得、従来に比べて選
別作業開始時の取扱い操作性並びに安全性などの
向上を容易に図り得るものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図は揺動選別機の全体側面図、第2図は同
半面図であり、図中1は本体機枠、2は前記機枠
1に揺動自在に支持して多段に揺動選別板3を備
えた揺動選別装置、4は籾摺り後の穀粒を貯留す
る混合米タンク、5は前記タンク4の穀粒を各選
別板3に分配供給する供給タンク、6は選別後の
穀粒を排出させる排出樋であり、前記タンク4よ
り供給タンク5を介して各選別板3上に供給され
る穀粒をその流下途中前記装置2の揺動運動でも
つて玄米と籾とに分離選別させて排出樋6を介し
て配送シユート7に取出すように構成されてい
る。
また、第3図は前記揺動選別装置2の駆動部の
説明図であり、図中8は揺動駆動用モータ、9は
前記モータ8にVプーリ10及びベルト11を介
して連動連結するカウンタプーリ、12はカウン
タプーリ軸、13は前記カウンタプーリ9にVベ
ルト14を介して連動連結する揺動駆動用プー
リ、15は前記機枠1にブラケツト16及び軸1
7を介して可揺動に枢支する角度調節部材である
傾斜角モータ、18は前記モータ15に駆動連結
するネジ軸、19は回転支軸20に基端を支持し
先端を前記ネジ軸18に枢軸21及び係合部材2
2を介して連結させる傾斜調節用第1揺動板、2
3は前記支軸20に基端を固設する傾斜調節用第
2揺動板、24は前記第2揺動板23の先端に連
結支持する傾斜調節用基端軸、25は前記基端軸
24に可揺動に一端を支持し且つ軸26を介して
他端を可揺動に前記選別装置2に連結させる右揺
動アーム、27は前記機枠1にブラケツト28及
び軸29を介して可揺動に枢支する揺動角モー
タ、30は前記モータ27に駆動連結するネジ
軸、31は基端を回転支軸32に固設し中間を前
記ネジ軸30に枢軸33及び係合部材34を介し
て連結させ且つ先端に前記プーリ13の回転軸3
5を支持させる揺動角調節板、36は前記ベルト
14のテンシヨンプーリ、37は前記回転軸35
に嵌合させる偏心輪体38に基端を支承するクラ
ンク板、39は前記回転軸35に取付けるバラン
スウエイト、40は前記クランク板37の先端に
枢軸41を介して可回動に中間を連結し一端を支
軸42を介して機枠1にまた他端を軸43を介し
て前記選別装置2にそれぞれ可揺動に連結させる
左揺動アームであり、前記揺動アーム25,40
で支持する選別装置2を前記回転軸35、輪体3
8並びにクランク板37を介するモータ8の駆動
力伝達作用によつて軸24,42を支点として揺
動運動させると共に、前記モータ15の駆動によ
る軸24の位置移動調節によつて選別装置2の左
右の傾斜角αの調節を、また前記モータ27の駆
動による回転軸35の位置移動調節によつて選別
装置2の揺動角θの調節を行うように構成してい
る。
第4図乃至第5図に示す如く、前記選別装置2
の各選別板3は枠体44に複数多段に設けたもの
で、該選別板3の上面は複数の凹形状の窪みを有
する抵抗粗面に形成し、前記機枠1の水平面に対
し前後(つまり第5図において左右)に傾斜角β
の流下角度を、また左右に傾斜角αの傾斜角度を
有するように形成していて、前記タンク4よりこ
れら選別板3の前後傾斜上端側に分配供給された
穀粒がこの傾斜下端側迄流下する間にその揺動運
動でもつて、選別板3の左揺動上り側に玄米層A
が、右揺動下り側に籾層Bが、また中間に混合米
層Cが分離偏集されて流下するように構成してい
る。
また前記選別板3の流下終端部において玄米層
Aと混合米層Cを分離させる玄米分離境界D付近
に一方の選別仕切板である玄米仕切板45を、ま
た混合米層Cと籾層Bを分離させる籾分離境界E
付近にもう一方の選別仕切板である籾仕切板46
をそれぞれ対向させて配設する。そして玄米仕切
板45によつて分離した玄米群を各流下案内板4
4a,45aを介して排出樋6の玄米樋6aに、
また玄米仕切板45と籾仕切板46とで分離した
混合米群を各流下案内板45b,46aを介して
排出樋6の混合米樋6bに、さらに籾仕切板46
で分離した籾群を流下案内板46bを介して排出
樋6の籾樋6cに落下させ、前記配送シユート7
に取出すように構成している。
さらに、前記玄米及び籾仕切板45,46はそ
れぞれの背部連結板47,48を、枠体44に連
結固定させる上下一対の同一ガイドロツド49,
50に各ガイド51…,52…を介して左右摺動
自在に支持させると共に、これら連結板47,4
8を間隔調節用ボルト53及び長孔54を介して
間隔調節可能に一体連結させるように構成してい
る。
またさらに、前記玄米仕切板45は枠体44に
装設する仕切板調節部材である仕切板制御モータ
55に回転ネジ軸56及び係合部材57を介して
移動調節自在に支持させて、モータ55の正逆転
駆動により玄米及び籾仕切板45,46を左右に
一体変位させるように構成している。
また、前記玄米仕切板45の玄米側下方の前記
案内板44aと流下案内板58とで形成する落下
案内口59には前記玄米樋6a及び混合米樋6b
に切換え自在な開閉シヤツタ60を回転軸61を
介して設けていて、この切換え操作をハンドル6
2或いはソレノイド63で行うように構成してい
る。
さらに、前記籾仕切板46の上端には固定取付
板64を介し、穀粒センサである光導電型の仕切
板センサ65を設置し、該センサ65を籾分離境
界E付近に位置させるもので、該センサ65は前
記取付板64に長孔66及びセツトボルト67を
介し左右移動調節自在に取付けられ、選別板3の
穀粒流下出口位置における籾混入率の変化の激し
い籾分離境界E付近での揺動選別板3上面に検出
光を照射させ、その反射光を受光して玄米と籾と
の反射光量差より籾の混入量を検出するように構
成している。
一方、前記玄米仕切板45には固定部材68を
介し仕切位置検出用ラツク69を支持していて、
仕切位置検出のため、ポテンシヨンメータ70に
連動するピニオンギア71に前記ラツク69を噛
合して、これら仕切板45,46の位置検出を行
うように構成している。また前記固定部材68に
移動終端検出ロツド72を固設し、前記仕切板4
5,46が玄米側及び籾側移動終端に至つた時こ
のロツド72をモータ55の駆動を停止させる玄
米側及び籾側リミツトスイツチ73,74に接触
させて、仕切板45,46の移動停止を図るよう
に構成している。
さらに、前記枠体44の上端には固定取付板7
5を介し籾検出のための光導電型穀粒センサであ
る選別板センサ76を設置するもので、該センサ
76は前記取付板75に長孔77及びセツトボル
ト78を介し左右移動調節自在に取付けられ、籾
側端部から玄米側に籾分離間隔Wを設けて前記セ
ンサ76を位置させ、前記選別板3最上段の籾層
Bと混合米層Cの籾分離境界E付近を流下する被
選別穀粒にセンサ76からの検出光を照射させそ
の反射光をセンサ76に受光させて、玄米と籾と
の反射光量差より籾の混合量を検出するように構
成しているもので、前記選別板センサ76に対し
て玄米側(揺上側)に玄米分離間隔Xを設けて仕
切板センサ65を位置させ、前記選別板3の揺動
方向(左右)に各センサ65,76を離反させて
設け、籾層Bと混合米層Cの基本分離位置に選別
板センサ76を、また玄米と籾の混合割合が小刻
みに変化する混合米小幅変動位置に仕切板センサ
65を取付けると共に、前記仕切板センサ65に
対して被選別穀粒の流出上端側に検出時間差間隔
Yを設けて選別センサ76を位置させ、被選別穀
粒の流下方向(前後)に各センサ65,76を離
反させて設け、仕切板センサ65によつて検出す
る被選別穀粒が選別板3の流下出口から落下する
迄に仕切板45,46を調節変位させて仕切位置
を修正可能な位置に仕切板センサ65を、また選
別板センサ76によつて検出する被選別穀粒が仕
切板センサ65の検出位置に流下移動する迄に揺
動選別板3を調節変位させて籾層B幅を修正可能
な位置に選別板センサ76を夫々配設させるもの
である。
また第6図に示す如く、前記混合米タンク4に
設定以上の混合米が存在するか否かを検出する混
合米スイツチ79を前記タンク4に取付け、仕切
板センサ65及び選別板センサ76の各出力に基
づく自動選別制御をオンオフ作動させる自動選別
リレー80を前記スイツチ79に接続させ、揺動
選別板3に供給する被選別穀粒が設定量以下にな
つた時に自動選別制御を中断させるように形成す
る。
第7図は上記玄米及び籾仕切板45,46を変
位調節する制御回路図であり、仕切板センサ65
の出力レベル(反射光量)を検出する仕切調節回
路81と、玄米側及び籾側移動端子82a,83
a及び82b,83b並びに自動仕切端子82
c,83cとこれらの間に設けるオフ端子82
d,83dとを有する2連型手動自動切換スイツ
チ82,83とを備え、前記仕切調節回路81に
これをオフ保持する自動選別リレー80の常開ス
イツチ80aを接続させると共に、前記回路81
にこの玄米側及び籾側移動信号によつてオン作動
するスイツチングトランジスタ84,85を接続
させる。前記各端子82a,82b,82dを介
して切換スイツチ82を前記常開スイツチ80a
に並列接続させ、また手動自動速度設定リレー8
6及び速度調節リレー87を並列接続してこれら
を切換スイツチ82の自動仕切端子82cに直列
接続させると共に、玄米側リミツトスイツチ73
の常閉接点73aに直列接続する正逆転リレー8
8を玄米側移動端子83a及びスイツチングトラ
ンジスタ84に夫々接続させ、各仕切板45,4
6を間欠的に繰返し調節作動させる間欠操作リレ
ー89を各ダイオード90,91を介して前記リ
レー88に、また前記仕切板45,46の玄米側
移動を表示するランプ92を前記リレー88に
夫々並列接続させる一方、籾側リミツトスイツチ
74の常閉接点74aと籾側移動端子83bとの
間に、各ダイオード93,94を介して間欠操作
リレー89を、また仕切板45,46の籾側移動
を表示するランプ95を夫々接続させる。そして
前記自動仕切端子83cに自動仕切調節動作を表
示するランプ96を、また玄米側リミツトスイツ
チ73の常開接点73bに仕切板45,46の玄
米側端部移動を表示するランプ97を、また籾側
リミツトスイツチ74の常開接点74bに仕切板
45,46の籾側端部移動を表示するランプ98
を夫々接続させると共に、揺動選別板3を基準傾
斜位置に復動させる基準位置設定リレー99を玄
米側リミツトスイツチ73の常開接点73bに、
また揺動選別板3の傾斜角調節動作を開始する傾
斜角タイマ100を前記スイツチ73の常閉接点
73aに夫々接続させる。
また、前記仕切板センサ65にドライブ回路1
01を介して接続して仕切調節信号出力を表示す
るメータ102と、基準光量調節器103を備え
ていて該調節器103と前記センサ65の出力差
を検出する差動アンプ104と、上記仕切板制御
モータ55に電源スイツチ105を介してこの単
相交流駆動電源106を印加する仕切板調節速度
制御回路107と、この制御回路107を介して
前記モータ55を一定時間だけ駆動する仕切タイ
マ108と、前記モータ55と連動回転してこの
回転数を前記制御回路107にフイードバツク入
力するタコジエネレータ109と、前記モータ5
5速度を手動操作で変更する手動速度制御器11
0とを備える。そして前記モータ55の正転或い
は逆転入力端子に択一的に切換接続する正逆転リ
レー88の切換スイツチ88aに速度調節リレー
87の常閉スイツチ87aを直列接続させ、前記
仕切タイマ108に間欠操作リレー89の常閉ス
イツチ89aを介して前記常閉スイツチ87aを
並列接続させ、手動調節時に常閉スイツチ87a
を介して前記モータ55を連続して駆動させる一
方、自動調節時に仕切タイマ108を介して前記
モータ55を間欠的に駆動させるように形成す
る。さらに前記差動アンプ104の出力を前記制
御回路107に前記速度設定リレー86の常開ス
イツチ86aを介して印加させると共に、前記手
動速度制御器110を前記制御回路107に前記
リレー86の常閉スイツチ86bを介して接続さ
せ、自動調節時に前記アンプ104出力に比例さ
せた速度で、また手動調節時に前記制御器110
の手動操作によつて任意の速度で、前記制御回路
107を介して仕切板制御モータ55を正転或い
は逆転駆動するように形成するものである。
第8図は上記揺動選別板3の傾斜角αを緩急調
節する制御回路図であり、選別板センサ76の出
力レベル(反射光量)を検出する傾斜角調節回路
111と、急激側及び緩和側傾斜端子112a,
113a,114a及び112b,113b,1
14b並びに自動傾斜端子112c,113c,
114cとこれらの間に設けるオフ端子112
d,113d,114dとを有する3連型手動自
動切換スイツチ112,113,114とを備
え、前記傾斜角調節回路111にこれをオフ保持
する自動選別リレー80の常開スイツチ80bを
接続させると共に、前記回路111にこの急激側
及び緩和側傾斜信号によつてオン作動するスイツ
チングトランジスタ115,116を接続させ
る。前記各端子112a,112b,112dを
介して切換スイツチ112を前記常開スイツチ8
0bに並列接続させ、また手動自動速度設定リレ
ー117及び速度調節リレー118を並列接続し
てこれらを切換スイツチ112の自動傾斜端子1
12cに直列接続させると共に、選別板3の急激
側リミツトスイツチ119の常閉接点119aに
直列接続する正逆転リレー120を急激側傾斜端
子113a及びスイツチングトランジスタ115
に夫々接続させ、選別板3を間欠的に繰返し調節
作動させる間欠操作リレー121を各ダイオード
122,123を介して前記リレー120に、ま
た前記選別板3の急激側傾斜を表示するランプ1
24を前記リレー120に夫々並列接続させる一
方、選別板3の緩和側リミツトスイツチ125の
常閉接点125aと緩和側傾斜端子112bとの
間に、各ダイオード126,127を介して間欠
操作リレー121を、また選別板3の緩和側傾斜
を表示するランプ128を夫々接続させる。そし
て前記自動傾斜端子113cに自動傾斜調節動作
を表示するランプ129を、また急激側リミツト
スイツチ119の常開接点119bに選別板3の
急激側端部傾斜を表示するランプ130を、また
緩和側リミツトスイツチ125の常開接点125
bに選別板3の緩和側端部傾斜を表示するランプ
131を夫々接続させると共に、上記基準位置設
定リレー99の常開スイツチ99aを前記自動選
別リレー80の常開スイツチ80bに並列接続さ
せる。
また前記選別板センサ76にドライブ回路13
2を介して接続して傾斜角調節信号出力を表示す
るメータ133と、基準光量調節器134を備え
ていて該調節器134と前記センサ76の出力差
を検出する差動アンプ135と、上記傾斜角モー
タ15に電源スイツチ105を介してこの単相交
流駆動電源106を印加する傾斜角調節速度制御
回路136と、この制御回路136を介して前記
モータ15を一定時間だけ駆動する傾斜角タイマ
137と、前記モータ15と連動回転してこの回
転数を前記制御回路136にフイードバツク入力
するタコジエネレータ138と、前記モータ15
速度を手動操作で変更する手動速度制御器139
とを備える。そして前記モータ15の正転或いは
逆転入力端子に択一的に切換接続する正逆転リレ
ー120の切換スイツチ120aに速度調節リレ
ー118の常閉スイツチ118aを直列接続さ
せ、前記傾斜角タイマ137に間欠操作リレー1
21の常開スイツチ121aを介して前記常閉ス
イツチ118aを並列接続させ、手動調節時に常
閉スイツチ118aを介して前記モータ15を連
続して駆動させる一方、自動調節時に傾斜角タイ
マ137を介して前記モータ15を間欠的に駆動
させるように形成する。さらに前記差動アンプ1
35の出力を前記制御回路136に、上記傾斜角
タイマ100の常開型タイムスイツチ100a並
びに前記速度設定リレー117の常開スイツチ1
17aを介して印加させると共に、前記手動速度
制御器139を前記制御回路136に前記リレー
117の常閉スイツチ117bを介して接続さ
せ、自動調節時に前記アンプ135出力に比例さ
せた速度で、また手動調節時に前記制御器139
の手動操作によつて任意の速度で、前記制御回路
136を介して傾斜角モータ15を正転或いは逆
転駆動する一方、前記タイマ100の常閉型タイ
ムスイツチ100bを自動復動速度設定器139
aを介して常開スイツチ117aに接続させる。
次いで前記傾斜角モータ15による揺動選別板
3の傾斜角α調節動作と連動させるポテンシヨメ
ータ140を備え、前記選別板3の傾斜角αをポ
テンシヨメータ140にそつて検出すると共に、
基準傾斜角設定器141,142の出力と前記ポ
テンシヨメータ140の出力を比較して急激側及
び緩和側復帰信号を出力する基準傾斜回路143
を備え、前記各復帰信号によつてオン作動するス
イツチングトランジスタ144,145を前記回
路143に設け、各トランジスタ144,145
を上記スイツチングトランジスタ115,116
に並列接続させる。一方、前記基準傾斜回路14
3をオフ保持する自動選別リレー80の常開スイ
ツチ80cを前記回路143に接続させると共
に、上記切換スイツチ114をこの各端子114
a,114b,114dを介して前記常開スイツ
チ80cに、また上記基準位置設定リレー99の
常閉スイツチ99bを前記常開スイツチ80cに
夫々並列接続させるもので、揺動選別板3の傾斜
角αを自動的に調節している状態で、上記仕切板
45,46が玄米側端部に移動したとき、玄米側
リミツトスイツチ73動作と連動して揺動選別板
3を設定傾斜角度位置に戻すように形成するもの
である。
上記から明らかなように、揺動選別板3で選別
される被選別穀粒を玄米と籾に分離して取出す選
別仕切板である玄米仕切板45の仕切板調節アク
チユエータであるモータ55と、揺動選別板3の
角度調節を行う角度調節アクチユエータであるモ
ータ15と、玄米仕切板45の玄米側端部への移
動を検出する玄米側リミツト検出装置であるリミ
ツトスイツチ73と、角度調節モータ15を玄米
側リミツトスイツチ73に連動接続させて玄米仕
切板45の玄米側端部移動と連動して揺動選別板
3の選別角度を標準に戻す連動手段である基準傾
斜回路143を設け、選別板3上の穀粒量が所定
以下になつたとき、玄米側端部に仕切板45が移
動し、また選別板3の選別角度を標準に戻し、選
別作業を終了すると共に、その状態位置に選別板
3と仕切板45が支持されて選別作業が開始され
るように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、今
前記供給タンク5を介して混合米タンク4より各
選別板3上に供給される籾摺り後の被選別穀粒は
その傾斜角βに沿つての流下途中、選別板3の揺
動運動と選別板3の選別粗面によつて撹拌され、
その比重及び摩擦係数などの差異によつて傾斜角
α上端の揺上側に玄米層Aが、揺下側に籾層B
が、またこれら中間域に混合米層Cが偏集される
状態に選別される。これを流下終端に設ける前記
仕切板45,46で分離させそれぞれ取出すもの
で、これら仕切板45,46を仕切板センサ65
の出力に基づいて自動的に変位調節する場合、第
7図に示す如く、上記切換スイツチ82,83を
この自動仕切端子82c,83cに接触操作し、
上記速度設定リレー86の各スイツチ86a,8
6bをオン及びオフ作動させ、差動アンプ104
を制御回路107に連動接続すると共に、上記速
度調節リレー87のスイツチ87aをオフにする
もので、設定量以上の被選別穀粒を前記タンク4
に投入すると、自動選別リレー80のスイツチ8
0aがオフになつて仕切調節回路81を作動させ
る一方、揺動選別板3上面の籾分離境界Eが揺上
(玄米)側或いは揺下(籾)側に移動すると、仕
切板センサ65の出力が増大或いは減少し、前記
回路81を介してスイツチングトランジスタ84
又は85のいずれかをオン作動させ、正逆転リレ
ー88のスイツチ88a動作によつて仕切板制御
モータ55を正転又は逆転切換し、間欠操作リレ
ー89のスイツチ89aをオンにして仕切タイマ
108を作動させると同時に、仕切板センサ65
と上記調節器103の出力差に比例した速度で制
御回路107を介して仕切板制御モータ55を間
欠的に繰返し駆動させ、前記仕切板45,46を
籾分離境界Eの移動に追従させて変位し、前記仕
切板45,46によつて被選別穀粒を玄米と混合
米と籾とに分離して取出す。なお、前記仕切板4
5,46を手動操作で変位調節する場合、前記切
換スイツチ82,83をこの玄米側或いは籾側移
動端子82a,83a又は82b,83bに接触
操作し、正逆転リレー88のスイツチ88aによ
つて仕切板制御モータ55を正転或いは逆転切換
すると共に、手動速度制御器110操作によつて
前記制御回路107を介して仕切板制御モータ5
5を任意の速度で駆動し、仕切板45,46を揺
上(玄米)側或いは揺下(籾)側に手動操作で変
位させる。
又、上記揺動選別板3の傾斜角αを選別板セン
サ76の出力に基づいて自動的に変更調節する場
合、上記仕切板45,46が玄米側リミツトスイ
ツチ73から離れて位置していて傾斜角タイマ1
00のタイムスイツチ100aがオン作動してい
る状態下で、第8図に示す如く、上記切換スイツ
チ112,113,114をこの自動仕切端子1
12c,113c,114cに接触操作し、上記
速度設定リレー117の各スイツチ117a,1
17bをオン及びオフ作動させ、差動アンプ13
5を制御回路136に連動接続すると共に、上記
速度調節リレー118のスイツチ118aをオフ
にするもので、設定量以上の被選別穀粒を前記タ
ンク4に投入すると、自動選別リレー80のスイ
ツチ80aがオフになつて傾斜角調節回路111
を作動させる一方、揺動選別板3上面の籾分離境
界Eが揺上(玄米)側或いは揺下(籾)側に移動
すると、選別板センサ76の出力が増大或いは減
少し、前記回路111を介してスイツチングトラ
ンジスタ115又は116のいずれかをオン作動
させ、正逆転リレー120のスイツチ120a動
作によつて傾斜角モータ15を正転又は逆転切換
し、間欠操作リレー121のスイツチ121aを
オンにして傾斜角タイマ137を作動させると同
時に、選別板センサ76と上記調節器134の出
力差に比例した速度で制御回路136を介して傾
斜角モータ15を間欠的に繰返し駆動させ、前記
選別板3の傾斜角αを籾分離境界Eの移動に追従
させて変更し、前記選別板センサ76に対する籾
分離境界Eの位置を常に略一定に保つものであ
る。なお、前記選別板3の傾斜角αを手動操作で
変更調節する場合、前記切換スイツチ112,1
13,114をこの急激側或いは緩和側移動端子
112a,113a,114a又は112b,1
13b,114bに接触操作し、正逆転リレー1
20のスイツチ120aによつて傾斜角モータ1
5を正転或いは逆転切換すると共に、手動速度制
御器139操作によつて前記制御回路136を介
して傾斜角モータ15を任意の速度で駆動し、揺
動選別板3を急激側或いは緩和側に手動操作で傾
斜変更するものである。
上記仕切板センサ65による仕切板45,46
の変位調節並びに上記選別板センサ76による揺
動選別板3の傾斜角α変更調節の自動制御におい
て、籾層Bに近い位置で籾の混合量が安定してい
る部位の籾分離境界Eに選別板センサ76を位置
させることにより、籾層B幅の拡大並びに揺動選
別板3の板面露出等の検出を前記センサ76によ
つて適正に得られると共に、被選別穀粒の含水量
及び脱率及び選別供給量の変化によつて検出値
が変化し易い混合米層C側の籾分離境界Eの選別
板センサ76に対して玄米分離間隔Xを設けて仕
切板センサ65を位置させることにより、被選別
穀粒の含有量及び脱率及び選別供給量の変化に
対処して籾混合状況の検出を前記センサ65によ
つて適正に且つ迅速に得られる。
さらに前記仕切板45,46及び揺動選別板3
を各センサ65,76の出力に基づいて自動制御
している途中において、被選別穀粒の選別板3上
への供給を停止したとき、該板3上の穀粒量が減
少するのに伴い穀粒の分布が次第に揺上側に偏る
こととなり、これにつれて前記仕切板45,46
が玄米(揺上)側端部に移動して玄米側リミツト
スイツチ73を作動させると、傾斜角タイマ10
0がオフになると同時に、基準位置設定リレー9
9を作動させ、前記リレー99のスイツチ99a
オン動作によつて傾斜角調節回路111をオフ
に、また前記リレー99のスイツチ99bオン動
作によつて基準傾斜回路143にオンに保持す
る。そしてポテンシヨメータ140の傾斜角α出
力に基づいて各リレー120,121を作動さ
せ、傾斜角モータ15を正逆転切換し、上記設定
器139aの復帰速度で揺動選別板3の傾斜角α
を基準値に戻し、前記選別板3を設定角度位置に
復動させる。このとき、選別板3への被選別穀粒
の供給を再開すると、揺動選別板3上面の玄米層
Aの幅が徐々に広くなつてこれにつれて仕切板4
5,46が籾(揺下)側に移動し、仕切板45,
46が玄米側リミツトスイツチ73から離れる
と、前記スイツチ73の復帰によつて傾斜角タイ
マ100が作動し、仕切板45,46の自動制御
開始後、一定時間経過させて前記タイマ100の
タイムスイツチ100aをオン作動させ、揺動選
別板3の傾斜角αの自動制御を開始させるもの
で、前記選別板3上面に穀粒が無いとき、即ち運
転開始時に一定傾斜角αで前記選別板3を支持す
ると共に、上記混合米タンク4内部の被選別穀粒
が設定量以下に減少すると、自動選別リレー80
のスイツチ80a,80b,80cがオン作動
し、上記各調節回路81,111及び基準傾斜回
路143をオフ保持し、仕切板45,46及び選
別板3の自動制御動作を中断させる。
なお、上記傾斜角モータ15に代え、上記揺動
角モータ27を制御回路136に接続させること
により、上記傾斜角α制御と同様にして選別板3
の揺動角θ制御を行えるものである。
以上実施例から明らかなように本発明は、揺動
選別板3で選別される被選別穀粒を玄米と籾に分
離して取出す選別仕切板45の仕切板調節アクチ
ユエータ55と、揺動選別板3の角度調節を行う
角度調節アクチユエータ15と、選別仕切板45
の玄米側端部への移動を検出する玄米側リミツト
検出装置73と、角度調節アークチユエータ15
を玄米側リミツト検出装置73に連動接続させて
選別仕切板45の玄米側端部移動と連動して揺動
選別板3の選別角度を標準に戻す連動手段143
を設けたもので、選別作業の終了または開始時、
選別板3上の穀粒量が所定以下で仕切板45が玄
米側端部に移動することにより、選別板3の選別
角度を標準に戻す自動制御が行われるから、選別
板3の選別角度が標準状態で選別作業を開始で
き、仕切板45調節並びに選別板3角度調節の自
動制御動作を従来よりも簡単な開始操作で適正に
行わせることができ、従来に比べて選別作業開始
時の取扱い操作性並びに安全性などの向上を容易
に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は全体側面図、第2図は同平面拡大図、第3
図は同正面図、第4図は要部の正面説明図、第5
図は要部の部分側面説明図、第6図は混合米タン
ク部の電気回路図、第7図は仕切板の制御回路
図、第8図は選別板の傾斜角制御回路図である。 3……揺動選別板、15……傾斜角モータ(角
度調節部材)、45……玄米仕切板(選別仕切
板)、46……籾仕切板(選別仕切板)、55……
仕切板制御モータ(仕切板調節部材)、73……
玄米側リミツトスイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 揺動選別板3で選別される被選別穀粒を玄米
    と籾に分離して取出す選別仕切板45の仕切板調
    節アクチユエータ55と、揺動選別板3の角度調
    節を行う角度調節アクチユエータ15と、選別仕
    切板45の玄米側端部への移動を検出する玄米側
    リミツト検出装置73と、角度調節アクチユエー
    タ15を玄米側リミツト検出装置73に連動接続
    させて選別仕切板45の玄米側端部移動と連動し
    て揺動選別板3の選別角度を標準に戻す連動手段
    143を設けたことを特徴とする揺動選別機の自
    動選別装置。
JP8540982A 1982-05-19 1982-05-19 揺動選別機の自動選別装置 Granted JPS58202082A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596970A (ja) * 1982-07-02 1984-01-14 井関農機株式会社 揺動選別機
JPS6049980U (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 セイレイ工業株式会社 揺動選別機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56133085A (en) * 1980-03-24 1981-10-17 Iseki Agricult Mach Automatic regulator for angle of inclination of parting plate and selecting plate in oscillation type cereal specific gravity selector

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