JPS6331351B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6331351B2
JPS6331351B2 JP55008345A JP834580A JPS6331351B2 JP S6331351 B2 JPS6331351 B2 JP S6331351B2 JP 55008345 A JP55008345 A JP 55008345A JP 834580 A JP834580 A JP 834580A JP S6331351 B2 JPS6331351 B2 JP S6331351B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bevel gear
arm
driven bevel
support shaft
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55008345A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5669095A (en
Inventor
Tsuneshi Togami
Akira Shiozawa
Yukio Oohashi
Kazunori Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP834580A priority Critical patent/JPS5669095A/ja
Publication of JPS5669095A publication Critical patent/JPS5669095A/ja
Publication of JPS6331351B2 publication Critical patent/JPS6331351B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はドリルやねじドライバ、あるいは溶
接棒などの作業具を支持した作業腕と、それを支
持する支持腕とを関節を介して連結した工業用ロ
ボツトに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、工業用ロボツトにおいて、その関節構造
は、支持腕と、その一端に枢支された作業腕とを
枢軸で連結し、両腕間に歯車列や油圧シリンダを
設けて、それらの作動により作業腕を回動させる
ことが行われている(例えば、特開昭50―32654
号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかる工業用ロボツトの関節部においては、本
来、その工業用ロボツトの作動のためアームが屈
曲できることが必要であり、また、このアームの
屈曲作動を工業用ロボツトが行うためには、この
関節部の先となる作業腕に駆動力を伝達すること
が必要でもある。
このため、一般に工業用ロボツトの関節部の構
造は作業腕を回動させるための駆動機構を含み、
さらにその駆動力を支えるための剛性を維持する
ため、構造が複雑であるばかりか、重量の大きい
ものととなり、関節周りのモーメントが過大とな
つて迅速な運動が困難となつていた。
また、この工業用ロボツトの関節部として、そ
の作業腕には精度よく動力伝達を行うことが求め
られ、歯車により動力伝達を行う場合にはバツク
ラツシを除去することが必要である。そのうえ、
工業用ロボツトの使用上の便宜からはその調整が
外部から行なえることが望ましい。
かかる状況の下、この発明は重量の小さい関節
部を有する工業用ロボツトであつて、そのバツク
ラツシの調整操作を外部から行うことのできるも
のを提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上述のような問題を解決すべくなさ
れたもので、支持腕の回動端を、作業腕の二又状
の端部で挾持し、それらの間を貫通する支軸によ
つて連結して屈曲可能に構成し、支持腕に軸支し
た駆動傘歯車を被動傘歯車に噛合させ、その被動
傘歯車を前記支軸にすきま嵌めし且つ支持腕上に
その支軸と同心に設けた軸受によつて軸方向移動
可能に支持するとともに、前記被動傘歯車の後端
面と前記二又状の端部との間に作業腕の外側から
支軸に沿つて作業腕を貫く調整機構を連結したも
のである。
〔作用〕
従つて、被動傘歯車に加わるラジアル力に起因
する支軸の曲げモーメントは、支持腕に形成した
透孔によつて負担されるので、支軸には加わらず
支軸の真直が維持される。
そのため、支軸にこの曲げモーメントに対抗し
うる大径のものを要せず、小径のものの使用がで
きるから、この関節の軽量化を図ることができ
る。
また、作業腕に取りつけられる被動傘歯車の後
端面が作業腕の二又部に臨むから、比較的簡単な
構造からなる調整可能の固定手段を、この作業腕
の二又部を貫通させるだけで設置することがで
き、構造簡単であるとともにその被動傘歯車の支
軸に沿う進退操作がバツクラツシ調整操作となる
から、工業ロボツトの外部からの操作によつてバ
ツクラツシ調整が可能なものとなる。
したがつて、この発明は、バツクラツシの調整
によつて作業腕に精度よく動力伝達を行うことが
でき、同時に、支軸が小径でよいから重量の小さ
い関節部を有する工業用ロボツトであり、そのバ
ツクラツシの調整操作を外部から行うことが可能
となる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る工業用ロボツトの平面図
と一部を断面して示す側面図、第2図は関節部の
拡大図である。
図中、符号1は基台であり、その上面にワーク
2と、また背面には支持枠3を介して工業用ロボ
ツトの主柱4とを支持している。
主柱4の上端部には支持腕5と作業腕6とから
なるアーム7が軸承され、また下端部にはアーム
7を駆動する電動機8とが設けられている。
9は前記主柱4内にベアリング10を介して軸
支された第1駆動軸で、その一端は減速機11を
介して前記電動機8に、他端はピン12を介して
支持腕5の基端部にそれぞれ連結してある。
支持腕5の基端部は前記主柱4に軸支され、そ
の回動端側には作業腕6が関節部13によつて回
動自在に連結されている。
14は作業腕6を駆動するための第2の駆動軸
であり、軸受15を介して支持腕5に支持されて
いる。
この第2駆動軸14の基端は減速機16を介し
て主柱4を対称軸として反支持腕側に配設した電
動機17に、また他端は関節部13の一部をなす
駆動傘歯車18にそれぞれ連結されている。
以下に、関節部13の詳細を第2図により説明
する。
図中、21は支持腕5と作業腕6とを転がり軸
受19,20を介して回動自在に連結する支軸で
あり、前記第1駆動軸9と平行な軸線をもつ。
支軸21はその下端のフランジ部22において
ボルト23によつて作業腕6の端部61に固定さ
れている。
そして、この支軸21はこれらの支持腕5およ
び作業腕6の各端部51,61を貫通し、この支
軸21の他端は、上端となる作業腕6の連結部6
1外表面において、キヤツプ41にボルト42で
締めつけ固定するようにしてある。
すなわち、この支軸21の上端側は、ボルト4
2を締めることによつて、キヤツプ41を作業腕
6の外側面に押圧させ固定している。
そして、24は前記駆動傘歯車18と噛み合う
被動傘歯車で、この被動傘歯車には貫通孔43と
ボス部45とが形成されている。
この被動傘歯車24はこの貫通孔43を介して
前記支軸21上に摺動自在に軸装されており、こ
の被動傘歯車24は支軸21にすきま嵌めとなつ
ている。また、同時にこの被動傘歯車24のボス
部45は転がり軸受19を介して支持腕5の回動
端51に回動自在に支持されている。
そして、この被動傘歯車24は、ボルト25,
26およびフランジ部材27を介して作業腕6に
軸方向可動に固定されている。
この発明において、被動傘歯車24がこのよう
な支持構造をとつているのは次のような理由によ
る。
すなわち、この被動傘歯車24が駆動される場
合に、駆動傘歯車18との間での動力伝達に伴い
被動傘歯車24が駆動傘歯車18との噛み合い反
力を受ける。
一方、この支軸21は、作業腕6と支持腕5と
の枢軸でもあるから、この反力がこの支軸21に
作用してこの支軸21を屈曲させると、アームの
屈曲動作の円滑を阻害することとなるおそれがあ
る。かかるおそれを解消するには、この支軸21
がこの反力にも対抗しうる大径のものとすること
が必要となるが、これは関節部13の重量の増加
となるので、工業用ロボツトとしては好ましくな
い。
この被動傘歯車24の支持構造は、かかる反力
が支軸21に加わることを防止するために、被動
傘歯車24のボス部45を転がり軸受19を介し
て支持腕5の回動端51に支持させるものであ
り、傘歯車による動力伝達でありながら重量を格
別に増大させずに関節部13の所定の機能を発揮
させるものである。
そして、この支軸21にはフランジ部材27が
嵌めこまれ、こフランジ部材27のボルト挿入孔
25aに挿通されているボルト26は作業腕6に
螺着されているから、一方のボルトを緩め他方の
ボルトを締めることにより、被動傘歯車24を軸
方向に進退させることができ、両方のボルト2
5,26をともに締めることによつて被動傘歯車
24を作業腕6上に固定することができる。
よつてボルト25,26およびフランジ部材2
7は傘歯車装置のバツクラツシ調節機構を構成し
ている。
28は作業腕6の回動端側に設けられたドリ
ル,リーマ等の作業具で、作業具28は第1駆動
軸9と平行な方向に進退するように取付けられて
いる。
作業具28が固定されたブラケツト29には、
ガイドバー30とシリンダ31の作動ロツド32
の作動端が固着されており、従つて、作業具28
はシリンダ31によつて上下動される。
なお、34および35は作業腕6および支持腕
5の位置検出スイツチである。
よつて、電動機8を駆動することによつて主柱
4に軸承されている支持腕5が回動し、支持腕5
の基端部側に配設された電動機17の回転によつ
て傘歯車18,24を介して作業腕6が回動して
作業具28をワーク2の所定の位置に移動させ
る。
しかる後、作業具28を動作させると共にシリ
ンダ24を駆動すれば、ワーク2に対して切削、
溶接,組立などの所要の作業が行われる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、被動傘
歯車に加わる噛合い反力に起因する支軸の曲げモ
ーメントは、支持腕に形成した透孔によつて負担
されるので、支軸には加わらず支軸の真直が維持
される。
そのため、支軸にこの曲げモーメントに対抗し
うる大径のものを用いず、小径のものの使用がで
きるから、この関節の軽量化を図ることができ
る。
また、支持腕の透孔を介して被動傘歯車の後端
面が作業腕の連結部に臨むから、支持腕の端部を
作業腕の二又部で挾持して相対的な運動を行う工
業用ロボツトの関節部にあつて、比較的簡単な構
造からなる調整可能の固定手段を設置することが
でき、その被動傘歯車の支軸に沿う進退操作が駆
動傘歯車との間のバツクラツシ調整操作となるか
ら、外部からの操作によつてバツクラツシ調整が
可能となる。
したがつて、この発明は、バツクラツシの調整
によつて作業腕に精度よく動力伝達を行うことが
でき、同時に、支軸が小径でよいから重量の小さ
い関節部を有する工業用ロボツトであり、そのバ
ツクラツシの調整操作を外部から容易に行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBは本発明に係る工業用ロボツ
トの平面図と一部を断面して示す側面図、第2図
は関節部の拡大図である。 5……支持腕、6……作業腕、18……駆動傘
歯車、21……支軸、24……被動傘歯車、2
5,26……ボルト(固定手段)、43……貫通
孔、45……ボス部、51……(支持腕の)回動
端、52……透孔、61……(作業腕の)端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支持腕の回動端を、作業腕の二又状の端部で
    挾持し、それらの間を貫通する支軸によつて連結
    して屈曲可能に構成し、支持腕に軸支した駆動傘
    歯車を被動傘歯車に噛合させ、その被動傘歯車を
    前記支軸にすきま嵌めし且つ支持腕上にその支軸
    と同心に設けた軸受によつて軸方向移動可能に支
    持するとともに、前記被動傘歯車の後端面側とな
    る前記支軸の端部においてフランジ部を前記二又
    状端部の外側に位置させて外嵌して前記二又状端
    部を貫いたフランジ部材と、前記フランジ部を貫
    通して前記二又状端部に先端を螺合したボルト
    と、前記フランジ部および二又状端部とを貫通し
    て前記被動傘歯車の後端面に先端を螺合したボル
    トとを有する調整機構を具備してなる工業用ロボ
    ツト。
JP834580A 1980-01-29 1980-01-29 Joint device for industrial robot Granted JPS5669095A (en)

Priority Applications (1)

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JP834580A JPS5669095A (en) 1980-01-29 1980-01-29 Joint device for industrial robot

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JP834580A JPS5669095A (en) 1980-01-29 1980-01-29 Joint device for industrial robot

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Publication Number Publication Date
JPS5669095A JPS5669095A (en) 1981-06-10
JPS6331351B2 true JPS6331351B2 (ja) 1988-06-23

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ID=11690621

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092U (ja) * 1983-06-13 1985-01-05 文東 兼光 多関節ア−ムの駆動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032654A (ja) * 1973-07-31 1975-03-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032654A (ja) * 1973-07-31 1975-03-29

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JPS5669095A (en) 1981-06-10

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