JP4618943B2 - シールパッキン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば雌雄の区別のない一対の同一構造の結合金具本体から構成される配管類の結合金具の端部に取付けられ、結合金具相互をシールするシールパッキンに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホース、たとえば消防ホースの結合金具として差し込み型のものが知られているが、これは結合される一対の結合金具本体に雌雄の区別があって、雄金具相互、または雌金具相互の結合ができない。
【0003】
特に、消火作業のように迅速性と確実性が求められるところに用いられるものとしては、取扱い上の不便さがあり、また、構造の相違する雄金具と雌金具の2種類の金具を製造しなければならず、製造コストが高くなっている。
【0004】
このような不具合を解消するため、雌雄の区別のない同一形状の一対の結合金具本体からなるホースの結合金具が開発された。たとえば、本出願人において出願した特願平7−275835号があり、すでに特許登録(特許第3107507号)に至っている。
【0005】
近時、このホースの結合金具を、たとえば食品プラント関係(いわゆる、サニタリーと呼ばれる)を構成する配管類の結合や、医薬品あるいは化粧品などの製造ラインを構成する配管類の結合に転用することの要望が大である。
【0006】
すなわち、結合金具本体相互の結合と離脱がワンタッチで行えて、作業性の大幅な改善が得られること、および必要に応じて分解(分離)が簡単に行えることなどの利点がある。
【0007】
ここで問題は、配管内に導かれる流体が、結合金具本体内においても常に円滑に流れることである。すなわち、流体として完全に新鮮であることが求められ、少しでも溜まる部位が存在してはならない。
【0008】
そこで、本出願人は、前述のような要望に着目し、特願2001−134577号として、図8に示すシールパッキンを開発した。
【0009】
図8に示し、3Aは結合金具本体1に設けられる同一形状の円筒状の一対の結合部材を示し、4Aは結合金具3Aに取付けられるリング状のシールパッキンである。前記結合部材3Aの前端面には、周方向に亘って取付用凹部25が設けられていて、この取付用凹部25に前記シールパッキン4Aが取付けられる。取付用凹部25は、結合部材3Aの内径側から外径側に亘って漸次突出する方向に斜めに形成される底面25aと、結合部材3Aの軸方向に平行な周面25bを備えている。前記底面25aの傾斜角度は、たとえば、15°に設定されている。さらに、取付用凹部25の周面25b前端には、内径方向に突出する係止突起25cが一体に設けられる。
【0010】
前記シールパッキン4Aは、所定の肉厚および内径と外径とを有するリング状をなす。内径は結合部材3Aの内径と同一寸法に形成され、外径は取付用凹部25の周面25b直径と略同一である。
【0011】
シールパッキン4Aの一端面4aは、内径側から外径側に亘って漸次突出する傾斜面をなしていて、この傾斜角度は取付用凹部底面25aの傾斜角度と同程度である。また、シールパッキン4Aの周面は軸方向と平行であり、この外径前端には内径方向に凹陥形成される係止凹部26が設けられる。
【0012】
前記係止凹部26は、取付用凹部25に設けられる係止突起25cの寸法形状と対応するよう形成されていて、このことからシールパッキン4Aは結合部材3Aの取付用凹部25に嵌め込まれる。
【0013】
しかも、結合部材3Aの係止突起25cにシールパッキン4Aの係止凹部26が係止されているところから、シールパッキン4Aが結合部材3Aから軸方向へ抜け出ることの防止がなされている。
【0014】
シールパッキン4Aが結合部材3Aに取付けられた状態で、シールパッキン4Aの一端面4bは結合部材3Aの前端面から突出している。シールパッキン4Aの突出端面4bは、その突出量が外径側よりも内径側が大になるよう傾斜形成される。
【0015】
シールパッキン4Aの突出端面4bに形成される傾斜角度は、シールパッキン4Aの一端面4aと取付用凹部25の底面25aに形成される傾斜角度と同程度であり、したがって例えば15°に設定されている。
【0016】
結局、シールパッキン4Aの最も肉厚の厚い部位は内径側であり、肉厚の薄い部位は外径側であって、その両端面は内径側から外径側に下がり勾配となる傾斜面に形成されることになる。
【0017】
図8(A)は、結合部材3A相互を正対させ、シールパッキン4Aが対向している状態を示している。すなわち、結合部材3A相互の結合前である。
【0018】
図8(B)は、いずれか一方の結合部材3Aを軸方向に移動して、結合部材3A相互を結合させることにより、シールパッキン4A相互が弾性変形して密接しシール性を確保している状態を示している。
【0019】
シールパッキン4Aの突出端面4bにおける傾斜角度の設定から、シールパッキン4A相互を突き合わせても突出端面4bの外径側周縁は互いに密着せずに残り、かつ結合部材3A相互の前端面は所定の間隔を存する。
【0020】
このとき、結合部材3A相互内には流体は流通せず、内部が無加圧状態である。また、シールパッキン4Aは弾性材からなるので、全体の体積は結合前と結合後で全く変化しない。そのため、シールパッキン4Aの外径側は結合前の傾斜面4bから突出して断面R状をなし、内径側は中心軸方向に突出するよう弾性変形する。
【0021】
図8(C)は、実際に結合部材3A内に流体を流通させた状態を示していて、内部に所定の圧力がかかっている。シールパッキン4Aの内径面は流体圧を受けて外径側へ押圧され、その分、外径側周縁は外方へ突出する。
【0022】
結合部材3A相互を結合してシールパッキン4A相互を密接させれば、シールパッキン4A相互によりシール性を確保する。その一方で、シールパッキン4Aと結合部材3Aとの間に凹部空間が形成されないから、流体の液溜まりが生じることがなく、円滑に流通して常に新鮮な流体が得られる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、雌雄の区別のない同一形状の一対の結合金具本体からなるホースの結合金具は、特願2001−134577号の明細書及び図面に記載されているように、図1、図2の結合金具本体1,1相互が軸方向に結合されると、一方の結合金具本体1の嵌合突部5が他方の結合金具本体1の嵌合凹部6内に挿入され、また一方の結合金具本体1の嵌合凹部6内に他方の結合金具本体1の嵌合突部5が挿入されて、互いに相補形に挿入するようになっている。
【0024】
さらに、嵌合突部5の一方の側面には、周方向に突出する係止鉤部7が一体に設けられる。係止鉤部7,7相互が係合することにより、結合金具本体1,1相互が軸方向に結合される。また、係止鉤部7の係止面は、周方向に対して所定の角度だけオーバーハング状に傾斜しており、これらが係合した状態で流体圧などにより結合金具本体1,1相互を引き離す方向の荷重が作用した場合に、係止鉤部7,7相互はより強く係合し、結合金具本体1,1相互の抜けを確実に防止するように構成される。
【0025】
さらに、係止鉤部7,7相互が係合した状態で、嵌合突部5の先端面と嵌合凹部6の奥壁面との間に隙間を存している。したがって、係止鉤部7,7相互が係合した状態から、嵌合突部5と嵌合凹部6とがさらに軸方向に互いに進入するように移動可能である。従って、結合金具本体1,1の結合途中の押し込み量が大きく、このときシールパッキン4Aが大きく撓む。
【0026】
しかしながら、前述した特願2001−134577号のものは、シールパッキン4Aの内周面の幅をD=5mm、結合部材3Aの端面から突出するシールパッキン4Aの突出量をδ=1mmとすると、結合部材3A相互の結合途中の最大押し込み状態のとき、シールパッキン4Aは突出量δに相当する1mm撓むことになり、δ/D=1/5=20%の圧縮となる。
【0027】
従って、シールパッキン4Aは、シリコーンゴム等の柔らかくて弾性の大きい材質に限定され、医薬品等では弗素樹脂製のシールパッキンが求められているが、弗素樹脂は硬くて弾性が小さいため、前述のようなシールパッキンの構造では採用できない。
【0028】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、結合状態で流体が溜まることの全くない構成で、常に新鮮な流体が得られ、適用範囲の拡大が得られるとともに、硬くて弾性の小さい材質でも確実にシールできるシールパッキンを提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、結合・分離可能な一対の結合部材の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合間をシールするシールパッキンにおいて、
前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部に曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部の前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出するシール部とを有し、前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が曲率中心を中心として前記シール部が離間する方向に回動し、前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部に内圧が加わったとき、前記シールパッキン本体が曲率中心を中心として前記シール部が圧接する方向に回動することを特徴とする。
【0030】
請求項2の発明は、結合・分離可能な一対の結合部材の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合部材間をシールするシールパッキンにおいて、
前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部に前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出するシール部とを有し、前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が離間する方向に回動し、
前記一対の結合部材の結合状態においては前記シール部が弾性復元力による回動によって互いに接合し、前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部に内圧が加わったとき、前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が圧接する方向に回動することを特徴とする。
【0031】
請求項3の発明は、結合・分離可能な一対の結合部材の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合部材間をシールするシールパッキンにおいて、
前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部に曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部の前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体の内周側に一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出するシール部と、前記シールパッキン本体の外周側に一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出する負圧用シール片とを有し、前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が離間する方向に回動し、前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部の内側に負圧が作用したとき、前記シールパッキン本体がシールパッキンの弾性復元力によって前記曲率中心を中心として前記シール部が圧接する方向に回動するとともに、前記負圧用シール片が大気圧によって互いに圧接することを特徴とする。
【0032】
請求項4は、請求項1または2に記載の前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の曲率中心を中心とする円弧面を有する断面略半円形のシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に突出する断面略三角形のシール部とからなることを特徴とする。
【0033】
請求項5は、結合・分離可能な一対の結合部材の一方の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、他方の結合部材の端部に平坦面を有し、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合部材間をシールするシールパッキンにおいて、前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部に曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部の前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材の平坦面方向に突出するシール部とを有し、前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が相手側の結合部材の平坦面に弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が相手側の結合部材の平坦面から離間する方向に回動し、前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部に内圧が加わったとき、前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が相手側の結合部材の平坦面に圧接する方向に回動することを特徴とする。
【0034】
請求項6は、請求項1〜5のいずれかに記載の前記シールパッキンは、弗素樹脂、硬質ゴム、金属のいずれかで形成されていることを特徴とする。
【0035】
前記構成によれば、結合金具本体を軸方向に移動すると、結合金具本体相互を結合させる過程において、嵌合突部に突設される係止鉤部が相手側の係止鉤部を乗り越える、最大押し込み量に達したとき、シールパッキンのシール部が圧接される。しかし、シールパッキンは硬く弾性が小さいため、反力によってシールパッキン本体が曲率中心を中心としてシール部が離間する方向に回動して反力を吸収する。
【0036】
結合金具本体の係止鉤部相互が係止すると、係止鉤部の係止面が周方向に対して所定の角度だけオーバーハングしている分だけ結合部材相互が離間するため、シールパッキンのシール部の弾性復元力による回動によって互いに圧接する。従って、無加圧状態で、シール部相互が弾性的に接合してシールする。
【0037】
そして、結合金具本体内に流体を流通させ、一対の結合金具の結合状態においてシールパッキン本体の内径側に内圧が加わると、シールパッキン本体が曲率中心を中心としてシールパッキン嵌合部の内部でシール部が圧接する方向に回動して接合面が互いに接合する。
【0038】
このように、結合金具本体相互を結合してシールパッキン相互を密接させれば、シールパッキン相互によりシール性を確保する。その一方で、シールパッキンと結合金具本体の結合部材との間に凹部空間が形成されないから、流体の液溜まりが生じることがなく、円滑に流通して常に新鮮な流体が得られる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0040】
図1〜図5は第1の実施形態を示し、図1は特願2001−134577号と基本的に同一構造の結合金具を示している。この結合金具は、雌雄のない同一の構造の一対の結合金具本体1,1から構成される。それぞれの結合金具本体1は、たとえば配管2端部にロー付けなどの適宜な手段で連結固定される。
【0041】
前記結合金具本体1は略円筒体からなっていて、その外径は配管2の連結部から先端に亘って直径が拡大するテーパー状に形成され、内径は連結される配管2の内径と略同一に形成される。
【0042】
結合金具本体1の内径先端から円筒状の結合部材14が螺装されている。そして、結合部材14の前端面に、後述するシールパッキン16が回動自在に取付け固定される。
【0043】
前記結合金具本体1の先端は結合部材14を囲んでおり、ここには周方向に所定間隔を存して、かつ軸方向に突出する複数の嵌合突部5が一体に設けられる。これら嵌合突部5の相互間を、それぞれ嵌合凹部6と呼ぶ。
【0044】
前記結合金具本体1相互が軸方向に結合されると、一方の結合金具本体1の嵌合突部5が他方の結合金具本体1の嵌合凹部6内に挿入され、また一方の結合金具本体1の嵌合凹部6内に他方の結合金具本体1の嵌合突部5が挿入されて、互いに相補形に挿入するようになっている。
【0045】
なお、嵌合凹部6の幅寸法は嵌合突部5の幅寸法よりも広く形成されていて、嵌合凹部6内に嵌合突部5が挿入した状態で、対向する側面相互間に隙間を存することになる。
【0046】
前記嵌合突部5の一方の側面5aには、周方向に突出する係止鉤部7が一体に設けられる。従って、互いの嵌合突部5に突設される係止鉤部7相互が係合することにより、結合金具本体1相互が軸方向に結合されることとなる。
【0047】
また、係止鉤部7の係止面は、周方向に対して所定の角度だけオーバーハング状に傾斜しており、これらが係合した状態で流体圧などにより結合金具本体1相互を引き離す方向の荷重が作用した場合に、係止鉤部7相互はより強く係合し、結合金具本体1相互の抜けを確実に防止するように構成される。
【0048】
さらに、係止鉤部7相互が係合した状態で、嵌合突部5の先端面と嵌合凹部6の奥壁面との間に隙間を存している。したがって、係止鉤部7相互が係合した状態から、嵌合突部5と嵌合凹部6とがさらに軸方向に互いに進入するように移動可能である。
【0049】
係止鉤部7が設けられていない嵌合突部5の他方の側面5bは、結合金具本体1の軸方向に対して傾斜している。すなわち、嵌合突部5は嵌合凹部6の底部に相当する基端から先端に亘って周方向の幅寸法が狭くなるテーパー状に形成され、前記側面5bは嵌合突部5を嵌合凹部6に挿入する際のガイド面をなす。
【0050】
前記テーパー状側面5bには、それぞれ付勢機構8が設けられている。この付勢機構8は、図2に拡大して示すように、円筒形のケース部材9内に突没自在に収容される付勢部材としての鋼球10と、この鋼球10を嵌合突部側面5bから突出する方向に弾性的に押圧付勢するスプリング11とから構成される。
【0051】
同図に示すように、嵌合突部5が相手側の嵌合凹部6内に嵌合されると、付勢機構8相互が対向して鋼球10相互が互いに当接し押圧しあう。その結果、嵌合突部5の付勢機構8が設けられる側面5b相互が離反し、かつ反対側の側面5a相互が密接するよう押圧付勢される。
【0052】
そして、これら側面5aには係止鉤部7が設けられているので、前記付勢機構8、8の作用によって係止鉤部7、7相互はより強固に係合し、衝撃などによって問題が発生しない。
【0053】
このようにして構成される結合金具本体1,1相互を結合するには、一方の結合金具本体1の嵌合突起5に対して他方の結合金具本体1の嵌合凹部6を正対させる。必然的に、一方の結合金具本体1の嵌合凹部6に対して他方の結合金具本体1の嵌合突部5が正対する。
【0054】
そのままの姿勢を保持して、少なくとも一方の結合金具本体1を軸方向に移動すればよい。結合金具本体1,1相互の嵌合凹部6内に嵌合突部5が挿入され、かつ付勢機構8の鋼球10,10相互が転接した状態で、互いの係止鉤部7,7相互が係合する。
【0055】
結合金具本体1,1相互が結合されて、配管2,2相互の結合がなされる。同時に、後述するようにシールパッキン16,16相互が密接状態となり、結合金具本体1,1と配管2,2相互に対するシール性が確保される。
【0056】
必要に応じて配管2を分解(分離)する場合は、いずれか一方の結合金具本体1を周方向に回動付勢すればよい。このときの回動付勢方向は、付勢機構8が設けられる側面5b、5b相互が密接する方向である。
【0057】
すなわち、付勢機構8の押圧付勢力に抗して結合金具本体1を回動することとなり、側面5b,5b相互が密接したところで、それまで係合状態にあった係止鉤部7,7相互が離反する。結合金具本体1,1相互の結合状態が解除されて、結合金具本体は互いに自由になり、分解できる。
【0058】
なお、ここでは結合金具本体1に配管2を接続したが、配管に代わって弁類などの配管接続機器あるいはホース類でもよく、また、結合金具本体1を、本体部と、嵌合部とから構成するよう変更してもよい。
【0059】
すなわち、本体部の一端に配管2を接続し、他端に前記結合部材14を取付け、嵌合部には嵌合突部5、嵌合凹部6、係止鉤部7、付勢機構8などを形成する。このことにより、結合金具本体1,1相互の結合と分解(分離)の際は、嵌合部に対する操作ですみ、嵌合部が容易に扱えて作業性の向上を得る。
【0060】
いずれの構成の結合金具本体1であっても、結合部材14と、この結合部材14に取付けられるシールパッキン16は、図3(A)(B)に示すように構成されている。
【0061】
結合部材14の端部における内周側に偏倚した部分には、後述する加工方法で切削加工されるシールパッキン嵌合部15が設けられている。このシールパッキン嵌合部15は曲率中心Oを中心とする凹円弧面15aを有する断面半円形に形成されている。
【0062】
シールパッキン16のシールパッキン本体17は、例えば弗素樹脂材料であるPTFE(四フッ化エチレン樹脂)てリング状に形成され、そのシールパッキン本体17はシールパッキン嵌合部15の内部に回動自在に嵌合されている。このシールパッキン本体17は前記曲率中心Oを中心とする凸円弧面17aを有する断面略半円形をなし、シールパッキン本体17の凸円弧面17aはシールパッキン嵌合部15の凹円弧面15aを滑りながら回動するようになっている。
【0063】
シールパッキン本体17には結合部材14の端部より相手側の結合金具本体1の結合部材14方向に突出するシール部18が一体に設けられている。このシール部18は結合部材14の内周面と略面一の内周面18aと、結合部材14の外周から内周に向かって上り勾配に傾斜する接合面18bとを有して鋭角の尖端部18cを有する略三角形状に形成されている。本実施形態においては、曲率中心Oから尖端部18cの位置が結合部材14の軸方向に対して45°の位置にある。
【0064】
そして、前記一対の結合金具本体1,1の結合状態においてシールパッキン16の内周面18aに内圧が加わったとき、シールパッキン本体17がシールパッキン嵌合部15の内部で曲率中心Oを中心としてシール部18が互いに圧接する方向に回動するようになっている。
【0065】
シールパッキン16のシール部18の尖端部18cが曲率中心Oからα=45°の時には軸方向の移動量Lg=1mmと径方向の移動量Lk=1mmが1対1となるが、このαを任意に選べば比率を変えることができる。結合部材14の内周面の半径と略同一である。シールパッキン16の半径R=50mmとしたとき、撓み量=Lk/R=1/50=2%圧縮となる。
【0066】
このように軸方向の移動量であるパッキンの突出量を1mm確保すると、従来のパッキンの場合は従来の技術で述べたように、20%の圧縮変形が必要であったが、この発明のパッキンであれば、2%の圧縮変形ですむというのが大きな特徴である。
【0067】
さらに、加圧状態となると、シール部18の内周面18aのW=5mmの面圧で回転力が発生してシール部18の尖端部18c同士が押し付けられる方向に回動し、この圧縮力によってシールする。
【0068】
なお、ここで結合部材14のシールパッキン嵌合部15の加工方法について説明すると、図4に示すように、普通旋盤(XY等の2軸制御)で加工する場合、図4(A)に示すように、結合部材14の軸方向に対して45°の方向から粗取りバイト20によって切り込みを入れ、仕上げ代を0.2〜0.5mm程度を残して切削する。シールパッキン圧入代を0.3mmの場合、シールパッキンがφ5mmの場合、0.3/5=6%圧縮の圧入になる。
【0069】
次に、図4(B)に示すように、仕上バイト21に示すように、約45°方向へ押し込んだ後、仕上バイト21を矢印に示すように左右方向に0.3mm程度振ると、シールパッキン嵌合部15を略真円状に加工できる。シールパッキン嵌合部15がφ5mmで、直線部が0.3mmの場合、真円との隔たりである高さは0.005mmであり、無視できる。
【0070】
また、普通旋盤(XY等の2軸制御)に代わって複合旋盤(XYZAB等の5軸制御)を使用してバイトを回転制御することにより、一層簡単に加工できる。
【0071】
次に、第1の実施形態の作用について説明する。
【0072】
図5(A)は、結合金具本体1相互の結合前の状態であり、結合部材14のシールパッキン嵌合部15に装着されたシールパッキン16は無圧縮状態である。
【0073】
次に、図5(B)に示すように、いずれか一方の結合金具本体1を軸方向に移動すると、結合金具本体1相互を結合させる過程において、図2に示すように、嵌合突部5に突設される係止鉤部7が相手側の係止鉤部7を乗り越える、最大押し込み量に達したとき、シールパッキン16のシール部18のシール面18bが圧接されるが、シールパッキン16は硬く弾性が小さいため、反力によってシールパッキン本体17が曲率中心Oとしてシール部18が離間する方向(矢印a方向に)に回動して反力を吸収する。つまり、シール部18の尖端部18cと曲率中心Oがシールパッキン本体17の凸円弧面17aの半径分だけずれているので回転モーメントが発生して回動する。
【0074】
次に、図5(C)に示すように、結合金具本体1,1の係止鉤部7と係止鉤部7とが係止すると、係止鉤部7の係止面が周方向に対して所定の角度だけオーバーハングしている分だけ結合部材14,14相互が離間(矢印b方向)するため、シールパッキン16のシール部18の弾性復元力による回動によって互いに圧接する方向(矢印c方向)に圧接する。従って、無加圧状態で、シール部18の尖端部18c相互が弾性的に接合してシールする。
【0075】
次に、図5(D)に示すように、実際に配管2および結合金具本体1内に流体を流通させ、一対の結合金具の結合状態においてシール部18に内圧が加わると、シールパッキン本体17が曲率中心Oとしてシールパッキン嵌合部15の内部でシール部18が圧接する方向(矢印d方向)に回動して接合面18bが互いに接合する。
【0076】
このように、結合金具本体1相互を結合してシールパッキン16相互を密接させれば、シールパッキン16相互によりシール性を確保する。しかも、シールパッキン16,16のシール部18間に段差がなく、フラットな状態となり、流通抵抗を軽減できる。その一方で、シールパッキン16と結合金具本体1の結合部材14との間に凹部空間が形成されないから、流体の液溜まりが生じることがなく、円滑に流通して常に新鮮な流体が得られる。
【0077】
図6は、第2の実施形態を示し、第1の実施形態のシールパッキン16のシールパッキン本体17の外周側に結合部材14の端部より相手側の結合部材14方向に突出する負圧用シール片19を設けたものである。この負圧用シール片19は肉厚が薄いが、大気圧は9.8×10−2MPaという小さい圧力なので対応できる。
【0078】
次に、第2の実施形態の作用について説明する。
【0079】
図6(A)は、結合金具本体1相互の結合前の状態であり、結合部材14のシールパッキン嵌合部15に装着されたシールパッキン16は無圧縮状態である。
【0080】
次に、図6(B)に示すように、いずれか一方の結合金具本体1を軸方向に移動すると、結合金具本体1相互を結合させる過程において、図2に示すように、嵌合突部5に突設される係止鉤部7が相手側の係止鉤部7を乗り越える、最大押し込み量に達したとき、シールパッキン16のシール部18のシール面18bが圧接されるが、シールパッキン16は硬く弾性が小さいため、反力によってシールパッキン本体17が曲率中心Oとしてシール部18が離間する方向(矢印a方向に)に回動して反力を吸収する。このとき、負圧用シール片19も互いに圧接される。つまり、シール部18の尖端部18cと曲率中心Oがシールパッキン本体17の凸円弧面17aの半径分だけずれているので回転モーメントが発生して回動する。
【0081】
次に、図6(C)に示すように、係止鉤部7と係止鉤部7とが係止すると、係止鉤部7の係止面が周方向に対して所定の角度だけオーバーハングしている分だけ結合部材14,14相互が離間(矢印b方向)するため、シールパッキン16のシール部18の弾性復元力による回動によって互いに圧接する方向(矢印c方向)に弾性変形する。従って、無負圧状態で、シール部18の尖端部18c相互が弾性的に接合してシールするとともに、負圧用シール片19の先端部相互が接合した状態となる。
【0082】
次に、図6(D)に示すように、実際に配管2および結合金具本体1が真空状態となると、シールパッキン16のシール部18の弾性復元力による回動によって互いに圧接する方向に接合してシール状態を維持するとともに、負圧用シール片19が大気圧によってシールパッキン本体17方向に押圧され、互いに圧接する方向(矢印e方向に)に弾性変形するため、外部の空気が結合金具本体1の内部に侵入することはない。
【0083】
図7は第3の実施形態を示し、一方の結合部材14の端部にはシールパッキン嵌合部15が設けられ、シールパッキン16のシールパッキン本体17が曲率中心Oを中心として回動自在に嵌合されていることは、第1及び第2の実施形態と同一である。本実施形態は、前記結合部材14に結合される他方の結合部材としての筒体30の端部には平坦面31が形成されている。
【0084】
従って、結合部材14と筒体30とが相対的に軸方向に移動して結合部材14と筒体30を結合させる過程において、シールパッキン16のシール部18のシール面18bが平坦面31に圧接されるが、シールパッキン16は硬く弾性が小さいため、反力によってシールパッキン本体17が曲率中心Oとしてシール部18が離間する方向(矢印a方向に)に回動して反力を吸収する。つまり、シール部18の尖端部18cと曲率中心Oがシールパッキン本体17の凸円弧面17aの半径分だけずれているので回転モーメントが発生して回動する。
【0085】
そして、結合部材14と筒体30とが結合されると、シールパッキン16のシール部18の弾性復元力による回動によってシール部18が筒体30の平坦面31に圧接してシールする。結合部材14と筒体30の結合状態においてシール部18に内圧が加わったとき、シールパッキン本体17が曲率中心Oを中心としてシール部18が筒体30の平坦面31に圧接する方向に回動する。
【0086】
なお、前記実施形態においては、シールパッキンを弗素樹脂製としたが、この発明は、前記実施形態に限定されず、硬質ゴム、金属製のシールパッキンにも適用できる。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、結合金具本体相互の結合状態でシール性を確保して高い信頼性が得られ、配管内部に流通する流体の液溜まりの発生する余地が全くなく、硬くて弾性の小さい材質でも確実にシールできるシールパッキンを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の結合金具を分離して示す一部を断面した側面図。
【図2】同実施形態の、付勢機構を示す結合金具本体の一部を断面した側面図。
【図3】同実施形態を示し、(A)(B)はシールパッキンの断面図。
【図4】同実施形態を示し、(A)(B)は切削加工方法を示す断面図。
【図5】同実施形態を示し、(A)〜(D)は作用説明図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示し、(A)〜(D)は作用説明図。
【図7】本発明の第3の実施形態を示し、(A)(B)は作用説明図。
【図8】先行技術を示し、(A)〜(C)は作用説明図。
【符号の説明】
1…結合金具本体、
2…配管、
5…嵌合突部、
6…嵌合凹部、
7…係止鉤部、
8…付勢機構、
14…結合部材
15…シールパッキン嵌合部
16…シールパッキン
17…シールパッキン本体
18…シール部
19…負圧用シール片

Claims (6)

  1. 結合・分離可能な一対の結合部材の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合部材間をシールするシールパッキンにおいて、
    前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部に曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部の前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出するシール部とを有し、
    前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が離間する方向に回動し、
    前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部に内圧が加わったとき、前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が圧接する方向に回動することを特徴とするシールパッキン。
  2. 結合・分離可能な一対の結合部材の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合部材間をシールするシールパッキンにおいて、
    前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部に前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出するシール部とを有し、
    前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が離間する方向に回動し、
    前記一対の結合部材の結合状態においては前記シール部が弾性復元力による回動によって互いに接合し、
    前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部に内圧が加わったとき、前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が圧接する方向に回動することを特徴とするシールパッキン。
  3. 結合・分離可能な一対の結合部材の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合部材間をシールするシールパッキンにおいて、
    前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部に曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部の前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体の内周側に一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出するシール部と、前記シールパッキン本体の外周側に一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材方向に突出する負圧用シール片とを有し、
    前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が離間する方向に回動し、
    前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部の内側に負圧が作用したとき、前記シールパッキン本体がシールパッキンの弾性復元力によって前記曲率中心を中心として前記シール部が圧接する方向に回動するとともに、前記負圧用シール片が大気圧によって互いに圧接することを特徴とするシールパッキン。
  4. 前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の曲率中心を中心とする円弧面を有する断面略半円形のシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に突出する断面略三角形のシール部とからなることを特徴とする請求項1または2記載のシールパッキン。
  5. 結合・分離可能な一対の結合部材の一方の端部に、その内周面に沿って設けられた円環状のシールパッキン嵌合部に嵌合され、他方の結合部材の端部に平坦面を有し、前記一対の結合部材を結合したとき、両結合部材間をシールするシールパッキンにおいて、
    前記シールパッキンは、前記シールパッキン嵌合部の内部に曲率中心を有する円弧面を少なくとも一部に有し、前記シールパッキン嵌合部の内部の前記曲率中心を中心として回動自在に設けられたシールパッキン本体と、このシールパッキン本体と一体に設けられ前記結合部材の端部より相手側の結合部材の平坦面方向に突出するシール部とを有し、
    前記一対の結合部材を結合する過程において前記シール部が相手側の結合部材の平坦面に弾性的に圧接したとき、その反力によって前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が相手側の結合部材の平坦面から離間する方向に回動し、
    前記一対の結合部材の結合状態において前記シール部に内圧が加わったとき、前記シールパッキン本体が前記曲率中心を中心として前記シール部が相手側の結合部材の平坦面に圧接する方向に回動することを特徴とするシールパッキン。
  6. 前記シールパッキンは、弗素樹脂、硬質ゴム、金属のいずれかで形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシールパッキン。
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