JPS6336225A - 表示記録素子 - Google Patents

表示記録素子

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JPS6336225A
JPS6336225A JP17874986A JP17874986A JPS6336225A JP S6336225 A JPS6336225 A JP S6336225A JP 17874986 A JP17874986 A JP 17874986A JP 17874986 A JP17874986 A JP 17874986A JP S6336225 A JPS6336225 A JP S6336225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porous glass
light
viologen
solvent
recording element
Prior art date
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Pending
Application number
JP17874986A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Ikoma
生駒 圭子
Nobuo Kushibiki
信男 櫛引
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP17874986A priority Critical patent/JPS6336225A/ja
Publication of JPS6336225A publication Critical patent/JPS6336225A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光により可逆的な書き込み・消去がii)能で
ある光表示記録素子に関する。
(従来の技術) 光照射することにより可逆的な発消色が可能な材料とし
てスピロピラン誘導体、フルギド誘導体などフォトクロ
ミズムを示す物質を用いたものが知られている(特開昭
60−123838)。しかしこれらのフィトクロミッ
ク物質は繰り返し耐久性、感度、色変化のコントラス]
・の点で問題があった。
=方、ビオロゲン誘導体が光誘起の酸化還元反応に伴っ
て鮮明な色変化が生ずることは公知であり、これをポリ
マーに分散する方法(特公昭6〇−169:18)ポリ
マーの側鎖又は主鎖に組み込んで表示素子とする方法(
特開昭6O−229025)が行なわれている。これら
は例えばルテニウムビピリジル錯体、亜鉛ポルフィリン
錯体などの金属錯体あるいは酸化チタン、硫化カドミウ
ムなどの半導体などの光吸収体とビオロゲン誘導体とを
共存させ光照射を行なうと光吸収体からビオロゲン誘導
体に電子−移動が生じ、その結果生成するビオロゲン誘
導体の還元体が青色をVするために着色が起こることに
基づいている。(式−1) R,(bpy) 3’ ” + V ;010g611
” A Ru (br’l’) a3” 十V 1oI
osan”青着色(1) bpy:2,2°−ビピリジル しかし、ビオロゲン誘導体を組み込んだポリマーは合成
か繁雑である等の欠点を有する。
またいずれの場合も光照射か固相状態で行なわれるため
木質的に着消色の応答速度、感度か悪いという欠点があ
った。
〔発明か解決しようとする問題点〕
本発明の1“1的は1−述の如き欠点をのぞき、簡り1
に製造でき、かつ応答性、呈色変化コントラストに優れ
た凝固体の光表示記録素r−を提供することである。
C問題点を解決するためのL段〕 本発明は多孔′ζ′rガラス中に、゛1′−導体であり
、少くとも1種の金属元素よりなる1種具にの金属酸化
物、ビオロゲン誘導体から選ばれた少なくともl神のビ
オロゲン色素および極P1溶媒が担持あるいは含イ1゛
されている多孔質ガラス複合物よりなる、光照射1−る
ことにより可逆的に書きこみと消去か可能な表示記録素
rである。具体的には多孔質ガラス中に担持あるいは含
浸された゛r−導体である金属酸化物とじオロゲン話導
体及び少jiの極性溶媒から構成される複合物に光照射
を行なうと、金属酸化物とビオロゲン誘導体の間て′♂
「r移動反応が生し、ビオロゲン誘導体の酸化還元状態
の変化に帰因17だ呈色変化がおこることを利用する表
示記録素−亡である。
本発明の多孔質ガラスは内部に相77、に連絡している
細孔を打するり孔質シリケートガラスであり、その製造
方法は分相ガラスを酸処理することによる方法(特開昭
51−126207.米国特許2221709号)ツル
ーゲル法によるものく特開昭58−213665)ガラ
ス微粉末を適当に焼結する方法などが公知の方法として
挙げられ、本発明に用いることができるが、これらの製
法に特に限定されるものではない。多孔質ガラスの平均
細孔径はIOA〜2000人が好ましい。10人未満で
はビオロゲン誘導体を充分な廿含浸することができず、
光照射による書き込みは不充分となり、2000人を超
えると多孔質ガラスの光錯乱作用により多孔質ガラス中
の金属酸化物に充分な光照射を行うことかできないので
好ましくない。
本発明に用いる金属酸化物は少なくとも1種類以上の金
属よりなるものであって半導体の性質を示すものであれ
ばいずれでもよく、例えば1MO2゜5n07.7.n
n、 WO2,Mo0g、 CdO,5rTi03.1
aTi03゜1 l NbO3、P bt’l 、 I
f i70 Aなどが挙げられ乍独あるいは2挿置1−
で用いられる。光照射によってこれら金属酸化物とビオ
ロゲン誘導体の間で電r移動反応か起きることが必費で
、そのためにはビオロゲン誘導体の標準還元室(qに対
して金属酸化物の伝導帯か同程度か、それよりf′l電
(i’7であり、価電r−帯は同程度かそれより正電位
を示す必要がある。したがって例えばビオロゲン誘導体
としてメチルビオロゲンを使用する場合には酸化チタン
、酸化亜鉛を用いることが好ましい。金属酸化物の担持
星は10重■%〜0.001重購%が好ましい。0.0
01重け%未満では青色に有効な光吸収がなされず、1
0重量%を超えると多孔質ガラス複合体の透明性が失わ
れたり、あるいは複合体へのビオロゲン誘導体の含浸購
を減少させる傾向か現われ”C好ましくない。
本発明のビオロゲン誘導体であるビオロゲン色素は =
数式(2) −R: −1:nH;+n  (直鎖状分枝状を問わな
い)(nは整数を示す) Y :  It、  000−、 5O3−(式中Yが
Hの場合は対イオンとして1価陰イオンを伴う)で示さ
れる。該ビオロゲン色素の具体例としてメチルビオロゲ
ン、エチルビオロゲン、プロピルビオロゲン、イリプロ
ピルビオロゲン、n−ブチルビオロゲン、i−ブチルビ
オロゲン、5ec−ブチルビオロゲン、t−ブチルビオ
ロゲン、ペンチルビオロゲン、ヘキシルビオロゲン、ヘ
プチルビオロゲンあるいはプロピルビオロゲンスルホネ
ート、プロピルビオロゲンカルボネートなどが挙げられ
る。ビオロゲン誘導体の含有量は多孔質用ガラス1gに
対してI X In’ mo1以上が好ましい。I X
 10’ mol/g  (多孔質ガラス)未満では用
いるビオロゲン誘導体の種類にもよるが、十分な発色が
得られない。
本発明に用いつる極性溶媒としては例えば水、メタノー
ル、エタノール、イソブロピルアルコール等のアルコー
ル類、ジメ]・キシエタン、デトラハイドロフラン等の
エーテル類、ジメチルホルムアミド等の有機酸アミド化
合物、ジメチルスルホキシド、アセ]・二l・リルなと
が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、さ
らにこれらは中独又は混合して用いることができ、また
これらと無極+1溶媒とを混合して用いることもできる
該Mi r[溶媒はビオロゲン色素と多孔質ガラス表面
の間に存在してビオロゲン分子−が多孔質ガラス表面に
吸着など固定化されて振動、回転、並進の自由度かっば
われ、そのことによって着色効率が低下することを防ぐ
ために含有させるもので、慈極性溶媒の含打呈は多孔質
ガラスの細孔表面の捕捉サイトの状態に大きく依存する
ため特定化できないが通常の多孔質ガラスではLり祠ガ
ラスの空隙率にも依るが20〜60重晴%稈瓜含有する
ことができる。本発明の場合、溶媒の種類、ビオローゲ
ンの種類、含有■11にもよるが、 0.1105iv
1.%〜30wt%好ましくは、 0.5%〜5%程度
である。
本発明の多孔質ガラス複合体は例えば以ドにンバず方法
により製造することができるが、これに限定されるもの
ではない。多孔質ガラスは酸、水などによる不純物の洗
浄等公知の洗浄は適宜施して差しつかえない。その後加
熱乾燥17、多孔質ガラス中に前述の酸化物を構成する
金属元素のハロゲン化物アルコラード等の、水、メタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール、エチルエ
ーテル、アセトニトリルなどの溶媒に可溶な化合物を、
溶媒に溶解し、その溶液に多孔質ガラスを浸漬する。含
浸後に溶媒を除去し、 600℃以下で加熱焼成するこ
とによって含浸した金属化合物を酸化して、金属酸化物
として多孔質ガラス中に担持する。この場合の酸化方法
は加熱焼成によるものに限定されるものではなく例えば
過酸化水素水、水などに浸すことにより酸化する方法を
用いることもできる。金属酸化物を担持した多孔質ガラ
スにビオロゲン誘導体を含浸させる方法としてビオロゲ
ン誘導体を溶解した溶液に浸漬するなどの方法による。
この際の溶媒が電子移動反応を有効に起こしつる上述の
ような極性溶媒である場合は、そのまま溶媒を多孔質ガ
ラス中に存在させ、あるいは含浸に用いた溶媒を除去後
、別の極↑J1溶媒に浸漬、注入、又はこれらの蒸気に
ざらずなどの方法で多孔質ガラス中に極性溶媒を存在さ
せる。
該多孔質ガラス複合体は極M−溶媒の蒸発を防ぐため保
護層を形成させる。例えば透明フィルムをラミネートす
る方法、透明有機塗膜を形成する方法、透明無機層を形
成1−る方法等いずれの力曾人てもよい。
〔実施例) 以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 5F均細孔径30〜50人の多孔質ガラスを550℃4
8時間加熱乾燥後0.2ii l−71%の−そ塩化チ
タン−エタノール溶液に1時間室温で静置浸漬した。溶
媒除去後空気中150℃で24時間加熱酸化した。次に
この多孔質ガラスを0.3%市早%のメチルビオロゲン
水溶液に室温で24時間静置浸漬した。得られた多孔質
ガラス複合体(組成は第1表に示す)は少量の水を含む
状態で高圧水銀灯モノクロメータ−を用いて300nm
光を励起光として照射すると同時に600nI11光を
千ニター光としてハロゲンランプモノクロメータ−を用
いて照射し吸光度を測定した。第1図に示すように励起
光の0N−OFFに対応して吸光度が変化し、光照射に
より青く着色し、光照射を切ると無色にもどった。その
際第1図に示すように、光照射から2分で吸光度が2に
達し、着消色1ザイクルが室温で4分であった。
実施例2 550℃48時間加熱乾燥した平均細孔径40〜60へ
の多孔質ガラスを0.3重量%の二塩化亜鉛エタノール
溶液に室温で1時間静置浸漬した。その後溶媒を除去し
、空気中200℃で24時間加熱酸化した。次に 1.
0重(11%のプロピルビオロゲンスルホン酸水溶液に
室温で24時間静置浸浸漬)た。多孔質複合体をとり出
し余分の水分をふきとりセロテープでシールした。得ら
れた多孔質ガラス複合体の組成は第1表に示した。以下
実施例1と同様にして光照射を行ない、同程度の600
nm光の吸光度変化を得た。
第1表 多孔質ガラス複合体の組成 実施例1      実JJfへ例2 極P1溶媒   2.Ort%     ン、:1wt
%〔発明の効V) 以1−説明したように、本発明の表示記録素子−は多孔
質ガラス中に金属酸化物、じオロケン話導体および極P
1−溶媒を相持あるいは含4I−1−る多孔質複合体よ
りなり、光照射を行なうと li 00 n mでの吸
光度か2に達し、光照射を切ると消色して無色どなり1
11色変化のコントラスト 本発明の表示記録素rは多孔?′「ガラス中に溶媒を含
イ1した凝固体型てあり固相Ji応系に比へてビオロゲ
ン誘導体の分子連動の自r1度があるため光照射に対す
る応答性!尚度に優わている。
4図面のl′i−“1t11な説明 第1図は本発明の表示記録素子の光照射に対応する吸光
度変化の例を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多孔質ガラスに、半導体であり、少なくとも1種の金属
    元素よりなる1種以上の金属酸化物、ビオロゲン誘導体
    から選ばれた少なく1種のビオロゲン色素および極性溶
    媒が担持あるいは含有されている多孔質ガラス複合体よ
    りなる、光照射により可逆的に書きこみと消去が可能な
    表示記録素子。
JP17874986A 1986-07-31 1986-07-31 表示記録素子 Pending JPS6336225A (ja)

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JP17874986A JPS6336225A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 表示記録素子

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JPS6336225A true JPS6336225A (ja) 1988-02-16

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ID=16053917

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JP17874986A Pending JPS6336225A (ja) 1986-07-31 1986-07-31 表示記録素子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02200316A (ja) * 1989-01-31 1990-08-08 Amada Co Ltd 折曲げ加工装置
JPH04280835A (ja) * 1991-03-06 1992-10-06 Inax Corp 泡ガラス
JP2018504621A (ja) * 2014-10-20 2018-02-15 ヤドン イン リライタブルメディアのレドックス画像形成ナノ材料の光触媒カラースイッチング

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US10534254B2 (en) 2014-10-20 2020-01-14 The Regents Of The University Of California Photocatalytic color switching of redox imaging nanomaterials of rewritable media

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