JPS633523A - 無線中継方式 - Google Patents

無線中継方式

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JPS633523A
JPS633523A JP14489086A JP14489086A JPS633523A JP S633523 A JPS633523 A JP S633523A JP 14489086 A JP14489086 A JP 14489086A JP 14489086 A JP14489086 A JP 14489086A JP S633523 A JPS633523 A JP S633523A
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amplifier
relay
pilot signal
circuit
signal
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Toshio Suzuki
俊雄 鈴木
Tetsuo Hanazawa
花沢 徹郎
Hitoshi Odate
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動通信における電波不感地域救済用無線中継
方式に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車電話等の移動1ffI信において、トンネル・地
下街等ではサービスエリア内であっても無線基地局から
の電波が届きにくく、電波不惑地域となる場合がある。
このような電波不感地域救済対象として、従来上り第1
図に示すような方法が取られていた。
すなわち、無線基地局1と移動局2の間に無線中継局3
を設け、無線基地局1がら放射された電波(以下、下り
電波という)を討基地局アンテナ4で受信し、中継増幅
器5で所要レベルまで増幅し、対移動局アンテナ6がら
移動局2に向けて放射する。
一方、移動局2から放射された電波(以下、上り電波と
いう)は、対移動局アンテナ6で受信され、下り電波と
同様に中継増幅器5、対基地局アンテナ4をへて無線基
地局1に向けて放射される。このようにして、無線基地
局1の無線ゾーン7が電波不感地域8に拡張されたこと
になり、無線基地局1と移動局2との無線回線が保たれ
る。
中継増幅器5には従来、A級増幅器で全無線チャネルを
同時に増幅する共通増幅器が用いられているが、増幅器
の入出力特性の非線形性により発生する相互変調歪を軽
減するために、特願昭54−161449に示されてい
るような非線形補償回路が付加されている。
!vs 2図は、非線形M慣用付加回路を適用した従来
の中継増幅器構成を示す70ツク図である。
図中、101 .110は信号入出力ボート、102 
.109は送受ノζ用器、103 .108 .111
 .116は切換回路(図ではSWと略記)、104 
.107 .112 .115は方向性結合器(図では
DCと略記)、117−1 .117−2 .120−
1 .120−2はパイロット信号用発振器、118,
121は電力合成器(図ではHYBと略記)、105゜
113はプリディストーション非線形補償回路(以下、
P、D、回路ともいう、図では PDと略記)、106
 .114は増幅器、119  、123は非線形歪検
出器(図では IM  DETと略記)、124は非線
形特性制御器(図ではC0NTと略記)であり、点線で
囲った125゜126が非線形補償用付加回路を表わし
ている。
上記非線形歪検出器119,123については、信号レ
ベルの検出にも用いられるので、本明細書の記述におい
ては、信号レベル検出器ということもある。
第2図において、パイロット信号用発振器117あるい
は120からのパイロット信号を増幅器106あるいは
114で増幅する時発生する相互変調歪成分を非線形歪
検出器119あるいは123で検出し、それが最小とな
るように、P、D、回路105 あるいは113から注
入する歪成分の振幅と位相を非線形特性制御器124に
よって自動的に制御する。
切換回路103,111は、非線形補償制御を行なう際
に、基地局あるいは移動局からの電波が増幅器に入力さ
れないように、切換回路108.116はパイa・7ト
信号が信号入出力ボートから移動局あるいは基地局へ向
けて出力されないように回路を切換えるために挿入され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、上記の非線形補償用付加回路を全ての中継増幅器
に適用すると、装置構成が複雑で大さくなり、経済性・
設置性が損なわれるという欠点があった。
また、増幅器の障害検出は第2図の構成を用いてパイロ
ット信号のレベルを信号レベル検品器で検出し、そのレ
ベル変化を見て行なうか、増幅器の消貸電流の変化を検
出することにより行ない、2段目以降の中継増幅器の障
害検出結果をトーン信号で初段中継増幅器の監視部へ送
っていた。パイロット信号のレベル変化を検出する方法
では二対のパイロット信号送出回路と信号レベル検出器
が必要であり、消突電流を検出する方法では、増幅器の
利得の変化を細かく識別することは困難であり、増幅器
の正常/故障の識別しか出来ない、あるいは電流は正常
でも利得が低下した場合には故障の識別が出来ない。ま
た、2段目以降の中継増幅器にはトーン信号発振器、初
段中継増幅器には2段目以降の中継増幅器から送られて
くるトーン信号に対応するトーン信号受信器が必要であ
るなどの欠点があった。
本発明は、このような従来の問題、Vχに鑑み、自動車
電話等の移動通信方式の電波不感地域を救済するために
設置される無線中継局の中継増幅器に相互変調歪低減用
の非線形補償用付加回路を適用する場合に、中継増体1
器を出来るだけ簡易かつ経済的に実現するための装置構
成法とその構成を利用した増幅器の障害検出法を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に記
載した手段により達成される。
すなわち、本発明は、以下の事柄を主なVf徴とする。
(1)  多段接続した中継増幅器にP、D、回路と可
変滅裂器を前置し、各中継増幅器に非線形特性制御器と
信号送受信回路を設け、初段中継槽@器の下り回線増幅
器の入力部にパイロット信号送出回路を、上り回線増幅
器の出力部に信号レベル検出器を設け、最終段中継増幅
器の下り回線増幅器の出力部に信号レベル検出器を、上
り回線増幅器の入力部にパイロット信号送出回路を設け
、初段中継増幅器の該パイロット信号と最終段中継増幅
器の該信号レベル検出器により全段の中継増幅器の下り
回線増幅器の非線形補償を行ない、最終段中継増幅器の
該パイロット信号と初段中継増幅器の該信号レベル検出
器により、全段の中継増幅器の上り回線増幅器の非線形
補償を行なう。
(2)多段接続した中継増幅器の各増幅器にP。
90回路と可変減衰器を前置し、各中継増幅器には非線
形特性制御器、信号送受信回路および下り回線増幅器出
力部とより回籾増幅器に前置された可変減衰器入力部の
開に周波数変換回路を設け、初段中継増幅器の下り回線
増幅器の入力部にパイロット信号送出回路を、上り回線
増幅器の出力部に信号レベル検出器を設け、初段中継増
幅器の該パイロット信号と該信号レベル検出器により全
段の中継増幅器の非線形補償を行なう。
従来、多段に接続された中継増幅器の非線形補償は、各
中継増幅器で個々に、また、上り回線と下り回線で個別
に非線形補償用付加回路を設置し、それぞれ独立に行な
っていた。
また、増幅器の障害検出は二対のパイロット信号送出回
路と信号レベル検出器を用いたパイロット信号のレベル
監視か、増幅器の消費電流のレベル監視で行ない、2段
目以降の中継増幅器の検出結果をトーン信号を用いて初
段中継増幅器の監視部へ送っていた。
これに対し、本発明における前記(1)または(2)の
構成においては、パイロット信号送出回路よりパイロッ
ト信号を送出し、信号レベル検出器で該パイロット信号
のレベルを検出することにより、全段の中継増幅器の障
害検出を行なうことができる。
〔実施例〕
第3図は本発明の第1の実施例の中継増幅器の構成を示
すブロック図である。
第3図において、100番台は初段中継増幅器、200
番台は初段中継増幅器と最終段中継増幅器の間に設置さ
れる中継増幅器、’300@台は最終段中継増幅器の構
成を示している (2段目以降の中継増幅器において、
初段中継増幅器と同一構成の物は同図の番号に100ま
たは200を加えた値としている)。
初段中継増幅器は、ttS2図の構成から下り回線用の
非線形歪検出器119、上り回線用のパイロット信号送
出用回路120 .121、方向性結合器107 .1
12および切換回路108 .111を取り除き、非線
形特性制御情報を中間中継器との開で送受信するための
信号送受信回路151を付加し、さらに下り回線用P、
D、回路105の前に可変減衰器152を、上り回線用
P、D、回路113の前に可変減衰器153を付加した
構成となっている。
−方、最終段中継増幅器は第2図の構成から117と1
18からなる下り回線用のパイロット信号送出用回路、
上り回線用の非線形歪検出器123、方向性結合器10
4 .115および切換回路103 .108 .11
1 .116を取り除き、非線形特性制御情報を中継増
幅装置との開で送受信するための信号送受信回路(図で
はO8と略記)351を付加し、さらに下り回線用P、
D、回路の前に可変減衰器(図ではATTと略記)35
2を、上り回線用P、D。
回路の前に可変減衰器353を付加した構成となってい
る。
また、初段中継増幅器と最終段中継増幅器の間に設置さ
れる中継増幅器は、′R終生中継増幅器構成から、さら
に下り回線用の非線形歪検出器319、上り回線用のパ
イロット信号送出用回路320 .321を除去した構
成となっている。
第3図の中継増幅器の非線形補償は以下のようにして行
なう。
まず下り回線については、パイロット信号送出用回路1
17から送出されたパイロット信号を増幅器106 .
206 .306で増幅し、該パイロット信号により下
り用増幅器106 。
206および306で発生した相互変調歪を信号レベル
検出器319で検出し、そのレベル情報を非線形特性制
御器324、信号送受信回路351を通じて非線形特性
制御器224,124へ通報する。該非線形特性制御器
124.224 .324は非線形歪検出器319で検
出した相互変調歪のレベルが最小になるようにP。
D0回路105 .205および305をコントロール
する。
今、増幅器206 を非線形補償する時、増幅器206
に入力されるパイロット信号により該増幅器206で発
生する相互変調歪が非線形歪検出器319での検出に適
した値となるよう可変減衰器252の減衰量を設定し、
増幅器106およV2O3で発生する歪のレベルが増幅
器206で発生する歪のレベルより十分低く、非線形歪
検出器319では増幅器206で発生する歪だけが検出
されるように、増幅器106および306でに加わるパ
イロット信号のレベルを可変減衰器152および352
で下げてP。
D0回路205を制御する 。この51整を順次繰り返
すことによって下り回線増幅器の非線形補償が完了する
上り回線については、パイロット信号送出用回路320
から送出されたパイロット信号を上ワ用増幅器314 
.214 .114で増幅し、同増幅器で発生した相互
変調歪を信号レベル検出器123で検出し、そのレベル
情報に基づいて非線形特性制御器は上り回線用の非線形
歪検出器123で検出した相互変調歪のレベルが最小に
なるようにP、D、回路113,213 .313をフ
ントロールし、下り回線と同様にして上り回線増幅器の
非線形補償を行なう。
第4図は本発明の第2の実施例の中継増幅器の構成を示
すブロック図である。
同図において、100番台は初段中継増幅器、400番
台は2段目以降の中継増幅器の構成を示している (2
段目以降の中継増幅器のvt成において、初段中継増幅
器と同一構成の物は同図の番号に300を加えた値とし
ている)。
初段中継増幅器はMS3図の初段中継増幅器(100番
台)に発振器154、ミキサー155、帯域通過フィル
タ156でm成される周波数変換回路157 (破線で
囲まれた部分)および方向性結合器107 .112 
 付加した構成であり、2段目以降の中継増@器は第3
図の200番台中継中継器に発振器454、ミえサー4
55、帯域通過フィルタ456でW威される周波数変換
回路457 (破線で囲まれた部分)および方向性結合
器407 .412を付加した構成である。
第4図の増幅器106および114の非線形補償は以下
のようにして行なう。
パイロット信号発振器117から送出され下り用増幅器
106で増幅されたパイロット信5・を周波数変換回路
157で上り回線の周波数帯域に入るように周波a変換
した後、上り用24 幅器114で増I嘔し、増幅31
06および114で発生した相互変調歪を非線形歪検出
器123で検出する。制御部124は非線形歪検出器1
23で検出した相互変調歪のレベルが最小になるように
P、D、回路105および113をフントロールする。
増幅器106を非線形補償する場合、増幅器106に入
力されるパイロット信号により該増幅器106″C発生
する相互変調歪が非線形歪検出器123での検出に適し
たレベルとなるように可変減衰器152の減衰量を設定
するとともに、増幅器114で発生する歪のレベルが増
幅器106で発生する歪のレベルより十分低く、非線形
歪検出器123では増幅器106で発生する歪だけが検
出されるよう警こ、増幅器114に加わるパイロット信
号のレベルを可変減衰器−153″c下げておく。
増幅器114の非線形補償を行なう場合には、可変減衰
器153の減衰]lを1該増幅器114の非線形補償に
適したレベルになるように設定し、j1ma106に加
わるパイロット信号のレベルを可変減衰器152で下げ
ておく。
以上のようにして、初段中継増・幅器の非線形補償制御
を行なう、パイロット信号のレベルは増幅器による歪が
生じない程度に下げればよく、これは増幅器でレベルア
ップされて後段の装置に送られる。
上述のような動作によって、初段中継増幅器の非線形補
償を行なった後、2段目以降の中継増幅器の非線形補償
を行なう。すなわち、初段中継増幅器内の周波数変換回
路157の発振器154の動作を停止し、下り回線信号
が上り回線に祈り返されないようにしておく、増幅器1
06で増111iiされた信号は2段目中継増幅器の入
力端子401に入力され、下り増幅器406で増幅され
周波数変換回路457で上り帯域に変換される。
さらに上り増幅器414で増幅され401 h−ら中継
増幅装置に送出され、増#A器114で増幅された後、
非線形歪検品器123で歪のレベルが検出される。そし
て、該非線形歪検出器123が検出した相互変rf!4
歪のレベルgt報を非線形特性制御器124、信号送受
信回路151 。
451を介して非線形特性制御器424が受信して、非
線形歪検出器123で検出した相互変調歪のレベルが最
小になるようl: P 、 D 、回路405と413
を制御する、または、非線形歪検出器123が検出した
相互変調歪のレベルに基づき非線形特性制御器124が
送出する制御情報を信号送受信回路151,451を介
して非線形特性制御器424が受信して、P、D、回路
405と413を制御する 。
増幅器406の非線形補償を行なう場合はP。
D0回路405の減衰量を増幅器406の非線形補償に
適したレベルになるように設定し、非線形歪検出器12
3では増幅器406で発生する相互変調歪だけが検出さ
れるように増幅器106 .114 .414に加わる
パイロット信号のレベルを可変域装器152 .153
 .453で下げておいてP、D、回路405を制御す
る。
増幅器414の非線形補償は、可変滅訳器453の減衰
量を増幅器414の非線形補償に適したレベルになるよ
うに設定し、非線形歪検出器123では増幅器414で
発生する相互変調歪だけが検出されるように増幅器10
6,114.406に加わるパイロット信号のレベルを
可変域′!l器152 .153 .405で下げてお
いて行なう、あまりレベルを下げすぎるとパイロット信
号が後段まで送られなくなるので、後段に伝送できてか
つ増幅器による歪が生じない程度にレベルを下げる。
2段目中継増@器の非線形補償が済んだら該中継増幅器
内のループを断とした後、3y!′!中継増鳴器内の周
波数変換器でループを作り、3段目中継増1Ill!器
内増幅器の非線形補償調整を行なう、補償の則永となる
増幅器Iご前置された可変減衰器の減衰量を該Pi幅器
の非12形補償に適したレベルになるように設定し、非
線形歪検出器123χ°は該増幅器で発生する相互変調
歪だけが検出されるように該増幅器の前後の全増幅器に
入力さFL′oパイロット信号のレベルを増幅器に前置
された可′!2減衰器で下げておいて補償の討卓となる
増幅器の非線形補償を付なう。以上の手、頃を類火縁r
)返すことによって、全ての中継槽!隅器内増幅器の非
線形M償を行なう。
上述した第2の実施例においては、まず初段中at壜渠
器内で下り回線信号を上り回線へ折り返すループを作っ
て該中継増幅器の非線形補償を行い、犬に初段中継増幅
器に近い方の中継増幅器から順に折り返しループを作り
、折り返しループを作った中継増幅器の非線形補償を行
なった後、次段の中継増幅器の非線形補償を行なうこと
をli!’)返して全中継増幅器の非線形補償を行なっ
ているが、本実施例においては、別の非線形補償方法を
採ることもできる。
すなわち、第5図に示すように、ゑ終段の中継増幅器(
400番台)だけに周波数変換回路を設け、該中継増幅
器内 線へ折り返すループを作り、全増幅器を直列に接続する
。従って、初段中継増幅器および初段中継増11@器と
最終段中継増幅器の間の中継増幅器の溝或はMS3図の
構成(100番台と200番台)と同様となる。
補償の対象となる増幅器に前置された可変減衰器の減衰
量を該増幅器の非線形補償に適したレベルになるように
設定し、非線形歪検出器123では増IIII器で発生
する相互変調歪だけが検出されるように増幅器の前後の
全増幅器に人力されるパイロット信号のレベルを該増幅
器に前置された可変減衰器で下げておいて補償の対象と
なる増幅器の非線形補償を行なう、これを下り回線およ
び上り回線の全増幅器について順次行ない、全段の中継
増幅器の非線形補償を実行する。
前記第1の実施例において、初段中継増幅器のパイロッ
ト信号用発振器117−1 .117−2および電力合
成器118から送られる下り回線用パイロット信号を最
終段中継増幅器の非線形歪検出器319で受信し、中継
増幅器の下り回線用増幅器の利得低下あるいは故障等が
発生すると該非線形歪検出器319で受信されるパイロ
ット信号レベルが低下することを利用して、全中継増幅
器の下り回線用増幅器の障害検出を行なうことができる
同様に、最終段中継増幅器のパイロット信号用発振器3
20−1 .320−2および電力合成器321から送
られる上り回線用パイロット信号を初段中継増幅器の非
線形歪検出器123で受信することにより、全中継増幅
器の上り回線用増幅器の障害検出を行なうことができる
また、前記第2の実施例においては、初段中継増幅器の
パイロット信号用発振器117−1゜117−2および
電力合成器118から送られる下り回線用パイロット信
号を中継増幅器の周波数変換回路を通して上り回線に折
り返し、初段中継増幅器の非線形歪検出器123で受信
されるパイロット信号レベルの低下の有無を見て、全中
継増幅器の障害検出を初段中継増幅器で行なうことがで
きる。
また、PlSS図に示すような非線形補償方法を採った
場合は下り回線から上り回線への信号の折り返しをR終
段の中継増幅器で行なうので、下り回線および上り回線
の全増幅器が直列接続された総合の利得を監視でき、こ
れで正常であれば、利得監視を終了してもよい。
なお、前記第2の実施例においても下り回線から上り回
線への信号の折り返しを最終段の中継増幅器で行えば、
下り回線および上り回線の全増幅器の利得を一度に監視
できる。もし監視結果が、正常でなければ、初段中継増
幅器から順に折り返しループを作って利得監視を行なう
ことにより障害個所を特定できるとともに、必ず□しも
中継増幅器の数だけ監視を行なわなくてすむ。
従来、増幅器の障害検出は第2図に示したような構成を
用いてパイロット信号のレベルを信号レベル検出器で検
出し、そのレベル変化を見て行なうか、増幅器の消貸電
流の変化を検出することにより行ない、2段目以降の中
継増幅器の障害検出結果をトーン信号で初段中継増幅器
の監視部へ送っていたが、第3図に示す構成とすること
により二対のパイロット信号送出回路と信号レベル検出
器で、また、第4図あるいは第5図に示す構成とするこ
とにより、−対のパイロット信号送出回路と信号レベル
検出器で全中継増幅器の障害検出を行なうことができ、
従来の方式に比べ中継増幅器の障害検出部を簡易化でき
る。
以上の各実施例において、非線形補償実行時および増幅
器の障害監視時にパイロット信号の周波数と相互変調歪
の周波数が電波不惑地域8内の移動局2が通信に使用し
ている周波数と一致すると、同一周波干渉を引き起こす
ので、パイロット信号送出回路は送信周波数を任意に設
定できる構成とし、かつ信号レベル検出器は受信周波数
を任意に設定できる構成とし、信号レベル検出器で電波
不感地域内移動局の送信電波をモニタしておき、パイロ
ット信号の周波数と相互変調歪の周Fi、数が該移動局
の送受信電波の周波数と一致しないようにパイロット信
号の周波数を設定して非線形補償および増幅器の障害検
出の制御を行なう。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の方式によれば、多段に接
続された中継増幅器に非線形補償を行なう場合に、各増
幅器にP、D、回路と可変減り器を前置し、各中継増幅
器に非線形特性制御器と信号送受信回路を設け、初段中
継増幅器の下ワ回線増幅器の入力部にパイロット信号送
品回路を、上り回線増幅器の出力部に信号レベル検出器
を設け、最終段中継増幅器の下り回線増幅器の出力部に
信号レベル検出器を、上り回線増幅器の入力部にパイロ
ット信号送出回路を設けることにより、二対のパイロッ
ト信号送出回路と信号レベル検出器により全増幅器の非
燥形補償を行なうか、あるいは各増幅器にP、D、回路
と可変減衰器を前置し、各中継増1@器には非線形特性
制御器、信号送受信回路および下り回線増幅器出力部と
上り回線増幅器に前置された可変減衰器入力部の間に周
波数変換回路を設け、初段中継増1嘔器の下り回線増幅
器の入力部にパイロット信号送出回路を、上り回線増幅
器の出力部に信号レベル検出器を設けることにより、−
対のパイロット信号送出回路と信号レベル検出器により
全段の中継増幅器の非線形補償を行なうことができ、中
継増幅器の装置構成の簡易化が図れるので経済性と設置
上の利便を高めることができる。
また、中継増幅器のパイロット信号送出回路から送出し
たパイロット信号のレベルを信号レベル検出器で検出す
ることにより、全中継増幅器の障害検出を行なうことが
できる。
さらに、パイロット信号送出回路は通M周波数を任意に
設定でさるWIt戊とし、かつ信号レベル検出器は受信
周波数を任意に設定できる構成として、信号レベル検出
器で電波不惑地域内移動局の送信電波をモニタしておき
、パイロット信号の周FL数と相互変調歪の周波数が該
移動局の送受信?!1波の周波数と一致しないようにパ
イロット信号の周波数を設定して非線形補償および増幅
器の障害検出の制御を行なうことにより、非線形補償実
行時Jンるいは増幅器の障害監視時にパイロット信号の
周波数と相互変調歪の周波数が電波不惑地域内移動局が
通信に使用している周波数と一致して同一周波干渉を引
き起こすことを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
ttS1図は8動通信方式における電波不感地域対象の
構成を示す図、tlS2図は非線形補償用付加回路を適
用した従来の中継増幅器の構成を示す図、第3図は本発
明の第1の実施例の中継増幅器の構成を示すブロック図
、第4図は本発明の第2の実施例の中継増幅器の構成を
示すブロック図、第5図は本発明の第2の実施例におい
て異なる非線形補償を採る場合のブロック図である。 1 ・・・・・・無線基地局、  2 ・・・・・・ 
移動局、3 ・・・・・・無線中継局、  4 ・・・
・・・対基地局アンテナ、  5 ・・・・・・中継増
幅器、  6 ・・・・・・対移動局アンテナ、  7
 ・・・・・・無線基地局1の無線ゾーン、  8 ・
・・・・・電波不感地域、  101゜201.301
 .401 .110 .210゜310 .410 
 ・・・・・・信号入呂カボート、102 .202 
.302 .402.1(,19゜209 .309 
.409  ・・・・・・ 送受共用器、103 、1
08 、111 、116・・・・・・切換回路、 1
04 .107 .307 .407゜112 .31
2 .412 .115  ・・・・・・ 方向性結合
器、  105 .205 .305゜405  、 
113  、 213  、 313  、 413・
・・・・・P、D、回路、 106 .206 .30
6゜406  、 114  、 214  、 31
4  、 414・・・・・・増幅器、  117−1
 .117−2  。 120−1 .120−2  ・・・・・・ パイロッ
ト信号用発振器、  118 .121 .32i・・
・・・・電力合成器、 119 .123  ・・・・
・・ 非線形歪検出器、 124 .224 .324
 .424 ・・・・・・非線形特性制御器、  15
1 .251 .351..451  ・・・・・・信
号送受信回路、152  、’252  、 352 
 、 452  、 153゜253 .353 .4
53  ・・・・・・可変域公器、154、.454 
 ・・・・・・発振器、   155 。 455 ・・・・・・ ミキサー、   156 .4
56・・・・・・帯域通過フィルタ、  157 .4
57・・−・・・ 周波数変換回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動通信方式のサービスエリア内に生ずる電波不
    感地域を救済するために、システムで使用する無線チャ
    ネルを増幅する中継増幅器を多段に接続して該サービス
    エリアを補完する中継サービスエリアを作る無線中継方
    式において、各増幅器にプリディストーション非線形補
    償回路と可変減衰器を前置し、各中継増幅器に非線形特
    性制御器と信号送受信回路を設け、初段中継増幅器の下
    り回線増幅器の入力部にパイロット信号送出回路を、上
    り回線増幅器の出力部に信号レベル検出器を設け最終段
    中継増幅器の下り回線増幅器の出力部に信号レベル検出
    器を、上り回線増幅器の入力部にパイロット信号送出回
    路を設け、初段中継増幅器のパイロット信号送出回路よ
    り2波以上のパイロット信号を初段中継増幅器の下り回
    路増幅器に注入し、補償の対象となる増幅器に前置され
    る可変減衰器の減衰量はパイロット信号により該増幅器
    で発生する相互変調歪が最終段中継増幅器の信号レベル
    検出器での検出に適した値となるように設定し、補償の
    対象となる増幅器以外の増幅器に前置される可変減衰器
    の減衰量は該増幅器でパイロット信号より発生する相互
    変調歪のレベルが補償の対象となる増幅器においてパイ
    ロット信号から発生する相互変調歪のレベルより十分低
    く、該信号レベル検出器では補償の対象となる増幅器で
    発生した相互変調歪だけが検出されるように設定し、該
    増幅器で発生する相互変調歪を該信号レベル検出器で検
    出し、そのレベル情報を信号送受信回路を通して非線形
    特性制御器に通報し、該制御器は補償の対象となる増幅
    器における相互変調歪が最小になるよう該増幅器に前置
    されるプリディストーション非線形補償回路を制御する
    ことを下り回線の各増幅器について順次繰り返すことに
    より、全段の中継増幅器の下り回線増幅器の非線形補償
    を行ない、最終段中継増幅器の該パイロット信号送出回
    路と初段中継増幅器の該信号レベル検出器を用いて、下
    り回線と同様にして、全段の中継増幅器の上り回線増幅
    器の非線形補償を行なうことを特徴とする無線中継方式
  2. (2)移動通信方式のサービスエリア内に生ずる電波不
    感地域を救済するために、システムで使用する無線チャ
    ネルを増幅器する中継増幅器を多段に接続して該サービ
    スエリアを補完する中継サービスエリアを作る無線中継
    方式において、各増幅器にプリディストーション非線形
    補償回路と可変減衰器を前置し、各中継増幅器には非線
    形特性制御器、信号送受信回路および下り回線増幅器出
    力部と上り回線増幅器に前置された可変減衰器入力部の
    間に周波数変換回路を設け、初段中継増幅器の下り回線
    増幅器の入力部にパイロット信号送出回路を、上り回線
    増幅器の出力部に信号レベル検出器を設け、該パイロッ
    ト信号送出回路より2波以上のパイロット信号を初段中
    継増幅器の下り回線増幅器に注入し、周波数変換回路で
    下り回線信号を上り回線に折り返すループを作り、補償
    の対象となる増幅器に前置される可変減衰器の減衰量は
    、パイロット信号により該増幅器で発生する相互変調歪
    が初段中継増幅器の信号レベル検出器での検出に適した
    値となるように設定し、補償の対象となる増幅器以外の
    増幅器に前置される可変減衰器の減衰量は該増幅器でパ
    イロット信号より発生する相互変調歪のレベルが補償の
    対象となる増幅器においてパイロット信号から発生する
    相互変調歪のレベルより十分低く該信号レベル検出器で
    は補償の対米となる増幅器で発生した相互変調歪だけが
    検出されるように設定し、該増幅器で発生する相互変調
    歪を該信号レベル検出器で検出し、そのレベル情報を信
    号送受信回路を通して非線形特性制御器に通報し、該制
    御器は補償の対象となる増幅器における相互変調歪が最
    小になるよう該増幅器に前置されるプリディストーショ
    ン非線形補償回路を制御することを順次繰り返すことに
    より、全段の中継増幅器の非線形補償を行なうことを特
    徴とする無線中継方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0394813A2 (en) * 1989-04-26 1990-10-31 The Dow Chemical Company Melt processable thermotropic aromatic copolyesters and process for preparing same
JP2017175671A (ja) * 2017-07-07 2017-09-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 デジタル放送送信装置及びデジタル放送受信装置

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EP0394813A3 (en) * 1989-04-26 1992-04-08 The Dow Chemical Company Melt processable thermotropic aromatic copolyesters and process for preparing same
JP2017175671A (ja) * 2017-07-07 2017-09-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 デジタル放送送信装置及びデジタル放送受信装置

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