JPS63318660A - 複数ホストコンピュ−タの更新方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野Ｊ 本発明は複数ホストコンピュータの更新方式に関し、特
に複数のホストコンピュータによりネットワークが構築
されている情報処理システムにおける複数ホストコンピ
ュータの更新方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、複数のホストコンピュータの更新（ホストコンピ
ュータが有するファイル等の情報の更新。

更新には参照等も含まれる。以下同様）は、各々別の情
報処理システムにおける処理として行われていた０例え
ば、農ｔａ（農業協同組合。以下同様）における信用業
務（貯金等を扱う業務）と経済業務（Ｕｉ売および購買
等を扱う業務）とについてホストコンピュータが処理を
行う場合に、各々別々にホストコンピュータが用意され
端末ｖｔ置も別のものが使用されていた。

しかし、近年のホストコンピュータや端末装置のネット
ワーク化に伴い、複数のホストコンピュータにより共有
されている端末装置からネットワークを構築している複
数のホストコンピュータの更新を行う場合が増加してい
る。

この場合の従来の複数ホストコンピュータの更新方式で
は、端末装置から入力されたデータに基づくホストコン
ピュータと端末装置との間で送受される更新処理に係る
電文（以下、更新電文という）の端末装置からの一度の
送信により複数のホストコンピュータの更新を連続して
行うという方式が採られていた。

第３図は、従来の複数ホストコンピュータの更新方式の
一例における更新電文の振分けの制御を示すブロック図
である（破線は更新電文の流れを示す）。

この複数ホストコンピュータの更新方式では、端末装置
＆１０４から入力されたデータに基づく更新電文がネッ
トワーク制御装置１０３の制御によりホストコンピュー
タＡ　ｌｏｔに送信され、ホストコンピュータＡ　１０
１の更新が行われた後にその更新に基づく更新電文がネ
ットワーク制御装置１０３の制御により直ちに（端末袋
！１０４に返送されることなく）ホストコンピュータＢ
１０２に送信されてホストコンピュータＢ　１０２の更
新が行われていた。

（発明が解決しようとする問題点〕 上述した従来の複数ホストコンピュータの更新方式では
、ネットワーク制御装置１０３による第３図に示す、よ
うな更新電文の制御が行われているので、例えばホスト
コンピュータＡ　１０１で障害が発生してネットワーク
ＩＩＩ？ｉｌ装置１０３から無応答エラーが端末装置１
０４に返送された場合に、端末装置１０４ではその無応
答エラーがホストコンピュータＡ１０１およびホストコ
ンピュータＢ　１０２のいずれの障害によって送出され
たものであるかという認識ができないという欠点がある
。したがって、端末装置１０４のオペレータが障害を復
旧するためにはどちらのホストコンピュータの障害であ
るかを確認するための両方のホストコンピュータへの問
合せの時間を必要とするという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、複数のホストコンピ
ュータの更新時に何らかの障害が発生した場合にどのホ
ストコンピュータの更新中に障害が発生したかを示す情
報が端末装置で確認でき障害の発生に対する素早い対応
が可能になる複数ホストコンピュータの更新方式を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の複数ホストコンピュータの更新方式は、端末ｖ
ｔ置を共有しネットワークを構築している複数のホスト
コンピュータを有する情報処理システムにおいて、複数
のホストコンピュータを更新する際に各ホストコンビ二
一夕の更新後に更新電文が端末装置に返送されるように
ネ−／　トワークの制御を行うネットワーク制御手段と
、このネツトワーり制御手段を介して端末装置に送信す
る更新電文に連動情報を付加するホストコンピュータ中
の連動情報付加手段と、特定のホストコンピュータの前
記連動情報付加手段により連動情報が付加され前記ネッ
トワーク制御手段を介して送信されてきた更新電文に基
づき前記特定のホストコンピュータ以外のホストコンピ
ュータに更新電文を送信するか否かの判断を行う端末装
置中の判断手段と、特定のホストコンピュータの前記連
動情報付加手段により連動情報が付加され前記ネットワ
ーク制御手段を介して送信されてきた更新電文に基づき
前記特定のホストコンビ二一タの更新処理が成立したか
否かを示す情報を出力する端末装置中の出力手段とを存
する。

（作用〕 本発明の複数ホストコンピュータの更新方式では、ネッ
トワーク制御手段が複数のホストコンピュータを更新す
る際に各ホストコンピュータの更新後に更新電文が端末
装置に返送されるようにネットワークの制御を行い、ホ
ストコンピュータ中の連動情報付加手段がネットワーク
制御手段を介して端末装置に送信する更新電文に連動情
報を付加し、端末装置中の判断手段が特定のホストコン
ピュータの連動情報付加手段により連動情報が付加され
ネットワーク制御手段を介して送信されてきた更新電文
に基づきそのホストコンピュータ以外のホストコンピュ
ータに更新電文を送信するか否かの判断を行い、端末装
置中の出力手段が特定のホストコンピュータの連動情報
付加手段により連動情報が付加されネットワーク制御手
段を介して送信されてきた更新電文に基づきそのホスト
コンピュータの更新処理が成立したか否かを示す情報を
出力する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の複数ホストコンピュータの更新方式
の一実施例の構成を示すブロック図である０本実施例の
複数ホストコンピュータの更新方式は、２台のホストコ
ンピュータにより構築されているネットワークを有する
情報処理システムに実現されており、ホストコンピュー
タＡＩと、ホストコンピュータＢ２と、ネットワーク制
御装置３と、端末ｖｔ置４とから構成されている。

ホストコンピュータＡＩは、端末装置４から送信されて
きた更新電文等の電文に基づき処理を行うデータ処理部
１１と、端末装置４に送信する更新電文に連動情報６（
第５図参照）を付加する情報付加部１２と、連動情報６
が付加された更新電文を端末装置４に向けて送信するデ
ータ送信部１３とを含んで構成されている。

同様に、ホストコンピュータＢ２は、データ処理部２１
と、情報付加部２２と、データ送信部２３とを含んで構
成されている。

ネットワーク制御袋′１１３は、ネットワークの中心で
更新電文等の電文の振分けの制御を行っている。

第２図を参照すると、ネットワーク制御装置３による更
新電文の振分けの［１（破線は更新電文の流れを示す）
は、端末装置４から入力されたデータに基づ（更新電文
がホストコンピュータＡ１に送信されてホストコンピュ
ータＡｌの更新が行われ、この更新に基づく連動情報６
が付加された更新電文が一旦端末装置４に返送され、端
末装置４における所定の処理を経た後にこの処理に基づ
く更新電文がホストコンピュータＢ２に送信されてホス
トコンピュータＢ２の更新が行われ、この更新に基づ（
連動情報６が付加された更新電文が端末装置４に返送さ
れるという態様で行われている。

端末装置４は、オペレータ等がデータを入力するデータ
人力部４１と、あるホストコンピュータから返送されて
くる更新電文中の連動情報６に基づき他のホストコンピ
ュータに更新電文を送信するか否かの判断を行う判断部
４２と、あるホストコンピュータから返送されてくる更
新電文に付加された連動情報６中の処理結果６１（第５
図参照）に基づきそのホストコンピュータにおける更新
処理が成立したか否かを示す情報を画面５（第４図参照
）上に表示する画面表示部４３と、更新電文等の電文を
生成してホストコンピュータに対して送信するデータ送
信部４４とを含んで構成されている。

第４図を参照すると、端末装置４上の画面５は、データ
表示部５１と、メツセージ表示部５２とから構成されて
いる。

第５図を参照すると、ホストコンピュータカラ端末装置
４に送信される更新電文に付加される連動情報６は、更
新処理が正常に行われたか否か等の情報を示す処理結果
６１と、他のホストコンピュータの更新を連動させて行
う必要がある場合にその指示や更新の必要があるホスト
コンピュータの識別情報等を示す連動指示６２と、連動
指示６２で指定された他のホストコンピュータの更新に
使用されるデータである連動データ６３とから構成され
ている。

次に、このように構成された本実施例の複数ホストコン
ピュータの°更新方式の動作について説明する。なお、
ここではホストコンピュータＡｌが農ｖＡＡにおける信
用業務を扱うホストコンピュータ（以下、信用ホストと
いう）でありホストコンピュータＢ２が農協Ａにおける
経済業務を扱うホストコンピュータ（以下、経済ホスト
という）であるとし、農協Ａの貯金口座を持っている組
合員Ｂが代金３０，０００円の１０袋の肥料Ｃを貯金口
座からの即時決済という方法を指定して買い求めたとき
のホストコンピユー多Ａ１とホストコンピュータＢ２と
の更新の動作について説明する。

この場合には、まず端末装置４のデータ入力部４１より
組合員Ｂに対して１０袋の肥料Ｃを貯金口座からの即時
決済によって販売したというデータが、第４図中のデー
タ表示部５１の上部に示すフォーマットの貯金決済デー
タおよび下部に示すフォーマットの商品販売データに対
して入力される。

入力されたデータに基づく更新電文（データ送信部４４
により生成される）は、まず経済、ホストであるホスト
コンピュータＢ２に向けてネットワーク制御装置３に対
してデータ送信部４４により送信される。

ネットワーク制御装置３の制御により更新電文を受信し
たホストコンピュータＢ２では、この更新電文に基づき
組合員Ｂに対する売掛金、農協Ａの売上げ、肥料Ｃの在
庫および農協への日計等のファイルがデータ処理部２１
により更新される。

この更新に基づきホストコンピュータＢ２から送信すべ
き更新電文に、正常にファイル更新が行われた旨の処理
結果６１　（ここでは正常にファイル更新が行われたも
のとする）と、信用ホストであるホストコンピュータＡ
Ｉに対する連動指示６２と、組合員Ｂの貯金口座の口座
番号および肥料Ｃの代金である金額３０．０００円を内
容とする連動データ６３とからなる連動情報６が情報付
加部２２により付加される。

次に、データ送信部２３からこの更新電文が端末装置４
に向けてネットワーク制御装置３に対して送信される。

ネットワーク制御装置３のｖｔｍにより上述の更新電文
を受信した端末装置４では、判断部４２においてこの更
新電文が信用ホストであるホストコンピュータＡＩへの
連動指示６２が付加されたものであることが判断される
。

この判断に基づきデータ送信部４４から口座番号および
金額３０，０００円を内容とするデータ（ホストコンピ
ュータＢ２からの更新電文に付加されていた連動データ
６３に基づ（データ）を有する更新電文が、ホストコン
ピュータＡｌに向けてネットワーク制御装置３に対して
送信される。

また、端末装置４の画面表示部４３では、ホストコンピ
ュータＢ２において更新電文に付加されたファイル更新
が正常終了した旨を示す処理結果６１に基づき、画面表
示部４３に存在するテーブル（図示せず）から処理結果
６１と対応するメツセージ（例えば、第４図のメツセー
ジ表示部５２に示している「経済ホスト更新終了」とい
うメツセージ）が取り出されそのメツセージが画面５の
メツセージ表示部５２に表示される。

一方、端末装置４より再び送信された更新電文は、ネッ
トワーク制御装置３を介して信用ホストであるホストコ
ンピュータＡ１で受信される。

ホストコンピュータＡ１では、データ処理部１１におい
て端末装置４より送信されてきた更新電文中のデータに
基づき組合員Ｂの口座番号の貯金口座から金額３０，０
００円を引き落とす処理が行われ関連するファイル更新
の処理が行われる。

この更新に基づいて端末装置４に送信される更新電文に
関してはそれ以後の他のホストコンピュータにおける更
新を指示する必要がないので、情報付加部１２ではファ
イル更新が正常に行われた旨の処理結果６１　（正常に
終了したものとする）のみが付加され連動指示６２およ
び連動データ６３は付加されず（更新電文のフォーマッ
トとしては連動指示６２および連動データ６３のフィー
ルドは存在し、連動指示６２には連動を指示しない旨の
情報が格納される）、データ送信部１３より端末装置４
に向けてネットワーク制御装置３に対してこの更新電文
が送信される。

ネットワーク制御装置３を介して上述の更新電文を受信
した端末装置４では、ホストコンピュータＢ２からの更
新電文を受信したときと同様に画面表示部４３において
信用ホストであるホストコンピュータＡｔからの更新電
文に付加される処理結果６１に対応するメツセージが画
面表示部４３中のテ−プルから参照され、画面５のメツ
セージ表示部５２にそのメツセージが表示される。

上述のようにして本実施例の複数ホストコンピュータの
更新方式による処理によって、端末装置４から入力され
たデータにより経済ホストであるホストコンピュータＢ
２のファイルと信用ホストであるホストコンピュータＡ
１のファイルとの更新が行われ、しかもそれぞれの更新
後の確認情報である処理結果６１に基づく情報の画面５
への表示が行われる。

なお、本実施例ではホストコンピュータの更新後の確認
情報であるメツセージが端末装置４の画面表示部４３中
のテーブルから参照されて画面５のメツセージ表示部５
２に表示される場合について述べたが、画面表示部４３
等の制御によってメツセージの表示だけでなくオペレー
タに対する確認の旨の入力の要求をメツセージ表示部５
２を使用して行うことにより、経済ホストであるホスト
コンピュータＢ２の更新の処理結果に基づき信用ホスト
であるホストコンピュータＡｌの更新を行うか否かとい
う判断をオペレータに行わせることが可能となる。

ま・た、端末装置４に電子ジャーナル等のジャーナルフ
ァイルを設定してホストコンピュータからの更新電文を
端末袋′１１４が受信する毎に、そのジャーナルファイ
ルに連動情報６のジャーナルを書き込むことにより複数
ホストコンピュータの更新の処理の履歴を管理すること
も可能である。

さらに、本実施例ではホストコンピュータがホストコン
ピュータＡＩとホストコンピュータＢ２との２台である
場合について述べたが、３台以上のホストコンピュータ
により構築されるネットワークにおいても本発明が通用
できることはいうまでもない。

加えて、本実施例では端末装置４においてホストコンピ
ュータから送信されて（る更新電文中の処理結果６１に
基づく情報を画面５に表示する場合について述べたが、
印字装置による出力等の他の方法により出力することが
できることはいうまでもない（処理結果６１に基づく情
報を上述のジャーナルファイルに採取しておき一括して
出力することも可能である）。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ホストコンピュータの更
新後に更新電文に連動情報を付加して必ず一旦端末装置
に返送することにより、複数のホストコンピュータの更
新時に何らかの障害が発生した場合にどのホストコンピ
ュータの更新中に障害が発生したかを示す情報が端末装
置で確認でき障害の発生に対する素早い対応が可能にな
るという効果がある。

すなわち、端末装置のオペレータは画面に表示されるメ
ツセージやジャーナルファイルに採取されているジャー
ナル等によりホストコンピュータに対する問合せを必要
とせずに障害発生箇所の認識ができる。また、ホストコ
ンピュータの障害によって更新電文が返らずネットワー
ク制御装置より無応答エラーが返送されたとしても、そ
の時点までに表示されているメツセージ等に基づいてど
のホストコンピュータで障害が発生したかということは
すぐに把握できる０例えば、上述の実施例において第４
図に示す画面５の表示の状態でネットワーク制御装置３
から無応答エラーが返送された場合には、経済ホストで
あるホストコンピュータＢ２の更新が終了していること
は確認できるから信用ホストであるホストコンピュータ
Ａ１の更新時に障害が発生したことが認識できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図に示す複数ホストコンピュータの更新方
式においてネットワーク制御装置により行われる更新電
文の振分けの制御を示す図、第３図は従来の複数ホスト
コンピュータの更新方式においてネットワーク制御装置
により行われる更新電文の振分けあ制御を示す図、 第４図は第１図中の端末装置上の画面の構成を示す図、 第５図は第１図に示す複数ホストコンピュータの更新方
式においてホストコンピュータから端末装置に送信され
る更新電文に付加される連動情報の構成を示す図である
。 図において、 １・・・・・ホストコンピュータＡ。 ２・・・・・ホストコンピユー９Ｂ。 ３・・・・・ネットワーク制御装置、 ４・・・・・端末装置、 ５・・・・・画面、 ６・・・・・連動情報、 １１、２１・・・データ処理部、 １２、２２・・・情報付加部、 １３、２３・・・データ送信部、 ４１・・・・・データ入力部、 ４２・・・・・判断部、 ４３・・・・・画面表示部、 ４４・・・・・データ送信部、 ５１・・・・・データ表示部、 ５２・・・・・メツセージ表示部、 ６１・・・・・処理結果、 ６２・・・・・連動指示、 ６３・・・・・連動データである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 端末装置を共有しネットワークを構築している複数のホ
   ストコンピュータを有する情報処理システムにおいて、 複数のホストコンピュータを更新する際に各ホストコン
   ピュータの更新後に更新電文が端末装置に返送されるよ
   うにネットワークの制御を行うネットワーク制御手段と
   、 このネットワーク制御手段を介して端末装置に送信する
   更新電文に連動情報を付加するホストコンピュータ中の
   連動情報付加手段と、 特定のホストコンピュータの前記連動情報付加手段によ
   り連動情報が付加され前記ネットワーク制御手段を介し
   て送信されてきた更新電文に基づき前記特定のホストコ
   ンピュータ以外のホストコンピュータに更新電文を送信
   するか否かの判断を行う端末装置中の判断手段と、 特定のホストコンピュータの前記連動情報付加手段によ
   り連動情報が付加され前記ネットワーク制御手段を介し
   て送信されてきた更新電文に基づき前記特定のホストコ
   ンピュータの更新処理が成立したか否かを示す情報を出
   力する端末装置中の出力手段と、 を有することを特徴とする複数ホストコンピュータの更
   新方式。