JPS6334734Y2 - - Google Patents

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JPS6334734Y2
JPS6334734Y2 JP882084U JP882084U JPS6334734Y2 JP S6334734 Y2 JPS6334734 Y2 JP S6334734Y2 JP 882084 U JP882084 U JP 882084U JP 882084 U JP882084 U JP 882084U JP S6334734 Y2 JPS6334734 Y2 JP S6334734Y2
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JP
Japan
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coil
roller
deflector
opener
deflector roller
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JP882084U
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English (en)
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JPS60121408U (ja
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Priority to JP882084U priority Critical patent/JPS60121408U/ja
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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷間圧延設備,熱処理設備,酸洗設
備等のコイル材連続処理ラインにおいて、巻戻し
コイルについている巻きぐせ(特に先端部)を矯
正し、コイル材が構成機器各部にひつかかる等の
通板上の障害を除くために設置するコイル材巻戻
し装置に関するものである。
従来、この種の装置としては第1図に示すもの
が公知である。すなわち、断面先細形状に形成し
た先端部を進退可能に、かつ揺動可能に支持し
て、巻戻しコイル21の表面に退避可能に当接さ
せるようにしたコイルオープナ23が設けてあ
る。
また、コイルオープナ23の背後に、コイル材
22のガイド用として、回転自在に第1デフレク
タローラ24と、この上方近接位置に駆動ローラ
であるピンチローラ25を上方に退避可能に設け
るとともに、つづけてベンデイング部26が設け
てある。このベンデイング部26は、適宜間隔で
回転自在に設けた2つのローラ27と、この両ロ
ーラ27,27の上方中間位置に昇降可能に設け
た駆動ローラである1つのローラ28とからなつ
ている。
さらに、このベンデイング部26の背後にはガ
イド用として回転自在に第2デフレクタローラ2
9を用けるとともに、各ローラの前後には通板ガ
イド30が設けてある。
そして、巻戻しコイル21を巻戻し始める際、
通常コイル先端部はコイル本体側にカールして、
容易にコイル本体から離れないので、コイルオー
プナ23を第1図に示すように巻戻しコイル21
の表面に押付けるようにして、コイル先端部をコ
イル本体から引離して、第1デフレクタローラ2
4側に進ませるようになつている。引離後、コイ
ルオープナ23は巻戻しコイル21から退避する
一方、上記ピンチローラ25を上昇させた状態
で、巻戻しコイル21の回転とともにコイル先端
部を第1デフレクタローラ24を経て、ベンデイ
ング部26まで進ませている。この時、上側のロ
ーラ28は下降状態にあり、通板ガイド30にガ
イドされながらこの装置にてコイル先端部を引込
み、その巻きぐせを矯正しつつ送出すようになつ
ている。
さらに、コイル先端部は第2デフレクタローラ
29によりガイドされて、例えば図示しない圧延
機に至るとともに、ピンチローラ25が下降し
て、コイル材22に送りを与え、ローラ28を上
昇させることによりベンデイング部26をコイル
材22から離すようになつている。
このように、この装置ではコイルオープナ2
3,第1デフレクタローラ24を経て、ベンデイ
ング部26に至り、ここで初めてコイル先端部の
矯正がなされるようになつているため、装置全体
が長くなつている。また、上記圧延機が可逆圧延
機の場合は2パス目以降(コイル材22の進行方
向が逆になる。)は、ベンデイング部26と第2
デフレクタローラ29の間に新たにテンシヨンリ
ールが加わり、装置はさらに長くなるため、その
短縮化が望まれていた。
本考案は、上記従来の要望に鑑みてなされたも
ので、デフレクタローラとコイルオープナとを同
軸上に設けるとともに、このデフレクタローラと
適宜間隔をあけてコイルオープナの中間部に回転
自在に支持したサポートローラと、上記デフレク
タローラ上方に揺動かつ昇降可能に支持して、デ
フレクタローラとサポートローラとの中間位置あ
るいはデフレクタローラの上方近接位置のいずれ
かに適宜切換え可能に形成したピンチローラを設
けることにより設置スペースの縮小を可能とした
コイル材巻戻し装置を提供しようとするものであ
る。
次に、本考案を一実施例である図面に従つて説
明する。
第2図以下は、本考案に係るコイル材巻戻し装
置を示し、デフレクタローラ1とコイルオープナ
2とサポートローラ3とピンチローラ4とを備
え、デフレクタローラ1の下流側には通板ガイド
5が設けてある。
デフレクタローラ1は回転自在に、かつコイル
オープナ2と同軸上に設けてある。このコイルオ
ープナ2は床面上に据付けた第1液圧シリンダ6
により正逆方向に揺動し、第2液圧シリンダ7に
より断面先細形状の先端部を進退させるように形
成してあり、上記のようにこの先端部を退避可能
に巻戻しコイル21の表面に当接させるようにな
つている。
サポートローラ3は、コイルオープナ2の中間
部にデフレクタローラ1と適宜間隔をあけて、回
転自在に設けてある。したがつて、サポートロー
ラ3はコイルオープナ2の正逆揺動とともに昇降
する。
ピンチローラ4は、第3液圧シリンダ8により
昇降可能に、かつ第4液圧シリンダ9により軸1
0を中心として揺動可能に支持するとともに図示
しないモータにより駆動可能に形成してある。そ
して、第3図中2点鎖線で示すようにコイルオー
プナ2を上動させた時に、ピンチローラ4を図中
左方に揺動させ、かつ下降させることによりベン
デイング機能を持たせることができる。一方、コ
イルオープナ2の下動時には、ピンチローラ4を
デフレクタローラ1の上方近接状態に位置させる
ことによりコイル材22に送りを与えられるよう
になつている。
すなわち、コイル巻戻し開始時には、上記2点
鎖線の状態で使用して、上記のようにコイルオー
プナ2によりコイル先端部をコイル本体から離脱
させ、ベンデイング機能を持たせたピンチローラ
4ならびにサポートローラ3,デフレクタローラ
1によりコイル先端部の巻きぐせを矯正する。
つづいて、コイル先端部通過後は、コイルオー
プナ2を下動させるとともに、ピンチローラ4を
第2図中一点鎖線で示すようにデフレクタローラ
1の上方位置まで移動させて、コイル材22に送
りを与えるようにする。
以上のように、本考案によれば、デフレクタロ
ーラとコイルオープナを同軸上に設けるととも
に、このデフレクタローラと適宜間隔をあけて、
コイルオープナの中間部に回転自在に支持したサ
ポートローラと、上記デフレクタローラ上方に揺
動かつ昇降可能に支持して、デフレクタローラと
サポートローラとの中間位置あるいはデフレクタ
ローラの上方近接位置のいずれかに適宜切換可能
に形成したピンチローラとを設けてある。
このため、デフレクタローラ,サポートロー
ラ,ピンチローラの部分の一カ所でベンデイング
機能と、コイル材の送り機能をコイルオープナの
動きに連動させて切換えることができる結果、各
機能毎に設備を設ける必要はなく、構成機器が少
なくなり設置スペースを縮少できる。
また、構成機器が少なくなると、コイル材が途
中で例えば通板ガイド等にひつかかることも少な
くなり通板が容易となる。
さらに、ベンデイング用のローラ等、ローラ本
数が減るため、製作、メンテナンスが容易となる
等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイル材巻戻し装置の概略構成
図、第2図は本考案に係るコイル材巻戻し装置の
概略構成図、第3図は第2図のピンチローラ,コ
イルオープナ部の拡大側面図である。 1……デフレクタローラ、2……コイルオープ
ナ、3……サポートローラ、4……ピンチロー
ラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻戻しコイルの巻戻し側に、これと適宜間隔を
    あけて回転自在に設けたデフレクタローラと、こ
    のデフレクタローラと同軸上に揺動可能に設ける
    とともに、先端部を進退可能に形成して上記コイ
    ルの表面に退避可能に当接させるようにしたコイ
    ルオープナと、上記デフレクタローラと適宜間隔
    をあけてコイルオープナの中間部に回転自在に支
    持したサポートローラと、上記デフレクタローラ
    上方に揺動かつ昇降可能に支持して、デフレクタ
    ローラとサポートローラとの中間位置あるいはデ
    フレクタローラの上方近接位置のいずれかに適宜
    切換え可能に形成したピンチローラとからなるこ
    とを特徴とするコイル材巻戻し装置。
JP882084U 1984-01-24 1984-01-24 コイル材巻戻し装置 Granted JPS60121408U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP882084U JPS60121408U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 コイル材巻戻し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP882084U JPS60121408U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 コイル材巻戻し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121408U JPS60121408U (ja) 1985-08-16
JPS6334734Y2 true JPS6334734Y2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=30488458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP882084U Granted JPS60121408U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 コイル材巻戻し装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60121408U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60121408U (ja) 1985-08-16

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