JPS6336698A

JPS6336698A - スピ−カ装置

Info

Publication number: JPS6336698A
Application number: JP18041586A
Authority: JP
Inventors: Toru Kurita; 栗田　徹; Shigeru Murata; 滋村田
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1986-07-31
Filing date: 1986-07-31
Publication date: 1988-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ステレオ再生装置に使用して好適なスピーカ
装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明は、ステレオ再生装置に使用して好適なスピーカ
装置において、スピーカユニットを収め九キャビネット
を回動させるキャビネット回動駆動手段と、この駆動手
段によるキャビネットの回動を制御するリモートコント
ロール手段とを設け。

リモートコントロール手段の制御によりキャビネットの
回動位置を変えられるようにして、臨場感のある音場を
簡単に設定することができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、ステレオ再生装置に使用するスピーカ装置をセツ
ティングする場合、例えば２チヤンネルステレオのとき
には、２台のスピーカ装置をある程度能して配置して、
臨場感のある良好な音場を形成して再生されるようにし
ていた。

ところで、このようにして形成される音場は、同じよう
にスピーカ装置を設置しても、このスピーカ装置を設置
する部屋の状況により異なってしまう。即ち、このよう
な音場はスピーカ装置から直接間こえる直接音に、部屋
の壁面等から反射して聞こえる間接音が重なって形成さ
れるが１間接音は壁の材質等の部屋の状況により聞こえ
方が異なるため、音場に違いが生じる。このため、この
ようなスピーカ装置を設置する場合には、部屋の状況に
応じて間接音が音場に与える効果を最も良好になるよう
にする必要がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、この音場が最も良好になるようにスピーカ装
置を設置するのは、非常に難かしい不都合があった。即
ちこのスピーカ装置の設置作業は、スピーカ装置から離
れたりスニングポジションにてこのスピーカ装置から再
生される音楽等を聞いて音場を確かめながら行なう必要
があるが、−人で作業を行なう場合にはりスニングポジ
ションにいながらスピーカ装置奮励かすことは一般には
不可能で、音場を確実に確かめながらの作業は困難であ
った。

また、リスニングポジションが変わったときにも、良好
な音場を形成させるためにはスピーカ装置の位置を変え
る必要があるが、実際には手間がかかるためリスニング
ポジションが変わった程度でスピーカ装置の位置を変え
ることはほとんど行なわれていなかった。

本発明は之等の点に鑑み、臨場感のある音場を簡単に設
定できるスピーカ装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のスピーカ装置は、例えば第１図及び第２図に示
す如く、スピーカユニット（３ａ）　、（３ｂ）及び（
３ｃ）を収めたキャビネット（２）を回動させるキヤ、
ビネット回動駆動手段（９）、αＱ　、（ｌ１ｍ）　、
　（ｌｌｂ）及び（２）と、この駆動手段（９）　、　
（ＬＱ　、　（ｌ１ｍ）、　（ｌｌｂ）及び（６）によ
るキャビネットの回動を制御するリモートコントロール
手段（６）及び（８）とを設け、リモートコントロール
手段（６）及び（８）の制御によりキャビネット（２）
の回動位置を変えられるようにしたものである。

〔作　用〕

本発明のスピーカ装置は、スピーカユニット（３８）。

（３ｂ）及び（３ｃ）を収めたキャビネット（２）を離
れた場所からリモートコントロール手段（６）及び（８
）により回動させることができるため、スピーカ装置か
−ら離れ次すスニングポゾションで音場を確かめながら
キャビネット（２）を回動させて再生信号の出力方向を
変化させることができ、臨場感のある音場を簡単に設置
することができる。

〔実施例〕

以下、本発明のスピーカ装置の一実施例を、第１図及び
第２囚を参照して説明しよう。

箱１図において（１）はスピーカ装置全体を示し。

このスピーカ装置（１）は箱型のキャビオ・ット（２）
の前面に平面振動板等よりなる低域音、中城音及び高域
音用のスピーカユニット（３ａ）、　（３ｂ）及び（３
ｅ）が取付けてあり、またこのキャビネット（２）は台
（４）の上に支柱（５ａ）及び（５ｂ）を介して載せで
ある。

この支柱（５ａ）及び（５ｂ）は上下に重ねて連結して
あり、下部の支柱（５ｂ）には上部の支柱（５ａ）の駆
動機構部品が配置してあり、上部の支柱（５ａ）はキャ
ビネット（２）に固定しである。

即ち第２図に示すリロく、上下の支柱（５ａ）及び（５
ｂ）は中心軸（９）により連結してあり、上部の支柱（
５ａ）側ではこの中心軸（９）が支柱（５ａ）と一体に
固定しである。そして、下部の支柱（５ｂ）側ではこの
中心軸（９）をベアリング等の軸受ａ１により支持して
あり、下部の支柱（５ｂ）の内部に位置する中心軸（９
）の先端には平ギヤ（ｌｌａ）が取付けである。そして
、この平ギヤ（ｌｌａ）と噛合した平ギヤ（ｌｌｂ）が
取付けられたモータ亜が支柱（５ｂ）内に固定しである
。

このように構成したことにより、モータ（６）に駆動電
流を供給することで、上部の支柱（５ａ）及びこの支柱
（５ａ）上のキャビネット（２）が回動する。そして、
このモータ（２）は、支柱（５ｂ）とは別体に設けたリ
モートコントロール信号受信機（６）と信号ケーブル（
７）により接続してあり、この受信機（６）の内部に備
える電池等から駆動電流が供給される。この受信機（６
）は、赤外線信号受信部（６ａ）と操作キー（６ｂ）と
を有し、操作キー（６ｂ）の操作で駆動電流の供給が制
御される。また、この受信機（６）とは別に設けたリモ
ートコントロール信号送信機（８）の操作キー（８ａ）
の操作により、この送信機（８）から赤外線信号が発光
され、この赤外線信号を受信機（６）の赤外線信号受信
部（６ａ）で受信すると、モータの駆動電流を受信機（
６）から供給する。

本例のスピーカ装置は以上のように構成したことにより
、例えばスピーカユニット（３ｍ）　、　（３ｂ）及び
（３ｃ）をステレオ再生装置（図示せず）のアンプ装置
のオーディオ信号出力端子と接続することで、このオー
ディオ信号の再生が行なわれる。そして、本例のスピー
カ装置（１）はキャビネット（２）を回動可能に配置し
たことにより、再生信号の出力方向を変えることができ
る。即ち、リモートコントロール送信機（８）又は受信
機（６）の操作キー（８ｍ）。

（６ａ）の操作により支柱（５ａ）及びキャビネット（
２）を回動させて、スピーカ装置ツ）　（３ａ）、　（
３ｂ）及び（３Ｃ）の方向を変えることで、再生信号の
出力方向が変わる。

このように本例のスピーカ装置（１）によると、リモー
トコントロール信号送信機（８）による遠隔操作でキャ
ビネット（２）が回動するため、例えばこのスピーカ装
置（１）を左右２台用意して夫々のスピーカ装置（１）
から左信号、右信号が出力される所謂ステレオ再生がで
きるようにし、このスピーカ装置（１）から離れたりス
ニングポゾションにてリモートコントロール信号送信機
（８）　ｆｔ操作してキャビネット（２）を回動させる
ことで、このリスニングポジションにて再生信号の出力
方向の変化（キャビネット（２）の回動位置の変化）に
応じた音場の変化を確かめることができる。このように
、直接耳で音場を確かめながら変化させることができる
ため、最も臨場感のある音場が得られる位置に回動させ
れば、簡単に臨場感のあるステレオ再生ができる。また
、リスニングポジションが変わったときにも、リモート
コントロール信号送信機（８）の操作で１ｗｒたなポジ
ションに最も適切な方向となるようにキャビネット（２
）ｅ簡単に回動させることができ、簡単に良好な音場を
形成させることができる。

なお上述実施例ではスピーカ装置として３個の帯域の異
なるスピーカユニットを１個のキャビネットに収めた所
謂３ウエイ構成としたが、１個のスピーカユニットで全
層域の再生を行なう所謂フルレンジスピーカユニットを
使用してもよい。この場合、例えば第３図及び第４図に
示す如く、小型のキャビネツ）　（１４ｍ）及び（１４
ｂ）　を上下に重ねて、夫々のキャビネット（１４ｍ）
及び（１４ｂ）にフルレンジのスピーカユニット（１５
ａ）及び（１５ｂ）　ｆｔ取付けたスピーカ装置（６）
としてもよい。このスピーカ装置（６）の場合には、上
キャビネツ）　（１４＆）と下キャビネット（１４ｂ）
とを中心軸（９）により連結し、上キャビネット（１４
ａ）をこの中心軸（９）に固定すると共に下キャビネツ
ｌ’　（１４ｂ）にこの中心軸（９）の回動機構部品（
軸受αｑ、平ギヤ（ｌｌａ）　、（ｌｌｂ）　、モータ
（６）等）を配置する。また、本例の場合には赤外線信
号受信部（１６ａ）　ｋ有するリモートコントロール受
信機ｑＱを下キャビネット（１４ｂ）に一体に収める。

このように構成したことにより、上キャビネット（１４
ｍ）をモータ（ロ）による駆動で回動させることができ
、回動角度によシ上キャビネット（１４１）内のスピー
カユニット（１５ｍ）からの再生信号の出力方向が変化
する。但し、この場合には下キャビネット（１４ｂ）は
回動しないので、下キャビネット（１４ｂ）内のスピー
カユニット（１５ｂ）からの再生信号の出力方向は変化
せず、第１図例のスピーカ装置を回動させた場合とは違
った音場の変化特性が得られる。

また、第５図に示す如くこの下キャビネット（１４ｂ）
を台αカの上に載せ、この台αカと下キャビネット（１
４ｂ）と金回動可能に連結し、上キャビネツ）　（１４
ｍ）　’？下キャビネツ）　（１４ｂ）に対して回動可
能にすると共に下キャビネット（１４ｂ）を台αカに対
して回動可能にしたスピーカ装置（１３つとしてもよい
。

この場合には、上下のギヤビネット（１４ｍ）　、（１
４ｂ）が自在に回動できるため、より多様な音場を形成
させることができる。

さらにまた１本発明は上述実施例に限らず１本発明の要
旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得るこ
とは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明のスピーカ装置によると、スピーカ装置かう離れ
たりスニングポノションで音場を確かめながらキャビネ
ット（２）全回動させて再生信号の出力方向を変化させ
ることができ、臨場感のある音場を簡単に設定すること
ができる利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスピーカ装置の一実施例を示す斜視図
、第２図は第１図例の要部を示す一部破断正面図、第３
図は一実施例の変形例を示す斜視図、第４図は第３図の
Ｍ−ｆＶ線に沿う断面図、第５図は一実力例の別の変形
例を示す断面図である。（１）はスピーカ装置、（２）はキャビネット、（３ａ
）。（３ｂ）及び（３ｃ）は夫々スピーカユニット、（４）
は台、（５ａ）及び（５ｂ）は夫々支柱、（６）はリモ
ートコントロール信号受信機、（８）はリモートコント
ロール信号送信機、（９）は中心軸、叫は軸受、（ｌ１
ｍ）及び（ｕｂ）は平ギヤ、（２）はモータである。

Claims

【特許請求の範囲】

　スピーカユニットを収めたキャビネットを回動させる
キャビネット回動駆動手段と、該キャビネット回動駆動
手段による上記キャビネットの回動を制御するリモート
コントロール手段とを設け、上記リモートコントロール
手段の制御により上記キャビネットの回動位置を変えら
れるようにしたことを特徴とするスピーカ装置。