JPS6334088Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334088Y2 JPS6334088Y2 JP1981023777U JP2377781U JPS6334088Y2 JP S6334088 Y2 JPS6334088 Y2 JP S6334088Y2 JP 1981023777 U JP1981023777 U JP 1981023777U JP 2377781 U JP2377781 U JP 2377781U JP S6334088 Y2 JPS6334088 Y2 JP S6334088Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- cassette
- magnetic
- recording medium
- reproducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 description 8
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 6
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、膜面に垂直な方向の周りに磁化容易
軸が分布し垂直方向の残留磁化が面内方向の残留
磁化よりも大きい記録媒体と該記録媒体に対して
垂直成分が主たる効果をもつ信号磁界を発生する
べく該記録媒体をその膜面に対して垂直方向に挾
持するべく互いに対向して配された主磁極と補助
磁極とよりなる垂直磁気記録用磁気ヘツドとを組
合せて用い、これらを相対的に移動させて記録す
る垂直磁気記録再生装置に関するものである。
軸が分布し垂直方向の残留磁化が面内方向の残留
磁化よりも大きい記録媒体と該記録媒体に対して
垂直成分が主たる効果をもつ信号磁界を発生する
べく該記録媒体をその膜面に対して垂直方向に挾
持するべく互いに対向して配された主磁極と補助
磁極とよりなる垂直磁気記録用磁気ヘツドとを組
合せて用い、これらを相対的に移動させて記録す
る垂直磁気記録再生装置に関するものである。
一般に、垂直磁気記録再生方式は高密度記録に
適しており、その応用として磁気デイスクやフロ
ツピーデイスク等の電子計算機の端末装置や民生
用のビデオシステム及びオーデイオ用磁気記録再
生装置等へ利用することにより、装置の小型化、
高忠実度化が期待されている。そして、斯る垂直
磁気記録に用いられる磁気ヘツドは、第１図に一
例を示す如く、薄膜状の主磁極１と該主磁極１に
対向して配される補助磁極２とより構成され、従
来では前記補助磁極２と主磁極１にて磁気記録媒
体３（即ち、膜面に垂直な方向に磁化容易軸を有
するCo−Cr薄膜３ａがポリエステル等のベース
３ｂ上に高周波スパツタ法により形成されてい
る）を挾み込み、前記補助磁極２に巻装された励
磁コイル４に信号電流を流すことによつて記録を
行なわせる方式が提案されている。
適しており、その応用として磁気デイスクやフロ
ツピーデイスク等の電子計算機の端末装置や民生
用のビデオシステム及びオーデイオ用磁気記録再
生装置等へ利用することにより、装置の小型化、
高忠実度化が期待されている。そして、斯る垂直
磁気記録に用いられる磁気ヘツドは、第１図に一
例を示す如く、薄膜状の主磁極１と該主磁極１に
対向して配される補助磁極２とより構成され、従
来では前記補助磁極２と主磁極１にて磁気記録媒
体３（即ち、膜面に垂直な方向に磁化容易軸を有
するCo−Cr薄膜３ａがポリエステル等のベース
３ｂ上に高周波スパツタ法により形成されてい
る）を挾み込み、前記補助磁極２に巻装された励
磁コイル４に信号電流を流すことによつて記録を
行なわせる方式が提案されている。
然し乍ら、斯る従来方式では、磁気記録媒体を
一対のリールハブに巻装してカセツト筐体内に収
納し、このカセツト筐体の前面に形成した開口部
に沿つて走行させるように構成したカセツトを用
い、該カセツトの開口部より露出した磁気記録媒
体にリング型磁気ヘツドを接触させて記録、再生
を行なわせる現行のオーデイオ用磁気記録再生方
式に適用するにはその構造上困難であつた。
一対のリールハブに巻装してカセツト筐体内に収
納し、このカセツト筐体の前面に形成した開口部
に沿つて走行させるように構成したカセツトを用
い、該カセツトの開口部より露出した磁気記録媒
体にリング型磁気ヘツドを接触させて記録、再生
を行なわせる現行のオーデイオ用磁気記録再生方
式に適用するにはその構造上困難であつた。
本考案は斯る点に鑑み成されたもので、膜面に
垂直な方向に磁化容易軸を有する磁気記録媒体を
一対のリールハブに巻装してカセツト筐体内に収
納すると共に、垂直磁気記録用磁気ヘツドの一部
である補助磁極をカセツト筐体内に設けて斯る現
行のオーデイオ用磁気記録再生方式と同様に垂直
磁気記録再生が出来る様にした垂直磁気記録再生
装置を提供しようとするものであり、以下本考案
の一実施例を図面と共に説明する。
垂直な方向に磁化容易軸を有する磁気記録媒体を
一対のリールハブに巻装してカセツト筐体内に収
納すると共に、垂直磁気記録用磁気ヘツドの一部
である補助磁極をカセツト筐体内に設けて斯る現
行のオーデイオ用磁気記録再生方式と同様に垂直
磁気記録再生が出来る様にした垂直磁気記録再生
装置を提供しようとするものであり、以下本考案
の一実施例を図面と共に説明する。
図における１０は一対のリールハブ１１，１
１′に巻装してカセツト筐体１２内に収納された
磁気記録媒体（即ち、膜面に垂直な方向に磁化容
易軸を有するCo−Cr薄膜がポリエステル等のベ
ース上に形成されている）で、このカセツト筐体
１２の前面に形成された開口部１２ａ〜１２ｅに
沿つて走行される。尚、１３，１３′は前記磁気
記録媒体１０を案内するべくカセツト筐体１２内
に設けられたガイドローラである。１４はフエラ
イト等の高透磁率磁性材からなる垂直磁気記録用
の補助磁極で、該補助磁極１４は前記磁気記録媒
体１０の裏面（即ち、ベース側）と垂直に対向し
該磁気記録媒体１０を介して前記開口部１２ｃに
臨んだ状態でカセツト筐体１２内に配されてい
る。１５はパーマロイ等の軟磁性材よりなる磁性
薄膜１６と磁気飽和防止部材１７、記録再生コイ
ル１８及び補強部材１９とより構成される主磁極
である。尚、前記磁気飽和防止部材１７はフエラ
イト等の高透磁率磁性材からなり前記磁性薄膜１
６を挾み込む構造になつており、前記補強部材１
９は例えばガラス等の非磁性材よりなり前記磁気
飽和防止部材１７の先端に位置して前記磁性薄膜
１６を挾み込む構造になつている。２０は前記主
磁極１５が設けられた可動基板で、該可動基板２
０は主基板２１上に軸２２，２２′と長孔２３，
２３′を介して摺動自在（即ち、主磁極１５が磁
気記録媒体１０に対して垂直に接離するべく矢印
Ａ−A′方向）に配されている。２４は主基板２
１に軸２５と長孔２６を介して摺動自在（矢印Ａ
−A′方向）に配された接作レバーで、矢印Ａ方
向への操作時に連結スプリング２７を介して前記
可動基板２０を矢印Ａ方向に摺動せしめる。２８
はピンチローラ２９を回転自在に軸支３０すると
共に主基板２１上に回動自在に軸支３１されたピ
ンチレバーで、該ピンチレバー２８は前記可動基
板２０の矢印Ａ方向への摺動の際にその折曲片２
８ａと該可動基板２０の折曲片２０ａとの係合関
係が解除されるためトーシヨンバネ３２の附勢力
により時計方向に回動され、ピンチローラ２９を
キヤプスタン３３に圧接せしめる。尚、キヤプス
タン３３は図示せぬ機構により回転駆動されてお
りピンチローラ２９と共に磁気記録媒体１０を矢
印Ｂ方向に走行させる。また、３４，３４′はリ
ールハブ１１，１１′に夫々嵌挿されたリール軸
で、該各リールハブ１１，１１′を夫々回転駆動
して磁気記録媒体１０の供給及び巻取りを行な
う。
１′に巻装してカセツト筐体１２内に収納された
磁気記録媒体（即ち、膜面に垂直な方向に磁化容
易軸を有するCo−Cr薄膜がポリエステル等のベ
ース上に形成されている）で、このカセツト筐体
１２の前面に形成された開口部１２ａ〜１２ｅに
沿つて走行される。尚、１３，１３′は前記磁気
記録媒体１０を案内するべくカセツト筐体１２内
に設けられたガイドローラである。１４はフエラ
イト等の高透磁率磁性材からなる垂直磁気記録用
の補助磁極で、該補助磁極１４は前記磁気記録媒
体１０の裏面（即ち、ベース側）と垂直に対向し
該磁気記録媒体１０を介して前記開口部１２ｃに
臨んだ状態でカセツト筐体１２内に配されてい
る。１５はパーマロイ等の軟磁性材よりなる磁性
薄膜１６と磁気飽和防止部材１７、記録再生コイ
ル１８及び補強部材１９とより構成される主磁極
である。尚、前記磁気飽和防止部材１７はフエラ
イト等の高透磁率磁性材からなり前記磁性薄膜１
６を挾み込む構造になつており、前記補強部材１
９は例えばガラス等の非磁性材よりなり前記磁気
飽和防止部材１７の先端に位置して前記磁性薄膜
１６を挾み込む構造になつている。２０は前記主
磁極１５が設けられた可動基板で、該可動基板２
０は主基板２１上に軸２２，２２′と長孔２３，
２３′を介して摺動自在（即ち、主磁極１５が磁
気記録媒体１０に対して垂直に接離するべく矢印
Ａ−A′方向）に配されている。２４は主基板２
１に軸２５と長孔２６を介して摺動自在（矢印Ａ
−A′方向）に配された接作レバーで、矢印Ａ方
向への操作時に連結スプリング２７を介して前記
可動基板２０を矢印Ａ方向に摺動せしめる。２８
はピンチローラ２９を回転自在に軸支３０すると
共に主基板２１上に回動自在に軸支３１されたピ
ンチレバーで、該ピンチレバー２８は前記可動基
板２０の矢印Ａ方向への摺動の際にその折曲片２
８ａと該可動基板２０の折曲片２０ａとの係合関
係が解除されるためトーシヨンバネ３２の附勢力
により時計方向に回動され、ピンチローラ２９を
キヤプスタン３３に圧接せしめる。尚、キヤプス
タン３３は図示せぬ機構により回転駆動されてお
りピンチローラ２９と共に磁気記録媒体１０を矢
印Ｂ方向に走行させる。また、３４，３４′はリ
ールハブ１１，１１′に夫々嵌挿されたリール軸
で、該各リールハブ１１，１１′を夫々回転駆動
して磁気記録媒体１０の供給及び巻取りを行な
う。
従つて、前記操作レバー２４が矢印Ａ方向に操
作され磁気記録媒体１０が矢印Ｂ方向に走行して
いる状態で、前記主磁極１５の記録再生コイル１
８に信号電流を流してやると該磁気記録媒体１０
に垂直記録を行なうことが出来、また逆に斯る磁
気記録媒体１０に記録済みであれば記録再生コイ
ル１８に信号電流が生じ垂直再生を行なうことが
出来る。
作され磁気記録媒体１０が矢印Ｂ方向に走行して
いる状態で、前記主磁極１５の記録再生コイル１
８に信号電流を流してやると該磁気記録媒体１０
に垂直記録を行なうことが出来、また逆に斯る磁
気記録媒体１０に記録済みであれば記録再生コイ
ル１８に信号電流が生じ垂直再生を行なうことが
出来る。
上述した如く本考案に依れば、膜面に垂直な方
向に磁化容易軸を有する磁気記録媒体と、該磁気
記録媒体を一対のリールハブに巻装してカセツト
筐体内に収納すると共にこの磁気記録媒体の膜面
側が外方に臨むようカセツト筐体の前面側に開口
部が形成された垂直磁気記録用のカセツトと、該
カセツトの開口部より外方に臨んだ磁気記録媒体
の裏面側部分と垂直に対向するようカセツト筐体
内に配された垂直磁気記録用の補助磁極としての
磁性材ブロツクと、前記カセツトのリールハブと
組合うリール軸が設けられた主基板上の可動基板
に設けられ前記カセツトの開口部を通じて前記磁
気記録媒体の膜面に対し垂直に接離する主磁極
と、該主磁極側に巻装され記録再生時に信号電流
が流される記録再生コイルとより構成したので、
現行のオーデイオ用磁気記録再生方式に簡単に適
用することが出来、垂直磁気記録再生方式の実用
化に大きく寄与するものである。
向に磁化容易軸を有する磁気記録媒体と、該磁気
記録媒体を一対のリールハブに巻装してカセツト
筐体内に収納すると共にこの磁気記録媒体の膜面
側が外方に臨むようカセツト筐体の前面側に開口
部が形成された垂直磁気記録用のカセツトと、該
カセツトの開口部より外方に臨んだ磁気記録媒体
の裏面側部分と垂直に対向するようカセツト筐体
内に配された垂直磁気記録用の補助磁極としての
磁性材ブロツクと、前記カセツトのリールハブと
組合うリール軸が設けられた主基板上の可動基板
に設けられ前記カセツトの開口部を通じて前記磁
気記録媒体の膜面に対し垂直に接離する主磁極
と、該主磁極側に巻装され記録再生時に信号電流
が流される記録再生コイルとより構成したので、
現行のオーデイオ用磁気記録再生方式に簡単に適
用することが出来、垂直磁気記録再生方式の実用
化に大きく寄与するものである。
第１図は垂直磁気記録方式の原理図、第２図は
本考案の一実施例を示す概略平面図である。 １０……磁気記録媒体、１１，１１′……リー
ルハブ、１２……カセツト筐体、１２ａ〜１２ｅ
……開口部、１４……補助磁極、１５……主磁
極、２０……可動基板、２４……操作レバー。
本考案の一実施例を示す概略平面図である。 １０……磁気記録媒体、１１，１１′……リー
ルハブ、１２……カセツト筐体、１２ａ〜１２ｅ
……開口部、１４……補助磁極、１５……主磁
極、２０……可動基板、２４……操作レバー。
Claims (1)
- 膜面に垂直な方向に磁化容易軸を有する磁気記
録媒体と、該磁気記録媒体を一対のリールハブに
巻装してカセツト筐体内に収納すると共にこの磁
気記録媒体の膜面側が外方に臨むようカセツト筐
体の前面側に開口部が形成された垂直磁気記録用
のカセツトと、該カセツトの開口部より外方に臨
んだ磁気記録媒体の裏面側部分と垂直に対向する
ようカセツト筐体内に配された垂直磁気記録用の
補助磁極としての磁性材ブロツクと、前記カセツ
トのリールハブと組合うリール軸が設けられた主
基板上の可動基板に設けられ前記カセツトの開口
部を通じて前記磁気記録媒体の膜面に対し垂直に
接離する垂直磁気記録用の主磁極と、該主磁極側
に巻装され記録再生時に信号電流が流される記録
再生コイルとより成る事を特徴とした垂直磁気記
録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981023777U JPS6334088Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981023777U JPS6334088Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57138113U JPS57138113U (ja) | 1982-08-28 |
| JPS6334088Y2 true JPS6334088Y2 (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=29821523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981023777U Expired JPS6334088Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6334088Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522273A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-16 | Shiro Okamura | Magnetic recorder/reproducer |
| JPS5584015A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-24 | Toshiba Corp | Vertical magnetization recorder |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP1981023777U patent/JPS6334088Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522273A (en) * | 1978-08-03 | 1980-02-16 | Shiro Okamura | Magnetic recorder/reproducer |
| JPS5584015A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-24 | Toshiba Corp | Vertical magnetization recorder |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57138113U (ja) | 1982-08-28 |
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