JPS63317382A - インク噴射によりプリントされたオーバーヘッド透明画を現像する方法 - Google Patents

インク噴射によりプリントされたオーバーヘッド透明画を現像する方法

Info

Publication number
JPS63317382A
JPS63317382A JP63135380A JP13538088A JPS63317382A JP S63317382 A JPS63317382 A JP S63317382A JP 63135380 A JP63135380 A JP 63135380A JP 13538088 A JP13538088 A JP 13538088A JP S63317382 A JPS63317382 A JP S63317382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
dye
vehicle
transparent
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63135380A
Other languages
English (en)
Inventor
ピーター・シー・モリス
マーク・エス・ヒックマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPS63317382A publication Critical patent/JPS63317382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/502Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
    • B41M5/508Supports
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0027After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/009After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using thermal means, e.g. infrared radiation, heat

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明はインク噴射プリンタのようなインク噴射装置に
関し、さらに詳しくはオーバーヘッド透明画に用いられ
る表面処理ポリエステルフィルムなどの透明媒体にプリ
ントされる画像密度を増強し、最適化するための方法に
関する。
〔従来の技術〕
インク噴射プリンタを用いて紙などの吸収性媒体に文字
や図形などの画像を形成する方法は公知である。
しかし一般に「マイラ(Mylar) jとして知られ
ているポリエステルフィルムのような透明媒体に、紙の
場合と同様のインクを用いても紙の場合と同様の高い光
学的プリンhta度を得ることはできず、従って吸収性
媒体の場合には容易に得られた濃色を得ることは困難で
ある。インク噴射プリントに通常使用される水をベース
としたインクは上記無孔性媒体には容易に吸収されない
ので、インクドツトは横方向に拡散せず、乾燥が遅くな
る。
インク噴射透明画の乾燥性を高めたり、十分なインク吸
収能を得るために、高吸収多孔性媒体を用いる試みがこ
れまでなされてきた。こうした試みの1つとして、ディ
ー・アール・チタリントン(D、R,Titterin
gton)他によるジャーナル・オブ・イメージング・
サイエンス(Jornal of Imaging 5
ience)  第30巻第1号(1986年1月/り
月発行)の第4頁乃至第8頁に掲載された「インク噴射
プリント用透明受像シートの開発」と題する技術論文が
挙げられる。この論文には、ある種の透明親水性コーテ
ィングを施すことにより、水性インクを透明媒体にプリ
ント可能にするための技術が開示されている。しかし透
明画の乾燥性の向上という課題には取り組んでいるもの
の、画像の質の向上という点については何隻開示されて
いない。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕この種のコーテ
ィングは確かに有効ではあるが、紙などの吸収性媒体の
場合と同様にほぼ均質でカラー濃度の高い画像を無孔性
透明媒体に形成するためには、さらに適当なインク及び
その塗布方法を開発する必要がある。
また透明プラスチック製の保護シートにプリントされた
透明画を挿入し保護するのが好ましい場合がある。しか
しプリント直後に挿入した場合には、大気中で乾燥させ
る必要があるプリント透明画の特性に照らし不都合が生
じる。
従って本発明の課題はインク噴射プリント法を利用して
安定したオーバーヘッド透明画映像を形成するための改
良された方法を提供するにあり、さらに均質でカラー濃
度の高い画像を無孔性透明媒体に形成するための改良さ
れた方法を提供するにあり、さらに透明プラスチック製
の保護シートを用いる場合にも本発明によって得られた
透明画の特質が損なわれない方法を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、(a)色素と展
色剤との組み合わせから成り、展色剤が色素の溶解度を
高め、かつ展色剤が蒸発し色素が親水性の薄い固定相上
に最適なスポット直径を有するドツトとして付着するま
では、展色剤により色素が固定相上を移動可能であるよ
うなインクをインク噴射装置に装填し、(b)特定のイ
ンクを結像層の横方向に拡散させるに十分なコーティン
グ重量と極性を備えた溶剤受容性透明材製の結像層を有
する媒体を用い、 (υインクをコーティングを施した前記媒体上にプリン
トし、さらに (d)隣接するインクドツト同士が合流し着色されてい
ないドツト間スペースを充填する程度に、前記インクを
結像層の横方向に拡散させることから成る、光学的に透
明で無孔性の媒体にカラー密度を高めた画像をプリント
する方法を提供する。
ここで使用されるインクは1又は2以上の適当な溶剤を
含んだ展色剤に1又は2以上の色素を溶解した溶液から
成る。使用される色素は本発明の実施に適した溶解度、
色彩、濃度、安定性及び極性を備えている必要があり、
また溶剤についても適当な揮発性及び極性を有している
ことが好ましい。
このようにインク噴射技術でプリントされる画像密度を
高めたオーバーヘッド透明画フィルムが得られる。フィ
ルムがプリントされ、触れる程度に乾燥した後、数分以
内にドツトの展着が開始され、約1乃至2時間展着が進
行する。
インクの展色剤すなわち溶剤部分はドツトの起点から半
径方向に広がり、フィルム基板上にコーティングされた
インク受容層に色素すなわち着色剤を拡散させる。
このように形成された画像の光学濃度及びプリント品質
は、個々のインクドツトが最終画像中にもそのままの形
で識別可能なシステムに比較してはるかに優れたもので
ある。さらに本発明に基づきフィルムをプリントした場
合には従来のもの比べて格段に滑らかで均質な像を得る
ことが可能である。
また本発明によれば蒸気通過性及び吸水性材料製の保護
シートがプリントされた透明画を保護するために用いら
れる。このような保護シートを用いることにより、長期
間にわたるインクの乾燥を大気中で行った場合に近づけ
ることが可能となる。従って形成された画像の質は大気
中で乾燥させた透明画と異ならない。
〔実施例〕
次に本発明の最適と思われる実施例について詳述する。
インクの改善を図ると共にプリント後にインクが十分に
拡散するようなコーティングをフィルムに施すことによ
り透明フィルム上の画像密度がさらに改善される。
本発明の実施に供される透明無孔性フィルムベースはオ
ーバーヘッド透明画投射に用いられるものである。前記
用途に供される材料としては、例えば米国プラウエア州
つィルミントン(Wilmington、 DH)にあ
るイー・アイ・デュポン・ドウ・ネムール(E、1. 
d、uPont de Nemours)社製の一般に
商品名「マイラ」として入手可能なポリエチレンテレフ
タレート(PET)のようなポリエステルフィルムが挙
げられる。
フィルム自体は疎水性を有するため、インク噴射プリン
トによりフィルムに付着されたインクドツトの吸収が妨
げられる。かかる欠点を克服しインクドツト吸収を可能
にするために、吸収性コーティング又は表面処理がフィ
ルムに施される。しかし従来の技術により得られた画像
では、オーバーへラドプロジェクタを用いて画像を投影
した場合にはぼんやりとした画像密度の低い映像が得ら
れるに過ぎない。
しかし、ある特定の性質を備えたインク/フィルムの組
み合わせを使用した場合には、プリント後、インクドツ
トは横方向に拡散し、連続したドツト配列が形成される
。この結果投影される像のカラー密度を増加可能である
フィルムには、吸収能には優れるが色素を定着させない
ような透明親水性コーティングが施され、プリント後の
インクの拡散が確保される。
本質的にはインクの展色剤が横方向に拡散し、それに続
いて色素が横方向に拡散するような構造を有している。
この場合には拡散及び蒸発によって展色剤の量が色素を
移送不可能な程度に減少し、それによって色素の横方向
への拡散が停止する。しかし所望の効果をあげるために
は上記程度の色素の横方向への拡散で十分である。
所望の性能を有するオーバーヘッド透明画を得るために
は、透明ポリエチレンテレフタレートフィルムに非水溶
性ポリビニルピロリドンベースの親水性コーティングを
施した米国ロードアイランド州フィスケビル(Fisk
eville R1)のアークライト(Arkwrig
ht)社製のT P 161フイルム上に、50150
の水/ジエチレングリコールの展色剤に対し2のフット
・ブラック(Foot Black)色素を溶解したイ
ンクを、インク噴射プリントすることが好ましい。
上記コーティングをポリエステルフィルムに施すことに
より最適のコーティング重量を得ることができる。最適
重量未満では色素の横方向への拡散が過多となり、最適
重量を超えると色素の横方向への拡散が不十分である。
本発明に適合するコーティングとしては、上記アークラ
イト社製のTP161が入手可能である。
コーティング重量が増加しコーティング厚みも増加した
場合には、インクはコーティング内に浸透して急速に定
着してしまう。上述の通り好ましくない急速な定着を回
避するために、コーティングを薄い状態に保つことによ
りインクの横方向への拡散を確保する。ただし横方向へ
の拡散が不必要に広範囲になるように薄くすることはな
い。
最適のコーティングは、〔初期ドツトサイズ〕≦(1/
DPI)の場合であり、この場合にはプリント後、〔最
終ドツトサイズ〕≧(2”” /DP I)に達するま
で横方向への拡散が可能となる0通常DPIは約100
〜400の範囲である。 初期ドツトサイズは、インク
小滴の合体又はたまりの生成を防止するために上記〔初
期ドツトサイズ〕≦(1/DPI)の条件を満たしてい
る必要がある。最終ドツトサイズは、隣接するドツト間
にカラーの付着していない領域が残るのを防止するため
に上記(最終ドツトサイズ〕≧(2”” /DP I)
の条件を満たしている必要がある。
両面コーティングを施したポリエステルフィルムを用い
ることが望ましい。両面コーティングを施すことにより
、片面のみにプリントした場合にもコーティングの吸湿
性に起因する湾曲を防止することが可能となる。
コーティング技術に関しては、エアナイフ、ドクターブ
レード、グラビア、メータリンブロンド、リバースロー
ル等のフィルムにコーティングを施す場合の従来の技術
が適用可能である。
コーティングは水溶液、乳剤、溶剤ラッカとして塗布す
ることが可能である。コーティングはまた熱又は放射線
照射により事後的に硬化することも可能である。
インクは約30〜99%の水分を含んだ水ベースの展色
剤を含み、揮発性と可溶性を有しているものが好ましく
、さらにグリコール、グリコールエーテル、ピロリドン
及びアミドのような煮沸溶剤により浸透力及び極性が最
適に調整される。またインクは最適な可溶性、カラー、
極性を有する直接染料が含まれていることが好ましい。
プリント直後に顕微鏡で画像を観察した場合にはドツト
の識別が可能である。光学濃度は測定可能な値である。
しかし所定時間経過後にはプリントされたドツトは横方
向に拡散し、ドツト自体の識別は困難であり、光学濃度
もかなり例えば3倍程度増加していることが観察された
さらに時間が経過した場合には光学濃度の増加は観察さ
れたが横方向への拡散は停止していた。
顕微鏡により観察可能な唯一の変化はカラー濃度すなわ
ち光学濃度の増加である。
観測したところ、ドツトの横方向への拡散はプリント後
約1分以内に開始し、約1〜24時間経過後、展色剤が
蒸発した場合に停止する。カラー濃度の増大は拡散の開
始から終了に至るまで観察された。しかし画像自体はプ
リント後約60秒もたたぬうちに触れることが可能な程
度にまで乾燥した。比較例としてコーティングを施して
いないマイラフィルム上にインクをプリントしたが、こ
の場合にはインクは玉状になるだけで、拭い取ることが
可能であり、吸収されることはなかった。
蒸気通過性で吸水性の保護シートを用いた場合には、透
明画を大気中で乾燥させた場合とほぼ同様の結果を得る
ことが可能である。保護シート材料としては例えばセル
ロールジアセテート又はトリアセテートといったアセテ
ートが挙げられる。
アセテートなどの蒸気通過性及び吸水性を有する材料製
の透明画挿入用保護シートを用いた場合には、ポリ塩化
ビニル(PvC)、ポリプロピレン、ポリエステル(ポ
リエチレンテレフタレート/PET)といった従来の保
護シートを用いた場合に比べいくつかの長所がある。保
護シートが蒸気通過性を有しているため、インク中の溶
剤(展色剤)がフィルム/保護シート系から解放され易
く、従って大気中の場合と同様にインクの長期間にわた
る乾燥が可能となる。
またドツトの成長(意図的に制御された拡散)も大気中
で乾燥させた場合も、所望により保護シートに挿入した
場合にもほぼ等値である。
蒸気通過性保護シートを用いた場合には、大気中に比し
て乾燥性の点で劣ることは否めないが、しかし溶剤のト
ラフピングにより明度を恒久的に変化させることが可能
である。
保護シートとフィルムの結像表面との光学的接触、すな
わち「ブロッキング(blocking) Jを防止す
るために、保護シートに適度に展色剤を吸収する吸収能
が必要とされる。ブロッキングはシミやたまりとして観
察され、コーティングされた透明画像に永久的な損傷を
与える可能性がある。またブロッキングは、特にプリン
ト又はプロッティングが湿潤環境で行われ、従来の保護
シートに挿入された場合にも生じるが、この場合のブロ
ッキングは透明画像に永久的な損傷を与えるものではな
い。本発明に従いアセテート製保護シートを用いた場合
には、このような透明画のブロッキングが防止され、ま
た溶剤の初期乾燥を促進し、画像の保護を強化し、さら
に同時に溶剤を吸収することにより、完全な光学的明度
を維持可能である。
〔実施例〕
本発明による方法は、従来のものに比較してカラー密度
の高いオーバーへ7ドブロジ工クタ用透明画のプリント
技術に応用可能であり、以下さらに具体的な実施例を挙
げて詳述する。
(実施例1) アークライト社(米国ロードアイランド州フィスケビル
)製のT P 161として販売されている非水溶性の
ポリビニルピロリドンベースの高分子材料から成るイン
ク受容性コーティングを施したポリエステルフィルム上
に、水ベースの可溶性色素から成るインクを、インク噴
射エンジンを用いてプリントした。特にインクはジエチ
レングリコール、水、ソフトブラックをそれぞれ48.
48.2の重量比で混合したものから成る。
インクはインク噴射プリントヘッドを走査することによ
り、180DPIで90ピコリツトル(pi)の小滴と
して(527ドツト/cd (32400ドツト/in
” ) )の割合で塗布された。
得られた画像の光学濃度を、プリント直後及び以後5分
の間隔をおいて測定した。光学濃度は時間t−Qにおけ
る0、45から時間t=60分における最大値1.05
の範囲で増大した。さらに画像の拡大検査により時間1
=0における0、015鰭の明確なドツトが、時間経過
に伴い拡散し時間t=60分には均質に拡散しているこ
とが観察された。肉眼では画像濃度の増加が観察され、
その一方で、境界線の鮮明度は保持された。
比較例として、コーティングが施されていないマイラフ
ィルムにプリントを試みたところインクが玉状になるた
めプリントは不可能であった。さらにインクは容易に拭
い取ることが可能であった。
さらに別の比較例では、ポリビニルピロリドンとポリビ
ニルアルコールとの水溶性高分子材料から成るコーティ
ングをマイラフィルムに施し、このコーティングフィル
ムに、水分を95以上、ポリエチレンアルコールを1、
ブラック色素を4の割合で混合して成る市販のインクを
、240 X240 D P Iで120plのインク
小滴として塗布した(4464ドツト/cd (288
00ドツト/ i n ” ) 6画像を拡大検査した
ところ時間t=Qにおいて0.015 鶴の明確なドツ
トが得られたが、時間t=60分経過後であっても0.
015 tmの明確なドツトのままであった。肉眼では
画像はシミの多い画像として観察され、本発明に基づく
画像に比してカラー濃度の薄いものであった。
(実施例2) 本発明に従いプリントされた透明画を各種材料製の保護
シートに挿入し、透明画に含まれる展色剤の様子を、保
護シートを用いない場合と比較し一定時間観察した。結
果については下記の表にまとめた。
展色材含有率 重量パーセント 保護シー ト材料  1日間  1週間 −V刀」」保
護シートなし     78    10    1以
上セルロースアセテート  86    21    
1以上可塑化PVC99以下  99以下  99ポリ
エステル(PUT)     99    98   
 97以上のデータより市販の保護シート材料のうち、
アセテートがインク噴射プリント透明画を保護し、同時
に透明画の乾燥性、画像の鮮明度を保持するのに唯−適
したものであることが明らかになった。
(発明の効果〕 本発明は以上のように構成されているので、従来の技術
に比較して以下のような顕著な効果を有している。
ドツトの横方向への均一な拡散を確保することにより、
インク受容性のコーティングを施した無孔性透明フィル
ムに対して、均質でカラー濃度の高い画像をプリントす
ることが可能となった。
さらに透明プラスチック製の保護シートにプリントされ
た透明画を挿入した場合には、透明画の保護が図れるの
はもちろんのこと、インクのブロッキング現象等の欠点
を回避しつつ、大気中で乾燥させた場合と同様の品質を
存する透明画を得ることが可能となった。
出願人代理人  古 谷   馨 同  溝部孝彦 同゛  古谷 聡

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)色素と展色剤との組み合わせから成り、展
    色剤が色素の溶解度を高め、かつ展色剤が蒸発し色素が
    親水性の薄い固定相上に最適なスポット直径を有するド
    ットとして付着するまでは、展色剤により色素が固定相
    上を移動可能であるようなインクをインク噴射装置に装
    填し、 (b)特定のインクを結像層の横方向に拡散させるに十
    分なコーティング重量と極性を備えた溶剤受容性透明材
    製の結像層を有する媒体を用い、 (c)インクをコーティングを施した前記媒体上にプリ
    ントし、さらに (d)隣接するインクドット同士が合流し着色されてい
    ないドット間スペースを充填する程度に、前記インクを
    結像層の横方向に拡散させることから成る、光学的に透
    明で無孔性の媒体にカラー密度を高めた画像をプリント
    する方法。
  2. (2)前記透明媒体がポリエステルフィルムベースであ
    る請求項第1項に記載された方法。
  3. (3)前記結像層が非水溶性でポリビニルピロリドンベ
    ースの重合体である請求項第2項に記載された方法。
  4. (4)さらにプリントされた前記透明材をセルロースア
    セテートから成る保護シート間に挟持する請求項第1項
    に記載された方法。
  5. (5)(a)色素と展色剤との組み合わせから成り、展
    色剤が色素の溶解度を高め、かつ展色剤が蒸発し色素が
    親水性の薄い固定相上に最適なスポット直径を有するド
    ットとして付着するまでは、展色剤により色素が固定相
    上を移動可能であるようなインクをインク噴射装置に装
    填し、 (b)特定のインクを結像層の横方向に拡散させるに十
    分なコーティング重量と極性を備えた溶剤受容性透明材
    製の結像層を有し、さらに非水溶性でポリビニルピロリ
    ドンベースの重合体である媒体を用い、 (c)インクをコーティングを施した前記媒体上にプリ
    ントし、 (d)隣接するインクドット同士が合流し着色されてい
    ないドット間スペースを充填する程度に、前記インクを
    結像層の横方向に拡散させ、さらに (e)プリントされた前記透明材をセルロースアセテー
    トから成る保護シート間に挟持することから成る、ポリ
    エステルフィルムベースから成る光学的に透明で無孔性
    の媒体にカラー密度を高めた画像をプリントする方法。
  6. (6)蒸気通過性及び吸水性材料製のシート間に透明画
    を挿入することによりプリントされた透明画を保護する
    方法。
  7. (7)前記シート材がアセテートである請求項第6項に
    記載された方法。
  8. (8)前記シート材がセルロースアセテートである請求
    項第6項に記載された方法。
JP63135380A 1987-06-01 1988-06-01 インク噴射によりプリントされたオーバーヘッド透明画を現像する方法 Pending JPS63317382A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US5713187A 1987-06-01 1987-06-01
US57131 1993-05-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63317382A true JPS63317382A (ja) 1988-12-26

Family

ID=22008693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63135380A Pending JPS63317382A (ja) 1987-06-01 1988-06-01 インク噴射によりプリントされたオーバーヘッド透明画を現像する方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0294155A1 (ja)
JP (1) JPS63317382A (ja)
KR (1) KR890000250A (ja)
CA (1) CA1299453C (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5200242A (en) * 1990-01-09 1993-04-06 Arkwright, Inc. Ink jet transparency with extended paper backing
US6153288A (en) * 1997-07-24 2000-11-28 Avery Dennison Corporation Ink-receptive compositions and coated products
DE19744018A1 (de) * 1997-10-06 1999-04-15 Rainer Dipl Ing Kaufmann Verfahren und Tinte zum Erzeugen von wasserfesten Markierungen auf Oberflächen aus Kunststoffmaterial

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4578285A (en) * 1983-03-16 1986-03-25 Polaroid Corporation Ink jet printing substrate
EP0191645A3 (en) * 1985-02-15 1987-11-04 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium and recording method by use thereof
GB8509732D0 (en) * 1985-04-16 1985-05-22 Ici Plc Inkable sheet
DE3788696T2 (de) * 1986-10-01 1994-04-28 Allied Colloids Ltd Wasserlösliche Polymerzusammensetzung.

Also Published As

Publication number Publication date
EP0294155A1 (en) 1988-12-07
CA1299453C (en) 1992-04-28
KR890000250A (ko) 1989-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4914451A (en) Post-printing image development of ink-jet generated transparencies
US4642247A (en) Recording medium
CA1291909C (en) Inkable sheet
US4903041A (en) Transparent image-recording elements comprising vinyl pyrrolidone polymers and polyesters
US5521002A (en) Matte type ink jet film
US5662997A (en) Ink jet recording film comprising cation-modified polyvinyl alcohol and recording method using the same
US4903039A (en) Transparent image-recording elements
US4903040A (en) Transparent image-recording elements comprising vinyl pyrrolidone polymers
JP4991793B2 (ja) インクジェット記録要素および印刷方法
US5102717A (en) Inkable sheet
EP1112857B1 (en) Recording medium, manufacturing method for the same and image forming method
EP0671280B1 (en) Ink jet recording method
US6040060A (en) High uniform gloss ink-jet receivers
JPS63317382A (ja) インク噴射によりプリントされたオーバーヘッド透明画を現像する方法
JP2001199161A (ja) 連続インクジェット印刷方法
JPS6046290A (ja) 記録シ−ト
EP0704316B1 (en) Ink-jet recording medium containing a vanadyl salt
JPH01146785A (ja) インクジエツト記録シート
JP2001260520A (ja) インクジェット記録媒体及びその製造方法
JP3505854B2 (ja) インクジェット記録用シート
JPH0839925A (ja) インクジェット記録用フィルムおよびそれを用いた記録方法
JPH11277882A (ja) バックリット用インクジェット記録シート及びその製造方法
JPH09131964A (ja) 記録用シート
JPH10272829A (ja) 記録材料
JPH08197834A (ja) インクジェット記録シート