JPS63318367A - グランドパツキン - Google Patents
グランドパツキンInfo
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- JPS63318367A JPS63318367A JP62154814A JP15481487A JPS63318367A JP S63318367 A JPS63318367 A JP S63318367A JP 62154814 A JP62154814 A JP 62154814A JP 15481487 A JP15481487 A JP 15481487A JP S63318367 A JPS63318367 A JP S63318367A
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Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は例えばグランドパツキンとして好適に用いられ
るパツキンに関するものである。
るパツキンに関するものである。
(従来の技術)
従来、グランドパツキンとして第6図及び第7図に示す
ものがある。これは、18木から36木の編み糸へを格
子編みして形成された格子編み編組体Bと、その格子編
み編組体Bにおける編み糸Aの交絡により形成された、
前記編組体Bの長手方向に連続する空隙の中心および四
隅に、それぞれ挿通されている編み糸と同一材料よりな
る1木の中芯Cおよび4木の外芯りとから構成されてい
る。
ものがある。これは、18木から36木の編み糸へを格
子編みして形成された格子編み編組体Bと、その格子編
み編組体Bにおける編み糸Aの交絡により形成された、
前記編組体Bの長手方向に連続する空隙の中心および四
隅に、それぞれ挿通されている編み糸と同一材料よりな
る1木の中芯Cおよび4木の外芯りとから構成されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来のグランドパツキンは、編み糸に使用する繊維
は空隙が多くパツキン密度は小さく、加圧時の圧縮量は
非常に大きい。また、編み系への交絡により形成された
編組体Bの長手方向に連続する空隙から浸透漏れを生じ
てシール性が損なわれる欠点がある。
は空隙が多くパツキン密度は小さく、加圧時の圧縮量は
非常に大きい。また、編み系への交絡により形成された
編組体Bの長手方向に連続する空隙から浸透漏れを生じ
てシール性が損なわれる欠点がある。
そこで、グランドパツキンの中心にゴム、可撓性膨張黒
鉛等の密度か大きく浸透(m洩の発生しない材料を用い
ることが試みられたが、断面丸形の弾性体を使用したも
のでは、グランドパツキン圧縮時の接触圧がグランドパ
ツキンの中央部で極端に強く、両側で弱いという不均一
な状態となり、シール性があまり向上しない。また断面
四角形の弾性体を使用したものでは、所定長さに切断し
、リング状にしたときに、弾性体が異常変形しやすく、
この場合も、軸に対する接触圧が不均一な状態となり、
シール性があまり向上しない上、グランドパツキンの角
部、つまり四隅部において、編み糸へか屈曲して折れ易
くなる等の問題点を生じる。
鉛等の密度か大きく浸透(m洩の発生しない材料を用い
ることが試みられたが、断面丸形の弾性体を使用したも
のでは、グランドパツキン圧縮時の接触圧がグランドパ
ツキンの中央部で極端に強く、両側で弱いという不均一
な状態となり、シール性があまり向上しない。また断面
四角形の弾性体を使用したものでは、所定長さに切断し
、リング状にしたときに、弾性体が異常変形しやすく、
この場合も、軸に対する接触圧が不均一な状態となり、
シール性があまり向上しない上、グランドパツキンの角
部、つまり四隅部において、編み糸へか屈曲して折れ易
くなる等の問題点を生じる。
加えて、中心部のみへの挿入であるため編み組みの交絡
により発生する表面近くの連続する空隙からの漏れも防
止できない。
により発生する表面近くの連続する空隙からの漏れも防
止できない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、パツ
キン密度を上げ圧縮量を低減させるとともに、編み糸の
交絡により形成された編組体の長手方向に連続する空隙
からの浸透漏れを防止してシール性を高め、かつ四隅部
における編み糸の折損を防止することにより形状保持性
を高めることができるグランドパツキンを提供すること
を目的とする。
キン密度を上げ圧縮量を低減させるとともに、編み糸の
交絡により形成された編組体の長手方向に連続する空隙
からの浸透漏れを防止してシール性を高め、かつ四隅部
における編み糸の折損を防止することにより形状保持性
を高めることができるグランドパツキンを提供すること
を目的とする。
また、本発明は、径の細い編み糸によって編組体を構成
して、シート状シール材からなるシール体の重量構成比
率を高め、シール性、耐熱性、摺動特性を向上させるこ
とかできるグランドパツキンを提供することを目的とす
る。
して、シート状シール材からなるシール体の重量構成比
率を高め、シール性、耐熱性、摺動特性を向上させるこ
とかできるグランドパツキンを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明のグランドパツキンは、上記第1番目の目的を達
成するために、前記編み糸の交絡により形成された編組
体の長手方向に連続する空隙のそれぞれに、シート状シ
ール材からなるシール体を挿通充填させるようにしたも
のである。
成するために、前記編み糸の交絡により形成された編組
体の長手方向に連続する空隙のそれぞれに、シート状シ
ール材からなるシール体を挿通充填させるようにしたも
のである。
また、本発明のグランドパツキンは、上記第2番目の目
的を達成するために、編み糸の交絡により形成された編
組体の長手方向に連続する空隙のそれぞれに、シート状
シール材からなるシール体を挿通充填させるようにする
とともに、前記編組体を径の細い編み糸により編組させ
、前記シール体の重量構成比率を高く設定するようにし
たものであり、好ましくは、構成比率として50 wt
零を越えることが望ましい。
的を達成するために、編み糸の交絡により形成された編
組体の長手方向に連続する空隙のそれぞれに、シート状
シール材からなるシール体を挿通充填させるようにする
とともに、前記編組体を径の細い編み糸により編組させ
、前記シール体の重量構成比率を高く設定するようにし
たものであり、好ましくは、構成比率として50 wt
零を越えることが望ましい。
(作 用)
本発明においては、シート状シール材からなるシール体
がそれぞれ独立して編み糸間のすべての空陣内に挿通さ
れていることから、シール体が均一に分布したパツキン
となる。従って、パツキンを所定長さに切断し、リング
状にしても、編組体は異常変形せず、軸に対する接触面
積を大きくとることができるとともに、軸に対する接触
圧を均一にすることができる。またシート状シール材か
らなるシール体を用いているから、軸振れに対する追随
性が良く、従って強く締め付けたりする必要かないから
、軸にあまり負荷がかからない。しかも、編み糸の交絡
により形成された編組体の長手方向に連続する空隙から
の浸透漏れが生じない上、四隅部における編み糸をシー
ル体の存在によって曲成することができる。
がそれぞれ独立して編み糸間のすべての空陣内に挿通さ
れていることから、シール体が均一に分布したパツキン
となる。従って、パツキンを所定長さに切断し、リング
状にしても、編組体は異常変形せず、軸に対する接触面
積を大きくとることができるとともに、軸に対する接触
圧を均一にすることができる。またシート状シール材か
らなるシール体を用いているから、軸振れに対する追随
性が良く、従って強く締め付けたりする必要かないから
、軸にあまり負荷がかからない。しかも、編み糸の交絡
により形成された編組体の長手方向に連続する空隙から
の浸透漏れが生じない上、四隅部における編み糸をシー
ル体の存在によって曲成することができる。
また、本発明においては、径の細い編み糸で編組体を構
成する一方、摩擦抵抗の小さいもの、シール性の良好な
もの、耐熱性に優れたものより遭択してシール体の重量
構成比率を高めるようにしているので、パツキン特性が
大幅に向上される。
成する一方、摩擦抵抗の小さいもの、シール性の良好な
もの、耐熱性に優れたものより遭択してシール体の重量
構成比率を高めるようにしているので、パツキン特性が
大幅に向上される。
(実施例)
以下、本発明の第一実施例を第1図〜第3図に基づいて
説明する。第1図に示すグランドパツキン1は、20本
の編み糸2を格子編みして形成された編組体3と、その
編組体3の端面に現われた各編み糸2間のすべての空隙
にそれぞれ編組体3の長手方向に沿って挿通充填した複
数(この実施例では13本)のシート状シール材からな
るシール体4とから構成されている。上記編み糸3とし
ては、潤滑油を含浸させたアラミド繊維、ポリ四フッ化
エチレン繊維1石綿繊維、炭素繊維、フェノール繊維、
セラミックファイバー繊維、ガラスファイバー繊維、金
属繊維等が使用できるが、本実施例では、炭素繊維を用
いた。またシート状シール材からなるシール体4として
は、可撓性膨張黒鉛、バーミニキライト、多孔質PTF
E等のシート材を細幅に切断してこれを単体でまたは複
数枚積層して用いられるが、本実施例では、可撓性膨張
黒鉛シートを用いた。なお、上記炭素ia維及びガラス
繊維はかさ高加工品(撚り糸、紡績糸を含む)を用いて
もよい。
説明する。第1図に示すグランドパツキン1は、20本
の編み糸2を格子編みして形成された編組体3と、その
編組体3の端面に現われた各編み糸2間のすべての空隙
にそれぞれ編組体3の長手方向に沿って挿通充填した複
数(この実施例では13本)のシート状シール材からな
るシール体4とから構成されている。上記編み糸3とし
ては、潤滑油を含浸させたアラミド繊維、ポリ四フッ化
エチレン繊維1石綿繊維、炭素繊維、フェノール繊維、
セラミックファイバー繊維、ガラスファイバー繊維、金
属繊維等が使用できるが、本実施例では、炭素繊維を用
いた。またシート状シール材からなるシール体4として
は、可撓性膨張黒鉛、バーミニキライト、多孔質PTF
E等のシート材を細幅に切断してこれを単体でまたは複
数枚積層して用いられるが、本実施例では、可撓性膨張
黒鉛シートを用いた。なお、上記炭素ia維及びガラス
繊維はかさ高加工品(撚り糸、紡績糸を含む)を用いて
もよい。
この実施例の、得られたグランドパツキン1のシール体
4の占める構成比率は、75wt%Fであった。
4の占める構成比率は、75wt%Fであった。
次に、上記グランドパツキンlの製造方法の一例を第2
図に基づき説明すると、第2図は格子編み編組機を模式
的に示すものであって、互いに交差する3つの編み糸経
路A、B、Cのうち、その長円を描く斜めの経路A、B
にそれぞれ編み糸ボビン5が6木配設されると共に略四
角形を描く経路Cに編み糸ボビン5が8木配設され、各
ボビン5は複数の風車等を介して各経路A−Cに沿って
矢印方向へ移動され、これによって、各ボビン9から繰
り出した編み糸2が互いにからみ合って格子状に編まれ
るものである。また、このとき、経路へ〜C間の空隙6
にシール体4が挿通され、これによって、格子編み編組
体3内にシール体4が介在されるものである。
図に基づき説明すると、第2図は格子編み編組機を模式
的に示すものであって、互いに交差する3つの編み糸経
路A、B、Cのうち、その長円を描く斜めの経路A、B
にそれぞれ編み糸ボビン5が6木配設されると共に略四
角形を描く経路Cに編み糸ボビン5が8木配設され、各
ボビン5は複数の風車等を介して各経路A−Cに沿って
矢印方向へ移動され、これによって、各ボビン9から繰
り出した編み糸2が互いにからみ合って格子状に編まれ
るものである。また、このとき、経路へ〜C間の空隙6
にシール体4が挿通され、これによって、格子編み編組
体3内にシール体4が介在されるものである。
編み糸2の本数nと編み糸経路A〜Cの数との関係は次
のように現わされる。
のように現わされる。
n = 2N2+ 2N −4・・・−” (1)従っ
て、編み糸経路へ〜Cの数が3の場合は、2・32+2
・3−4−20であるから、編み糸6の本数は20木と
なる。そこで、上述した如く、経路へ、Bにはボビン5
を6木づつ配設し、経路Cにはボビン5を8木配設しで
ある。もしも、この場合、ボビン5の数が19木以下ま
たは21本以上であると、格子編みされた編み糸2に編
組されない箇所が生じたり、編み糸2間に隙間ができた
り、編み糸2どうしが重なり合ったりして、商品価値を
低下させるものである。
て、編み糸経路へ〜Cの数が3の場合は、2・32+2
・3−4−20であるから、編み糸6の本数は20木と
なる。そこで、上述した如く、経路へ、Bにはボビン5
を6木づつ配設し、経路Cにはボビン5を8木配設しで
ある。もしも、この場合、ボビン5の数が19木以下ま
たは21本以上であると、格子編みされた編み糸2に編
組されない箇所が生じたり、編み糸2間に隙間ができた
り、編み糸2どうしが重なり合ったりして、商品価値を
低下させるものである。
シール体4の本数Sと編み糸経路A−Cの数との関係は
次のように現わされる。
次のように現わされる。
S i 2N2−2N + 1 ・・・・
・・(2)従って、編み糸経路A−Cの数が3の場合は
、2・32+2・3 + 1−13であるから、シール
体4の本数は13木となる。
・・(2)従って、編み糸経路A−Cの数が3の場合は
、2・32+2・3 + 1−13であるから、シール
体4の本数は13木となる。
上記実施例のグランドパツキンlをオルセン試験機によ
り荷重O〜15 Kg/crn”で圧縮し、圧縮率を調
べたところ、第3図(a)のようになった。その試験パ
ツキンサイズは、内径45mm、外径67mm、厚み1
1mmである。第3図(b)は第6図及び第7図に示す
パツキンを同一条件で試験を行ったグラフである。
り荷重O〜15 Kg/crn”で圧縮し、圧縮率を調
べたところ、第3図(a)のようになった。その試験パ
ツキンサイズは、内径45mm、外径67mm、厚み1
1mmである。第3図(b)は第6図及び第7図に示す
パツキンを同一条件で試験を行ったグラフである。
ここで圧縮量は次のように現わされる。
h、 −h。
−X 100 (%F) ・・・・・・(4
)O なおhoは加圧前のパツキン高さ、 h、は15Kg/
crri″加圧時のパツキン高さである。
)O なおhoは加圧前のパツキン高さ、 h、は15Kg/
crri″加圧時のパツキン高さである。
試験の結果は下の表の如くである。
上記表から明らかなように、本実施例のグランドパツキ
ンの圧縮率は、1回目の加圧で10.5%、2回目の加
圧で3.2%であり、第6図及び第7図に示すパツキン
に比べてパツキン密度が上がり圧縮特性が大巾に改善さ
れる。
ンの圧縮率は、1回目の加圧で10.5%、2回目の加
圧で3.2%であり、第6図及び第7図に示すパツキン
に比べてパツキン密度が上がり圧縮特性が大巾に改善さ
れる。
第4図は本発明に係るグランドパツキンの第2実施例を
示し、グランドパツキンl°は、径の細い20本の編み
糸2°を格子編みして形成された編組体3°と、その編
組体3゛の端面に現われた各編み糸2”間のすへての空
隙にそれぞれ編組体3°の長手方向に沿って挿通充填さ
れた複数(13本)のシート状シール材からなるシール
体4°とから構成されている。従って、シール体4°の
構成比率は80wt%iであり、前記第1実施例よりも
高くなり、直接シール体4゛と接触できて摩擦抵抗が低
減できるから摺動特性が大幅に向上するとともにシール
性、耐熱性も向上する。
示し、グランドパツキンl°は、径の細い20本の編み
糸2°を格子編みして形成された編組体3°と、その編
組体3゛の端面に現われた各編み糸2”間のすへての空
隙にそれぞれ編組体3°の長手方向に沿って挿通充填さ
れた複数(13本)のシート状シール材からなるシール
体4°とから構成されている。従って、シール体4°の
構成比率は80wt%iであり、前記第1実施例よりも
高くなり、直接シール体4゛と接触できて摩擦抵抗が低
減できるから摺動特性が大幅に向上するとともにシール
性、耐熱性も向上する。
上記実施例では、編み糸経路A−Cが3の場合を例にあ
げて説明したが、勿論編み糸経路が4以上であってもよ
く、また第5図に示すように上記編み糸2°と同様の編
み糸2”を用いて角形の袋編み3゛をして各空隙のそれ
ぞれにシート状シール材からなるシール体4”を挿通充
填させたものであってもよい。そして、第5図に示す袋
編構成の場合はシール体4”の構成比率は90wt%F
であり、高密度のものかえられた。
げて説明したが、勿論編み糸経路が4以上であってもよ
く、また第5図に示すように上記編み糸2°と同様の編
み糸2”を用いて角形の袋編み3゛をして各空隙のそれ
ぞれにシート状シール材からなるシール体4”を挿通充
填させたものであってもよい。そして、第5図に示す袋
編構成の場合はシール体4”の構成比率は90wt%F
であり、高密度のものかえられた。
(発明の効果)
以上述べた如く本発明によれば、シート状シール材から
なるシール体がそれぞれ独立して編み糸間のすべての空
隙内に挿通充填されていることから、シール体が均一に
分布したパツキンとなる。
なるシール体がそれぞれ独立して編み糸間のすべての空
隙内に挿通充填されていることから、シール体が均一に
分布したパツキンとなる。
従って、パツキンを所定長さに切断し、リング状にして
も、格子編み構造体は異常変形せず、軸に対する接触面
積を大きくとることができるとともに、軸に対する接触
圧を均一にすることができる。従って、シール性が良好
である。しかも、前記空隙にシール体が挿通充填されて
いるため、空隙からの浸透漏れを防止することができる
ので、この点からもシール性の向上が確保される。そし
て、四隅部における編み糸は、四隅部の空隙に挿通充填
されたシール体の存在によって曲成されるため、曲率が
大きくなり、その結果、編み糸の折損が防止される。
も、格子編み構造体は異常変形せず、軸に対する接触面
積を大きくとることができるとともに、軸に対する接触
圧を均一にすることができる。従って、シール性が良好
である。しかも、前記空隙にシール体が挿通充填されて
いるため、空隙からの浸透漏れを防止することができる
ので、この点からもシール性の向上が確保される。そし
て、四隅部における編み糸は、四隅部の空隙に挿通充填
されたシール体の存在によって曲成されるため、曲率が
大きくなり、その結果、編み糸の折損が防止される。
また一方、径の細い編み糸によって編組体を構成して、
シート状シール材からなるシール体の重量構成比率を高
くしているので、摩擦抵抗の小さいシール体の露出によ
り摺動特性が向上し、機械損の低減を図ることができる
。さらに、スタフィンボックス等の収納部から抜出する
場合は、編組体の編み糸を引掛けることによって行うこ
とができるので、抜出し作業性が向上する。そして、シ
ール体が経時的に軸表面に移行して付着したとしても、
前記抜出し作業時において編組体を構成する編み糸、つ
まりシール体と交互に露出している編み糸によってかき
取ることができるので、軸表面に付着したシール体を自
動的に除去できる等の利点がある。
シート状シール材からなるシール体の重量構成比率を高
くしているので、摩擦抵抗の小さいシール体の露出によ
り摺動特性が向上し、機械損の低減を図ることができる
。さらに、スタフィンボックス等の収納部から抜出する
場合は、編組体の編み糸を引掛けることによって行うこ
とができるので、抜出し作業性が向上する。そして、シ
ール体が経時的に軸表面に移行して付着したとしても、
前記抜出し作業時において編組体を構成する編み糸、つ
まりシール体と交互に露出している編み糸によってかき
取ることができるので、軸表面に付着したシール体を自
動的に除去できる等の利点がある。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は拡
大端面図、第2図は格子編み編組機の模式図、第3図(
a)オルセン試験機による締付面圧と圧縮率との関係を
示すグラフ、第3図(b)は同一条件下での比較例のグ
ラフである。第4図は本発明の他の実施例を示す斜視図
である。第5図は他の実施例を示す拡大端面図、第6図
及び第7図は従来例を示し、第6図は斜視図、第7図は
拡大端面図である。 1.1°、l”・・・グランドパツキン2.2’ 、2
”・・・編み糸 3.3°、3”・・・編組体 4.4’、4”・・・シール体 6・・・空隙 特許出願人 日本ピラー工業株式会社代 理 人
弁理士 鈴江 孝−第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
大端面図、第2図は格子編み編組機の模式図、第3図(
a)オルセン試験機による締付面圧と圧縮率との関係を
示すグラフ、第3図(b)は同一条件下での比較例のグ
ラフである。第4図は本発明の他の実施例を示す斜視図
である。第5図は他の実施例を示す拡大端面図、第6図
及び第7図は従来例を示し、第6図は斜視図、第7図は
拡大端面図である。 1.1°、l”・・・グランドパツキン2.2’ 、2
”・・・編み糸 3.3°、3”・・・編組体 4.4’、4”・・・シール体 6・・・空隙 特許出願人 日本ピラー工業株式会社代 理 人
弁理士 鈴江 孝−第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (2)
- (1)複数の編み糸にて編組された編組体であって、前
記編み糸の交絡により形成された前記編組体の長手方向
に連続する空隙のそれぞれに、シート状シール材からな
るシール体が挿通充填されていることを特徴とするグラ
ンドパッキン。 - (2)複数の編み糸にて編組された編組体であって、前
記編み糸の交絡により形成された前記編組体の長手方向
に連続する空隙のそれぞれにシート状シール材からなる
シール体が挿通充填されているとともに、前記編組体が
径の細い編み糸により編組され、前記シール体の重量構
成比率が高く設定されていることを特徴とするグランド
パッキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62154814A JPH0776587B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | グランドパツキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP62154814A JPH0776587B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | グランドパツキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS63318367A true JPS63318367A (ja) | 1988-12-27 |
JPH0776587B2 JPH0776587B2 (ja) | 1995-08-16 |
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ID=15592461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62154814A Expired - Fee Related JPH0776587B2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | グランドパツキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776587B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9217864U1 (de) * | 1992-12-31 | 1993-03-04 | Kempchen & Co. GmbH, 4200 Oberhausen | Dichtungsanordnung für Dichtungspackungen, insbesondere für Stopfbuchspackungen |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53102452A (en) * | 1976-12-27 | 1978-09-06 | Ei W Chiesutaaton Co | Packing assembly |
JPS62151670A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-06 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 高弾性パツキン |
JPS637150U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-18 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP62154814A patent/JPH0776587B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53102452A (en) * | 1976-12-27 | 1978-09-06 | Ei W Chiesutaaton Co | Packing assembly |
JPS62151670A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-06 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 高弾性パツキン |
JPS637150U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-18 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9217864U1 (de) * | 1992-12-31 | 1993-03-04 | Kempchen & Co. GmbH, 4200 Oberhausen | Dichtungsanordnung für Dichtungspackungen, insbesondere für Stopfbuchspackungen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0776587B2 (ja) | 1995-08-16 |
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