JPS6333219A - 果実の箱詰め送り出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、果実、そ菜類の選別荷造り包装施設において
、選別仕分けした果実、そ菜類の荷造り包装する装置に
関する。

〔従来の技術〕

従来、桃等の傷み易い果実、そ菜類（以下単に果実と云
う）は、果実を保護するためにトレーパックに入れて箱
詰めされている。このため第６図に示すように選果コン
ベア１の側方に階級毎に仕分けられた果実１０月を受け
る受箱１２又はターンテーブル（図示せず）等の貯溜装
置と箱詰め台１３を配置し、箱詰め作業員により該箱詰
め台１３上に空箱５１を載せて空のトレーパック６１を
入れ、該貯溜装置から果実を１個ずつ取り出してパック
詰めしたあと、製品箱５０１を作業員の後方に配置した
製品搬送コンベア１）上に抱えて運び送り出している。

しかしながら、上記従来の方法は箱詰め台１３の回りに
多数の空のトレーパック６１の山ができて、作業員は隣
接する他の階級の箱詰め部への横移動を阻害され、箱詰
め作業の能率低下をきたしている。

更に、箱詰め作業員は箱詰めした製品箱５０１を抱えて
製品搬送コンベア１）上まで運び載せているが、疲労が
甚だしく作業能率が低下する欠点があった。

一方、これらの選果施設は収穫時期のみ稼動するもので
あり、その作業時期は１ケ月から２ケ月程度の短期間で
あるため作業員の確保が難しく老人が多く箱詰め作業の
労力軽減が望まれている。

〔発明の目的〕

本発明は上記の問題点を解消するためになされたもので
あり、箱詰め部の回りに林立するパックの山を無くし、
作業員は階級毎の分布率の変動に応じて集中する階級と
まばらに出てくる階級とをそれぞれの状況に応して自由
に横移動して能率よく箱詰めすると共に、箱詰めした製
品箱を作業員が抱えることなくそのまま下方に下って自
動的に送り出す果実の箱詰め送り出し装置を提供するも
のである。

〔発明の構成〕

本発明は上記目的を達成するために、選果機の側方に選
果機と平行する方向に空箱搬送コンベアと、各階級仕分
は排出部に対応する所定位置に空箱を配函する自動配函
装置と、階級毎にトレーパックを上方に積の上げて下方
から１個ずつ取り出すパック供給装置とを設Ａ−１、該
積み上げたトレーパックの下方に空箱を送り込み、空箱
内にトレーパックを入れたあと、トレーパック入り空箱
を引き出しコンヘアの下部に供給する。

一方、選果機の各階級仕分は排出部又は、該仕分は排出
部から機外に搬出する引き出しコンベアの先端に送り出
されてくる果実を受ける果実受けを設け、該引き出しコ
ンヘアの進行方向と同方向に送り出すパック詰め箱送り
コンベアを設ける。

上記パック詰め箱送りコンベアの先方所定位置には、果
実をパック詰め箱詰めした製品箱を下方に降下させる降
下装置を設ける。

製品箱は複数段に重ねて降ろす場合があり、その場合上
記降下装置は一箱毎に箱の高さ寸法に応して一箱分寸動
下降して停止し、該下降した製品箱の上に次の製品箱を
載せて下方に降ろす如くなす。

該降下装置の下部には、降下する製品箱を受けてパック
送りコンベアの下方選果機の方向に向けて送り出す製品
送り出しコンヘアを設りる。

製品送り出しコンへアの先端は、選果機と並行する方向
に設けた製品搬送コンヘアに接続し、他の階級から送り
出される製品箱と合流させて搬送する。

本発明は上記の如く構成し、各階級毎の仕分は排出部か
ら送り出されてくる果実を果実受けで受け、箱詰め作業
員は該果実受けの先端で下方がら送り出されてくるパッ
ク入り空箱に果実をパック入れ箱詰めし、先方の降下装
置に向けて送り出す。

〔実施例〕

以下、本発明の好ましい実施例を示す図面（第１図〜第
５図）に基づいて説明する。

■は選果コンベアであり、果実、そ菜類の重量又は形状
寸法を測定し階級判定し、設定した階級毎に仕分は排出
する。

２は引き出しコンベアであり、選果コンベア１各条の同
一仕分は排出部で選果コンベア１内部を横断貫通させて
設け、仕分は排出された果実１００１を受けて選果コン
ベア１外の所定位置まで搬送する。

３は果実受けであり、引き出しコンヘア２の先端部に搬
送されてくる果実１００１を受ける。

果実受レノ３の大きさは任意に決めることができるが、
仕分は排出される果実１００１の階級分布率に応じて決
めることが好ましい。

４はパック詰め箱送りコンヘアであり、テールプーリ４
１はパック入り空箱搬送コンへ７８に隣接し、果実受け
３の先端３１から略空箱１個分延びた位置まで所定角度
上り傾斜させて設け、更に先方所定位置にヘッドプーリ
４２を設はベルトを張設する。

実施例においてはテールプーリ４１がら上方に上り傾斜
させる如くしたが、テールプーリ４１がら傾斜せず水平
にして果実受け３の先端３１下部に空箱５１を臨ませな
がら送り出す如くしてもよい。

該パック詰め箱送りコンベア４は、送り片付コンベアや
スラットコンベア等地の方法を用いてもよい。

５は空箱搬送コンベアであり、各階級の果実の大きさに
適応する空箱５１を搬送するコンヘアでトッププレート
付のチェンコンベアやローラーを配設したローラーコン
ベア等を用いる。

５２は上記空箱搬送コンベア５の上面に出没する空箱ス
トッパーであり、搬送されてくる空箱５１を後述するパ
ック供給装置６と並ぶ位置に停止させる如く取り付ける
。

５３は配函装置であり、空箱ストッパー５２で停止させ
た空箱５１をパック供給装置６の下方所定位置に送り込
む。

該配函装置５３は、エアーシリンダー等を用いて押し出
す方式や、アタッチ付のチェンコンベアを上記空箱搬送
コンベア５の進行方向に対し直角に設けて送り出すこと
もできる。

パック供給装置６は各階級毎に設け、切り離し爪６２の
上方に多数のトレーパック６１を積み上げ、該切り離し
爪６２とストッパー６３とを交互に出没させて積み上げ
たトレーパック６１の最下部から１個ずつ、下方所定位
置に待機して空箱５１に供給する。

送り出し装Ｗ７は、前記配函装置５３で押し出された空
箱５１を出没式のストッパー７１で停止するまで引き込
み、上方のパック供給装置６がらトレーパック６Ｉを１
個人れたあと先方のパック搬送コンベア８に向けて送り
出す。

パック詰め箱搬送コンベア８は、前記引き出しコンベア
２の下方選果コンヘア１を貫通させて設け、パック詰め
箱送りコンベア４のテールプーリ４１に接続し、パック
入りの空箱５１を搬送する。

以上の如くトレーパック入り空箱５１を供給する手段を
、本実施例においてはパック入れ箱詰め側から選果コン
ベア１横断した反対側に設けてトレーパック入り空箱５
１を供給する如くなしたが、上記トレーバツク入り空箱
５１を供給する手段は引き出しコンベアを長く設けて選
果コンヘア１と果実受け３との間に設けることもできる
。

９は降下装置であり、パック詰め箱送りコンベア４の外
側に設け、第３図、第４図にその詳細を示すように左右
両側にチェノ９１を張設し、箱詰めされた製品箱５０１
を受けるアタッチメント９２を左右対称な位置に取り付
ける。

９３はアタッチメント９２を定位置停止させる停止スイ
ッチである。

９４は連動軸であり、左右のチェノ９１を同期連動させ
る。

９５はブレーキ付モーターであり、製品箱５０１が降下
装置９上に送り込まれたとき作動スイッチ（図示せず）
を作動させ、その信号により寸動駆動する。

製品箱５０１を複数段に重ねて降下させるには、停止ス
イッチ９３ａ　、　９３ｂの如く複数取り付け、パック
詰め箱送りコンベア４により該降下装置９上に送り込ま
れたとき箱の高さだげ寸動下降させて待機し、次の製品
箱５０１を重ねて下方の後述する製品送り出し装ＷＩＯ
上に降ろす。

第５図は製品ｎ　５０１を複数段に重ねたところを示し
、箱の上部角に突起部５４と下部角に切欠き部５５を設
け、段積みする際にそれぞれ嵌め合わせて積み重ねる如
くなす。

ブレーキ付モーター９５を寸動駆動させて寸動下降させ
るには、作業員が手動で作動スイッチ（図示せず）を押
して信号を出し寸動下降させる方式を用いるか、降下装
置９上に製品箱５０１が送り込まれたのを自動的に検出
するセンサー（図示せず）を用いて信号を出し自動的に
寸動下降させる方式のいずれかを用いる。

１０は製品送り出し装置であり、降下装置９の下部から
パック詰め箱送りコンヘア４の下方選果コンベア１の方
向に向けて多数のローラー１０１を配置したローラーコ
ンベアで出口部１０２を製品搬送コンベア１）に連結す
る。

出口部１０２は、製品箱５０１を一時停止させるストッ
パー１０３を設ける。

該製品送り出し装置１０は、ローラーコンベアの他にチ
ェンコンベアやスラットコンベア等地の移送装置を用い
ることもできる。

９６は印字装置であり、降下装置９の上方所定位置に設
けて製品箱５０１　に印字する。

該印字装置９６は、製品送り出し装置１ｏの出口部１０
２に設けたストッパー１０３で製品箱５０１を一時停止
させて印字することもできる。

１）は製品搬送コンヘアであり、上記製品送り出し装置
１０の出口部１０２に選果コンヘア１と並行すル方向に
設けたベルトコンヘアやスラットコンベア等のコンヘア
で、各階級から送り出される製品箱５０１を合流させて
搬送する。

以上の如く構成した果実の箱詰め送り出し装置は、空箱
搬送コンヘア５を搬送する空箱５１は、空箱ストッパー
５２で停止し、配函装置５３にょリパソク供給装置６の
下方に空箱５１を送り込み、トレーパック６１を入れた
あとパック入り空箱搬送コンベア８に送り出しプールさ
せる。

該パック入り空箱搬送コンヘア８上には、パック入りの
空箱５１の満杯停止を検出するセンサー（図示せず）を
設けて、自動的に空箱５１を供給する如く設けることが
好ましい。

トレーパック入りの空箱５１は、パック詰め箱送りコン
ベア４で前進し、パック詰め作業員は果実受け３の果実
を上記送り出しコンベア４上のトレーパック入りの空ｎ
　５１に果★の姿勢を整えながらパック詰めする。

該パック詰め箱送りコンヘア４は、作業員がフートスイ
ッチ又は手動スイッチ等（図示せず）を作動させて寸動
送りする。即ち、パック詰めするトレーパックロ１穴を
果実受け３の先端に臨ませながらパック詰めする如くフ
ートスイッチ等のスイソチヲコントロールスル。

箱詰めされた製品箱５０１　は、送り出しコンベア４に
より降下装置９に送り込まれ、設定した等級。

階級の印字を行い一箱又は複数に段積みし下方の製品送
り出し装置ｌｏ上に降ろす。

更に、製品箱５０１　は製品送り出し装置１ｏの出口部
１０２で光電スイッチ（図示せず）等で合流タイミング
をとり製品搬送コンヘア１）に送り出す。

〔発明の効果〕

本発明は、箱詰め作業部の回りに邪魔なものを無くして
横移動を容易にしたので、箱詰め作業員は、隣接する他
の階級の箱詰め作業を受は持つことができ箱詰め作業を
能率よく行うことができる効果がある。

更に、従来は箱詰めした製品箱は、作業員が製高搬送コ
ンヘア上に抱えて送り出していたが、本発明によれば箱
詰めした製品箱は抱えることなく製品搬送コンベア上に
送り出すことができ、作業員の疲労も大幅に軽減される
と共に、その時間を箱詰め作業に向けることができ作業
性が向上する効果がある。特に、パック詰めした製品箱
を降下装置により複数段に積み重ねたあと送り出すこと
ができるためその省力効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の要部平面図、第２図は第１図のＸ
−Ｘに沿った断面図、第３図は第２図Ａ矢印方向から見
た正面図、第４図は第３図の平面図、第５図は複数段に
重ねた製品箱の説明図、第６図は従来の選別荷造り包装
施設を示す平面略図。 １・・・選果コンヘア　　　　２・・・引き出しコンベ
ア３・・・果実受け ４・・・パック詰め箱送りコンベア ５・・・空箱搬送コンベア　６・・・パック供給装置７
・・・送り出し装置 ８・・・パック入り空箱搬送コンヘア ９・・・降下装置　　　　　ＩＯ・・・製品送り出し装
置１）・・・製品搬送コンヘア　１２・・・受箱１３・
・・箱詰め台　　　　　３１・・・先端４１・・・テー
ルプーリ　　　４２・・・ヘッドプーリ５１・・・空箱
　　　　　　　５２・・・空箱ストッパー５３・・・配
函装置　　　　　５４・・・突起部５５・・・切欠き部
　　　　　６１・・・トレーパック６２・・・切り離し
爪　　　　６３・・・ストッパー７１・・・ストッパー
　　　　９１・・・チェノ９２・・・アクソチメント　
　９３・・・停止スイッチ９４・・・連動軸 ９５・・・ブレーキ付モーター

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）選果機の側方に、選果機と平行する方向に空箱搬
   送コンベアと、各階級仕分け排出部に対応する位置に空
   箱を配函する自動配函装置と、配函された空箱内にトレ
   ーパックを挿入するパック供給装置とを組み合わせてト
   レーパック入り空箱を引き出しコンベアの下部に供給す
   る手段と、 選果機の各階級仕分け排出部から果実を搬出する引き出
   しコンベアの先端に果実受けを設け、供給されたトレー
   パック入り空箱を引き出しコンベアの下方から該果実受
   けの先端に臨ませる如く送り出し、更に先方に延びたパ
   ック詰め箱送り手段と、 パック詰め箱送り手段の終端出口に果実をパック詰め箱
   詰めした製品箱を下方に降下させる手段と、 該降下された製品箱を受けて、パック詰め箱送りコンベ
   アの下方に送り出す送り出し手段と、パック詰め箱送り
   コンベアの下に各階級毎に送り出される製品箱を合流さ
   せて選果機と平行する方向に搬出する手段とからなるこ
   とを特徴とする果実の箱詰め送り出し装置。
2. （２）前記製品箱を下方に降下させる手段は、パック詰
   め箱送り出し手段の出口から製品箱が送り込まれたとき
   箱の高さだけ寸動下降させ、該寸動下降した製品箱の上
   に次の製品箱を送り込ませて複数段に積み重ねたあと、
   最下位まで下降させる如く、部分寸動機構を設けたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の果実の箱詰め
   送り出し装置。