JPS63316816A - スポット形状可変光学系 - Google Patents
スポット形状可変光学系Info
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- JPS63316816A JPS63316816A JP62153845A JP15384587A JPS63316816A JP S63316816 A JPS63316816 A JP S63316816A JP 62153845 A JP62153845 A JP 62153845A JP 15384587 A JP15384587 A JP 15384587A JP S63316816 A JPS63316816 A JP S63316816A
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- JP
- Japan
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- lens
- optical system
- zoom
- spot shape
- laser beam
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Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 39
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 18
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/09—Beam shaping, e.g. changing the cross-sectional area, not otherwise provided for
- G02B27/0938—Using specific optical elements
- G02B27/095—Refractive optical elements
- G02B27/0955—Lenses
- G02B27/0966—Cylindrical lenses
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、レーザービームを結像したときのビームサイ
ズを楕円形状にして、その短径、長径サイズを連続的に
可変し得るスポット形状可変光学系に関するものである
。
ズを楕円形状にして、その短径、長径サイズを連続的に
可変し得るスポット形状可変光学系に関するものである
。
[従来の技術]
従来から、レーザービームを結像して楕円形状のビーム
スポットを形成するためには、2個のシリンドリカルレ
ンズの母線を直交して配置することにより行っている。
スポットを形成するためには、2個のシリンドリカルレ
ンズの母線を直交して配置することにより行っている。
様々なビームスポットを得るには、各種のシリンドリカ
ルレンズを用意し、ターレット式に交換して組み合わせ
る必要がある。従って、楕円形状のビームスポットの短
径。
ルレンズを用意し、ターレット式に交換して組み合わせ
る必要がある。従って、楕円形状のビームスポットの短
径。
長径方向の大きさや比を種々変えるためには、相当数の
レンズ系を用意しなければならない。
レンズ系を用意しなければならない。
通常のガスレーザー等によるビームはTEMo。
モードであり、その強度分布はガウス強度分布を呈して
おり、一般に強度分布が中心強度の1 / e 2とな
る径をもってビームの大きさとしている。レンズの口径
が入射ビームの径りの2倍以上あると仮定すると、この
ときのビーム径dは、 d= (4/π) *FNo ・ λ
・(1)で表される。ここで、λは入射レーザービー
ムの波長、 FNoはレンズのF値であり、fをレンズ
の焦点距離とすると、FNoはf/Dで表される。楕円
形状の焦点を得るためのレーザービーム結像光学系は、
第7図(a)の平面図及びこの平面図と直交する方向か
ら見た(b)の側面図に示すように、焦点距離の異なる
第1、第2のシリンドリカルレンズl、2をその柱状の
母線同志が直交するように配置する構成となっている。
おり、一般に強度分布が中心強度の1 / e 2とな
る径をもってビームの大きさとしている。レンズの口径
が入射ビームの径りの2倍以上あると仮定すると、この
ときのビーム径dは、 d= (4/π) *FNo ・ λ
・(1)で表される。ここで、λは入射レーザービー
ムの波長、 FNoはレンズのF値であり、fをレンズ
の焦点距離とすると、FNoはf/Dで表される。楕円
形状の焦点を得るためのレーザービーム結像光学系は、
第7図(a)の平面図及びこの平面図と直交する方向か
ら見た(b)の側面図に示すように、焦点距離の異なる
第1、第2のシリンドリカルレンズl、2をその柱状の
母線同志が直交するように配置する構成となっている。
つまり、第1のシリンドリカルレンズlは平面内におい
てのみ屈折力を有し、第2のシリンドリカルレンズ2は
側面内においてのみ屈折力を有している。
てのみ屈折力を有し、第2のシリンドリカルレンズ2は
側面内においてのみ屈折力を有している。
第7図(a)の平面内においては、平行光束の入射レー
ザービームLは第1のシリンドリカルレンズ1により、
第2のシリンドリカルレンズ2に無関係に結像面に像を
結ぶことになる。同様に。
ザービームLは第1のシリンドリカルレンズ1により、
第2のシリンドリカルレンズ2に無関係に結像面に像を
結ぶことになる。同様に。
(b)の側面内においては入射レーザービームLは第1
のシリンドリカルレンズlに無関係に、第2のシリンド
リカルレンズ2により結像面に結像される。ここで、当
然のことながらシリンドリカルレンズ1の焦点距離はシ
リンドリカルレンズ2のそれよりも長いので、シリンド
リカルレンズlの結像FNoはシリンドリカルレンズ2
の結像FNaよりも大きい、従って、第7図の場合は入
射レーザービームLが中心対称なガウス強度分布を持つ
ものとすると、平面内に長く側面内に短かい楕円スポッ
トが得られる。
のシリンドリカルレンズlに無関係に、第2のシリンド
リカルレンズ2により結像面に結像される。ここで、当
然のことながらシリンドリカルレンズ1の焦点距離はシ
リンドリカルレンズ2のそれよりも長いので、シリンド
リカルレンズlの結像FNoはシリンドリカルレンズ2
の結像FNaよりも大きい、従って、第7図の場合は入
射レーザービームLが中心対称なガウス強度分布を持つ
ものとすると、平面内に長く側面内に短かい楕円スポッ
トが得られる。
第8図は一般のズームレンズの光学系であり、凸レンズ
3、凹レンズ4、凸レンズ5はアフォーカルコンバータ
を構成しており、凸レンズ3はコンペンセータの役割を
、凹レンズ4はバリエータの役割を果している。凹レン
ズ4は主に変倍レンズとして作用し、この凹レンズ4に
よるピント移動を凸レンズ3を移動させることによって
、凸レンズ5の焦点位置と凹レンズ4からの出射光束の
発散点とを一致させて補正している。凸レンズ5からの
出射光束は平行ビームであり、これを結像レンズ6によ
り結像する。
3、凹レンズ4、凸レンズ5はアフォーカルコンバータ
を構成しており、凸レンズ3はコンペンセータの役割を
、凹レンズ4はバリエータの役割を果している。凹レン
ズ4は主に変倍レンズとして作用し、この凹レンズ4に
よるピント移動を凸レンズ3を移動させることによって
、凸レンズ5の焦点位置と凹レンズ4からの出射光束の
発散点とを一致させて補正している。凸レンズ5からの
出射光束は平行ビームであり、これを結像レンズ6によ
り結像する。
この第8図(a) 、 (b) 、 (c)を見ると、
凸レンズ3と凹レンズ4の位置によってFNoが変化し
ていることが判る。また、(1)式から明らかなように
、第8図(a) 、 (b) 、 (c)の順に結像ど
−ム径dは大きくなる。しかしながら、このズーム光学
系はピントを像面位置で絶えず合わせるために、それぞ
れ移動量が異なるレンズを複雑な形の曲線カムにより動
かす必要があり、コストが高くなるという欠点がある。
凸レンズ3と凹レンズ4の位置によってFNoが変化し
ていることが判る。また、(1)式から明らかなように
、第8図(a) 、 (b) 、 (c)の順に結像ど
−ム径dは大きくなる。しかしながら、このズーム光学
系はピントを像面位置で絶えず合わせるために、それぞ
れ移動量が異なるレンズを複雑な形の曲線カムにより動
かす必要があり、コストが高くなるという欠点がある。
〔発明の目的]
本発明の目的は、直交する2平面内の一方においてのみ
、それぞれズーム機能を有する2つの光学補正型ズーム
光学系を光軸に沿って順次に配置することによって、構
成の簡素なスポット形状可変光学系を提供することにあ
る。
、それぞれズーム機能を有する2つの光学補正型ズーム
光学系を光軸に沿って順次に配置することによって、構
成の簡素なスポット形状可変光学系を提供することにあ
る。
[発明の概!]
上述の目的を達成するための本発明の要旨は、直交する
2平面内の一方においてのみズーム機能及び結像機能を
有する第1の光学補正型ズーム光学系と、該第1の光学
補正型ズーム光学系とは直交する方向においてのみズー
ム機能及び結像機能を有する第2の光学補正型ズーム光
学系から成ることを特徴とするスポット形状可変光学系
である。
2平面内の一方においてのみズーム機能及び結像機能を
有する第1の光学補正型ズーム光学系と、該第1の光学
補正型ズーム光学系とは直交する方向においてのみズー
ム機能及び結像機能を有する第2の光学補正型ズーム光
学系から成ることを特徴とするスポット形状可変光学系
である。
[発明の実施例]
本発明を第1図〜第6図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明に係るスポット形状可変光学系の構成図
であり、光学補正型ズームレンズ系が2組配置された構
成となっている。ただし、2個の光学補正型ズームレン
ズ系はそれぞれ平面内及び側面内においてのみズーム機
能を持っている。第1図(a)は平面図であり、(b)
は(a)の平面図と直交する方向から見た側面図である
。光軸に沿って配置された凸シリンドリカルレンズlo
、凹シリンドリカルレンズ11.凸シリンドリカルレン
ズ12は、平面内においてのみズーム機能を持つ光学補
正型ズームレンズ系を構成し、凸シリンドリカルレンズ
13.凹シーリントリカルレンズ14、凸シリンドリカ
ルレンズ15は、側面内においてのみズーム機能を持つ
光学補正型ズームレンズ系を構成している。
であり、光学補正型ズームレンズ系が2組配置された構
成となっている。ただし、2個の光学補正型ズームレン
ズ系はそれぞれ平面内及び側面内においてのみズーム機
能を持っている。第1図(a)は平面図であり、(b)
は(a)の平面図と直交する方向から見た側面図である
。光軸に沿って配置された凸シリンドリカルレンズlo
、凹シリンドリカルレンズ11.凸シリンドリカルレン
ズ12は、平面内においてのみズーム機能を持つ光学補
正型ズームレンズ系を構成し、凸シリンドリカルレンズ
13.凹シーリントリカルレンズ14、凸シリンドリカ
ルレンズ15は、側面内においてのみズーム機能を持つ
光学補正型ズームレンズ系を構成している。
なお光学補正型ズーム光学系とは、不動のレンズを挟ん
で2つの動レンズが一体に連結されて動き、各群パワー
とレンズ間隔を適切に選べば像位置が一定に保たれ、ズ
ーミングの際ピント面が特定の条件以外のところで若干
ずれる性質を持っている。
で2つの動レンズが一体に連結されて動き、各群パワー
とレンズ間隔を適切に選べば像位置が一定に保たれ、ズ
ーミングの際ピント面が特定の条件以外のところで若干
ずれる性質を持っている。
第1図(a)の平面内において、平行光束で入射したレ
ーザービームLは、シリンドリカルレンズto、tt、
12による光学補正型ズームレンズ系の平面内での焦点
距離が変化し、それに従って(1)式により平面内の結
像ビーム径dも変化する。また、レンズ12を通過した
光はシリンドリカルレンズ13.14.15による側面
内においてのみズーム機能を持つ光学補正型ズームレン
ズ系を無変化で通過し結像面に結像する。同様に、第1
図(b)の側面内において、入射レーザービームLはシ
リンドリカルレンズ10.11.12による平面内にお
いてのみズーム機能を持つ光学補正型ズームレンズ系を
無変化で通過し、シリンドリカルレンズ13.14.1
5による光学補正型ズームレンズ系の側面内での焦点距
離が変化し。
ーザービームLは、シリンドリカルレンズto、tt、
12による光学補正型ズームレンズ系の平面内での焦点
距離が変化し、それに従って(1)式により平面内の結
像ビーム径dも変化する。また、レンズ12を通過した
光はシリンドリカルレンズ13.14.15による側面
内においてのみズーム機能を持つ光学補正型ズームレン
ズ系を無変化で通過し結像面に結像する。同様に、第1
図(b)の側面内において、入射レーザービームLはシ
リンドリカルレンズ10.11.12による平面内にお
いてのみズーム機能を持つ光学補正型ズームレンズ系を
無変化で通過し、シリンドリカルレンズ13.14.1
5による光学補正型ズームレンズ系の側面内での焦点距
離が変化し。
それに伴い(1)式により側面内の結像ビーム径dも変
化し結像面に結像する。
化し結像面に結像する。
このため、シリンドリカルレンズ10.11.12の光
学補正型ズームレンズ系の平面内での焦点距離を連続的
に変化させると、(1)式により平面内での結像ビーム
径dが連続的に変化する。また、シリンドリカルレンズ
13.14.15の光学補正型ズームレンズ系の側面内
での焦点距離を連続的に変化させると、(1)式により
側面内での結像ビーム径dが連続的に変化する。
学補正型ズームレンズ系の平面内での焦点距離を連続的
に変化させると、(1)式により平面内での結像ビーム
径dが連続的に変化する。また、シリンドリカルレンズ
13.14.15の光学補正型ズームレンズ系の側面内
での焦点距離を連続的に変化させると、(1)式により
側面内での結像ビーム径dが連続的に変化する。
ここで注意すべきことは、第8図に示す従来例における
ズーム機構ではピントが像面に常に合っているが、光学
補正型ズームレンズ系の場合には、像面位置にピントが
合致するのは数回しかないことである。ここで、光学補
正型ズームレンズ系のズーム機構を第2図を用いて説明
する。先に述べたように、光学補正型ズームレンズ系は
不動のレンズである凹レンズ17を挟んで連結した2群
の凸レンズ16.18が動き、成る適当なレンズ間隔の
時に像面位置にピントが合う、第2図の場合には、(a
) 、 (b) 、 (c)の3回ピントが合っており
、このため(a)から(b) 、 (b)から(C)な
ど成る状7gから成る状態に移行するとき、像面位置と
ピントがずれてしまう、これはピントの厳格なスチーム
カメラなどでは大きな問題となるところであるが、本実
施例で扱っているレーザービームの場合にはさほどの問
題とはならない。
ズーム機構ではピントが像面に常に合っているが、光学
補正型ズームレンズ系の場合には、像面位置にピントが
合致するのは数回しかないことである。ここで、光学補
正型ズームレンズ系のズーム機構を第2図を用いて説明
する。先に述べたように、光学補正型ズームレンズ系は
不動のレンズである凹レンズ17を挟んで連結した2群
の凸レンズ16.18が動き、成る適当なレンズ間隔の
時に像面位置にピントが合う、第2図の場合には、(a
) 、 (b) 、 (c)の3回ピントが合っており
、このため(a)から(b) 、 (b)から(C)な
ど成る状7gから成る状態に移行するとき、像面位置と
ピントがずれてしまう、これはピントの厳格なスチーム
カメラなどでは大きな問題となるところであるが、本実
施例で扱っているレーザービームの場合にはさほどの問
題とはならない。
第3図はレンズ19によって一般光が集光される状態(
a)と、レーザービームが集光される状態(b)との相
違を表したものである。この第3図(a)より明らかな
ように、凸レンズ19の焦点位置において一般光は一点
に集光されているのに対し、径−〇で入射したレーザー
ビームは(b)に示すようにWo’ に広がってしまう
、つまりレーザービームの場合には、焦点位置において
直径Wo’ のスポットを作り、焦点位置から前後にず
れればずれるほど、結像ビーム径が大きくなるという性
質を持っている。従って、光学補正型ズームレンズ系を
用いても結像ビーム径が多少大きくなるだけで、結像ビ
ーム径を可変するという機能には問題は生じないことに
なる。
a)と、レーザービームが集光される状態(b)との相
違を表したものである。この第3図(a)より明らかな
ように、凸レンズ19の焦点位置において一般光は一点
に集光されているのに対し、径−〇で入射したレーザー
ビームは(b)に示すようにWo’ に広がってしまう
、つまりレーザービームの場合には、焦点位置において
直径Wo’ のスポットを作り、焦点位置から前後にず
れればずれるほど、結像ビーム径が大きくなるという性
質を持っている。従って、光学補正型ズームレンズ系を
用いても結像ビーム径が多少大きくなるだけで、結像ビ
ーム径を可変するという機能には問題は生じないことに
なる。
第4図〜第6図は本発明に係るスポット形状可変光学系
をフローサイトメータに応用した実施例を示し、第4図
はフローサイトメータの構成図である。レーザー光源2
0から出射されたレーザービームLは、スポット形状可
変光学系21によりフローセル22の中央部に楕円形状
のスポットを結像し、フローセル22の中央部を流れる
被検粒子Aに照射される。被検粒子Aによる前方散乱光
は集光レンズ23を介して光検出器24に入射し、側方
散乱光は集光レンズ25を介して光検出器26に入射す
る。
をフローサイトメータに応用した実施例を示し、第4図
はフローサイトメータの構成図である。レーザー光源2
0から出射されたレーザービームLは、スポット形状可
変光学系21によりフローセル22の中央部に楕円形状
のスポットを結像し、フローセル22の中央部を流れる
被検粒子Aに照射される。被検粒子Aによる前方散乱光
は集光レンズ23を介して光検出器24に入射し、側方
散乱光は集光レンズ25を介して光検出器26に入射す
る。
第5図はフローセル22の断面図を示し、第4図に示す
ように構成されたフローサイトメータにおいて、サンプ
ル流Bを無限に細くすることはできないので、被検粒子
AがレーザービームスポットCの中心を常に通過すると
は限らない、レーザービームスボッ)Cはガウス状の強
度分布りを持つため、被検粒子Aが同じ大きさ或いは同
じ蛍光分子を持っていても、その散乱光或いは蛍光の強
度は被検粒子AがレーザービームスポットCを通過する
際の位置によって異なり測定誤差の原因となる。そこで
、第6図に示すようにレーザービームスポットCの楕円
形状を変えてサンプル流B全体に一様な強度分布を持つ
ようにしたり、被検粒子Aか弱い蛍光粒子であればレー
ザービームスポットCの照射面積を小さくして、強度密
度を大きくしたりする必要がある。
ように構成されたフローサイトメータにおいて、サンプ
ル流Bを無限に細くすることはできないので、被検粒子
AがレーザービームスポットCの中心を常に通過すると
は限らない、レーザービームスボッ)Cはガウス状の強
度分布りを持つため、被検粒子Aが同じ大きさ或いは同
じ蛍光分子を持っていても、その散乱光或いは蛍光の強
度は被検粒子AがレーザービームスポットCを通過する
際の位置によって異なり測定誤差の原因となる。そこで
、第6図に示すようにレーザービームスポットCの楕円
形状を変えてサンプル流B全体に一様な強度分布を持つ
ようにしたり、被検粒子Aか弱い蛍光粒子であればレー
ザービームスポットCの照射面積を小さくして、強度密
度を大きくしたりする必要がある。
第6図(a)はサンプル流B中の被検粒子Aを分解能良
く検出する場合のレーザービームスポットCの照射方法
を示し、(b)は被検粒子Aが比較的大きな粒子である
場合のレーザービームスポットCの照射方法を示し、(
C)は変動係数は大きくなるが被検粒子Aか弱い蛍光粒
子である場合に有効な照射方法を示している。このよう
にフローサイトメータにおいて、測定対象物に合わせて
スポット形状可変光学系21により、レーザービームス
ポットCの形状を連続的に縦、横に変化させ、被検粒子
Aに対する最適な測定条件下で測定を行うことができる
。
く検出する場合のレーザービームスポットCの照射方法
を示し、(b)は被検粒子Aが比較的大きな粒子である
場合のレーザービームスポットCの照射方法を示し、(
C)は変動係数は大きくなるが被検粒子Aか弱い蛍光粒
子である場合に有効な照射方法を示している。このよう
にフローサイトメータにおいて、測定対象物に合わせて
スポット形状可変光学系21により、レーザービームス
ポットCの形状を連続的に縦、横に変化させ、被検粒子
Aに対する最適な測定条件下で測定を行うことができる
。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係るスポット形状可変光学
系は、レーザービームの特殊性を考慮し、光学補正型ズ
ーム機構を取り入れることにより、スポット形状を縦横
に変化させることができ、かつ構成が簡素となる利点が
ある。
系は、レーザービームの特殊性を考慮し、光学補正型ズ
ーム機構を取り入れることにより、スポット形状を縦横
に変化させることができ、かつ構成が簡素となる利点が
ある。
図面第1図〜第6図は本発明に係るスポット形状可変光
学系の実施例を示し、第1図(a)は平面方向′から見
た構成図、(b)は側面方向から見た構成図、第2図(
a) 、 (b) 、 (c)は光学補正型ズームレン
ズ光学系の説明図、第3図は一般光とレーザービームの
集光の違いの説明図、第4図は本発明を応用したフロー
サイトメータの構成図、第5図はフローセルの断面図、
第6図はサンプル流とレーザービームスポットの関係の
説明図であり、第7図は従来例のシリンドリカルレンズ
光学系の説明図、第8図(a) 、 (b) 、 (c
)は一般のズームレンズの光学系の説明図である。 符号10.12.13.15は凸シリンドリカルレンズ
、11.14は凹シリンドリカルレンズ、20はレーザ
ー光源、21はスポット形状可変光学系、22はフロー
セル、24.26は光検出器である。 特許出願人 キャノン株式会社 第2図 (Q) (C) し 第3@ 第4図 第5図
学系の実施例を示し、第1図(a)は平面方向′から見
た構成図、(b)は側面方向から見た構成図、第2図(
a) 、 (b) 、 (c)は光学補正型ズームレン
ズ光学系の説明図、第3図は一般光とレーザービームの
集光の違いの説明図、第4図は本発明を応用したフロー
サイトメータの構成図、第5図はフローセルの断面図、
第6図はサンプル流とレーザービームスポットの関係の
説明図であり、第7図は従来例のシリンドリカルレンズ
光学系の説明図、第8図(a) 、 (b) 、 (c
)は一般のズームレンズの光学系の説明図である。 符号10.12.13.15は凸シリンドリカルレンズ
、11.14は凹シリンドリカルレンズ、20はレーザ
ー光源、21はスポット形状可変光学系、22はフロー
セル、24.26は光検出器である。 特許出願人 キャノン株式会社 第2図 (Q) (C) し 第3@ 第4図 第5図
Claims (1)
- 1、直交する2平面内の一方においてのみズーム機能及
び結像機能を有する第1の光学補正型ズーム光学系と、
該第1の光学補正型ズーム光学系とは直交する方向にお
いてのみズーム機能及び結像機能を有する第2の光学補
正型ズーム光学系から成ることを特徴とするスポット形
状可変光学系。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62153845A JPS63316816A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | スポット形状可変光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62153845A JPS63316816A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | スポット形状可変光学系 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63316816A true JPS63316816A (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=15571357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62153845A Pending JPS63316816A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | スポット形状可変光学系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63316816A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0388704A2 (de) * | 1989-03-21 | 1990-09-26 | Isco-Optic Gmbh | Anamorphotischer Vorsatz für Aufnahme- oder Wiedergabezwecke zur Verwendung mit einem Grundobjektiv |
EP0723834A1 (en) * | 1995-01-25 | 1996-07-31 | Lumonics Ltd. | Laser apparatus |
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