JPS6333247A - 段ボール箱の製造方法 - Google Patents

段ボール箱の製造方法

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JPS6333247A
JPS6333247A JP16689286A JP16689286A JPS6333247A JP S6333247 A JPS6333247 A JP S6333247A JP 16689286 A JP16689286 A JP 16689286A JP 16689286 A JP16689286 A JP 16689286A JP S6333247 A JPS6333247 A JP S6333247A
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JP
Japan
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adhesive
box
cardboard
adhesive thread
corrugated
Prior art date
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JP16689286A
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JPH0455939B2 (ja
Inventor
篠原 平臣
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Fuji Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fuji Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は各種の商品を収納して輸送する段ボール箱に関
する。
(ロ)従来技術 従来、段ボール箱は一般雑貨、加工食品、工業製品等、
各種の商品の輸送に使用されているが、段ボールのコス
トダウン及び軽量化を図りながら内容物の損傷を防止す
るため、ライナーや中芯に樹脂を含浸させたり、強化中
芯を使用したり、ライナーや中芯を2重にしたり、又は
パルプの種類の配合を変えたりして複々両面段ボール又
は複両面段ボールを、複両面段ボール又はシングルに代
えて使用することは既に知られている。
また、段ボール箱の強度を向上させると共に罫線を樹脂
等で強化することも既に知られている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 前記既知の段ボールは積層数を多くしたり、良質のパル
プを用いたりしてその強度アップを図ると、著しくコス
ト高になり、また、前記罫線に樹脂を塗布する方式は多
量の樹脂を必要とすると共に樹脂を塗布しながらライナ
ーと中芯を張合せる行程が低能率になってコスト高にな
った。
更に、段ボールの強度を大にしたり、罫線を強化しても
バンド結束又は紐結束を行なった時、箱のコーナ一部が
破損すると共にバンドで締められた部分が変形して桃や
胡瓜等の青果物、カートン入り菓子等の傷み易いもの及
び電気製品のような重量の大なるものには適さなかった
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は熱可塑性接着剤を糸条に塗布して接着系を構成
し、該接着糸を段ボール紙の外層ライナーの内面でかつ
箱の罫線と対応する位置に沿って接着し、前記段ボール
紙を上記接着糸に近接した部位で折曲して箱に構成する
ことにより段ボールを安価な材料で高能率に製造するこ
とができると共に箱にバンド等を掛けた場合、罫線の変
形が少なくなるようにして前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 ライナーと中芯を重合接着する工程で、前記ライナーと
中芯との間の水平方向罫線と対応する部位に接着糸を導
入して加熱接着し、このようにして得られた段ボールを
截断し、前記接着糸の近傍を水平方向の罫線として折曲
してダンボール箱を構成する。
このようにして得られたダンボール箱は接着糸が罫線の
近傍においてその厚さの一側に位置して引張力及び曲げ
力に対抗することとなり、箱自体の強度をアップするこ
とができると共にバンド結束を行なった時の変形を防止
することができる。
(へ)実施例 本発明の実施例の一部を図面について説明する。
実施例(I) 接着糸1は多数の細い撚らない糸条を複数本帯状に引き
揃え、これにE、V、A系、ナイロン系又はポリアミド
系等の熱可塑性接着剤を付加してテープ状に成型して硬
化させたものであって、これをポビンに巻き取る。
次ぎに前記接着糸1を段ボールの表ライナー2と中芯(
フルート)3の間に導入して接着する工程について説明
すると、一方から裏ライナー4をプレスロール5に供給
し、中芯原紙6を一対の噛合う段ロール7.7に順次巻
き掛けて段を形成すると共にその下側の頂部に接着剤を
アプリケーターロール8により塗布してから前記表ライ
ナー2に接着する。
このようにして得られた片面段ボールAをライダーロー
ル9へ導き、該片面段ボールAの中芯3の下面の突出部
にアプリケーターロールlOにより接着剤を塗布し、そ
の下手側にコルゲーティングベルト11を設け、その下
部に加熱部12を前位とし、冷却部13を後位として対
設し、前記糊付された片面段ボールAをコルゲーティン
グベル)11の始端と加熱部12の始端とに供給するに
当り、それらの手前側に、前記接着糸1が巻かれた4個
のポビン14・Φを箱15の横罫線(上下方向の罫線)
18、18と略等しい間隔を隔てて2個ずつ並列に軸支
し、下方から表ライナー2を引出し、この表ライナー2
と前記片面段ボールAとの間に前記ポビン14・・から
引出された接着糸1参〇を横罫線18.18となる部位
の両側に近接させて2本ずつ導入し、この状態で前記片
面段ボールA、!着糸1−・及び表ライナー2が加熱部
12上を通過すると、接着糸1・・の熱可塑性接着剤が
溶融し、コルゲーティングへルト11により加圧される
ことにより接着糸1φ・が片面段ボールAの中芯(フル
ート)3と表ライナー2とに接着されると同時に中芯3
と表ライナー2とが前記アプリケーターロール10によ
り塗布された接着剤により接着され、次いで冷却部13
で冷却されると前記熱可塑性接着剤が硬化し、送出され
る両面段ボールBはカッタ17により適当な長さに裁断
され、これにより第2〜4図に示すような両面段ボール
Bが得られる。
前記両面段ボールBを1個の箱に必要な長さに細断し、
横罫線IS、 1B及び縦罫線18.18となる部位で
折り曲げると共に重合部を縦罫線部分で結合すると第5
図に示すような段ボール箱が得られ、横罫線if(、1
8の両側に近接した部分における表ライナーの内面には
前記接着糸1が1本ずつ介装した状態で接着される。
前記段ボール箱は横罫線te、 toに近接して沿う接
着糸1.1が層をなす段ボールと一体となって鉄筋コン
クリートにおける鉄筋と同じ作用を横罫線16.18の
部分でなし、箱の強度を向上することができ、しかも製
造工程において、接着糸1・・を介装接着することによ
る能率低下をまねくことがない。
更に、第6図に示すように商品を収納した箱をバンドで
結束した場合、横罫線Iff、 18部分がバンド20
の締着力により変形することが極めて少なく、収納物を
損傷させことがない。
実施例(I[) 前記実施例CI)における接着糸1・・を片面段ボール
Aと表ライナー2との間に導入する工程において8個の
ボビンを配設し、それらのボビンから引出した接着糸1
・・を横罫線18.18となる部位の両側にそれぞれ2
本ずつ導入して加熱圧着すると、第7図に示すような段
ボールが得られ、この段ボールにて製造した段ボール箱
はその強度が更に向上する。
実施例(II) この実施例は前記実施例(■)において、横罫線16.
18と一致する部位に接着糸lを導入して接着したもの
であって、第8図及び第9図に示す如く接着糸1・・を
、横罫線H1,1B上に1本と、その両側に2本ずつ介
装した段ボールを得ることができる。
また、前記実施例(I)の横罫線ie、 teと一致す
る部位にも接着糸1,1を介装して接着する場合もある
更に、前述の各実施例では接着糸1・・を表ライナー2
の内面に介装したが、裏ライナー4の内面に介装して接
着しても良い。
(ト)発明の効果 本発明は前述のように熱可塑性接着剤を糸条に塗布して
接着糸1を構成し、該接着糸1を段ボール紙の外層ライ
ナーの内面でかつ箱の罫線と対応する位置に沿って接着
し、前記段ボール紙を上記接着糸1に近接した部位で折
曲して箱に構成したので、箱15に外力が加えられた時
、又は箱15をバンド20結束した時、罫線部分に圧縮
力が作用し、その近傍の接着糸1は引張り力を受けるこ
ととなり、それにより箱の強度が向上すると共に前記バ
ンドの締着力による変形が少なくなり、段ボールを厚く
したり、高価なパルプを使用したり、合成樹脂液で罫線
補強したすしなくとも収容物の損傷乃至破損を防止する
ことができると共に重量の大なる商品を安全に輸送する
ことができ、しかも、安価な接着糸を採用するものであ
りながら段ボールを高能率に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
接着糸を導入接着する段ボール製造工程を示す側面図、
第2図は段ボールの縦断面図、第3図は一部を破断した
同上平面図、第4図は箱の罫線部の斜視図、第5図は箱
の斜視図、86図はバンド結束した箱の斜視図、第7図
は横罫線の両側に接着糸を二本介装して接着した段ボー
ルの一部を破断した平面図、第8図は横罫線上に1木、
その両側に2本ずつ接着糸を介装接着した段ボールの平
面図、第9図は同上段ボールの罫線部の断面図、第10
図は複合接着糸の平面図である。 l・・接着系、1′・・複合接着糸、2争・表ライナー
,4・−gライナー、A・・片面段ボール、12・拳加
熱部、16・・横罫線、1811・縦罫線 第zf!J 第3図 第4図 第5図 /b 第乙図 手続補正書(ブ脚 昭和61年10月9日

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性接着剤を糸条に塗布して接着糸1を構成
    し、該接着糸1を段ボール紙の外層ライナーの内面でか
    つ箱の罫線と対応する位置に沿って接着し、前記段ボー
    ル紙を上記接着糸1に近接した部位で折曲して箱に構成
    した段ボール箱。
  2. (2)前記接着糸1を箱の罫線の両側にそれぞれ1本ず
    つ近接させて接着した特許請求の範囲第1項記載の段ボ
    ール箱。
  3. (3)前記接着糸1を箱の罫線の両側にそれぞれ2本ず
    つ近接させて接着した特許請求の範囲第1項記載の段ボ
    ール箱。
  4. (4)前記接着糸1を箱の罫線位置にも接着した特許請
    求の範囲第1〜3項記載の段ボール箱。
  5. (5)前記接着糸1を薄いテープ状に形成した特許請求
    の範囲1〜4項記載の段ボール箱。
  6. (6)前記接着糸1を表ライナー2の内側面に介装接着
    した特許請求の範囲第1〜5項記載の段ボール箱。
  7. (7)前記接着糸1を裏ライナー4の内側面に介装接着
    した特許請求の範囲第1〜6項記載の段ボール箱。
JP16689286A 1986-07-16 1986-07-16 段ボール箱の製造方法 Granted JPS6333247A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014000990A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Kao Corp 段ボール箱

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5175730U (ja) * 1974-12-12 1976-06-15
JPS5572615U (ja) * 1978-11-09 1980-05-19
JPS59103737A (ja) * 1982-12-04 1984-06-15 株式会社トーモク 強化段ボ−ル包装容器及びその製造法

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