JPS63318379A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPS63318379A
JPS63318379A JP15354387A JP15354387A JPS63318379A JP S63318379 A JPS63318379 A JP S63318379A JP 15354387 A JP15354387 A JP 15354387A JP 15354387 A JP15354387 A JP 15354387A JP S63318379 A JPS63318379 A JP S63318379A
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JP
Japan
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plunger
spacer
core
solenoid valve
center
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JP15354387A
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Toshinobu Ota
利信 太田
Masao Suzuki
将生 鈴木
Yoshiaki Inoue
義昭 井上
Yoshihisa Nomura
野村 佳久
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、流体圧回路に付設され高応答性が要求される
、例えばアンチスキッド等に適用される電磁弁に関し、
特にプランジャとコア間にスペーサが介装されるタイプ
の電磁弁に関するものである。
(従来の技術) 上記タイプに属する従来の代表的な電磁弁の構造とその
作用を第6図に基づいて簡単に説明する。
1はワイヤの一部がリード線2とつながった電磁コイル
であり、その中心部には図面の上から下へ順次ヨーク3
、プランジャ4、コア5と組付けている。
ヨーク3は、そのプランジャ4例の中心部にシール材6
を密嵌すると共に作動部に通じる流路3aが形成されて
いる。前記シール材6には前記流路3aに連通ずるオリ
フィス6aが設けられ、その入口は有底円筒状のプラン
ジャ4底面の中心に固着された鋼球7に対向している。
プランジャ4には底部を軸心方向に貫通する複数の流路
4aが形成され、内部底面とコア5との間に圧縮スプリ
ング8が介装される。
コア5は蓄圧部からの圧力流体人口5aと、これに連通
し前記プランジャ4の内部に向けられた流路5bが形成
され、上記電磁コイルlの内面にOリング等を介して液
密に嵌合固定される。
更に、これらの各部材を外部から囲むようにしてケース
IOが固設される。
前記プランジャ4は前記圧縮スプリング8により、常時
図示上方に付勢され、前記鋼球7が前記シール材6のオ
リフィス6a人口を閉塞する状態におかれる。従って、
本電磁弁は常閉バルブである。9は前記コア5の図示上
端面に固着されたスペーサで、第4図に示す如く偏平な
リング状をなしている。
このスペーサ9は、磁気ソレノイドの電源が切られたと
きの残留磁気によるプランジャ4への形容を排除するた
めに取付けられるものであり、電磁弁の作動時、即ち磁
気コイル1に電流が流れたときは、ヨーク3、ケース1
0.コア5、プランジャ4を通る磁気回路が形成され、
コア5よりスペーサ9を通して磁力線が図面上方から下
方に向けて流れる。プランジャ4は同磁力により圧縮ス
プリング8に抗して図面下方に移動し、プランジャ4の
下端面の一部が同スペーサ9の上面(第5図斜線に示す
部分)に当接する。このとき、電磁弁は開いた状態にな
り、流体はコア5の入口からプランジャ4の流路4aを
経て、シール材6のオリフィス6aからヨーク3の流路
3aを通り作動部へと所定の流量で流れる。
リード線2からの電流が断たれると、上記磁気回路から
磁力線が消えるが、このとき残留磁気が生じてプランジ
ャの戻りを抑制し、その応答性に悪影響を与える。スペ
ーサ9は既述の如く、この悪影響を断つために配置され
るものであるから、非磁性材料が使われる。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに、上記電磁弁では、プランジャ4の端面全体が
スペーサ9に当接するためプランジャ4とスペーサ9と
の接触面積が大きく、両者間の密着性が高くなり、また
プランジャ4がスペーサ9に密着している時点では、流
体圧はその面積差により図示上方から下方へと働くこと
になる。
従って、このときプランジャ4は前記密着性に流体圧の
差圧も手伝って、敏速には弁を閉じる位置に復帰できず
、応答性の面で未だ問題を残している。
本発明はこれらの問題点を同時に解決せんとしてなされ
たもので、スペーサを合理的構造にし、プランジャ間の
密着性を低減させると共に、流体圧がプランジャの上下
面から常時かかるようにしてその圧力差を少なくし、プ
ランジャの復帰を円滑に行おうとするものである。  
  ・〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) このため、本発明は残留磁気の影響を排除するためにプ
ランジャとコアの間に非磁性材料からなるスペーサを介
在させた電磁弁において、前記スペーサがその内径をプ
ランジャの端面外径より大径にすると共に、その中心に
向けて放射状に延びる複数の脚部を有し、同脚部をもっ
て前記プランジャ端面に当接するようにしたことを構成
とし、これを上記問題点の解決手段とするものである。
(作用) 電磁弁の作動時(バルブ開の状態)、プランジャはスペ
ーサの脚部にだけ当接するので、接触面積が小さくなり
、その結果、両者間の密着性も少なくなる。また、スペ
ーサを上記構成とすることにより、プランジャの内外面
に流路が形成され、内外面には常に流体圧が作用し、面
積差に基づ(上下方向の圧力差が殆んどなくなってプラ
ンジャを一方向に押す力がなくす。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき特にスペーサを中
心に詳述する。
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示し、第1図は第
2図(elに示した構造のスペーサを適用した本発明に
係る電磁弁のプランジャ部を断面で示している。
同図において、第6図に示した従来の電磁弁と実質的に
同一の部分には同一の符号を付しており、また図示外の
部分は第6図に示した該当部分と一致している。
第1図から明らかな如く、本発明にあってもコア5の上
面にはスペーサ9が固着される。
本発明に適用されるスペーサ9の構造は、基本的には偏
平状のリング9aからなるもので、同リング9aの内径
はプランジャ4の端面外径より大径に形成され、更にリ
ング9aには中心に向けて放射状に複数の脚部が設けら
れている点であり、その変形例を第2図に多数示してい
る。
第2図(a)〜(C)に示すスペーサ9−1〜9−3は
、上記リング9aに中心に向けて2個、3個、4個と夫
々に脚部9bが形成される。
これらの脚部9bは前記リング9aと同一厚さである。
第2図!d1〜(flは他の変形例を示し、上記第2図
(a)〜(C)に示すスペーサ9−1〜9−3の脚部9
b中心側端部に夫々同一厚さの小径リング9Cを連設し
たものである。
第2図(g)〜(11に示すスペーサ9−7〜9−9は
、第2図+d1〜(「)に示すスペーサ9−4〜9−6
の外側リング9aの脚部9b間を所望の長さに互って切
除して形成される。
以上のように構成されたスペーサを本発明に係る電磁弁
に適用すると、例えば第3図に斜線で示す如く、その脚
部9b以外の部分には、プランジャ4の下端面が当接す
ることはない。
第1図は上記磁気回路に磁力線が作用し、プランジャ4
が圧縮スプリング8に抗してコア5の方向に移動し、ス
ペーサ9に当接して弁を開いている状態を示している。
同図から明らかな如く、プランジャ4の開口端面はスペ
ーサ9の脚部に載った状態にあり、流体は矢印で示す如
くプランジャ4の流路4a及びスペーサ9の空間を経て
プランジャ4の外周面とヨーク3との間の間隙の双方を
通ってオリフィス6aへと流れる。
従って、プランジャ4とスペーサ9との接触面積は、第
5図に斜線で示した従来のようなリング状ではなく、第
3図に斜線で示す如き部分的なものとなるため、大巾に
同面積が低減でき、その結果、両者間の密着性も著しく
減少する。
また、プランジャ4の室Aに入った流体の一部はプラン
ジャ4の接触しないスペーサ9の空隙を通ってプランジ
ャ4の外周面とヨーク2の内面間に形成されている間隙
を流れ上部の室Bに達するため、プランジャ4には殆ん
どその全面に均等に流体圧が作用することになり、プラ
ンジャ4とスペーサ9の上記接触部の面積差に基づく上
下方向の圧力差も殆んどなくすことができ、電磁弁の電
流を断ったときのプランジャ4の復帰時にプランジャ4
は敏速にスペーサから離間する。
〔発明の効果〕
以上の説明からも理解されるように、本発明によればス
ペーサの内径をプランジャの接触端面外径よりも大径に
形成すると共に、中心に向けて放射状に複数の脚部を形
成しているため、プランジャとの接触面積を十分に小さ
くでき、かつ流体の流れをプランジャ内外面を通してオ
リフィスへと流すことが可能となり、前記接触面積の減
少による密着性の低下とプランジャ下方に向く流体圧の
低下とが相撲って、電磁コイルの電流遮断時(電磁弁の
閉時)に敏速に且つ確実に復帰するようになり、一段と
応答性に優れた電磁弁が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す電磁弁の主要部断面図、
第2図(a)〜(ilは本発明に適用されるスペーサの
変形例を示す平面図、第3図は本発明の電磁弁が作動し
たときのプランジャの接触部分を示したスペーサの平面
図、第4図は従来のスペーサの平面図、第5図は従来の
スペーサの第3図に相当する説明図、第6図は従来の電
磁弁の断面図である。 図の主要部分の説明 1−・電磁コイル 4−プランジャ 5− コア 9・−・スペーサ 9b=・・脚部 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  残留磁気の影響を排除するためにプランジャとコアの
    間に非磁性材料からなるスペーサを介在させた電磁弁に
    おいて、前記スペーサがその内径をプランジャの端面外
    径より大径にすると共に、その中心に向けて放射状に延
    びる複数の脚部を有し、同脚部をもって前記プランジャ
    端面に当接するようにしたことを特徴とする電磁弁。
JP62153543A 1987-06-22 1987-06-22 電磁弁 Expired - Lifetime JP2580181B2 (ja)

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