JPS633410A - 油入電気機器 - Google Patents

油入電気機器

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JPS633410A
JPS633410A JP61147872A JP14787286A JPS633410A JP S633410 A JPS633410 A JP S633410A JP 61147872 A JP61147872 A JP 61147872A JP 14787286 A JP14787286 A JP 14787286A JP S633410 A JPS633410 A JP S633410A
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Takashi Muroshima
室島 隆
Shusaku Tsujio
辻尾 周作
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Nichicon Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内部故障時の発生ガスによるケースの変形を利
用し、保安装置の導電部を切断して電流を遮断してなる
油入電気機器の改良に関するものである。
従来の技術 従来、油入コンデンサなどの油入電気機器では、内部故
障が発生すると、故障部の発熱アークの発生により油が
分解してガスを発生し、ケース内圧を上昇させ、このま
ま放置するとケースの爆発、噴油に至り、大きな事故に
進展するおそれがあった。これを防止する一つの方法と
して、第4図に示すような保安装置が用いられていた。
第4図は油入コンデンサの例を示し、1)は鋼板などで
作られたケース、12は引出しブッシング、13はコン
デンサ素体、14は保安装置、14aは保安装置14の
導電部、15は引出ブッシング12より保安装置14を
中継してコンデンサ素体13に接続されるリード線、1
6は絶縁油、17はガスである。
第4図(イ)は正常な状態を示すが、コンデンサ素体1
3で故障を発生すると、発生ガスにより内圧が上昇して
ケース1)が変形し、第4図(+1)あるいは(ハ)に
示すようになり、保安装置14の導電部14aが切断さ
れて電流は遮断され、事故の進展は防止される。
しかしこのうよな保安装置を用いる油入コンデンサなど
の油入電気機器は、従来比較的低電圧少電流域で適用さ
れるのが殆どであったために、第4図(II)あるいは
(ハ)に示すように保安装置の導電部が油中またはガス
中にさらされても、使用電圧に対して切断した導電部極
間の絶縁距離が充分得られ、また電流により絶縁物にア
ーク痕跡を残すごとがないため、保安装置の動作不能ま
たは動作後において、導電部極間で再発弧することはな
かった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、使用電圧がさらに高くなり、また大電流
域となった場合、特に油入コンデンサの場合のような進
相電流を遮断することが非常に難しくなり、保安装置が
正常動作した後の切断された導電部間ギャップあるいは
大電流遮断後の絶縁物のアーク痕跡によっては遮断不能
または再発弧が起こっていた。すなわち、保安装置の切
断された導電部間の絶縁距離がアークの影響も含めて不
充分な場合にそのような遮断不能または再発弧が発生す
るものである。
問題点を解決するための手段と作用 本発明は上記の欠点を除去した比較的高電圧大電流用油
入電気機器を提供しようとするものである。
すなわち、保安装置部での遮断不能または再発弧は二次
災害を伴う事故に進展する可能性を秘めており、確実に
正常遮断するための構造および保安装置の機能が比較的
高電圧大電流域使用の場合要求される。
そのために従来余り顧みられなかったところのガス発生
□ケース内圧の上昇□ケース脹れ□油面低下の関係をケ
ース寸法、ケース材厚別に調査し、かつ保安装置の動作
圧力あるいは動作強度、動作後の切断導電部の極間距離
などを調査し、保安装置の取付位置を設定した。すなわ
ち、例えばケース材厚は厚すぎると所定のケース脹れに
よる変位が得られず、動作後の切断導電部の極間距離が
油中であっても不充分となって再発弧の可能性を生じ、
逆にケース材厚が薄すぎるとケース脹れによる変位は充
分得られても、その切断導電部が油面上のガス中にさら
されて再発弧の可能性を生じる。
それ故、比較的高電圧大電流域における保安装置の正常
動作のためには、当然ながらケースの構造、保安装置の
取付筐=および動作圧力よりなる保安装置部を動作後で
あっても常に油中に置く「協調領域」の中でなおかつ保
安装置の構造および機能を設定する必要がある。すなわ
ち、結果的に保安装置の取付位置は協調領域の中で、第
4図(ロ)に示すように動作後であっても常に保安装置
は油中にある状態で、比較的高電圧大電流の遮断を一1
実にするため、第3図に示すように保安装置が動作つま
りケースの内部圧力が上昇してケースが膨らんで保安装
置を構成する絶縁板が引張られて橋絡部が破断し絶縁板
が移動して導電部が切断した場合、2つに分断された導
電部の間に絶縁板が挿入されて電気的に障壁の役目を果
している。
実施例 以下、本発明を実施例として油入コンデンサについて説
明する。
第1図は本発明の油入コンデンサに用いる保安装置の一
実施例の組立前の斜視図、第2図は第1図を組立た保安
装置で、絶縁板の橋絡部の破断後の一部切欠斜視図、第
3図は第2図の保安装置A−Xで切断した断面図である
第1図において、1は中央付近に所定の圧力で破断する
ようにその形状を設定した橋絡部1a、長孔1b、リー
ド板挿通孔IC、ガイド用切線1d、油溜部1e、固定
用貫通孔1fを設けた絶縁板、2は2aの部分で分割さ
れ隣接された形状で、リード板挿通孔2C、リード板固
定用孔2d、固定用貫通孔2fを設けた補助板、3は固
定用貫通孔3fを設けた支持金具、4は許容電流に耐え
かつ切れ易いように薄層平板にした金属からなるリード
板で、切込み部4aおよび貫通孔4dが設けられている
。5は貫通孔5fを設けたプラスチックフィルムなどよ
りなるスペー升、6はポリテ[ラフロロエチレンフイル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどよりなる
アーク痕防止用シート、7はリベットなどの圧着金具、
8はビスである。絶縁板をその所定箇所の両面にスペー
サ5およびアーク痕防止用ンート6を介して2枚の補助
板2で挾み、該補助板2の一端は圧着金具7を固定用貫
通孔2f、貫通孔5f、固定用貫通孔1f、貫通孔5f
、固定用貫通孔2f、支持金具3の固定用貫通孔3fに
挿通して締付は固着する。
また補助板2の他端は圧着金具7を固定用貫通孔2r、
1f、2f、支持金具3の固定用貫通孔3fに挿通して
締付は固着する。そしてリード板4を補助板2のリード
板挿通孔2C,絶縁板1のリード板挿通孔IC1補助板
2のリード板挿通孔2Cに挿通し、ビス8をリード板4
の貫通孔4dに挿通して補助板2のリード板固定用孔2
dに螺合してリード板4を固着する。
このようにして保安装置9を構成する。
次にブリキなどの可撓性を有する金属ケースにコンデン
サユニットを収納し、該金属ケースに固着された受金具
に支持金具を嵌着して保安袋=を支持固定し、コンデン
サユニットと保安袋=のり一ド板および保安装置のリー
ド板と金属ケースに装着した端子部を引出リードでそれ
ぞれ接続して保安装置を備えた本発明の油入コンデンサ
を製作する。
保安装置を備えた本発明の油入コンデンサは、コンデン
サの内部が許容圧力を超えて金属ケースの側周壁の部分
が外方に向かって応力を受けて脹れると、金属ケースの
内壁に受金具によって支持固定された支持金具3で両端
を支持されている絶縁板1が水平方向に引張られて絶縁
板1の橋絡部1aが破断される。絶縁板1がその橋絡部
1aで破断分離されると、リード板4が切込み部4aで
切断する。
この場合、橋絡部1aに平行して補助板2が絶縁板1の
両面に配置されているので、橋絡部1aがそったり折れ
たすせず、確実に水平方向に引張られるので、橋絡部1
aの引張り破断応力が瞬時にリード板4に加わって切断
される。
第2図は絶縁板1の橋絡部1aが破断し、リード板4が
切込み部4aで切断して本発明にかかる保安装置が作動
した状態を示す。
第3図は、第2図に示す保安装置をA−人で切断した断
面図で、保安装置が動作すなわちケースの内部圧力が上
昇してケースが膨らみ保安装置を構成する絶縁物1が引
張られて橋絡部1aが破断し、絶縁板1が移動してリー
ド板4が切断した場合、2つに分断されたリード板4の
間に絶縁板1が挿入され分離されたリード板4は完全に
電気的に絶縁され、しかも第2図に示すように絶縁板l
の橋絡部が破断し、絶縁板1の移動によりリード板4が
切断したとき、絶縁板1の移動によって油溜部1eが縮
小され、咳油溜部1eの絶縁油がリード板4の切断部に
流れ出してアークの防止効果を果たし、保安装置として
の役目を果たすことができる。
なお、分裂されたリード板4の間に挿入される絶縁板1
の表面にはポリテトラフロロエチレンフィルム、ポリエ
チレンテレフタレートフィルムなどのアーク痕防止用シ
ート6を貼付する。
またリード板4は薄層平板状にじだが、コンデンサの許
容電流に耐え、かつ切断容易であればその形状にこだわ
るものではない。
さらに絶縁板1にフェノール樹脂と紙基材の、積層板を
用い、その繊維の方向をリード板4の架橋方向に対して
直角になるようにすれば動作上有利になる。
発明の効果 叙上のように本発明の油入電気機器は、比較的高電圧大
電流であっても保安装置の導電部が常時油中に存在する
状態で、上述した構造にすることによって遮断不能また
は再発弧のない安全性の高い保安機能が得られ、工業的
ならびに実用的価値大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油入コンデンサに用いる保安装置の一
実施例の■立前の斜視図、第2図は第1図を組立てた保
安装置の動作後すなわち絶縁板の橋絡部の破断後の一部
切欠斜視図、第3図は第2図の保安装置をA−Aで切断
した断面図、第4図は保安装置を備えた従来の油入コン
デンサの説明用断面図で、(0は正常の場合、(ロ)お
よび(ハ)は異常で保安装置が作動した場合である。 1:絶縁板 1a:橋絡部 1b:長孔IC:リード板
挿通孔 1e:油溜部 2:補助板 2C:リード板挿通孔 3:支持金具 4:リード板 4a:切込み部5ニスペ
ーサ 6:アーク痕防止用シート9:保護装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部圧力の上昇によりケースの内壁に両面を補助
    板で挟まれて取付けられた絶縁板が引張られ、所定の圧
    力に達すると絶縁板に設けた橋絡部が破断し、導電部が
    切断して電流を遮断し、かつ切断後も導電部が常時油中
    に存在するよう各構成材料・部品を所定の位置に配置構
    成した保安装置を備えた油入電気機器において、上記絶
    縁板に油溜部および両面の所定箇所にアーク痕防止用シ
    ートを設けるとともに導電部をコの字形に配置し、該導
    電部が切断したとき絶縁板が導電部の切断箇所に沿って
    移動して導電部の切断箇所を完全に分離したことを特徴
    とする油入電気機器。
  2. (2)上記油溜部は橋絡部が破断し導電部が切断して絶
    縁板の移動によって縮小し、絶縁油が切断する導電部に
    供給されるよう構成してなる特許請求の範囲第1項記載
    の油入電気機器。
  3. (3)上記アーク痕防止用シートは橋絡部が切断し、導
    電部が切断して絶縁板が移動した時、導電部の切断箇所
    に沿う絶縁板の両面に配置され、ポリテトラフロロエチ
    レンフィルムまたはポリエチレンテレフタレートフィル
    ムである特許請求の範囲第1項または第2項記載の油入
    電気機器。
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