JPS6335668Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6335668Y2 JPS6335668Y2 JP17398983U JP17398983U JPS6335668Y2 JP S6335668 Y2 JPS6335668 Y2 JP S6335668Y2 JP 17398983 U JP17398983 U JP 17398983U JP 17398983 U JP17398983 U JP 17398983U JP S6335668 Y2 JPS6335668 Y2 JP S6335668Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- vanity
- gap
- upper cabinet
- lower cabinet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は洗面化粧台に関する。
第１図に示す如く、通常の洗面化粧台３は、鏡
７等を備えた上部キヤビネツト１と、洗面器８等
を備えた下部キヤビネツト２とが相互に結合され
てなる。従来、これら両者の結合構造は、直接的
に結合するものもあるが、一般には地震等に備え
て、壁への固定をがたつきなく強固にするため各
別に固定することが多い。この構造は第２図イに
示すように、下部キヤビネツト２を洗面所等の床
壁面に載置し、上部キヤビネツト１を木ネジ９等
によつて立壁面６に固定するというものであつ
た。このため、これら両者の間隔には、微小な隙
間ｘができることが多く、この隙間ｘから多量の
湯水が洗面化粧台３の裏側に流出し、該洗面化粧
台３や金属又は木材等からなる立壁面６、床壁面
を腐蝕させていた。従つて第２図ロに示す如く、
この隙間ｘに断面形状がＬ字状の水切りジヨイナ
ー４や適宜のパツキン５を介設していたが、上部
キヤビネツト１や下部キヤビネツト２は樹脂や陶
磁器によつて形成されているものであるから、そ
の平滑面形成歪によつて完全に隙間ｘを密封する
ことはできず、かえつて毛管現象を引起こす原因
となつていた。
７等を備えた上部キヤビネツト１と、洗面器８等
を備えた下部キヤビネツト２とが相互に結合され
てなる。従来、これら両者の結合構造は、直接的
に結合するものもあるが、一般には地震等に備え
て、壁への固定をがたつきなく強固にするため各
別に固定することが多い。この構造は第２図イに
示すように、下部キヤビネツト２を洗面所等の床
壁面に載置し、上部キヤビネツト１を木ネジ９等
によつて立壁面６に固定するというものであつ
た。このため、これら両者の間隔には、微小な隙
間ｘができることが多く、この隙間ｘから多量の
湯水が洗面化粧台３の裏側に流出し、該洗面化粧
台３や金属又は木材等からなる立壁面６、床壁面
を腐蝕させていた。従つて第２図ロに示す如く、
この隙間ｘに断面形状がＬ字状の水切りジヨイナ
ー４や適宜のパツキン５を介設していたが、上部
キヤビネツト１や下部キヤビネツト２は樹脂や陶
磁器によつて形成されているものであるから、そ
の平滑面形成歪によつて完全に隙間ｘを密封する
ことはできず、かえつて毛管現象を引起こす原因
となつていた。
本考案は上記の如き事情に鑑みてなされたもの
であつて、上部キヤビネツトと下部キヤビネツト
との結合部から湯水が侵入することなく、化粧台
及び該化粧台裏面側の各壁面を腐蝕させない洗面
化粧台（以下、本案化粧台という）を提供するこ
とを目的とする。
であつて、上部キヤビネツトと下部キヤビネツト
との結合部から湯水が侵入することなく、化粧台
及び該化粧台裏面側の各壁面を腐蝕させない洗面
化粧台（以下、本案化粧台という）を提供するこ
とを目的とする。
以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次のとおりである。
て説明すると次のとおりである。
第３図は本案化粧台の上部キヤビネツト１０と
下部キヤビネツト１１との結合部分を示す側断面
図であつて、前記第２図イ及びロと対比しやすく
描いたものである。
下部キヤビネツト１１との結合部分を示す側断面
図であつて、前記第２図イ及びロと対比しやすく
描いたものである。
本案化粧台の要部構造は、上部キヤビネツト１
０と下部キヤビネツト１１との間隔にできる隙間
ｙにある。上部キヤビネツト１０の下端面１０ｂ
には、その前縁側に下垂する如き突出縁部１０ａ
が形成されており、該突出縁部１０ａは前記下端
面１０ｂとの間でアール状に接続形成されてい
る。また、下部キヤビネツト１１の、前記上部キ
ヤビネツト１０との接続に用いられる水封用立上
り壁１１ｂは、その上端部前縁に、前記上部キヤ
ビネツト１０の突出縁部１０ａ及び下端面１０ｂ
に沿う如き対応アール１１ａが形成されている。
そして、これら上部キヤビネツト１０と下部キヤ
ビネツト１１とは、この両者間にできる隙間ｙの
高さ寸法ｔが２mm以上となるように、従来と同様
（第２図イ参照）に固定設置される。このときの
寸法ｔの値は、水の表面張力による毛管現象が生
じず、また容易に湯水が通過できない寸法である
ことが必要である。従つて、前記隙間ｙは、下部
キヤビネツト１１の対応アール１１ａが有する半
径寸法以上の高さ寸法ｈをもつて、本案化粧台の
前面から背面へ向かつて上るような水切勾配を有
している。すなわち、該隙間ｙに侵入しようとす
る湯水は、前記水切勾配によつて大気圧に抑退さ
れ、本案化粧台裏面へこぼれ落ちることはない。
０と下部キヤビネツト１１との間隔にできる隙間
ｙにある。上部キヤビネツト１０の下端面１０ｂ
には、その前縁側に下垂する如き突出縁部１０ａ
が形成されており、該突出縁部１０ａは前記下端
面１０ｂとの間でアール状に接続形成されてい
る。また、下部キヤビネツト１１の、前記上部キ
ヤビネツト１０との接続に用いられる水封用立上
り壁１１ｂは、その上端部前縁に、前記上部キヤ
ビネツト１０の突出縁部１０ａ及び下端面１０ｂ
に沿う如き対応アール１１ａが形成されている。
そして、これら上部キヤビネツト１０と下部キヤ
ビネツト１１とは、この両者間にできる隙間ｙの
高さ寸法ｔが２mm以上となるように、従来と同様
（第２図イ参照）に固定設置される。このときの
寸法ｔの値は、水の表面張力による毛管現象が生
じず、また容易に湯水が通過できない寸法である
ことが必要である。従つて、前記隙間ｙは、下部
キヤビネツト１１の対応アール１１ａが有する半
径寸法以上の高さ寸法ｈをもつて、本案化粧台の
前面から背面へ向かつて上るような水切勾配を有
している。すなわち、該隙間ｙに侵入しようとす
る湯水は、前記水切勾配によつて大気圧に抑退さ
れ、本案化粧台裏面へこぼれ落ちることはない。
このように、本案化粧台は上部キヤビネツト１
０と下部キヤビネツト１１とを直接当接させず
に、水切勾配を有する隙間ｙにおいて設置するこ
とによつて、該隙間ｙ内に働く大気圧で、侵入し
ようとする湯水を抑退しようとするものである。
従つて、水切勾配を形成する上部キヤビネツト１
０及び下部キヤビネツト１１相互の両接続部形状
は、全く限定されるものでなく、そのほんの一例
を第４図イ乃至ヘに示す。
０と下部キヤビネツト１１とを直接当接させず
に、水切勾配を有する隙間ｙにおいて設置するこ
とによつて、該隙間ｙ内に働く大気圧で、侵入し
ようとする湯水を抑退しようとするものである。
従つて、水切勾配を形成する上部キヤビネツト１
０及び下部キヤビネツト１１相互の両接続部形状
は、全く限定されるものでなく、そのほんの一例
を第４図イ乃至ヘに示す。
以上の説明で明らかなように、本考案に係る洗
面化粧台によれば、既に前述した如く本案化粧台
の裏面側に湯水が流出することはない。しかも上
部キヤビネツトと下部キヤビネツトとが、夫々樹
脂製や陶磁器製によつて平滑面を得られない場合
であつても、容易に本案防水構造を採り得るもの
である。従つて、従来の如き水切りジヨイナー
（第２図ロ中の４参照）を用いるための精密な加
工をする必要もなく、製作コストは大幅に低廉化
する。勿論、これらのことによつて化粧台本体や
室内の立壁面及び床壁面が腐蝕しないことはいう
までもない。
面化粧台によれば、既に前述した如く本案化粧台
の裏面側に湯水が流出することはない。しかも上
部キヤビネツトと下部キヤビネツトとが、夫々樹
脂製や陶磁器製によつて平滑面を得られない場合
であつても、容易に本案防水構造を採り得るもの
である。従つて、従来の如き水切りジヨイナー
（第２図ロ中の４参照）を用いるための精密な加
工をする必要もなく、製作コストは大幅に低廉化
する。勿論、これらのことによつて化粧台本体や
室内の立壁面及び床壁面が腐蝕しないことはいう
までもない。
第１図は従来の洗面化粧台を示す全体斜視図、
第２図イは第１図における結合構造を示す側断面
図、第２図ロは別の結合構造を示す同部分の側断
面図、第３図は本案化粧台を示す側断面図、第４
図イ乃至ヘは別態様の実施例を示す側断面図であ
る。 １０……上部キヤビネツト、１１……下部キヤ
ビネツト、ｙ……隙間。
第２図イは第１図における結合構造を示す側断面
図、第２図ロは別の結合構造を示す同部分の側断
面図、第３図は本案化粧台を示す側断面図、第４
図イ乃至ヘは別態様の実施例を示す側断面図であ
る。 １０……上部キヤビネツト、１１……下部キヤ
ビネツト、ｙ……隙間。
Claims (1)
- 鏡等を備えた上部キヤビネツトと洗面器等を備
えた下部キヤビネツトとからなる洗面化粧台にお
いて、前記上部キヤビネツトと下部キヤビネツト
とは、毛管現象が生じない程度の隙間をおいて設
置され、該隙間には化粧台前面から背面へ向かつ
て上る水切勾配が設けられていることを特徴とす
る洗面化粧台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17398983U JPS6091086U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 洗面化粧台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17398983U JPS6091086U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 洗面化粧台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6091086U JPS6091086U (ja) | 1985-06-21 |
| JPS6335668Y2 true JPS6335668Y2 (ja) | 1988-09-21 |
Family
ID=30378893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17398983U Granted JPS6091086U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 洗面化粧台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6091086U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5123242B2 (ja) * | 2008-11-25 | 2013-01-23 | パナソニック株式会社 | 埋め込み手洗いボールの取付け構造 |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP17398983U patent/JPS6091086U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6091086U (ja) | 1985-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6335668Y2 (ja) | ||
| JPH0131710Y2 (ja) | ||
| JPS6116861Y2 (ja) | ||
| JPS60121007U (ja) | 土台部の水切構造 | |
| JPH0817745B2 (ja) | 厨房家具等の設置構造 | |
| JPS5936566Y2 (ja) | デッキ取付部の構造 | |
| JPH0629307Y2 (ja) | 軒天仕上材の取付構造 | |
| JPH0430946Y2 (ja) | ||
| JP2500121Y2 (ja) | ユニットバス | |
| JPS6112867Y2 (ja) | ||
| JPS6227626Y2 (ja) | ||
| JPS6159727U (ja) | ||
| JPH0329574U (ja) | ||
| JPH068784Y2 (ja) | 浴室ユニット | |
| JPS6135117Y2 (ja) | ||
| JPH0354410U (ja) | ||
| JPS60137894U (ja) | 浴室構造 | |
| JPS61216944A (ja) | 排水溝付き浴槽 | |
| JPH01108184U (ja) | ||
| JPS6048836U (ja) | 洗面化粧台用サイドキャビネット | |
| JPS607826A (ja) | 浴槽のエプロン構造 | |
| JPS627483U (ja) | ||
| JPH0398238U (ja) | ||
| JPS5919675U (ja) | 排水溝付すのこ | |
| JPS61116591U (ja) |