JPS6335230B2 - - Google Patents

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JPS6335230B2
JPS6335230B2 JP59207695A JP20769584A JPS6335230B2 JP S6335230 B2 JPS6335230 B2 JP S6335230B2 JP 59207695 A JP59207695 A JP 59207695A JP 20769584 A JP20769584 A JP 20769584A JP S6335230 B2 JPS6335230 B2 JP S6335230B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seaweed
mixture
filter
seawater
pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP59207695A
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English (en)
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JPS6185175A (ja
Inventor
Koichi Kubomae
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINWA ELEC WORKS
Original Assignee
SHINWA ELEC WORKS
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Publication date
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Priority to JP59207695A priority Critical patent/JPS6185175A/ja
Publication of JPS6185175A publication Critical patent/JPS6185175A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は海中から採取した生海苔の洗浄装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、生海苔連続洗浄、脱水機として、例えば
実公昭55−39754号公報に示されているように、
外筒内に内周状固定フイルターを設け、このフイ
ルターに摺接するスクリユーを設け、前記フイル
ター内に一端から海苔と海水との混合物を撹拌し
つつ供給し、前記スクリユーで海苔をフイルター
の他端に搬送する間に、フイルターを通して海水
および海苔から離れた汚れを外筒に排出すること
で、海苔を洗浄、脱水するものが知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前述のような洗浄、脱水機のみでは、
海苔に付着している汚れを確実に分離させること
がむずかしく、生海苔連続洗浄、脱水機を横形に
して、フイルターと撹拌翼とを近づけ小形化した
ものでも、海苔から汚れを十分に分離させにくい
という問題点があつた。
この発明は、前述した問題点を解決するため
に、生海苔連続洗浄、脱水機への流入側すなわち
この洗浄、脱水機とこれに海苔と海水との混合体
を圧送するポンプとの間に設置して、海苔から汚
れを分離させるための生海苔洗浄装置を、簡単な
構成で提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の生海苔洗浄装置は、円筒状密閉容器
の一端部に海苔と海水との混合体を圧送するポン
プの吐出側を連通させ、前記密閉容器内に前記ポ
ンプの吐出圧より小さい力を混合体の移動方向と
反対方向に発生させる回転スクリユーを設けたも
のである。
〔作用〕
この発明の生海苔洗浄装置は、以上のように構
成され、ポンプによつて、海苔と海水との混合体
を円筒状密閉容器内に圧送し、この密閉容器内に
設けた回転スクリユーで混合体を移動方向と反対
方向に力を加えながら、ポンプの吐出圧で密閉容
器内の一端側から他端側に混合体を移動させるこ
とにより、混合体の移動中に海苔を前記スクリユ
ーと密閉容器壁とで撹拌摩擦を十分に行い、海苔
に付着している汚れや弱体老化した部分を確実に
剥がして分離させると共に、海苔を軟化させて艶
が出るようにし、前述のような生海苔連続洗浄、
脱水機に送出せるようにする。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例につき図を参照し
て、生海苔連続洗浄、脱水機と共に説明する。
第1図は生海苔洗浄装置を示し、この洗浄装置
1は円筒状密閉容器2内にスクリユーコンベヤー
状に回転スクリユー3が嵌合され、これの回転軸
3aが前記密閉容器2の両端壁に回転自在に軸支
され、一方の回転軸3aに密閉容器2外に設置し
た図示しないモータのような原動機から回転力が
伝達されるように構成されている。密閉容器2の
一端部にはポンプ4の吐出側が接続され、ポンプ
4の吸込側は海苔と海水との混合体の収容槽5内
に開口され、密閉容器2の他端部が後述する横形
の生海苔連続洗浄、脱水機32に接続されてい
る。そして、回転スクリユー3は密閉容器2の他
端側から一端側に混合体を送る向きに配設されて
いるが、回転スクリユー3による圧力ポンプ4の
吐出圧より小さく、混合体が密閉容器2の一端側
から他端側に送られる。
前記洗浄、脱水機32は、第2図から第4図に
示すように、フレーム6上に支え板7を介して外
筒8が固定され、外筒8の上部には透明板9を有
する点検用窓10が軸方向の両端部を除く大部分
に形成されている。外筒8の一端部には、軸方向
に2分割されて密閉槽11のケーシング11a,
11bが設けられ、一端側のケーシング11a内
の一端部に回転撹拌翼12が配設されている。こ
の撹拌翼12の回転軸13は、前記フレーム1内
に設置したモーターのような原動機14によつ
て、プーリー15、無端ベルト16、プーリー1
7を介して駆動されるように構成されている。ケ
ーシング11a,11bに海苔と海水との混合体
の流入口18、海水の流入口19がそれぞれ開口
され、流入口18は第1図に示すように前記生海
苔洗浄装置の密閉容器2の他端に接続され、流入
口19は図示しない別のポンプの吐出側に接続さ
れている。ケーシング11a,11bの他端部に
はそれぞれ他端側が小径となる絞り部11c,1
1dが形成されている。他端側のケーシング11
bの他端部のフランジ11eに円筒状固定フイル
ター20の一端部が支持され、フランジ11eに
設けた回り止めピン11fに着脱可能に係合され
て、前記フイルター20の一端部が密閉槽11の
他端部に連通されている。フイルター20の外周
側には同軸にまたこれと間隔を形成して前記外筒
8が配設され、外筒8の一端部がケーシング11
bのフランジ11eに固定され、外筒8の他端部
の下部に排水口21が設けられている。排水口2
1にはダンパー式の排水弁22が設けられ、排水
弁22は手動式の開度調整ハンドル23に連結さ
れている。前記フイルター20内にこれを同軸に
前記回転軸13が延ばされ、回転軸13の外周に
円筒状の回転体24が着脱可能に取付けられ、回
転体24の外周にはフイルター20に摺接する複
数条のブラシ25が軸方向に沿いまたは螺旋状に
形成され、回転体24の外周他端にはその軸方向
にブラシ25と重ねまたは重ねずに連続させて海
苔送出用スクリユー26が設けられ、このスクリ
ユー26の外周とフイルター20の内周間に僅か
の隙間が形成されている。外筒8の他端部に海苔
送出ガイド部材27の一端部に設けたフランジ2
7aが軸回りの位置調整可能に複数本の締付ねじ
28で締付固定され、前記ガイド部材27のフラ
ンジ27aとケーシング11bのフランジ11e
とでフイルター20が挾持され、これの他端とガ
イド部材27の一端が連通されている。ガイド部
材27は、フランジ27aに接してこの部分の断
面積より海苔送出側が順次小断面積となる絞り部
27bが設けられ、絞り部27bより他端側が直
角に屈曲していると共に、他端部に海苔送出口2
9が設けられている。前記絞り部27bは第2
図、第5図に示すように、前記フイルター20お
よび回転体24に対し偏心している。また密閉槽
11のケーシング11a,11b、回転軸13、
外筒8、フイルター20および回転体24は一端
より他端に向い高くなるように傾斜して設置され
ている。なお、第2図中、30は回転軸13に設
けた操作ピンで、操作ピン30に回転体24の一
端部に設けた切欠24aが係合支持され、回転軸
13の他端部に締付けられた押え部材31で回転
体24の他端部が操作ピン30に向つて押付けら
れている。
次に、以上のように構成された実施例の動作に
ついて説明する。
まず、ポンプ4を駆動して収容槽5から海苔と
海水との混合体を密閉容器2の一端部に圧送す
る。これと共に、回転軸3aを図示しない原動機
で駆動して回転スクリユー3を回転させ、このス
クリユー3による密閉容器2の他端側から一端側
に作用する力よりポンプ4の吐出圧が大きいため
に、前記混合体が密閉容器2の一端側から他端側
に移動され、この移動中に海苔が回転スクリユー
3の表面および密閉容器2の内壁面と摩擦される
と共に撹拌される。この場合に、ポンプ4の吐出
圧に抗する逆方向の力が海苔と海水の混合体に加
わつているために、混合体が密閉容器2を通過す
る時間が長くなると共に、海苔が回転スクリユー
3、密閉容器2に強く押付けられて移動し、この
ため、海苔の表面に付着している砂などの汚れが
確実に剥がされ、また老化して弱体になつた海苔
の一部が剥離し、海苔の表面が研摩されて海苔が
軟化する。
このようにした後、海苔と海水との混合体が生
海苔連続洗浄、脱水機32の流入口18から密閉
槽11内に圧送され、または別の図示しないポン
プで流入口19から密閉槽11内に海水が圧送さ
れる。この状態で、原動機14を駆動し回転軸1
3を回転させて、撹拌翼12と回転体24とを回
転させる。このようにすると、密閉槽11内で、
海苔と海水の混合体および海水が撹拌翼12の回
転で撹拌されながらフイルター20に流入され、
回転体24の回転によるブラシ25の回転で、海
苔が撹拌、摩擦されながら、回転体24とフイル
ター20との間をこれらの一端側から他端側に移
動され、この移動中に海水と海苔から剥がれた汚
れなどがフイルター20を通つてこれと外筒8の
間に排出され、排出された海水と汚れが排水弁2
2を介して排水口21から機外に排出される。こ
の場合に、機外から開度調整ハンドル23を操作
して排水弁22の開度を調整することで、外筒8
および密閉槽11内の海水面を所要高さに保持し
て、フイルター20の軸方向に長くその円周方向
の一部を海水面下に位置させる。前述のようにし
て、海水と汚れが排出されて洗浄されると共に脱
水された海苔は、フイルター20の他端から海苔
送出ガイド部材27の絞り部27bに送出され、
ここで圧力が加わつて適度に詰まるが、ポンプ圧
と回転体24の海苔送出用スクリユー26の働き
によつて、絞り部27bを越えて海苔送出口29
から機外に取出される。また、前述した動作中
に、外筒8上部の透明板9を通してフイルター2
0の目詰り、汚れの排出状況を点検し、必要に応
じフイルター20を清掃する。フイルター20の
清掃は、ポンプおよび原動機14を停止させ、締
付ねじ28を外して前記ガイド部材27を取外
し、フイルター20を外筒8の他端開口から引き
抜いて清掃すると共に、回転軸13から押え部材
31を外して回転体24を外筒8の他端開口から
外筒8および回転軸13に対して引抜き、回転体
24をこれに設けたブラシ25などと共に清掃す
る。清掃後は、前述と逆の操作で回転体24およ
びフイルター20を取付ける。さらに、締付ねじ
28を外した状態でガイド部材27を外筒8に対
してこれの軸回りに回動させて、円周方向の数個
所に等間隔に設けたガイド部材27のフランジ2
7aの孔と、これらと対応するように円周方向に
等間隔で設けた外筒8側のねじ孔とを合せ、締付
ねじ28を差込んで締付けると、絞り部27bが
回転軸13に対し偏心していること、および海苔
送出口29の垂直面に対する角度が変わること
で、絞り具合つまり送出される海苔にかかる圧力
と脱水能力を調整できる。
なお、この実施例において、回転体の送出側端
部に設ける海苔送出用スクリユーは、海苔にかか
る圧力に負けてブラシが曲がるのを防止するため
のものであるが、回転軸をガイド部材内まで延長
してこの延長部に設けてもよく、回転体にブラシ
を螺旋状に設けて省略してもよい。また、この発
明において、海苔が長い場合にこれを切断する回
転カツターを、密閉容器内など、海苔と海水との
混合体を圧送するポンプの吸込口近くからフイル
ターの入口までの適所に設けてもよい。さらに、
この発明において、密閉容器内に設けた回転スク
リユーは回転数を変えられるようにし、回転の汚
れ具合などによつて、その洗浄効果を変えると共
に、過度の洗浄による品質低下を防止することが
好ましい。そして、この発明は、生海苔連続洗
浄、脱水機に、海苔と海水の混合体を流入させる
前処理として使用するものであるが、必ずしも実
施例のものに限られることなく、適宜の生海苔連
続洗浄、脱水機に接続して使用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ポン
プによつて密閉容器内に海苔と海水との混合体を
圧送し、前記密閉容器内に設けた回転スクリユー
で混合体を移動方向と反対方向に力を加えなが
ら、ポンプの吐出圧で密閉容器内の一端側から他
端側に混合体を移動させることにより、混合体の
移動中に海苔を回転スクリユーと密閉容器壁とで
撹拌、摩擦を行うようにしたので、これらが十分
にできて海苔に付着していた部分や老化して弱体
になつた部分を確実に剥がして分離させ得ると共
に、海苔を軟化させて艶出しすることができ、簡
単な構成でありながら、この発明の洗浄装置で処
理した後の混合体を生海苔連続洗浄、脱水機で洗
浄、脱水すれば良品質の海苔が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す側断面図、
第2図はこの発明の一実施例による装置に接続す
る生海苔連続洗浄、脱水機を示す側断面図、第3
図は同平面図、第4図は第2図矢視図、第5図
は海苔送出ガイド部材の第2図−線断面図で
ある。 1……生海苔洗浄装置、2……円筒状密閉容
器、3……回転スクリユー、4……ポンプ、32
……生海苔連続洗浄、脱水機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状密閉容器の一端部に海苔と海水との混
    合体を圧送するポンプの吐出側を連通させ、前記
    密閉容器内に前記ポンプの吐出圧より小さい力を
    混合体の移動方向と反対方向に発生させる回転ス
    クリユーを設けたことを特徴とする生海苔洗浄装
    置。 2 回転スクリユーは、回転数が可変にしてある
    特許請求の範囲第1項に記載の生海苔洗浄装置。
JP59207695A 1984-10-03 1984-10-03 生海苔洗浄装置 Granted JPS6185175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59207695A JPS6185175A (ja) 1984-10-03 1984-10-03 生海苔洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP59207695A JPS6185175A (ja) 1984-10-03 1984-10-03 生海苔洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPS6185175A JPS6185175A (ja) 1986-04-30
JPS6335230B2 true JPS6335230B2 (ja) 1988-07-14

Family

ID=16544041

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59207695A Granted JPS6185175A (ja) 1984-10-03 1984-10-03 生海苔洗浄装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9706933B2 (en) * 2008-05-22 2017-07-18 Omron Healthcare Co., Ltd. Blood pressure measurement device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0413993Y2 (ja) * 1987-05-14 1992-03-30
JP4756840B2 (ja) * 2004-09-13 2011-08-24 三菱電機株式会社 キャンパッケージ型光半導体装置および光モジュール
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