JPS6333653B2 - - Google Patents
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- JPS6333653B2 JPS6333653B2 JP56059723A JP5972381A JPS6333653B2 JP S6333653 B2 JPS6333653 B2 JP S6333653B2 JP 56059723 A JP56059723 A JP 56059723A JP 5972381 A JP5972381 A JP 5972381A JP S6333653 B2 JPS6333653 B2 JP S6333653B2
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- Japan
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- vehicle
- diagnostic
- processing device
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- component
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 15
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M17/00—Testing of vehicles
- G01M17/007—Wheeled or endless-tracked vehicles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
この発明は、トラクタやダンプトラツク等の如
き車輛に走行中に該車輛各部のコンポーネントが
最適条件で稼動しているか否か等を総合的に遠隔
診断できるようにした車輛診断システムに関す
る。
き車輛に走行中に該車輛各部のコンポーネントが
最適条件で稼動しているか否か等を総合的に遠隔
診断できるようにした車輛診断システムに関す
る。
通常、この種の車輛は、あらゆる条件下で稼動
するため、該車輛の走行中にそのエンジン系や燃
料系およびトランスミツシヨン系等の各コンポー
ネントが如何ような状態で稼動しているかを診断
し、該診断結果またはそれに基づいて算出された
上記車輛の最適運転条件をフイールドサービスと
して提示することが望まれる。 かかる、フイールドサービスは、車輛各部のコ
ンポーネントの故障を未然に防ぐ科学的予防保
全、即ち、車輛メンテナンスの向上に頗る重要な
フアクタである。 しかるに従来の車輛診断システムでは、診断目
的に応じた計測機器をバラバラに手配して診断対
象車輛に搭載し、現場で計測機器相互の配線組立
を遂行した後、計測員が該車輛に同乗して該車輛
走行時に上記計測機器で測定される各コンポーネ
ントの実稼動データを記録収集するようにしてい
る。 このような従来システムでは、車輛診断の度に
計測機器相互の配線組立や該組立後の機器調整な
どを遂行しなければならないため、その段取りだ
けでも相当の時間と労力を費やす結果となり、か
つデータの記録収集に計測員の同乗が不可欠なた
め、安全性の点でも問題があつた。 特に、データ収集後は該データを会社等に持ち
帰つて解析しているため、その解析結果、いわゆ
る車輛の診断結果およびそれおに基づく対処手段
を現場で即時的に提示することができなかつた。 しかも、データ解析は主に人為的作業で遂行さ
れるため、その解析結果に誤りが生じる虞れもあ
る。 以上、従来の車輛診断システムでは、データ収
集のための計測効率が悪く、かつ安全性に問題が
あるのみならず、フイールドサービスとしても最
も重要な即時応答性に欠け、しかも診断(データ
解析)精度の点でも信頼性に乏しいなど、種々の
難点がある。
するため、該車輛の走行中にそのエンジン系や燃
料系およびトランスミツシヨン系等の各コンポー
ネントが如何ような状態で稼動しているかを診断
し、該診断結果またはそれに基づいて算出された
上記車輛の最適運転条件をフイールドサービスと
して提示することが望まれる。 かかる、フイールドサービスは、車輛各部のコ
ンポーネントの故障を未然に防ぐ科学的予防保
全、即ち、車輛メンテナンスの向上に頗る重要な
フアクタである。 しかるに従来の車輛診断システムでは、診断目
的に応じた計測機器をバラバラに手配して診断対
象車輛に搭載し、現場で計測機器相互の配線組立
を遂行した後、計測員が該車輛に同乗して該車輛
走行時に上記計測機器で測定される各コンポーネ
ントの実稼動データを記録収集するようにしてい
る。 このような従来システムでは、車輛診断の度に
計測機器相互の配線組立や該組立後の機器調整な
どを遂行しなければならないため、その段取りだ
けでも相当の時間と労力を費やす結果となり、か
つデータの記録収集に計測員の同乗が不可欠なた
め、安全性の点でも問題があつた。 特に、データ収集後は該データを会社等に持ち
帰つて解析しているため、その解析結果、いわゆ
る車輛の診断結果およびそれおに基づく対処手段
を現場で即時的に提示することができなかつた。 しかも、データ解析は主に人為的作業で遂行さ
れるため、その解析結果に誤りが生じる虞れもあ
る。 以上、従来の車輛診断システムでは、データ収
集のための計測効率が悪く、かつ安全性に問題が
あるのみならず、フイールドサービスとしても最
も重要な即時応答性に欠け、しかも診断(データ
解析)精度の点でも信頼性に乏しいなど、種々の
難点がある。
この発明は、上記事情に鑑みて鋭意研究の結
果、新たになされたものである。 この発明の主たる課題は、診断対象車輛の各コ
ンポーネントの実稼動状態を別の診断専用車輛で
総合的に遠隔診断することができ、かつ該診断結
果やそれに基づく爾後の対処手段等をフイールド
サービスとして現場で即時的に提示することがで
きるようにした車輛診断システムを提供するにあ
る。
果、新たになされたものである。 この発明の主たる課題は、診断対象車輛の各コ
ンポーネントの実稼動状態を別の診断専用車輛で
総合的に遠隔診断することができ、かつ該診断結
果やそれに基づく爾後の対処手段等をフイールド
サービスとして現場で即時的に提示することがで
きるようにした車輛診断システムを提供するにあ
る。
上記課題を解決するためにこの発明は、
(A) トラクタやダンプトラツク等の診断対象車輛
におけるエンジン系、燃料系、トランスミツシ
ヨン系などの各コンポーネントを別の診断専用
車輛で遠隔診断するシステムにして、 (B) 診断対象車輛が、 (a) 該車輛走行中の各コンポーネントの実稼動
データをそれぞれ検出するセンサーを有す
る、 (b) 該センサーからの検出データ信号を発信す
るテレメータ発信器を装備する、 (C) 一方、診断専用車輛は、 (a) テレメータ受信機を装備する、 (b) 該受信機が上記発信機から受けた検出デー
タ信号を入力して該入力データに基づく解析
演算を行い、 かつ該データ解析結果の出力機器を備えた診
断処理装置を搭載する、 (D) 該診断処理装置が、 (a) 診断対象車輛の走行中における各コンポー
ネントの実稼動状態を遠隔診断する診断手段
を有する、 (b) その診断結果に基づくデータから診断対象
車輛の最適運転条件を算出する最適運転条件
決定手段を有する という技術的手段を講じている。
におけるエンジン系、燃料系、トランスミツシ
ヨン系などの各コンポーネントを別の診断専用
車輛で遠隔診断するシステムにして、 (B) 診断対象車輛が、 (a) 該車輛走行中の各コンポーネントの実稼動
データをそれぞれ検出するセンサーを有す
る、 (b) 該センサーからの検出データ信号を発信す
るテレメータ発信器を装備する、 (C) 一方、診断専用車輛は、 (a) テレメータ受信機を装備する、 (b) 該受信機が上記発信機から受けた検出デー
タ信号を入力して該入力データに基づく解析
演算を行い、 かつ該データ解析結果の出力機器を備えた診
断処理装置を搭載する、 (D) 該診断処理装置が、 (a) 診断対象車輛の走行中における各コンポー
ネントの実稼動状態を遠隔診断する診断手段
を有する、 (b) その診断結果に基づくデータから診断対象
車輛の最適運転条件を算出する最適運転条件
決定手段を有する という技術的手段を講じている。
上記構成からなつているので、診断対象車輛
は、センサーを介して該車輛走行中の各コンポー
ネントの実稼動データをそれぞれ検出し、それを
テレメータ発信器で発信する。 診断専用車輛は、上記テレメータ発信器で発信
された信号をテレメータ受信機で受信し診断処理
装置に入力する。 該診断処理装置では、上記入力データに基づき
解析演算を行う。 この演算処理において、診断手段で診断対象車
輛の走行中における各コンポーネントの実稼動状
態を診断し、また最適運転条件決定手段で診断結
果に基づくデータから診断対象車輛の最適運転条
件を算出する。 またこれら得られた診断結果や検出データ等は
出力機器によつて外部表示することができる。 これによりトラクタやダンプトラツク等の診断
対象車輛におけるエンジン系、燃料系、トランス
ミツシヨン系などの各コンポーネントを別の診断
専用車輛で遠隔診断することができる。
は、センサーを介して該車輛走行中の各コンポー
ネントの実稼動データをそれぞれ検出し、それを
テレメータ発信器で発信する。 診断専用車輛は、上記テレメータ発信器で発信
された信号をテレメータ受信機で受信し診断処理
装置に入力する。 該診断処理装置では、上記入力データに基づき
解析演算を行う。 この演算処理において、診断手段で診断対象車
輛の走行中における各コンポーネントの実稼動状
態を診断し、また最適運転条件決定手段で診断結
果に基づくデータから診断対象車輛の最適運転条
件を算出する。 またこれら得られた診断結果や検出データ等は
出力機器によつて外部表示することができる。 これによりトラクタやダンプトラツク等の診断
対象車輛におけるエンジン系、燃料系、トランス
ミツシヨン系などの各コンポーネントを別の診断
専用車輛で遠隔診断することができる。
以下に、この発明の好適実施例を図面に基づい
て説明する。 この発明は、トラクタやダンプトラツク等のフ
イールド車輛として例えば第1図に示した土工車
輛1を診断対象車輛とし、該車輛1の実稼動状態
を別の診断専用車輛2でコンピユータ診断するシ
ステムである。 このシステムにおいて、診断対象車輛1には、
該車輛各部のコンポーネント(燃料系、エンジン
系、トランスミツシヨン系、ブレーキ系など)の
実稼動データを検出するセンサ3(第2図参照)
と、該センサ3からの検出データ信号を発信する
テレメータ発信機4とが装備されており、該発信
機のアンテナ4Aは診断対象車輛1の車体外部に
延出している。 図示例のセンサ3は、診断対象車輛1の燃料消
費量を検出するための流量検出器5と、エンジン
の回転速度を検出するパルス・ピツク・アツプ計
6と、トランスミツシヨン系油圧検出用のアンプ
付圧力変換器7と、ブレーキ系油圧検出用のアン
プ付圧力変換器8と、車体傾斜角測定用のトラン
スデユーサ9と、旋回角度検出用のテープ式変位
計10と、車輛速度検出用の光電式ピツク・アツ
プ計11と、車体振動および応力歪検出用の振
動・歪測定器12とからなつている。 かかるセンサ3の各計測機器5〜12がテレメ
ータ発信器4の入力部に接続されている。該接続
に際して、流量検出器5は周波数・電圧変換器1
3を、パルス・ピツク・アツプ計6はデジタルフ
ローメータ14を、トランスデユーサ9とテープ
式変位計10は定電流装置付の増幅器15を、光
電式ピツク・アツプ計11は周波数・電圧変換器
16をそれぞれ介してテレメータ発信器4に接続
されている。 一方、診断専用車輛2には、診断対象車輛1の
実稼動状態を診断し、該診断結果に基づいて対処
手段を算出するコンピユータ診断装置17が搭載
してある。 該診断装置17は、診断専用車輛2の車体外部
に延出させた受信アンテナ18Aを有するテレメ
ータ受信機18を備えている。 該受信機18は上記発信機4から診断対象車輛
1の各コンポーネント毎の検出データ信号を収納
できる多チヤンネル構成になつていて、図示例の
場合、データ・ロガー19を介してマイクロコン
ピュータ20の入力部に接続されている。 データ・ロガー19は受信機18からの多チヤ
ンネルデータを収納でき、該データをサーマルプ
リンタにて出力するもので、その出力部にはマイ
クロコンピュータ20のほかに電磁オシロスコー
プやペンレコーダ21およびデータレコーダ22
が接続してある。 データレコーダ22の出力部はマイクロコンピ
ュータ20と波形分析装置23に接続され、該装
置23の出力部もマイクロコンピュータ20に接
続されている。 マイクロコンピュータ20はテープ乃至デイス
ク式等のメモリ24を有し、かつプリンタ25と
X−Yプロツタ26を出力機器として備えてい
る。 メモリ24には、診断対象車輛1の車歴情報、
整備基準、部品リスト、サービス手順等のプログ
ラムとデータが記憶される。 しかして、診断対象車輛1が実際に走行してい
る状態で、該車輛に装備された発信機4系統のス
イツチを投入すると、診断対象車輛1の走行中に
おける該車輛各部のコンポーネントの実稼動デー
タがそれぞれの計測機器5〜12によつて検出さ
れ、それらの検出データ信号が発信機4から発信
される。 従つて、この状態で診断専用車輛2に搭載のコ
ンピユータ診断装置17のスイツチを投入する
と、受信機18が上記発信器4からの検出データ
信号を受けて該信号を電圧出力によりデータ・ロ
ガー19を介してマイクロコンピュータ20と電
磁オシロスコープやペンレコーダ21およびデー
タレコーダ22にそれぞれ伝送する。 この場合、マイクロコンピュータ20にはデー
タレコーダ22と該レコーダに接続された波形分
析装置23とからも上記検出データ信号が入力す
る。 もつて、マイクロコンピュータ20は、これに
入力した上記検出データ信号、即ち診断対象車輛
1の走行中における各コンポーネントの実稼動デ
ータと、メモリ24にセツトされたプログラムと
に基づく演算を行つて、診断対象車輛1の最適運
転条件を算出する。その結果の所謂、解析データ
はプリンタ25乃至X−Yプロツタ29により書
式化乃至図形化されて車輛診断結果のフイールド
サービス用報告書となる。 従つて、この報告書により診断対象車輛1の走
行中における診断結果をフイールドで即時的に提
示できる。 以上の実施例において、マイクロコンピュータ
20の出力部から上記解析結果のデータ信号Pを
診断対象車輛1の各コンポーネントの制御用信号
として取出し、該信号によりアクチユエータ等を
介して上記各コンポーネントを自動制御すること
も可能である。 また、マイクロコンピュータ20には、第2図
の右側に一点鎖線で示すごとく車載電話Tを接続
しておくことにより、該電話によつてデータバン
クD・Bからのプログラム内容等をマイクロコン
ピュータに記憶させることもでき、かつ解析結果
のデータをデータバンクD・Bに逆送することも
できる。かかる目的の車載電話Tはテープまたは
デイスク等のメモリと置換してもよい。
て説明する。 この発明は、トラクタやダンプトラツク等のフ
イールド車輛として例えば第1図に示した土工車
輛1を診断対象車輛とし、該車輛1の実稼動状態
を別の診断専用車輛2でコンピユータ診断するシ
ステムである。 このシステムにおいて、診断対象車輛1には、
該車輛各部のコンポーネント(燃料系、エンジン
系、トランスミツシヨン系、ブレーキ系など)の
実稼動データを検出するセンサ3(第2図参照)
と、該センサ3からの検出データ信号を発信する
テレメータ発信機4とが装備されており、該発信
機のアンテナ4Aは診断対象車輛1の車体外部に
延出している。 図示例のセンサ3は、診断対象車輛1の燃料消
費量を検出するための流量検出器5と、エンジン
の回転速度を検出するパルス・ピツク・アツプ計
6と、トランスミツシヨン系油圧検出用のアンプ
付圧力変換器7と、ブレーキ系油圧検出用のアン
プ付圧力変換器8と、車体傾斜角測定用のトラン
スデユーサ9と、旋回角度検出用のテープ式変位
計10と、車輛速度検出用の光電式ピツク・アツ
プ計11と、車体振動および応力歪検出用の振
動・歪測定器12とからなつている。 かかるセンサ3の各計測機器5〜12がテレメ
ータ発信器4の入力部に接続されている。該接続
に際して、流量検出器5は周波数・電圧変換器1
3を、パルス・ピツク・アツプ計6はデジタルフ
ローメータ14を、トランスデユーサ9とテープ
式変位計10は定電流装置付の増幅器15を、光
電式ピツク・アツプ計11は周波数・電圧変換器
16をそれぞれ介してテレメータ発信器4に接続
されている。 一方、診断専用車輛2には、診断対象車輛1の
実稼動状態を診断し、該診断結果に基づいて対処
手段を算出するコンピユータ診断装置17が搭載
してある。 該診断装置17は、診断専用車輛2の車体外部
に延出させた受信アンテナ18Aを有するテレメ
ータ受信機18を備えている。 該受信機18は上記発信機4から診断対象車輛
1の各コンポーネント毎の検出データ信号を収納
できる多チヤンネル構成になつていて、図示例の
場合、データ・ロガー19を介してマイクロコン
ピュータ20の入力部に接続されている。 データ・ロガー19は受信機18からの多チヤ
ンネルデータを収納でき、該データをサーマルプ
リンタにて出力するもので、その出力部にはマイ
クロコンピュータ20のほかに電磁オシロスコー
プやペンレコーダ21およびデータレコーダ22
が接続してある。 データレコーダ22の出力部はマイクロコンピ
ュータ20と波形分析装置23に接続され、該装
置23の出力部もマイクロコンピュータ20に接
続されている。 マイクロコンピュータ20はテープ乃至デイス
ク式等のメモリ24を有し、かつプリンタ25と
X−Yプロツタ26を出力機器として備えてい
る。 メモリ24には、診断対象車輛1の車歴情報、
整備基準、部品リスト、サービス手順等のプログ
ラムとデータが記憶される。 しかして、診断対象車輛1が実際に走行してい
る状態で、該車輛に装備された発信機4系統のス
イツチを投入すると、診断対象車輛1の走行中に
おける該車輛各部のコンポーネントの実稼動デー
タがそれぞれの計測機器5〜12によつて検出さ
れ、それらの検出データ信号が発信機4から発信
される。 従つて、この状態で診断専用車輛2に搭載のコ
ンピユータ診断装置17のスイツチを投入する
と、受信機18が上記発信器4からの検出データ
信号を受けて該信号を電圧出力によりデータ・ロ
ガー19を介してマイクロコンピュータ20と電
磁オシロスコープやペンレコーダ21およびデー
タレコーダ22にそれぞれ伝送する。 この場合、マイクロコンピュータ20にはデー
タレコーダ22と該レコーダに接続された波形分
析装置23とからも上記検出データ信号が入力す
る。 もつて、マイクロコンピュータ20は、これに
入力した上記検出データ信号、即ち診断対象車輛
1の走行中における各コンポーネントの実稼動デ
ータと、メモリ24にセツトされたプログラムと
に基づく演算を行つて、診断対象車輛1の最適運
転条件を算出する。その結果の所謂、解析データ
はプリンタ25乃至X−Yプロツタ29により書
式化乃至図形化されて車輛診断結果のフイールド
サービス用報告書となる。 従つて、この報告書により診断対象車輛1の走
行中における診断結果をフイールドで即時的に提
示できる。 以上の実施例において、マイクロコンピュータ
20の出力部から上記解析結果のデータ信号Pを
診断対象車輛1の各コンポーネントの制御用信号
として取出し、該信号によりアクチユエータ等を
介して上記各コンポーネントを自動制御すること
も可能である。 また、マイクロコンピュータ20には、第2図
の右側に一点鎖線で示すごとく車載電話Tを接続
しておくことにより、該電話によつてデータバン
クD・Bからのプログラム内容等をマイクロコン
ピュータに記憶させることもでき、かつ解析結果
のデータをデータバンクD・Bに逆送することも
できる。かかる目的の車載電話Tはテープまたは
デイスク等のメモリと置換してもよい。
以上、この発明によると、次のような優れた効
果を奏する。 (1) テレメータによるワイヤレス方式のため、診
断対象車輛の走行中における各コンポーネント
の実稼動状態を、別の診断専用車輛に搭載のマ
イクロコンピユータで遠隔診断できる。 このため、従来実験室等の室内で処理されて
いた上記各コンポーネントの実稼動データをフ
イールドで即時処理できる。 (2) 従つて、診断対象車輛の診断結果をフイール
ドサービスとして即時的に提示できる。 (3) 車輛診断に際して従来のごとき大がかりな段
取りを必要とせず、かつ診断対象車輛に計測員
が同乗する必要もないので、フイールドでの車
輛診断を随時円滑かつ安全に効率よく遂行でき
る。 (4) 診断対象車輛の各コンポーネントの調整、例
えばエンジン回転数や燃料系乃至ブレーキ系圧
力等の設定または調整に際し、増・減の表示や
自動調整器用の出力値等をマイクロコンピュー
タから任意に取り出すことが可能なため、フイ
ールドサービスの信頼性と能率が著しく向上す
る。 (5) 以上、この発明は、診断対象車輛の予備診断
や故障診断、および燃費、整備費低減を目的と
した運転、運行指導等に活用され、かつエンジ
ンテストの省力化にも適用できるなどの汎用性
があつて、車輛メンテナンスの向上に大きく寄
与する。
果を奏する。 (1) テレメータによるワイヤレス方式のため、診
断対象車輛の走行中における各コンポーネント
の実稼動状態を、別の診断専用車輛に搭載のマ
イクロコンピユータで遠隔診断できる。 このため、従来実験室等の室内で処理されて
いた上記各コンポーネントの実稼動データをフ
イールドで即時処理できる。 (2) 従つて、診断対象車輛の診断結果をフイール
ドサービスとして即時的に提示できる。 (3) 車輛診断に際して従来のごとき大がかりな段
取りを必要とせず、かつ診断対象車輛に計測員
が同乗する必要もないので、フイールドでの車
輛診断を随時円滑かつ安全に効率よく遂行でき
る。 (4) 診断対象車輛の各コンポーネントの調整、例
えばエンジン回転数や燃料系乃至ブレーキ系圧
力等の設定または調整に際し、増・減の表示や
自動調整器用の出力値等をマイクロコンピュー
タから任意に取り出すことが可能なため、フイ
ールドサービスの信頼性と能率が著しく向上す
る。 (5) 以上、この発明は、診断対象車輛の予備診断
や故障診断、および燃費、整備費低減を目的と
した運転、運行指導等に活用され、かつエンジ
ンテストの省力化にも適用できるなどの汎用性
があつて、車輛メンテナンスの向上に大きく寄
与する。
図面はこの発明の好適実施例を示すもので、第
1図は診断対象車輛と診断専用車輛の関係説明
図、第2図は車輛診断システムのフローチヤート
である。 1……診断対象車輛、2……診断専用車輛、3
……センサ、4……テレメータ発信機、18……
テレメータ受信機、20……マイクロコンピュー
タ、25,26……出力機器。
1図は診断対象車輛と診断専用車輛の関係説明
図、第2図は車輛診断システムのフローチヤート
である。 1……診断対象車輛、2……診断専用車輛、3
……センサ、4……テレメータ発信機、18……
テレメータ受信機、20……マイクロコンピュー
タ、25,26……出力機器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トラクタやダンプトラツク等の診断対象車輛
におけるエンジン系、燃料系、トランスミツシヨ
ン系などの各コンポーネントを別の診断専用車輛
で遠隔診断するシステムにして、診断対象車輛
は、該車輛走行中の各コンポーネントの実稼動デ
ータをそれぞれ検出するセンサーと、該センサー
からの検出データ信号を発信するテレメータ発信
器とを装備し、一方、診断専用車輛は、テレメー
タ受信機と、該受信機が上記発信機から受けた検
出データ信号を入力して該入力データに基づく解
析演算を行い、かつ該データ解析結果の出力機器
を備えた診断処理装置を搭載し、該診断処理装置
が診断対象車輛の走行中における各コンポーネン
トの実稼動状態を遠隔診断する診断手段と、その
診断結果に基づくデータから診断対象車輛の最適
運転条件を算出する最適運転条件決定手段とを有
することを特徴とする車輛診断システム。 2 診断処理装置がマイクロコンピユータ構成か
らなつていることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の車輛診断システム。 3 診断処理装置は、該診断処理装置にデータバ
ンクからの情報を伝送し、或いは該診断処理装置
による解析データをデータバンク等に逆送するた
めの車載電話を備えていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の車輛診断システム。 4 診断処理装置は、解析結果のデータに基づい
て診断対象車輛の各コンポーネントの自動制御用
信号を出力するようになつていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項または第2項に記載のい
ずれかの車輛診断システム。 5 診断処理装置の出力機器がプリンタ乃至X−
Yプロツタであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項から第3項までに記載のいずれかの車輛
診断システム。 6 診断処理装置へ各コンポーネントの種々の予
想される情報を記憶させ、診断対象車輛の各コン
ポーネントより出た情報と比較することにより、
該コンポーネントの異常の有無とその個所を指摘
するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項から第4項までに記載のいずれかの車輛診
断システム。 7 各コンポーネントの種々の情報につき電話転
送の外、テープやデイスク等のメモリを用いて診
断処理装置へのデータ入出力を可能にしたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または
第5項記載のいずれかの車輛診断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56059723A JPS57175241A (en) | 1981-04-22 | 1981-04-22 | Car diagnosing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56059723A JPS57175241A (en) | 1981-04-22 | 1981-04-22 | Car diagnosing system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57175241A JPS57175241A (en) | 1982-10-28 |
JPS6333653B2 true JPS6333653B2 (ja) | 1988-07-06 |
Family
ID=13121400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56059723A Granted JPS57175241A (en) | 1981-04-22 | 1981-04-22 | Car diagnosing system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57175241A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2579336B1 (fr) * | 1985-03-21 | 1988-05-27 | Renault | Dispositif de diagnostic de vehicule en fin de chaine de fabrication |
US4757712A (en) * | 1987-06-01 | 1988-07-19 | Alert-O-Brake Systems, Inc. | Electric monitoring system for load handling vehicles |
FR2619232B1 (fr) * | 1987-08-07 | 1994-04-29 | Muller & Cie Ets M | Equipement d'acquisition et de traitement de donnees pour centre de controle technique automobile |
FR2621122A1 (fr) * | 1987-09-25 | 1989-03-31 | Applic Electro Tech Avance | Systeme de surveillance de parametres d'un vehicule motorise, notamment du moteur de ce vehicule |
DE8810344U1 (de) * | 1988-08-16 | 1988-12-01 | Gebr. Knechtli, Kleindöttingen | Elektronisches Stoßdämpferprüfgerät |
GB2290631B (en) * | 1994-06-24 | 1998-11-11 | Fuji Heavy Ind Ltd | Diagnosis system for motor vehicle and the method thereof |
EP1355278A1 (en) * | 2002-04-18 | 2003-10-22 | Logosystem S.p.A. | A computerized system for managing motor-vehicle maintenance |
CN102298376A (zh) * | 2011-07-11 | 2011-12-28 | 江苏云意电气股份有限公司 | 一种基于物联网的车辆远程监测系统调节器 |
-
1981
- 1981-04-22 JP JP56059723A patent/JPS57175241A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57175241A (en) | 1982-10-28 |
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