JPS63316075A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンター等の画像形成装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

従来、プリンター等の画像形成装置では、特開昭５８−
１２５０７５号公報に記載のように、転写紙装填部から
、所定のタイミングで転写紙が送られ、これを停止した
搬送ローラ部材により、転写紙の進行する先端を制止し
、転写紙に一旦座屈を生じさせ、整合させた後に、感光
ドラム等の回転に合わせた所定タイミングで搬送ローラ
部材を回転させ、転写紙を転写紙案内手段に沿って転写
部分へと送り出される。静電的に転写を受けた転写紙は
、その後定着装置に運ばれ定着される。第３図は、従来
用いられている画像形成装置の概略構成図である。従来
この種の装置では、転写紙を、転写点よりも、重力方向
で上方向から下方向もしくは、水平方向へと送り、転写
点よりも上側に配置した定着部材へ運ばれる場合が多い
、このような装置においては、第３図に示す、搬送ロー
ラ部材として用いている、レジスタローラ対１を、転写
紙が通過した後、転写紙には、レジスタローラ対１の搬
送力がなくなり、以後転写紙は、定着装置３の搬送力、
搬送ベルト４での搬送力、感光ドラム２との電気的吸着
力及び１機械的摩擦力に頼って搬送される。

しかし、転写紙がだんだんに搬送されていき、搬送ベル
ト４に到達すると、上記構成では、転写紙には転写紙案
内ガイド対７と、搬送ベルト４との間で、微視的にみて
下に凸のたわみができ、ドラム２への機械的押し付は力
が減少する傾向を示し、さらに、定着部材が転写点より
も上側に配置された場合には、転写紙後端のドラムへの
押し付は力がより減少する作用を示し、転写紙画像上に
転写ムラおよび転写波は等を生じる原因となる。

さらに、転写紙が吸湿し低抵抗となった場合には、転写
電流が、転写紙を通り、レジスタローラ対１等にリーク
してしまい、電気的吸着力が減少するため、機械的押し
付ける力が十分に働いていないと、転写波は等を生じる
原因になり、良好な転写画像を得られない場合があった
。このため、機械的な構成のみにおいても、ドラム２へ
の押し力が得られ、−分な転写ニップを得ることのでき
る、画像形成装置が必要であった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

プリンター等の、画像形成装置における上記従来技術は
、転写を受ける時点での転写紙の姿勢の安定、均一性に
ついて配慮がされておらず、良好な転写画像を得る点に
問題があった。

本発明の目的は、上記問題点を解決し良好な転写画像を
得ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、転写紙装填部から搬送された転写紙を搬送
ローラ部材において制止させることにより、転写紙に一
旦座屈を生じさせ、整合させた後に搬送ローラ部材を回
転させ、画像形成工程へ転写紙案内手段に沿って転写紙
を送り出し転写し、その後定着部材により定着する画像
形成装置であって、転写帯電器ワイヤと、感光ドラムを
結んだ線の感光ドラム円周上での交点を転写点とした時
、この転写点を感光ドラム円周上の下半分の範囲に設け
、かつ、前記転写紙搬送ローラ部材と、前記定着部材と
を前記、転写点の接線方向より、重力方向で下側に配置
し、前記転写点接線方向に対し転写紙を、常に、重力方
向下側において送られる構成とし、さらに、前記転写紙
案内手段を、感光ドラムに対し反り返った方向に曲げる
ことにより達成される。

〔作用〕

画像形成装置の構成を、前記転写点を、感光ドラムの円
周上、下半分の範囲に設け、かつ、前記転写点接線方向
に対し、重力方向下側に、前記搬送ローラ部材及び定着
部材を配置し、さらに、転写紙案内手段を感光ドラムに
対し、反り返った方向に曲げたことにより転写紙は、前
記転写点接線方向に対し、重力方向下側において送られ
ることとなり、転写紙は転写紙先端から後端にいたるま
で上に凸のたわみを持つ姿勢で感光ドラムに接するよう
になり、機械的な感光ドラムへの押し付は力を増すこと
ができ、機械的な構成のみにおいても良好な転写ニップ
が得られ、転写波は等を防止することができ、良好な転
写画像を得ることができる。またさらに、転写点を、前
記配置とすることにより１分離を受けた転写紙は、漸次
自重により落下するので、良い分離性能を得ることがで
きる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図により説明する。

第１図は１本発明により提案する装置の一実施例におけ
る断面図である。なお図中、前述第３図の従来例との共
通部材は、同一番号にて示す。

本発明は図示の如く、レジスタローラ対１により搬送さ
れてきた転写紙は、感光ドラム２の近傍に配置され、感
光ドラム２に対して反り返る方向に曲げられた一対の転
写紙案内ガイド対７を通り、その上方にある転写帯電器
５により感光ドラム２上のトナー像を転写紙に転写し、
除電装置６により分離され、搬送ベルト４で定着装置３
まで運ばれ定着される構成となっている。ここで、転写
帯電器５の転写ワイヤ９と、感光ドラム２の中心とを結
んだ線ＸＩ　　ＸＩの感光ドラム２の円周部交点を、感
光ドラム２の円周上、下半分の範囲に設け、転写点とし
、かつ前記転写紙搬送装置であるレジスタローラ対１お
よび定着装置３を、前記転写点の接線Ｘ　ｚ　−Ｘ　ｚ
方向より、重力方向で下側に配置しているので転写紙は
、転写帯電器５上を接線方向Ｘｚ−Ｘ２より重力方向で
下側を通り通過することになり、さらに、感光ドラム２
に対して反り返える方向に曲げられた転写紙案内ガイド
対７により、転写紙は感光ドラム２に対して反り返える
方向で送られるようになり、転写紙は、常に上に凸のた
わみをもつ姿勢で、感光ドラム２と接触し、定着装置３
へ送られても、この姿勢を保ちながら転写帯電器５を通
過するようになる。したがって、機械的な構成のみにお
いても安定した転写ニップを保ちながら転写を受けるこ
とになり、良好な転写画像を得ることができる。またさ
らに、転写後の分離に対しても、前記転写点を、前記配
置とすることにより転写紙は、除電装置６により分離さ
れた後、漸次自重により落下するので、良い分離性能を
得ることができる。

また、第２図は、本発明における別の実施例を示したも
のであり、図のように、搬送ローラ部材１を、第１図の
ように、感光ドラムの下部に配置しなくとも、同様の効
果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上、実施例にて詳述した如く、本発明の画像形成装置
は、感光ドラムの中心と、転写１Ｅ電器ワイヤとを結ん
だ線の、感光ドラム円周部交点を、感光ドラムの円周上
下半分の範囲に設け、かつ、転写紙装填部から搬出され
る転写紙を、制止、整合後１画像形成工程へ送り出す転
写紙搬送装置である搬送ローラ部材と、画像形成工程で
転写された、転写紙を定着する定着部材とを、前記交点
の接線方向に対し、重力方向で下側に配置した構成とし
、転写紙を常に上記交点接線方向に対し、重力方向下側
において搬送し、さらに、感光ドラムに対し反り返った
方向に曲げた転写紙案内ガイド対とによって、転写紙に
上に凸の姿勢を与え、これを保ちながら搬送する構成と
することにより、機械的な構成のみにおいても、安定な
転写ニップが得られ、良好な転写画像を得ることができ
る。

また、上記交点を、上記配置とすることにより。

分離された転写紙は、漸次自重により落下するので、良
い分離性能が得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例の断面図、第３図は
従来装置の例を示す断面図である。 １・・・レジスタローラ対、２・・・感光ドラム、３・
・・定着装置、４・・・搬送ベルト、５・・・転写帯電
器、６・・・除電装置、７・・・転写紙案内ガイド対、
８・・・転写紙率１図 高２日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、転写紙装填部から転写紙搬送手段によつて搬送され
   て進行する転写紙の先端を制止することにより、該転写
   紙に一旦座屈を生じさせて整合させた後に、画像形成工
   程へ該転写紙を送り込み、転写し、定着する画像形成装
   置において、転写帯電器ワイヤと、感光ドラムを結んだ
   線の、感光ドラム円周上での交点を、感光ドラム円周上
   、下半分の範囲に設けかつ、前記、転写紙の制止、整合
   に用いる搬送ローラ部材と、前記画像形成工程で転写さ
   れ送られてくる転写紙を定着する定着部材とを、前記交
   点の接線方向より、重力方向で下側に配置することを特
   徴とする画像形成装置。