JPS6331835Y2 - - Google Patents

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JPS6331835Y2
JPS6331835Y2 JP1215680U JP1215680U JPS6331835Y2 JP S6331835 Y2 JPS6331835 Y2 JP S6331835Y2 JP 1215680 U JP1215680 U JP 1215680U JP 1215680 U JP1215680 U JP 1215680U JP S6331835 Y2 JPS6331835 Y2 JP S6331835Y2
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JP
Japan
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joint
welding
coupler
jig
cylinder part
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JP1215680U
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JPS56117989U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶接装置における流体の供給時の接続
に用いられるマルチジヨイント装置にかかり、特
に機台側又は溶接治具側に設けられるカプラ状部
材をジヨイント本体に対して軸方向、周方向にあ
る程度可動とし、且つ軸方向外方に弾圧しつつシ
ールし、カプラ状部材の先端にはリング状シール
部材を突設し、治具側の固定ジヨイント本体に容
易に、確実に流体の供給可能なる如く接続し、構
造の簡単化、接続の確実化、設計、製作の簡単化
等を図つたマルチジヨイント装置に関する。
一台の溶接装置で数種類のワークを溶接する場
合、溶接機台に対してこれに付設される溶接治具
を交換して形状及び溶接位置の異なるワークを溶
接しているが、このさい溶接治具に備えられた溶
接ガン等を作動させるための流体等を供給する多
数のパイプ類を着脱する必要がある。
かかる流体供給機構において、ジヨイント部は
多数設けられ、ジヨイント部が機台、治具側とも
に固定で、雌雄結合であるとジヨイント部が多数
存することから機台に対して治具を正確に位置決
めする必要があり、位置決めが正確になされない
とマルチジヨイント装置が嵌合せず、破損する等
の事故が発生する。そこでマルチジヨイント機構
にフローテイング機構を付設したり、位置決め精
度を正確に出すための機構を付設したりしている
が、装置が複雑化し、且つ高価なものになる等の
問題があつた。
本考案者等は溶接装置の流体供給機構に用いら
れるマルチジヨイント装置における上記問題点を
有効に解決すべく本考案をなしたものである。
本考案の目的は、機台側又は溶接治具側に設け
られるカプラ部材をジヨイント本体に対して軸方
向、周方向にある程度可動とし、軸方向に弾圧し
つつシールして配設し、該部材の先端にはリング
状シール部材を突設し、治具側の固定ジヨイント
本体端面にシールしつつ遊動しつつ接続する如く
し、容易、確実な接続、シールと、構造の簡単
化、設計、製作の簡単化を図つた溶接装置におけ
るマルチジヨイント装置を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図は分離状態のジヨイント部の縦断面図
で、1はエア等の流体の供給側である溶接機台
で、機台1の接合面側に穿設した凹所2内にジヨ
イント本体3が固着され、凹所の奥には通孔4が
形成され、本体3は第3図、第4図に示される如
く基部を凹所2の奥壁2aにボルト5で結着した
取付板6の中央部にボルト7を介して裏側から結
着支持され、本体3には前後方向へのシリンダ部
8が穿設されて外形角形のスリーブ状をなし、シ
リンダ部8の後端部は二段に径が拡大8a,8b
し、後端の大径部8bと裏当の取付板6間にはO
リング等のシール部材9が挾入嵌装されている。
本体3のシリンダ部8内にはスリーブ状のカプラ
部材10が遊合され、部材10の外径はシリンダ
部8の内径より若干小さく、この間にクリアラン
スSが生じる如く設定し、部材10は流体通過用
通路11を内部に備え、通路11の中間部には小
径段部10aを、又部材10の外径部後端部には
本体シリンダ部後端部の小径段部8aと接して部
材10の前進限を規制するストツパフランジ部1
0bが形成され、小径段部10aと取付板6との
間にはコイルスプリングの如きバネ12が縮装さ
れ、部材10は軸方向外方に弾圧される。部材1
0は分離状態で先端が凹所2の端面、即ち面一の
本体3端面から少して外方に突出し、部材10の
基端部と取付板6との間にはクリアランスS1が形
成されている。そして部材10の外周には環状凹
部10cが形成され、凹部10cにはクリアラン
スSをシールするシールリング13が嵌装されて
いるとともに、部材10の先端内径部には径大係
止部10dを設け、該係止部10dにはシール部
材14わ嵌装係止し、シール部材14先端には部
材10の先端に突出するリツプ部14aを備え
る。そして取付板6にはエア供給管15先端のネ
ジ部15aが結合され、管15は通孔4を通つて
圧気源に接続される。
16は流体の受給側である溶接治具で、これの
接合面の一部には凹所17を設け、凹所17は通
孔18と連続し、この凹所17にジヨイント本体
19を固着し、本体19の中間部には既述の通路
11より小径の通路20を備え、通路20は通孔
18を通つて受給アクチユエータに接続される受
給管21端にネジ部21aで結合され、本体19
の外端面は治具16の端面と面一とする。
以上において、治具16と機台1とを接続する
場合、双方の対向面16a,1aを近づけ、この
間が接近すると固定側の本体19の通路20端周
辺部にカプラ部材10先端のシール部材14の先
端リツプ部14aが接し、これがたわんで周辺部
に圧接シールするとともに、カプラ部材10がバ
ネ12に抗して後退動し、対向面16a,1aに
僅少のクリアランスが形成された状態で部材10
後端と取付板6間のクリアランスS1はなくなる。
かくしてジヨイント本体3と19とは接続され、
圧気は管15、通路11,20、管21を介して
供給される。
ところで治具16が幾分傾斜して近づき、接続
を行おうとした場合、シール部材14は可撓体で
あること、カプラ部材10はシリンダ部8の内径
部との間のクリアランスSにより周方向にも運動
して相手側に追従し、従つて姿勢が若干変化して
も接続は確実になされ、又位置が若干ズレてもシ
ール部材14の径が大きく、これが可撓体である
ため相手方に追従しつつシールを行い、従つて位
置決めも容易である。離脱時には機台1と治具1
6を分離することにより直ちにジヨイント装置は
外れ、分離は単に押接しているだけのため極めて
容易である。
以上図示例では機台側にカプラ式のジヨイント
本体を設けたが、治具側にこれを設け、機台側を
固定としても良い。尚上記ジヨイント装置は機台
及び治具に複数設けられる。
以上で明らかな如く本考案によれば、雌雄嵌合
を要することなく流体供給、受給部の接続をシー
ル性を高度に維持しつつ行うことができるように
したため、溶接機台と溶接治具の如き大型の装置
にマルチジヨイント装置を設ける場合にこれの着
脱を容易化するとともに、装置自体がフローテイ
ング性を備えるため位置決め精度もある程度ラフ
にでき、姿勢変化にも追従でき、作業性を向上せ
しめ得る他、装置が小型で構造が簡単であり、又
位置決め精度も上記の如くある程度ラフでも着脱
を確実になし得ることから設計、製作も容易であ
る等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はマルチジヨイント装置の分離状態の縦断面図、
第2図は同接続状態の縦断面図、第3図は第1図
要部の矢視3方向の図、第4図は同平面図で機台
を省略して示した図である。 尚図面中、1は機台、3はジヨイント本体、8
はシリンダ部、10はカプラ、12は弾圧手段、
13はシールリング、14はシール部材、15は
供給管、16は治具、19は固定ジヨイント本
体、21は受給管である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶接機台及び溶接治具のそれぞれにジヨイント
    本体を固設し、これらジヨイント本体の一方には
    シリンダ部を設け、このシリンダ部内にこれの内
    径よりも小さい外径を有する流体通路をなす筒状
    のカプラ部材を円周方向に可動なる如くシールリ
    ング等を介して遊合し、且つ軸方向に可動なる如
    く弾発手段を介して軸方向外方に付勢するととも
    に、上記シリンダ部から突出するカプラ部材の先
    端には内方に屈曲したリツプ部を有するリング状
    のシール部材を突設し、更に前記ジヨイント本体
    の他方には上記シール部材のリツプ部と接する端
    面に開口せしめられ、該リツプ部の内径よりも小
    径の流体通路を形成したことを特徴とする溶接装
    置におけるマルチジヨイント装置。
JP1215680U 1980-02-02 1980-02-02 Expired JPS6331835Y2 (ja)

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JP1215680U JPS6331835Y2 (ja) 1980-02-02 1980-02-02

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JP1215680U JPS6331835Y2 (ja) 1980-02-02 1980-02-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56117989U JPS56117989U (ja) 1981-09-09
JPS6331835Y2 true JPS6331835Y2 (ja) 1988-08-24

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ID=29608741

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JP1215680U Expired JPS6331835Y2 (ja) 1980-02-02 1980-02-02

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JP4618943B2 (ja) * 2001-07-30 2011-01-26 櫻護謨株式会社 シールパッキン

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JPS56117989U (ja) 1981-09-09

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