JP3934456B2 - 建築物の外断熱構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建築物の外断熱構造に関し、鉄骨材等の金属製の軸組部材に断熱材を取り付ける場合の緊結用の釘などの先端部に結露が生じないようにし、断熱性能の向上を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、木造やRC造の住宅をはじめとする建築物では、省エネルギのため建築物の外気に接する外壁部、屋根部などに断熱材を設けて断熱することが普及しており、軸組の室外側に断熱材を取り付けることで建築物全体を切れ目なく覆うことができる外断熱工法が、従来の軸組の間に断熱材を取り付けるいわゆる充填断熱工法に比べて断熱性能が優れることから、採用されることが多くなってきている。
【0003】
一方、最近のリサイクルに対する要求は建築物についても高まりつつあり、軸組を木材やRCからリサイクル性に優れる鉄材等の金属製の軸組に替えた住宅建築物が注目されている。
【0004】
このような金属製の軸組に対して外断熱構造とする場合には、例えば図3(a)に示すように、金属製の軸組である鉄骨材1の室外側Aに板状の面材2aと断熱材2bとが一体にされた断熱パネル2をビスなどの緊結材3で鉄骨材1に取り付け、この断熱パネル2の室外側Aに胴縁4を配置してビスなどの緊結材5で鉄骨材1に固定し、この胴縁4の室外側Aに外装材6を取り付けることで断熱パネル2との間に通気層7を設けるようにし、鉄骨材1の室内側Bに内装材8を取り付けて構成される。
【0005】
このような鉄骨材1に断熱パネル2を取り付けた外断熱構造では、例えば冬期、室内を暖房すると、胴縁4を固定するビスなどの緊結材5の頭部5aが外気温度に接する一方、先端部5bが室内温度に接するため、この緊結材5がヒートブリッジとなってその先端部5bが低温になって結露が発生してしまう。
【0006】
そこで、このようなヒートブリッジの発生を防止するため、例えば特開2000−230289号公報に開示された断熱パネルの取付構造では、図3(b)に示すように、軸組である鉄骨材1への取付位置に対応する断熱パネル2の断熱材2bを取り除いて断熱材欠損部2cを設けておき、この断熱材欠損部2cの板状の面材2aをビスなどの緊結材3aで鉄骨材1に取り付けたのち、断熱材欠損部2cに桟木9を配置してビスなどの緊結材10で鉄骨材1に取り付ける。
【0007】
そして、この桟木9の室外側Aに胴縁4を配置して、先端部5bが鉄骨材1に達することなく桟木9内に位置するビスなどの緊結材5で固定するようにしている。
【0008】
このような桟木9を介して胴縁4を固定することで、胴縁4を取り付けるビスなどの緊結材5の頭部5aと先端部5bとの温度差を無くすことでヒートブリッジとなって緊結材5の先端部5bに結露が生じることを防止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような断熱パネル2の軸組への取付位置に対応する部分の断熱材2bを取り除いて断熱材欠損部2cを形成する必要があり、施工に手間が掛かるとともに、断熱材2bに代えて木製の桟木9を介装することから断熱材2bに切れ目ができ、外断熱工法の特徴を生かすことができないという問題がある。
【0010】
また、板状の面材2aと断熱材2bとが接着などで一体にされた断熱パネル2でなく、断熱材2bだけを用いて断熱施工を行おうとすると、断熱材2bの固定がやり難く、別な取付構造を必要とするなどの問題がある。
【0011】
この発明は、かかる従来技術の課題に鑑みてなされたもので、鉄骨材などの金属製の軸組に対して外断熱工法とする場合にもヒートブリッジによりビスなどの緊結材の先端部等に結露が生じることがなく、施工も容易で断熱性能にも優れる建築物の外断熱構造を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術が有する課題を解決するこの発明の請求項1記載の建築物の外断熱構造は、建築物の軸組部材の室外側に断熱材を設ける外断熱構造であって、前記軸組部材を断面形状がリップ溝型形状、C字状またはコ字状の金属製部材で構成し、この軸組部材の側方に隣接させて室外側表面を一致させて配置した桟木を固定し、この桟木および前記軸組部材の室外側に断熱材を配置して当該桟木に固定するとともに、この断熱材を挾む室外側に胴縁を配置して前記桟木に固定したことを特徴とするものである。
【0013】
この建築物の外断熱構造によれば、建築物の軸組部材の室外側に断熱材を設ける外断熱構造で、前記軸組部材を断面形状がリップ溝型形状、C字状またはコ字状の金属製部材で構成し、この軸組部材の側方に隣接させて室外側表面を一致させて配置した桟木を固定し、この桟木および前記軸組部材の室外側に断熱材を配置して当該桟木に固定するとともに、この断熱材を挾む室外側に胴縁を配置して前記桟木に固定するようにしたので、軸組部材が金属製であっても桟木を介して断熱材を取り付けることおよび胴縁を緊結材で桟木に取り付けることで、ヒートブリッジにより断熱材および胴縁を取り付けるビスなどの緊結材に結露が生じることを防止し、しかも施工も容易にできるようにしている。また、桟木を前記軸組部材の側方に隣接させて室外側表面を一致させて配置するようにしており、金属製の軸組部材の側方に外側表面が一致して隣接する桟木に断熱材を取り付けることができるようになる。
【0016】
さらに、この発明の請求項記載の建築物の外断熱構造は、請求項1記載の構成に加え、前記桟木を、前記軸組部材の側方に配置するのに替えて前記軸組部材の中空部内に配置し、かつ当該軸組部材の室外側に突出させずに配置したことを特徴とするものである。
【0017】
この建築物の外断熱構造によれば、桟木を、前記軸組部材の側方に配置するのに替えて前記軸組部材の中空部内に配置し、かつ当該軸組部材の室外側に突出させずに配置するようにしており、この桟木に断熱材を取り付けることで、ヒートブリッジにより断熱材および胴縁を取り付けるビスなどの緊結材に結露が生じることを防止し、しかも施工も容易にできるとともに、桟木によって軸組部材の補強がなされ、地震などの揺れによるねじれやズレなどを防止できるようになる。
【0018】
また、この発明の請求項記載の建築物の外断熱構造は、請求項1または2記載の構成に加え、前記断熱材と前記軸組部材の室外側との間に板材を設けたことを特徴とするものである。
【0019】
この建築物の外断熱構造によれば、断熱材と軸組部材の室外側との間に板材を設けるようにしており、より一層住宅の気密性や防湿性を高めることができるとともに、耐力壁にすることもでき、構造体としても優れたものとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はこの発明の建築物の外断熱構造を外壁部に適用した一実施の形態にかかる概略断面図である。
【0021】
この建築物の外断熱構造20では、図1(a),(b)に示すように、金属製の軸組部材である鉄骨材21の側方に室外側表面を一致させて木材製や合成木材製等の断熱性の高い桟木22が配置され、桟木22がボルト等の緊結材23で鉄骨材21に固定してある。
【0022】
そして、鉄骨材21および桟木22の室外側Aの表面に、図1(a)に示すように、板材24aと断熱材24bとで構成される断熱パネル24が配置され、板材24aを釘などの緊結材25で桟木22に固定するとともに、断熱材24bを釘などの緊結材25で桟木22に固定し、いずれの緊結材25の先端が桟木22内に位置するようにする。
【0023】
また、鉄骨材21および桟木22の室外側Aの表面に、図1(b)に示すように、板材のない断熱材26だけを配置し、釘などの緊結材25で桟木22に固定し、緊結材25の先端が桟木22内に位置するようにしても良い。
【0024】
こうして桟木22に固定した断熱材24b,26の室外側Aには、胴縁27が配置され、断熱材24b,26を貫通する釘などの緊結材28で桟木22に固定され、この緊結材28の先端も桟木22内に位置するようにする。
【0025】
この胴縁27の室外側Aに外装材29を取り付けることで断熱材24b,26との間に通気層30を設けるようにし、鉄骨材21の室内側Bに内装材31を取り付けて外断熱構造が構成される。
【0026】
このような建築物の外断熱構造20によれば、例えば冬期、室内を暖房すると、胴縁27を固定する釘などの緊結材28の頭部28aが外気温度に接する一方、先端部28bが断熱性や保温性の高い桟木22の内部に配置されてるため、この緊結材28がヒートブリッジとなることがなく、緊結材28の先端部28bが低温になって結露が発生することを防止できる。
【0027】
また、施工時には、金属製の軸組部材である鉄骨材21にボルトなどの緊結材23で桟木22を固定するだけで、これまでと同様に施工することができ、断熱材の一部を取り除く必要もなく簡単に施工することができる一方、リサイクル時の解体分別も鉄骨材21と桟木22との固定状態をボルトなどの緊結材23を外すことで簡単に行うことができる。
【0028】
さらに、この建築物の外断熱構造20によれば、特別な部材を必要とせず、桟木22をボルトなどの緊結材23で取り付けるだけで良く、特別な工法や納まりを必要とせず、しかも安価である。
【0029】
また、断熱材24bに切れ目がなく、完全に軸組部材である鉄骨材21の外側を覆って外断熱構造とすることができる。
【0030】
さらに、この建築物の外断熱構造20によれば、断熱材24bと軸組部材である鉄骨材21および桟木22の室外側との間に板材24aを設けてあるので、この板材24aによって、より一層住宅の気密性や防湿効果を高めることができるとともに、耐力壁にすることもでき、構造体としても強度の優れたものにすることができる。
【0031】
このような建築物の外断熱構造20に用いる軸組部材としては、鉄骨材のほか他の金属製であっても良く、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅、各種合金などの種々の材料のものが使用され、その断面形状もリップ溝型鋼の場合に限らず、C字状、またはコ字状等のほか、矩形や円形など中空閉断面、あるいは中実材などであっても良い。
【0032】
また、桟木22としては、断熱性や保温性の高い木材や合成木材が使用でき、針葉樹や広葉樹を問わずどのような材木であっても良く、MDFやLVL等の合成材木であっても良いが、特に好ましくはスギ、スプルース、マツ、ヒノキ、ツガ、集成材が使用される。
【0033】
さらに、断熱材24b,26としては、一般的に使用されている断熱材のいずれも使用することができ、例えば硬質ポリウレタンフォーム、スチレンフォーム、フェノールフォーム、イソシアヌレートフォーム、ポリエチレンフォーム、発泡ゴム等のプラスチック系断熱材のほか、グラスウール、ロックウール等の無機繊維系断熱材、セルローズファイバ等の有機繊維系断熱材などをあげることができる。なお、断熱材24b,26には、表面および/または裏面に防湿や気密のためのライナー紙やクラフト紙などの紙、ポリエチレンフィルムやポリエステルフィルムなどの合成樹脂フィルム、鉄やアルミニウムやステンレスなどの金属箔や蒸着層等があってもなくても良い。
【0034】
板材24aとしては、合板、ベニヤ板、構造用合板、パーティクルボード、ハードボード、シージングボード、石膏や珪酸カルシムなどの無機質板、硬質木片セメント板、ラスシート、板紙、ライナー紙やクラフト紙、炭酸カルシウム混抄紙などの紙、ポリエチレンフィルムやポリエステルフィルムなどの合成樹脂フィルムやシート、鉄やアルミニウムやステンレスなどの金属箔や蒸着層等、またはこれらの複層品等、板状、シート状、フィルム状のものなら何でも使用することができる。なお、断熱パネル24とする場合には、板材24aと断熱材24bを互いに接着した構造であることが必要であり、市販の接着剤または硬質ポリウレタンフォームのように断熱材の自己接着性によって接着させても良い。
【0035】
桟木22、断熱パネル24、断熱材26、胴縁27を固定する緊結材23,25,28としては、市販されているビス、ねじ、釘、ボルトなどを使用でき、材質は鉄、ステンレス、銅、アルミニウム等の金属やセラミック、エンジニアプラスチックなどのものを使用することができる。
【0036】
そのほか、胴縁27、外装材29、内装材31としては、通常の建築物に使用されているものをそのまま使用することができる。
【0037】
次に、この発明の建築物の外断熱構造の他の一実施の形態について、図2に示す外壁部を例に説明するが、既に説明した実施の形態と同一部分には、同一記号を記してある。
【0038】
この建築物の外断熱構造40では、金属製の軸組部材である鉄骨材21に取り付ける桟木41が鉄骨材21の側方でなく、リップ溝型鋼の中空部内に配置され、ボルトなどの緊結材42で鉄骨材21に固定してある。
【0039】
そして、鉄骨材21の室外側Aに断熱パネル24が配置され、板材24aおよび断熱材24bがビスなどの緊結材25で桟木41に固定され、緊結材25の先端部25bが桟木41内に位置するようにしてある。
【0040】
この断熱材24bの室外側Aには、同様に、胴縁27が配置されてビスなどの緊結材28で桟木41に固定され、胴縁27の室外側に外装材29が、鉄骨材21の室内側Bに内装材31が取り付けられて外断熱構造が構成される。
【0041】
このような建築物の外断熱構造40によれば、例えば冬期、室内を暖房すると、胴縁27を固定する釘などの緊結材28の頭部28aが外気温度に接する一方、先端部28bが断熱性や保温性の高い桟木41の内部に配置されてるため、この緊結材28がヒートブリッジとなることがなく、緊結材28の先端部28bが低温になって結露が発生することを防止できる。
【0042】
また、施工時には、金属製の軸組部材である鉄骨材21にボルトなどの緊結材42で桟木41を固定するだけで、これまでと同様に施工することができ、断熱材の一部を取り除く必要もなく簡単に施工することができる一方、リサイクル時の解体分別も鉄骨材21と桟木41との固定状態をボルトなどの緊結材42を外すことで簡単に行うことができる。
【0043】
さらに、この建築物の外断熱構造40によれば、金属製の軸組部材である鉄骨材21の中空部内にボルトなどの緊結材42で桟木41が固定してあるので、桟木41によって軸組部材である鉄骨材21の補強がなされ、例えば地震などによる揺れが起きたとしても、軸組のねじれやズレなどを防止することができる。
【0044】
また、既に説明した上記実施の形態と同様な効果を奏することはいうまでもない。
【0045】
なお、上記実施の形態では、それぞれ外壁部の場合を例に説明したが、これに限らず屋根部等に適用することができる。
【0046】
また、建築物としても戸建て住宅、集合住宅、倉庫、事務所ビル、商業ビル等金属製の軸組部材を備え、断熱材を室外側に取り付ける場合に広く適用することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上、一実施の形態とともに具体的に説明したようにこの発明の請求項1記載の建築物の外断熱構造によれば、建築物の軸組部材の室外側に断熱材を設ける外断熱構造で、前記軸組部材を断面形状がリップ溝型形状、C字状またはコ字状の金属製部材で構成し、この軸組部材の側方に隣接させて室外側表面を一致させて配置した桟木を固定し、この桟木および前記軸組部材の室外側に断熱材を配置して当該桟木に固定するとともに、この断熱材を挾む室外側に胴縁を配置して前記桟木に固定するようにしたので、軸組部材が金属製であっても桟木を介して断熱材を取り付けることおよび胴縁を桟木に取り付けることで、ヒートブリッジにより断熱材および胴縁を取り付けるビスなどの緊結材に結露が生じることを防止でき、しかも施工も容易に行うことができる。また、桟木を前記軸組部材の側方に隣接させて室外側表面を一致させて配置するようにしたので、金属製の軸組部材の側方に外側表面が一致して隣接する桟木に断熱材を取り付けることができ、施工も容易に行うことができる。
【0049】
さらに、この発明の請求項記載の建築物の外断熱構造によれば、桟木を、前記軸組部材の側方に配置するのに替えて前記軸組部材の中空部内に配置し、かつ当該軸組部材の室内側に突出させずに配置するようにしたので、この桟木に断熱材を取り付けることで、ヒートブリッジにより断熱材および胴縁を取り付けるビスなどの緊結材に結露が生じることを防止することができ、しかも施工も容易に行うことができるとともに、桟木によって軸組部材の補強がなされ、地震などの揺れによるねじれやズレなどを防止することができる。
【0050】
また、この発明の請求項記載の建築物の外断熱構造によれば、断熱材と軸組部材の室外側との間に板材を設けるようにしたので、より一層住宅の気密性や防湿性を高めることができるとともに、耐力壁にすることもでき、構造体としても強度の優れたものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】それぞれこの発明の建築物の外断熱構造を外壁部に適用した一実施の形態にかかる概略断面図である。
【図2】この発明の建築物の外断熱構造を外壁部に適用した他の一実施の形態にかかる概略断面図である。
【図3】それぞれ従来の建築物の外断熱構造にかかる概略断面図である。
【符号の説明】
20 建築物の外断熱構造
21 鉄骨材(金属製の軸組部材)
22 桟木
23 緊結材
24 断熱パネル
24a 板材
24b 断熱材
25 緊結材
26 断熱材
27 胴縁
28 緊結材
28a 頭部
28b 先端部
29 外装材
30 通気層
31 内装材
40 建築物の外断熱構造
41 桟木
42 緊結材
A 室外側
B 室内側

Claims (3)

  1. 建築物の軸組部材の室外側に断熱材を設ける外断熱構造であって、
    前記軸組部材を断面形状がリップ溝型形状、C字状またはコ字状の金属製部材で構成し、この軸組部材の側方に隣接させて室外側表面を一致させて配置した桟木を固定し、この桟木および前記軸組部材の室外側に断熱材を配置して当該桟木に固定するとともに、この断熱材を挾む室外側に胴縁を配置して前記桟木に固定したことを特徴とする建築物の外断熱構造。
  2. 前記桟木を、前記軸組部材の側方に配置するのに替えて前記軸組部材の中空部内に配置し、かつ当該軸組部材の室外側に突出させずに配置したことを特徴とする請求項1記載の建築物の外断熱構造。
  3. 前記断熱材と前記軸組部材の室外側との間に板材を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の建築物の外断熱構造。
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