JPS63318209A - 歯車の研削仕上げ方法 - Google Patents

歯車の研削仕上げ方法

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JPS63318209A
JPS63318209A JP15069487A JP15069487A JPS63318209A JP S63318209 A JPS63318209 A JP S63318209A JP 15069487 A JP15069487 A JP 15069487A JP 15069487 A JP15069487 A JP 15069487A JP S63318209 A JPS63318209 A JP S63318209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
machined
gears
grinding
Prior art date
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Pending
Application number
JP15069487A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Okunishi
弘 奥西
Fumio Haga
芳賀 文雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は歯車形の歯付工具により歯車を研削仕上げする
方法に関する。
(従来の技術) 従来、歯車の研削仕上げ方法として、特開昭58−54
935号公報に開示されるように、被加工歯車と歯付工
具を噛合させ、一方を駆動し、他方を従動させ、または
その逆に切り換え、或いは回転方向を変えて行う方法が
知られている。
斯かる従来方法では、噛合回転時における両歯面のすべ
り速度が依然として不規則であり、精度の高い歯形形状
を得ることができない。
また、効率良く仕上るに必要な研削速度を得るには、相
当な回転数で噛合回転させる必要があるが、回転数を高
めれば歯面のすべり速度及び動的バランスがくずれて仕
上げ精度が低下する。
そこで、本出願人は特開昭60−213417号公報で
開示されるように、歯付き工具の歯面と被加工歯車の歯
面とが歯すじ方向にすべりを生ずる方向に、歯付き工具
或いは被加工歯車の少なくとも一方を往復動させると共
に噛合回転させ、被加工歯車の歯面を研削仕上げする歯
車の研削仕上げ方法を提供した。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、先の出願により高精度に研削仕上げを施
しても、歯車を単品で仕上げるため、動力伝達時におけ
る軸のたわみ、ベアリングの倒れ、製品誤差等により、
組立時には単品精度通りの最適な噛合状態を再現し難く
、これらに起因した歯車騒音を生じ易い。
本発明は係かる先の出願の改良に関するものであって、
本発明の目的は、精度が高く、組立時において最適な噛
合状態を得ることができ、歯車騒音を抑制できる歯車の
研削仕上げ方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本発明の構成は、軸3上に、該
軸3の長手方向に並べて取付けられる複数の歯車を研削
仕上げするに際して、前記軸3に使用時と同構造で複数
の被加工歯車1を取付けると共に該軸3を使用時と同構
造で支持し、 使用時の軸間距離と同一の間隔をおいて前記複数の被加
工歯車1に夫々対応した歯付工具2を配設し、 前記複数の被加工歯車1に複数の歯付工具2を夫々選択
的に噛合させ、 歯付工具2の歯面と被加工歯車1の歯面とが歯すじ方向
にすべりを生ずる方向に、歯付工具2或いは被加工歯車
1の少なくとも一方を往復動させると共に噛合回転させ
、被加工歯車1の歯面を研削仕上げするようにした、 ことを特徴とする。
(作用) 歯付工具2と被加工歯車1の噛合回転と、歯すじ方向の
往復動によって被加工歯車1の歯面は仕上加工される。
従って、軸3の噛合回転速度は従来の如く研削速度のみ
を得る目的ではないため、噛合回転を低速化した状態で
仕上加工を行うことができる。
また、実際に軸3に組付た状態で、研削仕上げするので
、軸3のたわみ、ベアリングの倒れ、製品誤差等を考慮
した状態での最適な歯形形状を得ることができ、歯車騒
音を抑制できる。
(実施例) 以下、本発明の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。
第1図は本発明方法を実施するための装置の概略図、第
2図は軸及び歯付工具部分の断面図を示す。
1は被加工歯車、2は平歯車形の歯付工具で、研削仕上
すべく被加工歯車1は第1、第2、第3、第4、第5被
加工歯車11.12.13.14.15の五枚で、これ
を研削する歯付工具2も第1、第2、第3、第4、第5
歯付工具21.22.23.24.25の五枚である。
被加工歯車1は平歯車に予め荒切りされ、熱処理が施さ
れている。
被加工歯車1は組付けられるべく軸3に、組立時と同構
造で組付ける。即ち軸3に被加工歯車1を組付け、小組
みを行う。
第1乃至第4被加工歯車11.12.13.14は夫々
ニードルベアリング5により軸3上に回転自在に配設し
、第5被加工歯車15は軸3にスプライン係合させて配
設し、図中7は軸3に一体に形成された歯車を示す。
前記第1、第2被加工歯車11.12間と、第3、第4
歯車13.14間の間には軸3にスプライン係合する内
スリーブ31.33を配設し、また、各内スリーブ31
.33の外周には該内スリーブ31.33に噛合すると
共に隣位の被加工歯車1の歯部35に噛合自在な外スリ
ーブ3フ、39を配設する。尚、図中38.40は外ス
リーブ37.39を軸方自動させるシフターである。
軸3は組立時と同様にベアリング41.43により回転
自在に支持する。
軸3はモータ45によりベルト47、プーリ49.51
を介して回転駆動する。
前記歯付工具2は、組立時に、前記被加工歯車1に噛合
する歯車が配設される軸と同位置に、軸心を位置させた
軸61上に配設する。
前記歯付工具2は対応する被加工歯車1よりも歯の厚み
を大きく形成し、また、夫々バックラッシをもたせて形
成する。実施例では、平歯車状の金属製基体の歯面にD
IAまたはCBN等の超硬砥粒を電着による単層メッキ
層で固定して形成している。
第1乃至第4歯付工具21.22.23.24は軸61
と一体回動するように配設し、第5歯付工具25はニー
ドルベアリング63により軸61上に回転自在に配設す
る。尚、図中65は軸61と一体回動する内スリーブ、
67は内スリーブ65の外周に噛合すると共に第5歯付
工具25の歯部69に噛合自在な外スリーブである。
前記軸61は組立時と同様にベアリング71.73によ
り回転自在に支持すると共に、軸方向動自在に支持し、
軸61の端部には継手75を回転自在に連結する。
77は軸61を往復動させるためのモータで、モータ7
7の回動によりクランクアーム79を回動させ、アーム
80、継手75を介して軸61を往復動させる。
以上において、まず、シフター38により外スリーブ3
7を第1被加工歯車11の歯部35に噛合させ、モータ
45により軸3を回転させて第1被加工歯車11を回転
駆動し、モータ77により軸61を往復動させる。
実施例では、軸3を50r、p、mから300r、p、
mの範囲で回転させ、軸61を振幅が0.1から1.0
mmの範囲で1000から5000ストロ一ク/min
の範囲で往復動させた。
そして、シフター38.40により順次被加工歯車1を
回転駆動していき、同様に第2、第3、第4被加工歯車
12.13.14の研削仕上を行っていく。尚、実施例
では第5被加工歯車15は第5歯付工具25に常時噛合
し、研削仕上加工が施されている。
従って、歯付工具2と被加工歯車1の噛合回転と、歯付
工具2の往復動による歯すじ方向のすべり接触によって
被加工歯車1の歯面は歯たけ方向全域にわたって仕上加
工される。
また、軸3の噛合回転速度は従来の如く研削速度のみを
得る目的ではないため、噛合回転を低速化した状態で仕
上加工を行うことができる。
また、実際に軸3に組付た状態で、研削仕上げするので
、軸3のたわみや、ベアリング5.41.43の倒れ、
製品誤差等を考慮した状態での最適な歯形形状を得るこ
とができ、歯車騒音を抑制できる。更に、軸3のたわみ
や、ベアリングの倒れ、製品誤差等を予め測定しておき
、このデータを研削装置に入力して研削仕上すれば、よ
り最適な歯形形状を得ることができる。
第3図は被加工歯車の正面図を示し、第4図は第3図に
おける各1.2.3.4位置の軸方向から視た歯形の図
及び回転方向(R矢示)から視た歯すじの図を示す。
従来の単品で被加工歯車を研削仕上げした状態を第4図
(1)で示す。
そして、第4図(2)で示すように、組立時においては
、軸3のたわみやベアリングの倒れに起因して僅かに斜
めになりつつ相手方の歯車に噛合するため、第5図(1
)で示すように、振れ81の部分で歯車の変位量(噛合
伝達誤差)が大きく変り歯車騒音を生じる。
これに対して、本実施例によれば、組立な状態で研削仕
上げするので、第4図(3)で斜線で示すように、組立
状態において相手方の歯車に接触して振れ81の要因と
なる部分(斜線部)は全て歯付工具2により除去される
。従って、第5図(2)に示すように、歯車の変位量(
噛合伝達誤差)は均一となり歯車騒音を抑制できる。
尚、実施例においては、軸3のみを回転駆動した場合に
ついて説明したが、歯付工具2が取着された軸61のみ
を回転駆動させてもよく、或いは双方の軸3.61を回
転駆動させてもよく、軸は何れか一方を往復動させれば
よい。
また、実施例においては研削仕上げすべき歯車1が平歯
車である場合について説明したが、本発明ははすば歯車
等の平歯車以外の歯車にも適用できる。例えば、はすば
歯車を研削仕上げする場合には、はすば歯車形の歯付工
具2を用いればよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明に係かる歯車の研
削仕上げ方法によれば、精度が高く、組立時において最
適な噛合状態を得ることができ、騒音騒音を抑制できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置の概略図、第
2図は軸及び歯付工具部分の断面図、第3図は歯車の正
面図、第4図は第3図における各1.2.3.4位置の
軸方向から視た歯形の図及び回転方向(R矢示)から視
た歯すじの図、第5図は歯車の回転変移と時間との関係
線図である。 尚、図中1は被加工歯車、2は歯付工具、3.61は軸
、45.77はモータである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 軸上に、該軸の長手方向に並べて取付けられる複数の歯
    車を研削仕上げするに際して、 前記軸に使用時と同構造で複数の被加工歯車を取付ける
    と共に該軸を使用時と同構造で支持し、 使用時の軸間距離と同一の間隔をおいて前記複数の被加
    工歯車に夫々対応した歯付工具を配設し、 前記複数の被加工歯車に複数の歯付工具を夫々選択的に
    噛合させ、 歯付工具の歯面と被加工歯車の歯面とが歯すじ方向にす
    べりを生ずる方向に、歯付工具或いは被加工歯車の少な
    くとも一方を往復動させると共に噛合回転させ、被加工
    歯車の歯面を研削仕上げするようにした、 歯車の研削仕上げ方法。
JP15069487A 1987-06-16 1987-06-16 歯車の研削仕上げ方法 Pending JPS63318209A (ja)

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