JPS6333394A - N↑6−置換nad、nadp又はfadの製造方法 - Google Patents

N↑6−置換nad、nadp又はfadの製造方法

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JPS6333394A
JPS6333394A JP62124061A JP12406187A JPS6333394A JP S6333394 A JPS6333394 A JP S6333394A JP 62124061 A JP62124061 A JP 62124061A JP 12406187 A JP12406187 A JP 12406187A JP S6333394 A JPS6333394 A JP S6333394A
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nad
nadp
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fad
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    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ジA O−(Dimroth)転位によシN
6−置換NAD%NADP又はF’AD i製造する方
法に関するものであり、特に詳細には該転位の前の還元
および該転位の後の酸化を伴なわない反応によシ製造す
る方法に関するものである。 固体状高分子基材又は水溶性マクロ分子物質に結合した
NAD(H)又はNAI)P(H)はすでに研究されて
おりモしてここ15年程の間に実用化されて来ている。 固体基材に結合したこれら補酵素はアフィニティークロ
マトグラフィーの使用に成功している(1)。(本文中
この番号は、本文末尾に記載した参考文献を表示する番
号である。)水溶性マクロ分子NAD(H)又はNAD
P(H)は、補酵素利用の酵素触媒分解による精化学品
の連続製造用の酵素膜反応器中の酵素再生可能な補酵素
誘導体として使用される(2ル これらのマクロ分子NAD(H)又はNADP(H)誘
導体合成の従来法は、NAD又はNADP  のアデニ
ン環系のN(1)−位をアルキル化し、・これを化学的
に還元してN(1)−アルキル化NADH又はNADP
Hとし、次いで塩基性溶媒中の高められた温度(pH1
0−11,60を0℃)でのディムロス転位に元され九
補酵素をマクロ分子と共有結合させるか又はこれを酵素
酸化してN6−アルキル化NAD又はNADPとし次い
でマクロ分子と共有結合させることから成るものである
。 この反応順序はNADおよびNADP を例えばよう化
酢酸(3,4)、プロピオラクトン(5)、3,4−エ
ポキシ酪酸(6,7)又はエチレンイミン(8,9)の
様なアルキル化剤を使用してアルキル化する場合のもの
である。こうしてアルキル化された補酵素はマクロ分子
と共有結合するためにアデニン環のN6−原子の位置の
連鎖末端にカルボキシル基又はアミノ基を有している。 この結合用には、その結合に反応性を有する1個又はそ
れ以上の官能基金布する不溶性マクロ分子(固体基材、
マトリックス)又は可溶性の、特に水溶性のマクロ分子
が使用可能である。マクロ分子はそれ自体その様な官能
基を有するものであっても良く、又は官能基を当業者に
公知の方法によシマクロ分子中に導入することもできる
。使用可能なマクロ分子の例としては、デキストラン、
ポリエチレングリコール、ホリエチレンイミン、ポリア
クリルアミド、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸
、エチレン/無水マレイン酸およびジビニルエーテル/
無水マレイン酸の様なコポリマー、アガロース、カラス
、セルロース、シリカゲルおよびこれらマクロ分子の誘
導体を挙げることができる。マクロ分子補酵素誇導体の
合成法としては、先の従来法の変法と考えられる別法が
開発されており多くの場合これら別法はその合at簡略
化することを意図しているものである。例えば、従来法
で合成したN’−((6−アミノヘキシル)カル・よモ
イルメチル)−NAD+全水溶性たん白質に結合する場
合のトランスグルタミナーゼを使用しての触媒反応によ
る共有結合カップリング、例えばL−グルタミンのγ−
カルボキシアミド9基を介したカゼインのカップリング
が報告されているQ(1゜ 又、従来法により最初にNADのN6−ビニル誘導体を
作り次いでこれらを他のビニルモノマーと共塩合してマ
クロ分子NAD  とすることもできる(5)。簡略化
した共重合法(すなわち、N(1)−ビニル−NAD+
の生成と同時に共本合とディムロス転位を行う)では限
られた程度(<40%)にのみ酵素還元可能なマクロ分
子NAD  ′a誘導体生成した任υ。 エポキシ基を有する水溶性ポリマーによるものとしては
、変性していないNAD  から出発してこれ’t N
 (1)−アルキル化し、そして還元してN(1)−ア
ルキル化NADHとし次いでジムロ−転位によりポリマ
ーと共有結合したN6−アル中ル化NADHとする工程
金3工程で行う方法が知られている!121゜NADH
から出発する場合は、N(1)−アルキル化と塩基性溶
媒中でのジムロ−転位とによるカップリングを同一条件
下で同時に行うことができるので1工程でも行うことが
できる。k A%の場合で、ヤリ60%まで酵素酸化o
T症なマクロ分子NADP(が得られた。 これらの簡略法は第2工程での補酵素の反応のために非
常に不明瞭なマクロ分子NAD(H)  が生成する点
において欠点がfbF)、そしてこれらは酸化性又は還
元性が限られる原因となるものである。 このnMN法と従来法の中間であってカップリング後の
N ADH類を均一なものとして得る利点を有する方法
として、N(1)−(2−アミノエチル)−NAD 上
台成し、これt水溶性ポリマーと共有結合してマクロ分
子N(1)−(2−アミノエチル)−NAD  とし、
これ位化学的還元してマクロ分子N(1)−(2−アミ
ノエチル)−11ADHとし、次いでこれをジムロ−転
位してマクロ分子N’−(2−アミノエチル)−NAD
Hとすることから成る方法が見出された(1人14)。 充分に明瞭な補酵素上布するマクロ分子NAD(H)又
はNADPJ団の製造方法は全て通常還元されたN m
−アルキル化補酵素のジムロ−転位工程を含むものであ
るという点が貞要である。この転位は補酵素にとって非
常に厳しい条件下で行なわれるものであり、その結果、
未カップリング状態のかなりのロスが出る(pi−11
0,5〜11.2:温度60〜70℃二所要時間1.5
〜2時間)。 N(11(カルボキシメチル)−ATPについては、そ
のNa−(カルボキシメチル)−ATPへのジムロ−転
位の条件は、そのトリフオスフェート基の安定化のため
と思われるO)!−の形の陰イオン交換剤t−N(1)
−(カルボキシメチル)−ATP水溶液中に加えること
によって改善することが出来た(1ツ。HPLCによっ
て100℃、75℃又は刃℃においてそれぞれ55+、
10分又は240分間保持してほとんど生成物r分解す
ることなく完全なディムロス転位を検出することが出来
た。N(11(カルボキシメチル)−NAD から出発
する場合は、補酵素活性を有するNa−(カルボキシメ
チル) −NADを同様な方法で生成することは不可能
であった口9゜問題点を解決するための手段 本発明の1態様として、本発明はマクロ分子に結合した
NAD又はNADP の製造方法金史供するものであっ
て、その方法は補酵素のアデニン環系を1−位において
エチレンイミンでアルキル化してN(1)−(2−アミ
ノエチル)−NAD又は N (1)−(2−アミノエ
チル)−NADPとし、こうしてアルキル化された補酵
素全ジムロ−転位にとって非常に温和な条件(好ましく
はp!(5〜8.温度9℃、所要時間6〜8時間)下で
水性媒体中で酸化状態に転位してNa−(2−アミノエ
チル) −NAD又はNa−(2−アミノエチル)−N
ADPとし、次いでNa−(2−アミノエチル)−NA
D又はNa−(2−アミノエチル)NADPi第1級ア
ミノ基に反応性のある基土布するポリマーと結合させる
ことから成る。 アデニン環のNa−位の変性によシ合成した11’AD
誘導体の水溶性ポリマー又は固体基材上への固定につい
ては2つの方法がこれまでに報告されている。  Za
pelli  等aIGは、F’ADの3,4−エポキ
シ酪酸でのアルキル化の後にN(1)−(2−ヒドロキ
シ−3−カルボキシプロピル)−FADt?厳しい条件
(pHIQ、80℃)下にジムロ−転位することにより
合成したNa−(2−ヒドロキシ−3−カルボキシプロ
ピル)−FAD  とポリエチレンイミントtカップリ
ングさせた。彼らは共有結合していない、従って溶出可
能なF”AD  kWするD−アミノ償オキシダーゼお
よびグルコースオキシダーゼの固着形としての長期間保
存安定性は連続的にF’AD  2補充する作用を有す
るポリエチレンイミン−Na−(2−ヒドロキシ−カル
ボキシプロピル) −FADの存在下に著しく改善され
ることを示した。 NarasimhanおよびWingard (17)
は存在するホルムアルデヒド活性化アミノシラン基と反
応するインジウム/酸化すず電極上にFAD  2固層
してアデニン環のNa−位を介して直接−NH−CH2
−NH−結合を生成した。これはその電極においてN 
ADHのNADへの酸化を満足させるには充分でないが
、NADHの過電圧t−180mV減少させることがで
きた。そして彼らは第2の反応によりFAD  分子の
別のカップリング位が固定化に利用できるであろうとの
可能性を言及している。 Na−アミノアルキル化FAD 誘導体、し11えばN
a−(2−アミノエチル)F’Andこれまでに知られ
ていない。 先に記載した本発明方法である水性媒体中非常に温和な
条件下でN(1)−(アミノエチル)−アデニンをNA
DおよびNADPのN6−(2−アミノエチル)−アデ
ニン誘導体へ変換する方法は、そのN(1)−(2−ア
ミノエチル)−NADの変換の場合と同様の変換率で本
発明の別の態様であるN(1)−(アミノエチル)−F
’ADのN6− (z−アミノエチル)−FADへの変
換にも適用可能である。 A、N(1)−(2−アミノエチル)−NADの製造2
009 (300mmoe)のNAD  (、tリエン
タル酵母、遊離酸)を400−の蒸留水中に溶解した。 70%の過塩素酸(全量650 ml )で≠1値を3
.2±0.05に保ちながら、これに42.5 td 
(850mmo l )のエチレンイミン(Serva
)  t−ゆっくりと加えた。反応混合物1&:30’
c、pH3,2±0.05(70%過塩素で調整)で刃
時間攪拌した。NADのN(1)−(2−アミノエチル
)−NADへの転換は、可動相として66 / 33/
1 (v / v / v )のイソ酪酸/蒸留水/2
5%アンモニア水(pH3,7)e使用したシリカゲル
上の薄層クロマトグラフィー(DCアルミニウム箔シリ
カゲルω’254、膜厚0.2 mm、メルク社製)で
の紫外線走査により測定した。反応混合物は蒸留水を加
えて1gとした。各々10倍量の工業用エタノール全使
用して4℃で5回沈でんをくり返した後に遠心分離する
ことKよシ未反応であってエタノールに可溶性のエチレ
ンイミンを除去した。沈でん物を乾燥オーブン中5℃で
真空下に乾燥し、4℃でNaOH上のデシケータ−中に
保持した。分画のために、5.3 mmol(23%)
のNADと15 mmol (65%)のN(1)−(
2−アミノエチル)NADと2.6 mmol  (1
2%)の副生成物とから成る組成の乾燥反応混合物20
1蒸留水で40−とし穴。IONのNaOHでp1″1
t5.0 とシタ後に、溶液k O,01M +7) 
LiCJ (pit 4.5)で平衡化した陽イオン交
侠カラム(+oo X 2.6 cm。 Biorex 70.50−100メy シx、Bio
−Rad)に4℃で導入した。充てん後に、NAD’i
H0,01MのLlog(pH4,5,5,3mmoJ
 )で定量的に2jの両分に溶出した。更KO,OI 
MOLi+J (pH4,5)2 gテ溶出して、2つ
の化合物から成る混合物2.5 mmolが得られた。 これらは薄層クロマトグラフィーにおいてN’−(2−
アミノエチル)−NADと、下記中)に記載の様にN(
1)−(2−アミノエチル)−NADから容易に生成す
る1、N6−ニタンアデニンーNAD  と思われる化
合物との様な挙動を示した。 主生成物のN(1)−(2−アミノエチル) −NAD
の溶出をより速くするために、カラム充てんを少なくす
ることによりカラムで50cW&の長さに短かくした。 この溶出は0.2 MのLlol (pH4,7)  
1.513で行ない、11.3 mmogの純粋なN(
1)−(2をミノエチル)−NAD  が回収された。 エチレンイミンでのアルキル化中に生成した副生成物(
2,6mmoJ)は単離されなかった。 各画分を減圧下に濃縮(フラッフ為蒸発)シ
【30mg
とし、工業用エタノール(20倍過剰Wt11)で5回
沈でんさせ、これによりエタノールに可溶のLiCeを
分離した。画分生成′吻會出米るだけ少量の蒸留水中に
溶解してから凍結乾燥してNaOH上のデシケータ−中
に4℃で保存した。 得られた画分を次表1にまとめて示す。 表1 夕」υ姶合物分佃ル匙う階 回即Qも カラム眸ト萄転
入中の責            した°に(mmol
)NAD        5.3     5.310
0    23注 (*)  反応混合物中のN(1)−(2−アミノエチ
ル)−NADK対する割合5/d會示す・ N −(1)−(2−アミノエチル)−NAI)はニン
ヒドリン(第1級アミノ基’17TtKする)と陽性反
応を示し、又p811.5において300〜310nm
の範囲でアデニン環のN (1)−アルΦル化に特イイ
の閾値ン示す。 B、N−(2−アミノエチル)−NADの製造と精製 29 (2,78mmoe)  のN(1)−(2−y
ミノx−y−ル)−NADを200コの蒸留水中溶解し
てINのLloHでpH6,5に調整した。この溶液を
50℃の温水浴に7時間保持した。その間KINのLl
oHで…値を調整した。(Nと同様の薄層クロマトグラ
フィーに付して、N(1)−(2−アミノエチル)−N
ADから2つの化合物、すなわちN” (2−アミ/ 
:cチル) −N A D (Rf−0,13)および
1.N6−エタンアデニンーHADと思われる化合物(
Rf−0,068)が生成していることが検出された。 この処理液の組成を薄層クロマトグラフィーによる紫外
線走査により測定した結果、62.5%(1,74mm
og)のN6− (2−アミノエチル)−NADと37
.5%(1,04mmo/)のl、N’−zタンアデニ
ン −N ADであった。 凍結乾燥した反応混合物を16.51Ltの蒸留水に溶
解し、INのLloHでpH5,5に調整した。この溶
液を、0.01M LiCg (pH3,s ) f平
衡化した隣イオン交換カラム(100X 1.6cfn
、 Biorec 70.50〜100  メy ’/
 z、Bi o −Rad )中に導入した。0.01
 M  Ll(J(pH3,5’)  で4℃で溶出す
ることによシ、2つの化合物がわずかに富なりあって別
々に溶出され、N6− (2−アミノエチル)−NAD
が最後にカラムから溶出された。 1、 N’−二タンアデニンーNAD(250d中0.
98 mmol )と混合物(120mA!中0.20
 mmog )と純粋なN’ (2−アミノエチル)−
NAD(660ゴ中1.56 mmol)とから成る3
つの薄層クロマトグラフィーによる均一画分を減圧下に
濃縮して3−とし、冷工業用エタノール(20倍過剰容
量)で2回沈でんさせてLiClを除去した。出来るだ
け少量の蒸留水中に溶解した後に、各両分を凍結乾燥し
てNaOH上のデシケータ−中に4℃で保存した。 この精製の結果を下記表2にまとめて示す。 表2 1、N’−(エタン  1.04    0.98  
 94.2    30.8アデニン)−NAD 混合物            0.21      
  7.7N’−(2−アミノ  1.73   1.
56  90    56.5エチル)−NAD UVスペクトルおよびNMRデータによりN6−(2−
アミノエチル)−NAD化合物自体であることが確認さ
れた。この化合物はニンヒドリン(第1級アミノ基を含
有)と陽性反応をする。 λmaXは267nmにあシ、そしてこの化合物はもは
やアデニン環のN (1)−アルキル化に特有の−11
.5における300〜310 nmの範囲内に閾値を示
さない。これはビール酵母アルコールデヒビロゲナーゼ
での定奇還元により、N6−アルキル化NADH誘導体
にt¥F有の267 nmにおける吸光IK / 33
8nmにおける吸光度−3,2を有する螢光N’−(2
−アミノx チル) −NADH(366nmで励起)
を生成する。 C0実施例1 ポリエチレングリコールN’−(2−アミノエチル)−
NADの製造 Bueckmann等の方法(Makromol!、 
 Chem。 182、1379−1384.1981)によシ作った
カルボキシル化ポリエチレングリコール(分子+d:2
0000、Q、i mmol中0.14 mmoJ  
のカルボキシル基含有)2gを蒸留水に溶解して4dと
し、125μmog  のN’−(2−アミノエチル)
−NAD2mlを加えた。 INのH(Jで−を4.7 に調整後に、200■(1
,04mmoJ)  の1−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)−3−エチルカルボジイミド−HCeを2つの辱
量に分けて10分間で加えた。反応混合物を室温で2時
間攪拌した。(この際INのHC7j又はINのNaO
Hで州値を4.5〜4.8の範囲内に保持した。)4℃
で16時間反応させた後に、反応混合物C7ag>を蒸
留水で平衡化したSθphadex G5Qカラム(+
00x 2.S ctI&)  を通して各3.5dの
2つのバッチに分けてゲルろ過した。ポリエチレングリ
コール−N・6−(2−アミノエチル)−NADを含有
する両分を合わせて減圧下に濃縮して15 agとした
。これはカップリング率68%でポリエチレングリコー
ルに結合したN’−(2−アミノエチル)−NAD(濃
度5.5 m M ) 85 tirnollを含有し
ている。 D、実施例2 デキストラン−N’−(2−アミノエチル)−NADの
製造 Bueckmann等の方法(J、 Appl、 Bi
ochem。 3、301〜315.1981 )により作ったカルボ
キシル化デキストラン T2O(分子量70000 、
無水グルコースモノマー 1 mmoJ中0.3 mm
ol  がカルボキシル化されている) 0.2 g 
を2ゴの蒸留水中に溶解し、65μmoJのN’−(2
−アミ/xfh)−NAD  ldを加えた。INのH
CIで −を4.7に調整後に、150 ml (0,
78mmol)  の1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチルカルボジイミr−HCeを2つの等量
に分けて10分間で加えた。反応混合物を室温で2時間
攪拌した。(この際INのH(J又はINのNaOHで
一値を4.5〜4.8の範囲内に保持した。)4℃で1
6時間反応させた後に、反応混合物(3,5ad)を蒸
留水で平衡化した5ephadex G 50カラム(
100X 2.6 an )を通して40℃でゲルろ過
した。デキストラン−N’−(2−アミノエチル)−N
ADを含有する両分を減圧下に濃縮して10−とした。 これはカップリング率?2%でデキストランに結合した
N’−(2−アミノエチル)−NAD(@度1.4 m
 M ) 14 bmolを含有している。 E、実施例3 ポリビニルピロリドンN’−(2−アミノエチル)−N
ADの製造 5pecht、 Hoppe−8eylerのJour
nal Physiol。 Chem、 354.1659〜1660(1973)
に記載の方法により作ったカルボキシル化ポリビニルピ
ロリドン(分子量160000 、2.7 mmo6の
ビニルピロリドンモノマー中0.135 mmog  
のカルボキシル基含有)0.39を3mJの蒸留水に溶
解して100110011I μmol )のN’−(
2−アミノエチル)−NADを加え%lNのH(Jで…
を4.7に調整した。150キ(0,78nano l
 )の1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチ
ルカルボジイミド”−HClを2つの等量に分けて10
分間で加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌した。(
この際11(oaCg又はINのN aOHで一値を4
.5〜4.8の範囲内に保持した。)4℃で16時間反
応させた後に、反応混合物(3,8d )を蒸留水で平
衡化した5ephadex G 50カラム(toox
2.6 am )を通して4℃でゲルろ過した。ポリビ
ニルピロリドン−Na−(2−アミノエチル)NADを
含有する両分を減圧下に濃縮してlOdとした。これは
カップリング率16%でポリビニルピロリドンに結合し
たN” (2−アミノエチル)−NAD(濃度1mM)
10μmolを含有している。 F、実施例4 ポリ−(エチレン/マレイン酸)−N’−(2−アミノ
エチル)−NADの製造 50■のポリ−(エチレン/無水マレイン酸)(分子四
不明、エチレン/無水マレイン酸モノマー 0.4 m
moJ 、 Agdrich)をLOyxlの蒸留水中
に溶解し、INのNaOHで−を7.5  に調整し、
そしてにBrnogのN’−(2をミノエチル)−NA
Dを加えた。室温で5時間攪拌(この際INのNaOH
でpi(を7.5に調整)後、反応混合物を51の蒸留
水で16時間4℃で透析した。13μmoJのN’−(
2−アミノエチル)−NAD(像度0.6 m M )
がカップリング率65%でポリ−(エチレン/マレイン
酸)に結合した生成物22mが得られた。 G、実施例5 ポリ−(メチルビニルエーテル/マレイン酸)−Pi’
−(2−アミノエチル)−NADの製造509のポリ−
(メチルビニルエーテル/無水マレイン酸)(分子−@
 20000%メチルビニルエーテル/無水マレイン酸
モノマー0.32 mmo g 。 Po1)rsciencee)を101111の蒸留水
中に溶解し、INのNaOHで−を7.5 に調整し、
そして題μmolのN’−(2−アミノエチル)−NA
Dを加えた。 室温で5時間攪拌(この際I NのNaOHで…を7.
5に調整)後、反応混合物を5eの蒸留水で16時間4
℃で透析した。17μmogのN’−(2−アミノエチ
ル)−NAD(濃度0.78mM)がカップリング率8
5%でポリ−(メチルビニルエーテル/マレイン酸)に
結合した生成物22dが得られた。 11、実施例6 ポリ−(ジビニルエーテル/マレインfl)−N’−(
2−アミノエチル)−NADの製造50■のポリ−(ジ
ビニルエーテル/無水マレイン酸)(分子号・1800
0、ジビニルエーテル/無水マレイン酸モノマー 0.
19 mmolIIHercules)  を10ゴの
蒸留水中に溶解し、lNのNaOHで−を7.5に調整
し、そして加μmogのN’−(2−アミノエチル)−
NADを加えた。室温で5時間攪拌(この際I N (
iり NaOHで−を7.5に調整)後、反応混合物を
5gの蒸留水で16時間4℃で透析した。加pmolの
N’−(2−アミ)xfル) −N AD (fi度0
.92mM)  がカップリング率100%でポリ−(
ジビニルエーテル/マレイン酸)に結合した生成物?2
1Ltが得られた。 下記の条件下での醇母アルコールデヒドロゲナーゼによ
る触媒反応における水溶性ポリマー結合N−(2−アミ
ノエチル)−NAD誘導体の酵素還元性をN’−(2−
アミノエチル)−NADのそれと比較して測定した。 0.1 M )リス/HCI%pH8,2、室温0.1
 Mエタノール 7mMセミカルノ;シト/HCll 0.1 mM  N’−(2−アミノエチル)−NAD
(遊離形又はポリマー結合形) 0.3■アルコ一ルデヒrロゲナーゼ 還元性データを下記の表3にまとめてボした。 表3 N6− (2−アミノエチル)−NAD   100ポ
リエチレングリコール(MW、20000)−N’−(
2−アミノエチル) −NAD      90デキス
トランT70 (MW 、 70000) −N6−(
2−アミノエチル)−NAD      90ボ+) 
ビニルピロリ’にン(MW、160000)−N’−(
2−アミノエチル) −NAD      90ポリ−
(エチレン/マレイン酸)− N−(2−アミノエチル)−NAD      60ポ
IJ −(メチンルビニルエーテル/マレイン散)−N
’−(2−アミノエチル)−NAD  70ポ’J−(
ジビニルエーテル/マレインa>−N’−(2をミノエ
チル)−NAD     60注: N’−(2−アミ
ノエチル)−HADおよびN6−(2−アミノエチル)
−NADH誘導体の吸光係数は’ 267 ” 210
QQ M ”1信−1およびg 34g = 6200
 M” ’ an−”  である。 工、実施例7 CH−セファロース 4B−N’−(2−アミノエチル
)−NADの製造 10ゴの蒸留水Kfiけた1、5gのCH−セファロー
ス4 B (Pharmacia社夷、60−84 p
mo lのカルボキシヘキシル基含有)をガラスフリッ
ト上100 dの蒸留水で洗浄した。半乾燥したCH−
セファロース4Bを2rttlの蒸留水中にけん濁させ
、430■(2,25mmo l )の1−(3−ジメ
チルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミI−に
−Iceを加えた。このけん濁液を室温で10分間保持
した。(その際、1NONaOH又はlN0HCeチー
を4.8〜5.0に調整した。)こうして活性化した〇
H−セファロース4Bt−25−の蒸留水で1分間づつ
2回洗浄し、そして34ttmolのN’−(2−アミ
ノエチル)−NADを含有する水溶液21111K加え
た。−を4.6 に調整(l N ONaOH又はIN
のHCJで)後、このけん濁液を室温で16時間保持し
た。 75−の20%L1C4と25m4の蒸留水で洗浄しそ
して蒸留水中で沈降させると、20.6J!moJのN
6−(2−アミノエチル)−MAD(iQ3mM)がカ
ップリング率60.5%で結合しているC)I−セファ
ロース4B−N6−(2−アミノエチル)−NAD7d
が得られた。 A、 N(1)−(2−アミノエチル)−NADPの製
造と精製 7.59 (9,51mmoJ )のN A D P 
(Boehringer社製、ジナトリウム塩)を10
 rrteの蒸留水中に溶解した。70%の鍋塩素酸(
全”−)k 2J屑l)でp+4で直上335±0.0
5に保ちながら、これに1.4 ml (28mmo 
g )のエチレンイミン(Serva)をゆっくりと加
えた。 反応混合物を30℃、pH3,35±0.05  (7
0%過塩素で調整)で120時間攪拌した。NADPの
N (1) −(2−アミノエチル)−NADP  へ
の転換は、可動用として66/33/1(v/v/v)
のイソ酪酸/蒸留水725%アンモニア水(Pi(3,
7)を使用したシリカゲル上の薄層クロマトグラフィー
(DCアルミニウム箔シリカゲル60 F2.、、嘆厚
0.2m、メルク社製)での紫外線走査により測定した
。反応混合物は蒸留水を加えて50mとした。各々10
倍量の工業用エタノールを使用して4℃で5回流でんを
くシ返した後に遠心分離することにより未転換であって
エタノールに可溶性のエチレンイミンを除去した。沈で
ん物を出来るだけ少量の蒸留水に溶解しそして凍結乾燥
した。この凍結乾燥物を4℃でNaOH上のデシケータ
−中に保持した。分画のために、0.235 mmog
 (27,5%)のNADPと0.575mmo l 
(68%)のN(1)−(2−アミノ:sfル)−NA
DPと0.038mmog(4,5%)ノ副生成物、!
−カラ成る組成の凍結乾燥反応1合物0.71  を蒸
留水に溶解して22コとした。INのHCJで−を3.
5  とした後に、この溶液を0.01M のトリエタ
ノールアミン炭酸水素塩(pH3,5)で平衡化した陽
イオン交換カラム(60X 1.5cm、 AG  W
50X4、lOo〜200  メッシユ、Bio−Ra
d) K導入した。 0、OIM  のトリエタノールアミン炭酸水素t” 
(pH3,5)で4℃で溶出すると、副生成物を含有す
るNADP (0,29mmoJ 、 25−中34%
)と、アルキル反応中のN(1)−(2−アミノエチル
)−NAPPからのものと分画の際のカラム中のものと
で成る副生成物(0,115mmoJ 、100−中1
3.5%)と、純粋なN(1)−(2−アミノエチル)
−NADP(0,39mmoJ 、 200 m694
6%)とである3つの一1分が順次得られた。 各両分を減圧下に濃縮して25dとし、凍結乾燥してト
リエタノールアミン炭酸水素塩を除去し、そしてNaO
H上のデシケータ−中4℃に保存した。 分画の結果を次の表4に示す。 表4 NADp  O,2350,23510027,5副生
成吻     0.038  0.17   −   
  2ON(1)−(2−アミノ エチル)−NADP  O,5750,396849N
(11−(2−アミノエチル)+NADP  はニンヒ
ドリン(第1級アミノ基を有する)と陽性反応を示し、
又−11,5において300〜310nmの範囲でアデ
ニン環のN (1)−アルキル化に特有の@値を示す。 B、N’−(2−アミノエチル)−NADPの製造と精
製 0.359 (0,24mmoJ)のN(1)−(2−
アミノエチル) −NADPを0.5gの蒸留水中に溶
解し−(INのLloHで−16,0に調整した。この
溶Mを□□□℃の11水浴に4時111保持した。その
間に1zJのLiOHで圀値を調整した。tAlと同様
の薄層クロマトグラフィーに付して、N(1)−(2−
アミノエチル)−NADP  から2つの化合物、すな
わちN6−(2−アミノエチル)−NADP(Rf糠0
.048)および1、N6−エタンアデニンーNADP
  と思われる化合物(Rf−0,031)  が生成
していることが検出された。この処理液の組成を薄層ク
ロマトグラフィーによる260 n mでの紫外線走査
によシ測定した結果、75%(0,18mmoJ)のl
、l(’−zタンアデニンーNADPと25%(0,0
6mmoJ)のN’−(2−アミノエチル)−NADP
とであった。 この処理を減圧下で濃縮して7dとした。−を5、OK
調整後、この溶液を、0.OIMのトリエタノールアミ
ン炭酸水素塩(pH3,5)  で子嚢化した陰イオン
交換f)5ム(100X 1.6cm、 AGIX4.
100−魚メy ’/ s、、Bio−Rad)中に4
℃で導入した。0.01Mのトリエタノールアミン炭酸
水素LM (pH3,5)で溶出することにより、2つ
の主画分、すなわち1、 N’−エタンアデニ:/ −
NAI)P (0,17mmoe、 11!中70%)
およびN’−(2−アミノエチル) −NAPP(0,
053mmoe、  250諷j中n%)が1偵次溶出
された。 各2つの画分を減圧下に濃縮して21tlとし、そして
トリエタノールアミン炭酸水素塩を除去するためにこれ
を蒸留水で平衡化した5ephadex G 10カラ
ム(100X 1.5濡)を通して室温で2回溶出した
。 凍結乾燥後、両生酸物=iNaOH上のデシケータ−中
に4℃で保存した。この分画の結果を次の表5にまとめ
て示す。 表5 1、N6−エタンアデ   0.18    0.1?
     94.4    70.8二ンーNADP N’−(2−アミノエ  0.06   0.053 
 88.3   22.0チル)−NAPP UYスペクトルおよびNMRデータによりN6−(2−
アミノエチル)−NADP化合物自体であることが確認
された。この化合物はニンヒドす/(第1級アミノ基を
含有)と陽性反応をし、そしてλmaXば267 nm
  にあり、そしてこの化合物はもはやアデニン環のN
(1)−アルキル化に特有の…11.5における300
〜310nmの範囲内に閾値を示さない。これはビール
酵母グルコース−6−りん酸デヒドロゲナーゼでの定量
還元により、N6−アルキル化NADPH誘導体に特有
の267 nm  における吸光度/ 338nmにお
ける吸光度−3,2を有する螢光N’−(2−アミノエ
チル) −NADPH(366nmで励起)を生成する
。 C0実施例1 ポリエチレングリコールN6−(2−アミノエチル)−
NADPの製造 PEG(MW4000)−N6− (2−アミノエチル
)−NADP: Bueckmann 等の方法(Makromol、C
hem。 182.1379−1384.1981)  により作
ったN−ヒドロキシスクシンイミド9活性化カルボキシ
ル化ポリエチレングリコール(分子@ 4000.0.
015mmo l中0.03mmoeの活性化カルボキ
シル基含有)eoqを% INのNaOHで−1を7.
2に力、1整して】5Bmo gのN’−(2−アミノ
エチ/’)−NADPと一緒に1mの蒸留水中に溶解し
た。この混合物を室温でpH7,2(pi(調整はIN
のNaOHで行った)で5時間攪拌した。この反応混合
物を蒸留水で平衡化した5ephadex G 50カ
ラム(+00x2.6c1n)  を通して4℃でゲル
ろ過した。ポリエチレングリコール−N6−(2−アミ
ノエチル)−NADP  を含有する両分を濃縮して1
0dとした。これはカップリング率80%でポリエチレ
ングリコール(分子量4000 )に結合したN’−(
2−アミノエチル)−NADP(濃度1.2 mM )
12 ttmollを含有している。 PEG(MW 20000 ) −N’ −(2−アミ
ノエチル)−NADP: Bueckmann 等の方法(Makromol C
hem。 182、1379〜1384.1981 )によシ作っ
たN−ヒドロキシスクシンイミド活性化カルボキシル化
ポリエチレングリコール(分子量20000.0.01
5d中0.03 mmo l の活性化カルボキシル基
含有)325■をINのNaOHで−を7.2 に調整
して15μmOlのN6− (2−アミノエチル)−N
ADPと一緒に1rtteの蒸留水中に溶解した。これ
を室温で区17.2〜7.3 で1時間更に−6,8で
3時間攪拌した。(pH調整はINのHCI又はINの
NaOHで行った。)この反応混合物を蒸留水で平衡化
した5ephadexG5Qカラム(2,6刈00cm
)を通して4℃でゲルろ過した。ポリエチレングリコー
ル−N’−(2−アミノエチル)−NADP  を含有
する画分を濃縮して10mJとした。これはカップリン
グ率100%でポリエチレングリコール(5+子量20
000 )に結合したN6−(2−アミノエチル)−N
ADP(濃i 1,5mM)15μno/を含有してい
る。 (注)1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチ
ルカルボジイミドでのカルボキシル基の活性化によるカ
ップリング法はN ADP  誘導体に使用することは
できない。なぜならば、この反応剤は分子のアデニン側
においてリボースの2−りん酸基を介しての2,3−環
化をもひき起し、このためNADP誘導体は補酵素活性
を失うからである。 D、実施例2 ポリ−(エチレン/マレイン酸) −N6− (2−ア
ミノエチル)−NADPの製造 12■のポリ−(エチレン/無水マレイン酸)(分子量
不明、エチレン/無水マレイン酸モノマー O,1mm
oJ %Aldrich)を1−の蒸留水中に溶解しく
0.2NのNaOHで田を7.5に調整)、そして5.
5Bmo lのN6− (2−アミ/xfル)−NAD
Pe加えた。室温で5時間攪拌(0,2NのNaOHで
pHtを,5に調整)後1反応混合物を51の蒸留水で
16時間4℃で透析した。0.8μmolのN6−(2
−アミノエチル)−NADP(濃io、24mM)がカ
ップリング率15%でポリ−(エチレン/マレイン酸)
に結合した生成物3.3 agが得られた。 E、実施例3 ポリ−(メチルビニルエーテル/マレイン酸)−N’−
(2−アミノエチル)−NADP  の製造12■のポ
リ−(メチルビニルエーテル/無水マレイン酸)(分子
1it 20000 、メチルビニルエーテル/無水マ
レイン酸モノマー 0.077mmol。 Po1ysciencee) t−I ILeの蒸留水
中に溶解(0,2NのNaOHで…を7.5  に調整
)し、そして5.5 tt m o 1のN6−(2−
アミノエチル)−NADPを加えた。 室温で5時間攪拌(0,2NのNaOHで−を7.5に
調整)後、反応混合物を58の蒸留水で16時間4℃で
透析した。0.6μmolのN6−(2−アミノエチh
)−NADP(濃度0.2mM)がカップリング率11
%でポリ−(メチルビニルエーテル/マレイン酸)に結
合した生成物4.4dが得られた。 F、実施例4 yN+)−(シヒニルエーテル/マレイン[)−N’−
(2−アミノエチル)−NADPの製造12■のポリ−
(ジビニルエーテル/無水マレイン酸)(分子i 18
000、ジビニルエーテル/無水マレイニl酸モノマー
0.046μmoJ %Hercules)をlatの
蒸留水中に溶解(0,2NのNaOHで…を7.5に調
整)し、そして5.5A4mo6のri6−<2−アミ
ノエチル)−NADPを加えた。室温で5時間攪拌(0
,2NのNaOHでpi(を7.5 に調整)後、反応
混合物を5gの蒸留水で16時間4℃で透析した。0.
7μmolのN6− (2−アミノエチル)−NADP
(両度0.136mM)がカップリング率13%でポリ
−(ジビニルエーテル/マレイン酸)に結合した生成物
3.5 rugが得られた。 (注)(O)、(E)および(F)におけるN6−(2
−アミノエチル)−NADP  のカップリング率は、
N’−(2−アミノエチル)−NADの同様のカップリ
ングに比べて実質的に低い。これは酸無水物からの陰イ
オン性カルボキシル基が原因となって、同様に陰イオン
性のN’−(2−アミノエチル)−NADP分子のカッ
プリングを陽イオン性のN6−(2−アミノエチル)−
NAD分子の場合に比べて困難なものとしているためと
思われる。 下記の条件下での酵母グルコース−6−りん酸デヒro
ダナーゼによる触媒反応における水溶性ポリマー結合N
’−(2−アミノエチル)−NADP誘導体の酵素還元
性をN’−(2−アミノエチル)−NADP  のそれ
と比較して測定した。 0.05M   )l)エタ/−ル7ミy/HC7?、
pH8,0室温5.5mM  MgCe2 4.5mM  グルコース−6−りん酸o、rM N6
−(2−アミノエチル)−NADP(遊離形又はポリマ
ー結合形) (資)μ9グルコース−6−りん酸デヒドロゲナーゼ還
元性データを下記の表6にまとめて示した。 表6 ポリエチレングリコール(MW 4000) −N’−
(2−アミノエチル)−NADP     95ポリエ
チレングリコール(MW 20000) −N’−(2
−アミノエチル)−NADP     95ポリ−(エ
チレン/マレイン酸→− N’−(2−アミノエチル) −NADP     5
04り−(メチルビニルエーテル/マレイン酸)−N’
−(2−アミノエチル) −NADP  60ygv−
<ジビニルエーテル/マレイン酸)−N’−(2−アミ
ノエチル)−NADP     63注: N’−(2
−アミノエチル)−NADP  およびN’−(2−ア
ミノエチル)−NADPH誘導体の吸光係数は’ 26
7 ”” 21000 M−1cWl−1および’34
o ” 6220 M−1cm−1であると1を定さt
した。 G、実施9’lJ 5 CH−セファロース 4B−N’−(2−アミノエチル
) −NADPの製造 3ゴの蒸留水に漬けた0、2590CH−セファロース
4 B (Pharmacia社製、10−14μmo
bのカルボキシヘキシル基含有)をガラスフリット上2
5m1!の蒸留水で洗浄した。半乾燥したCH−セファ
ロース4Bを0.45 mJの蒸留水中にけん濁させ、
707719(365μmolの1−(3−ジメチルア
ミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド’−H(4
を加えた。 このけん濁液を室温で10分間保持した。(その際、0
、I NのNaOH又は0.I NのHCgで…を4.
8〜5.0に調整した。)こうして活性化したCH−セ
ファロース4Bを10−の蒸留水で1分間づつ2回況浄
し、そして1.4 a m o ljのN’ −(2−
アミノエチル)−NADPを含有する水溶液0.45−
に加えた。田を4.6に調整(0,I NのNaOH又
は0.I NaHC/で)後、とのけん濁液を室温で1
6時間保持した。 20 agの20%Ltcgを16dの蒸留水で洗浄し
そして蒸留水中で沈降させると、1μmolのNa−(
2−アミノエチル)−NADP(濃度1mM)がカップ
リング率71.4%で結合しているCH−セファロース
4B−N’−(2−アミノエチh ) −NADP 1
 rnlが得られた。 マクロ分子F’ADの製造 A、 N(1)−(2−アミノエチル)−FADの製造
と精製 0.59 (0,6mmo/)のF AD (5erv
a、ジナトリウム塩)を1工eの蒸留水中に溶解した。 35%の過塩素酸(全* 1.5 at )で田値を3
.5±0.1に保ちながら、これに40μJ(0,8m
mog)のエチレンイミン(Serva)をゆっく9と
加えた。反応混合物1&:30℃、pH3,5±0.1
(35%過塩素で調整)で144時間攪拌した。F’A
DのN(1)−(2−アミノエチル)−FADへの転換
は、可動相として66/ 33 / l (v/V/V
)のイソ酪酸/蒸留水725%アンモニア水(pH3,
7’)を使用したシリカダル上の薄層クロマトグラフィ
ー(DCアルミニウム箔シリカダル印P25い膜厚0.
2m+、メルク社竪)での紫外庫走査によシ測定した。 反応混合物は蒸留水を加えて3罰とした。各々50dの
工業用エタノールを使用して4℃で2回流でんをくシ返
した後に遠心分離することによシ未転換であってエタノ
ールに可溶性のエチレンイミ/を除去した。 沈でん物を出来るだけ少量の蒸留水に溶解して凍結乾燥
した。この凍結乾燥物を4℃でNaOH上のデシケータ
−中に保持した。 分画のために、0.192mmog(32%)のF’A
D  と0.354mmog (59%)のN(11−
(2−アミノエチル)−FADと0.054mmoJ 
(9%)の副生成物とから成る組成の凍結乾燥反応混合
物を蒸留水に溶解して20−とした。INのHCgで−
を5.0とした後に、この溶液を蒸留水で平衡化(pH
3,5)した陽イオン交換カラム(60X1.5cm、
Biorex 70、関−側 メッシユ、Bio−Ra
d)  に叫入し九。蒸留水で−3,5、4℃で溶出す
ると、副生成物を含有するFAD(0,22mmoe、
  150−中46.6%)とカラムでの分画中に生成
した副生成物(0,043mmo e 、 100au
中8.9%)とである2つの画分が111次得られた。 純粋なNi1)−(2−アミノエチル) −F’AD 
(0,215mmo 73 、 1000 mA!中4
45%)は0.5MのLiCg(pH3,5)で溶出し
た。 F’ADおよびN(1)−(2−アミノエチル)−I’
ADの各両分を減圧下で濃縮してそれぞれ5rtlおよ
び105gとした。それぞれ250dの工業用エタノー
ル中4℃で3回流所4九次いで遠心分離してN(1)−
(2−アミノエチル)−FAD画分からLiGet−除
去した。このFAD画分とN(1)−(2−アミノエチ
ル)−FADとをそれぞれ10 rtteの蒸留水中に
溶解後に凍結乾燥し、NaOH上のデシケータ−中に4
℃で保存した。 この分画の結果を次の表7にまとめて示す。 表7 F A D   O,1920,19210032副生
成物   0.054  0.171  −   11
.8N(1)−(2−アミノ エチル)−FAD   O,3540,2156136
Nfl)−(2−アミノエチル)−PADはニンヒドリ
ン(第1級アミノ基を有する)と陽性反応を示し、又紫
外線スペクトルにおいてFADおよびその誘導体に通常
みられるピークを450.373および262 n m
に示す。360 n mで刺激すると、明白な螢光が観
察される。前記の薄層クロマトグラフィーでの溶出系に
おいてRf値は0.138である。 B、N6−(2−アミノエチル)−FADの製造と精製 39μmolのN(1)−(2をミ/ xfル) −F
ADを8.3 mlの蒸留水中に溶解して0.I Nの
LtOHでpH6,5に調整した。この溶液を40℃の
温水浴に7時間保持した。その間に0.I NのLtO
Hで…値を調整した。IA)と同様の薄1−クロマトグ
ラフィーに付して、N(1)−(2−アミノエチル)−
F″ADから2つの化合物、すなわちN6− (2−ア
ミノエチル)−FAD(Rf−0,177)およびl、
 N6−エタンアデニンーFADと思われる化合物(R
f−0,12)が生成していることが検出された。この
処理液の組成を薄層クロマトグラフィーによる紫外線走
査によシ測定した結果、35%(13,5μmonのl
、N6−エタンアデニンーPADと65%(25,5μ
mog)(DN’−(2−アミノエチル)−FADとで
あった。 この処理液を減圧下で濃縮して4dとした。…′fr:
6.5 に調整後、この溶液を、蒸留水で平衡化(pH
3,5)した陰イオン交換カラム(100x O,5c
WL。 AGIX4. too 〜200メツシュ、Blo−R
ad)中に4℃で導入した。蒸留水(pH3,5)  
で溶出すると。 最初に不明の分解生成物が溶出した(±2μmol、5
%)。次いで0−0.2 MノL11J(pi(3,5
,500m/1500x/)で傾斜溶離すると、N6−
(2−アミノエチA、 ) −F A D (13,7
μmog、 400−中53%)と1.N6−エタンア
デニン−F’ADと思われる化合物(5,6μmog、
 300WL/中40%)が1臓次溶出された。各2つ
の両分を減圧下に濃縮して4m/とじ、そしてLiCJ
を除去するためにこれを蒸留水で平衡化した5epha
dex G 10カラム(+oox1cm)を通してダ
ルろ過した。 凍結乾燥後1両生成物をNaOH上のデシケータ−中に
4℃で保存した。この分画の結果を次の表8にまとめて
示す。 表8 UVスペクトルおよび最初のNMRデータによりN6−
 (2−アミノエチル)−FAD化合物自体であること
が確認された。この化合物はエンヒト9リン(第1級ア
ミン基含有)と陽性反応をし、λmaX Fi 266
 n mにあり、そしてU’l/スペクトルにおいてF
’ADおよびその誘導体に特有のピークを450J?よ
び373 n mに示す。366 n mで刺激すると
明白な螢光が観察される。 C0実施例1 ポリエチレングリコールN6−(2−アミノエチル)−
FADの製造 BEG (M’t’/20000) −N6− (2−
アミノエチル)−F’AD  : Bueckmann 等の方法(Makromol、C
hem%182.1379−1384.1981)によ
り作ったN−ヒドロキシスクシンイミド活性化カルボキ
シル化ポリエチレングリコール(分子i 20000.
5μmol中lOμmolの活性化のカルボキシル!含
有)  110■を、0.INのNaOHでpH’e7
.2に調整して5 BrnolのN” (2−アミノエ
チル)−FADと一緒にldの蒸留水中に溶解した。こ
の混合物を室温で…7.2〜7.3 (pH調整は0.
INのMCI又は0.I NのNaOHで行った)で1
時間攪拌した。この反応混合換金蒸留水で平衡化した5
ephadex G5QカラA (o、s x60m)
を通して4℃でダルろ過した。ポリエチレングリコール
−N’−(2−アミノエチル) −F’ADを含有する
両分を濃縮して1.7 vttとした。これはカップリ
ング率40%でポリエチレングリコール(分子量200
00 )に結合したN6− (2−アミノエチル) −
F A D (+a度1.18mM)2μmoee含有
している。 D、実施例2 Cl−セファロース4 B −N’ (2−アミノエチ
ル)−F’ADの製造 3ゴの蒸留水に漬けた0、251)のCH−セファロー
ス4 B (pharmacia社製、10−14μm
ogのカルボキシヘキシル基含有)をガラスフリット上
25 witの蒸留水で洗浄した。半乾燥したCH−セ
ファロース4Bを0.5 weの蒸留水中にけん濁させ
、■00■(520μmog)の1−(3−ジメチルア
ミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド−HCl1
を加えた。このけん濁液を室温で10分間保持した。(
その際、0.I NのNaOH又は0.I NのHCl
で−(t−4,8〜5.0 に調整した。)こうして活
性化したCH−セファロース4Bを10rILlの蒸留
水で1分間づつ2回洗浄し、そして2.1μmogのN
’ −(2をミ/xチル)−F’ADを含有する水溶液
0.5 rttlに加えた。 …を4.6 に調整(0,I NのNaOH又は0.I
 NのHc6で)後、このけん濁WLヲ室温で16時間
保持した。 30ttteの20%L1(Jと20 mlの蒸留水で
洗浄しそして蒸留水中で沈降させると、1.75μmo
lのN6−(2をミ/ x f ル) −F A D 
(濃度1.45mM)  がカップリング率83%で結
合しているCH−セファロース4B−N6−(2−アミ
ノエチル)−FADl、2mlが得られた。 参考文献 (1)  Koaback、 K、、 ”Advanc
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Agric、 Biol、 Chem、”、 45.2
631−αf3  Zapeli、 P、、 Papp
a、 R,、Rossodivita。 A、およびRe、 L、。 ”Eur、 J、 Biochem、’、 89.49
1−499Q7)  Narashimhan、 K、
およびWingard、 L、B−+”Appl、 B
iochem、 Biotechn、”、  11.2
21代理人 弁理士(8107)佐 々 木 渭 隆 
ど(ほか3名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)NAD又はNADPをそのN(1)−位にお
    いてエチレンイミンでアルキル化してN(1)−(2−
    アミノエチル)−NAD又はN(1)−(2−アミノエ
    チル)−NADPとし、 (b)このアルキル化生成物をジムロ− (Dimroth)転位に付してN^6−(2−アミノ
    エチル)−NAD又はN^6−(2−アミノエチル)−
    NADPとし、そして (c)所望により(a)又は(b)で得られた生成物を
    それ自体公知の方法によりマクロ分子に共有結合させる
    ことにより、N^6−置換NAD又はNADPを製造す
    るにあたり、 (d)ジムロ−転位の前の還元およびこれに相当する該
    転位後の酸化を行なわないことを特徴とする、前記N^
    6−置換NAD又はNADPの製造方法。 2、(a)FADをそのN(1)−位においてエチレン
    イミンでアルキル化してN(1)−(2−アミノエチル
    )−FADとし、 (b)このアルキル化生成物をジムロ− (Dimroth)転位に付してN^6−(2−アミノ
    エチル)−FADとし、そして (c)所望により(a)又は(b)で得られた生成物を
    それ自体公知の方法によりマクロ分子に共有結合させる
    ことにより、N^6−置換FADを製造するにあたり、 (d)ジムロ−転位の前の還元およびこれに相当する該
    転位後の酸化を行なわないことを特徴とする、前記N^
    6−置換FADの製造方法。 3、該転位を水性媒体中で行う、特許請求の範囲1又は
    2項に記載の方法。 4、該転位をpH4〜9、特にpH5〜8で行う、特許
    請求の範囲1〜3項のいずれかに記載の方法。 5、該転位を25〜75℃、特に40〜60℃の温度で
    行う、特許請求の範囲1〜4項のいずれかに記載の方法
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