JPS6334694A - カ−ド式自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カード及び貨幣を用いて１例えば缶飲料等を
販売するカード式自動販売機に関するものである。

従来の技術 近年、特定地域内または特定職域内において、カードを
用いて商品を販売するカード式自動販売機が提唱されて
来ている。このカード式自動販売機は、再記録可能なカ
ードを用い、カード使用者があらかじめ一定金額を記録
したカードを購入し、自動販売機側で、商品販売時に、
カードに記録されている金額から商品価格を減算し、残
額をカード（て再記録して販売するものである。また貨
幣にても販売可能なものである。

従来、このようなカード式自動販売機においては、カー
ド販売時の商品価格と貨幣販売時の商品価格とは、同一
であった。すなわち、同一商品を販売する場合には、カ
ードにて販売を行う場合も、貨幣にて販売を行う場合も
商品価格は同じであった。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のようなカード式自動販売機におい
ては、カード使用者はカード購入時に、あらかじめ一定
金額を前払いしているのであるから、貨幣販売時より割
引き販売されるべきであるにもかかわらず、カード販売
時の商品価格と貨幣販売時の商品価格が同一であるため
、割引き販売が不可能なものであった。

本発明は上述した問題点を鑑みてなされ、カード使用者
には、貨幣販売時より割引き販売し、カード使用者にカ
ード購入時の金額前払いに対する特典を与えることを可
能にするものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明のカード式自動販
売機は、カードリード／ライト手段と、検銭手段と、同
一商品を販売する場合にも、カードにて販売を行う場合
と貨幣にて販売を行う場合に、異なる商品価格に設定す
る価格設定手段とを備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、カード販売時の商品価
格を貨幣販売時の商品価格より低額に設定することによ
シ、カード使用者に、貨幣販売時より割引き販売し、カ
ード使用者にカード購入時の金額前払いに対する特典を
与えることを可能にするものである。

実施例 以下本発明の一実施例のカード式自動販売機について、
図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例におけるカード式自動販売機
のブロック図である。第１図において、１はカードリー
ド／ライト手段であり、カードが挿入されると、カード
をカードリード／ライト手段１内に引込み、カードに記
録してある金額を読み取り、演算制御手段２に出力する
。また演算制御手段２より残額を受は取り、カードに再
記録し、カードを返却する。３は検銭手段であり、投入
貨幣の検銭を行い、投入貨幣信号を演算制御手段２に出
力する。４は選択スイッチであり、所望の商品の選択信
号を前記演算制御手段２に出力する。

６は商品搬出手段であり、前記演算制御手段２からの商
品搬出信号を受けて、商品を搬出する。６は価格設定手
段であり、カード販売時の商品価格と貨幣販売時の商品
価格を異なった価格にそれぞれ設定する。７はつり銭払
出し手段であり、前記演算制御手段２からのつり銭払出
し信号を受けてつり銭を払出す。８は返却スイッチであ
り、返却信号を前記演算制御手段２に出力する。前記演
算制御手段２は、カード販売時は、前記選択スイッチ４
からの商品の選択信号を受けて、前記カードリード／ラ
イト手段１から受は取った金額と、前記価格設定手段６
から受は取ったカード販売時の商品価格を比較し、販売
可能の場合は、前記商品搬出手段６に商品搬出信号を出
力する。そして前記カードリード／ライト手段から受は
取った金額から、前記価格設定手段６から受は取ったカ
ード販売時の商品価格を減算し、残額をカードリート７
ライト手段１に出力する。また貨幣販売時は、前記検銭
手段１からの投入貨幣信号を受けて投入金額の加算をす
る。そして前記選択スイッチ４からの商品選択信号を受
けて、投入金額と、前記価格設定手段６から受は取った
貨幣販売時の商品価格の比較結果およびつり銭の有無等
の条件により、販売可能の場合は、前記商品搬出手段５
に商品搬出信号を出力する。そして投入金額から、前記
価格設定手段６から受は取った貨幣販売時の商品価格の
減算を行い、残金がある場合は前記つり銭払出し手段７
につり銭払出し信号を出力するよう制御するものである
。また前記返却スイッチ８からの返却信号を受けて、カ
ード販売時は、前記カードリード／ライト手段１からカ
ードを返却し、貨幣販売時は、前記つり銭払出し手段７
から貨幣を返却するよう制御するものである。

次に動作を第２図に従って説明する。

カードにて販売を行う場合、先づ、自動販売機のカード
リード／ライト手段１にカードが挿入されると（Ｓｔｏ
ｐｌ）、カードリード／ライト手段１内にカードを引込
み（Ｓｔｏｐ　２’）、カードから金額を読み取シ、演
算制御手段２に出力する（Ｓｔｅｐ３）。

次に選択スイッチ４が押されると（Ｓｔｅｐ４）、演算
制御手段２は価格設定手段６からカード販売時の商品価
格を受は取り（Ｓｔｏｐ　５）、カードリード／ライト
手段から受は取った金額と比較を行う（Ｓｔｅｐ６）。

そして販売可能の場合は選択された商品の：殺出信号を
出力し、商品搬出手段５より商品を搬出する（Ｓｔｏｐ
　７）。そして前記カードリード／ライト手段１が読み
取った金額から商品価格を減算し、残額を算出する（Ｓ
ｔｅｐ８）。そして残額を力〜ドリード／ライト手段１
に出力し、カードリード／ライト手段１は受は取った残
額をカードに再記録する（Ｓｔｅｐ９）。その後、カー
ドリード／ライト手段１からカードを返却する（Ｓｔｏ
ｐ　１０）。このように上述した一連の動作（Ｓｔｅｐ
　１）〜（Ｓｔｅｐ　１０）にて、カードによる商品の
販売を行う。また、カードがカードリード／ライト手段
１内に引込まれた状態で、返却スイッチ８が操作される
ことてより（Ｓｔｅｐ　１１’）、カードの返却を行う
（Ｓｔｏｐ　１０）。

次に貨幣にて販売を行う場合、先づ、自動販売機の検銭
手段３に貨幣が投入されると、検銭手段３からの投入貨
幣信号を受けて（Ｓｔｏｐ　１２）、演算制御手段２は
投入金額の記憶を行う（Ｓｔｏｐ　１３）。

さらに次の貨幣が投入されると、検銭手段３からの投入
貨幣信号を受けて（Ｓｔｏｐ　１４）、投入金額の加算
を行う（Ｓｔｏｐ　１５）。次に選択スイッチ４が押さ
れると（Ｓｔｏｐ　１６）、演算制御手段２は価格設定
手段６から貨幣販売時の商品価格を受は取り（Ｓｔｅｐ
１７）、投入金額の合計と比較する（Ｓｔｏｐ　１８）
。またつり銭の有無等の条件により（Ｓｔｏｐ　１９Ｌ
販売可能の場合は選択された商品の搬出信号を出力し閤
品撮出手段５より商品を搬出する（Ｓｔｏｐ　２０）。

そして演算制御手段２は投入金額の合計から商品価格を
減算し、つり銭を算出する（Ｓｔｏｐ　２１　）。そし
て、つり銭が必要であれば（Ｓｔｅｐ２２）、つり銭払
出し信号を出力し、これを受けてつり銭払出し手段７は
つり銭を払出しく５ｔｏｐ　２３）、販売を終了する。

このように上述した一連の動作（Ｓｔｅｐ　１２）〜（
Ｓｔｅｐ　２３）　　にて、貨幣による商品の販売を行
う。また貨幣投入状態で、返却スイッチ８が操作される
ことＫより（Ｓｔｅｐ　２４）、つり銭払出し手段７か
ら貨幣を返却する（Ｓｔｏｐ　２５）。

前記実施例に示すカード式自動販売機によれば、カード
リード／ライト手段１と、検銭手段３と、同一商品を販
売する場合にも、カードにて販売を行う場合と貨幣にて
販売を行う場合に、異なる商品価格に設定する価格設定
手段６とを備え、カード販売時の商品価格を貨幣販売時
の商品価格より低額に設定することにより、カード使用
者には、貨幣販売時より割引き販売し、カード使用者に
カード購入時の金額前払いに対する特典を与えることを
可能にするものである。

またカードリード／ライト手段１はカードが挿入される
と、カードを引込み、再記録の後、カードを返却するも
のであるから、再記録前にカードが引抜かれたり、再記
録中にカードが引抜かれて記録データがこわれる等の事
故を防止するものである。

尚、本実施例に示す価格設定手段６はデジタルスイッチ
のようなものであってもよいし、テンキーと記憶手段に
て構成し、テンキーにより設定した商品価格を記憶して
おくようにしてもよいものである。

発明の効果 以上述べたように、本発明は、カードリード／ライト手
段と、検銭手段と、同一商品を販売する場合にも、カー
ドてて販売を行う場合と貨幣にて販売を行う場合に、異
なる商品価格に設定する価格設定手段とを備え、カード
販売時の商品価格を貨幣販売時の商品価格より低額に設
定することにより、カード使用者には、貨幣販売時より
割引き販売し、カード使用者にカード購入時の金額前払
いに対する特典を与えることを可能にするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動販売機のブロック
図、第２図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャ
ート図である。 １・・・・・・カードリード／ライト手段、２・・・・
・・演算制御手段、３・・・・・・検銭手段、４・・・
・・・選択スイッチ、５・・・・・・商品搬出手段、６
・・・・・・価格設定手段、７・・・・・・つり銭払出
し手段、８・・・・・・返却スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名８−
一辺Ｊ氾ス４ヅナ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定金額を記録し、かつ金額を変更して再記録可能なカ
   ードを用い、前記カードに記録してある金額を読み取り
   、かつ変更した金額をカードに再記録するカードリード
   ／ライト手段と、投入貨幣を検銭する検銭手段と、商品
   選択を行う選択スイッチと、商品搬出を行う商品搬出を
   行う商品搬出手段と、同一商品を販売する場合にも、カ
   ードにて販売を行う場合と貨幣にて販売を行う場合に、
   異なる商品価格に設定する価格設定手段と、つり銭の払
   出しを行うつり銭払出し手段と、カードにて販売を行う
   場合は、選択スイッチによる商品搬出信号出力を行い、
   カードに記録されている金額からカード販売時の商品価
   格を減算し、残額をカードに再記録し、また貨幣にて販
   売を行う場合に、投入金額の加算、選択スイッチによる
   商品搬出信号出力を行い、投入金額から貨幣販売時の商
   品価格の減算を行い、つり銭が必要な場合に、つり銭拡
   出し信号を出力するよう制御する演算制御手段とを備え
   、カード販売時の商品価格を貨幣販売時の商品価格より
   低額に設定することを特徴とするカード式自動販売機。