JPS63315790A - 結露防止サッシ構造 - Google Patents

結露防止サッシ構造

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JPS63315790A
JPS63315790A JP15022387A JP15022387A JPS63315790A JP S63315790 A JPS63315790 A JP S63315790A JP 15022387 A JP15022387 A JP 15022387A JP 15022387 A JP15022387 A JP 15022387A JP S63315790 A JPS63315790 A JP S63315790A
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JP
Japan
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wooden
sash
frame
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window
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JP15022387A
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北山 和明
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、コンクリート建物のサツシ、特にいわゆる
マンションの窓用サツシの構造に関し、風体的には結露
防止構造のサツシに関する。
[従来の技術] 第4図は従来の技術を示す横断面図であるが、第4図に
於いてコンクリート建物は、断熱材30(例えばスタイ
ロフォーム)等をコンクリート打込み時に型枠式りに利
用してコンクリート壁31内側に張設し、この断熱材3
0上にそのまま壁仕上材32(ラワンベニヤ等)を貼っ
て仕上げている。この際、窓箇所にはアルミサツシ等の
金属製サツシ33を取付けるのであるが、その取付けに
当り、上記断熱材30の張設されたコンクリート壁31
と金属性サツシ33との隙間にはモルタル34を詰める
ことで金属性サツシ33を固定している。
[従来技術の問題点] しかるにこの従来技術によると、コンクリート壁中の湿
気が、詰められたモルタル中を通して室内に染み出し、
またモルタル自体にも湿気が存在するから、これら湿気
が室内の温度上昇と共に金属製すッノおよび窓ガラスの
表面に付着し、結露していた。さらにサソソはアルミニ
ウム等、金属製であり、またガラスは一枚であるため、
部屋の外と内とで極端な温度差がある場合には、金属お
よびガラス共に熱伝導性が、II;いので結露が生じ易
かった。
[発明の目的1 この発明は」二足問題点を解決し、部屋の外と内とて極
端な温度差かある冬場、あるいは冷房を使う夏場に於い
ても、窓ガラスおよび窓層りに結露を生しさせないサラ
ン構造を提供することをlj的とする。
[問題点を解決するための手段] −に2目的を達成する手段として、本発明に係る結露防
止用サラン構造は、コンクリート建物のサッノ+1■造
に於いて僅かに間隔を空け除湿空気を介在させて重設さ
れた少なくとも二枚の窓ガラスを組み込んだ木製窓枠と
、この木製窓枠の外周に組み付けられる木製サラン枠と
、この木製サツシ粋のさらに外周に存在するコンクリー
ト壁段部に固着される受部材と、この受部材に対して上
記木製サラン枠を仮保持する止金具と、上記受部材と木
製サラン枠間に射出充填させられる発泡ポリウレタンと
、から成ることを特徴としている。
[実施例] 以下、図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る結露防止サツシ構造の要部を示す
横断面図である。1はコンクリート壁であって、このコ
ンクリート壁I中の窓が構築される箇所には段部2が穿
設され、この段部2に受部材3がコンクリート壁lと一
体に組み付けられている。この受部材3は防腐処理され
た木材から構成される。または受部材3は耐腐食性の合
成樹脂等であっても可で、要するに木ねじ等の釘類その
他の止金具が効く材質であれば足る。受部材3は、その
側面4がコンクリート壁Iの内壁5と同一平面になるよ
うにコンクリート壁lに一体に組み付けられており、両
者が成す平面上に断熱材6か、さらにこの断熱材6上に
壁仕上材7が、夫々の端部を受部材3の而に揃えて重設
されている。8は木製サツシ枠であって、コンクリート
壁lの段部2内に収まる寸法の幅Wを有し断面形状略し
字状に段部9が形成されている。この木製サツシ枠8に
は肉厚方向に埋込釘穴1O110が適宜間隔を置いて穿
設され、木ねじM、11がこれら埋込釘穴10、IOに
挿入され、木製サツシ枠8の肉にねじ込まれて木製サツ
シ枠8を貫通し、さらに面記の受部材3の肉にねじ込ま
れてその先端を受部材3内に止めるようにされている。
この際、木製サツシ枠8と受部材3とは密着させられる
ことなく、相互間に適度の間隔を保持した状態で木ねじ
11.11で連結される。この木製サラン枠8と受部材
3との間の隙間には後述の発泡ポリウレタンが射出充填
される。なお、木ねじ11,11を埋込んだ後の埋込釘
穴10にはその大鉢を閉鎖する飾鋲12、I2が用意さ
れている。木製サツシ枠8の上記段部9の内角部には次
に述べる木製窓枠の内側縁を受けるバッキングI3が添
設されている。14は木製窓枠であって、その枠縁を上
記バッキング13に当接して木製サラン枠8の段部9内
に収まる寸法に形成されている。木製窓枠I4はその内
側縁に蟻溝I5.15が形成され、これら蟻溝15.1
5内に添設されたパブキング16を介して透明ガラス1
7を三枚、約3mmの間隔を空けて挟持している。それ
ら透明ガラス17.17相互間には除湿された空気18
か充填される。そして除湿空気18の乾燥は上記バッキ
ング16によって保持されている。
木製サツシ枠8は前述の通り受部材3と、その間に隙間
を保持しつつ、木ねじ11、IIで連結されているが、
この隙間に発泡ポリウレタン19が射出充填される。こ
の射出充填に当っては、予め木製サツシ枠8の端部20
と、この端部20に対面するコンクリート壁■の段部2
との間に詰物21を全周に亙って詰めておく。こうして
おいて発泡ポリウレタンI9を木製サラン枠8と受jl
<材3との隙間に射出充填することにより、木製サツシ
枠8はコンクリート壁lの窓箇所に固定される。
このとき木製サツシ枠8は、木ねじII、11を介して
受部材3の枠組内に窓箇所として最適の位置関係に仮保
持されているから、発泡ポリウレタン19を射出充填す
るに当って木製サツシ枠8が揺れ動く等の作業上の困難
は無い。発泡ポリウレタン19の射出充填作業終了後は
面記詰物21上をツーキング材22で隠蔽被覆して防水
処理し、また発泡ポリウレタンI9の壁仕上材7と木製
サツシ枠8との間の表面部には樹脂モルタル23を充填
して精度を高めるのがよい。
なお、上記結露防止サツシ構造は単に垂直方向について
だけでなく、水平方向についても同様である。この関係
を示すため第2図を参照して説明すると、第2図は本発
明に係る結露防止サツシ構造の1実施例の縦断面図であ
るが、コンクリート壁lに設けた段部2内に収められる
受部材3と、この受部材3を木製サツシ枠8に仮保持す
る木ねじ1■と、木製サツシ枠8を受部材3の組み付は
枠内に固定する発泡ポリウレタン19等すべて既述の通
りである。なお、24は床材であり、25は転ばし根太
である。
第3図は本発明に係る結露防止サツシ構造の他の実施例
を示す横断面図で、化55基準法、消防法等の法令が規
定する防火地域内におけるサツシ構造に対する規制に対
応するためのものである。即し第3図に於いて、26は
金属キャップであって、アルミニュウム等の金属材を被
覆部の形状に合わせて屈折加工して構成したもので、木
製サツシ枠8の外側縁および木製窓枠14の外側縁な夫
々被覆している。
なお、この場合の窓ガラス27.27には網入れがされ
ている。
[発明の効果] 本発明は上記の構成だから、コンクリート壁内の湿気を
通過させる竹材が建物の内側には存在せず、したがって
コンクリート壁内の湿気は建物の外側に発散して結露の
原因となることはない。またサツシ枠および窓枠共に木
製であるから、建物内外の湿気を吸収して結露の原因を
排除している。そして木製サツシ枠をコンクリート壁内
に固定している発泡ポリウレタンは膨張性、接着性を有
するからその固定はきわめて安定され、かつ、断熱性も
併せ持つから結露の原因を排除する効果も有する。さら
に窓ガラスは2枚以上に構成されているから、建物内外
に於ける温度差をそれら窓ガラス間の除湿空気が吸収し
て結露の原因をここでも排除している。このように本発
明に係る結露防止サツシ構造は部材および構造の両面か
らして結露を十分に防止することができる効果を有する
なお、結露防止の効果を上げるため、室内の換気等にも
配慮すること勿論である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のl実施例を示す横断面図、第2図は同
実施例の縦断面図、第3図は金属性キャップが被覆され
た場合を示す横断面図、第4図は従来例を示す横断面図
である。 l    コンクリート壁 3   受部材 8   木製サツシ枠 11  木ねじ 14  木製窓枠 17  透明ガラス 18  除湿空気 19  発泡ポリウレタン 特許出願人 日新建設工業株式会社 代理人弁理士 (8666)  小 林 孝 次第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート建物のサッシ構造に於いて、僅かに
    間隔を空け除湿空気を介在させて重設された少なくとも
    二枚の窓ガラスを組み込んだ木製窓枠と、この木製窓枠
    の外周に組み付けられる木製サッシ枠と、この木製サッ
    シ枠のさらに外周に存在するコンクリート壁段部に固着
    される受部材と、この受部材に対して上記木製サッシ枠
    を仮保持する止金具と、上記受部材と木製サッシ枠間に
    射出充填させられる発泡ポリウレタンと、から成る結露
    防止サッシ構造。
  2. (2)木製窓枠に組み込まれる窓ガラスが三枚である特
    許請求の範囲第1項に記載の結露防止サッシ構造。
JP15022387A 1987-06-18 1987-06-18 結露防止サッシ構造 Pending JPS63315790A (ja)

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JP15022387A JPS63315790A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 結露防止サッシ構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021036098A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 ミサワホーム株式会社 建具枠の固定構造
CN117248701A (zh) * 2023-11-20 2023-12-19 江苏十晟建筑工程有限公司 门窗框接缝填塞辅助结构及其使用方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021036098A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 ミサワホーム株式会社 建具枠の固定構造
CN117248701A (zh) * 2023-11-20 2023-12-19 江苏十晟建筑工程有限公司 门窗框接缝填塞辅助结构及其使用方法
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