JPS63317311A - 化粧タイルの製造方法 - Google Patents

化粧タイルの製造方法

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Publication number
JPS63317311A
JPS63317311A JP15421087A JP15421087A JPS63317311A JP S63317311 A JPS63317311 A JP S63317311A JP 15421087 A JP15421087 A JP 15421087A JP 15421087 A JP15421087 A JP 15421087A JP S63317311 A JPS63317311 A JP S63317311A
Authority
JP
Japan
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titanium paper
tile base
compound
mold
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP15421087A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Shimotoi
下土居 正義
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TOUPURE KK
Original Assignee
TOUPURE KK
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、壁面、床面等の表層材として使用される化粧
タイルの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
室内の表層に使用されるタイルとしては、これまで陶磁
器部のものが使用されていた。しかし、陶磁器製タイル
は、焼成時の熱応力によって変形や亀裂等の欠陥が生じ
易い。特に、大型のタイルにあっては、周辺部に熱応力
が集中する傾向が大きくなるため、欠陥の少ないタイル
を製造することは極めて困難であった。この点から、陶
磁器部のタイルにあっては、そのサイズが製造上の困難
性から制約を受け、サイズが大きくなるに伴って極めて
高価なものになっていた。
そこで、比較的小さなサイズのタイルを使用して、室内
の壁面を仕上げることが普通の仕様となる。このように
サイズの小さいタイルを仕様するとき、タイル相互の合
せ目、すなわち目地が多(なる。その結果、この目地を
モルタル等の充填材によって充填する作業に長時間を要
し、作業能率が低下する。
このような陶磁器製タイルの欠陥を解消するものとして
、最近では合成樹脂製のタイルが使用されるようになっ
て°いる。合成樹脂製のタイルは、射出成形、鋳込み等
の簡単な方法によって製造され、陶磁器部のものにみら
れたような熱応力に起因するタイル基地の変形、亀裂等
を生じることがない。そのため、比較的大きな面積をも
つタイルであっても、容易に製造することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、合成樹脂製のタイルにあっては、その表面性
状が合成樹脂の性質によって支配され、その表面に模様
を付けることが困難である。そのため、出来上がったタ
イルに対して模様付けが行われる。たとえば、模様を描
いた表層紙が合成樹脂製のタイルに張り付けられる。し
かし、このようにして張り付けられた表層紙は、タイル
を室内の表層材として長期間使用する間にタイル基地か
ら剥離し、極めて見栄えの悪いものとなり、表層紙の張
り替えが必要となる。
そこで、本発明は、製造段階で表層紙をタイル基地と一
体化することによって、タイル基地に対する表層紙の付
着性を向上させ、且つ表層紙の表面を樹脂コーティング
して、長期間にわたってきれいな表面性状を維持する化
粧タイルを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明の化粧タイルの製造方法は、その目的を達成する
ために、模様を印刷したチタン紙に75〜95g/m’
の含浸量で不飽和ポリエステル糧)脂を含浸させ、前記
チタン紙を金型に敷き、次いで前記金型の内部空間にタ
イル基地となる合成樹脂系のコンパウンドを充填して、
該コンパウンドをタイル基地にホ、)プレス成形すると
同時に、前記チタン紙をfrlJ記タイル基地に接着す
ることを特徴とする。
本発明においてタイル基地として使用するコンパウンド
には、シートモールディングコンパウンド(SMC)、
  バルクモールディングコンパウンド(B M C)
、  ブレミックストコンパウンド’(PMC)等があ
る。これらは、マトリックスとして不飽和ポリエステル
樹脂等の熱硬化性樹脂を使用し、炭酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、タルク、粘土、ガラスパウダー、木粉
1石粉等のフィラーを混合し、更に酸化マグネンウム、
水酸化力ルンウム、酸化カルシウム等の増粘剤を加え、
流動性。
成形性、ハンドリング性等の性質を調整することが好ま
しい°。
なお、硬化剤、離型剤1強化繊維、熱収縮剤等をコンパ
ウンドに添加することもできる。硬化剤としては、成形
材料を硬化させる機能をもつTBPB、BPO等が使用
される。離型剤には、スエアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、高級アルコールリン酸エステル等があり、
金型からの離型性を向上させる。強化繊維としては、ビ
ニロン繊維、ポリエステル繊維、カーボン繊維、麻等の
有機Ill維又はグラスファイバー等の無機繊維が使用
され、成形体の強度、剛性等を向上させる。熱収縮剤と
しては、ポリスチレン、ポリエチレン。
酢酸ビニル、メタクリル樹脂等があり、成形後の寸法精
度、ヒケ、反り等を改善する。
たとえば、コンパウンドの基本配合を示すと、次表の通
りである。
第1表:コンパウンドの組成(単位は重量部)ただし、
第1表におけるS M Cは、ンート状になった成形材
料であって、強度においては他の材料より優れている。
BMCは、塊状の成形材料であり、特に電気部品等に使
用されている。また、PMCには、増粘剤が添加されて
おらず、比較的低圧で成形することができる。
他方、チタン紙としては、25〜140g/m’の厚み
が通常使用され、天分が7〜40%含存されている。こ
のチタン紙は、印刷インクの付着性に優れており、柄、
絵等の模様を鮮明に描くことができる。また、光透過性
が小さく、25g/rn’程度の薄いチタン紙にあって
も下地の色が表面に現れることもない。なかでも、80
〜120g/m’の厚みをもつチタン紙が好ましい。こ
のような薄5)チタン紙を使用することによって、ホ;
・ドブレスされたコンパウンドの形状に対する馴染み性
が良(、タイル基地の表面!こ凹凸があるような場合に
あっても、その凹凸に沿って優れた密着性でチタン紙が
張り付けちれる。
このチタン紙に不飽和ポリエステル樹脂を75〜95g
/m’の含浸量で予め含浸させておく。このポリエステ
ル樹脂は、金型内でコンパウンドをホットプレスすると
き、チタン紙から滲み出る。タイル基地とチタン紙との
境界に滲み出たポリエステル樹脂は、タイル基地にチタ
ン紙を貼り付ける接着剤として働く。他方、表面側に滲
み出たポリエステル樹脂は、薄い膜を形成し、チタン紙
の表面を保護する。
不飽和ポリエステル樹脂としては、オルソ系。
イソ系、ビス系等が使用される。この含浸量が75g 
/ m’未満であると、チタン紙に対する滲み込みが充
分でなく、部分的に未含浸域が発生する。その結果、後
工程でチタン紙の表面全体に薄い被膜を形成することが
できない。逆に、含浸量が95g/m″を越えると、チ
タン紙に対する含浸量が過剰となり、余分な樹脂が成形
材料と混ざり合い、部分的に樹脂リッチ、クランク等の
欠陥が発生する。
ホットプレスは、使用するコンパウンドの種類によって
も異なるが、20〜100 kg/amの圧力及び10
0〜160℃の温度で行われる。
この方法によるとき、任意のサイズをもつ化粧タイルが
製造される。また、製造時に局部的な熱応力が生じるこ
とが少ないため、得られた化粧タイルの形状特性は優れ
たものとなる。そこで、比較的大きな面積をもつタイル
材を製造し、これを所定のサイズに切断して化粧タイル
とすることもできる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の特徴を具体的に説明する。
コンパウンドとして、PMC(ブレミックストコンパウ
ンド)の組成をもつものを使用し、これを300 X 
300 X 15 mの内部空間をもつ金型に充填した
。なお、コンパウンドの充填に先立って、金型の内部空
間の一側にチタン紙を配置した。このチタン紙としては
、厚み100g/m″で灰分19%のものを用い、それ
にビス系不飽和ポリエステル樹脂を85g/m’の割合
で予め含浸させた。
金型に充填したコンパウンドを、温度140℃。
圧力50 kg / crlでホットプレスして、化粧
タイルを製造した。得られた化粧タイルの表面にチタン
紙が均一に貼り付けられており、このチタン紙の付着強
度は9 kg / c+!であった。
この化粧タイルに対して、JISA5209による摩耗
試験を行ったところ、PMCタイルの摩耗度は0.07
5 gであった。これに対し、同様な条件下で陶器タイ
ルの摩耗試験を行ったところ、その摩耗度は0.065
 gであった。この結果からみて、本実施例のタイルが
床用の表層材としても使用可能であることが判る。
また、この化粧タイルは、表面にチタン紙が貼り付けら
れているため、変色に対しても優れた抵抗性を示した。
たとえば、湿度85%で温度28℃の湿潤雰囲気に化粧
タイルを1000時間放置しても、表面に付けられた模
様は、何等の変色を起こさなかった。なお、この表面に
不飽和ポリエステル。
ウレタン等の保護被膜を形成するとき、変色に対する抵
抗が一層大きなものとなる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、合成樹脂を
ホットプレスしてタイル基地を製造する段階で、表層紙
であるチタン紙をタイル基地に一体的に付着させている
。このため、タイル基地に対する表層紙の付着性は優れ
たものとなり、耐用年数の長い化粧タイルが得られる。
また、このとき使用するチタン紙に不飽和ポリエステル
樹脂を予め含浸させておくことによって、チタン紙とタ
イル基地との接着性を向上させると共に、表面に滲み出
た樹脂によって保護被膜を形成している。
そのため、化粧タイルの表面に施された模様が、化粧タ
イルを室内の壁面に張って使用する際の油滴、埃等によ
って汚れることも防止される。
更に、合成樹脂のホットプレスにより製造されるため、
形状特性に優れ、大きなサイズをもつ化粧タイルが得ら
れる。そのため、この化粧タイルを室内の壁面に張ると
き、目地が少なくなり、能率良くタイル張り作業を行う
ことができる。
このように、本発明によるとき、施工が簡単でしかも変
化に富んだ表面模様をもつ化粧タイルが得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、模様を印刷したチタン紙に75〜95g/m^2の
    含浸量で不飽和ポリエステル樹脂を含浸させ、前記チタ
    ン紙を金型に敷き、次いで前記金型の内部空間にタイル
    基地となる合成樹脂系のコンパウンドを充填して、該コ
    ンパウンドをタイル基地にホットプレス成形すると同時
    に、前記チタン紙を前記タイル基地に接着することを特
    徴とする化粧タイルの製造方法。
JP15421087A 1987-06-20 1987-06-20 化粧タイルの製造方法 Pending JPS63317311A (ja)

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JP15421087A JPS63317311A (ja) 1987-06-20 1987-06-20 化粧タイルの製造方法

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ID=15579251

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JP15421087A Pending JPS63317311A (ja) 1987-06-20 1987-06-20 化粧タイルの製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0464113U (ja) * 1990-10-17 1992-06-01
JPH07164460A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Nikko Co 模様付きfrp成形品の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0464113U (ja) * 1990-10-17 1992-06-01
JPH07164460A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Nikko Co 模様付きfrp成形品の製造方法

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