JPS6332580B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6332580B2 JPS6332580B2 JP57141944A JP14194482A JPS6332580B2 JP S6332580 B2 JPS6332580 B2 JP S6332580B2 JP 57141944 A JP57141944 A JP 57141944A JP 14194482 A JP14194482 A JP 14194482A JP S6332580 B2 JPS6332580 B2 JP S6332580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjusted
- adjustment
- chuck
- tools
- support mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 48
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、例えばビデオテープレコーダのテー
プ走行系を自動調整する場合に好適な調整装置に
関する。
プ走行系を自動調整する場合に好適な調整装置に
関する。
一般にビデオテープレコーダ等のテープ走行系
は、例えば第１図に示す如く複雑な走行経路を形
成しており、この走行経路中に多数のガイドピン
１，１，…や音声信号用ヘツド２ａ、ビデオ信号
用ヘツド２ｂ、テンシヨンレバー２ｃ等を配設し
てテープを走行させ、記録再生等を行なつてい
る。したがつて、このような走行系において各ガ
イドピン１，１，…の設置状態やヘツド２ａ，２
ｂの位置を高精度に設定することは、各VTR間
における再現性の良い記録再生を行なう上で極め
て重要である。
は、例えば第１図に示す如く複雑な走行経路を形
成しており、この走行経路中に多数のガイドピン
１，１，…や音声信号用ヘツド２ａ、ビデオ信号
用ヘツド２ｂ、テンシヨンレバー２ｃ等を配設し
てテープを走行させ、記録再生等を行なつてい
る。したがつて、このような走行系において各ガ
イドピン１，１，…の設置状態やヘツド２ａ，２
ｂの位置を高精度に設定することは、各VTR間
における再現性の良い記録再生を行なう上で極め
て重要である。
そこで、従来では調整用のいわゆるマスタテー
プを実際に走行させ、このときに得られる再生信
号を計器やオシロスコープで監視しながら、作業
者自身が工具でガイドピン１，１，…や各種調整
ねじ３，３，…を調整することにより走行系の調
整を行なつている。
プを実際に走行させ、このときに得られる再生信
号を計器やオシロスコープで監視しながら、作業
者自身が工具でガイドピン１，１，…や各種調整
ねじ３，３，…を調整することにより走行系の調
整を行なつている。
ところが、一般に調整を必要とする箇所は多
く、しかもこれらの調整箇所は互いに干渉するた
めに一度調整した箇所を繰り返し調整しなければ
ならない。このため、調整箇所を１つずつ手動で
調整する従来の調整手法では、調整に多くの時間
と手間を要し、かつ高精度の調整を行なうには熟
練を必要とし、能率が悪く生産性の向上をはかれ
なかつた。
く、しかもこれらの調整箇所は互いに干渉するた
めに一度調整した箇所を繰り返し調整しなければ
ならない。このため、調整箇所を１つずつ手動で
調整する従来の調整手法では、調整に多くの時間
と手間を要し、かつ高精度の調整を行なうには熟
練を必要とし、能率が悪く生産性の向上をはかれ
なかつた。
本発明は、熟練を要することなく短時間で精度
の良い調整を行ない得るようにし、調整作業の能
率を高めて生産性の向上をはかり得る調整装置を
提供することを目的とする。
の良い調整を行ない得るようにし、調整作業の能
率を高めて生産性の向上をはかり得る調整装置を
提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、被調整
装置の基準ガイドピンおよび複数の被調整部に対
し接離自在にチヤツクと複数の工具とをそれぞれ
設け、これらのチヤツクおよび各工具をその軸方
向およびこの軸と直交する方向に一体的に移動可
能に支持し、上記チヤツクを基準ガイドピンに嵌
合させることによりその時の反力で調整機構を自
由に移動させて各被調整部に対する各工具の位置
合わせを行ない、この状態で各被調整部の調整状
態を認識して最適状態との差から調整を必要とす
る被調整部及びその調整量を求めて各被調整部を
調整するものである。
装置の基準ガイドピンおよび複数の被調整部に対
し接離自在にチヤツクと複数の工具とをそれぞれ
設け、これらのチヤツクおよび各工具をその軸方
向およびこの軸と直交する方向に一体的に移動可
能に支持し、上記チヤツクを基準ガイドピンに嵌
合させることによりその時の反力で調整機構を自
由に移動させて各被調整部に対する各工具の位置
合わせを行ない、この状態で各被調整部の調整状
態を認識して最適状態との差から調整を必要とす
る被調整部及びその調整量を求めて各被調整部を
調整するものである。
第２図は本発明の一実施例における被調整装置
としてのビデオテープレコーダのテープ走行調整
装置の概略構成を示すブロツク図である。この装
置は、搬送装置１０により送られた製品２０の走
行系に対し位置合わせを行なつたのち調整を行な
う調整機構３０と、この調整機構３０を駆動する
パルスモータ群８０と、このパルスモータ群８０
を駆動制御するモータ駆動回路９０と、製品２０
から出力されるマスタテープの記録再生信号から
調整量を検出し、前記調整機構３０を動作させる
制御回路１００と、上記調整量および調整結果等
を表示する表示装置１１０と、本装置を操作する
ための操作パネル１２０とから構成されている。
としてのビデオテープレコーダのテープ走行調整
装置の概略構成を示すブロツク図である。この装
置は、搬送装置１０により送られた製品２０の走
行系に対し位置合わせを行なつたのち調整を行な
う調整機構３０と、この調整機構３０を駆動する
パルスモータ群８０と、このパルスモータ群８０
を駆動制御するモータ駆動回路９０と、製品２０
から出力されるマスタテープの記録再生信号から
調整量を検出し、前記調整機構３０を動作させる
制御回路１００と、上記調整量および調整結果等
を表示する表示装置１１０と、本装置を操作する
ための操作パネル１２０とから構成されている。
第３図は、調整機構３０の構成を示すもので、
３１および３２は互いに対をなす軸受板を示して
いる。これらの軸受板３１，３２は、その両端部
がそれぞれガイド軸３３，３４により接続されて
おり、これにより一体化されている。上記各ガイ
ド軸３３，３４間には、移動支持板３５が橋絡設
置されている。この移動支持板３５は、摺動機構
３６，３７を介して上記各ガイド軸３３，３４に
取着され、これにより前記各軸受板３１，３２を
昇降可能に支持している。また移動支持板３５の
両端部は、それぞれ水平移動支持機構３８，３９
により支持されている。この水平移動支持機構３
８，３９は、上記移動支持板３５を水平（XYθ）
方向に移動自在に支持するボールガイド部４０，
４１と、上記移動支持板３５の初期位置を設定す
るスプリング４２，４３と、シリンダ機構４４，
４５の動作によりクランプレバー４６，４７を矢
印Ａ―A′方向に揺動させて上記移動支持板３５
の固定および開放を行なうクランプ部４８，４９
とから構成されている。また、前記軸受板３１に
はシリンダ機構５０が取着されている。このシリ
ンダ機構５０は、そのシリンダロツド５１が前記
移動支持板３５に固定されており、このシリンダ
ロツド５１をシリンダ本体に対し進退させること
により各軸受板３１，３２の一体化物を矢印Ｂ―
B′方向に昇降させるものである。
３１および３２は互いに対をなす軸受板を示して
いる。これらの軸受板３１，３２は、その両端部
がそれぞれガイド軸３３，３４により接続されて
おり、これにより一体化されている。上記各ガイ
ド軸３３，３４間には、移動支持板３５が橋絡設
置されている。この移動支持板３５は、摺動機構
３６，３７を介して上記各ガイド軸３３，３４に
取着され、これにより前記各軸受板３１，３２を
昇降可能に支持している。また移動支持板３５の
両端部は、それぞれ水平移動支持機構３８，３９
により支持されている。この水平移動支持機構３
８，３９は、上記移動支持板３５を水平（XYθ）
方向に移動自在に支持するボールガイド部４０，
４１と、上記移動支持板３５の初期位置を設定す
るスプリング４２，４３と、シリンダ機構４４，
４５の動作によりクランプレバー４６，４７を矢
印Ａ―A′方向に揺動させて上記移動支持板３５
の固定および開放を行なうクランプ部４８，４９
とから構成されている。また、前記軸受板３１に
はシリンダ機構５０が取着されている。このシリ
ンダ機構５０は、そのシリンダロツド５１が前記
移動支持板３５に固定されており、このシリンダ
ロツド５１をシリンダ本体に対し進退させること
により各軸受板３１，３２の一体化物を矢印Ｂ―
B′方向に昇降させるものである。
一方、軸受板３２の上面部には、ガイド軸５
２，５３を介して昇降支持板５４が設けられてお
り、この昇降支持板５４にはシリンダ機構５５が
取付けられている。上記各ガイド軸５２，５３に
は摺動機構５６，５７により昇降可能（矢印Ｃ―
C′方向）に昇降板５８が支持されており、この昇
降板５８は上記シリンダ機構５５のシリンダロツ
ド５９の進退動作により昇降動作する。このよう
な昇降板５８の下面部には、工具支持部６０，６
１が設けられており、これらの工具支持部６０，
６１には複数の工具６２，６２，…が所定の配置
関係を有して支持されている。ここで、この配置
関係は、被調整部である複数の被調整ねじ２１，
２１，…の位置に１対１に対応するように定めら
れる。これらの各工具６２，６２，…は、軸受板
３２のガイド孔およびガイド部材６３を通して下
方へ延出しており、その延出長は上記被調整ねじ
２１，２１，…の高さに応じて定められている。
また上記工具６２，６２，…は、その基端部がそ
れぞれジヨイント部６４，６４，…を介して伝達
軸６５，６５，…に接続され、さらにこの伝達軸
６５，６５，…からフレキシブル伝達軸６６，６
６，…を介してパルスモータ群８０の各パルスモ
ータ８１，８１，…に連結されている。なお、上
記ジヨイント部６４，６４，…に設けられたスプ
リング６７，６７，…は、被調整ねじ２１，２
１，…の高さの変化に対応して工具６２，６２，
…の延出長を変化させ、これにより被調整ねじ２
１，２１，…に対して工具６２，６２，…を常に
安定に押し付けるためのものである。
２，５３を介して昇降支持板５４が設けられてお
り、この昇降支持板５４にはシリンダ機構５５が
取付けられている。上記各ガイド軸５２，５３に
は摺動機構５６，５７により昇降可能（矢印Ｃ―
C′方向）に昇降板５８が支持されており、この昇
降板５８は上記シリンダ機構５５のシリンダロツ
ド５９の進退動作により昇降動作する。このよう
な昇降板５８の下面部には、工具支持部６０，６
１が設けられており、これらの工具支持部６０，
６１には複数の工具６２，６２，…が所定の配置
関係を有して支持されている。ここで、この配置
関係は、被調整部である複数の被調整ねじ２１，
２１，…の位置に１対１に対応するように定めら
れる。これらの各工具６２，６２，…は、軸受板
３２のガイド孔およびガイド部材６３を通して下
方へ延出しており、その延出長は上記被調整ねじ
２１，２１，…の高さに応じて定められている。
また上記工具６２，６２，…は、その基端部がそ
れぞれジヨイント部６４，６４，…を介して伝達
軸６５，６５，…に接続され、さらにこの伝達軸
６５，６５，…からフレキシブル伝達軸６６，６
６，…を介してパルスモータ群８０の各パルスモ
ータ８１，８１，…に連結されている。なお、上
記ジヨイント部６４，６４，…に設けられたスプ
リング６７，６７，…は、被調整ねじ２１，２
１，…の高さの変化に対応して工具６２，６２，
…の延出長を変化させ、これにより被調整ねじ２
１，２１，…に対して工具６２，６２，…を常に
安定に押し付けるためのものである。
また、前記軸受板３２の下面部には、被調整製
品２０の基準ガイドピン２２，２２と位置的に１
対１に対応するように位置決めされた２個のコレ
ツトチヤツク６８，６８が取着してある。これら
のコレツトチヤツク６８，６８は、調整時に基準
ガイドピン２２，２２と嵌合することにより、被
調整ねじ２１，２１，…に対する各工具６２，６
２，…の対向位置を一致させるもので、そのとき
の基準ガイドピン２２，２２の把持動作はシリン
ダ機構６９により把持部材７０を矢印Ｄ―D′方
向に上下動させることにより行なわれる。
品２０の基準ガイドピン２２，２２と位置的に１
対１に対応するように位置決めされた２個のコレ
ツトチヤツク６８，６８が取着してある。これら
のコレツトチヤツク６８，６８は、調整時に基準
ガイドピン２２，２２と嵌合することにより、被
調整ねじ２１，２１，…に対する各工具６２，６
２，…の対向位置を一致させるもので、そのとき
の基準ガイドピン２２，２２の把持動作はシリン
ダ機構６９により把持部材７０を矢印Ｄ―D′方
向に上下動させることにより行なわれる。
一方、第２図に示す制御回路１００は、製品２
０から出力される記録再生信号、つまりビデオ信
号と音声信号とを、それぞれ増幅器１０１，１０
２で増幅したのち、ビデオ信号についてはAM検
出器１０３でAM成分を検出してそれぞれマルチ
プレクサ１０４に導入している。そして、このマ
ルチプレクサ１０４で上記ビデオ信号および音声
信号を択一的に選択してアナログ・デジタル変換
器（Ａ／Ｄ）１０５に導びき、ここでデジタル量
に変換して中央処理部（CPU）１０６に導入し
ている。このCPU１０６は、次の各演算および
制御動作を行なうものである。その動作とは、 (i) 調整機構３０の各シリンダ機構に所定の順序
で駆動制御信号を発して調整機構３０を被調整
部にセツトする制御。
０から出力される記録再生信号、つまりビデオ信
号と音声信号とを、それぞれ増幅器１０１，１０
２で増幅したのち、ビデオ信号についてはAM検
出器１０３でAM成分を検出してそれぞれマルチ
プレクサ１０４に導入している。そして、このマ
ルチプレクサ１０４で上記ビデオ信号および音声
信号を択一的に選択してアナログ・デジタル変換
器（Ａ／Ｄ）１０５に導びき、ここでデジタル量
に変換して中央処理部（CPU）１０６に導入し
ている。このCPU１０６は、次の各演算および
制御動作を行なうものである。その動作とは、 (i) 調整機構３０の各シリンダ機構に所定の順序
で駆動制御信号を発して調整機構３０を被調整
部にセツトする制御。
(ii) この制御終了後、製品２０から出力されるマ
スタテープの記録再生信号を一定時間おきに導
入してその波形および信号レベルから調整すべ
き被調整ねじ２１，２１，…を判定し、かつ上
記波形および信号レベルを最適状態における値
と比較してその差を求める演算。
スタテープの記録再生信号を一定時間おきに導
入してその波形および信号レベルから調整すべ
き被調整ねじ２１，２１，…を判定し、かつ上
記波形および信号レベルを最適状態における値
と比較してその差を求める演算。
(iii) この演算によつて得た情報から、調整を必要
とする被調整ねじ２１，２１，…に対応するパ
ルスモータ８１，８１，…に対し、その調整量
に相当する駆動パルスを発生して工具６２，６
２，…を回転させ、これにより被調整ねじ２
１，２１，…の螺進量を調整せしめる制御。
とする被調整ねじ２１，２１，…に対応するパ
ルスモータ８１，８１，…に対し、その調整量
に相当する駆動パルスを発生して工具６２，６
２，…を回転させ、これにより被調整ねじ２
１，２１，…の螺進量を調整せしめる制御。
なお、このときその調整経過を表示装置１１
０に表示させるための制御動作も行なう。
０に表示させるための制御動作も行なう。
(iv) 調整終了後、調整機構３０の各シリンダ機構
に対して所定の順序で駆動制御信号を発し、こ
れにより調整機構３０を被調整部から離脱させ
る制御。
に対して所定の順序で駆動制御信号を発し、こ
れにより調整機構３０を被調整部から離脱させ
る制御。
(v) この離脱動作を終了する毎に、搬送装置１０
を駆動させて調整後の製品を送り出し、かつ同
時に次の製品を調整用ステージに搬入させて上
記(i)からの制御を行なう制御動作。
を駆動させて調整後の製品を送り出し、かつ同
時に次の製品を調整用ステージに搬入させて上
記(i)からの制御を行なう制御動作。
である。
なお、表示装置１１０は、例えばデイスプレイ
装置からなつている。
装置からなつている。
次に、以上のように構成された装置の作用を調
整順序に従つて説明する。操作パネル１２０にあ
るスタートボタンを操作してスタート信号を
CPU１０６に与えると、CPU１０６から搬送制
御信号が発せられて製品２０が調整用ステージに
送られ、およその位置決めがなされる。
整順序に従つて説明する。操作パネル１２０にあ
るスタートボタンを操作してスタート信号を
CPU１０６に与えると、CPU１０６から搬送制
御信号が発せられて製品２０が調整用ステージに
送られ、およその位置決めがなされる。
この製品の搬入が終了すると、CPU１０６か
ら先ずシリンダ機構５０に駆動制御信号が供給さ
れてこのシリンダ機構５０が駆動し、これにより
移動支持板３５に支持された調整機構の本体が降
下してコレツトチヤツク６８，６８の先端部が製
品２０の基準ガイドピン２２，２２に嵌合する。
このとき、水平移動支持機構３８，３９のクラン
プ部４８，４９は開放状態となつていて、移動支
持板３５は水平方向（XYθ方向）に移動自在と
なつている。このため、上記コレツトチヤツク６
８，６８の嵌合時に、コレツトチヤツク６８，６
８と基準ガイドピン２２，２２の位置が若干ずれ
ていると、コレツトチヤツク６８，６８の嵌合が
進行するに従つてそのときの反力により調整機構
全体が水平方向に移動し、これにより被調整ねじ
２１，２１，…と工具６，６２，…との位置合わ
せがなされる。そして、この位置合わせが終了す
ると、シリンダ機構４４，４５にCPU１０６か
ら駆動制御信号が供給されてクランプ部４８，４
９が動作し、この結果調整機構の位置は固定され
る。この位置設定が終了すると、続いてCPU１
０６からシリンダ機構６９にコレツトチヤツク６
８，６８の開放信号を出すとともにシリンダ機構
５５に駆動制御信号が供給されて昇降板５８が降
下を開始し、これにより各工具６２，６２，…は
被調整ねじ２１，２１，…に係合される。なおこ
のとき、被調整ねじ２１，２１，…と工具６２，
６２，…との間の係合状態は、スプリング６７，
６７，…により確実に設定される。
ら先ずシリンダ機構５０に駆動制御信号が供給さ
れてこのシリンダ機構５０が駆動し、これにより
移動支持板３５に支持された調整機構の本体が降
下してコレツトチヤツク６８，６８の先端部が製
品２０の基準ガイドピン２２，２２に嵌合する。
このとき、水平移動支持機構３８，３９のクラン
プ部４８，４９は開放状態となつていて、移動支
持板３５は水平方向（XYθ方向）に移動自在と
なつている。このため、上記コレツトチヤツク６
８，６８の嵌合時に、コレツトチヤツク６８，６
８と基準ガイドピン２２，２２の位置が若干ずれ
ていると、コレツトチヤツク６８，６８の嵌合が
進行するに従つてそのときの反力により調整機構
全体が水平方向に移動し、これにより被調整ねじ
２１，２１，…と工具６，６２，…との位置合わ
せがなされる。そして、この位置合わせが終了す
ると、シリンダ機構４４，４５にCPU１０６か
ら駆動制御信号が供給されてクランプ部４８，４
９が動作し、この結果調整機構の位置は固定され
る。この位置設定が終了すると、続いてCPU１
０６からシリンダ機構６９にコレツトチヤツク６
８，６８の開放信号を出すとともにシリンダ機構
５５に駆動制御信号が供給されて昇降板５８が降
下を開始し、これにより各工具６２，６２，…は
被調整ねじ２１，２１，…に係合される。なおこ
のとき、被調整ねじ２１，２１，…と工具６２，
６２，…との間の係合状態は、スプリング６７，
６７，…により確実に設定される。
さて、この状態で製品２０のテープ走行系でマ
スタテープを走行させ、その記録再生信号が
CPU１０６に導びかれると、CPU１０６へ上記
記録再生信号の波形およびその信号レベルから、
調整を必要とする被調整ねじ２１，２１，…の位
置と、そお調整量とを検出し、上記調整を必要と
するねじ２１，２１，…に対応するパルスモータ
８１，８１，…に上記調整量に相当する駆動信号
を発生する。そうすると、モータ駆動回路９０に
より上記パルスモータ８１，８１，…が駆動し
て、その駆動力がフレキシブル伝達軸６６，６
６，…、伝達軸６５，６５，…およびジヨイント
部６４，６４，…を介して工具６２，６２，…に
伝達され、この結果工具６２，６２，…が回転し
て被調整ねじ２１，２１，…の螺進量が調整され
る。そうしてCPU１０６は、以後テープの記録
再生信号を一定時間おきに導入してその都度被調
整ねじ２１，２１，…の位置と調整量とを算出
し、この算出結果に従つてパルスモータ８１，８
１，…を駆動して工具６２，６２，…を回転さ
せ、これにより徐々に最適状態に近づけて一致し
たところで調整を終了する。
スタテープを走行させ、その記録再生信号が
CPU１０６に導びかれると、CPU１０６へ上記
記録再生信号の波形およびその信号レベルから、
調整を必要とする被調整ねじ２１，２１，…の位
置と、そお調整量とを検出し、上記調整を必要と
するねじ２１，２１，…に対応するパルスモータ
８１，８１，…に上記調整量に相当する駆動信号
を発生する。そうすると、モータ駆動回路９０に
より上記パルスモータ８１，８１，…が駆動し
て、その駆動力がフレキシブル伝達軸６６，６
６，…、伝達軸６５，６５，…およびジヨイント
部６４，６４，…を介して工具６２，６２，…に
伝達され、この結果工具６２，６２，…が回転し
て被調整ねじ２１，２１，…の螺進量が調整され
る。そうしてCPU１０６は、以後テープの記録
再生信号を一定時間おきに導入してその都度被調
整ねじ２１，２１，…の位置と調整量とを算出
し、この算出結果に従つてパルスモータ８１，８
１，…を駆動して工具６２，６２，…を回転さ
せ、これにより徐々に最適状態に近づけて一致し
たところで調整を終了する。
この調整が終了すると、CPU１０６からは調
整機構３０の各シリンダ機構に前記調整開始時と
は逆の順序で駆動制御信号が供給され、この結果
調整機構３０は製品２０から離れて上方位置に復
帰し、１個の製品に対する調整が終了する。
整機構３０の各シリンダ機構に前記調整開始時と
は逆の順序で駆動制御信号が供給され、この結果
調整機構３０は製品２０から離れて上方位置に復
帰し、１個の製品に対する調整が終了する。
以後、CPU１０６からは搬送装置１０に対し
て駆動制御信号が供給されて調整済の製品２０は
搬送され、代わりに次の製品が搬入されて上記し
た一連の調整動作が行なわれる。
て駆動制御信号が供給されて調整済の製品２０は
搬送され、代わりに次の製品が搬入されて上記し
た一連の調整動作が行なわれる。
このように、本実施例の装置であれば、被調整
ねじ２１，２１，…に対する工具６２，６２，…
の位置合わせおよびねじ２１，２１，…の調整を
CPU１０６の制御により自動的に行なうことが
できるので、調整を短時間でしかも精度良く行な
うことができ、また従来のように調整に熟練を要
することもない。したがつて、調整の作業能率を
大幅に高めることができ、これにより生産性の向
上をはかり得る。
ねじ２１，２１，…に対する工具６２，６２，…
の位置合わせおよびねじ２１，２１，…の調整を
CPU１０６の制御により自動的に行なうことが
できるので、調整を短時間でしかも精度良く行な
うことができ、また従来のように調整に熟練を要
することもない。したがつて、調整の作業能率を
大幅に高めることができ、これにより生産性の向
上をはかり得る。
なお本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、工具や調整機構の昇降動作をリニアモータ
より行なつてもよい等、位置合わせ手段や制御回
路の構成、制御手順等についても、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
なく、工具や調整機構の昇降動作をリニアモータ
より行なつてもよい等、位置合わせ手段や制御回
路の構成、制御手順等についても、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
以上詳述したように本発明は、被調整装置の基
準ガイドピンおよび複数の被調整部に対し接離自
在にチヤツクと複数の工具とをそれぞれ設け、こ
れらのチヤツクおよび各工具をその軸方向および
この軸と直交する方向に一体的に移動可能に支持
し、上記チヤツクを基準ガイドピンに嵌合させる
ことにより各被調整部に対する各工具の位置合わ
せを行ない、この状態で被調整装置を動作させて
このときの動作検出信号から各被調整部の最適状
態との差を検出し、この差を零に近づけるべく前
記各工具をパルスモータ群で回転させて被調整部
の螺進量を調整するようにしたものである。
準ガイドピンおよび複数の被調整部に対し接離自
在にチヤツクと複数の工具とをそれぞれ設け、こ
れらのチヤツクおよび各工具をその軸方向および
この軸と直交する方向に一体的に移動可能に支持
し、上記チヤツクを基準ガイドピンに嵌合させる
ことにより各被調整部に対する各工具の位置合わ
せを行ない、この状態で被調整装置を動作させて
このときの動作検出信号から各被調整部の最適状
態との差を検出し、この差を零に近づけるべく前
記各工具をパルスモータ群で回転させて被調整部
の螺進量を調整するようにしたものである。
したがつて本発明によれば、被調整部と複数の
工具の位置合わせが簡単であるうえ熟練を要する
ことなく短時間で精度の良い調整を行なうことが
でき、調整作業の能率を高めて生産性の向上をは
かり得る調整装置を提供することができる。
工具の位置合わせが簡単であるうえ熟練を要する
ことなく短時間で精度の良い調整を行なうことが
でき、調整作業の能率を高めて生産性の向上をは
かり得る調整装置を提供することができる。
第１図は被調整装置としてのビデオテープのテ
ープ走行系の一例を示す斜視図、第２図は本発明
の一実施例におけるテープ走行調整装置の構成を
示すブロツク図、第３図は同装置の要部である調
整機構の構成を示す断面図である。 １０……搬送装置、２０……製品、２１，２
１，……被調整ねじ、２２，２２……基準ガイド
ピン、３０……調整機構、３１，３２……軸受
板、３３，３４……ガイド軸、３５……移動支持
板、３６，３７，５６，５７……摺動機構、３
８，３９……水平移動支持機構、４４，４５，５
０，５５，６９……シリンダ機構、４８，４９…
…クランプ部、５４……昇降支持板、５８……昇
降板、６０，６１……工具支持部、６２……工
具、６４，６４，……ジヨイント部、６５，６
５，……伝達軸、６６，６６，……フレキシブル
伝達軸、６７，６７，……スプリング、６８，６
８，……コレツトチヤツク、７０……把持部材、
１００……制御回路、１０６……中央処理部
（CPU）。
ープ走行系の一例を示す斜視図、第２図は本発明
の一実施例におけるテープ走行調整装置の構成を
示すブロツク図、第３図は同装置の要部である調
整機構の構成を示す断面図である。 １０……搬送装置、２０……製品、２１，２
１，……被調整ねじ、２２，２２……基準ガイド
ピン、３０……調整機構、３１，３２……軸受
板、３３，３４……ガイド軸、３５……移動支持
板、３６，３７，５６，５７……摺動機構、３
８，３９……水平移動支持機構、４４，４５，５
０，５５，６９……シリンダ機構、４８，４９…
…クランプ部、５４……昇降支持板、５８……昇
降板、６０，６１……工具支持部、６２……工
具、６４，６４，……ジヨイント部、６５，６
５，……伝達軸、６６，６６，……フレキシブル
伝達軸、６７，６７，……スプリング、６８，６
８，……コレツトチヤツク、７０……把持部材、
１００……制御回路、１０６……中央処理部
（CPU）。
Claims (1)
- １ 被調整装置の基準ガイドピンおよび複数の被
調整部に対し位置的に対応して配置されたチヤツ
クおよび複数の工具と、これらチヤツクおよび複
数の工具をその軸と直行する面内において移動自
在に支持しかつ前記基準ガイドピンに対する前記
チヤツクの位置合せ終了後に固定される水平移動
支持機構を有し、前記チヤツクおよび各工具をそ
の軸方向およびこの軸と直行する方向にそれぞれ
一体的に移動可能に支持する第１の支持機構と、
この第１の支持機構に設けられ前記各工具のみを
その軸方向に移動自在に支持する第２の支持機構
と、前記第１の支持機構を移動させることにより
前記チヤツクを前記基準ピンに対し接離自在に移
動せしめる第１の駆動機構と、前記第２の支持機
構を移動させることにより前記各工具を前記各被
調整部に対して接離自在に移動せしめる第２の駆
動機構と、前記工具を回転させるパルスモータ群
と、調整動作中にある前記被調整装置からの動作
検出信号を受けて前記各被調整部の調整状態を認
識し最適状態との差から調整を必要とする前記被
調整部及びその調整量を求める制御回路と、この
制御回路からの駆動信号を受けて前記パルスモー
タ群を駆動するモータ駆動回路とを具備したこと
を特徴とする調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14194482A JPS5933658A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14194482A JPS5933658A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5933658A JPS5933658A (ja) | 1984-02-23 |
| JPS6332580B2 true JPS6332580B2 (ja) | 1988-06-30 |
Family
ID=15303765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14194482A Granted JPS5933658A (ja) | 1982-08-16 | 1982-08-16 | 調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933658A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006126593A1 (ja) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 部品位置調整装置 |
| US11618432B2 (en) | 2019-12-19 | 2023-04-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Program update method |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6213099A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-21 | パイオニア株式会社 | 部品自動調整装置 |
| JPS6213098A (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-21 | パイオニア株式会社 | 部品自動調整装置 |
| JP2539365B2 (ja) * | 1985-07-15 | 1996-10-02 | 株式会社日立製作所 | Ｖｔｒ互換調整方法 |
| JPH0639030B2 (ja) * | 1985-07-25 | 1994-05-25 | 株式会社日立製作所 | 位置調整方法およびその装置 |
| JPS6244327A (ja) * | 1985-08-22 | 1987-02-26 | Hitachi Ltd | 位置調整装置 |
| CN108161421B (zh) * | 2016-11-28 | 2019-08-16 | 唐山首星机械设备有限公司 | 一种新能源汽车充电桩专用自动化安装设备及其安装方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5784686A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-27 | Hitachi Ltd | Construction of screw driver rotation |
-
1982
- 1982-08-16 JP JP14194482A patent/JPS5933658A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5784686A (en) * | 1980-11-17 | 1982-05-27 | Hitachi Ltd | Construction of screw driver rotation |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006126593A1 (ja) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 部品位置調整装置 |
| US11618432B2 (en) | 2019-12-19 | 2023-04-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Program update method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5933658A (ja) | 1984-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6332580B2 (ja) | ||
| CN108646181A (zh) | 一种制动电机负载试验系统及其试验方法 | |
| CN112611272A (zh) | 导弹测试装置 | |
| JPS59203262A (ja) | ビデオテ−プ走行系の調整方法およびその調整装置 | |
| JPH06733A (ja) | 板材加工装置 | |
| JPH0423723B2 (ja) | ||
| CN209729882U (zh) | 一种基于半导体器件加工的旋转定位装置 | |
| CN113579770A (zh) | 一种多功能大型机外预调装卸平台 | |
| JPH06320376A (ja) | レンズの芯出し方法および装置 | |
| JPH10104131A (ja) | 冷凍試料の切断装置 | |
| JPS62159367A (ja) | ビデオテ−プ走行系の調整装置 | |
| JPS6282536A (ja) | ビデオテ−プ走行系の調整装置 | |
| JPS6244327A (ja) | 位置調整装置 | |
| CN220903339U (zh) | 一种单轴机械手角度调节装置 | |
| JPH076458A (ja) | Ｖｃｒデッキメカニズムのテープ走行系自動調整方法及び装置 | |
| CN213515367U (zh) | 一种螺纹检测装置 | |
| CN220455400U (zh) | 一种直线电机的测速定位装置 | |
| JPH0753195Y2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
| JPS621162A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダのテ−プ走行系調整方法及びその装置 | |
| JP2001284279A (ja) | 円筒状部材着脱方法 | |
| JPH0581795A (ja) | デイスク装置のヘツド位置自動調整装置 | |
| US6223798B1 (en) | Head chip mounting apparatus | |
| SU1291318A1 (ru) | Устройство дл электроэрозионного легировани | |
| JPH07270662A (ja) | レンズの芯出し装置および芯出し方法 | |
| JPS6224924A (ja) | 位置調整方法およびその装置 |