JPS633390B2 - - Google Patents

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JPS633390B2
JPS633390B2 JP60087081A JP8708185A JPS633390B2 JP S633390 B2 JPS633390 B2 JP S633390B2 JP 60087081 A JP60087081 A JP 60087081A JP 8708185 A JP8708185 A JP 8708185A JP S633390 B2 JPS633390 B2 JP S633390B2
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JP
Japan
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recording
output
head
track
circuit
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JP60087081A
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JPS60253002A (ja
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Takashi Nemoto
Kunyoshi Suzaki
Masanori Uchitoi
Akihiko Suzuki
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP60087081A priority Critical patent/JPS60253002A/ja
Publication of JPS60253002A publication Critical patent/JPS60253002A/ja
Publication of JPS633390B2 publication Critical patent/JPS633390B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像記録装置、特に複数の記録トラツ
クを、互いに分離した状態で設定可能な記録体を
使用して各記録トラツク毎に画像信号を記録し得
るようにした画像記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば複数個の磁気トラツクを、互いに分離し
た状態で設定可能な磁気デイスク或は磁気ドラム
等の記録体を使用して、各設定トラツク毎に、静
止画像の信号を磁気記録し得る様にした画像記録
装置については既に提案されている。
この様な画像記録装置の最大の利点は、記録体
として銀塩フイルムを使用する写真用カメラなど
とは異なり、例えば、その途中のトラツクまでし
か録画していない状態でも、これを記録装置から
取出して適当な再生装置にかけることに依り、録
画済みの分だけを随意に観賞出来、そして観賞後
は再び記録装置に戻すことにより残りのトラツク
に他の画像を記録すると言うような使い方や、或
は記録済みのトラツクを再生装置に於てイレーザ
に依り幾つかイレーズして、このイレーズしたト
ラツクの他の画像を記録すると言う様な使い方が
可能になると言う点であろう。
〔発明の解決しようとする問題点〕
ところで、この様な使い方を考えた場合、そこ
では記録済みのトラツクと未記録のトラツクとを
正確に判別し得る様にしておくことが非常に大事
なこととなる。即ち、もし、この判別が出来ずに
記録済みのトラツクに更に他の画像を記録してし
まう様なことがあつた場合、この種の装置では2
つの画像信号の頭を正確にそろえること、即ち、
同期をとることは極めて難しく、応々にしてこの
同期がズレ易いものである為、このトラツクを再
生した場合、再生画像は2つの画像信号の混合に
依つて、何を記録したのかも判らなくなつてしま
う程におかしな画像が再生されてしまうのであ
る。
従つて、例えばこの場合に既録画トラツクと未
録画トラツクとの判別が正確に行なわれて、これ
から録画を行なおうとしているトラツクが既録画
であつた場合、その旨、警告表示されるようにし
たり、あるいは、この既録画トラツクでは自動的
に二重録画が禁止されるようにしたり、更に進ん
では、既録画トラツクの場合には記録ヘツドの状
態シフト、即ち、ヘツド自体の機械的なシフト或
はヘツド・チヤンネル切り換えによる電気的なシ
フトが自動的に行われて、常に未録画トラツクへ
の録画状態が自動的に保証されるようにして居け
ば、この種の装置としては非常に合理的なもので
あろう。
〔問題を解決する手段〕
本発明は以上に述べた様な事情に鑑みて為され
たものであつて、特に斯種の画像記録装置として
上記した様な合理的な機能が簡単な構成で、しか
も精度良く最大限に得られる様にすることを目的
としたもので、その特徴とする処は記録を行うに
当り、画像信号を記録するに当り、画像信号を記
録すべきトラツクが既に録画済みのものであるか
否かを自動検出するに際して専用の検出ヘツドを
用いることなく、記録用ヘツドを用いて記録しよ
うとする位置に既に記録が有るか否かを自動的に
検出する様にした事に存する。
そして、これに依れば、以下の実施例に於て明
らかな如く、この種の装置として上述した様な合
理的な機能、即ち二重録画に対する警告及びその
禁止と更に、未録画トラツクへの記録手段の自動
的な状態シフト等の機能が悉く達成される様にな
るものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について添付の図面を参
照して説明する。此処に示す実施例は本発明をハ
ンデイ・カメラに応用した場合について示すもの
で、先ず、第1〜3図を参照するに、図中、カメ
ラはCAで示される。TLは撮影レンズで、1はフ
オーカシング・リング、2はズーミング用操作ロ
ツドである。3はフアインダ光取り出し用のハー
フ・ミラーでカメラ・ボデイ内に於て上記撮影レ
ンズLの後方に配置されている。4は上記ミラー
3からの反射光路中に配置された測光光取り出し
用のハーフ・ミラーで、該ミラー4の反射光を受
ける様にして測光素子5が配置されている。6は
全反射ミラーで、該ミラー6の後方に周知の構成
のフアインダ光学系が配置されている。7はフア
インダ用・カツプである。8は撮影絞りで上記ミ
ラー3の後方に配置されて居り、そして此処では
特に絞り切りの可能な構成となつている。9は固
体撮像素子としてCCDイメージ・センサで、此
処では周知のフレーム転送式の2次元撮像CCD
が用いられている。尚、後述する様に該CCD9
の撮像部の前面には周知の様にレンチキユラー・
レンズ及びカラー・ストライプ・フイルタが配置
されている。10は該カメラCAのカートリツジ
装填室で、ここには図示の如く、その内部に磁気
記録デイスク11を回転自在に収納した磁気記録
カートリツジ12が装填される。該カートリツジ
12は第2図に示す様に、軸12aに依りデイス
ク11を回転自在に支持して居り、そしてそのハ
ウジングの一部にはカメラCA側のデイスク駆動
用スピンドル14を受け入れるための中心開口1
2aと、同じくカメラCA側に設けられている磁
気ヘツド15を受け入れるためのスロツト12c
とが形成されている。上記デイスク11は第1図
に示す如く、中心孔11aを有して、該中心孔1
1aに於て上記軸12aに依り回転自在に支持さ
れていると共に、該中心孔11aと同心の円弧状
スロツト11bを有してカートリツジ12内に設
けられている板バネ13に依り上記の中心開口1
2b側へ附勢されている。なお、ここで、上記装
填室10は第2図に示す如く、その奥行部が陥没
して居り、上記カートリツジ12はその装填に際
しては、カートリツジ装填室蓋16を開いた状態
で、第2図中に思想線で示す如く斜めに挿入さ
れ、そして、この時、その中心開口12bにスピ
ンドル14が、また、スロツトル12cに磁気ヘ
ツド15が夫々陥入し得る様な位置で図中矢印方
向に倒されることに依り正規の態位で装填され、
そしてこの時、ヘツド15の先端部はデイスク1
1の磁気記録部11cに当接する。この記録部1
1cは複数、例えば40本の記録トラツクを、互い
に分離した状態で設定可能であり、各トラツクに
は後述する如く静止画像の1フレーム分の磁気信
号が記録される。また、デイスク11はそれ自
身、可撓性を有して居り、その弾性に依りヘツド
15のヘツド圧が得られるように為されている。
なお、カートリツジ12は、装填室蓋16を閉じ
た状態では、これに取り付けられている板バネ1
7,18(第2図示)に依り位置決めされる。上
記デイスク駆動用スピンドル14は、デイスク1
1の円弧状スロツト11bに係合可能な駆動ピン
14aを有して、フライ・ホイール19の軸19
aに連結されて居り、該フライ・ホイール軸19
aはカメラ・フレームのボス部21に於て軸承メ
タル部材20に依り回転ガタ並びにスラスト・ガ
ダが生じないようにして軸承されている。なお、
この軸19aのガタつきの問題は録画性能に与え
る影響が極めて大なるものであるから特に注意す
る必要がある。
M0はフライ・ホイール19を回転駆動するた
めのモータで、その出力プーリー22と該フラ
イ・ホイール19との間にはゴム・ベルト23が
張設されている。25はその先端の折曲アーム部
25aに於て上記ヘツド15を保持しているヘツ
ド保持部材で、カメラ・フレームの一部に、上記
カートリツジ12のスロツト12cに沿う様にし
て取り付けられている支持ロツド24に依り該ロ
ツド24に沿つて摺動可能に支承されていて、バ
ネ26に依り第2図に於て矢示方向に附勢されて
居り、且つ、その一部に、その間隔が上記デイス
ク11の記録部11cに於る磁気トラツクの間隔
を規定する様にして形成されたラチエツト歯25
bを有している。尚、該ヘツド保持材25がバネ
20に依り第2図中の矢示方向の最終端位置まで
変位させられた状態では磁気ヘツド15がデイス
ク11の記録部11cに於る最外周のトラツクに
対応する様に、各要素が設計されている。尚、こ
の場合、ラチエツト歯25bの歯数は、デイスク
11に於る設定トラツク数に合わせて例えば40と
なつている。従つて、ヘツド15の設定位置の総
数は41となる。27は上記のラチエツト歯25b
に係合して保持部材25を一歯分ずつシフトさせ
るためのラチエツト送り爪で、バネ28に依り該
ラチエツト歯25bと係合する方向に附勢されて
いると共に、プランジヤーPlの可動アーマチヤ
Amにリン結合されている。該プランジヤーPl
は、その通電に依り、アーマチヤAmを、バネ2
9に抗して、上記保持部材25を正確に一歯分だ
けシフトさせ得るストロークだけ突出させる様に
設計されている。30は上記保持部材25をその
送られた位置で保持しておくための係止爪で、カ
メラ・フレームの一部に植立された軸31に依り
回動自在に軸支されて居り、且つ、バネ32に依
りラチエツト歯25bと係合する向きに附勢され
ている。33は装填室蓋16の開放に際して上記
保持部材25を、ヘツド15がデイスク11に於
る最外周トラツクに対接するイニシヤル位置に自
動復帰させるためのリセツト部材で、その頭部が
デーパ状若しくは円弧状に切除された鉤部を有し
て、上記係止爪30の尾端30bに該鉤部が係合
し得る様にして蓋16の一部に取り付けられてい
る。従つて、蓋16をくと、この時、該リセツト
部材33に依り係止爪30がバネ32に抗して回
動させられると共に、その際、送り爪27も、該
係止爪30の先端の頭部30aに依りその先端の
突起27aを押されてバネ28に抗して上記アー
マチヤAmとのリンク結合点を支点として回動さ
せられて、共にラチエツト歯25bと係合が解除
させられ、これに依り保持部材25が上述したイ
ニシヤル位置に自動復帰させられる様になる。
尚、このリセツト部材33は多少の可撓性を有し
ていて、蓋16が或る角度以上開かれると上記係
止爪30との係合が解除され、そして、蓋16の
閉合に際してはその頭部が該係止爪30尾端30
bと衝合してこれを乗り越えることに依りその鉤
部が該尾端30bと係合可能な位置に設定される
様になる。従つて係止爪30の尾端30bについ
ても第2図に示す如くそのエツジ部分を円みを帯
びさせておくと良いであろう。
尚、第1,3図に於いて、34はレリーズ・ボ
タンで、ここでは所謂、2段レリーズ式となつて
いる。35はグリツプ部で、ここには電源用電池
Eが収容されている。又、第1図に於いてEUは
電気回路ユニツトで、その詳細については後述す
る。又、第3図に於いて、36はモード・セレク
ト用のダイアルで、指標「S」、「C1」、「C2」及
び「MV」に対して切換え可能となつている。こ
こでこれ等指標の意味する処は、「S」は1画像
シヨツトを、「C1」は例えば毎秒7.5画像程度の速
度での連続画像シヨツトを、「C2」は例えば毎秒
3.75画像程度の速度での連続画像シヨツトを、そ
して「MV」は毎秒30画像の速度、即ち、一般の
ビデオ・レコーデイング速度での動画シヨツトを
夫々表わしている(尚、シヨツトとは撮影の意味
である)。37は1画像シヨツトに際して、記録
トラツクに対するヘツド15のシフトを自動と手
動との間で選択するためのスライドで、指標
「A」と「M」との間で切換え可能であり、指標
「A」は自動シフトを、「M」は手動シフトを表わ
している。38は手動シフト・モード「M」を選
択している場合にヘツド15をシフトさせるため
のプツシユ・ボタンで後述する回路構成に依り、
上記プランジヤーPlを作動させ得るものである。
尚、ヘツド15のシフトを手動で行うのはモード
「C1」、「C2」及び「MV」の場合には明らかに不
合理であり、従つて、ここでは、例えば第4図に
示す様に、モード「C1」、「C2」及び「MV」」で
はスライド37の「A」から「M」への切換えを
禁止してモード「S」の場合にのみこの切換えを
許容し、しかも、スライド37が「M」位置に在
る状態でモード「C1」、「C2」又は「MV」へ切換
えた場合には該スライド37を「A」位置へ自動
的にリセツトさせてしまう様なカム39をダイア
ル36と連動関係に設けて、このカム39を、上
記スライド37が設けられている、ピン−スロツ
ト係合の板40のフオロワ部40aに臨ませてお
く様にしている。尚、41はクリツク・ストツ
プ・バネである。又、カム39に対して括弧書き
で示したモードの符号は各モードに対応するカム
の領域を示している。
再び第3図に戻つて、42はビデオ信号
(NTSC信号)の外部出力用ジヤツクで、ここに
は一般のVTR装置を接続可能であり、そしてこ
れは特にモードを「MV」に設定した場合に使用
される。即ち、デイスク11に記録し得る画像フ
レーム数は上述の例に従えば高々40に過ぎず、従
つて、このデイスク11にビデオ・レコーデイン
グ速度で動画を記録しようとしても1秒そこそこ
で終つてしまい、又、たとえデイスクのトラツク
数を増やしたとしもそこには自ずと限りがあるか
ら結局デイスクを使用して動画シヨツトを行うこ
とはそもそも不合理であるが、ここでモード
「MV」に対してこのジヤツク42を設けておけ
ば、VTR装置との組み合せに依り長時間の動画
シヨツトが可能となり、カメラ機能が更に拡大さ
れる訳である。43はリモート・コントロール用
のジヤツクで、ここにはリモート・コントローラ
が接続される。
以上がこのカメラCAに於ける、要部の構成で
あるが、それでは次に上記電気回路ユニツトEU
に於ける回路構成の詳細について説明する。
先ず第5図は、撮影−ビデオ信号(NTSC信
号)発生−磁気記録系の構成について示すもの
で、44はKHzオーダーの比較的低周波のクロツ
ク・パルスを発生する発振回路、45は該発振回
路44からのクロツク・パルスに基づいてここに
示す回路系を同期制御する上で必要とされる各種
同期制御信号を発生する同期制御回路、46はM
Hzオーダーの比較的高周波のクロツク・パルスを
発生する発振回路、47は該発振回路46からの
クロツク・パルスと同期制御回路45からの
CCD同期駆動用制御信号(これは例えば垂直同
期信号が基本となつている)とに基づいて、
CCD9を同期駆動するのに必要な各種信号を出
力するシンク・ドライバである。尚、ここで
CCD9は、第6図に模式化して示す様に、マト
リツクス状に整列配置された多数個の光センサ・
エレメントから成る撮像部(光感応部)9aと、
該撮像部9aで蓄積された各画素に対応している
電荷を取り込んで夫々各エレメントのアドレスに
対応して記憶する記憶部9bで記憶されている電
荷を時系列的に転送して行くためのアナログ・シ
フトレジスタ9cとから成つていて、周知の様
に、撮像部9aを除いては全て遮光されて居り、
又、該撮像部9aの前面には第5図中に示す様に
カラー・ストライプ・フイルタ48及びレンチキ
ユラー・レンズ49が配置されている。上記シン
ク・ドライバ47から該CCD9に附与される信
号の中には、撮像部9aでの電荷の蓄積を制御す
るための信号、該撮像部9aで蓄積されている電
荷を所定のタイミング、例えば1/60秒毎のタイミ
ングで極めて短時間のうちに記憶部9bに転送さ
せるためのクロツク・パルス、及び、該記憶部9
bに取り込まれた電荷をシフト・レジスタ9cを
通じて例えば1/60秒(これはテレビに於ける1V
−1パーテイカル・スキヤン−の時間に相当す
る)の間に全て時系列的に出力させる(即ち、記
憶電荷の読み出し)ためのクロツク・パルス等が
含まれて居り、そして、これ等信号及びパルスの
タイミングは同期制御回路45からの制御信号に
基づいて規定されている。尚、第6図では図示を
省略したがシフト・レジスタ9cで転送されて来
る電荷が最終的に電圧又は電流等に変換されて出
力されるものであることは勿論のことである。そ
の他、この種フレーム転送式CCDについては既
に周知のものであるからこれ以上の詳しい説明は
省略する。
さて再び第3図に戻つて説明を続けるに、5
0,51はCCD9の圧力中の雑音成分を除去す
るためのサンプル・ホールド回路で、これ等は同
期制御回路45からの制御信号(サンプリング信
号)に依つて制御される。52はビデオ信号
(NTSC信号)発生回路で、サンプル・ホールド
回路50からの出力に依り輝度信号Yを出力する
輝度信号回路53と、サンプル・ホールド回路5
1からの出力に依りカラー信号R−Y及びB−Y
を出力するカラー信号出力回路54と、これ等回
路53,54からの信号Y,R−Y,B−Yに基
づいてNTSC信号を出力するエンコーダ55とか
ら成り、周知の様に、カラー信号出力回路54及
びエンコーダ55には上記同期制御回路45から
同期制御信号が附与される。尚、斯種型式のビデ
オ信号発生回路については既に十分知られている
ことでもあるから、ここでは機能ブロツクに依る
表示のみに止めることにする。56はビデオ信号
の磁気記録回路で、ここでは、ロウ・パス・フイ
ルタ57、プリエンフアシス回路58、FM変調
回路59、ハイ・パス・フイルタ60、バンド・
パス・フイルタ61、周波数変換回路62、ロ
ウ・パス・フイルタ63、混合回路64及び記録
アンプ65から成る周知の、所謂色副搬送波低域
変換多重記録方式の構成を採用している。尚、こ
の方式を採用した回路の動作機能については既に
周知であるが、ここで簡単に触れておくと、先ず
上記ビデオ信号発生回路52からNTSC信号、即
ち複合カラービデオ信号を入力すると、このビデ
オ信号からロウ・パス・フイルタ57、バンド・
パス・フイルタ61に依つて夫々輝度信号Yと、
3.5MHzの色副搬送波信号fcとを分離する。分離し
た輝度信号Yはプリエンフアシス回路58に依り
プリエンフアシスをかけ、FM変調回路59に依
りFM変調した後、ハイ・パス・フイルタ60に
依り下側帯域の一部を除いたFM輝度信号として
混合回路64に与え、一方、色副搬送波信号fc
周波数変換回路62にて、同期制御回路45から
の所定周波数の信号foに依り平衡変調した後、ロ
ウ・パス・フイルタ63に依りその差信号、即
ち、低域変換色副搬送波信号fs−fo−fcを取り出
して上記混合回路64に与え、該混合回路64に
依り、この低域変換色副搬送波fsに乗つたカラー
信号と、下側帯域の一部を除いたFM輝度信号と
を混合した信号(即ち、VTR信号である)を得
て、これをアンプ55を通じて上記ヘツド15に
依りデイスク11のトラツクに記録するものであ
る。
次に、本発明に従うシーケンス制御系の第1の
具体例について図番は前後するが第10図を参照
して説明する。この第10図に示す例は、1個の
磁気ヘツドを、未、既録画トラツク検出用と録画
用とで兼用し、その動作モードを上記カウンタ
CNT1の出力を利用して適宜切換えることに依り
専用の検出用ヘツドを用いることなく記録しよう
とする位置に既に記録が有るか否かを自動検出し
得る様にしたものである。図に於いて、15は検
出及び記録用の磁気ヘツドで上記アナログ・スイ
ツチASW及び上記未、既録画トラツク検出回路
(即ち、アンプAP、信号分積分回路HIC及びコン
パレータCOM)の入力段に設けられたアナロ
グ・スイツチASW′に接続されて居り、そして該
アナログ・スイツチASW′には上記アナログ・ス
イツチASWに附与されるべき信号の、インバー
タIV4に依るインパート出力が附与される様に為
されている。従つて、この回路構成に依れば、カ
ウンタCNT1の出力がロウである場合にはアナロ
グ・スイツチASW′がオンとなつてヘツド15′
は未、既録画トラツク検出の為に使用され、そし
て、この時に未録画トラツクが検出されて、カウ
ンタCNT1の出力がハイになると今度はアナロ
グ・スイツチASWがオンとなつて該ヘツド1
5′は該未録画トラツクへの録画の為に使用され
る。
また、SW1は上記ダイアル36に連動するスイ
ツチで「MV」モード以外に於いていずれも閉止
状態となる様に為されている。Tr1はスイツチン
グ・トランジスタ、SWR1はレリーズ・ボタン3
4の第1段目で投入される第1段カメラ・レリー
ズ・スイツチで、該トランジスタTr1のベースに
接続されている。PMCは測光素子5の出力と、
CCP9に於ける撮像部9aの電荷蓄積時間とに
基づいて適正絞り値を決定する測光回路である。
尚、本実施例ではこの蓄積時間は、第5図示同期
制御回路45からシンク・ドライバ47に附与さ
れる制御信号中の時間フアクタに依つて一義的に
規定されるもので、例えば上述の例記に従えば、
1/60秒程度の固定の時間となり、従つて、この場
合、該測光回路PMCにはこの時間についての固
定の情報が附与されている。ちなみにこの時間は
一般の銀塩フイルムを使用するカメラで言えばフ
イルムの露光時間に対応するものでり、従つてこ
の測光回路のPMCは周知のフイルム・カメラに
於ける測光回路構成をそのまま採用可能である。
66は該測光回路PMCの出力に応答して絞り8
を適正絞り値となる様に調定するメータ或いはモ
ータ等の絞り駆動手段で、その出力軸は絞り8に
連結されている。尚、上述した如く、この場合の
絞り8は所謂絞り切り構成となつている(これ
は、CCD9の所謂“焼き付き”を防止するのが
目的である)訳であるが、この絞り切りのための
構成としては、例えば、絞り駆動手段66として
メータを利用する場合には、その可動コイルにバ
ネを作用させておいてコイルに通電されていない
状態では絞り8が絞り切つた状態で保持される様
にしておけば良いし、又、モータを利用する場合
には、これにコンデンサ等の蓄電手段を接続して
おいて、測光回路PMCからの出力が断たれた時
点でこの蓄電手段の保持電力を附与されることに
依り絞り8を絞り切る様に強制的に駆動し得る如
く為しておけば良いであろう。
67は上記絞り駆動手段66に依り絞り8と共
に駆動される絞り値表示用のスケール部材で、例
えば透明フイルムに絞り値目盛を印した様な類の
もので、カメラ・フアインダ内で視認可能な位置
に配されていて、固定指標68に対する目盛の合
致に依つて絞り8が調定された絞り値を表示する
如く為されている。La1は上記スケール部材67
を背後から照明するためのランプで、トランジス
タTr1の出力段に接続されていて、該トランジス
タTr1が導通することに依り給電されて点灯し、
従つて、スケール部材67の照明と共に、レリー
ズ・ボタン34が第1段目まで押下されている旨
の表示の機能をも果すことになる。MCCは上記
モータM0を定速回転制御するためのモータ制御
回路、SW2は上記ダイアル36に連動してモード
「C1」及び「C2」に於いてのみ投入状態となるス
イツチ、OSPはトランジスタTr1の導通に依つて
給電された際に一瞬の間、ハイとなるパルスを出
力するワン・シヨツト・パルス回路で、このパル
スはオア・ゲートOG1を介してフリツプ・フロツ
プFF1のリセツト入力Rに、オア・ゲートOG2
介してフリツプ・フロツプFF2のセツト入力S
に、そしてオア・ゲートOG3を介してフリツプフ
ロツプFF3のリセツト入力Rに附与される。
SWR2はレリーズ・ボタン34の第2段目で投入
されるレリーズ・スイツチで、そのON−OFF信
号は微分回路DFCおよびインバータIV2を介して
フリツプフロツプFF1のセツト入力Sに附与され
る。尚、フリツプ・フロツプFF1はスイツチ
SWR2が投入されて初めてセツトされてその出
力がロウとなり、そしてこの出力はトランジス
タTr1のベースに附与される様に為されているか
ら、レリーズ・ボタン34が第2段目まで押下さ
れれば、トランジスタTr1の保持がかかつて、レ
リーズ・ボタン34の押下を即座に解除してもト
ランジスタTr1は不導通とはならず、後述する様
に、スイツチSWR2がオフとなつていて、且つ、
検出ヘツド15Aが既録画トラツクを検出した場
合に、この保持が解除されて不導通となる。
DLCは上記モータM0の立ち上りに要する時間
(50〜100msec)に相応した遅延時間を有する遅
延回路で、その出力はアンド・ゲートAG1に附与
される。
CNT1は、第5図示同期制御回路45からの垂
直同期信号(第8図a)を入力して、これを分周
することに依り、そのA、BおよびC出力端子か
ら夫々、第8図b,cおよびdに示す如き信号を
出力する。AG5は上記A出力とB出力とのアンド
をとるアンド・ゲートで、その出力は第8図eに
示す如くになり、また、AG5は上記A、Bおよび
C出力のアンドをとるアンド・ゲートで、その出
力は第8図fに示す如くになる。そして、今、第
8図aに示す入力の周期を1/30secとすれば、A
出力の周期は1/15sec、B出力の周期は1/7.5sec、
C出力の周期は1/3.75secとなり、又、アンドゲ
ートAG5,AG6の出力及びA出力のハイ・レベル
の時間は1/30secであるから、各出力を夫々モー
ド「S」、「C1」、「C2」に於ける録画制御信号と
して利用し得る訳であり、そして、これ等出力A
及びアンド・ゲートAG5,AG6の出力はダイアル
36に連動するスイツチAW3に依り、夫々モー
ド「S」、「C1」、「C2」で選択される様に為され
ている。尚、このスイツチSW3で選択されるカウ
ンタCNT1の出力は、第5図に示した如き構成の
撮像−ビデオ信号発生−磁気記録系回路69の出
力段(即ち、第5図示増幅回路65)とヘツド1
5との間に設けられた録画制御用アナログ・スイ
ツチASWに附与され、これに依り録画の制御が
行われる。又、該カウンタCNT1のクリア端子
CLにはフリツプ・フロツプFF2のQ出力が附与
される様に為されていて、このQ出力がロウの場
合にのみカウント可能となる。
La2はフリツプ・フロツプFF2のQ出力をその
ペースに受けるトランジスタTr2に依り、該Q出
力がロウの場合、即ち、カウンタCNT1がカウン
トを行つている場合に点灯して、録画が行われて
いることを表示するランプである。
APは上記ヘツド15の出力を増幅するアンプ、
HICは該アンプAPの出力中の信号分を積分する
信号積分回路、COMはコンパレータで、該コン
パレータCOMの出力は、既録画トラツクの場合
はハイ、未録画トラツクの場合はロウとなり、そ
してこれは、アンド・ゲートAG3、オア・ゲート
OG1,OG2及びOG3に付与される。また、該コン
パレータCOMの出力のインバート信号をアン
ド・ゲートAG1及びAG2に附与される。CNT2
第5図示発振回路14からのクロツク・パルスを
受けて、これを分周するカウンタで、その適宜の
2出力をアンド・ゲートAG4に附与することによ
り、上記プランジヤーPlを駆動するのに足るデユ
ーテイのパルスを得る様にしている。該アンド・
ゲートAG4の出力は、アンド・ゲートAG3に附与
され、該アンド・ゲートAG3の出力はトランジス
タTr3のベースに附与される。
La3はモード「S−M」、即ち、1画像シヨツ
ト−手動ヘツド・シフトのモードに際して、トラ
ツクが既録画である場合に、一瞬点灯して、この
旨表示する為のランプで、上記スライド37に連
動するスイツチSWM1に依りモード「M」に於い
て上記トランジスタTr3のコレクタ側に接続され
る。尚、該スイツチSWM1はモード「A」に於い
ては、上記プランジヤーPlを該トランジスタTr3
のコレクタに接続させる。SWPは上記プツシ
ユ・ボタン38に依つて投入されるプツシユ・ス
イツチ、SWM2は上記スライド37に連動して、
モード「M」に於いて該スイツチSWPを上記プ
ランジヤーPlに接続させるスイツチである。
尚、上記NTSC信号の外部出力用ジヤツク42
は上記回路69に、即ち、詳しくは、第5図示ビ
デオ信号発生回路52の出力段に接続されてい
る。又、上記リモート・ジヤツク43は図示の如
く、ダイオードD1,D2を介してスイツチSWR1
SWR2と並列に接続されている。
SWEはデイスク11の全てのトラツクに録画
が終了した時点で解放される、常閉型のエンド・
スイツチで、上記トランジタTr1と直列に接続さ
れている。尚、このエンド・スイツチSWEを起
動する構成としては例えば第7図に示す如きもの
を利用すると合理的であろう。即ち、同図示構成
は、カメラ・フレームの一部にその尾端を軸70
に依り枢着し、その中間のスリツト72aに上記
ヘツド保持部材25に植立したピン71を係合さ
せて居くことに依り該保持部材25の送りに応じ
て揺動するトラツク・カウント部材72を設け、
該カウント部材72の先端に取り付けた指針73
に依り、窓74内に配置されているトラツク数目
盛板75上で既録画トラツク数を表示し得る様に
すると共に、更に、保持部材25がそのラチエツ
ト歯25bの全歯数分だけ図中左方へシフトさせ
られた時点、即ち、デイスク11に於ける記録部
11cの最内周のトラツクを外れて更に一歯分内
方へシフトさせられた時点で、上記カウント部材
72の先端のスイツチ開放突起76に依りエン
ド・スイツチSWEを開放させ得る様にしたもの
である。尚、第5図示回路系に対する給電は測光
回路PMCと同様トランジスタTr1に依つて制御さ
れる様に為されている。
さて、それでは次に、以上の電気系の編成を有
するカメラの動作について説明する。なお、上記
した様にこのカメラでは、モード的に「S−A」
(1画像シヨツト−自動ヘツド・シフト)、「S−
M」(1画像シヨツト−手動ヘツド・シフト)、
「C1」(7.5画像/秒の連続シヨツト)、「C2」(3.75
画像/秒の連続シヨツト)及び「MV」(VTR装
置を使用してのVTR速度に依る動画シヨツト)
の5つのモードがある訳であるが、理解を容易に
するために先ず、モード「S−A」の場合につい
て、第9図のタイミング・チヤートを参照し乍ら
説明する。
先ず、カメラCAに、そのデイスク11の全て
のトラツクがいずれも未録画である様なカートリ
ツジ12を装填した状態(この時、ヘツド15は
上述した様に、そのイニシヤル位置に設定されて
居り、従つてエンド・スイツチSWEもオンとな
つている。)で、ダイアル36が「S」モード位
置にあると、スイツチSW1が投入状態に、又、ス
イツチSW2が開放状態になると共に、スイツチ
SW3がカウンタCNT1のA出力端子に接続され
る。又、この状態でスライド37を「A」モード
位置にセツトすると、スイツチSWM1がプランジ
ヤーPl側に接続すると共にスイツチSWM2が開放
状態となつてカメラCAは「S−A」モードとな
る。
この状態で、フアインダを覗き乍らカメラCA
を所望の対象に向け、レリーズ・ボタン34を先
ずその第1段目迄押下するとレリーズ・スイツチ
SWR1が投入されるためにトランジスタTr1が導
通し、従つて、測光回路PMCが作動して絞り8
が絞り切りの状態から適正絞り値に調定されると
共にランプLa1が点灯してスケール板67が照明
され、又、モータM0がスタートしてデイスク1
1が回転駆動される様になる。この様子は第9図
a,b,d〜fに示される。又、トランジスタ
Tr1が導通した時点でワン・シヨツト・パルス回
路OSPから第9図gに示す如くパルスが出力さ
れ、これに依りフリツプ・フロツプFF3にパワ
ー・アツプ・クリアがかかると共にフリツプ・フ
ロツプFF1及びFF2が夫々リセツト及びセツトさ
れてその出力及びQ出力は第9図h及びiに示
す如くハイとなる。一方、トランジスタTr1が導
通すると第5図示回路系に給電されてCCD9の
駆動が開始され、撮像−ビデオ信号発生−VTR
信号出力がスタートする様になる。尚、この時、
同期制御回路45から第9図にkに示す如き垂直
同期パルスがカウンタCNT1に附与される様にな
るが、該カウンタCNT1はフリツプ・フロツプ
FF2のQ出力がロウであるためにクリア状態、即
ち、カウント不能状態に拘束されていて該パルス
を何等カウントせず、従つてそのA出力は第9図
lに示す如くロウとなつていてアナログ・スイツ
チASWはオフのままとなつている。また、この
時、カウンタCNT2に発振回路44からクロツ
ク・パルスが附与される様になる。また、トラン
ジスタTr1の導通後、モータM0が定常速度に立
ち上るまでに要する時間を見做した時間が経過す
ると、第9図jに示す如く、遅延回DLCの出力
がハイとなり、従つて、この時点でアンド・ゲー
トAG1の1入力がハイとなる。
また、この時はデイスク11に完全に未録画の
ものであるから、検出ヘツド15の出力には信号
分は現われず、そのためコンパレータCOMの出
力は第9図nに示す様にロウとなつている。従つ
て、プランジヤーPlは通電されず、ヘツド15は
イニシヤル位置、即ち、デイスク11の記録部1
1cに於ける最外周トラツクに当接した位置に保
持されている。また、この時点ではインバータ
IV1からの出力に依りアンド・ゲートAG1の1入
力がハイになる。
さて、この状態で、レリーズ・ボタン34をそ
の第2段目まで押下すると(第9図a図示)、第
9図cに示す様にレリーズ・スイツチSWR2が投
入されて微分回路DFCを介してインバータIV2
出力がロウからハイに反転し、従つて、フリツ
プ・フロツプFF1がセツトされ、この時にアン
ド・ゲートAG2の出力がハイになるからフリツ
プ・フロツプFF3のセツト入力Sに該アンド・ゲ
ートAG2の出力が附与されて該フリツプ・フロツ
プFF3がセツトされ、そのQ出力は第9図mに示
す如くハイとなる。これに依りアンド・ゲート
AG1はその3入力の全てがハイとなるためにこの
時点でその出力がハイになり、従つて、フリツ
プ・フロツプFF2のQ出力が第9図iに示す如く
ロウに反転するため、カウンタCNT1はそのクリ
アを解かれて入力パルスのカウントを開始する様
になる。
尚、インバータIV2の出力がロウからハイに反
転するとフリツプ・フロツプFF1がセツトされて
そのQ出力は第9図hに示す如くロウとなり、従
つて、トランジスタTr1の導通保持がかかるため
に、この時点でレリーズ・ボタン34を解放して
も、回路系は給電を断たれることはなく以下の動
作を続行する。
さて、カウンタCNT1がその入力パルスのカウ
ントを開始してそのA出力が第9図lに示す如く
ハイになると、これに依りアナログ・スイツチ
ASWがオンとなつて、第5図示増幅回路65の
出力が記録ヘツド15′に附与され、従つて、デ
イスク11の最外周トラツクに対象画像の1フレ
ーム分の信号が磁気記録される様になる。ここ
で、この時のA出力は、この実施例では、第8図
を参照して説明した様に同期制御回路45からの
垂直同期信号(第8図a)を2分周したもので、
そのハイ・レベル時間は、この垂直同期信号の1
周期、即ち、1/30秒となつて居り、一方、第5図
示回路系では周知の様にこの1/30秒の間にCCD
出力の読み出しが2度引き続いて繰り返されるか
ら、結局デイスク11のトラツクには2フイール
ド1フレームの信号が磁気記録されることにな
る。又、そのため、モータ制御回路M0
1800rpmで定速制御する様に設計されている。
この様に、カウンタCNT1のA出力がハイにな
つてから1/30秒経過すると該A出力が再びロウと
なつてアナログ・スイツチASWがオフとなり、
この間にはデイスク11のトラツクに1フレーム
分の信号が2フイールド方式で記録が終了する訳
である。この時点でコンパレータCOMの出力は
第9図nに示す如くハイとなり、これに依り、イ
ンバータIV1の出力がロウになるためにアンド・
ゲートAG1の出力はロウになる。又、この時のコ
ンパレータCOMのハイ出力に依りフリツプ・フ
ロツプFF2がセツトされてそのQ出力が第9図i
に示す如くハイになる。これに依りカウンタ
CNT1はクリアされてカウント不能状態に拘束さ
れるためそのA出力は第9図lに示す如く、録画
の終了点以後ロウになつたままとなり、アナロ
グ・スイツチASWもオフしたままとなる。又、
コンパレータCOMの出力がハイになると、アン
ド・ゲートAG4からの出力パルスがアンド・ゲー
トAG3を通じてトランジスタTr3のベースに附与
されるためにトランジスタTr3が導通してプラン
ジヤーPlが導通され、従つて、第2図示送り爪2
7に依りヘツド保持部材25がそのラチエツト歯
25bの一歯分だけ送られるために、ヘツド1
5′はデイスク11の第2トラツクにシフトさせ
られる様になり、そして、ここでは、デイスク1
1が完全に未録画のものであるから、ヘツド1
5′の、第2トラツクへのシフトが行われた時点
でヘツド15′からの出力は信号分がなくなり、
そのため、コンパレータCOMの出力は第9図n
に示す如く、この時点でロウに反転する様にな
る。尚、コンパレータCOMの出力がハイになる
と、フリツプ・フロツプFF3がリセツトされる。
又、コンパレータCOMの出力がハイになるとフ
リツプ・フロツプFF1がリセツトされてその出
力は第9図hに示す如くハイになり、従つてトラ
ンジスタTr1の電通保持が解除される様になる。
従つて、この時点でレリーズ・ボタンMの押下が
解除されていてレリーズ・スイツチSWR1
SWR2がオフとなつていればトランジスタTr1
不導通となつて全回路系への給電が断たれる様に
なる。又、このレリーズ・ボタン34の押下を解
除するタイミングについては、例えば、第9図a
中にで示す様に、第2段目まで押した後、即
ち、スイツチSWR2が一度投入された後であれば
上述の様にフリツプ・フロツプFF1の働きに依つ
てトランジスタTr1の導通保持がかかるから、カ
メラは上述の動作を自動的に遂行してヘツド1
5′の、第2トラツクへのシフトを終了した時点
で停止するが、一方、同じく第9図a中でで示
す様に第1段目までは押下したものの第2段目ま
では押下しない時点で解除した場合にはこのトラ
ンジスタTr1の導通保持がかからないためにカメ
ラはレリーズ・ボタン34を解除した時点で即座
に停止してしまう。
尚、説明が前後してしまうが、フリツプ・フロ
ツプFF2のQ出力がロウとなつている間、即ち、
録画中は、トランジスタTr2が導通することによ
り、ランプLa2が点灯し、従つて、録画中である
旨、表示される様になる。尚、このランプLa2
は、その点灯をフアインダ内で視認し得る様に配
しておくと便利であろう。
このモード「S−A」にあつてはカメラは、1
フレーム分の記録の終了後、ヘツド15′の、次
トラツクへの自動シフトが行われた状態で停止又
は待機して居り、従つて、以下、レリーズ・ボタ
ン34の第2段目迄の押下を繰り返す度毎に上記
の動作が繰り返されて、デイスク11の各トラツ
クに夫々1フレーム分の画像信号が順次記録され
て行く様になる。
尚、この時の記録済トラツク数は、第7図示カ
ウント部材72の先端に取り付けられている指針
73に依りトラツク数目盛板75上に順次指示さ
れる。又、デイスク11の最内周トラツクへの記
録が終了してヘツド15′の自動シフトが行われ
ると、上記カウント部材72の先端の突起76に
依りエンド・スイツチSWEが開放され、全回路
系への給電が瞬点的に断たれる様になる。
さて、以上は、デイスク11が全く未録画の場
合であつたが、例えば、途中のトラツク迄既に録
画済みのカートリツジを装填した場合には、次の
様になる。即ち、先ず、デイスク11の第1トラ
ツクが既録画であつたとすると、スイツチSWR1
が投入されてモータM0がスタートした時点でコ
ンパレータCOMの出力はハイになる為に、上記
した様に録画禁止となると共に、プランジヤーPl
に通電されてヘツド15′の、次のトラツクのシ
フトが行われる。又、この時、インバータIV1
出力がロウとなるから、この時にフリツプ・フロ
ツプFF1がセツトされていても、即ち、スイツチ
SWR2が閉じられていてもその出力がロウとなつ
て居り、従つて、フリツプ・フロツプFF3のセツ
トは行われない。一方、ヘツド15′のシフトが
行われた時点でその新たなトラツクが未記録であ
れば、コンパレータCOMの出力がロウとなる為
に録画禁止が解除され、又、これに依りアンド・
ゲートAG2の出力がハイとなつてフリツプ・フロ
ツプFF3がセツトされる為上述の如くして1フレ
ーム分の信号がこの新たなトラツクに記録される
が、この新たなトラツクも既録画の場合には、コ
ンパレータCOMの出力がハイのままであるから
録画禁止がかかつたまま、ヘツド15′の、更に
次のトラツクへのシフトが行われる。
従つて、その幾つかのトラツクが録画済みであ
る様なカートリツジを使用した場合には、既録画
トラツクに対しては録画禁止がかかつて二重に録
画することなくヘツド15′の自動シフトが行わ
れ、そして未録画トラツクを検出した時点で初め
て該未録画トラツクに録画が行われる様になる訳
である。
さて、以上はモードが「S−A」の場合であつ
たが、次にモード「S−M」、即ち、1画像シヨ
ツト−手動ヘツド・シフトの場合には、スライド
37を「M」位置に切換えることに依りスイツチ
SWM1がプランジヤーPl側からランプLa3用に切
換わると共にプツシユ・スイツチSWPがスイツ
チSWM2を介して該プランジヤーPlに接続される
から、ヘツド15′が対接しているトラツクが既
録画であることが検出されても、該ヘツド15′
の、次のトラツクへの自動シフトは行われず代わ
りにランプLa3が一瞬点灯してヘツド15′の対
接トラツクが既録画であることが予告表示される
ようになる。そしてこの場合にはプツシユ・ボタ
ン38を押下してスイツチSWPを投入すること
に依りヘツド15′を次のトラツクへシフトさせ
ることが可能である。
従つて、このモード「S−M」にあつては先
ず、ヘツド15′の対接トラツクが始めから未録
画である場合には、カメラ・レリーズに依り上述
と同様にして録画が行われても、この録画の終わ
る時点でコンパレータCOMの出力がハイになつ
てもランプLa3が一瞬点灯するだけでヘツド1
5′の、次のトラツクへのシフトは行われず、こ
の場合のヘツド15′のシフトはプツシユ・スイ
ツチSWPを投入することに依り行われる。一方、
ヘツド15′の対接トラツクが始めから既録画で
ある場合にはランプLa3が一瞬点灯するから、こ
こでスイツチSWPを投入すればヘツド15′が次
のトラツクへシフトさせられ、このトラツクが未
録画であれば、この未録画トラツクに録画され
る。勿論このトラツクが既録画であればランプ
La3が再び一瞬点灯して警告されるから、結局、
ヘツド15′が未録画トラツクに達する迄、ラン
プLa3の点灯に依り予告が繰り返され、プツシ
ユ・ボタン38の押下の繰り返しに依りヘツド1
5′が未録画トラツクに到達した時点で初めて、
該未録画トラツクに記録が為される様になる訳で
ある。
次に、モード「C1」又は「C2」、すなわち、連
続画像シヨツトの場合には、ダイアル36をモー
ド「C1」又は「C2」の位置に切換えることに依
りスイツチSW1〜SW3はいずれも、モード「C1
又は「C2」端子に切換わる。
従つて、スイツチSW2に依り微分回路DFCが
短絡されて居り、スイツチSWR2がオンしている
間、フリツプ・フロツプFF1はセツトされたまま
となつて居り、従つて、レリーズ・ボタン34
の、第2段目迄の押下中は、ヘツド15′の対接
トラツクが未録画トラツクである限りに於いては
録画禁止がかからず録画が続行されて連続画像シ
ヨツトが行われる様になる。勿論この場合、上述
のモード「S−A」の場合の動作から理解される
ように、途中に既録画トラツクがあれば、この既
録画トラツクを検出した時点でコンパレータ
COMの出力がハイになるから、これに依りフリ
ツプ・フロツプFF2がセツトされてカウンタ
CNT1がクリアされる(即ち、録画禁止)と共に
プランジヤーPlに通電されてヘツド15′の、次
のトラツクへのシフトが自動的に行われ、そして
このトラツクが未録画であれば、該トラツクに録
画が行われる様になる。そしてこの動作はレリー
ズ・ボタン34をその第2段目迄押下している限
り持続される。
尚、トランジスタTr1の導通保持については前
述の場合と同様になる。又、モード「C1」の場
合にはアンド・ゲートAG5の出力が、また、モー
ド「C2」の場合にはアンド・ゲートAG6の出力
が夫々スイツチSW3に依り選択されるが、ここで
第10図を参照して説明した様に、モード「C1
の場合には7.5画像/秒の連続シヨツトとなり、
又、モード「C2」の場合には3.75画像/秒の連続
シヨツトとなる。
ちなみにこのカメラでは外部出力ジヤツク42
に一般のVTR装置を持続してダイアル36をモ
ード「MV」に設定すると、通常のVTR速度、
即ち、2フイールド−30フレーム/秒の速度での
動画シヨツトが可能である。即ち、ダイアル36
をモード「MV」にセツトすると、スイツチSW1
〜SW3がいずれもそのモード「MV」端子に切換
わり、従つて、この場合にはレリーズ・ボタン3
4をその第1段目迄従つて、押下してスイツチ
SWR1を投入するだけで回路69が作動してジヤ
ツク42よりNTSC信号が出力され、これに依り
周知の如くしてVTR装置内で磁気記録される。
さて、以上に示した実施例では、ヘツドをデイ
スク11のトラツクに対して機械的にシフトさせ
る様にしていたが、最後に、磁気ヘツドを該デイ
スク11にトラツク数に相応したマルチ・チヤン
ネル・ヘツドと為して、これを固定して設けチヤ
ンネルを順次切換えることに依り各トラツクの
末、既録画の判別並びに未録画トラツクへの録画
を行い得る様にした場合の実施例について第11
図を参照して説明する。尚、第11図には以上の
如き機能を得る様にするための要部の構成につい
てのみ示して居り、他の必要な部分については、
第10図の構成を援用して説明する。
図に於いて、CNT3はチヤンネル・シフト用の
デコーダ内蔵型カウンタで、そのクリア端子CL
には上記ワン・シヨツト・パルス回路OSPの出
力が附与される様に為されている。IV5は該ワ
ン・シヨツト・パルス回路OSPの出力のインバ
ート信号を得るためのインバータ、OCは該イン
バータIV5の出力の立ち上りに依つてトリガされ
るワン・シヨツト回路、OG4は該ワン・シヨツト
回路OCの出力とアンド・ゲートAG3のQ出力と
の双方を受ける様に為されたオア・ゲートで、該
オア・ゲートOG4の出力はカウント・アツプ・ク
ロツクとしてカウンタCNT3のクロツク入力端子
CKに附与される様に為されている。
151〜15oは夫々デイスク11の各トラツク
に対応するようにして固定して設けられた末、既
録画トラツク検出及び記録用ヘツドで、これ等は
所謂マルチ・チヤンネル・ヘツドの構成となつて
居り、ASW′1〜ASW′oは夫々各ヘツド151〜1
oに接続されたアナログ・スイツチで、いずれ
も上記末、既録画トラツク検出回路の入力段、即
ちアンプAPに接続されている。ASW1〜ASWo
は夫々各ヘツド151〜15oに接続されたアナロ
グ・スイツチで、いずれも上記撮像−ビデオ信号
発生−磁気記録系回路69の出力段に接続されて
いる。AND1〜ANDoは夫々、上記スイツチSW3
に依つて選択されるカウンタCNT1のA出力又は
アンド・ゲートAG5又はAG6の出力と、上記カウ
ンタCNT3の各出力1〜nとのアンドをとるアン
ド・ゲートで、その各々の出力は、夫々アナロ
グ・ゲートASW1〜ASWoに附与される。尚、ア
ナログ・スイツチASW′1〜ASW′oには夫々、カ
ウンタCNT3の出力1〜nが附与される。
以上の構成に依れば、先ず、レリーズの第1段
目でワン・シヨツト・パルス回路OSPから第9
図gに示す如くワン・シヨツト・パルスが出力さ
れるとこれに依りカウンタCNT3にパワー・アン
プ・クリアがかかつてその各出力1〜nは全てロ
ウとなる。次いで、この時のインバータIV5の出
力立ち上りに依りワン・シヨツト回路OCがトリ
ガされてワン・シヨツト・パルスが出力される
と、これに依り該カウンタCNT3は1つカウン
ト・アツプして先ずその出力1がハイになる。従
つて、今、モードが「C1」又は「C2」に設定さ
れている状態で、カウンタCNT1の出力がロウで
あるすると、アナログ・スイツチASW′1のみが
オンとなつて検出ヘツド151の出力がアンプAP
に附与される様になる。そして、ヘツド151
152が対接している第1トラツクが未録画であ
れば、上述した様に、カウンタCNT1の出力がハ
イになるから、アンド・ゲートAND1の出力がハ
イとなり、従つて、記録ヘツド151に依り該第
1トラツクに録画が行われる様になる。そしてこ
の録画が終了して検出ヘツド151が既録画とな
つたことを検出すると、上述と同様にしてアン
ド・ゲートAG3のQ出力がハイになるため、これ
に依りカウンタCNT3が1つカウント・アツプし
て今度は出力2がハイになり、従つて、今度はア
ナログ・スイツチASW′2がオンになるため、検
出ヘツド152に依り、第2トラツクが未録画で
あるか否かが検出され、未録画であれば、上述と
同様にしてカウンタCNT1の出力がハイになつた
時点で記録ヘツド152に依り第2トラツクの録
画が行われる様になる。又、既録画であれば、ア
ンド・ゲートAG3のQ出力がハイになるから、こ
れに依りカウンタCNT3は1つカウント・アツプ
してその出力3がハイになり、従つて第3トラツ
クに対して上述の検出が行われ、結局、モードが
「C1」又は「C2」の場合には、前掲実施例の場合
と同様、レリーズ・ボタン34を押下している限
り未録画トラツクへの録画が繰り返される様にな
る。
尚、モードが「S」の場合には、未録画トラツ
クへの録画終了後、アンド・ゲートAG3のQ出力
がハイになることに依りカウンタCNT3が1つカ
ウント・アツプした状態で、フリツプ・フロツプ
FF3の傾に依りカメラが作動停止となり、そして
レリーズ・ボタン34の押下を一度解除した後、
改ためて押下すると、検出ヘツド151から始ま
つて、未録画トラツクが検出されるまで検出ヘツ
ド151〜15oのチヤンネル切換えが行われ、未
録画トラツクが検出されると、このトラツクに対
応した記録ヘツドに依り録画が行われる様にな
る。
尚、スイツチSW3に依り選択されるカウンタ
CNT1のA出力又はAG5又はAG6の出力の、イン
バータIV6に依るインバート信号はカウンタ
CNT3の各出力1〜nとのアンドをとるアンド・
ゲートAND′1〜AND′oに入力され該アンド・ゲ
ートAND′1〜AND′oの各出力を夫々アナログ・
スイツチASW′1〜ASW′oに附与する様にしたも
のである。
この第11図に示す構成に依れば、第2図に示
した様な、ヘツド・シフトのための機械的な構成
は一切不要となる。又、この構成を採用する場合
には、「A」−「M」切換えのための構成、即ち、
スライド37及びプツシユ・ボタン38並びにス
イツチSWM1,SWM2及びSWPを設けて居くこ
とは不都合であろう。ちなみに、この場合、上記
ランプLa3については、これをトランジスタTr3
のコレクタに接続して居く様にすれば、カウンタ
CNT3のカウント・アツプ、即ち、ヘツド151
〜15oのチヤンネル切換えの様子が表示される
様になるものである。
尚、この第11図に示した構成を採用した場合
の既録画トラツク数の表示については、例えば各
図中に示す如く、デコーダ・ドライバー及び表示
用セブン・セグメントLEDから成る表示ユニツ
トDUを設けて、該表示ユニツトDU中のデコー
ダにカウンタCNT3の出力1〜nを附与すること
に依りデイジタル的に表示する様にすれば良いで
あろうし、或いは、他にn個のLEDから成る
LEDドツト・アレイ表示器を用いてドツト数で
表示する様にすれば良いであろう。特にこの場合
には表示がカメラ・フアインダ内で為される様に
して居くと好都合である。
又、上記エンド・スイツチSWEを制御するた
めの構成としては、例えば、上記カウンタCNT3
のn+1番目の出力端子に、図示の如くそのコレ
クタ側に電磁石Mgを接続したトランジスタTr4
のベースを接続して居き、このn+1出力がハイ
になつた際に該電磁石Mgが通電され、これに依
り該エンド・スイツチSWEが開放される様にし
て居けば良いであろう。
尚、実施例では本発明の装置に採用される、撮
像−ビデオ信号発生−磁気記録系回路としては、
特に撮像素子として、CCDイメージ・センサを
使用した構成のものを示したが、この撮像素子と
して従来からのビデオコン等のイメージ・チユー
ブを用いても一向に差し支えがないことを言うま
でもないことである。又記録体についても実施例
では磁気デイスクを示したが、この他に磁気ドラ
ム等もカメラCAの機構部分の僅かな改変により
容易に使用可能である。
以上説明した実施例においては記録体に対する
記録再生位置を切り換え可能な記録再生手段を第
10図に示されるヘツド15′とし、 該記録再生手段を初期位置にセツトするための
リセツト手段を装填室蓋16を開けた際にリセツ
ト部材33に依り係止爪30がバネ32に抗して
回動され、送り爪27の係合を解除してヘツド1
5′の保持部材25をバネ26の付勢力によつて
移動させることとした。
また、記録再生手段の再生出力から記録再生位
置の記録の有無を検出するための検出手段をアン
プAP、信号積分回路HIC、コンパレータCOMと
した。
また、該検出手段の出力に基づき前記記録再生
手段の記録位置を初期位置から順次シフトさせ記
録が無いとされた記録装置に自動的に設定する自
動設定手段を第10図に示すゲートAG3、カウ
ンタCNT2、トランジスタTr3、プランジヤー
PL,Pl及び該プランジヤーPlにより移動する送
り爪27とした。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明に依れば、記録再生手
段の記録再生位置を初期位置にリセツトするため
のリセツト手段によりリセツトされた記録再生手
段の記録再生位置を初期位置から順次シフトさせ
記録が無いとされた記録位置に自動設定している
ので、記録をしようとした場合にはヘツドは未だ
記録がされていない位置をアクセスしており、直
ちに記録が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を組込んだカメ
ラの要部の透視的斜視図、第2図は第1図に於け
る−断面視図、第3図は第1図に於ける−
視外観平面図、第4図は第3図示モード・セレ
クト・ダイアルとモード・セレクト・スライドと
の関連構成を示す要部の平面図、第5図は本発明
装置に適用可能な撮像−ビデオ信号発生−磁気記
録系回路の一例の基本構成を示すブロツク回路
図、第6図は第5図示回路で採用されている固体
撮像素子としてのCCDイメージ・センサの模式
図、第7図は第10図示回路に適した、既録画ト
ラツク数の表示のための構成を示す要部の透視的
斜視図、第8図は第10図示回路に於ける録画制
御信号を出力するためのカウンタの、その入力信
号に対する出力信号の関係を示すタイミング・チ
ヤート、第9図はモード「S」(1画像シヨツト)
に於ける第10図示回路の主要回路部の出力関係
を示すタイミング・チヤート、第10図は本発明
装置に於ける電気回路系の構成の第1の実施例を
示す回路図、第11図は第10図示回路に対する
一変形例の、特に変更に係る要部の構成を示す回
路図である。 11……記録体(磁気デイスク)、11c……
記録トラツクが改定される記録部、15′,1
5′1〜15′o……検出及び記録手段(検出記録兼
用ヘツド)、Pi……ヘツド15′を機械的にシフト
させる手段、CNT3……多チヤンネルヘツドのチ
ヤンネルを切換える手段、AG2,FF3,AG1
FF2……二重録画禁止手段の構成要素。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録体に対する記録再生位置を切り換え可能
    な記録再生手段、 該記録再生手段の記録再生位置を初期位置にリ
    セツトするためのリセツト手段、 前記記録再生手段の再生出力から前記記録再生
    位置の記録の有無を検出するための検出手段、 該検出手段の出力に基づき前記記録再生手段の
    記録再生位置を前記初期位置から順次シフトさせ
    記録が無いとされた記録位置に自動的に設定する
    自動設定手段とを有することを特徴とする画像記
    録装置。
JP60087081A 1985-04-23 1985-04-23 画像記録装置 Granted JPS60253002A (ja)

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