JPS6332739Y2 - - Google Patents

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JPS6332739Y2
JPS6332739Y2 JP14215280U JP14215280U JPS6332739Y2 JP S6332739 Y2 JPS6332739 Y2 JP S6332739Y2 JP 14215280 U JP14215280 U JP 14215280U JP 14215280 U JP14215280 U JP 14215280U JP S6332739 Y2 JPS6332739 Y2 JP S6332739Y2
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JP
Japan
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switch
relay
vehicle
brake
actuator
Prior art date
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Expired
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JP14215280U
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English (en)
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JPS5763735U (ja
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Publication of JPS5763735U publication Critical patent/JPS5763735U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用惰行装置に係り、走行中の燃
料を節約するのに好適な車両用惰行装置に関す
る。
自動車等の車両が走行しているとき、運転者は
なだらかな下り坂路で車速を一定に保つたり、平
担路で極めてゆつくり減速させたりするために、
アクセルペダル及びブレーキペダルを操作して速
度調整を行つている。ところが、クラツチが接続
されているとエンジンのポンピングロス、フリク
シヨンロスによつて必要以上に車速が減速してし
まい、それを補うために燃料を浪費していること
になる。
本考案は、従来の欠点を解消すべくなされたも
ので、エンジンのポンピングロス、フリクシヨン
ロス等による燃料の浪費が防止できる車両用惰行
装置を提供することを目的とする。
本考案は、変速機で高速ギヤが選択されている
とき接点が閉じる変速位置スイツチと、アクセル
ペダルが操作されないとき接点が閉じるアイドル
スイツチと、ブレーキペダルが操作されたとき接
点が閉じるブレーキニユートラルスイツチと、通
電されるとエンジンの動力伝達部のクラツチを切
り離すアクチユエータからなり、前記アイドルス
イツチと前記ブレーキニユートラルスイツチが共
に開の状態から前記アイドルスイツチだけが閉の
状態になつたとき前記アクチユエータを通電状態
にする順送りリレー回路とを備えて前記目的を達
成したものである。
以下、本考案による車両用惰行装置の実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。添付図面は、本
考案による車両用惰行装置の実施例を示す回路図
である。図において、車載バツテリ1に接続され
たイグニツシヨンスイツチ2は、順送りリレー回
路3のリレーR1,R2,R3,R4のコイルL1,L2
L3,L4の一端に接続されている。順送りリレー
回路3のリレーR1のコイルL1の他端はアイドル
スイツチ4に接続されており、リレーR2,R3
R4のコイルL2,L3,L4の他端はそれぞれブレー
キニユートラルスイツチ5に接続されている。ア
イドルスイツチ4はアクセルペダルが踏み込まれ
ないとき又はスロツトルバルブがアイドリング位
置にあるとき接点が閉じる。ブレーキニユートラ
ルスイツチ5はブレーキペダルに連動して接点が
開閉しブレーキペダルが踏み込まれたとき接点が
閉じる。アイドルスイツチ4とブレーキニユート
ラルスイツチ5はそれぞれ所定のギヤ(例えばト
ツプギヤ)に操作されたとき接点が閉じる変速位
置スイツチ6に接続されている。リレーR1の接
点T10は変速位置スイツチ6に接続されており、
接点T11はリレーR2の接点T20とリレーR3の接点
T30に接続されている。リレーR2の接点T21はリ
レーR3のコイルL3の一端に接続され、リレーR3
の接点T31はリレーR4の接点T40に接続されてい
る。リレーR4の接点T41はアクチユエータ7に接
続されている。リレーR1,R2,R3,R4のコイル
L1,L2,L3,L4に電流が流れると接点T10,T11
間と接点T20,T21間が閉じ、接点T30,T31間と
接点T40,T41間が開く。アクチユエータ7は、
クラツチ8に接続されており、アクチユエータ7
が通電されるとクラツチ8が切り離されホイール
からの駆動力がエンジンに伝達されなくなる。
次に作用を説明する。車両が所定の高速ギヤで
走行しているとき(イグニツシヨンスイツチ2と
変速位置スイツチ6が閉のとき)アクセルペダル
が踏み込まれ、ブレーキペダルが踏まれてなけれ
ば、アイドルスイツチ4、ブレーキニユートラル
スイツチ5は開いた状態である。この状態ではリ
レーR1は作動しないので、リレーR1の接点T10
T11間は“開”の状態にある。そのため、アクチ
ユエータ7は非通電状態になつているので、エン
ジンの動力はクラツチ8によつて駆動ホイールに
伝達される。
次に、なだらかな下り坂路、又は平担路におい
て、車両を前記高速ギヤの状態のままでゆつくり
減速させるために、アクセルペダルが戻される
と、アイドルスイツチ4の接点が閉じる。この結
果、リレーR1が作動しリレーR1の接点T10,T11
間が閉じる。そのため、アクチユエータ7が通電
状態となり、クラツチ8が切り離されるので、ホ
イールからの駆動力はエンジンに伝達されない。
続いて、前記所定ギヤの状態で、車両の走行速度
を下げるために、ブレーキペダルが踏み込まれる
とブレーキニユートラルスイツチ5の接点が閉じ
る。なお、このときアイドルスイツチ4の接点も
閉じている。この結果、リレーR3,R4が作動し
接点T30,T31間及び接点T40,T41間が開くので
アクチユエータ7は通電されなくなり、ホイール
からの駆動力はクラツチ8によつてエンジンに伝
達される。なお、このときリレーR2も作動し接
点T20,T21間が閉じる。
車両が所定の速度に減速されて、アクセルペダ
ルが戻されると、ブレーキニユートラルスイツチ
5の接点が開き、リレーR3が作動を停止し接点
T30,T31間が閉じるが、リレーR1,R2が作動状
態を維持しているので、リレーR4も作動状態が
維持され接点T40,T41間は開いたままである。
このときアクチユエータ7は非通電状態が維持さ
れているため、ホイールからの駆動力はクラツチ
8によつてエンジンに伝達される。なお、この状
態で再びアクセルペダルを踏んでアクセルペダル
を戻せば、クラツチ8は切り離される。
又、無段変速のトルクコンバータを用いた車両
の場合は、クラツチを切り離す代りにトルクコン
バータをニユートラルに切り換えるようにすれば
前記実施例と同様に行える。
以上説明したように、本考案による車両用惰行
装置を用いれば、所定の高速ギヤで車両が走行し
ているとき、アクセルペダルを踏み込む前の位置
に戻せばクラツチが切り離されるので、惰行走行
できると共にエンジンのポンピングロス、フリク
シヨンロスによる燃料を浪費することが防止で
き、しかもブレーキペダルを踏み込めばクラツチ
が動力伝達部に接続されるので制動性能を損ねる
こともないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案による車両用惰行装置の実施例
を示す回路図である。 1……車載バツテリ、2……イグニツシヨンス
イツチ、3……順送りリレー回路、4……アイド
ルスイツチ、5……ブレーキニユートラルスイツ
チ、6……変速位置スイツチ、7……アクチユエ
ータ、8……クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速機で特定のギヤが選択されているとき接点
    が閉じる変速位置スイツチと、アクセルペダルが
    操作されないとき接点が閉じるアイドルスイツチ
    と、ブレーキペダルが操作されたとき接点が閉じ
    るブレーキニユートラルスイツチと、通電される
    とエンジンの動力伝達部のクラツチを切り離すア
    クチユエータと、前記アイドルスイツチと前記ブ
    レーキニユートラルスイツチが共に開の状態から
    前記アイドルスイツチだけが閉の状態になつたと
    き前記アクチユエータを通電状態にする順送りリ
    レー回路とで成ることを特徴とする車両用惰行装
    置。
JP14215280U 1980-10-03 1980-10-03 Expired JPS6332739Y2 (ja)

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JP14215280U JPS6332739Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14215280U JPS6332739Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS5763735U JPS5763735U (ja) 1982-04-15
JPS6332739Y2 true JPS6332739Y2 (ja) 1988-09-01

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