JPS6334640Y2 - - Google Patents

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JPS6334640Y2
JPS6334640Y2 JP12796480U JP12796480U JPS6334640Y2 JP S6334640 Y2 JPS6334640 Y2 JP S6334640Y2 JP 12796480 U JP12796480 U JP 12796480U JP 12796480 U JP12796480 U JP 12796480U JP S6334640 Y2 JPS6334640 Y2 JP S6334640Y2
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semiconductor heater
semiconductor
heater
hot air
temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半導体ヒータを用いた衣類乾燥機の制
御装置に関するもので、吸気口及び排気フイルタ
の目づまりにより、半導体ヒータの入力ワツト数
低下の異常を報知する警報装置の検知精度を上
げ、かつ動作を確実にするようにしたものであ
る。
正特性の温度抵抗係数を有する半導体ヒータ
は、自己温度制御ヒータであり、半導体ヒータを
通過する風速により入力ワツト数が変化する。乾
燥機で熱風を回転ドラム内に送風するとき、この
半導体ヒータの吸気口及び回転ドラム内のフイル
タ等に、ゴミ・ほこり等の異物が詰まると半導体
ヒータの送風風速が低下し、当然、半導体ヒータ
の入力ワツト数も低下し、乾燥所要時間を長くす
る結果となる。そこで半導体ヒータの通過風速が
低下してくると、異常報知する警報装置が望まれ
ている。これは半導体ヒータの入力ワツトと、半
導体ヒータの熱風温度との関係から、半導体ヒー
タの熱風温度を検知することにより半導体ヒータ
入力ワツトの異常を検知する方式であるが、次の
ような問題がある。
半導体ヒータは製造上、チタン酸バリウムを主
体に焼成して作られるため、温度−抵抗特性がば
らつき、通過風速、吸気温度を一定にしても、入
力ワツト数はニクロムヒータに比し、かなりばら
つく。このため、1個、1個の半導体ヒータの入
力ワツト数が異なり、複数個の半導体ヒータを用
いた衣類乾燥機では、ヒータの入力ワツト数の選
別を行い、入力ワツト数の高低を組合せることに
より、製品の入力ワツト数のばらつきを小さくす
るよう組立てられている。したがつて、警報装置
の熱風検知部は精度のばらつきを考えるとどの半
導体ヒータでも確実な熱風温度を検知することが
出来ない。
本考案は上述の問題を解消したもので、検知精
度を上げ、かつ動作を確実にしたものである。
以下、添付図面をもとに本考案の一実施例につ
いて説明する。図において、1は外槽、2は外槽
1内の回転ドラム、3は回転ドラム2内のほこり
を回収するドラムフイルタ、3aはネツトであ
る。4は回転ドラム2を軸支するドラム前板で、
中央に衣類投入口4aを形成している。
5は回転ドラム2内のバツフル、6は衣類投入
用の開閉蓋、7は衣類投入窓である。8は正の温
度抵抗係数を有する半導体ヒータで、複数個(図
示せず)で構成されている。9は外気を半導体ヒ
ータ8に取入れる吸気口、10は回転ドラム2内
への熱風吐出口である。11はフアンで、半導体
ヒータ8に通風させるためのものである。12は
フアン11を回すためのフアンプーリ、13はフ
アンベルト、14はモータプーリ、15はモータ
で、このモータ15の回転により回転ドラム2を
ベルト16により回転させる。17はタイムスイ
ツチ、18はタイムスイツチ17のつまみ、19
は排気口である。20及び21はフアン11によ
る通風性を良くするためのシールで、回動自在に
取付けてある。
さて上述の構成において、フアン11により半
導体ヒータ8に通過する空気の流れは、矢印Aよ
り吸気し矢印Bのように排気される。
第2図は、半導体ヒータ8の通過風速とドラム
フイルタ3及び吸気口9の目づまりとの関係を示
したものである。この図より判るように、フイル
タ等の目づまり量が増加すると、半導体ヒータ8
の通過風速は減少する。
第3図は半導体ヒータ通過風速と熱風温度の関
係であるが、周囲温度(室温)が20℃〔実線〕の
とき、フイルタ目づまりの増加に伴い熱風温度は
上昇し、フイルタ目づまり30%の状態では、目づ
まりのないときとの温度差T20が生じる。これは
周囲温度が40℃のときの温度差T40及び0℃のと
きの温度差T0はほぼ次の関係がある。
T0≒T20≒T40 すなわち、目づまり量Hと、熱風温度と周囲温
度差Tは H∝T となる。
そこで、フイルタ目づまり量を設定し、設定値
になつたとき警報する場合は、熱風温度上昇値T
をあらかじめ設定しておけば、警報装置を駆動す
ることが出来る。
半導体ヒータ8は、焼成して製造されたチタン
酸バリウム系のもので、焼成温度を管理しても、
材料のバラツキ、温度バラツキにより半導体ヒー
タの温度抵抗係数は個々バラバラで一定となら
ず、これに伴いヒータ入力ワツト数もばらつく。
よつて熱風温度もばらつくため、衣類乾燥機の様
に複数個用いて使用する場合、半導体ヒータを選
別ランク付けを行い、入力ワツトの高いものと低
いものを対にして用い、ヒータ入力ワツトのばら
つきを小さくするよう組立てられる。
第4図は本考案の一実施例の回路構成である
が、22はタイムスイツチ17の接点、23は半
導体ヒータ8の警報装置、24は警報装置23の
熱風温度検知器、25は100V電源である。
半導体ヒータ8は3個よりなり、Uは入力ワツ
ト数の高いもの、Lは低いもの、Cは中心値のも
のである。そして熱風検知器24は選別ランクの
中心値の半導体ヒータC近傍に取付けている。こ
うすることにより、目づまり検知の熱風温度のバ
ラツキは選別ランク1つの幅しかばらつかず、か
つ熱風温度は3個の半導体ヒータ素子の発熱の平
均化した温度となるため、半導体ヒータの影響を
小さくすることができる。
第5図は半導体ヒータ8の入力ワツト数を切替
える切替スイツチ26を用いた回路で、半導体ヒ
ータ8の通電個数を切替えるようにしたものであ
る。このときも半導体ヒータの選別ランクCの中
心値のもので、かつ切替スイツチ26により電路
が開閉されない1個の半導体ヒータの近傍に取付
ける。これにより衣類乾燥機の入力ワツト切替え
を行つても確実に目づまり検知出来る。
以上のように本考案によれば、正の温度抵抗係
数を有し、かつ入力ワツト数の高いもの、低いも
の、中心値のものを組み合わせた複数個の半導体
ヒータを備えた衣類乾燥機において、フイルタの
目づまりの警報を行なう場合、警報装置の熱風検
知器を複数個の半導体ヒータのうち入力ワツト数
が中心値のものの近傍に設けているため、複数個
の半導体ヒータをチタン酸バリウム系のもので焼
成して製造した場合、材料のバラツキ、温度バラ
ツキにより半導体ヒータの温度抵抗係数が個々バ
ラバラで一定とならず、これに伴いヒータの入力
ワツト数がばらついても、半導体ヒータの組立上
の選別ランクで管理することが出来、その結果、
警報装置の検知精度を高めることができるため、
信頼性を増加させることができるとともに、フイ
ルタの目づまりの警報も確実に出来るため、フイ
ルタの性能劣化を防止出来、乾燥性能を向上させ
ることができるものである。なお実施例のように
半導体ヒータの入力ワツトを切替を可能とすれ
ば、入力ワツトの切替えを行なつても目づまり検
知が出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体ヒータを用いた衣類乾燥機の全
体構成を示す断面図、第2図はフイルタ目づまり
−半導体ヒータ通過風速の関係を示す特性図、第
3図は半導体ヒータ熱風温度−半導体ヒータ通過
風速の関係を示す特性図、第4図は本考案の一実
施例を示す回路図、第5図はヒータ入力ワツトの
切替スイツチを用いた他の実施例の回路図であ
る。 3……ドラムフイルタ、8……半導体ヒータ、
11……フアン、17……タイムスイツチ、23
……警報装置、24……熱風温度検知器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正の温度抵抗係数を有し、かつ入力ワツト数の
    高いもの、低いもの、中心値のものを組み合わせ
    た複数個の半導体ヒータと、この半導体ヒータの
    通風手段と、前記半導体ヒータ及び通風手段に通
    電制御するタイムスイツチと、前記半導体ヒータ
    の熱風異常を検知する警報装置とを具備し、前記
    警報装置は、その熱風検知器を複数個の半導体ヒ
    ータのうち入力ワツト数が中心値のものの近傍
    で、その半導体ヒータの下流側に設けた衣類乾燥
    機の制御装置。
JP12796480U 1980-09-09 1980-09-09 Expired JPS6334640Y2 (ja)

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JP12796480U JPS6334640Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

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JP12796480U JPS6334640Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

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Publication Number Publication Date
JPS5751498U JPS5751498U (ja) 1982-03-24
JPS6334640Y2 true JPS6334640Y2 (ja) 1988-09-13

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JP12796480U Expired JPS6334640Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

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JPH0811159B2 (ja) * 1986-09-17 1996-02-07 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機

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JPS5751498U (ja) 1982-03-24

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