JP2009033416A - 衝立、制御方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

衝立、制御方法、プログラム、並びに記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザとって最適な位置で音声や映像を提供できるようにする。
【解決手段】フレーム24には、ビーム111が固定されている。ビーム111は、回転軸113を介して、ビーム112と接続されている。ビーム112には、車輪23A,23Bが固定されており、この車輪23A,23Bにより、天井に設けられているレールに沿って、移動可能とされている。フレーム24には、スピーカやディスプレイなどが装着される。スピーカが装着された場合、回転軸113を軸として、フレーム24が回転することにより、ユーザが居る位置にスピーカの正面を向けることが可能となる。本発明は、例えば衝立スピーカ装置に適用できる。
【選択図】図4

Description

本発明は衝立、制御方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、映像や音声などを提供するとき、ユーザの居る位置が、最適な位置となるように、スピーカやディスプレイを移動できるようにした衝立、制御方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
図1は、従来の衝立スピーカ装置11の構成を示す図である(例えば、特許文献1参照)。衝立スピーカ装置11は、スピーカの機能と同時に、衝立としての役割も果たす。衝立スピーカ装置11は、天井21に設けられたガイド22に、車輪23A,23Bが嵌め込まれることにより、支持される構成とされる。
衝立スピーカ装置11は、車輪23A,23B、フレーム24、プレート25A−1乃至25B−3、振動材31−1乃至31−3、振動子41A乃至43Cを含むようにして構成される。
車輪23A、車輪23Bは、それぞれフレーム24に固定されている。フレーム24は、振動材31−1乃至31−3を加重のかかる方向(垂直方向)に固定するための機構と、振動材31−1乃至31−3を図中前後方向に固定するための、プレート25A−1乃至25B−3を有している。振動材31−1乃至31−3は、それらの支えにより着脱自在に固定されている。フレーム24とプレート25A−1乃至25B−3により、振動材31−1乃至31−3は、垂直方向にも、前後方向にも固定されるように構成されている。
振動材31−1乃至31−3のそれぞれは、例えば、石膏ボード、MDF(Medium Density Fiberboard)などの木材、アルミプレート、カーボン、もしくはアクリルなどの樹脂、またはガラスなどの素材から板状に形成される。また、振動材31−1乃至31−3のそれぞれは、異なる素材を組み合わせた(積層させた)複合材料により形成するようにしてもよい。
また、振動材31−1乃至31−3の振動材には、それぞれ複数の振動子(図1では3つの振動子)が、図中横一列に取り付けられており、振動材31−1には、振動子41A乃至41C、振動材31−2には、振動子42A乃至42C、振動材31−3には、振動子43A乃至43Cが図中横一列にそれぞれ取り付けられている。
そして、例えば、アンプリファイアなどの音源(図示せず)に駆動された振動子41A乃至43Cのそれぞれが、音源から入力されてくる音声信号に応じて、振動材31−1乃至31−3のそれぞれを振動させることで、振動材31−1乃至31−3のそれぞれは、音声を出力する。すなわち、衝立スピーカ装置11は、音声信号を音声に変換するスピーカとしての役割を果たす。
また、振動子41A乃至43Cのそれぞれは、振動材31−1乃至31−3のそれぞれの振動特性にしたがって、所定の位置に着脱自在に配置される。
特開2007−67538号公報
図1に示した衝立スピーカ装置11は、ガイド22に沿って、移動可能に設置されている。よって、ユーザは、好みの位置に衝立スピーカ装置11を移動させ、その衝立スピーカ装置11から出力される音声を楽しむことが可能とされていた。
しかしながら、図1に示した衝立スピーカ装置11の移動可能な位置は、ガイド22が設置されている場所に制限されるため、例えば、ユーザと衝立スピーカ装置11の相対角度が必ずしも最適な音量が得られる位置に設置できるとは限らなかった。
例えば、ユーザと衝立スピーカ装置11が、図2に示すような位置関係であった場合を考える。ユーザ61は、衝立スピーカ装置11の正面と角度θを有する位置に位置している。衝立スピーカ装置11の正面方向から音波が出る。音波の出る方向と音の波の進行方向は同じである。よって、図2に示した状況の場合、音の進行方向に対して、ユーザ61は、角度θだけずれた位置に位置していることになり、音響伝達ロスが生じてしまうことになる。
よってこのような場合、ユーザ61と衝立スピーカ装置11の相対角度は必ずしも最適な音量が得られる位置関係ではなく、衝立スピーカ装置11が、ガイド22との関係で、図2に示した位置から移動できない場合、ユーザ61自身が、衝立スピーカ装置11の正面に移動することで、最適な位置関係へと改善がされていた。
衝立スピーカ装置11から出力される音声に限らず、映像や光なども、ユーザがいる場所に適切に届くとは限らなかった。例えば、テレビジョン受像機からの映像を適切な位置で視聴したい場合には、テレビジョン受像機の位置を変更するか、ユーザ自身が移動するということが行われていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、音声や映像などを最適な位置に提供することができるようにするものである。
本発明の一側面の衝立は、所定の形状のフレームを回転させる回転手段を備え、前記フレームが所定の方向に向くように制御する。
前記回転手段は、複数のフレーム毎に設けられ、フレーム毎に回転を制御するようにすることができる。
前記フレームには、振動材が装着されるようにすることができる。
前記回転手段は、前記振動材が、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる。
前記フレームのそれぞれに振動材が装着され、前記回転手段のそれぞれは、前記振動材が、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる。
前記回転手段は、前記振動材からの音を集音するセンサにより集音された音を解析し、前記音の強度が適切な強度になるように回転を制御するようにすることができる。
前記フレームには、ディスプレイが装着されるようにすることができる。
前記回転手段は、前記ディプレイが、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる。
前記フレームのそれぞれにディスプレイが装着され、前記回転手段のそれぞれは、前記ディスプレイが、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる。
前記フレームには、鏡が装着されるようにすることができる。
前記回転手段は、前記鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように回転を制御するようにすることができる。
前記フレームのそれぞれに鏡が装着され、前記回転手段のそれぞれは、前記鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように回転を制御するようにすることができる。
前記回転手段は、前記オブジェクトに照射されている光の強度を測定し、その測定結果が、所定の範囲内に収まるように回転を制御するようにすることができる。
前記複数のフレーム毎に、異なる機能を有するものが装着されるようにすることができる。
前記フレームを移動させる移動手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の一側面の衝立においては、所定の形状のフレームを有し、そのフレームには音を出力する装置、画像を出力する装置、鏡などが装着される。また、そのフレームは、装置が装着された状態で、例えば、ユーザの居る方向に回転される。
本発明の一側面の制御方法は、所定の形状のフレームを有する衝立の回転手段を制御する制御手段の制御方法において、外部のセンサから入力されるデータに基づき、前記フレームが、前記センサの方向に向くように制御する。
複数のフレーム毎に設けられた回転手段を、それぞれ制御するようにすることができる。
前記フレームには、振動材が装着され、その振動材が、ユーザの位置に向くように制御するようにすることができる。
前記振動材からの音を集音するセンサにより集音された音を解析し、前記音の強度が適切な強度になるように制御するようにすることができる。
前記フレームには、ディスプレイが装着され、そのディスプレイが、ユーザの位置に向くように制御するようにすることができる。
前記フレームには、鏡が装着され、その鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように制御するようにすることができる。
前記オブジェクトに照射されている光の強度を測定し、その測定結果が、所定の範囲内に収まるように制御するようにすることができる。
本発明の一側面のプログラムは、所定の形状のフレームを有する衝立の回転手段を制御する制御手段を制御し、外部のセンサから入力されるデータに基づき、前記フレームが、前記センサの方向に向くように制御するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面の記録媒体は、前記プログラムを記録している。
本発明の一側面の制御方法、プログラム、並びに記録媒体においては、所定の形状のフレームに取り付けられている回転手段が、所定の方向に向くように制御される。その制御は、センサから得られる情報を基に行われる。
本発明の一側面によれば、音声や映像などを最適な位置に提供することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の衝立(例えば、図3の衝立スピーカ装置101)は、所定の形状のフレーム(例えば、図4のフレーム24)を回転させる回転手段(例えば、図4の回転軸113)を備え、前記フレームが所定の方向に向くように制御する。
前記回転手段は、複数のフレーム毎に設けられ、フレーム毎に回転を制御するようにすることができる(例えば、図16に示したフレーム24,24’)。
前記フレームには、振動材(例えば、図3の振動材31−1乃至31−3)が装着されるようにすることができる。
前記回転手段は、前記振動材が、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる(例えば、図8のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記フレームのそれぞれに振動材が装着され、前記回転手段のそれぞれは、前記振動材が、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる(例えば、図20のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記回転手段は、前記振動材からの音を集音するセンサ(例えば、図18のセンサ403)により集音された音を解析し、前記音の強度が適切な強度になるように回転を制御するようにすることができる(例えば、図20のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記フレームには、ディスプレイ(例えば、図10ディスプレイ231−1)が装着されるようにすることができる。
前記回転手段は、前記ディプレイが、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる(例えば、図8のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記フレームのそれぞれにディスプレイが装着され、前記回転手段のそれぞれは、前記ディスプレイが、ユーザの位置に向くように回転を制御するようにすることができる(例えば、図20のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記フレームには、鏡(例えば、図12の鏡251)が装着されるようにすることができる。
前記回転手段は、前記鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように回転を制御するようにすることができる(例えば、図15のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記フレームのそれぞれに鏡が装着され、前記回転手段のそれぞれは、前記鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように回転を制御するようにすることができる(例えば、図15,20のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記回転手段は、前記オブジェクトに照射されている光の強度を測定し、その測定結果が、所定の範囲内に収まるように回転を制御するようにすることができる(例えば、図15のフローチャートを参照して説明する処理)。
前記複数のフレーム毎に、異なる機能を有するものが装着されるようにすることができる(例えば、図11に示した振動材31、ディスプレイ231、鏡251)。
前記フレームを移動させる移動手段(例えば、図3の車輪23A,23B)をさらに備えるようにすることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図3は、本発明の一実施の形態の衝立スピーカ装置11の構成を示す図である。衝立スピーカ装置101は、スピーカの機能と同時に、衝立としての役割も果たす、本発明の音声出力装置の一例である。
衝立スピーカ装置101は、天井21に設けられたガイド22に、車輪23A、車輪23Bが嵌め込まれることにより、支持される構成とされる。
衝立スピーカ装置101は、車輪23A,23B、フレーム24、プレート25A−1乃至25B−3、振動材31−1乃至31−3、振動子41A乃至43Cを含むようにして構成される。
この車輪23Aと車輪23Bは、それぞれ、ビーム112に固定されている。ビーム112は、回転軸113で、ビーム111と接続されている。ビーム111は、フレーム24に固定されている。フレーム24は、振動材31−1乃至31−3を加重のかかる方向(垂直方向)に固定するための機構と、振動材31−1乃至31−3を図中前後方向に固定するための、プレート25A−1乃至25B−3を有している。
振動材31−1乃至31−3は、それらの支えにより着脱自在に固定されている。フレーム24とプレート25A−1乃至25B−3により、振動材31−1乃至31−3は固定されるように構成されている。
振動材31−1乃至31−3のそれぞれは、例えば、石膏ボード、MDF(Medium Density Fiberboard)などの木材、アルミプレート、カーボン、もしくはアクリルなどの樹脂、またはガラスなどの素材から板状に形成される。また、振動材31−1乃至31−3のそれぞれは、異なる素材を組み合わせた(積層させた)複合材料により形成するようにしてもよい。
また、振動材31−1乃至31−3の振動材には、それぞれ複数の振動子(図3では3つの振動子)が、図中横一列に取り付けられており、振動材31−1には、振動子41A乃至41C、振動材31−2には、振動子42A乃至42C、振動材31−3には、振動子43A乃至43Cが図中横一列にそれぞれ取り付けられている。
そして、例えば、アンプリファイアなどの音源(図示せず)に駆動された振動子41A乃至43Cのそれぞれが、音源から入力されてくる音声信号に応じて、振動材31−1乃至31−3のそれぞれを振動させることで、振動材31−1乃至31−3のそれぞれは、音声を出力する。すなわち、衝立スピーカ装置101は、音声信号を音声に変換するスピーカとしての役割を果たす。
また、振動子41A乃至43Cのそれぞれは、振動材31−1乃至31−3のそれぞれの振動特性にしたがって、所定の位置に着脱自在に配置される。
なお、図3の例において、衝立スピーカ装置101は、振動材31−1乃至31−3の3枚の振動材を固定しているが、本発明においては、振動材31の数は3枚に限らず、1または複数枚、着脱自在に固定することができる。すなわち、ユーザは、振動材31を垂直方向に自由に組み合わせることにより、衝立スピーカ装置101を所望の高さにすることができる。
また、以下の説明においては、プレート25A−1乃至25B−3を個々に区別する必要がない場合、単に、プレート25と称し、プレート25A−1、プレート25A−2、およびプレート25A−3を個々に区別する必要がない場合、単に、プレート25Aと称し、プレート25B−1、プレート25B−2、およびプレート25B−3を個々に区別する必要がない場合、単に、プレート25Bと称する。
また、以下の説明において、衝立スピーカ装置101の左右方向(図3中の左右方向)を、x軸方向とし、前後方向(図3中の紙面を貫く方向)を、y軸方向とし、上下方向(図3中の上下方向)を、z軸方向として説明する。
図3に示した衝立スピーカ装置101は、回転軸113を備える構造とされているため、フレーム24を、回転軸113を軸として回転させることが可能である。衝立スピーカ装置101は、ガイド22に沿って移動可能であるとともに、移動先で、回転軸113を軸とした回転を行うことで、フレーム24の向きをさらに変更することが可能である。すなわち、衝立スピーカ装置101は、ガイド22に沿って、大きな移動を行うことが可能であるとともに、回転軸113により角度の微調整を行うことが可能である。
図4は、図3に示した衝立スピーカ装置101のフレーム構造を示す図である。フレーム24には、振動材31を取り付けるための無数の穴が設けられている。この穴と、例えば、ボルトやナットなどの留め具により、振動材31はフレーム24に固定される。
ビーム111、ビーム112、およびビーム117は、それぞれ、タップ穴114、タップ穴115、およびタップ穴118を有する。ビーム111のタップ穴114とビーム112のタップ穴115は、ロック機構116を実現するために設けられている。回転軸113を軸として、フレーム24は回転することが可能な構造とされているが、例えば、衝立スピーカ装置101をガイド22に沿って移動させるとき、フレーム24が回転してしまうと移動させづらく、安全面からも好ましくない。移動中などに回転することを防ぐために、ロック機構116が設けられている。
図4に示したロック機構116は、タップ穴114とタップ穴115をそれぞれ貫通することで、また、貫通した状態で、固定されることで、ビーム111とビーム112の相対位置がずれることがない状態とする。ロック機構116をこのようにビーム111とビーム112に係合するように構成した場合、タップ穴114やタップ穴115は、図4に示したように、複数設けなくても良く、そのロック機構116を実現できる個数だけ設けられれば良い。また、ロック機構116は、図4に示した形状に限定されるものではなく、ビーム111とビーム112の相対位置が所定の位置からずれないような機構であればよい。
ビーム117は、フレーム24の下側に取り付けられている。ビーム117に設けられているタップ穴118は、センサなどを取り付けるために設けられている。ここでは、ビーム117をフレーム24の下側に設け、そこに、センサなどが取り付けられるとして説明を続けるが、ビーム117をフレーム24の下側以外に設けても良いし、ビーム117を設けずに、ビーム111やビーム112に、センサを取り付けるようにしても良い。
このように、衝立スピーカ装置101のフレーム24は、ビーム112に対して、回転軸113を軸として回転するように構成されている。次に、回転軸113について説明を加える。
図5に示すように、回転軸113は、ここでは、モータ151とプーリ152をつなぐ軸とする。モータ151には、図示していな動力源が接続されている。また、図5には図示していないが、モータ151には、モータ151の回転速度や回転方向を制御する制御部も接続されている。モータ151は、固定治具153により、ビーム112に固定される。固定治具153には、ボルトでビーム112に固定するための穴も設けられている。この固定治具153の穴と、ビーム112のタップ穴115にボルトが通され、ナットで締め付けられることにより、モータ151が、ビーム112に固定される。
プーリ152は、図6に示したような歯車状の凹凸のあるベルト161の凹凸に咬合するように構成されている。モータ151が駆動されることにより、プーリ152が回転し、プーリ152が回転することで、咬合しているベルト161が移動される。ベルト161の両端には、ボルトでビーム111に固定するための穴162も設けられている。よって、ベルト161が移動することで、ビーム111も移動することになる。この場合、回転軸113を軸として、回転することになる。
次に、モータ151の回転の制御について説明する。まずここでは、図3に示したような衝立スピーカ装置101を、ユーザの所望の位置に回転させるときを例に挙げて説明する。またここでは、ユーザの所望の位置とは、音響伝達ロスがない状態で、衝立スピーカ装置101からの音をユーザに伝達できる位置であり、ユーザが衝立スピーカ装置101の正面に位置するような位置である。
図7は、衝立スピーカ装置101を、ユーザの正面に向かせるためにモータ151を制御する制御部に係わるブロック図である。図7に示した制御部は、リモートコントローラデータ処理部201、回転制御部202、映像データ処理部203、および、背景データ保持部204を含む構成とされている。
リモートコントローラデータ処理部201は、衝立スピーカ装置101から出力される音の音量などを調整するときに操作されるリモートコントローラ(不図示)からの信号を処理する。回転制御部202は、モータ151の回転方向、回転スピード、回転角度などを制御する。回転制御部202の制御のもと、モータ151が駆動されることにより、衝立スピーカ装置101のフレーム24(ビーム111が固定されているフレーム24)が回転される。
映像データ処理部203は、図示されていないカメラからの入力信号を処理することで、ユーザの位置を認識し、その位置を示す位置IDを、回転制御部202に発行する。回転制御部202は、位置IDを基に、モータ151の回転角度などを制御する。映像データ処理部203に映像データを供給するカメラは、例えば、衝立スピーカ装置101のビーム112(図4)に取り付けられ、衝立スピーカ装置101が設置されている部屋を撮影するように構成されている。
なお、カメラにより撮影されるのは、動画像であっても良いし、静止画像であっても良い。静止画像の場合、所定の間隔で連続的に撮影され、その所定の間隔毎に、ユーザの居る位置を認識できるように構成した方が好ましい。
背景データ保持部204は、カメラにより撮像された映像を保持する。背景データ保持部204は、部屋の背景を、画像として保持する。部屋の背景とはここでは、ユーザ以外の、例えば、椅子や机といった基本的に動くことがない家具などの画像であるとする。映像データ処理部203は、カメラから供給される映像と、背景データ保持部204に保持されている背景を比較し、その差分を探し出すことで、ユーザの位置を認識する。
図8のフローチャートを参照し、図7に示した制御部により行われる処理について説明を加える。ステップS11において、電動回転機構位置や映像センサなどがリセットされる。ステップS11において、回転制御部202に保持されていたデータ(前回終了時の角度などのデータ)がリセットされ、映像データ処理部203の前回の処理結果などがリセットされる。
ステップS12において、人物位置の検出処理が実行される。人物位置の検出は、映像データ処理部203により行われる。映像データ処理部203は、例えば、人の肌の色を検出する機能と、パラメータを決定する機能を有する。カメラで撮像された画像が、図9に示したような画像であり、このような画像の画像データが、映像データ処理部203に供給されたとする。
図9に示したような画像から、人の肌の色を検出する機能により、人物の顔の領域が肌色抽出領域として抽出される。この肌色抽出領域は、図9に示した点線の四角形内の画像であり、ユーザの顔を含む領域とされる。このような肌色抽出領域から、肌色の領域がさらに検出され、その画素群の重心座標がユーザの居る位置と見なされる。肌色の抽出は、色相を示す値が、所定の範囲内の値である画素値が所定の値以上である場合の画素が求められる。ユーザの居る位置と見なされた位置のパラメータが、パラメータを決定する機能により決定され、位置パラメータ(位置ID)として出力される。
なお、このようなユーザの肌色部分の検出に関する詳細は、本出願人が先に出願した特開2007−74675号公報に記載されている。
ステップS12において、人物位置検出処理が実行されると、その処理結果が用いられて、ステップS13において、人物位置に変化があったか否かが判断される。人物位置に変化はないと判断された場合、ステップS12に処理が戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、ユーザが移動したか否かが、常に監視されている状態が維持され、ユーザが移動したと判断されたときに、その判断に基づく処理として、ステップS14移行の処理が実行される。
ステップS14において、位置IDが回転制御部202に発行される。すなわち、ユーザが移動したと判断されるときに、その移動先の位置IDが、回転制御部202に発行される。位置IDとは、上記したように、ユーザの部屋内の位置を特定できるIDである。
ステップS15において、電動回転機構が回転される。すなわち、回転制御部202は、供給された位置IDと、それまでの位置IDを比較し、ユーザがどの方向に、どれだけ移動したかを認識し、その認識結果に基づいて、モータ151を制御する。この制御により、ユーザが位置する方向に、衝立スピーカ装置101の正面が向くように回転される。
ステップS16において、機能終了であるか否かが判断される。例えば、リモートコントローラ(不図示)による指示や、インタラプト信号が入力されたときなどに、機能終了であると判断され、図8に示したフローチャートの処理は終了される。
このようにして、衝立スピーカ装置101に回転する機能を設け、その回転を、ユーザの位置に合わせるように制御することで、ユーザに対して音響伝達ロスがない状態で、音声を伝えることが可能となる。
このようなことは、音声に限られることではない。例えば、映像などでも、同じことが言える。すなわち、映像をユーザに提供するディスプレイの正面にユーザが位置していない場合、最適な位置で映像をユーザに提供できない可能性があり、ディスプレイ面が死角になってしまう可能性がある。よって、ユーザの正面に、ディスプレイの正面が位置することが好ましい。
衝立スピーカ装置101は、スピーカとしての機能を有するが、スピーカとしての機能の代わりに、映像を提供する機能を有するようにしても良い。図4に示したフレーム24に、振動材31の代わりに、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)などのパネル状のディスプレイ(モニタ)を取り付けることが可能である。
図10は、フレーム24にディスプレイを取り付けたときの一例を示す図である。図10に示した例では、ディスプレイ231―1乃至231−4が取り付けられている。図10に示した例では、ディスプレイ231―1は、1台で駆動し、ディスプレイ231−2乃至231−4は、3台で連動して駆動する。このように、ディスプレイ231―1乃至231−4を、振動材31の代わりにフレーム24に取り付けることが可能である。
なお、図3に示した衝立スピーカ装置101では、3枚の振動材31―1乃至31−3が装着されている例を示したが、また、図3に示した衝立スピーカ装置101に対応したフレーム24の構成を、図4に示したが、フレーム24の構成を変えることで、4枚以上の振動材31を取り付けることが可能である。そして、図10に示したように、4台のディスプレイ231−1乃至231−4を装着することも可能である。
このように、フレーム24にディスプレイ231を取り付けたときも、上記した実施の形態と同様に、例えば、図7に示した構成を有する制御部を有し、図8に示したフローチャートの処理が実行されることで、ディスプレイ231の正面を、ユーザが位置する方向に向かせることが可能である。よって、ディスプレイ面が死角になるようなことを防ぎ、ユーザにとって最適な方向に向けることができるようになる。
例えば、図16を参照して後述するように、本発明によれば、フレーム24に回転軸113を複数設けることが可能である。図10に示した例の場合、ディスプレイ231―1乃至231―4毎に回転軸113を設ければ(ディスプレイ231−1乃至231−4がそれぞれ装着されているフレーム毎に、回転軸113を設ければ)、ディスプレイ231―1乃至231−4を、それぞれ別の方向に向けることも可能となる。このように、複数の回転軸113を設けた場合、例えば、複数のユーザに対して、その複数のユーザ毎に最適な角度でディスプレイからの映像を楽しませることが可能となる。
図10に示した例では、4台のディスプレイ231―1乃至231−4がフレーム24に装着されている例を示し、図3に示した例では、3枚の振動材31−1乃至31−3がフレーム24に装着されている例を示したが、ディスプレイ231や振動材31といった同一の機能を有するものだけが、フレーム24に装着されることを限定しているわけではない。
すなわち、フレーム24には、異なる機能を有する異なるものを装着することが可能である。例えば、図11に示すように、フレーム24の上段には振動材31を装着し、中段にはディスプレイ231を装着そ、下段には鏡251を装着する構成とすることも可能である。
図11に示したような構成の場合、例えば、ディスプレイ231の映像に対応する音声を振動材31により出力させることが可能であり、かつ、回転軸113の回転が制御されることにより、そのディスプレイ231からの映像や振動材31からの音声を、ユーザにとって最適な位置で楽しませることが可能となる。
また、図11に示したような構成であり、振動材31、ディスプレイ231、および鏡251が、それぞれ独立に回転するように回転軸113が設けられるような構成にすることも後述するような機構により可能である。回転軸113を複数設けた場合、例えば、振動材31からの音声を、ユーザAに提供するのに最適な向きに振動材31を向けることが可能となる。そして、ディスプレイ231からの映像を、ユーザAとは異なる位置にいるユーザBに提供するのに最適な向きにディスプレイ231を向けることができる。すなわち、別々の位置に居るユーザに対して、別々のコンテンツを、それぞれのユーザにとって最適な向きで提供することが可能となる。
図11に示した例では、フレーム24に鏡251が装着されている例を示した。鏡251は、ユーザが、自分の姿を見るときに用いられる。また図11に示したように、鏡252に植物を映し、その映し出された植物をユーザが見て楽しんだりするときに用いられる。さらに、鏡252で外からの光を反射させて、外からの光を間接的に植物に当てさせたりするといったときにも、鏡251が用いられることがある。このような鏡251の用いられ方を考慮し、図12のように、鏡251のみを、フレーム24に装着しても良い。
図12に示した例では、フレーム24に鏡251だけが装着されている。そして、鏡251には、植物261が映っている状態である。フレーム24に鏡251を装着し、回転軸113を設けることで、ユーザが居る位置で、鏡251に映った植物261’を楽しませることができる。すなわち、ユーザが位置を変えたとしても、その位置の方向に回転軸113を軸として鏡251を回転させることができるので、ユーザの居る位置で、植物261’を楽しませることが可能である。
また、フレーム24に鏡251を装着することで、上記したように、植物261に外からの光を当てることが可能となる。すなわち、例えば、窓から室内に入ってくる光は、時間経過とともに、その位置が変化するが、その変化に合わせて、回転軸113による回転を制御すれば、光が入射される位置が変わろうとも、植物261に、鏡251により反射される光を当てることが可能となる。そのようなことを、ユーザの手を煩わすことなく行われるようにするための仕組みについて、説明を加える。
図13は、鏡251による反射される光を植物261に照射するためのシステムの構成を示す図である。フレーム24に鏡251が装着された衝立が設置されている部屋の窓281から、部屋に光が入射する。入射した光は、鏡251に当たり、反射され、植物261に照射される。植物261には、光センサ301が設置されている。なおここでは、光センサ301を例に挙げて説明を続けるが、光を検出するセンサであれば良く、例えば、照度センサにより照度を測定したり、カメラなどを用いて輝度などを測定したりする仕組みを、光センサ301として利用することができる。
光センサ301は、植物261に照射されている光の量を測定するために設けられており、その測定結果が用いられて、鏡251の角度が調整される。光センサ301は、回転軸113の回転を制御する制御部(図14)と無線または有線で接続され、測定結果を供給するように構成されている。
図14は、制御部の構成例を示す図である。図14に示した制御部は、リモートコントローラデータ処理部331、回転制御部332、および光センサデータ処理部333を含む構成とされる。
リモートコントローラデータ処理部331は、リモートコントローラ(不図示)からの信号を処理する。回転制御部332は、モータ151(図5)の回転方向、回転スピード、回転角度などを制御する。回転制御部332の制御のもと、モータ151が駆動されることにより、鏡251が装着されているフレーム24(ビーム111が固定されているフレーム24)が回転される。
光センサデータ処理部333は、光センサ301(図13)からの入力信号を処理することで、植物261に照射されている光の量(強度など)を測定し、その測定結果から、回転が必要であるか否かを判断し、その判断結果を回転制御部332に供給する。回転制御部332は、供給された判断結果に基づき、モータ151の回転角度などを制御する。モータ151が回転され、鏡251の向きが変わることにより、反射される光の向きも変わるため、光センサ301の測定結果も変化する。この変化を観測することで、最適な角度となるように、鏡251の位置が調整される。
次に、図15のフローチャートを参照し、植物261に外光を照射させるための制御について説明する。ステップS51において、電動回転機構位置や光センサ301などがリセットされる。ステップS51において、回転制御部332に保持されていたデータ(前回終了時の角度などのデータ)がリセットされ、光センサ301の前回の処理結果などがリセットされる。
ステップS52において、光センサ301により光の強度などの測定が開始され、その測定結果のデータが入力される。ここでは、光の強度が測定されるとして説明を続ける。光センサ301により測定された、その時点で植物261に照射されている光の強度は、光センサデータ処理部333に供給され、解析などの処理が実行される。
ステップS53において、電動回転機構の駆動、すなわち、モータ151による回転軸113の回転が実行される。ステップS53において、電動回転機構が回転されることにより、光センサ301で測定される光の強度が変化する場合がある。変化した光の強度が最適なところで、回転を止めるために、ステップS54において、光センサ301で測定された光の強度が、所定の閾値以内であるか否かが判断される。ここでは、閾値として閾値TH1と閾値TH2が設定されている。閾値TH1と閾値TH2は、閾値TH1<閾値TH2という関係を満たす値である。
光センサ301で測定された光の強度を強度Vとしたとき、下記の条件が満たされるか否かが、ステップS54において判断される。この条件が満たされるときの強度Vが、植物261に照射されている光の強度Vとして、最適な光の強度Vである。
閾値TH1<強度V<閾値TH2
光センサデータ処理部333は、光センサ301から供給される測定結果が、この条件を満たすか否かを判断し、その判断結果を、回転制御部332に供給する。回転制御部332は、判断結果が、条件が満たされてないことを示している場合、さらにモータ151を制御して回転させ、条件が満たされていることを示している場合、モータ151の回転を停止させる。
ステップS54において、光センサ301で測定された光の強度Vが、閾値TH1<強度V<閾値TH2という条件を満たさないと判断された場合、ステップS52に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS52乃至S54の処理が繰り返されることにより、閾値TH1<強度V<閾値TH2の条件が満たされる状態にされる。この閾値TH1<強度V<閾値TH2が満たされる状態とは、植物261に適切な量の光が照射されている状態である。
すなわち、換言すれば、ステップS52乃至S54の処理が繰り返されることにより、植物261に適切な量の光が照射される状態にされる。よって、ステップS54において、閾値TH1<強度V<閾値TH2が満たされると判断された場合、ステップS55に処理が進められ、電動回転機構の回転が停止される。
ステップS56において、機能終了であるか否かが判断される。例えば、リモートコントローラ(不図示)による指示や、インタラプト信号が入力されたときなどに、機能終了であると判断され、図15に示したフローチャートの処理は終了される。一方、ステップS56において、機能終了ではないと判断された場合、ステップS52に処理が戻され、それ以降の処理が繰り返される。処理が繰り返されることにより、窓281からの外光の向きが変わり、鏡251により反射される光の強度が変化したときには、適切な角度に鏡251の向きが変更されるようにすることができる。
このように、回転機能を有する鏡251の回転を制御することで、かつ、その制御を光センサ301からの測定結果に基づき行うことで、ユーザの手を煩わすことなく、植物261に外光を長い時間照射させることが可能となる。
なお、ここでは、植物261に光を当てることを例に挙げて説明したが、例えば、洗濯物に光を照射したり、ユーザの手元を照らす照明として用いたり、その用途は、種々考えられる。そして、そのような所定のオブジェクトに光を照射させるような用途であっても、上述した構成や処理を適用することで対応することができる。
また、図12乃至図15を参照して説明した実施の形態においては、フレーム24に鏡251が1枚だけ装着された例に挙げて説明したが、異なる回転軸を有する複数の鏡251がフレーム24に装着されるように構成することも可能である。そして、複数枚の鏡251を有する構成とした場合、それぞれの鏡251を、異なる方向に向けることが可能となり、異なる位置に置いてある植物などに、それぞれ最適な光を照射させることが可能である。
また、最適な光を照射させるためには、上記した閾値TH1や閾値TH2を適宜設定すればよい。例えば、植物261に照射する光の強度と、ユーザの手元を照射する光の強度を、異なる強度としたい場合には、閾値TH1や閾値TH2を、所望の強度になるように設定すれば良い。
次に、回転軸113を複数設けたときの、フレーム24の構成について説明する。図16は、2個の回転軸を設けたフレーム24の構成を示す図である。図16に示した例では、上側のフレームをフレーム24とし、下側のフレームをフレーム24’とする。
フレーム24の上部には、ビーム111が固定されている。ビーム111とビーム112は、回転軸113を介して、回転自在に接続されている。この部分に関しては、図4に示したフレーム24と同様の構成とされている。なお、図16には図示していないが、ビーム112には、図4に図示したビーム112と同様に、車輪23Aや車輪23Bが固定されており、天井21に設けられたガイド22(図3)に沿って、移動可能に構成されている。
フレーム24の下部には、ビーム112’が固定されている。このビーム112’は、ビーム112と同様の構成と機能を有する。ビーム112’は、回転軸113’を介してビーム111’と回転自在に接続されている。このビーム111’は、ビーム111と同様の構成と機能を有する。また、回転軸113’は、回転軸113と同様の構成と機能を有する。
ビーム111’は、フレーム24’に固定されている。ビーム111’は、回転軸113’を軸として回転可能に取り付けられているため、フレーム24’は、フレーム24に対して回転可能に取り付けられていることになる。フレーム24’の下側には、ビーム117が固定されている。
回転軸113と回転軸113’は、基本的に同様の構成を有し、その構成は、図5や図6を参照して説明したようにモータ151などを含む構成とされている。図16に示した構成によれば、フレーム24は、回転軸113を軸として回転し、フレーム24’は、回転軸113’を軸として回転し、その回転は、それぞれ個別に行うことが可能である。
よって、図17に示すように、フレーム24とフレーム24’を、それぞれ異なる方向に向けることができる。図17には、フレーム24に振動材31−1を装着し、フレーム24’に振動材31−2を装着した例を示している。このように、振動材31−1や振動材31−2をフレーム24(24’)に装着した場合、衝立スピーカ装置101’として用いることができる。
衝立スピーカ装置101’の振動材31−1からの音は、図17に示したように、振動材31−1の正面方向である進行方向Aの方向に出力され、振動材31−2からの音は、振動材31−2の正面方向である進行方向Bの方向に出力される。進行方向Aと進行方向Bは、異なる方向である。すなわち、振動材31−1が向いている方向と振動材31−2が向いている方向が異なれば、異なる方向に音を出力させることができ、本実施の形態においては、そのようなことを実現できる。
このように、異なる方向に音を出力させることの効果なども含め、以下に具体例を挙げて説明を加える。図18は、衝立スピーカ装置101’が設置された部屋を疑似的に示した図である。
第1のポイントには、ユーザ401が位置している。ユーザ401の近傍には、ユーザ401が操作するリモートコントローラ402や、ユーザ401の近傍の音に関する情報を収集するセンサ403が位置している。同様に、第2のポイントには、ユーザ411が位置している。ユーザ411の近傍には、ユーザ411が操作するリモートコントローラ412や、ユーザ411の近傍の音に関する情報を収集するセンサ413が位置している。
第3のポイントには、衝立スピーカ装置101’が設置されている。図18に示した状態のとき、本実施の形態を適用した衝立スピーカ装置101’であれば、第1のポイントに位置するユーザ401に向けて音を出力することも、第2のポイントに位置するユーザ411に向けて音を出力することも、同時に行うことが可能である。よって、ユーザ401とユーザ411に対して、それぞれ音響伝達ロスのない状態で、音を提供することが可能となる。
振動材31−1と振動材31−2から、同一の音を出力するようにした場合、ユーザ401とユーザ411は同一の音を聞き、その音は、それぞれのユーザにとって、振動材31−1または振動材31−2が最適な向きに向いているため、それぞれのユーザにとって最適な音であるようにすることができる。
また、振動材31−1と振動材31−2から、異なる音を出力するようにした場合、通常なら異なる音が交わってしまい、聞きづらい音となってしまうが、それぞれのユーザにとって、振動材31−1または振動材31−2が最適な向きに向いているため、向けられている振動材31−1または振動材31−2からの音の方が良く聞こえるようになる。よって、結果として、振動材31−1と振動材31−2から、異なる音を出力するようにした場合、それぞれの音を所望とするユーザに対して、それぞれの音を提供することが可能となる。
このようなことを可能にするために衝立スピーカ装置101’の回転軸113と回転軸113’のそれぞれの回転を制御する制御部は、図19のような構成とされる。すなわち、図19に示した制御部は、音声セレクタ部451、音質調整部452、第1回転制御部453、第2回転制御部454、およびセンサデータ処理部455を含む構成とされる。
音声セレクタ部451は、外部から音声信号を入力する。同一の音声を異なるチャンネルに出力する場合には、入力された音声信号が異なるチャンネルに出力されるような制御を行う。異なる音声を異なるチャンネルに出力する場合には、入力される異なる音声信号を、異なるチャンネルにそれぞれ振り分け、異なるチャンネルで出力されるような制御を行う。なおここでは、異なるチャンネルとは、2チャンネルである場合を例に挙げ、そのうちの1チャンネルは振動材31−1を含むスピーカ機能とし、もう1チャンネルは振動材31−2を含むスピーカ機能であるとする。
音声セレクタ部451は、入力された音声信号を、どのチャンネルに出力するかなどの制御を、リモートコントローラ402やリモートコントローラ412からのリモートコントローラデータに基づいて行う。
音質調整部452は、音量や各伝達特性を補正するようなフィルタ演算を行い、その演算が施された音声信号を、振動材31−1や振動材31−2にそれぞれ出力する。
第1回転制御部453は、回転軸113の回転の制御を行う。その制御はリモートコントローラ402からのリモートコントローラデータと、センサデータ処理部455からのデータに基づいて行われる。同様に、第2回転制御部454は、回転軸113’の回転の制御を行う。その制御はリモートコントローラ412からのリモートコントローラデータと、センサデータ処理部455からのデータに基づいて行われる。
センサデータ処理部455は、センサ403やセンサ413からの測定結果のセンサデータを入力し、そのセンサデータを解析する。解析結果は、第1回転制御部453と第2回転制御部454に供給される。センサ403やセンサ413は、音量を測定できるセンサなどを用いることができる。ここでは、センサ403やセンサ413は、それぞれマイクロホンであるとして説明を続ける。
図19に示した制御部の動作について、図20のフローチャートを参照して説明する。ステップS81において、電動回転機構位置やセンサ403,413などがリセットされる。ステップS81において、第1回転制御部453や第2回転制御部454に保持されていたデータ(前回終了時の角度などのデータ)がリセットされ、センサ403,413の前回の処理結果などがリセットされる。
ステップS82において、回転システムの値がN=0にセットされる。回転システムとは、1つの回転軸と、その回転軸を軸として回転するフレームや振動材からなるシステムである。例えば、ここで例に挙げている図17に示した構成においては、回転軸113とフレーム24(振動材31−1)で、1つの回転システムが構成され、回転軸113’とフレーム24’(振動材31−2)で、1つの回転システムが構成される。よって、図17に示した衝立スピーカ装置101’には、2つの回転システムが含まれることになる。
回転軸の制御は、ここでは、回転システム毎に順次行われるとして説明を続ける。そこで、制御対象となる回転システムを設定するために、各回転システムに番号を割り当てるとする。ステップS82の処理は、処理対象となる回転システムの番号を初期化する処理である。ここでは、回転軸113を含む回転システムの番号を“0”とし、回転軸113’を含む回転システムの番号を“1”とする。
ステップS83において、センサからのセンサデータの入力が行われる。ここでは、回転システムの番号Nが“0”に設定されている状態なので、回転軸113を含む回転システムを制御するためのセンサデータが入力される。回転軸113を含む回転システムは、ユーザ401(図18)の居る位置に向けられるとする。このように設定されているときには、ユーザ401の近傍に設置されているセンサ403(図18)からのセンサデータが入力され、処理される。
ステップS83において、センサデータ処理部455に、センサ403からのセンサデータが供給されると、ステップS84において、センサデータの処理が実行される。すなわち、センサ403は、この場合、マイクロホンであり、マイクロホンにより集音された音のデータがセンサデータとして供給される。そのようなセンサデータが解析され、音の強度が測定される。
なお、振動材31−1から出力される音波や、センサ403で集音される音波は、可聴帯域内の音波だけに限定されるわけではない。例えば、振動材31−1の角度を調整するための処理(図20に示したフローチャートの処理)が実行されるときには、ユーザ401には聞こえない音が用いられて処理が行われるようにしても良い。
すなわちこの場合、振動材31−1から音が出力されていると、その音が、センサ403で集音され、その集音されている音の強度が測定されることになる。ステップS85において、第1回転制御部453により回転装置相対位置が計算される。そして、ステップS86において、第1回転制御部453は、計算結果を用いて、回転軸113の回転を制御する。ステップS87において、センサの感度は最大であるか否かが判断され、最大でないと判断された場合、ステップS83に処理が戻され、それ以降の処理が繰り返される。
ステップS83乃至S87の処理が繰り返されることにより、音の強度が最大になる位置まで、振動材31−1が回転される。音の強度が最大の位置とは、結果的に、ユーザ401に、振動材31−1の正面が向いている状態であり、音響伝達ロスがない状態である。このような好ましい状態に、ステップS83乃至S87の処理が繰り返されることにより移行される。
ステップS87において、センサの感度が最大であると判断された場合、ステップS88に処理が進められる。ステップS88において、回転システムの番号Nが最大値であるか否かが判断される。この場合、番号Nの最大値は“1”であるので、ステップS88における判断が行われるときの番号Nの値が1以下であれば、ステップ89に処理が進められる。
ステップS89において、回転システムの番号が1だけインクリメントされる。1だけインクリメントされることにより、処理対象とされる回転システムが変更されたことになり、その変更された回転システムに対して、ステップS83以降の処理が繰り返される。
図17に示した衝立スピーカ装置101’のように、2つの回転軸131,131’を有する場合、第2の回転軸(この場合、回転軸131’)は、第1の回転軸(この場合、回転軸113)との相対関係より成り立つ。1つめの回転システムの制御が終了すると、次の回転システムの制御に処理が移行し、2つめの回転システムの相対回転角度が決定され、その決定に基づいて2つの目の回転システムの制御が行われる。このようにして、1つめの回転システムの制御と同様に、2つめの回転システムの制御も行われる。
一方、ステップS88において、回転システムの番号は、最大値であると判断された場合、全ての回転システムに対して回転に関する処理が終了したことを示しているので、図20に示したフローチャートの処理は終了される。
このようにして、複数の回転軸が設けられている衝立スピーカ装置101’の各振動材31が、各ユーザにとって、最適な位置に向けられる。
このような複数の回転軸を有する装置の制御は、衝立スピーカ装置101’のように、音声を出力するスピーカにだけ適用されるのではなく、他の装置においても適用することが可能である。上述したように、フレーム24には、同一の機能を有するものを複数装着することも可能であるし、異なる機能を有する異なるものを装着することも可能であるように構成されている。また、回転軸も複数備えることが可能であるように構成されている。よって、以下のような適用例も、本実施の形態を適用すれば、実現できる。
例えば、図10を参照して説明したように、フレーム24やフレーム24’にディスプレイを装着し、それぞれのディスプレイを、異なる方向に向け、異なる方向に位置するユーザに、ディスプレイからの映像などを提供するといったことも、本発明を適用すれば、可能になる。
また、例えば、図11を参照して説明したように、振動材、ディスプレイ、鏡といった異なる機能を有するものを装着し、それぞれ異なる方向に向けるといったことも、本発明を適用すれば可能になる。よって、例えば、音楽を楽しむユーザに振動材を向け、映像を楽しむユーザにディスプレイを向け、植物に光を当てるために、植物の方向に鏡を向けるといったことも可能になる。
このように、本発明によれば、単なる衝立て間仕切りのみの機能だけでなく、複数の回転軸を持つ回転可能なフレーム構造に複数のスピーカ、ディスプレイ、鏡など、様々な機能を有するものを取り付けることが可能となる。そして、状況に応じてそれぞれの機能が、適切な位置に移動することが可能であるとともに、移動先で回転軸を軸として回転することが可能な構成とすることができる。そのため、複数枚のフレーム構造でいままでにないような効果を期待することができる。
このような本実施の形態を適用した装置は、リビング、会議室、映画館、舞台などをはじめとする天井のついた施設において使用することが可能である。
また、本実施の形態として例に挙げた衝立スピーカ装置101(101’)は、音声伝達効果を向上させるための衝立スピーカ装置であり、フレーム構造である。この衝立スピーカ装置のフレーム構造には、音の進行方向すなわち指向性を制御するための回転機構を取り付けたり、人の位置を検出するセンサなどを取り付けたりすることが可能なフレーム機構である。その結果、ユーザの聞いている位置を問わず、ユーザに最適な音を届けることが可能となる。またこのようなフレーム構造を使うことで映像フラットパネルを取り付けることもでき、ユーザの位置に最適な視野角を確保することもできる。
上述した一連の処理(例えば、回転軸131の制御に関する処理)は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図21は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータのハードウェアの構成の例を示すブロック図である。コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503は、バス504により相互に接続されている。
バス504には、さらに、入出力インターフェース505が接続されている。入出力インターフェース505には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部506、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部507、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部508、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部509、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア511を駆動するドライブ510が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU501が、例えば、記憶部508に記憶されているプログラムを、入出力インターフェース505およびバス504を介して、RAM503にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU501)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア511に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア511をドライブ510に装着することにより、入出力インターフェース505を介して、記憶部508にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部509で受信し、記憶部508にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM502や記憶部508に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
従来の衝立スピーカ装置の一例の構成を示す図である。 音響伝達ロスについて説明する図である。 本発明を適用した衝立スピーカ装置の一実施の形態の構成を示す図である。 フレーム構造について説明する図である。 回転機構の構造について説明する図である。 回転機構の構造について説明する図である。 制御部の構成例を示す図である。 モータの回転制御について説明するフローチャートである。 ユーザの位置の検出の仕方について説明する図である。 フレームにディスプレイを装着した場合について説明する図である。 フレームに異なる機能を有する装置を装着した場合について説明する図である。 フレームに鏡を装着した場合について説明する図である。 鏡の回転の制御に係わるシステムの構成例を示す図である。 制御部の構成例を示す図である。 モータの回転制御について説明するフローチャートである。 複数の回転軸を有するフレーム構造について説明する図である。 スピーカとして用いたときの構成について説明する図である。 スピーカの配置について説明する図である。 制御部の構成例を示す図である。 モータの回転制御について説明するフローチャートである。 記録媒体について説明する図である。
符号の説明
21 天井, 22 ガイド, 23 車輪, 24 フレーム, 25 プレート, 31 振動材, 41 振動子, 101 衝立スピーカ装置, 111,112 ビーム, 113 回転軸, 114,115 タップ穴, 116 ロック機構, 117 ビーム, 118 タップ穴, 151 モータ, 152 プーリ, 161 ベルト, 201 リモートコントローラデータ処理部, 202 回転制御部, 203 映像データ処理部, 204 背景データ保持部, 231 ディスプレイ, 251 鏡, 301 光センサ, 331 リモートコントローラデータ処理部, 332 回転制御部, 333 光センサデータ処理部, 403,413 センサ, 451 音声セレクタ部, 452 音質調整部, 453 第1回転制御部, 454 第2回転制御部, 455 センサデータ処理部

Claims (24)

  1. 所定の形状のフレームを回転させる回転手段を備え、
    前記フレームが所定の方向に向くように回転を制御する
    衝立。
  2. 前記回転手段は、複数のフレーム毎に設けられ、フレーム毎に回転を制御する
    請求項1に記載の衝立。
  3. 前記フレームには、振動材が装着される
    請求項1に記載の衝立。
  4. 前記回転手段は、前記振動材が、ユーザの位置に向くように回転を制御する
    請求項3に記載の衝立。
  5. 前記フレームのそれぞれに振動材が装着され、
    前記回転手段のそれぞれは、前記振動材が、ユーザの位置に向くように回転を制御する
    請求項2に記載の衝立。
  6. 前記回転手段は、前記振動材からの音を集音するセンサにより集音された音を解析し、前記音の強度が適切な強度になるように回転を制御する
    請求項3に記載の衝立。
  7. 前記フレームには、ディスプレイが装着される
    請求項1に記載の衝立。
  8. 前記回転手段は、前記ディプレイが、ユーザの位置に向くように回転を制御する
    請求項7に記載の衝立。
  9. 前記フレームのそれぞれにディスプレイが装着され、
    前記回転手段のそれぞれは、前記ディスプレイが、ユーザの位置に向くように回転を制御する
    請求項2に記載の衝立。
  10. 前記フレームには、鏡が装着される
    請求項1に記載の衝立。
  11. 前記回転手段は、前記鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように回転を制御する
    請求項10に記載の衝立。
  12. 前記フレームのそれぞれに鏡が装着され、
    前記回転手段のそれぞれは、前記鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように回転を制御する
    請求項2に記載の衝立。
  13. 前記回転手段は、前記オブジェクトに照射されている光の強度を測定し、その測定結果が、所定の範囲内に収まるように回転を制御する
    請求項10に記載の衝立。
  14. 前記複数のフレーム毎に、異なる機能を有するものが装着される
    請求項2に記載の衝立。
  15. 前記フレームを移動させる移動手段をさらに備える
    請求項1に記載の衝立。
  16. 所定の形状のフレームを有する衝立の回転手段を制御する制御手段の制御方法において、
    外部のセンサから入力されるデータに基づき、前記フレームが、前記センサの方向に向くように制御する
    制御方法。
  17. 複数のフレーム毎に設けられた回転手段を、それぞれ制御する
    請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記フレームには、振動材が装着され、その振動材が、ユーザの位置に向くように制御する
    請求項16に記載の制御方法。
  19. 前記振動材からの音を集音するセンサにより集音された音を解析し、前記音の強度が適切な強度になるように制御する
    請求項18に記載の制御方法。
  20. 前記フレームには、ディスプレイが装着され、そのディスプレイが、ユーザの位置に向くように制御する
    請求項16に記載の制御方法。
  21. 前記フレームには、鏡が装着され、その鏡が、所定のオブジェクトの位置に向くように制御する
    請求項16に記載の制御方法。
  22. 前記オブジェクトに照射されている光の強度を測定し、その測定結果が、所定の範囲内に収まるように制御する
    請求項21に記載の制御方法。
  23. 所定の形状のフレームを有する衝立の回転手段を制御する制御手段を制御し、
    外部のセンサから入力されるデータに基づき、前記フレームが、前記センサの方向に向くように制御する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  24. 請求項23に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
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