JPS63317636A - 半導体機器のバ−ンインicソケット用銅合金 - Google Patents

半導体機器のバ−ンインicソケット用銅合金

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JPS63317636A
JPS63317636A JP15285987A JP15285987A JPS63317636A JP S63317636 A JPS63317636 A JP S63317636A JP 15285987 A JP15285987 A JP 15285987A JP 15285987 A JP15285987 A JP 15285987A JP S63317636 A JPS63317636 A JP S63317636A
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JP
Japan
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copper alloy
burn
alloy
case
socket
Prior art date
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Pending
Application number
JP15285987A
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English (en)
Inventor
Iwao Asamizu
浅水 岩夫
Kenji Kubozono
久保薗 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63317636A publication Critical patent/JPS63317636A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は集積回路IC,LSIなど半導体機器のバーン
インICソケット用銅合金に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に集積回路IC,LSIなど半導体機器は信頼性を
高めるために、100〜250℃の高温下で性能のチェ
ック、すなわちバーンインされる。この時に使用される
ICソケットは高温下で長時間の所定ばね圧を保つこと
で電気接続性が保証されるため、導電性ばね部材は10
0〜250℃の高温下で応力緩和が小さいことがバーン
インICソケットの寿命を長くする条件の一つと言える
従来、半導体機器のバーンインICソケット用導電性ば
ね部材には、高強度、高いばね性、100〜250℃の
高温下で応力緩和が比較的小さく、電気伝導率が高いベ
リリウム銅合金(CI700合金)が使用さ九できた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、近年、半導体機器の低廉化に伴い、バー
ンインICソケットも低廉で、かつ長寿命を要求される
ようになり、同ソケットに使用されてきた導電性ばね部
材のベリリウム鋼合金では、これらの条件を充分に満た
せなくなってきた。ベリリウム銅合金は高価なりeを含
有するため高コス1−とならざるを得ず、またICソケ
ットの寿命を左右する100〜250℃の高温下におけ
る応力緩和率も充分に低いと言えるものではなかった。
本発明はかかる点に鑑み従来のベリリウム銅合金の欠点
を改良し、廉価でかつ100〜250℃の高温でも応力
緩和の低い銅合金を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第1発明の半導体機器のバーンインICソケッ
ト用銅合金は、Ni5〜30wt%、Sn 3〜10w
t%、 Mn 0.01〜2wt%を含み、残部Cuお
よび不可避的不純物からなる合金である。
本発明の第2発明の半導体機器のバーンインICソケッ
ト用銅合金は、Ni 5〜30wt%、Sn 3〜10
wt%、Mn 0.01〜2wt%、さらに副成分とし
てSi0.01−1wt%、Zn 0.01〜5!dt
%、Co 0.01〜2wt%、Al 0.01〜2w
t%、Fe 0.01〜1wt%、Mg0.001〜0
.2wt%、Zr 0.001〜0.2wt%、As 
0.001〜0.1wt%、Nb 0.001〜0.2
wt%、Cr 00001〜0.1wt%、Ti 0.
001〜0.1tzt%、P 0.001〜0.03w
t%、80.0001〜0.03wt%、Sb 0.0
01〜0.1tyt%、Pb 0.001〜0.1wt
%、Ag 0.001〜0.1wt%、ランタノイド元
素o、ooot〜0.ht%からなる群より選ばれる1
種または2種以上を総量で0.0001〜5wt%含み
、残部Cuおよび不可避的不純物からなる合金である。
次に本発明の合金を構成する合金成分の添加理由とその
組成範囲の限定理由を説明する。Niを5〜30wt%
およびSnを3〜10wt%添加する理由は、ベース成
分中にこれら周成分を添加することにより、本発明合金
の特長である時効硬化特性を持たせ、高強度、高いばね
性、100〜250℃の高温下で応力緩和が低いベース
特性を得るためである。このような時効硬化特性が発生
する理由は、Cuベース中にNiおよびSnを前記量添
加したものを溶体化処理した後に、時効温度に加熱する
ことにより、Cuベース組織中にNiとSnの高濃度層
が析出する前段として、著しい時効硬化特性が現れるた
めである。Niを5〜30wt%と限定する理由は、5
wt%未満では充分な時効硬化特性が得られず、また3
0νt%を越えると導電率が低下するためである。Sn
を3〜10wt%と限定する理由は、3wt%未満では
充分な時効硬化特性が得られず、10wt%を越えると
導電率が低下することと1部品の曲げ加工性が著しく劣
下するためである。
Mnを添加する理由は前記Cuベース中にNiおよびS
nを添加したのみでは9時効温度で早期にNiおよびS
nの高濃度層が析出してしまい、必要な強度が得られな
いためであり、 Mnを0.01〜2wt%添加するこ
とにより前記析出を抑え、充分な時効硬化特性が得られ
る。Mnを0.01〜2wt%と限定する理由は0.0
1%It%未満では前記析出が起って充分な強度が得ら
れず、  2wt%を越えると導電率が低下するためで
ある。
第2発明において、副成分を添加する理由は、上記副成
分は全て合金強度を向上し、さらに100〜250℃の
高温度下での応力緩和が低くなるためである。この場合
、各成分の上限および下限を個々に限定し、さらに総量
で0.0001〜5%1t%に限定する理由は、各成分
の下限未満または総量で0.0001wt%未満では合
金強度の向上および100〜250℃の高温下での応力
緩和が低くなる効果が得られず、また各成分の上限を越
えまたは総量で5vt%を越えると、導電率が低下する
うえ、加工性、特に曲げ加工性が低下するためである。
本発明合金は通常の時効硬化性銅合金と同様に処理、加
工され、使用される。この場合、本発明合金は最終溶体
化処理後にそのままあるいは適当な冷間圧延を施し、そ
の後に適当な温度で時効硬化処理を行うが、この時効硬
化処理はテンションアニーリングを兼ねた方法、あるい
はコイル状に巻き取って時効硬化処理する方法が採用で
きる。
また複雑な曲げ加工を施す部品においては5時効硬化処
理前にプレス等により部分成形をしておく方法が好まし
い。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。
第1表に示される本発明合金に係る各種成分組成のイン
ゴットを高周波大気溶解で溶製後、表面切削および冷間
圧延を施し、厚さ5mmの板とした。
次にこの板を800℃に加熱して水冷し、溶体化処理を
した。さらにこの板をl11111まで冷間圧延し、前
記と同じ溶体化処理をした。そしてこの板を0.35n
+mまで冷間圧延し、前記と同じ溶体化処理をした。さ
らにこの板を0.3mmまで冷間圧延をした。
次にこの板を最も高い時効硬化特性が得られる温度で各
2時間の時効硬化処理をした。
このようにして調整された試料の評価方法としては、室
温20℃における強度は引張試験、ばね性は片持式の繰
返したわみ試験機を使用してばね限界値をi1+’l定
、100〜250℃の高1U下における応力緩和特性は
代表値として150℃の温度で、初期応力30kgf/
+++m2で400時間後の応力緩和率を測定、導電性
は導電率(IAC5%)を測定、コストはベリリウム銅
合金の素材コストを基準に各成分系毎に算出し指数化し
て示した。これらの結果を、同様に用意し、評価した比
較合金とともに第1表に示した。
第1表に示すごとく、本発明に係る合金は強度゛。
ばね性および導電性はベリリウム鋼合金よりも低いが、
実用1何らさしつかえない範囲である。また本発明に係
る合金はバーンインICソケットとして最も重要とされ
る高温下での応力緩和がベリリウム鋼合金に比較して充
分に低く、同ソケットの寿命を延ばす効果がある。
また本発明に係る合金はベリリウム合金に比較してコス
トが廉価で、バーンインICソケットのコストダウンを
可能にするものである。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、Ni、 Sn、・Knを
所定量含むため、廉価で、かつ高温における応力緩和が
低く、バーンインICソケットの寿命を延ばすことがで
きる。
また第2発明によれば、副成分を含むため、上記に加え
て合金強度が高くなり、高温における応力緩和がさらに
低くなる効果がある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Ni5〜30wt%、Sn3〜10wt%、Mn
    0.01〜2wt%を含み、残部Cuおよび不可避的不
    純物からなることを特徴とする半導体機器のバーンイン
    ICソケット用銅合金。
  2. (2)Ni5〜30wt%、Sn3〜10wt%、Mn
    0.01〜2wt%、さらに副成分としてSi0.01
    〜1wt%、Zn0.01〜5wt%、Co0.01〜
    2wt%、Al0.01〜2wt%、Fe0.01〜1
    wt%、Mg0.001〜0.2wt%、Zr0.00
    1〜0.2wt%、As0.001〜0.1wt%、N
    b0.001〜0.2wt%、Cr0.001〜0.1
    wt%、Ti0.001〜0.1wvt%、P0.00
    1〜0.03wt%、B0.0001〜0.03wt%
    、Sb0.001〜0.1wt%、Pb0.001〜0
    .1wt%、Ag0.001〜0.1wt%、ランタノ
    イド元素0.0001〜01wt%からなる群より選ば
    れる1種または2種以上を総量で0.0001〜5wt
    %含み、残部Cuおよび不可避的不純物からなることを
    特徴とする半導体機器のバーンインICソケット用銅合
    金。
JP15285987A 1987-06-19 1987-06-19 半導体機器のバ−ンインicソケット用銅合金 Pending JPS63317636A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4095275A1 (en) 2021-05-27 2022-11-30 NGK Insulators, Ltd. Copper alloy

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