JPS6332041Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6332041Y2
JPS6332041Y2 JP6509083U JP6509083U JPS6332041Y2 JP S6332041 Y2 JPS6332041 Y2 JP S6332041Y2 JP 6509083 U JP6509083 U JP 6509083U JP 6509083 U JP6509083 U JP 6509083U JP S6332041 Y2 JPS6332041 Y2 JP S6332041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable plate
rod
support joint
fixed
fixed plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6509083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6057465U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6509083U priority Critical patent/JPS6057465U/ja
Publication of JPS6057465U publication Critical patent/JPS6057465U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6332041Y2 publication Critical patent/JPS6332041Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、腕木式踏切遮断機の設置された踏
切において、列車の踏切への接近による遮断桿の
下降開始にも不拘、踏切を無暴に通過せんとする
自動車等もしくは踏切の横断中、下降を開始せる
遮断桿を通過せんとする自動車等により遮断桿自
体を強制的に左もしくは右の斜め上方に押圧・回
動させて遮断桿の折損を防止可能とした腕木式踏
切遮断機における遮断桿折損防止装置に係るもの
である。
腕木式踏切遮断機における遮断桿が、列車の踏
切への接近により下降開始しているのにも不拘、
道路側から踏切を無暴に横断せんとする自動車等
もしくは踏切横断中に下降を開始せる遮断桿を押
圧して線路側から道路側に走行しようとする自動
車等により遮断桿を斜め上方に押圧させて切損を
防止可能とした遮断桿の切損防止手段が既に提案
され、また実施されているが、従来におけるこの
種の手段にあつては、遮断桿を線路側から道路側
に対する方向にだけ回動・上昇させているが、現
今にあつては既に遮断桿が下降を開始しているに
も不拘、道路側から踏切を無暴に横断せんとする
自動車等により、遮断桿が無理に反対方向に押圧
され、その結果、甚しきときには折損され、踏切
遮断が不可能となるため、遮断桿としての機能を
充分発揮しているものとは云い難い。そこでこの
考案は前述のような欠点を是正する意図のもと
に、自動車等が踏切における線路側もしくは道路
側にあるかに不拘、遮断桿を自動車等の進行方向
に対し、線路側、道路側いずれの方向にも円滑に
追随・上昇させることで遮断桿の異常な押圧力に
よる折損を防止して踏切遮断機としての機能を、
従来のものに比しよりよく発揮可能とした腕木式
踏切遮断機における遮断桿折損防止装置を提供し
ようとするものである。
以下図面について、この考案の一実施例を述べ
るに、減速器を収容したホルダー(図示しない)
に挿入・締結され、水平位置から略90度上方に回
動する固定筒1の前端(第1図、第2図において
右側を前方、左側を後方とする。)に、略三角形
状の固定板2の下方を溶接等の手段で固定し、該
固定板2の後部面に前端が溶着・一体化され、か
つ前記固定筒1の前方を被覆せる支承体3の中央
に、台形状の起立板4を設定・直立し、この起立
板4の下面を前記支承体3の上面に、また前端面
を、固定板2の中央で上下方向に亘り後面に夫々
溶着・一体化してある。また、固定筒1の後方内
側に収容された受板5を貫通・螺合せるネジ部a
を有する牽引桿6の前端にストツパー7を溶接し
て一体化し、該ストツパー7の前端に溶着したU
字状の係止片8の前端に、適数個のリンク9を可
動連結し、これらリンク9を前記固定板2の通孔
Cに貫通させると共に、前端に連結せるU字状の
係止片10の先端を、後述の略三角形状の可動板
15に貫通止着し、また固定筒1の内側で固定板
2と前記受板5との間に張設された復帰ばね11
を、常時、後方(第2図においてZ方向)に弾
発・付勢させ、可動板15を固定板2に対して密
着状態下に保持させ、徒らな揺動を阻止してい
る。また固定板2の頂点近傍の側縁(第4図にお
いて右側縁)に、長短のブラケツト13,14を
突出せる略「コ」の字状の保持体12を固定し、
これらブラケツト13,14の夫々に穿設された
通孔13′,14′に支軸P10を挿通・定着し、該
支軸P10に後述のT字状の支持ジヨイントS1を回
動自在に被覆・嵌合し、この支持ジヨイントS1
上方に一体に突出せる膨出片e2に、後述の支持ジ
ヨイントS2の上方に一体に突出せる膨出片e3を接
合すると共に、支持ジヨイントS1と一体に側方
(第6図において左側)に直交下に突出せる支軸
P20に、支持ジヨイントS2を回動自在に被覆・嵌
合し、可動板15を第4図において支軸P10を中
心として右側(たとえば道路側)に、また支軸
P20を中心として左側(たとえば線路側)に回動
可能としてある。
支持ジヨイントS1にはブラケツト13と接合す
べき膨出片e1を膨出片e2に直交状態下に一体に形
成し、しかしてブラケツト13と膨出片e1の夫々
にピン孔i,u1を、また膨出片e2,e3の夫々にピ
ン孔u2,u3を穿設し、これらピン孔i,u1には保
護ピンP1をピン孔u2,u3には保護ピンP2を夫々挿
通・定着し、これら保護ピンP1,P2は黄銅製が
好適にして、後述の遮断桿17が道路側から線路
側(第4図においては左側)に押圧されたとき、
保護ピンP2が支持ジヨイントS2によりせん断さ
れるまで可動板15は作動しないようにしてあ
る。可動板15の頂点近傍の側縁(第4図におい
て左側縁)に円筒状の支持ジヨイントS2を一体に
突出・形成し、この支持ジヨイントS2の膨出片e3
に接合すべき膨出片e2とを保護ピンP2で結合し、
また膨出片e2を一体に形成せる支持ジヨイントS1
(第4図において右方)の膨出片e1とブラケツト
13とを保護ピンP1で結合し、これら支持ジヨ
イントS2,S1は第4図にみるように可動板15と
固定板2との夫々の頂点を中心に左右に分離し、
かつ相互に直交下に設定され、可動板15を固定
板2に対し左・右いずれかの方向に回動・上昇
(通常は斜め45度の方向)可能としてある。また
この可動板15の左、もしくは右方向への回動時
における案内片g2,g1を固定板2の底縁2′の両
端に固定してある。
前記可動板15の左右(第4図において)の縁
中間に定着した「コ」の字状の支持片f1,f2に回
動自在に支持されたローラr1,r2の夫々を、固定
板2の左右の支軸d1,d2に夫々枢着されたステツ
カーK1,K2の水平腕h1,h2の凹部n1,n2(第2図
ではステツカーK2の凹部n2および後述の凸部n4
のみ記載されているが)に、通常時には嵌入して
おり、またこれら水平腕h1,h2の凹部n1,n2より
先端に向け凸部n3,n4とし、他方、ステツカー
K1,K2の上端と前記固定板2の中間との間に張
設・係止されたコイル状の緩衝ばね16を常時、
直立腕v1,v2(図面ではv2のみ示されている。)の
側に弾発付勢し、可動板15に取付けた遮断桿1
7が一定の押圧力以下では作動しないようにして
おく。しかして遮断桿17が押圧・上昇されると
きにはローラr2(またはr1)がステツカーK2(また
はK1)を押し開くようになるが、緩衝ばね16
の抵抗で急激な可動板15の動きを抑制し、また
遮断桿17が下降、復帰してローラr2(またはr1
がステツカーK2(またはK1)に当接すると、先端
の凸部n4(またはn2)を押圧・下降させ乍ら、凹
部n2(またはn1)に係入されるが、このとき緩衝
ばね16の抵抗で可動板15は急激な衝撃をうけ
ないで復帰可能である。可動板15の前面の略中
央に、断面略U字形の遮断桿被覆体18を溶接
し、該遮断桿被覆体18の内周面に後部を被覆・
嵌合された遮断桿17の後端を可動板15に当接
すると共に、Uボルト19で遮断桿被覆体18と
遮断桿17とを一体的に可動板15に取付けてあ
る。さらに可動板15の下方に固定・突出した一
対の突出片q1,q2に支軸y1,y2を横架・定着し、
これら支軸y1,y2の夫々に揺動自在に懸垂された
ロツカーL1,L2の下方における係合部20を遮
断桿17が水平位置から所定角度(通常は70度程
度)上昇したとき、固定板2の底縁2′に係合し
始め、遮断桿17が完全に直立状態になつたと
き、前記底縁2′に係合し、遮断桿17が固定板
2と一体的になつて鎖錠状態となり、遮断桿17
の直立時(踏切の開放時)に慣性や風圧などで揺
動することのないようにしてあり、また、前記係
合部20の下部後方の傾斜部21(第1図参照)
は、遮断桿17が斜め上方に押圧・傾倒後、押圧
を解除されたとき、固定板2の底縁2′を容易に
通過可能としてある。
また、遮断桿17が丈高のトラツクやトレーラ
ー等により著しく上方に押圧され、もしくは遮断
桿17が上昇途中にあるとき、自動車等の無暴運
転等で、第10図のように上昇時の正常位置−
から線路側に傾倒したままの転倒位置−に
なることがないように、遮断桿17を原状位置に
復帰させるための板ばねT1,T2の根部を、固定
板2の左右(第4図において)における側縁中途
にボルト、ナツトのような止着具jで夫々固定
し、これらの板ばねT1,T2は根部より自由端に
向け末細状にして、かつ自由端近傍において遮断
桿17の上面に対し、凹から凸に反転・屈曲する
弧状の湾曲部22(第3図参照)を形成し、該湾
曲部22に遮断桿被覆体18の上面が当接するよ
うにしてある。図中23は遮断桿被覆体18の補
強用リブ、24は軌条、25は踏切板である。
この考案は前述のような構成であるから、遮断
桿が外力を受けることなくレール敷設面に平行に
通常の上下運動を行うときは、減速器を介し固定
筒1、固定板2、可動板15および遮断桿17は
一体的のもとに作動して踏切道(図示しない)の
開閉を行なうことは従来の腕木式遮断機の場合と
全く同様であるが、いまたとえば自動車等が踏切
道を通過中に既に水平状態にある遮断桿17の一
部に当接し、遮断桿17を道路側から線路側に向
けて押圧するとき、遮断桿17は第4図において
左側上方に向け強制的に移行されるので遮断桿1
7と一体的な可動板15は、固定板2側に定着さ
れた支軸P20を中心として回動され、固定板2の
前面から斜め上方に向けて離脱される。しかして
可動板15の回動により復帰ばね11は固定筒1
内を前方に牽引・圧縮される一方、ローラr2はス
テツカーK2の凹所n2上を転動して凸部n4に向う
とき、緩衝ばね16の抵抗で可動板15の急激な
回動を抑制し乍ら、可動板15を上方に回動させ
るので遮断桿17、可動板15の外力に基づく損
傷を回避できる。そして左側上方に押圧された遮
断桿17がある位置迄上昇して自動車等による押
圧状態から離脱すると、遮断桿17、可動板15
は自由状態となるため、復帰ばね11の復原力に
より可動板15が固定板2側に復帰するが、ロー
ラr2が凸部n4に係合し、凹部n2に向うとき、緩衝
ばね16の抵抗により、遮断桿17は急激な緩衝
をうけることなく、しかも速かに原状(水平状
態)に復帰し、遮断桿17により踏切道を遮断可
能となり、また遮断桿17の原状復帰でローラr2
も第2図にみるように凹部n2に嵌入すると共に、
ローラL2の傾斜部21は固定板2の底縁2′を容
易に通過して第1図にみるような位置に復帰し、
なお、可動板15の左側上方への回動および左側
への復帰に際し、可動板15の左側底部は、固定
板2の案内片g2により誘導されて妄りに揺動する
ことがない。また遮断桿17が著しく上方に押圧
され、もしくは遮断桿17が上昇時の正常位置
−より、線路側の位置−に押圧・転倒され
たとき、板ばねT2の湾曲部22で遮断桿被覆体
18の上面を押し戻されて、原状に復帰すること
になる。
また線路側から道路側に向け自動車等が水平状
態下の遮断桿17を押圧させるときは、支持ジイ
ントS1が支軸P10を中心として回動し、可動板1
5を、第4図において右側上方に押圧し、またそ
の復帰時には可動板15の左側での作動と同様で
あるから、その説明は省略する。
この考案によれば、略三角形状の固定板の頂点
近傍側縁に並列・定着せる支軸に、略T字状の支
持ジヨイントを回動自在に嵌合し、該支持ジヨイ
ントに一体に直交・突出した支軸に円筒状の支持
ジヨイントを回動自在に被覆・嵌合し、この支持
ジヨイントを、遮断桿を一体的に装着せる略三角
形状の可動板の頂点近傍側縁に一体に突出させ、
これら一対の支持ジヨイントを前記頂点の両側に
おいて直交下に設定したので、踏切における線路
側もしくは道路側にある自動車等が走行し、既に
踏切道を遮断して水平状態にあるか、もしくは下
降を開始せる遮断桿を押圧するとき、この自動車
等の遮断桿への押圧により、遮断桿と一体的な可
動板の固定板に対し、いずれかの支軸を中心に左
方もしくは右方への回動・上昇により自動車等の
遮断桿の切損、破壊を免れ得るし、また一方向た
とえば固定板に対し左方もしくは右方のいずれか
にしか回動できなかつた従来この種の遮断桿折損
防止装置に比し、本案品にあつては可動板が自動
車等の進行方向に応じ左右いずれかの側にも回動
できるので、遮断桿にとり、その折損・破壊の惧
れを大巾に低減可能であり、従来に比し遮断桿の
より長期に亘る使用が可能にして経済的でもある
と共に、支持ジヨイント相互の対設・組付も支軸
を介して容易になし得るので特に著しい煩雑感を
伴うこともない等の実益を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例にして、第1図は板
ばねを省略せる要部正面図、第2図は仝上要部平
面図、第3図は固定板右辺の水平時の要部正面
図、第4図は第1図の−線断面図、第5図は
固定板の第1図の−線矢視図、第6図は第4
図の−線拡大断面図、第7図は支持ジヨイン
ト部分の分解斜視図、第8図は固定筒と固定板と
の結合状態図、第9図は第2図のL部拡大断面
図、第10図は遮断桿の線路側への転倒時の説明
図である。 2……固定板、15……可動板、17……遮断
桿、S1……略T字状の支持ジヨイント、S2……円
筒状の支持ジヨイント、P10,P20……支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略三角形状の固定板の頂点近傍側縁に並列・定
    着せる支軸に略T字状の支持ジヨイントを回動自
    在に嵌合し、該支持ジヨイントに一体に直交・突
    出した支軸に回動自在に被覆・嵌合した円筒状の
    支持ジヨイントを、遮断桿を一体的に装着せる略
    三角形状の可動板の頂点近傍側縁に一体に突出・
    形成させ、この可動板側の支持ジヨイントと固定
    板側の支持ジヨイントとを前記頂点の両側におい
    て直交下に設定し、遮断桿の押圧に伴い可動板を
    固定板に対し左右いずれの方向にも追随・上昇さ
    せるようにした腕木式踏切遮断機における遮断桿
    折損防止装置。
JP6509083U 1983-05-02 1983-05-02 腕木式踏切遮断機における遮断桿折損防止装置 Granted JPS6057465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6509083U JPS6057465U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 腕木式踏切遮断機における遮断桿折損防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6509083U JPS6057465U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 腕木式踏切遮断機における遮断桿折損防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6057465U JPS6057465U (ja) 1985-04-22
JPS6332041Y2 true JPS6332041Y2 (ja) 1988-08-26

Family

ID=30195285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6509083U Granted JPS6057465U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 腕木式踏切遮断機における遮断桿折損防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6057465U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009001042A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 East Japan Railway Co 遮断かん折損防止器の組立て方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6057465U (ja) 1985-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8485478B2 (en) System and method for servicing a breakaway gate
JPS6056660A (ja) 車輛拘束具
US6470626B2 (en) Gate release mechanism with detent and plunger, and gate incorporating same
US20010042489A1 (en) Step apparatus for platform
CN113005950A (zh) 一种道路修建用路面警示防护架
EP0208436B2 (en) Hood device for coupling cars
JPS6332041Y2 (ja)
CN103241690B (zh) 高空作业车及其工作斗
JPS6332042Y2 (ja)
US2936143A (en) Mailbox support
US4266818A (en) Safety bumper for trucks
JPS6240252B2 (ja)
KR100896765B1 (ko) 차량 통제용 차단기
TWM520031U (zh) 車門安全開啟裝置
JP2510433Y2 (ja) 腕木式電気踏切しゃ断機
JP2604056Y2 (ja) キャブチルト装置
JP3360997B2 (ja) 転落防止装置
JPH11321590A (ja) 車輪止め装置
CN220433481U (zh) 一种防撞安全型道闸
KR200374521Y1 (ko) 철도 건널목의 바리케이드장치
JP2938434B1 (ja) 腕木式しゃ断機
CN219315566U (zh) 一种道路限高装置
JPH0324238Y2 (ja)
JPH11171018A (ja) 警戒遮断装置
JPS6123576Y2 (ja)