JPS63315243A - インキ装置の呼び出しロ−ラ制御システム - Google Patents
インキ装置の呼び出しロ−ラ制御システムInfo
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- JPS63315243A JPS63315243A JP62151379A JP15137987A JPS63315243A JP S63315243 A JPS63315243 A JP S63315243A JP 62151379 A JP62151379 A JP 62151379A JP 15137987 A JP15137987 A JP 15137987A JP S63315243 A JPS63315243 A JP S63315243A
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- ink
- servo motor
- roller
- fountain roller
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Links
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、印刷機において、インキ供給源に蓄えられた
インキを呼び出して版胴へ間欠的に供給するインキ装置
の呼び出しローラ制御システムに関するものである。
インキを呼び出して版胴へ間欠的に供給するインキ装置
の呼び出しローラ制御システムに関するものである。
版胴に装着された版の表面にインキを供給する印刷機の
インキ装置は、左右のフレームに軸支されて回転する壺
ローラと、この壺ローラの周面と両端部のせき、および
インキブレードで形成されるインキ壺(インキ供給源)
とを備えており、インキ壷内に蓄えられたインキは、壺
ローラの回転によりその周面とインキブレード先端との
隙間から流出して壺ローラの周面に付着する。壺ローラ
の近傍には、これと並行する練りローラが軸架されてお
り、壺ローラの周面に付着したインキは、アームに支持
されてその揺動により壺ローラと練りローラとの間を往
復運動するインキ呼び出しローラによって練りローラに
転移し、このあと多数のローラ群間で転移する間に各方
向へ均一にならされたのち、インキ着ローラを経て版胴
へ供給される。一般に、インキ呼び出しローラは、版胴
を含みこの版胴を回転駆動する原動側(本機)に機械的
に連結されており、本機からの回転力を得てその往復運
動を行う。
インキ装置は、左右のフレームに軸支されて回転する壺
ローラと、この壺ローラの周面と両端部のせき、および
インキブレードで形成されるインキ壺(インキ供給源)
とを備えており、インキ壷内に蓄えられたインキは、壺
ローラの回転によりその周面とインキブレード先端との
隙間から流出して壺ローラの周面に付着する。壺ローラ
の近傍には、これと並行する練りローラが軸架されてお
り、壺ローラの周面に付着したインキは、アームに支持
されてその揺動により壺ローラと練りローラとの間を往
復運動するインキ呼び出しローラによって練りローラに
転移し、このあと多数のローラ群間で転移する間に各方
向へ均一にならされたのち、インキ着ローラを経て版胴
へ供給される。一般に、インキ呼び出しローラは、版胴
を含みこの版胴を回転駆動する原動側(本機)に機械的
に連結されており、本機からの回転力を得てその往復運
動を行う。
このように構成された印刷機のインキ装置において、印
刷画像に対して要求されるインキ量は、全体的には、壺
ローラの回転速度や壺ローラとインキブレードとの隙間
量によって調節し、左右方向には、壺ネジ方式や分割ブ
レード方式によって調節している。また、絵柄の天地方
向については、一部では、ローラ群中の揺動(振り)ロ
ーラの揺動停止タイミング(デッドポイント)の調整に
よって対処する方法が知られている。これら一連の調整
方法については、本機稼動中、若しくは比較的簡便な操
作によってその調整が可能となっている。
刷画像に対して要求されるインキ量は、全体的には、壺
ローラの回転速度や壺ローラとインキブレードとの隙間
量によって調節し、左右方向には、壺ネジ方式や分割ブ
レード方式によって調節している。また、絵柄の天地方
向については、一部では、ローラ群中の揺動(振り)ロ
ーラの揺動停止タイミング(デッドポイント)の調整に
よって対処する方法が知られている。これら一連の調整
方法については、本機稼動中、若しくは比較的簡便な操
作によってその調整が可能となっている。
しかしながらこのようなインキ装置においては、版胴の
回転位置に対するインキ呼び出しローラの駆動タイミン
グ(インキ呼び出し開始タイミング)が、絵柄の天地方
向に対する濃度ムラやストリーク(条目)に影響を与え
ていることが知られており、このインキ呼び出しローラ
による絵柄の天地方向に対する濃度ムラやストリークに
ついての調整法としては、際立って簡単な方法が得られ
ていないのが現状である。
回転位置に対するインキ呼び出しローラの駆動タイミン
グ(インキ呼び出し開始タイミング)が、絵柄の天地方
向に対する濃度ムラやストリーク(条目)に影響を与え
ていることが知られており、このインキ呼び出しローラ
による絵柄の天地方向に対する濃度ムラやストリークに
ついての調整法としては、際立って簡単な方法が得られ
ていないのが現状である。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、イ
ンキ供給源に蓄えられたインキを呼び出すインキ呼び出
しローラを、版胴を回転駆動する本機に対し独立して駆
動するようになし、版胴の回転位置に対するインキ呼び
出しローラの駆動タイミングを可変できるように構成し
たものである。
ンキ供給源に蓄えられたインキを呼び出すインキ呼び出
しローラを、版胴を回転駆動する本機に対し独立して駆
動するようになし、版胴の回転位置に対するインキ呼び
出しローラの駆動タイミングを可変できるように構成し
たものである。
したがってこの発明によれば、版胴の回転位置に対する
インキ呼び出しローラの駆動タイミングを本機に対し独
立して可変することができる。
インキ呼び出しローラの駆動タイミングを本機に対し独
立して可変することができる。
以下、本発明に係るインキ装置の呼び出しローラ制御シ
ステムを詳細に説明する。第2図は、このインキ装置の
呼び出しローラ制御システムの一実施例を示すブロック
回路構成図である。同図において、1は本機側(例えば
、版胴)の回転に応じてその回転角度量に応じた数のパ
ルス状電気信号を送出する版胴回転検出用ロークリエン
コーダ、2はこのロークリエンコーダ1の送出するパル
ス状電気信号に基づき版胴の回転方向を判別する正逆方
向判別器、3はこの正逆方向判別器2を経由して入力さ
れるパルス状電気信号を分周する分周器、4はこの分周
器3における分周比を決定する比率設定デジスイッチ、
5は分周器3における分周出力をカウントする現在値カ
ウンタ、6は図示せぬインキ装置におけるインキ呼び出
しローラをカムおよびカムフォロアを介し本機に対し独
立して駆動するサーボモータ、7はこのサーボモータ6
の回転に応じてその回転角度量に応じた数のパルス状電
気信号を送出するサーボモータ回転検出用1:ll−タ
’Jエンコーダ、8はこのロータリエンコーダ7の送出
するパルス状電気信号に基づきサーボモータ6の回転方
向を判別する正逆方向判別器、9はこの正逆方向判別器
8を経由して入力されるパルス状電気信号を分周する分
周器、10は分周器9における分周出力をカウントする
現在値カウンタ、11は現在値カウンタ5および現在値
カウンタ10におけるカウント値を入力としそのカラン
ト値間の偏差演算を行う偏差演算器である。
ステムを詳細に説明する。第2図は、このインキ装置の
呼び出しローラ制御システムの一実施例を示すブロック
回路構成図である。同図において、1は本機側(例えば
、版胴)の回転に応じてその回転角度量に応じた数のパ
ルス状電気信号を送出する版胴回転検出用ロークリエン
コーダ、2はこのロークリエンコーダ1の送出するパル
ス状電気信号に基づき版胴の回転方向を判別する正逆方
向判別器、3はこの正逆方向判別器2を経由して入力さ
れるパルス状電気信号を分周する分周器、4はこの分周
器3における分周比を決定する比率設定デジスイッチ、
5は分周器3における分周出力をカウントする現在値カ
ウンタ、6は図示せぬインキ装置におけるインキ呼び出
しローラをカムおよびカムフォロアを介し本機に対し独
立して駆動するサーボモータ、7はこのサーボモータ6
の回転に応じてその回転角度量に応じた数のパルス状電
気信号を送出するサーボモータ回転検出用1:ll−タ
’Jエンコーダ、8はこのロータリエンコーダ7の送出
するパルス状電気信号に基づきサーボモータ6の回転方
向を判別する正逆方向判別器、9はこの正逆方向判別器
8を経由して入力されるパルス状電気信号を分周する分
周器、10は分周器9における分周出力をカウントする
現在値カウンタ、11は現在値カウンタ5および現在値
カウンタ10におけるカウント値を入力としそのカラン
ト値間の偏差演算を行う偏差演算器である。
分周器9における分周比は所定の値に固定的に設定され
ており、現在値カウンタ5および10は、正逆方向判別
器2および8における正転判別あるいは逆転判別に基づ
き、分周器3および9を介して入力される分周出力のア
ンプカウントあるいはダウンカウントを行うようになっ
ている。そして、偏差演算器11における偏差演算値(
偏差データ)がD/Aコンバータ12によってアナログ
信号値に変換され、この変換されたアナログ信号値が切
換スイッチ40を介して速度電圧制御器13に回転指令
として入力されるようになっている。そして、この速度
電圧制御器13の出力が電流制御器14に入力され、電
流制御器14の出力によって、サーボモークロの回転速
度がインバータ15を介して調整されるようになってい
る。すなわち、偏差演算器11における偏差演算値に応
してサーボモータ6の回転速度が調整されるようになっ
ている。サーボモータ6の回転速度は、ロータリエンコ
ーダ7の送出するパルス状電気信号に基づき、正逆方向
判別器16およびD/Aコンバータ17を介して、速度
電圧制御器13にフィードバンクされるようになってい
る。
ており、現在値カウンタ5および10は、正逆方向判別
器2および8における正転判別あるいは逆転判別に基づ
き、分周器3および9を介して入力される分周出力のア
ンプカウントあるいはダウンカウントを行うようになっ
ている。そして、偏差演算器11における偏差演算値(
偏差データ)がD/Aコンバータ12によってアナログ
信号値に変換され、この変換されたアナログ信号値が切
換スイッチ40を介して速度電圧制御器13に回転指令
として入力されるようになっている。そして、この速度
電圧制御器13の出力が電流制御器14に入力され、電
流制御器14の出力によって、サーボモークロの回転速
度がインバータ15を介して調整されるようになってい
る。すなわち、偏差演算器11における偏差演算値に応
してサーボモータ6の回転速度が調整されるようになっ
ている。サーボモータ6の回転速度は、ロータリエンコ
ーダ7の送出するパルス状電気信号に基づき、正逆方向
判別器16およびD/Aコンバータ17を介して、速度
電圧制御器13にフィードバンクされるようになってい
る。
一方、ロータリエンコーダ7の送出するパルス状電気信
号は、第1図に示すフィルタバッファ18を介して数値
制御LS119にも入力されるようになっており、数値
制御LS119は、このフィルタバッファ18を介して
入力されるパルス状電気信号に基づきサーボモータ6の
回転方向および回転角度位置を判断する。また、数値側
mLs119は、位相設定デジスイッチ21.原点近接
スイッチ22およびスタートPB23の送出信号を入力
となすスイッチインターフェイス20、CPU24、プ
ログラムメモリ25との間でデータの交換を行い、D/
A変換器26およびアンプ27を介し、切換スイッチ4
0を経由して速度電圧制御器13に速度指令電圧を送出
するようになっている。
号は、第1図に示すフィルタバッファ18を介して数値
制御LS119にも入力されるようになっており、数値
制御LS119は、このフィルタバッファ18を介して
入力されるパルス状電気信号に基づきサーボモータ6の
回転方向および回転角度位置を判断する。また、数値側
mLs119は、位相設定デジスイッチ21.原点近接
スイッチ22およびスタートPB23の送出信号を入力
となすスイッチインターフェイス20、CPU24、プ
ログラムメモリ25との間でデータの交換を行い、D/
A変換器26およびアンプ27を介し、切換スイッチ4
0を経由して速度電圧制御器13に速度指令電圧を送出
するようになっている。
尚、原点近接スイッチ22は、サーボモータ6の所定回
転角度位置において原点信号を送出するスイッチであり
、図示してはいないがサーボモータ6の回転軸に取り付
けた位置決め近接ドグならびにこの近接ドグに回転対向
して設けた近接センサにより構成されている。位相設定
デジスイッチ21は、版胴の回転位置に対するインキ呼
び出しローラの呼び出し開始タイミング(位相)の設定
を可能となすスイッチである。また、第2図において、
28は交流(POWER)を直流に整流するコンバータ
であり、このコンバータ28の直流出力によりサーボモ
ータ6がインバータ15を介して駆動されるようになっ
ている。
転角度位置において原点信号を送出するスイッチであり
、図示してはいないがサーボモータ6の回転軸に取り付
けた位置決め近接ドグならびにこの近接ドグに回転対向
して設けた近接センサにより構成されている。位相設定
デジスイッチ21は、版胴の回転位置に対するインキ呼
び出しローラの呼び出し開始タイミング(位相)の設定
を可能となすスイッチである。また、第2図において、
28は交流(POWER)を直流に整流するコンバータ
であり、このコンバータ28の直流出力によりサーボモ
ータ6がインバータ15を介して駆動されるようになっ
ている。
次に、このように構成されたインキ装置の呼び出しロー
ラ制御システムの動作を、第3図および第4図に示す処
理フローチャートを用いながら説明する。すなわち、第
3図に示したステップ301においてこのフローをスタ
ートさせ、ステップ302において、位相設定デジスイ
ッチ21を用いて、版胴の回転位置に対するインキ呼び
出しローラの呼び出し開始タイミング(位相)の設定を
行う。そして、ステップ303において、スター)PB
23のオン状態が確認されると、数値制御LS119
を介する速度指令電圧に基づいてサーボモータ6が回転
する(ステップ304)。このサーボモータ6の回転は
、ステップ306においてサーボモータ6の原点位置が
検出されるまで、即ちスイッチインターフェイス20に
原点近接スイッチ22を介して原点信号が入力されるま
で行われ、原点位置の検出と同時にサーボモータ6の停
止制御がなされる(ステップ307)。そして、ステッ
プ308において、サーボモータ6のオーバラン量が求
められて記憶され、サーボモータ6が再度回転せしめら
れる(ステップ309)。そして、ステップ310にお
いて、サーボモータ6の回転角度位置が位相設定デジス
イッチ21を用いて設定した位相設定値付近に達したこ
とが検出されると、サーボモータ6が減速せしめられ(
ステップ311)、ステップ308におけるオーバラン
量を考慮した位相設定値にその回転角度位置が達した時
点で(ステップ312)、サーボモータ6の回転が停止
せしめられる(ステップ313)。そして、ステップ3
14において本機がその原点位置に来たことを検出した
後、第4図に示したフローに移る。
ラ制御システムの動作を、第3図および第4図に示す処
理フローチャートを用いながら説明する。すなわち、第
3図に示したステップ301においてこのフローをスタ
ートさせ、ステップ302において、位相設定デジスイ
ッチ21を用いて、版胴の回転位置に対するインキ呼び
出しローラの呼び出し開始タイミング(位相)の設定を
行う。そして、ステップ303において、スター)PB
23のオン状態が確認されると、数値制御LS119
を介する速度指令電圧に基づいてサーボモータ6が回転
する(ステップ304)。このサーボモータ6の回転は
、ステップ306においてサーボモータ6の原点位置が
検出されるまで、即ちスイッチインターフェイス20に
原点近接スイッチ22を介して原点信号が入力されるま
で行われ、原点位置の検出と同時にサーボモータ6の停
止制御がなされる(ステップ307)。そして、ステッ
プ308において、サーボモータ6のオーバラン量が求
められて記憶され、サーボモータ6が再度回転せしめら
れる(ステップ309)。そして、ステップ310にお
いて、サーボモータ6の回転角度位置が位相設定デジス
イッチ21を用いて設定した位相設定値付近に達したこ
とが検出されると、サーボモータ6が減速せしめられ(
ステップ311)、ステップ308におけるオーバラン
量を考慮した位相設定値にその回転角度位置が達した時
点で(ステップ312)、サーボモータ6の回転が停止
せしめられる(ステップ313)。そして、ステップ3
14において本機がその原点位置に来たことを検出した
後、第4図に示したフローに移る。
すなわち、ステップ401にて印刷機エンコーダからの
パルス出力の検出が開始される。そして、印刷機の運転
に伴う版胴の回転により、この版胴の回転角度量に応じ
たパルス状電気信号が版胴回転検出用ロークリエンコー
ダ1より送出され(ステップ402)、正逆方向判別器
2に入力され始め、このパルス状電気信号に基づき版胴
の回転方向が判別されると共に、この正逆方向判別器2
を経由するパルス状電気信号が分周器3に入力されるよ
うになる。分周器3は、比率設定デジスイッチ4の設定
により決定される分周比で、その入力されるパルス状電
気信号を分周し、その分周出力を現在値カウンタ5に送
出する。すなわち、第4図に示したフローチャートにお
けるステップ403において、版胴の回転方向が正転と
判別された場合にあっては、現在値カウンタ5において
、分周器3を介して入力される分周出力のアソプカウン
トが行われる(ステップ405)。また、ステップ40
3において版胴の回転方向が逆転と判別された場合にあ
っては、現在値カウンタ5において、分周器3を介して
入力される分周出力のダウンカウントが行われる(ステ
ップ407)。そして、偏差演算器11において、現在
値カウンタ5におけるカウント値と現在値カウンタ10
におけるカウント値との偏差演算が行われる。この偏差
演算器11における演算の結果、ステップ408におい
て偏差量有りと判定された場合、偏差演算器11におけ
る偏差データがD/Aコンバータ12に送出される(ス
テップ409)。そして、この偏差データがD/Aコン
バータ12においてアナログ値に変換され(ステップ4
10)、この偏差データに基づいたサーボモータ6の回
転駆動が開始される(ステップ411)。
パルス出力の検出が開始される。そして、印刷機の運転
に伴う版胴の回転により、この版胴の回転角度量に応じ
たパルス状電気信号が版胴回転検出用ロークリエンコー
ダ1より送出され(ステップ402)、正逆方向判別器
2に入力され始め、このパルス状電気信号に基づき版胴
の回転方向が判別されると共に、この正逆方向判別器2
を経由するパルス状電気信号が分周器3に入力されるよ
うになる。分周器3は、比率設定デジスイッチ4の設定
により決定される分周比で、その入力されるパルス状電
気信号を分周し、その分周出力を現在値カウンタ5に送
出する。すなわち、第4図に示したフローチャートにお
けるステップ403において、版胴の回転方向が正転と
判別された場合にあっては、現在値カウンタ5において
、分周器3を介して入力される分周出力のアソプカウン
トが行われる(ステップ405)。また、ステップ40
3において版胴の回転方向が逆転と判別された場合にあ
っては、現在値カウンタ5において、分周器3を介して
入力される分周出力のダウンカウントが行われる(ステ
ップ407)。そして、偏差演算器11において、現在
値カウンタ5におけるカウント値と現在値カウンタ10
におけるカウント値との偏差演算が行われる。この偏差
演算器11における演算の結果、ステップ408におい
て偏差量有りと判定された場合、偏差演算器11におけ
る偏差データがD/Aコンバータ12に送出される(ス
テップ409)。そして、この偏差データがD/Aコン
バータ12においてアナログ値に変換され(ステップ4
10)、この偏差データに基づいたサーボモータ6の回
転駆動が開始される(ステップ411)。
このようにしてサーボモータ6が回転し始めると、これ
に伴い、サーボモータ6の回転角度量に応じたパルス状
電気信号が、サーボモータ回転検出用ロータリエンコー
ダ7より送出され始める(ステップ412)。このロー
タリエンコーダ7の送出するパルス状電気信号は正逆方
向判別器8に入力され(ステップ413)、このパルス
状電気信号に基づきサーボモータ6の回転方向が判別さ
れると共に、正逆方向判別器8を経由するパルス状電気
信号が分周器9に入力されるようになる。
に伴い、サーボモータ6の回転角度量に応じたパルス状
電気信号が、サーボモータ回転検出用ロータリエンコー
ダ7より送出され始める(ステップ412)。このロー
タリエンコーダ7の送出するパルス状電気信号は正逆方
向判別器8に入力され(ステップ413)、このパルス
状電気信号に基づきサーボモータ6の回転方向が判別さ
れると共に、正逆方向判別器8を経由するパルス状電気
信号が分周器9に入力されるようになる。
分周器9は、所定の分周比で、その人力されるパルス状
電気信号を分周し、その分周出力を現在値カウンタ10
に送出する。すなわち、第4図に示したフローチャート
におけるステップ414において、サーボモータ6の回
転方向が正転と判別された場合にあっては、現在値カウ
ンタ10において、分周器9を介して入力される分周出
力のアンプカウントが行われる(ステップ415)。ま
た、ステップ414においてサーボモータ6の回転方向
が逆転と判別された場合にあっては、現在値カウンタ1
0において、分周器9を介して人力される分周出力のダ
ウンカウントが行われる(ステップ416)。そして、
偏差演算器11において、現在値カウンタ5におけるカ
ウント値と現在値力ウンタ】0におけるカウント値との
偏差演算が行われ、ステップ408において偏差量なし
と判定されるまで、その偏差データに基づくサーボモー
タ6の回転速度の調整が行われる。
電気信号を分周し、その分周出力を現在値カウンタ10
に送出する。すなわち、第4図に示したフローチャート
におけるステップ414において、サーボモータ6の回
転方向が正転と判別された場合にあっては、現在値カウ
ンタ10において、分周器9を介して入力される分周出
力のアンプカウントが行われる(ステップ415)。ま
た、ステップ414においてサーボモータ6の回転方向
が逆転と判別された場合にあっては、現在値カウンタ1
0において、分周器9を介して人力される分周出力のダ
ウンカウントが行われる(ステップ416)。そして、
偏差演算器11において、現在値カウンタ5におけるカ
ウント値と現在値力ウンタ】0におけるカウント値との
偏差演算が行われ、ステップ408において偏差量なし
と判定されるまで、その偏差データに基づくサーボモー
タ6の回転速度の調整が行われる。
すなわち、偏差演算器11において、現在値カウンタ5
と現在値カウンタ10とのカンウド値の偏差がなくなる
ように、即ちその偏差値が零となるようにサーボモータ
6の駆動制御が行われるようになり、これにより版胴と
サーボモータ6との回転速度が比率同期するようになる
。すなわち、サーボモータ6の回転力を得てカムおよび
カムフォロアを介して駆動されるインキ呼び出しローラ
が、版胴の回転速度に比率同期して駆動されるようにな
り、このインキ呼び出しローラの版胴に対する駆動タイ
ミング(インキ呼び出しタイミング)が位相設定デジス
イッチ21を用いて設定した位相値に合致するようにな
る。このインキ呼び出しローラの版胴に対するインキ呼
び出しタイミング(位相)は、位相設定デジスイッチ2
1を用いて任意に設定することが可能であり、本実施例
においては0〜359.9°といった位相設定方法によ
り実施する。また、この位相値の変更については、本機
回転開始時においても容易に行うことができる。
と現在値カウンタ10とのカンウド値の偏差がなくなる
ように、即ちその偏差値が零となるようにサーボモータ
6の駆動制御が行われるようになり、これにより版胴と
サーボモータ6との回転速度が比率同期するようになる
。すなわち、サーボモータ6の回転力を得てカムおよび
カムフォロアを介して駆動されるインキ呼び出しローラ
が、版胴の回転速度に比率同期して駆動されるようにな
り、このインキ呼び出しローラの版胴に対する駆動タイ
ミング(インキ呼び出しタイミング)が位相設定デジス
イッチ21を用いて設定した位相値に合致するようにな
る。このインキ呼び出しローラの版胴に対するインキ呼
び出しタイミング(位相)は、位相設定デジスイッチ2
1を用いて任意に設定することが可能であり、本実施例
においては0〜359.9°といった位相設定方法によ
り実施する。また、この位相値の変更については、本機
回転開始時においても容易に行うことができる。
第5図はインキ呼び出し開始タイミングと版胴の回転位
置との位相関係の一例を示す図であり、同図において、
29は版胴、30はインキ装置の構成ローラ群、31は
インキ呼び出しローラ、32は壺ローラ、33はインキ
ブレード、34はインキ壺、35はインキ着口−うであ
る。同図(a)に示すようなインキ呼び出し開始タイミ
ングを、同図(b)に示すようなインキ呼び出し開始タ
イミングに変更することも本実施例を用いれば容易に可
能である。
置との位相関係の一例を示す図であり、同図において、
29は版胴、30はインキ装置の構成ローラ群、31は
インキ呼び出しローラ、32は壺ローラ、33はインキ
ブレード、34はインキ壺、35はインキ着口−うであ
る。同図(a)に示すようなインキ呼び出し開始タイミ
ングを、同図(b)に示すようなインキ呼び出し開始タ
イミングに変更することも本実施例を用いれば容易に可
能である。
以上説明したように本実施例によるインキ装置の呼び出
しローラ制御システムによると、絵柄のレイアウトの変
更を余儀なくされる印刷用刷版において、天地方向への
濃度ムラに対して影響の大きなインキ呼び出しローラの
呼び出しタイミングを自由に設定変更することができる
ため、天地方向への濃度ムラを低減若しくは解消するこ
とができる。また、インキ呼び出しローラの呼び出しタ
イミングを印刷機回転中においても行えるため、オペレ
ータの労力削減1機械稼動率の向上効果が得られる。
しローラ制御システムによると、絵柄のレイアウトの変
更を余儀なくされる印刷用刷版において、天地方向への
濃度ムラに対して影響の大きなインキ呼び出しローラの
呼び出しタイミングを自由に設定変更することができる
ため、天地方向への濃度ムラを低減若しくは解消するこ
とができる。また、インキ呼び出しローラの呼び出しタ
イミングを印刷機回転中においても行えるため、オペレ
ータの労力削減1機械稼動率の向上効果が得られる。
以上説明したように本発明によるインキ装置の呼び出し
ローラ制御システムによると、インキ供給源に蓄えられ
たインキを呼び出すインキ呼び出しローラを、版胴を回
転駆動する本機に対し独立して駆動するようになし、版
胴の回転位置に対するインキ呼び出しローラの駆動タイ
ミングを可変できるように構成したので、絵柄のレイア
ウトの変更を余儀なくされる印刷用刷版において、天地
方向への濃度ムラに対して影響の大きなインキ呼び出し
ローラの呼び出しタイミングを自由に設定変更すること
ができ、天地方向への濃度ムラを低減若しくは解消する
ことが可能となる。また、インキ呼び出しローラの呼び
出しタイミングを印刷機回転中においても行うことが可
能であるため、オペレータの労力削減5機械稼動率の向
上効果が得られる。
ローラ制御システムによると、インキ供給源に蓄えられ
たインキを呼び出すインキ呼び出しローラを、版胴を回
転駆動する本機に対し独立して駆動するようになし、版
胴の回転位置に対するインキ呼び出しローラの駆動タイ
ミングを可変できるように構成したので、絵柄のレイア
ウトの変更を余儀なくされる印刷用刷版において、天地
方向への濃度ムラに対して影響の大きなインキ呼び出し
ローラの呼び出しタイミングを自由に設定変更すること
ができ、天地方向への濃度ムラを低減若しくは解消する
ことが可能となる。また、インキ呼び出しローラの呼び
出しタイミングを印刷機回転中においても行うことが可
能であるため、オペレータの労力削減5機械稼動率の向
上効果が得られる。
第1図および第2図は本発明に係るインキ装置の呼び出
しローラ制御システムの一実施例を示すブロック回路構
成図、第3図および第4図はこのインキ装置の呼び出し
ローラ制御システムの動作を説明するフローチャート、
第5図はインキ呼び出し開始タイミングと版胴の回転位
置との位相関係の一例を示す図である。 1・・・版胴回転検出用ロータリエンコーダ、3.4・
・・分周器、5,10・・・現在値カウンタ、6・・・
サーボモータ、7・・・サーボモータ回転検出用ロータ
リエンコーダ、11・・・偏差演算器、19・・・数値
側?1’1lLSI、21・・・位相設定デジスイッチ
、22・・・原点近接スイッチ、29・・・版胴、31
・・・インキ呼び出しローラ、32・・・壺ローラ、3
4・・・インキ壺。 =16− 〇 第3図 第4図
しローラ制御システムの一実施例を示すブロック回路構
成図、第3図および第4図はこのインキ装置の呼び出し
ローラ制御システムの動作を説明するフローチャート、
第5図はインキ呼び出し開始タイミングと版胴の回転位
置との位相関係の一例を示す図である。 1・・・版胴回転検出用ロータリエンコーダ、3.4・
・・分周器、5,10・・・現在値カウンタ、6・・・
サーボモータ、7・・・サーボモータ回転検出用ロータ
リエンコーダ、11・・・偏差演算器、19・・・数値
側?1’1lLSI、21・・・位相設定デジスイッチ
、22・・・原点近接スイッチ、29・・・版胴、31
・・・インキ呼び出しローラ、32・・・壺ローラ、3
4・・・インキ壺。 =16− 〇 第3図 第4図
Claims (1)
- インキ供給源に蓄えられたインキを呼び出して版胴への
供給を図るインキ呼び出しローラと、このインキ呼び出
しローラを前記版胴を回転駆動する本機に対し独立して
駆動せしめる呼び出しローラ駆動手段と、この呼び出し
ローラ駆動手段によるインキ呼び出しローラの前記版胴
の回転位置に対する駆動タイミングを可変ならしめる駆
動タイミング可変手段とを備えてなるインキ装置の呼び
出しローラ制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151379A JPS63315243A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | インキ装置の呼び出しロ−ラ制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151379A JPS63315243A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | インキ装置の呼び出しロ−ラ制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63315243A true JPS63315243A (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=15517282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62151379A Pending JPS63315243A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | インキ装置の呼び出しロ−ラ制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63315243A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59222356A (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-14 | Komori Printing Mach Co Ltd | 輪転印刷機のインキ装置 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62151379A patent/JPS63315243A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59222356A (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-14 | Komori Printing Mach Co Ltd | 輪転印刷機のインキ装置 |
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