JPS6336150A - 特定免疫グロブリン種抗体の定量方法 - Google Patents

特定免疫グロブリン種抗体の定量方法

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JPS6336150A
JPS6336150A JP17757086A JP17757086A JPS6336150A JP S6336150 A JPS6336150 A JP S6336150A JP 17757086 A JP17757086 A JP 17757086A JP 17757086 A JP17757086 A JP 17757086A JP S6336150 A JPS6336150 A JP S6336150A
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JP
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antibody
antibodies
immunoglobulin
species
known antigen
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JP17757086A
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Isao Iwase
岩瀬 勇雄
Seiya Sato
征也 佐藤
Osamu Kawamata
川俣 治
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Denka Seiken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特定免疫グロブリン種抗体の定量方法に関
する。
[従来の技術] 1つの既知抗原に対するそれぞれの特定免疫グロブリン
種抗体、すなわち、免疫グロブリンM(IgM) 、免
疫グロブリンG(IgG) 、免疫グロブリンA(Ig
A)、免疫グロブリンE(IgE)、免疫グロブリンD
(IgD)等をそれぞれ定量することは医療」二重要な
意義を持っている。例えばIgM抗体は感染後急激に血
中に出現するが短時間のうちに消失してしまうのて、多
くの場合、感染後1ケ月以内のIgに抗体を測定するこ
とによって臨床症状からのみでは特定か困難な感染源を
特定することもてきるし、感染してからどれぐらいの時
間か経過しているかも知ることかできる。また、IgG
抗体はIgM抗体に比べやや遅れて出現するか、ピーク
時の抗体濃度はIg!lI抗体より高く、しかも長時間
にわたって血中に存在する場合が多いのて、IgG抗体
の測定は、病原体に対する疫学調査やワクチンの予防効
果の把握等に重要である。また、IgA抗体は感染後I
gG抗体とほぼ同時期に上昇し、以後漸次減少の一途を
たどる。また星もIgG抗体に比べ少ないが、局所にお
ける分泌型の抗体とされ、血中のIgA抗体はそのへロ
メーターとして重要である。さらに、IgE抗体は、ア
レルギーとの関連て重要な抗体であり、アレルゲンに対
応するIgE抗体は特に臨床的意義か高いとされている
既知抗原に対する特定免疫グロブリン種抗体を測定する
1つの方法として特公昭61−2907に記載された方
法か提案されている。この方法ては、既知抗原に対する
測定しようとする特定免疫グロブリン種抗体に対する抗
体を固定支持体に固定し、これに測定しようとする特定
免疫グロブリン種抗体を含む被検試料を反応させ、さら
に既知抗原を反応させて、特定免疫グロブリン種抗体及
びこれに対する固定化抗体を介して固定支持体に固定さ
れた抗原の量を測定する。この抗原丑の測定は、標識さ
れた抗原を用い、その標識を測定することによって、又
は抗原に対する標識された抗体をさらに反応させ、その
標識を固定することによって行なわれる。
[従来技術の欠点] 特公昭61−2907の方法ては、測定しようとする特
定免疫グロブリン種抗体に対する抗体を固定支持体に固
定するので、免疫グロブリン種抗体か異なれば当然支持
体に固定される抗体も異なる。
すなわち、異なる免疫グロブリン種抗体を測定しようと
すると異なる抗体か固定された支持体を用いなければな
らない。従って、例えば1つの被検試料中の]gM抗体
とIgG抗体との相対量を調べて感染の時期を推定した
りするような場合にも1種類の固定支持体を用いてこれ
を行なうことかてきず不便である。また、反応感度及び
抗体か結合された固定支持体の貯蔵性に問題がある。さ
らに、特公昭61−2907のような方法ては、反応感
度と特異性を高めるために、通常、固定支持体に結合す
る抗体としては、測定しようとする特定免疫クロプリン
種抗体に対する単一クローン抗体を用いるか、支持体に
固定するためには高価な弔−クローン抗体か大清に必要
てあり、このため測定用キラ1−か高価なものになる。
[発明か解決しようとする問題点] この発11の目的は、1種類の抗体結合固定支持体を用
いて複数の特定免疫グロブリン種抗体を測定することか
てき、かつ、その反応感度及び抗体結合固定支持体の貯
蔵安定性に優れ、さらに用いられる抗体結合固定支持体
を安価に提供することかてきる、特定免疫クロプリン種
抗体の測定力υ;を提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明の方法によると、既知抗原に対する特定免疫グ
ロブリン種抗体を含む被検試料と、この特定免疫グロブ
リン種抗体に対する第1抗体と、この第1抗体に対する
、固定支持体上に固定された第2抗体とを反応させる。
そうすると、被検試料中の定量すべき特定免疫グロブリ
ン種抗体か、第1抗体及び第2抗体を介して固定支持体
に結合される。次に、このように形成された固定化抗原
抗体複合物と前記既知抗原とを反応させると、既知抗原
は特定免疫グロブリン種抗体と結合し、その結果、特定
免疫グロブリン種抗体並びに第1及び第2抗体を介して
固定支持体に結合される。次にこのようにして結合され
た既知抗原の量を測定することによって、被検試料中の
特定免疫グロブリン種抗体の量を測定することがてきる
[発明の効果] この発明の方法によると、1種類の固定化第2抗体を用
いて種々の特定免疫グロブリン種抗体を定ttすること
かてきる。なぜなら、第2抗体は第1抗体を構成する免
疫グロブリンの不変部をその抗原とするため、種々の第
1抗体に対して同一の第2抗体を用いることがてきるか
らである。
従って、被検試料中の複数の特定免疫グロブリン種抗体
を定量したい時などに1種類の第2抗体固定支持体を用
いて行なうことかできるので便利である。また、この発
明の方法では、:JI、2抗体を結合した固定支持体の
貯蔵安定性か良く、反応感度も高い。さらに、固定支持
体に固定される第2抗体としては、第1抗体に対するポ
リクローナル抗体を用いても全く反応感度に悪影響を与
えないのて、抗体結合支持体をつくるのに大量に必要と
する第2抗体として安価なポリクローナル抗体を用いる
ことかてき、経済的である。
[発明の詳細な説明] この発明の方法ては、先ず、被検試料中の定量しようと
する特定免疫グロブリン種抗体に対する第1抗体に対す
る第2抗体を固定支持体に結合したものを準備する。固
定支持体としては、抗体をその活性を失わせることなく
結合てきるものてあればどのような支持体をも用いるこ
とかてきる。操作性の観点から、好ましい支持体として
は、例えばポリエチレン製のマイクロプレートのウェル
を挙げることができる。
第2抗体としては、第1抗体の供給者とは異なる種の動
物に第1抗体を免疫して得られたものを用いることかて
きる。単一クローン抗体を用いることもてきるか、ポリ
クローナル抗体を用いても反応感度は低下しないので、
経済性の観点からポリクローナル抗体を用いることが好
ましい。
種ノ?の動物の免疫グロブリンに対するポリクローナル
抗体の懸濁液か重版されており、これらの重版品を有利
に用いることかてきる。第2抗体は第1抗体を構成する
免疫グロブリンの不変部をその抗原としているのて、種
々の特定免疫グロブリン種抗体に対する種々の第1抗体
に対する第2抗体として同じ抗体を用いることがてき、
特定免疫グロフリン種抗体毎に第2抗体を変える必要か
ないのて非常に有利である。
抗体をマイクロプレー1−等の固定支持体に結合する方
法はこの分野において広く知られている0例えば、抗体
の懸濁液を固定支持体と接触させ、2〜10℃て一夜イ
ンキユベートすることによって行なうことかてきる。固
定の際に用いられる第2抗体懸濁液の濃度は、特に制限
はないか、通常0.1 ルg/mlないし100終g/
ml、好ましくは1ルg/mlないしlO牌g/lであ
る。
第1抗体は、被検試料中の定量ずべき特定免疫グロブリ
ン種抗体を特定免疫グロブリン種抗体の供給者とは異な
る種の動物に免疫して得られる抗体である。第1抗体と
してポリクローナル抗体を用いることも可1オてはある
が、反応感度及び特異性の観点から、特定免疫グロブリ
ン種抗体に対する単一クローン抗体を用いることか好ま
しい。
例えば、ヒh1gM抗体を定量しようとする場合には、
抗ヒト1gMマウスIgG di−クローン抗体を第1
抗体として用いることかてきる。ヒトの各クラスの免疫
グロブリンに対するマウスの巾−クローン抗体か型取さ
れており、このような重版の単一クローン抗体を好まし
く用いることかできる。
被検試料は、定量しようとする特定免疫グロブリン種抗
体を含む疑いかあるいずれのものてあってもよい。例え
ば、A型肝炎ウィルス、インフルエンザウィルス、風疹
ウィルス、麻疹ウィルス及びB型肝炎ウィルスのような
病原体のような抗原に対する特定免疫グロブリン種抗体
を含む疑いのあるもの、例えばその病原体に感染してい
る疑いのある患者の血清である。
この発明の方法ては、上述した、固定支持体に結合され
た第2抗体と、第1抗体と、被検試料とを反応させる。
この場合、第2抗体か結合された支持体上で被検試料と
第1抗体とを同時に混合しても良いし、第2抗体と第1
抗体を先ず反応させ、結合しなかった第1抗体を除去し
、次いで被検試料を反応させても良い。反応は例えば1
5°Cないし25℃で30分ないし120分間行なう。
反応の際の第1抗体の濃度は、特に制限はないか通常1
0#Lg/mlないし0.001 u、g/mI、好ま
しくは1.Op、g/mIないし0.0Igg/mlで
ある。また、被検試料がヒトの血清である場合には、緩
衝液で5倍ないし500倍に希釈してから反応させるこ
とが好ましい。また、反応終了後非結合物を除去するこ
とか好ましい、この反応によって、固定支持体上に結合
された第2抗体に第1抗体か結合され、この第1抗体に
特定免疫グロブリン種抗体が結合された抗原抗体複合物
が固定支持体上に形成される。
次に、定量すべき特定免疫グロブリン種抗体に対する既
知抗原を反応させる。すなわち、例えばA型肝炎ウィル
スに対するヒトIgM抗体を定賃する場合には、A型肝
炎ウィルスを、L記抗原抗体複合物か形成された固定支
持体と接触させる。
この場合、定量すべき特定免疫グロブリン種抗体に対し
てヒ分量の抗原を用いる必要がある。反応は例えば15
℃ないし25℃で30分ないし120分間行なわせるこ
とかできる。この反応により、抗原が特定免疫グロブリ
ン種抗体と結合し、その結果、抗原は、特定免疫グロブ
リン種抗体並びに第1及び第2抗体を介して固定支持体
上に固定される。
次に、このようにして支持体に上に固定された抗原の量
を測定する。この測定は、予め抗原に標識を付しておき
、その標識を定量することによっても行なうことができ
るし、抗原に対する標識された第3の抗体をさらに反応
させ、その標識を定量することによっても行なうことか
できる。
この測定には、放射免疫測定、酵素免疫測定、蛍光免疫
測定等の当業者に広く知られた手法をそのまま用いるこ
とがてきる。
種々の既知濃度の特定免疫グロブリン種抗体を含む被検
試料について上記操作を行なうことによって検量線を作
成することかでき、この検Fヨ線に基づき未知濃度の特
定免疫グロブリン種抗体を定量することがてきる。また
、各種免疫グロブリン種抗体の相対的な比率のみを知り
たい場合には、検量線を作成することなく、単に各特定
免疫グロブリン種抗体について得られた抗原礒の生デー
タを比較することによってもそれを行なうことかできる
[発明の実施例] 実施例1 市11の抗マウスIgGヤギ抗体(第2抗体)懸濁液(
タンパク濃度16.9mg/■1、カベル社製)0.5
国Iを0.05M炭酸緩衝液(p119.5)て]:1
OO5]:500.1: 1000、] : 2500
、]:5000、及び]、:1O000倍に希釈し、そ
の100.1を96ウエルのポリエチレン製マイクロプ
レートに入れ、2〜10°Cで一夜インキユベートして
抗体を固定化した。非結合物を除去した後、重版の抗ヒ
トIgGマウスモノクローナル抗体(第1抗体)懸濁液
(タンパク濃度2.1 B/if 、ヤマサ醤油社製)
又は重版の抗ヒトIgGマウスモノクローナル抗体(第
1抗体)懸濁液(タンパク濃度1.8■g/ml 、ヤ
マサ醤油社製)をリン酸緩衝液て10000倍に希釈し
たちのて検体を200倍に希釈した。検体は、A型肝炎
つィルス感染lO日後のヒト血清及びA型肝炎つィルス
感染3ケ月後のヒト血清てあった。希釈した検体を上記
マイクロプレートのウェルに入れ、室温で1時間反応さ
せた。非結合物を洗浄除去した後、重版の不活化精製A
型肝炎ウィルス懸濁液(50ng/11)を100 用
1加え、さらに室温て1時間反応させた。非結合物を洗
浄除去した後、別に調製したペルオキシダーゼ標識抗A
型肝炎ウィルス抗体(タンパク濃度]0用g/ml) 
100 h lを室温て1時間反応させた。非結合物を
洗浄して除去した後、基質液(オルソフェニレンジアミ
ン十820□)を100.1加えて室温て30分間反応
させ、反応液の吸光度を波長492nsで測定した。結
果を第1表に示す。
第1表 *A型肝炎ウィルス感染IO日後のヒト血清ロム型肝炎
ウィルス感染3ケ月後のヒト血清第1表に示されるよう
に、Igll抗体を多く含みIgG抗体か未だ出現して
いないウィルス感染10日後の血清では、第1抗体とし
て抗ヒトIgM抗体を用いて測定した場合に抗体が検出
され、しかも吸光度は第2抗体の希釈率に依存して変化
している。これに対し、抗ヒトIgG抗体を第1抗体と
して用いて測定した場合には、吸光度はほとんど0に近
く、しかも第2抗体の希釈率に依存した変化は見られな
い。一方、IgM抗体か消失し、IgG抗体か多く含ま
れるウィルス感!J!3ケ月後の血清ては、第1抗体と
して抗ヒトIgM抗体を用いた場合に吸光度はほとんど
0てあり、しかも第2抗体の希釈率に依存して変化して
おらず、逆に抗ヒトIgG抗体を第1抗体として用いて
測定した場合には、第2抗体の希釈率に依存した大きな
吸光度か測定された。これらの測定結果より、この実施
例の方法により、A型肝炎ウィルスに対するヒト血清中
のIgM抗体とtgc抗体とをそれぞれ区別して測定す
ることかてきることかわかる。
実施例2 実施例1て用いたのと同じ抗マウスIgGヤギ抗体を0
.0514炭酸緩衝掖pl+9.5で10000倍に希
釈し、実施例1と同様に96穴ボツスチレン製マイクロ
プレートのウェルに固定した。、A型肝炎ウィルス感染
後の経口日数がわかっているヒト血清を検体として用い
、実施例1と全く同様に吸光度を測定した。結果を第2
表に示す。
第  2  表 第2表に示すように、第1抗体として抗ヒトIgMと抗
ヒトIgGを用いた場合のそれぞれについて、ウィルス
感染後の経過時間に依存した異なる吸光度の増減か見ら
れ、この実施例の方法により血清中のTgMとIgGと
が区別して測定されていることかわかる。また、逆に、
血清中の抗A型肝炎ウィルスIgM抗体とIgG抗体と
をこの発明の方法により別々に測定することにより、ウ
ィルス感染後の経過時間を推定することがてきることか
わかる。
実施例3 A型肝炎ウィルスに代えて別に調製した不活化精製風疹
ウィルス(50ng/■l)を用いたことを除き実施例
1と全く同様にして急性期及び回復期(感染2週間後)
にある風疹患者の血清を被検試料として用いて試験した
。結果を第3表に示す。
第3表 *急性期の、+!!者の血清 木本回復期(感染2週間後)の患者の血清:53表から
、第1表と同様にこの発明の方法により、風疹ウィルス
に対する風疹患者の血清中の1gM抗体とIgG抗体と
がそれぞれ区別して測定されていることかわかる。
実施例4 実施例1で用いたのと同じ抗マウスIgGヤギ抗体を0
.05M炭酸緩衝液plt9.5で10000倍に希釈
し、実施例1と同様に96穴ポリスチレン製マイクロプ
レートのウェルに固定した。次にインフルエンザウィル
ス(A y!11I y N 2 )感染後の経日日数
かわかっているヒト血清を検体として用い、これを実施
例1て用いたのと同じ抗ヒトIgMマウスモノクローナ
ル抗体懸濁液、抗ヒトIgGマウスモノクローナル抗体
!g濁液、又は重版の抗ヒト[gAマウスモノクローナ
ル抗体懸濁液(タンパク濃度1.7B/ml、ヤマサ醤
油社製)をリン酸緩衝液で100旧)倍に希釈したちの
て200倍に希釈した。希釈した検体をに記マイクロプ
レートのウェルに入れ、室温て1時間反応させた。非結
合物を洗浄除去した後、石版の不活化精製インフルエン
ザウイルス(A型 H:1N2)懸濁液(400g/l
)を1[1(17z+加え、以下、実施例1と全く同様
に行なって吸光度を測定した。結果を第4表に示す。
第4表 第4表より、抗ヒトIgM 、抗ヒトIgG 、抗ヒ)
1gAはそれぞれ異なって増減しており、各免疫グロブ
リンかそれぞれ区別して測定されていることかわかる。
実施例5 A型肝炎ウィルスに代えて別に7A製した不活化精製麻
疹ウィルス(55ng/ml)を用いたこと、及び第2
抗体の希釈率をI:500.1:2500、I:500
0の3通りとしたことを除き、実施例1と全く同様にし
て急性期及び回復期(感染2週間後)にある麻疹7m者
の血清を被検試料として用いて試験した。結果を:55
表に示す。
第5表 *急性期の患者の血清

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既知抗原に対する特定免疫グロブリン種抗体を含
    む被検試料と、該特定免疫グロブリン種抗体に対する第
    1抗体と、該第1抗体に対する、固定支持体上に固定さ
    れた第2抗体とを反応させ、さらに前記既知抗原を反応
    させて、前記特定免疫グロブリン種抗体並びに前記第1
    及び第2抗体を介して前記固定支持体に結合された前記
    既知抗原の量を測定することから成る、前記特定免疫グ
    ロブリン種抗体の定量方法。
  2. (2)固定支持体上に固定された前記第2抗体と前記第
    1抗体とを先ず反応させ、非結合物を除去し、次いで前
    記被検試料中の特定免疫グロブリン種抗体を反応させる
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)固定支持体上の前記第2抗体と、前記第1抗体と
    、前記被検試料とを同時に反応させる特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  4. (4)前記第2抗体は、複数の特定免疫グロブリン種抗
    体にそれぞれ対する複数の第1抗体に対するものである
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に記
    載の方法。
  5. (5)前記複数の特定免疫グロブリン種抗体は、免疫グ
    ロブリンM、免疫グロブリンG、免疫グロブリンA、免
    疫グロブリンD及び免疫グロブリンEから成る群より選
    ばれる特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)前記複数の特定免疫グロブリン種抗体は、免疫グ
    ロブリンM、免疫グロブリンG、免疫グロブリンA、免
    疫グロブリンD及び免疫グロブリンEである特許請求の
    範囲第5項記載の方法。
  7. (7)前記既知抗原は標識されており、この標識を定量
    することによって前記固定支持体に結合された前記既知
    抗原の量を測定する特許請求の範囲第1項ないし第6項
    のいずれか1項に記載の方法。
  8. (8)前記既知抗原に対する標識された第3抗体を、前
    記固定支持体に結合された前記既知抗原と反応させ、該
    第3抗体の標識を定量することによって前記固定支持体
    に結合された既知抗原の量を測定する特許請求の範囲第
    1項ないし第6項のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)前記既知抗原はA型肝炎ウィルス、インフルエン
    ザウイルス、風疹ウィルス、麻疹ウィルス又はB型肝炎
    ウィルスである特許請求の範囲第1項ないし8項のいず
    れか1項に記載の方法。
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