JPS6333091Y2 - - Google Patents

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JPS6333091Y2
JPS6333091Y2 JP1981154667U JP15466781U JPS6333091Y2 JP S6333091 Y2 JPS6333091 Y2 JP S6333091Y2 JP 1981154667 U JP1981154667 U JP 1981154667U JP 15466781 U JP15466781 U JP 15466781U JP S6333091 Y2 JPS6333091 Y2 JP S6333091Y2
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JP
Japan
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condenser
refrigerant
capillary tube
evaporator
temperature
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JP1981154667U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮機、凝縮器、乾燥器、キヤピラリ
チユーブ及び蒸発器を冷媒管にて順次接続して成
る冷凍装置に関し、特に凝縮器の置かれている周
囲温度が季節や1日の気温差等により変化しても
常に良好な冷却効果を発揮する冷凍装置を提供す
るものである。
従来此種冷凍装置は例えば電気冷蔵庫に於いて
は凝縮器を通常冷蔵庫背面に配設し外気中で圧縮
機から吐出された高温高圧冷媒が放熱し、低温高
圧冷媒がデハイドレータで水分を除去され、キヤ
ピラリチユーブにて減圧された後蒸発器に流入し
ここで蒸発して冷却作用を行なう。ここで通常は
凝縮器での放熱面積を夏季等の外気温度が例えば
約30℃程度で凝縮器内の冷媒圧力が例えば8乃至
9Kg/cm2として最良の冷却効果を得られる様設定
し、又キヤピラリチユーブの流路抵抗も設定して
ある。この状態で冬季等に例えば外気温度が約15
℃に低下したとすると凝縮器内の冷媒圧力は5乃
至6Kg/cm2まで低下してしまい蒸発器へ流入する
冷媒量が減少して冷却効率が低下する。その為、
従来では外気温度が低下した時に凝縮器の一部を
無効として放熱面積を減じ、凝縮器内冷媒圧力を
上昇させる方法が考えられているが、この場合に
もキヤピラリチユーブの流路抵抗が変化しないこ
とも有つて、蒸発器への冷媒流入量の増加は芳し
くない。
本考案は上記欠点に鑑みて成されたもので以下
図面に従つて実施例を説明する。1は例えば冷蔵
庫等の冷媒回路で2は電動圧縮機、3は凝縮器、
4は冷媒中の水分を除去する第1乾燥器、5は第
1キヤピラリチユーブ、6は蒸発器である。7は
三方弁で示した冷媒流路制御装置であり、凝縮器
3を適所に於いて上流部分3aと下流部分3bと
に分割しその中間部に設けられている。冷媒流路
制御装置7の他方の出口にはバイパス管8が接続
されバイパス管8の他端は蒸発器6の入口側へ接
続される。ここでバイパス管8には又、第2乾燥
器9と第2キヤピラリチユーブ10が接続されて
おり、第2キヤピラリチユーブ10は第1キヤピ
ラリチユーブ5より少なくとも流路抵抗が小なる
物を接続する。11は凝縮器3の設置されている
外気温度を検出して冷媒流路制御装置7を制御す
る温度検出装置である。冷媒流路制御装置7は一
個の入力路と二個の出口路をもつ電磁弁であつて
もよく、又一個の入力ポートから流入する冷媒を
二個の出力ポートのうちの一方の出力ポートへ流
すよう制御ポートの制御入力にて切換える公知の
所謂純流体素子と呼ばれるものでもよい。
以上の構成で動作を説明すると今外気温度が例
えば約30℃の高温である時、温度検出装置11が
その温度を感知して冷媒流路制御装置7を動作し
て凝縮器3の上流部分3aを通過した冷媒を下流
部分3bへ流す。この時凝縮器3はその全体で凝
縮作用を行ないこの時凝縮器3内の冷媒圧力を例
えば8乃至9Kg/cm2として後段の蒸発器6へ好効
率の冷却効果を発揮する冷媒量が流入する様第1
キヤピラリチユーブ4の流路抵抗が通常設定され
る。この状態では圧縮機2より吐出された冷媒は
図中実線矢印の如く循環する。この状態で外気温
度が例えば約15℃に低下すると凝縮器3内圧力は
5乃至6Kg/cm2に低下する。それにより蒸発器6
へ流入する冷媒量が減少し冷却効率が悪化する。
その為外気温度が上記温度に低下した時にはその
温度を温度検出装置11が感知して冷媒流路制御
装置7を動作し、凝縮器3の上流部分3aを通過
した冷媒をバイパス管8方向へ図中点線矢印の如
く流す様切り換わる。これによつて凝縮器3の有
効面積は事実上上流部分3aのみとなり冷媒の放
熱量が減るので凝縮器3内の冷媒圧力は上昇する
が未だ初期の冷媒圧力には到達せず蒸発器6への
冷媒流入量は依然少ない。その為第2キヤピラリ
チユーブ10の流路抵抗を第1キヤピラリチユー
ブ5の流路抵抗よりも小さくすれば、冷媒の通過
量が第1キヤピラリチユーブ5を通る時よりも増
加し、蒸発器6の冷媒流入量を補正して、初期の
流入量とし、蒸発器6にて効率よい冷却作用を行
なう。この時第2キヤピラリチユーブ10を通過
した冷媒は流路抵抗の大きい第1キヤピラリチユ
ーブ5によつて凝縮器3の下流部分3bへ流入す
るのを防止出来る。
すなわち、一般的に冷蔵庫等で減圧器として使
用されるキヤピラリチユーブは外径1.8〜2mm、
内径0.1〜0.2mm、長さ1〜2m程度の銅パイプで
あり、長さと内径を変えることにより流路抵抗を
変えている。これに対して、冷凍サイクルの高圧
側冷媒配管は外径4〜5mm、内径3〜4mm、蒸発
器の入口側配管は外径7〜8mm、内径5〜7mm程
度である。このため、前記キヤピラリチユーブと
比較すれば上記配管の流路抵抗は0と考えて差し
支えない。したがつて、本実施例の如く構成すれ
ば第2のキヤピラリチユーブ10を出て圧力の下
がつた冷媒のほとんどを蒸発器6へ流入させるこ
とができ、第1のキヤピラリチユーブ5へ入り込
んで凝縮器3の下流部分3bへ逆流するようなこ
とはない。
本考案は以上の如く構成した事により凝縮器3
の設置されている周囲温度が初期の設定よりも低
下した時には凝縮器の有効凝縮面積を減少させて
凝縮器内冷媒圧力を上昇させると共に、キヤピラ
リチユーブは流路抵抗の小なる物に切り換えるの
で蒸発器への冷媒流入量を増加させる事が出来、
周囲温度の低下により凝縮器内冷媒圧力が低下し
て、蒸発器へ流入する冷媒量が減少して冷却効率
が低下するのを防止し、周囲温度の変化に拘らず
常に良好な冷却効果を達成出来る。ここで、流路
制御装置は凝縮器の周囲温度を検出する温度検出
装置からの信号により、周囲温度に応じて直に切
替えられているため、温度変化に対する応答性が
良く、季節の違いのように長期的で温度差の大き
い温度変化ばかりでなく1日の気温差のように短
期的で温度差の小さい温度変化に対しても最適な
冷却効果を得ることができる。また、主回路中の
第1キヤピラリチユーブはバイパス管路中の第2
キヤピラリチユーブより流路抵抗を大きくしてい
るため、第2のキヤピラリチユーブを出た冷媒の
ほとんどを蒸発器へ流入させることができ、別個
の弁装置等を必要とすることなく、第1のキヤピ
ラリチユーブを介して凝縮器の下流部分(無効と
なる部分)へ流れようとする冷媒の逆流を防ぐこ
とができ、簡単な構成により凝縮器内の冷媒の寝
込みやこれによる冷却能力の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の冷媒回路の実施例を示す図であ
る。 3……凝縮器、3a……上流部分、3b……下
流部分、4……第1キヤピラリチユーブ、6……
蒸発器、7……冷媒流路制御装置、10……第2
キヤピラリチユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、第1乾燥器、第1キヤピラリ
    チユーブ及び蒸発器を冷媒管にて順次接続して成
    る冷凍装置に於いて、前記凝縮器を上流部分と下
    流部分とに分け該両部分間より分岐して第2乾燥
    器と第2キヤピラリチユーブを介して前記蒸発器
    の入口側へ接続されるバイパス管と、前記凝縮器
    の周囲温度を検出する温度センサー等の温度検出
    装置と、この温度検出装置で検出された温度によ
    つて前記凝縮器の上流部分を通過した冷媒をその
    まま下流部分へ流すか、前記バイパス管に流すか
    を制御する冷媒流路制御装置とから成り、前記第
    2のキヤピラリチユーブは前記第1のキヤピラリ
    チユーブよりも小なる流路抵抗を有し、前記凝縮
    器の設置されている周囲温度の変化に拘らず前記
    蒸発器へ流入する冷媒流量が略一定となる様構成
    した事を特徴とする冷凍装置。
JP15466781U 1981-10-16 1981-10-16 冷凍装置 Granted JPS5860168U (ja)

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JP15466781U JPS5860168U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 冷凍装置

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Publication Number Publication Date
JPS5860168U JPS5860168U (ja) 1983-04-22
JPS6333091Y2 true JPS6333091Y2 (ja) 1988-09-05

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JP2007271180A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu General Ltd 空気調和機
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