JPS6334833B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6334833B2
JPS6334833B2 JP55099557A JP9955780A JPS6334833B2 JP S6334833 B2 JPS6334833 B2 JP S6334833B2 JP 55099557 A JP55099557 A JP 55099557A JP 9955780 A JP9955780 A JP 9955780A JP S6334833 B2 JPS6334833 B2 JP S6334833B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
container
needle
bag
coupling member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55099557A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5724284A (en
Inventor
Masakazu Ozawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9955780A priority Critical patent/JPS5724284A/ja
Publication of JPS5724284A publication Critical patent/JPS5724284A/ja
Publication of JPS6334833B2 publication Critical patent/JPS6334833B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インクジエツト記録装置に装備する
インク容器に関する。
従来のインクジエツト記録装置、とりわけイン
クジエツト方式のプリンター等に於ては、インク
の補充の簡便さからカートリツジ式のインク容器
が、多く用いられている。このカートリツジ式の
インク容器を用いた場合には、インクの補充が容
器の交換だけで出来ることや補充量の判断が不要
であること、及び補充に際してのインクによる汚
染がほとんど起きないこと等の利点がある。
その反面では、このカートリツジ式の容器を用
いる場合には、これと容器内のインクをインクジ
エツトヘツドに供給するための供給路との結合を
行なう(…一般には、針を用いて行なう)ことが
必要になるが、特に、記録装置全体が持ち運びさ
れたり、過つて転倒されたとき、或は、結合を解
いたときに前記結合部からインクが漏れ出易いと
言う不都合があつた。
本発明の目的は、この様な従来の欠点を除去
し、インクジエツトヘツドへのインク供給を安全
にして確実に為される、所謂、カートリツジ式の
インク容器を提供することにある。
斯かる目的を達成した本発明のインク容器は、
インクを貯溜する容器と、該容器内のインクを容
器の外部へ導出するための導出管と、該導出管の
外方端部に挿着される弾性体の結合部材と該結合
部材に環装される剛性リングを有する封止用弾性
部材とを具備することを特徴とする。
第1図a及び第1図bによつて本発明インク容
器の一実施例を説明するが、第1図aは、インク
容器の平面図、第1図bはその一部破断側面図で
ある。ここで、符号10は2層構造の高分子フイ
ルム、例えばポリエチレンフイルム上にナイロン
を被着して形成した1枚のフイルムを、折り曲げ
て重ね合せ、その周囲の3辺10x,10y,1
0zを熱溶着等により接合して形成した袋状容器
である。3辺の接合面のうち1辺10xの接合面
には、容器10内部のインクを外部へ導出するた
めのインク導出管11を挿着する。符号12はゴ
ム等の弾性体の成形品からなる段付円柱形状の結
合部材で、その大径部15内には空所14を設
け、この空所14から小径部13の端面に通じる
小孔16をあける。袋状容器10に挿着したイン
ク導出管11の一端をこの小孔16から空所14
に挿入して固着する。そして、結合部材12の外
方端部17により容器10の内部のインクが封止
される。
尚、この外方端部17には金属製の剛性リング
18が環装してあつて、その弾性体部分19がこ
のリング18によつて若干、緊縮されるようにな
つている。
ところで、前述のとおり、結合部材12は、ゴ
ム等の弾性体の成形品であるが、本発明に於て
は、これをその圧縮永久ひずみ〔…JIS、K6301
―1975に従つて測定した値〕が10%(70±1℃/
22時間)以下の範囲となるゴムにより構成するの
がとりわけ有効である。そして、ここに適用され
るゴムとしては、シリコーンゴム、ウレタンゴ
ム、塩素化ポリエチレン、エピクロルヒドリンゴ
ム、ニトリルゴム(NBR)、イソプレンゴム、ブ
タジエンゴム、クロロプレンゴム、フツ素ゴム等
を挙げることができる。中でも、シリコーンゴム
は、弾性復元力に富み、後に詳述される針等によ
る刺し孔の密閉度及び抜き孔の閉塞性に於て非常
に優れており、且つ、インク溶媒に対する耐性に
も優れているので最適なものである。
本発明の実施例では、東レ・シリコーン
SH841U(商品名;シリコーンゴム)を用いて最
良の結果を得ることができた。
第2図は、叙上のように構成したインク容器を
装備するインクジエツト記録装置の一例を示し、
ここで、20は記録ヘツドで、キヤリツジ21上
に固着される。キヤリツジ21はシヤフト22に
沿つて移動可能に取付けられて、キヤリツジ駆動
モータ(図示せず)の制御の下にシヤフト22に
沿つて往復移動する。記録ヘツド20のノズル2
0Aと反対側端部には可撓性インク供給路23の
一端を接続する。可撓性インク供給路23の他端
を、インクジエツト記録装置の基台24に固着さ
れたジヨイント25の一端に挿着する。ジヨイン
ト25の他端には針状管路26を挿着し、ジヨイ
ント25の内部に設けた通路27を介して両管路
23と26とを連通させる。
ここで、第1図a及び第1図bに示した本発明
による偏平袋状インク容器を基台24上に載置し
て図示矢印の方向へ動かして、その結合部材12
を針状管路26に押圧して、針状管路26を結合
部材12に貫入させ、それにより容器10をイン
クジエツト記録装置に装着する。記録ヘツド20
のノズル20Aから印字紙(図示せず)にインク
を吐出して数字や文字等を印字すると、記録ヘツ
ド20のノズル20Aの表面張力によつてインク
容器10から供給路23を介して記録ヘツド20
にインクが供給される。本発明では、容器10を
偏平状に形成したので、容器10内のインクが減
少してもインクの水位の変化は少なく、記録ヘツ
ド20へのインク供給能力はほぼ一定であり、終
始、安定したインクの供給が可能となる。又、本
発明ではインク容器10をインクジエツト記録装
置に装着する際には、弾性体から成る結合部材1
2に針状管路26を貫入させるだけでよいので、
容器交換作業が容易になるばかりか、インクで周
囲を汚染することもない。
第3図は、第1図a及び第1図bに示した袋状
インク容器10を筐体31内に収納してその取扱
いを一層容易にしたカセツト式のインク容器の一
例を示すインクカセツト33の一部破断斜視図で
ある。そして、第4図には、この第3図のA―A
線切断面を示す。図に於て、袋状容器10の導出
管11に接続した結合部材12は、上下に2分割
された筐体31の上部筐体31Aと下部筐体31
Bの同一平面をなす一外壁に形成した開口31p
を通して、結合部材12の外方端部17の端面を
上述の一外壁より突出させて、狭持する。ここ
で、符号32は筐体31内を常時大気と連通する
ために通気孔である。このように構成したインク
カセツト33は、第2図とほぼ同様のインクジエ
ツト記録装置に装着することができる。
又、このインクカセツト33に於ては、第4図
に示すように、結合部材12の大径部15が筐体
31の環状凹部31Rに嵌合して固定されている
ので、結合部材12に外圧が加わつた場合にも、
これが筐体31の外壁から脱落することがない
し、ここでは不図示の針状管路との接続操作が容
易に行なえる。
更に、袋状容器10の一部10aが筐体31の
壁面に接合等して固定されているので、インクカ
セツト33の取扱い中に袋状容器10が筐体31
内を移動して、インク導出管11から脱落してイ
ンク漏れを起こす恐れは全くない。
このように、本例では、可撓性材料からなる袋
状容器10を剛体である筐体31内に収容してイ
ンクカセツト33を構成することにより、インク
ジエツト記録装置への容器10の装着に際して、
可撓性の袋状容器10に直接触れる必要がなく、
剛体のインクカセツト33を持つて装填操作すれ
ばよいので取り扱いがより一層容易となる。
第5図a,bは、インクカセツト33をインク
ジエツト記録装置に装着した際の結合部の詳細を
示す。ここで34はインクジエツト記録装置の基
台に固着したジヨイントで、その中心部には針状
管路35を貫入させておく。針状管路35の一端
(第5図では右端)には、記録ヘツドへ記録液を
供給するための供給路36を接続しておく。そし
て、不図示のインクカセツトの結合部材12をジ
ヨイント34の側端面に圧接させると、その針状
管路35は結合部材12に刺し込まれ、その空所
14まで貫入する。これによりインクカセツト内
の不図示の袋状容器と供給路36とが導出管11
を介して連通し、袋状容器内から記録ヘツドへイ
ンクが供給可能になる。
尚、このとき、結合部材12を前記のとおり圧
縮永久ひずみが10%以下となるゴムを用いて構成
するならば、第1図bや、第4図に示したような
リング18を必ずしも環装しなくても良い。但
し、このリング18を併用した場合には、結合部
材12に貫入した針状管路35が緊縮力を受けて
結合部材12と完全に密着するので多少の振動が
加わつたとしてもインク漏れの余地はないし、
又、針状管路35が抜き取られた後、結合部材1
2に残る刺通孔が直ちに閉塞されてインクが漏れ
出ることが皆無となり、一層、効果的である。
ここで、第6図及び第7図に本発明インク容器
に於ける結合部材12の変形例を示す。
第6図及び第7図に於て、弾性体から成る結合
部材12の外方端部17に環装したリング18の
側面18xは針受けガイドを兼ね、その底部の開
口18pを以て位置決めして、針状管路35の刺
通を許すようになつている。この様に結合部材1
2を構成すると、針状管路35が斜め刺り等し
て、インク容器との連通の不具合を生じることが
ほとんどなくなる。
以上説明したように本発明インク容器によれ
ば、袋状容器を偏平に形成し、しかもこれをイン
クジエツト記録装置の底面に対して平行に配置す
るので、袋状容器から取り出されるインクにはほ
とんど圧力がかからず、記録ヘツド近傍にも圧力
がかからない。よつてノズルからの不要なインク
漏れやスプラツシユ等の印字不良は発生しない。
しかも、袋状容器内のインクが減少しても、従来
のような縦型の容器と異なり、インク供給能力に
変化がないので、特別なポンプや圧力調整弁を必
要とせず装置の小型化に寄与するところ大であ
る。また、容器の装着は簡単な構成による結合部
材とジヨイント部を結合するだけでよく、極めて
容易にかつ確実に装着することができる。
また本発明においては、袋状容器を筐体に収容
してインクカセツトを形成すれば、インク容器の
取扱いが容易となり、かかるインクカセツトは極
めて簡単な構成でよく、しかもまたインクジエツ
ト記録装置のインク供給路に対して、容易にして
確実に着脱することができ、しかも着脱の際にイ
ンク漏れのおそれもない。
更に、本発明インク容器は圧縮永久ひずみの小
さい弾性体を用いた結合部材によつて封止されて
いるのでインク漏れが全くないし、結合部材に於
ける針等の抜き孔の閉塞性が良好でありインク容
器を交換するときにも、インクによる汚染が生じ
ることがない。
又、結合部材に剛性リングを環装して緊縮して
いるので、これに針状管路を接続した場合、脱落
することがなく確実にインクの送出が行なえる。
等々、種々の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明インク容器の一例を示す平面
図、第1図bはその一部破断側面図、第2図は第
1図aおよび第1図bに示したインク容器をイン
クジエツト記録装置に装着する説明図、第3図は
第1図aおよび第1図bに示した袋状容器が収容
されたインクカセツトの一部破断斜視図、第4図
は第3図のA―A線切断面図、第5図a及び第5
図bは共に本発明インク容器の結合部の一例を示
す説明図、第6図及び第7図は何れも、本発明イ
ンク容器に係る結合部材の変形例を示す説明図で
ある。 図に於て、10は袋状容器、11はインク導出
管、12は結合部材、13は小径部、14は空
所、15は大径部、16は小孔、17は外方端
部、18はリング、19は弾性体部分、20は記
録ヘツド、20Aはノズル、21はキヤリツジ、
22はシヤフト、23,36は供給路、24は基
台、25,34はジヨイント、26,35は針状
管路、27は通路、31は筐体、31Aは上部筐
体、31Bは下部筐体、32は通気孔、33はイ
ンクカセツト、18xは側面、18pは開口、3
1pは開口、31Rは環状凹部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インクを貯溜する容器と、該容器内のインク
    を容器の外部へ導出するための導出管と、該導出
    管の外方端部に挿着される弾性体の結合部材と該
    結合部材に環装される剛性リングを有する封止用
    弾性部材とを具備することを特徴とするインク容
    器。 2 前記容器と導出管を内部に収納し、前記封止
    用弾性部材を嵌合し固定する筐体を有して成る特
    許請求の範囲第1項記載のインク容器。
JP9955780A 1980-07-21 1980-07-21 Ink container Granted JPS5724284A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9955780A JPS5724284A (en) 1980-07-21 1980-07-21 Ink container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9955780A JPS5724284A (en) 1980-07-21 1980-07-21 Ink container

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13563389A Division JPH0270443A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 インク容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5724284A JPS5724284A (en) 1982-02-08
JPS6334833B2 true JPS6334833B2 (ja) 1988-07-12

Family

ID=14250452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9955780A Granted JPS5724284A (en) 1980-07-21 1980-07-21 Ink container

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5724284A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112642U (ja) * 1983-01-19 1984-07-30 三洋電機株式会社 インクカ−トリツジ
JPH0665492B2 (ja) * 1983-07-29 1994-08-24 キヤノン株式会社 インクカ−トリツジ
JPH0698774B2 (ja) * 1984-02-09 1994-12-07 キヤノン株式会社 インク容器
US5126767A (en) * 1984-02-09 1992-06-30 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank with dual-member sealing closure
JPH0270443A (ja) * 1989-05-29 1990-03-09 Canon Inc インク容器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110633A (en) * 1976-03-12 1977-09-16 Siemens Ag Ink storage container for ink recorder
JPS52150637A (en) * 1976-06-07 1977-12-14 Silonics Ink feeder and printing head
JPS5429640A (en) * 1977-08-08 1979-03-05 Silonics Ink cartridge for ink jet printer

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569549Y2 (ja) * 1976-10-25 1981-03-03

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110633A (en) * 1976-03-12 1977-09-16 Siemens Ag Ink storage container for ink recorder
JPS52150637A (en) * 1976-06-07 1977-12-14 Silonics Ink feeder and printing head
JPS5429640A (en) * 1977-08-08 1979-03-05 Silonics Ink cartridge for ink jet printer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5724284A (en) 1982-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60165249A (ja) インク容器
US5126767A (en) Ink tank with dual-member sealing closure
US4568954A (en) Ink cartridge manufacturing method and apparatus
US4551734A (en) Ink cartridge with ink level sensor
JP7147198B2 (ja) インク補給補助装置及びインク補給装置
JP4297019B2 (ja) インクカートリッジ及びインク供給システム
US7252374B2 (en) Ink-jet recording apparatus having ink-extracting member
EP1658981B1 (en) Protector for ink cartridge
KR970015046A (ko) 잉크 탱크 카트리지와 그 제조 방법 및 잉크 탱크 카트리지의 패키징 구조
JP4165278B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクカートリッジ
TW200303267A (en) Ink cartridge for ink-jet printing apparatus
EP1609603B1 (en) Method of filling ink cartridge with ink
JP2010240907A (ja) 液体収容容器
JPS6334833B2 (ja)
US20030067521A1 (en) Ink housing device effectively preventing ink leakage
JP2005212379A (ja) 液体容器
US6280024B1 (en) Ink cartridge for printer
JP3043926B2 (ja) インクカートリッジ
JPH045549B2 (ja)
JPH0523953B2 (ja)
US6164770A (en) Ink cartridge and ink jet printer using the same
JP2001205819A (ja) インクカートリッジおよびこれを用いるインクジェット式記録装置
US10987934B2 (en) Sealing structure and liquid storage container
JPS6317619B2 (ja)
JPS639544A (ja) インク供給装置