JPS6336360Y2 - - Google Patents

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JPS6336360Y2
JPS6336360Y2 JP1986087132U JP8713286U JPS6336360Y2 JP S6336360 Y2 JPS6336360 Y2 JP S6336360Y2 JP 1986087132 U JP1986087132 U JP 1986087132U JP 8713286 U JP8713286 U JP 8713286U JP S6336360 Y2 JPS6336360 Y2 JP S6336360Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、小型電子式計算機等の小型電子機
器に用いられる液晶表示装置に関する。
[従来技術とその問題点] 近年、小型電子式計算機等の表示部として液晶
表示装置が多く用いられている。この液晶表示装
置をダイナミツク駆動する際には、例えば液晶表
示装置の第1電極(セグメント電極)と第2電極
(バツクプレート電極)との夫々に所定レベルの
交流電圧信号を印加し、第1電極と第2電極間の
電位差の実行値の大きさにより点灯を行なわせる
ものであり1/3バイアス−1/3デユーテイ、1/2バ
イアス−1/2デユーテイ等種々の駆動方式がある。
例えば、1/3バイアス−1/3デユーテイ駆動方式で
は第2電極駆動信号X,Y,Zを順次第2電極に
印加し、X,Y,Zのタイミング毎に例えば表示
桁数の3倍のビツト数からなる表示バツフアに表
示データを読みこませ、この表示データに基づい
て所定の第1電極駆動信号を第1電極に印加して
表示を行なう表示方式が従来より考えられてい
る。この表示方式によれば表示バツフア数が少な
くなり回路構成が簡単となるが、X,Y,Zのタ
イミング毎に表示データを表示バツフアに読みこ
ませる必要があるため、時計付小型電子式計算機
の如く同一の表示データにより表示している際に
ROM,RAM等の演算処理回路の動作を停止さ
せ、液晶駆動に要する回路のみを動作させて消費
電力の低減を計るものに用いることはできない。
そこで、第2電極駆動信号X,Y,Zの数に対
応して表示桁数の3倍のビツト数からなるスタテ
イツクな表示バツフアを3個設け、予めX,Y,
Zに対応する表示データを各表示バツフアに異な
るクロツクにより読みこませたのちは、X,Y,
Z夫々のタイミング毎に第1電極駆動信号を第1
電極に印加し表示を行なう表示方式が考えられ
る。しかしながら、この表示方式ではクロツクの
数が増大し、配線及び回路構成が複雑となり、回
路全体をLSI化した場合にはLSIが大きくなる等
の欠点があつた。
[考案の目的] この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
表示データをシフトレジスタに読みこませた後は
表示データを循環保持させることにより消費電力
の低減を計る液晶表示装置を提供することを目的
とする。
[考案の要点] この考案は、表示データを第2電極駆動信号に
対応した複数のシリアルデータに変換し、変換さ
れたシリアルデータの総てを循環記憶するシフト
レジスタに記憶させ、これらのデータを第1電極
駆動信号に基づいて液晶表示させるようにしたも
のである。
[考案の実施例] 以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。第1図は本考案を適用した小
型電子式計算機の回路構成図である。図中1は
ROM(リードオンリメモリ)で各種の動作を制
御するマイクロプログラムが記憶されており、
RAM(ランダムアクセスメモリ)の行アドレス
を指定する行アドレス信号U及び列アドレスを指
定する列アドレス信号L、インストラクシヨンデ
コーダ3の制御を行なうインストラクシヨン信号
INS及びネクストアドレス信号NA等を並列的に
出力する。このネクストアドレス信号NAは
ROMアドレス部4に与えられ、このROMアド
レス部4によりROM1のネクストアドレスが指
定される。上記インストラクシヨンデコーダ3は
タイミング信号発生回路5から出力されるクロツ
ク信号φ1,φ2及び三相のタイミング信号t1〜t3
基づいてインストラクシヨン信号INSをデコード
し、表示信号D、読出し/書込み信号R/W等各
種の制御信号を出力する。この読み出し書き込み
信号R/WはRAM2のデータの読出し、書込み
動作を制御する信号である。また、上記インスト
ラクシヨンデコーダ3には後述するタイミング信
号X′が入力しており、上記表示信号Dはこのタ
イミング信号x′の立上りに同期して2値論理レベ
ルの“1”となり、次のタイミング信号x′の立上
りに同期して“0”となる信号である。また、上
記行アドレス信号Uは3ビツトデータとして
RAM2の行アドレス入力端子に入力されるもの
で、この3ビツトデータのうち最下位ビツト信号
はオアゲート6を介して入力され、列アドレス信
号LはRAM2の列アドレス入力端子に入力され
る。上記オアゲート6の他方の入力端にはアンド
ゲート7の出力信号が入力しており、このアンド
ゲート7には表示信号D、後述するタイミング信
号z′及びオアゲート8を介してタイミング信号
t1,t3が入力している。
上記RAM2はAレジスタ、Bレジスタ等各種
のレジスタにより構成されている。Aレジスタは
数値データ記憶用で行アドレス信号Uが「000」
のとき指定され、Bレジスタは小数点及び記号デ
ータ記憶用で行アドレス信号Uが「001」のとき
指定され、夫々1桁4ビツトで8桁の容量を有し
ている。ここで、小数点データ及び記号データは
Bレジスタにおいて表示すべき桁に対応する桁に
小数点コード「0010」、記号コード「0100」とし
て記憶される。しかして、上記行アドレス信号U
及び列アドレス信号Lにより指定されたレジスタ
のデータは、演算処理時には演算部9に入力され
所定の演算処理が施され、その演算結果データは
RAM2内の指定されたレジスタに入力される。
また、表示処理時には通常行アドレス信号〔U〕
の内容が「000」となりAレジスタが指定され、
Aレジスタのデータが桁毎に4ビツトデータとし
て図示せぬバツフアを介してデコーダ10に入力
される。なお、このときRAM2にはインストラ
クシヨンデコーダ3から読み出し信号R/Wが与
えられる。そしてこのデコーダ10に入力された
データはデコードされ、その内容に応じた列ライ
ンR0〜R15が指定される。この列ラインR0〜R15
は数値「0」〜「9」、小数点、記号等のデータ
に対応づけられているもので、列ラインR0〜R15
の出力信号はエンコーダ11に入力されセグメン
ト信号S1〜S9に変換される。このエンコーダ11
ではデータを日の字形の7セグメントに分解し、
また小数点を1個のドツトセグメント、記号を1
個のセグメントとして表示するため合計9個のセ
グメント記号S1〜S9にエンコードするものであ
る。そして、セグメント信号S1〜S9は選択回路1
2に入力され後述するタイミング信号x′,y′,
z′により選択され変換回路13に入力される。こ
の変換回路13は選択された上記セグメント信号
S1〜S9をタイミング信号t1,t2,t3によりシリア
ルデータに変換して夫々端子a,b,cから1ビ
ツトずつ1桁3ビツトのシリアルデータとして出
力し、合計8桁分24ビツトのシリアルデータをタ
イミング信号x′,y′,z′毎に出力するものであ
る。なお、タイミング信号z′のタイミングでタイ
ミング信号t1,t2の出力時には前記アンドゲート
7の出力信号が“1”になるため前記オアゲート
6を介して行アドレス信号Uが「001」となりB
レジスタが指定され、小数点データ及び記号デー
タがRAM2から読み出されるようになつている。
しかして、上記シリアルデータはアンドゲート1
4、オアゲート15を介して直列に接続されてい
るシフトレジスタ16,17,18にクロツク信
号φAにより順次詰めこまれる。このシフトレジ
スタ16,17,18は夫々容量24ビツトからな
り上記の如く夫々が直列に接続され、シフトレジ
スタ18の出力端はアンドゲート19及び上記オ
アゲート15を介しシフトレジスタ16の入力端
に接続される。また、前記表示信号Dが上記アン
ドゲート14の他方の入力端に直接アンドゲート
19の他方の入力端に直接、アンドゲート19の
他方の入力端にインバータ20を介し与えられて
おり、表示信号Dが“1”の間は上記シリアルデ
ータがアンドゲート14及びオアゲート15を介
し順次シフトレジス16,17,18に読みこま
れ、表示信号Dが“0”の間はアンドゲート19
及びオアゲート15を介してシフトレジスタ1
6,17,18の内容が循環保持されるようにな
つている。そして、上記シフトレジスタ16の各
ビツト出力は表示バツフア21に後述するクロツ
ク信号φBによりパラレルデータとして読み込ま
れ、更に第1電極駆動回路22に与えられ第1電
極駆動信号a1〜c8が出力され液晶表示装置23に
送られる。
一方、インストラクシヨンデコーダ3から出力
される表示信号D及びタイミング信号発生回路5
から出力されるクロツク信号φ1,φ2は液晶駆動
用タイミング信号発生回路24に与えられる。こ
の液晶駆動用タイミング信号発生回路24はこれ
に基づいてタイミング信号x′,y′,z′,x,y,
z及びクロツク信号φA,φBを常時出力する。上
記タイミング信号x,y,zはタイミング信号
x′,y′,z′より1タイミングだけ遅れて出力され
る信号で第2電極駆動回路25に入力され、また
クロツク信号φAはタイミング信号x′,y′,z′出力
時に夫々24発出力される信号、更にクロツク信号
φBはタイミング信号x,y,zの立上りに同期
して出力される信号である。そして、上記第2電
極駆動回路25はタイミング信号x,y,zに基
づいて第2電極駆動信号X,Y,Zを作成し液晶
表示装置23に送る。
上記液晶表示装置23は第1電極及び第2電極
として日の字状からなるセグメント、小数点用の
ドツトセグメント、記号用のセグメントが結果的
にマトリツクスとなるように構成されており、第
1電極駆動信号a1〜c8及び第2電極駆動信号X,
Y,Zにより1/3デユーテイでタイナミツク駆動
され、数値、小数点及び記号が表示される。ここ
で第2図を用いて各表示に対する変換回路の端子
a,b,cの出力状態を簡単に説明する。例えば
数値データ「0」がRAM2から読み出された場
合にはデコーダ10において列ラインR0に出力
信号が得られ、エンコーダ11によりエンコード
されてセグメント信号S1,S2,S4,S6,S7,S8
得られる。そしてタイミング信号x′の出力時では
a,b,cの各端子に“1”信号が得られ、タイ
ミング信号y′の出力時ではa,c端子に“1”,
b端子に“0”信号が得られ、またタイミング信
号z′の出力時ではa,c端子に“0”,b端子に
“1”信号が得られる。また、小数点データが
RAM2から読み出された場合にはタイミング信
号z′の出力時のみa端子に“1”,b,c端子に
“0”信号が得られ、同様に記号データの場合に
もタイミング信号z′の出力時のみa,b端子に
“0”,c端子に“1”信号が得られるもので、他
の数値データにおいても第2図に示す如き各端子
の出力状態となる。
次に、上記の如く構成されたこの実施例の動作
について第3図乃至第6図を参照しながら具体的
に説明する。ここで第3図は表示例を示したもの
で、例えば数値データを1〜3桁に「123」、小数
点データを3桁目に、また例えばラジアン
(RAD)、度(DEG)、グラジアン(GRA)等の
角度単位等を指示するための記号データを1桁目
に表示する場合である。そして第4図は第3図の
表示例に基づいたRAM2のAレジスタ、Bレジ
スタの記憶内容を示したものである。すなわちA
レジスタの1〜3桁には数値データに対応する4
ビツトのデータが記憶され、その他の桁にはブラ
ンキングコードとして「1111」が記憶される。そ
してBレジスタの3桁目に小数点データとして
「0010」及び1桁目に記号データとして「0100」
がそれぞれ記憶される。
このようにRAM2のA,Bレジスタに表示デ
ータが記憶されている状態において表示動作を第
5図のタイムチヤートを用いて説明すると、先ず
表示動作開始時に所定のインストラクシヨン信号
INSが出力されてインストラクシヨンデコーダ3
に与えられる。そして第5図の時刻T1において、
インストラクシヨンデコーダ3から表示信号Dが
液晶駆動用タイミング信号発生回路24から出力
するタイミング信号x′の立上りに同期して“1”
信号として出力されアンドゲート7,14及びイ
ンバータ20を介してアンドゲート19に与えら
れる。このため、アンドゲート14のゲートは開
かれ、アンドゲート19のゲートは閉じられてお
り、変換回路13から出力されるシリアルデータ
はアンドゲート14、オアゲート15を介しシフ
トレジスタ16に送られる。また、表示処理時に
は行アドレス記号Uは「000」となりRAM2の
Aレジスタが指定され、1桁〜8桁を指定する列
アドレス記号LによりAレジスタの内容が1桁毎
に順次読み出される。しかして、Aレジスタの1
桁目の数値データ「3」を示す4ビツトデータ
「0011」がデコーダ10に読込まれるとこのデー
タはデコーダ10によつてデコードされ、列ライ
ンR3が指定される。そして列ラインR3からの出
力信号はエンコーダ11によつてセグメント信号
S1〜S9にエンコードされ、選択回路12に入力さ
れる。選択回路12は現在入力中のタイミング信
号x′に対応づけられているセグメント信号S1
S4,S7のみを選択出力して変換回路13に送るの
で、変換回路13は更にタイミング信号t1,t2
t3の出力時にそれぞれセグメント信号S1,S4,S7
を1ビツトづつ出力してシフトレジスタ16に送
る。いま1桁目の数値データは「3」であるか
ら、第2図に示す如くセグメント信号S1,S4,S7
の内容はそれぞれ“1”,“1”,“0”であり、し
たがつてシフトレジスタ16には先ず3ビツトの
シリアルデータ“1”,“1”,“0”が第5図の時
刻T2において3発出力されるクロツク信号φA
駆動されて順次入力される。次にAレジスタの2
桁目の数値データ「2」が読み出されると、この
数値データ「2」は前述同様にしてデコーダ1
0、エンコーダ11、選択回路12、変換回路1
3を介して3ビツトのシリアルデータとしてシフ
トレジスタ16に3発のクロツク信号φAに駆動
されて入力される。このときのシリアルデータの
内容は“1”,“1”,“0”である。同様にしてA
レジスタの3桁目から数値データ「1」が読出さ
れると、3発のクロツク信号φAが出力され、シ
フトレジスタ16に“1”,“0”,“0”の内容の
3ビツトのシリアルデータが入力される。更に、
4〜8桁目から夫々ブランキングコードが読み出
されると、夫々3ビツトのシリアルデータ“0”,
“0”,“0”としてシフトレジスタ16に合計15
発のクロツク信号φAに駆動されて入力される。
このようにしてAレジスタの1〜3桁目から前記
数値データ「3」,「2」,「1」,4〜8桁目から
ブランキンコードがそれぞれ読出され、また24発
のクロツク信号φAが出力された結果、第5図に
示す時刻T3においてシフトレジスタ16には入
力端側からみて24ビツトのシリアルデータ「0…
0001011011」が入力されている。そして時刻T4
においてタイミング信号x′の立下り時(タイミン
グ信号x立上り時)にクロツク信号φBが出力さ
れると前記内容の24ビツトのシリアルデータが24
ビツトのパラレルデータとして表示用バツフア2
1に読込まれ、第1電極駆動回路22に送られ
る。このため第1電極駆動回路22から第1電極
駆動信号a1〜c8が出力され、液晶表示装置23に
送られる。このとき、液晶表示装置23の第2電
極にはタイミング信号xのタイミングで第2電極
駆動回路25より第2電極駆動信号Xが与えられ
ているため、液晶表示装置23の1〜8桁目で第2
電極駆動信号Xによつて駆動されるセグメント部
分(セグメント信号S1,S4,S7に対応するセグメ
ント部分)のみが前記データの内容に応じて点灯
あるいは消灯される。
一方、時刻T4ではタイミング信号y′が出力し
ており、列アドレス信号LによりRAM2のAレ
ジスタの1〜8桁目が再び指定され、1〜3桁目
の数値データ「3」,「2」,「1」及び4〜8桁目
のブランキングコードが順次デコーダ10に入力
される。そして、前述と同様にしてエンコーダ1
1を介して選択回路12に入力されるが、この選
択回路12はタイミング信号y′に対応づけられて
いるセグメント信号S2,S5,S8のみを選択出力し
て変換回路13に出力し、変換回路13ではタイ
ミング信号t1,t2,t3により前記セグメント信号
S2,S5,S8をシリアルデータに変換出力する。そ
して、このシリアルデータは時刻T5より出力す
る24発のクロツク信号φAによりシフトレジスタ
16に順次読み込まれ、結局時刻T6ではシフト
レジスタ16の入力端側からみて、24ビツトのデ
ータ「0…0010110011」が入力される。なお、前
記タイミング信号x′の出力時にシフトレジスタ1
6に入力された24ビツトのシリアルデータは、シ
フトレジスタ16に直列に接続されているシフト
レジスタ17に上記24発のクロツク信号φAによ
り順次シフトされ転送されている。しかして、前
記シフトレジスタ16に入力されている24ビツト
のデータは時刻T7において、タイミング信号
y′の立下り時(タイミング信号yの立上り時)に
出力されるクロツク信号φBによりパラレルデー
タとして表示用バツフア21に読み込まれる。そ
して表示用バツフア21から第1電極駆動回路2
2にこのデータが送られ、第1電極駆動信号a1
c8が液晶表示装置23に送られる。このとき、液
晶表示装置23の第2電極にはタイミング信号y
のタイミングで第2電極駆動信号Yが与えられて
いるため、液晶表示装置23の1〜8桁目で第2
電極駆動信号Yによつて駆動されるセグメント部
分(セグメント信号S2,S5,S8に対応するセグメ
ント部分)のみが前記データの内容に応じて点灯
あるいは消灯される。
また、時刻T7においてタイミング信号z′が出力
され、前記アンドゲート7のゲートが開かれタイ
ミング信号t1あるいはt2の出力時にのみ行アドレ
ス信号が「001」となりBレジスタが指定される
ようになつている。そして、列アドレス信号Lに
よりAレジスタ、Bレジスタの1〜8桁目が順次
指定され、前述同様にデータがデコーダ10、エ
ンコーダ11、選択回路12及び変換回路13を
介しシリアルデータとして出力される。このシリ
アルデータはセグメント信号S3,S6,S9を表わし
ている。なお、タイミング信号t1の出力時に出力
されるセグメント信号S3は小数点表示用、タイミ
ング信号t3の出力時に出力されるセグメント信号
S9は記号表示用である。しかして、このシリアル
データが時刻T8より24発出力されるクロツク信
号φAによりシフトレジスタ16に順次読み込ま
れる。なお、時刻T4〜T7におけるタイミング信
号y′の出力時にシフトレジスタ16に入力されて
いたデータは上記クロツク信号φAによりシフト
レジスタ19に転送され、更にシフトレジスタ1
7に入力されていたデータはこのシフトレジスタ
17に直列接続されているシフトレジスタ18に
転送されており、結局時刻T9における各シフト
レジスタ16,17,18の内容は第6図に示す
ようになる。そして、時刻T10においてタイミン
グ信号z′の立下り時(タイミング信号zの立上り
時)にクロツク信号φBが出力されると、シフト
レジスタ16の24ビツトのデータがパラレルデー
タとして表示バツフア21に読み込まれ第1電極
駆動回路22に送られる。このため、第1電極駆
動回路22から第1電極駆動信号a1〜c8が出力さ
れ液晶表示装置23に送られる。このとき、液晶
表示装置23の第2電極にはタイミング信号zの
タイミングで第2電極駆動回路25より第2電極
駆動信号Zが与えられているため、液晶表示装置
23の1〜8桁目で第2電極駆動信号Zにより駆
動されるセグメント部分(セグメント信号S3
S5,S9に対応するセグメント部分)のみが点灯あ
るいは消灯される。
しかして、上述の動作によりシフトレジスタ1
6,17,18に第6図に示す如くデータが入力
され第3図に示す如く表示されるが、時刻T10
は表示信号Dがタイミング信号x′の立上りに同期
して“0”となる。このときインストラクシヨン
デコーダ3はRAM2に対し読み出し命令R/W
を与えず、データのデコーダ10に対する読み出
しは行なわれない。そして、表示信号Dが“0”
になることによりアンドゲート14が閉成され、
アンドゲート19が閉成される。従つて、時刻
T10以降はシフトレジスタ16,17,18、ア
ンドゲート19、オアゲート15により循環ルー
プが形成され、タイミング信号x′,y′,z′夫々の
タイミングで24発ずつ出力されるクロツク信号
φAによりシフトレジスタ16,17,18の内
容が循環保持される。そして、前述のタイミング
でクロツク信号φBが順次出力して、第3図に示
す如き表示が表示され続ける。従つて、同一の表
示を行なつている間はRAM2から各タイミング
信号x′,y′,z′出力時にデータを読み出す必要が
なく、消費電力が低減される。
次に、図示せぬキー入力部によりキー操作が行
なわれると、ROM1から所定のインストラクシ
ヨン信号INSが出力する。そして、インストラク
シヨンデコーダ3より表示信号Dが出力され(時
刻T11)、前述と同様の動作がなされ所定の表示
が行なわれる。なお、このときには表示信号Dに
よりアンドゲート19は閉成されて循環ループは
形成されず、シフトレジスタ16,17,18に
新たなシリアルデータがクロツク信号φAにより
読み込まれる。
このように、夫々直列に接続されたシフトレジ
スタ16,17,18に各タイミング信号x′,
y′,z′出力時にデータを読み込ませた後は、シフ
トレジスタ16,17,18の内容を循環保持さ
せて表示を行なうのである。
なお、上記実施例においては、各タイミング信
号x′,y′,z′の出力時のそれぞれのシリアルデー
タをシフトレジスタ16の入力端から、順次読み
込ませるように構成したが、この考案はこれに限
らず、タイミング信号x′,y′,z′に対応づけられ
たセグメント信号毎にシリアルデータを出力さ
せ、この各シリアルデータを第1、第2及び第3
のシフトレジスタの入力端子から同一のタイミン
グで一度に読み込ませたのち、各シフトレジスタ
の内容を循環保持するようにしてもよい。
また上記実施例は1/3デユーテイ方式にて液晶
表示装置23を駆動したが、本考案は他のデユー
テイ方式にて駆動する場合にも適用可能で、その
場合にはデユーテイ数に対応してシフトレジスタ
が構成されればよい。
更に上記実施例においては日の字状のセグメン
ト電極が構成された液晶表示装置23により表示
する場合を示したが、これ以外にドツトマトリク
ス状に電極構成された液晶表示装置にも適用でき
る。
加えて、上記実施例は小型電子式計算機につい
て適用したものであるが、この考案はこれに限ら
ず、電子時計、電子式金銭登録機などの小型電子
機器においても適用できることは勿論で、その他
本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
[考案の効果] 本考案は、以上詳細に説明したように、1/n
(nは2以上の整数)デユーテイ駆動の場合、デ
ユーテイ数(n)に対応した複数のシフトレジス
タに表示データをシリアルデータに変換して順次
読み込ませたのち、このシフトレジスタのデータ
を循環保持させてこのデータの1/n分のデータ
を所定のタイミングで一括して表示バツフアへ送
り、その後パラレルデータとして表示装置に送り
表示させるようにしたため、同一データを表示す
る間は表示データを順次表示処理に要する回路に
読み出す必要がなく、消費電力が低減される。ま
た同一データを表示している間は表示処理及び表
示動作に必要な回路のみを動作させればよいた
め、演算処理回路の動作を停止させることも可能
となる。更に本考案によればクロツク信号の種類
が少なくなり、配線が簡単となり、回路全体を
LSI化した場合にそのLSIの大きさが小さくなる
等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示したもので、
第1図は小型電子式計算機に適用した場合の回路
構成図、第2図は数値データ、小数点、記号デー
タを表示する場合に、各種タイミング信号に従つ
て得られる各端子a,b,cの出力状態を示す一
覧表、第3図は液晶表示装置23の表示の状態を
示す図、第4図はRAM2におけるAレジスタ、
Bレジスタの記憶の内容を示す図、第5図は各種
信号のタイミングチヤート、第6図は各シフトレ
ジスタ16,17,18に記憶される内容を示す
図である。 1……ROM、2……RAM、3……インスト
ラクシヨンデコーダ、10……デコーダ、11…
…エンコーダ、12……選択回路、13……変換
回路、16,17,18……シフトレジスタ、2
1……表示バツフア、22……第1電極駆動回
路、23……液晶表示装置、24……液晶駆動用
タイミング信号発生回路、25……第2電極駆動
回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1電極及び第2電極を時分割的に駆動するこ
    とにより表示を行なう表示手段と、前記第2電極
    に複数の第2電極駆動信号を送出する第2電極駆
    動手段と、表示データを前記第2電極駆動信号に
    対応した複数のシリアルデータに変換出力する表
    示処理手段と、該表示処理手段より出力される複
    数のシリアルデータの総てを入力し循環記憶する
    循環記憶手段と、該循環記憶手段のシリアルデー
    タを循環させるかあるいは前記表示処理手段より
    出力されるシリアルデータを前記循環記憶手段に
    入力させるかを制御する制御手段と、前記第2電
    極駆動信号が出力するタミングでその第2電極駆
    動信号に対応した前記循環記憶手段のシリアルデ
    ータのうちの1/n(nは2以上の整数)のデー
    タを一括して記憶すると共にパラレルデータとし
    て出力する表示バツフア手段と、該バツフア手段
    の内容を入力し前記第1電極に第1電極駆動信号
    を送出する第1電極駆動手段とを具備したことを
    特徴とする液晶表示装置。
JP1986087132U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPS6336360Y2 (ja)

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JP1986087132U JPS6336360Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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JPH01208338A (ja) * 1988-02-15 1989-08-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ用母材の製造装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940829A (ja) * 1972-08-25 1974-04-17
JPS4975224A (ja) * 1972-11-22 1974-07-19

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