JPS63312117A - 充填成型品の製造方法 - Google Patents

充填成型品の製造方法

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JPS63312117A
JPS63312117A JP62147707A JP14770787A JPS63312117A JP S63312117 A JPS63312117 A JP S63312117A JP 62147707 A JP62147707 A JP 62147707A JP 14770787 A JP14770787 A JP 14770787A JP S63312117 A JPS63312117 A JP S63312117A
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elastic
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義行 飛田和
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藤嶋 俊哉
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了 武田
Toshihiro Hayashi
敏弘 林
Hiroshige Kono
博繁 河野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は充填成型品製造機、更に詳しくは開口袋状の充
@部を形成した弾性充填型に、非固形状の充填物1例え
ば水あるいは練り状のチョコレート、かまぼこ、ツミレ
等のような食料品、消しゴムにような文具品あるいは石
鹸のような日用品等を充填し、その後固化成型するため
の充填成型品製造機に関するものである。
[従来の技術] 従来から食料品であると、その他のものであるとを問わ
ず、充填型を用いて、充填成型品を製造することが行な
われていた。
このような従来の充填型は、充填成型品の形状に応した
剛体からなる複数の分割型から形成されていた。
そしてこのような従来の分割型を用いた充填型は、充填
物をこれら分割型内部に充填し、この充填物を分割型内
部で固化させた後、分割型を分割することによって取り
出すものであった。
しかしながらこのような従来の充填型を用いて製造した
充填成型品は、分割型を用いて製造する関係上、どうし
ても分割型の割り線がでてしまい、製造された充LR成
型品の商品価値を低下させることとなっていた。
また、特に複雑な形状の充填成型品を製造するためには
、数多くの分割型が必要とされ、製造工程の複雑化をも
招いていた。
更に分2;l型自体が剛体にて形成されていたために、
分割型自体の製造にも多額の費用がかかり、それか製品
コストに多大な影響を与えることとなっていた。特に多
品種少量製造の場合には。
充@成型品全体のコストに占める分割型コストが多大と
なり、実際にはおよそ製造することがてきない状態とも
なっていた。
また従来の剛体の分割充填型を用いた際には。
固化させる時に体積が増減する充填物の場合には、固化
工程での加圧あるいは減圧によって分割充填型を破損し
てしまうこともあった。
そこで、充填型として、開口袋状の充填部を有する弾性
充填型を用いることによって1割り線のない充填成型品
を製造可能とすると共に、充填型自体の製造コストの低
減、充填型の破損防止をも図り、同時に製造工程の大幅
な簡素化を図ることが考えられた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながらこのような従来の充填成型品製造機にあっ
ては、弾性充填型内部で固化した充填成型品の抜取り装
置における抜取り作業を1弾性充@型の反開口部側から
充填成型品を押し出して行なうこととすると、この作業
中に充@成型品を損傷させて、商品価値を低下させる場
合かあった。
また弾性充填型の反開口部側から負圧て吸引し1弾性充
填型を膨張させてから充填成型品を抜取るように形成し
た場合であっても、充填成型品が弾性充填型に密着して
しまって、抜取りが行なえない場合があった。
更にそこで、まず弾性充填型内部の充填成型品を負圧吸
着装置によって吸着させ、その後弾性充填型を膨張させ
ることによって、充填成型品を負圧吸着装置に吸着させ
たままで弾性充填型から離型させて抜取る様に形成した
ものが提供された。
しかしながらこのような装置であっても1弾性充填型の
充填部に充填成型品が密着してしまって、l5QI性充
1?を型の膨張時に、充填成型品が弾性充填型に密着し
たまま負圧吸着装置から離れていまうことがあった。
そこで本発明は1弾性充填型の開口部から充填成型品に
吸着する負圧吸着装置と、反開口部側から負圧で吸引し
1弾性充填型を膨張させてから充@成型品を抜取る負圧
室との他に、吸着後に充填成型品を弾性充填型方向に押
す上下動装置を設け、負圧吸着装置による充填成型品へ
の吸着後に、−[1充填成型品を反開口部側に押し、開
口部付近から充Jiii成型品と弾性充填型との間に空
気を入れ、更にその後弾性充填型を膨張させることによ
って、この空気の入った部分から弾性充填型と充@1&
型品とを離れさせて抜取るようにすることによって、充
填成型品を損傷させずに、かつ確実にりr性充填型から
抜取ることができる充填成型品製造機を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段1 重連した問題点を解決するために、本発明は、全体を、
開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ充填ノズルか
ら非固形状の充填物を充填する充填装置と、この充填物
の弾性充填型内での固化装置と、弾性充填型の充填部内
部から固化した充填物を取り出す抜取り装置とから形成
し、抜取り装置を、弾性充填型の開口部から充填成型品
に吸着する負圧吸着装置と、吸着後に充填成型品を弾性
充填型方向に押す上下動装置と、反開口部側から負圧で
吸引し1弾性充填型を膨張させてから充填成型品を抜取
る負圧室とから形成したことを特徴とする。
[作用] 本発明に関わる充填成型品製造機は、まず最初に、充填
装置によって弾性充填型に充填物を充填する。
この弾性充填型は、充填装置あるいは抜取り装置におい
て全体を拡張または収縮させることによって、充填ある
いは固化させた充填物の取り出しを行なう必要があるた
めに、弾性材を用いるものである。
また弾性充填型内部への充填は、弾性充填型内部気泡が
残らないように充填を行なうものである。
このように充填物を弾性充填型内部に充填した後は、こ
の弾性充填型内部の充填物を固化装置によって固化させ
る。このような充填物の固化装置は、充@物の性質に応
じて、加熱処理を加える装置、あるいは冷凍処理を加え
る装置等がある。
次いて弾性充填型内部て固化した充填物を。
この弾性充填型内部から離型させるように弾性充填型を
拡張させ、内部の充填物を抜取る抜取り装置によって、
固化した充填成型品な取り出すものである。
ただこの抜取り装置に関しては、まず弾性充填型内部の
充填J&型品を負圧吸着装置によって吸着させ、その後
上下動装置によって弾性充填型内部の充填成型品を弾性
充填型内部に押し、更にその後、この弾性充填型を膨張
させるものである。
このようにすることによって、充填成型品は負圧吸着装
置に吸着したままで弾性充填型方向に押されるので、弾
性充填型の開口部付近から充填成型品と弾性充填型との
間に空気が入り、更にその後弾性充填型を膨張させるこ
とによって、この空気の入った部分から弾性充填型と充
填成型品とを離して、その結果弾性充填型から充填成型
品を抜取ることができるので、確実かつ損傷なく抜取り
が行なえることとなる。
したがって、このようにして形成された充填成型品は、
損傷等がないために、商品価値の高い装量となるもので
ある。
[実施例] 以下本発明に係る充填装置を用いた充填成型品製造機の
実施例を、図示例に従って説明する。
第1図は全体の構成を示すブロック図であり、第2図は
一部省略斜視図である。
図示したように1本発明は、弾性充填型lO内部への充
填物11の充填を行なう充填部M40と、この充填装置
40によって弾性充填型lO内部に充填された充填物1
1を固化させる固化装置60と、弾性充填型10内部で
固化した充填物11を抜取るための抜取り装置70とか
ら形成され、かつこれら各装置は、連続して移送コンベ
ア20に沿って順次配置されていると共に、これら各装
置40,60.70は制御型2t30によつて制御され
ている。
また移送コンベア20は、モータ21の回転を減速機2
2によって減速して伝動したプーリ23によって、Tめ
制御装置30によって設定した速度で、各装置間を間欠
移動していくものである。
またこの移送コンベア20には、多数の固定板24が移
動方向に並列的に固定してあり、かつこの各固定板24
には、最終成型品としての充填成型品12の大きさより
も大きい固定孔25が穿設して、ある。
ここで弾性充填型10は、開口袋状の充填部13と、こ
の充IjA部13の開口部付近に形成された固定部14
とから形成されている。
充填a!l13は、充填成型品12の必要形状として球
状、柱状、適宜動物あるいは特定のキャラクタ−等に模
して形成され、充填部13の内部に充填した充填物11
を固化させた後は、それら球、柱、動物あるいはキャラ
クタ−の形状となるようになっている。
また固定部14は、充填部13に連続したつば状の部分
として形成され、移送コンベア20に固定された多数の
固定板24に固定され、開口部から充填物11を充填部
13内部に充填自在に形成しである。
また更にこの固定部14は、充填装置40のよる充填作
業時あるいは抜取り装2170による抜取り作業時にお
いて膨張させた時に、充@部13のみを膨張させる必要
上、充填部13よりも若干肉厚に形成しておくことが望
ましい。
このことは、固定部14と充填部13とを同一の厚さに
形成すると、第3図に示したように膨張時に主として固
定部14が伸びてしまい、その結果充分に伸びきらない
充填部13中に充填成型品12か残ってしまって、充填
成型品12の抜取り作業が行えないことがある。
ただ固定部14を充填部14よりも厚く形成しておくと
、第4図に示したように、主として充填部13か伸びる
こととなり、充填部13中の充填成型品12の取り出し
が容易に行えることとなる。
第5図乃至第13図は、これら各装置を個別に説明する
ための図面である。
第5図乃至第9図は、充填装置fi40の実施例を示す
ものである。
ここて充填製r140は、充填物11が水等のようにあ
まり大きな粘性を有さないものである場合には、弾性充
填型10の開口部上方に充填ノズル41を位置させ、こ
の充填ノズル4.1から直接弾性充填型10の充填部1
3内に充填物11を充填する充填機構42のみによって
足りる。
この時には、充填機構42の充填ノズル41を弾性充填
型10h方に位置させておき、弾性充填型lOへの充@
物11の充填が終了した後、移送コンベア20の間欠移
動によって、順次固定板24か充填ノズル41下方を移
動するように形成することによって、充填作業を行なう
ことができる。
ただここで、使用する充填物11の粘性が大きい場合に
は、弾性充填型lOの開口部付近に充填機構42の充填
ノズル41を位置させ、この充填ノズル41から直接弾
性充填型10の充填部13内に充填物11を充填すると
1弾性充填型lOの充填部13内部に空気が残ってしま
い、固化した充填成型品12に空洞ができてしまう。
このような場合には、第5図のように充填装置40を、
充@機構42と、この充填機構42上部に設けた上下動
機構43とによって形成することも考えられる。
この時には、充填機構42の充填ノズル41を、まず移
送コンベア20の上方から上下動機構43によって弾性
充填型lOの充填部13の底部付近まで降下させ、その
位置で充填を開始した後、充填を継続しながら、その充
填量に応じて一ヒ下動機構43を作動させ、徐々に充填
ノズル41をト昇させるものである。
従ってこの時には、充填機構42による充填速度と、上
下動機構43によるL針速度とが一定の対応関係になけ
ればならない、また弾性充填型10の高さ方向での断面
形状か異なる弾性充填型10を用いるたびに、前記充填
速度及び上下動速度を変更させなければならない、それ
攻、充填及び1下動をカム等によって行なったのでは、
弾性充填型lOの変更に伴なうカム変更が繁雑なため、
前記2つの変数である。中位時間あたりのの充填量と上
下動速度とを、制御袋2130によるプログラム制御に
よって同時制御を行なうことか望ましい。
また以Eの説明では、J:下動機構43によって充填機
構42が上ド動するとして説明したか。
この充填時には1弾性充填型lOと充填ノズル41との
相対的な位置をずらせば足りるために、前述した場合と
は逆に、充填機構42を停止させておいて、上下動機構
43によって弾性充填型lOを上下動させても良い。
また全体をライン上に配置した場合には、充填装置40
による充填作業中は、弾性充填型10を停止Iニさせて
おき、充填作業の終了後に移動させるような間欠移動方
式をとっても良いが、充填装置40自体をラインに沿っ
て移動可能に形成し、移動させながら充填装置40から
充填物11の充填を行うようにしても良い。
たた充填物11の粘性か更に大きいときには。
1γ1述したように充填ノズル41を充MA物11の充
填と共に上方に移動させるたけであっては、依然として
空気等の気泡が充填部13の内部に残ってしまうことが
ある。
このような時には、弾性充填型lOの弾性に着目して種
々の1夫をすることかできる。
例えば、第6図に示した本発明の実施例のように、充填
製2140を、反充填ノズル41側から負圧で吸引し、
弾性充填型lOを膨張させてから充填を開始するように
形成することもできる。
更に具体的には、所定の固定板24位置にある弾性充填
型lOの反充填ノズル41側に負圧源51に連通した負
圧機構52を配置する。
そして、充填物11の充填開始前にこの負圧機構52の
内部を減圧して弾性充填型lOを膨張させる。
このように弾性充填型10を膨張させた状態で、充填物
11を弾性充填型lO内部に充填する。
この充填物11の充填量は、弾性充填型lOが常態の大
きさであるときの適正充填量と同一量とするものである
すると膨張している弾性充填型lOの内部では、充填物
11が、膨張している弾性充填型lOの一部にしか達し
ないこととなる。。
このように所定量の充填物11の弾性充填型10内部へ
の充填が終了した後には、負圧機構52内部の圧力が徐
々に常圧に復帰するように負圧1G151を調整する。
すると、弾性充填型lOの大きさが常態に復帰すること
となり、この復帰中に充填物11が弾性充填型lOの内
部に充満することとなるので。
その結果1弾性充填型lO内部への気泡の混入か防止て
きるものである。
更にこのような充填装置40を用いた場合の他の実施例
としては、前述したと同様な手段によって1弾性充填型
lOを負圧によって膨張させた状態で一旦必要充填量の
半分程度の充@物11を充填し、その後弾性充填型lO
を常態に戻した後に、再び弾性光@Jfloを膨張させ
て残りの贋に合致した充填物11を充填し、更に常態に
戻して充填を完了するようにすることもできる。
このように形成することによって、弾性充填型lO内部
への気泡の混入が防止できると共に、より細密な弾性充
@型10を用いての成型が行えるものである。
更に例えば1弾性充填型10を膨張させた状態で一次充
填装置によって、一旦必要充填量の半分程度の充填物1
1を充填し、その後弾性充填型lOを常態に戻した後に
、この弾性充填型lOを図示しない押圧装置によって1
両側から若干押しつぶして内部の空気を出した後に、再
び膨張させて二次充填装置によって残りの量に合致した
充填物11を充填し、更に常態に戻して充填を完了する
ようにすることもできる。なおこのような充填製214
0を用いる場合には、−次光積装と、押圧装置、二次充
填装置と順次作業を行なうために、全体が間欠移動する
ことが望ましい。
また他の充填製W140の実施例としては、第7図及び
第8図に示した実施例にように、弾性充填型lOの特性
である弾性に着目して、あらかじめ密着装置50によっ
て充填部13を充填ノズル41に′fE着させておき、
その状態から充填物ifの充填を開始することによって
、気泡の混入を防止することもできる。
第7図に示した実施例は、固定板24の上方に負圧源5
1に連結された負圧機構52を付設し。
この負圧機構を作動させることによって、充填部13を
充填ノズル41に密着させているものである。
また第8図に示した実施例は、固定板24の下方に高圧
源53に連結された高圧機構54を付設し、この高圧機
構を作動させることによって、充填81113を充填ノ
ズル41に[7させているものである。
いずれの手段を用いたとしても、充填ノズル41から充
填物11を充填部13内部に充填し始めるときには、充
填ノズル41に1弾性を有する充填部13が密着してい
る、即ち充填ノズル41と充填fi13との間に空気が
ない状態であるために、この状態から負圧源51あるい
は高圧源53によって生じる圧力以上の高圧力で充填物
11の充填を開始することによって、空気の混入がない
充填物11の充填作業が行なえることとなる。
また第9図に示した実施例は、充填ノズル41の先端に
フレキシブルチューブ55を付設し、かつ充填時にこの
フレキシブルチューブ55を押しつぶすような抑圧機構
56を設け、充填開始時にこの抑圧機構56によって弾
性充填型10を押しつぶし、その状態から押圧機構56
の圧力よりもやや大きい圧力て弾性充填型lOを徐々に
膨らませるようにしながら充填物11の充填を行なう場
合を示したものである。
このようにすると、つぶされて空気がほとんどなくなっ
た状態の弾性充填型lOに充填物11の充填を行なうこ
ととなり、弾性充填型lO内部に気泡なく充填すること
ができる。
また更に、2種類以上の材料を用いて充填成型品12を
製造したいような場合もある。
このように場合に1例えば充1m型品12の高さ方向に
複数種類の材料を積層する場合であれば、前述したよう
な充填装置40を用いて、異なる材料から成る充填物1
1を複数回に分けて充填することによって製造すること
かできる。
ただ2種類以上の材料を用いて充填成型品12を製造す
る場合であっても、各材料を充填成型品12の内部と外
周面とに分けて、二重構造にしたい場合もある。
具体的には1例えばチョコレートの内部にウィスキーを
充填したり、あるいは通常のチョコレートとホワイトチ
ョコレートとを二重構造としたりする場合である。
このような場合には、まず弾性充填型lOの内周面に充
@物11を付着させ、その内周面に付着させた充填物1
1を固化させて中空状の充填成型品12を形成した後、
更にその内部に他種類の充填物11を充填させ、最後に
充填部13の固定部14側に充填物11を付着させて固
化させるものである。
ここにおいて、弾性充填型lOの内周面に充填物11を
付着させる手段としては、以下のような3つの手段があ
る。
第1の手段としては、第1O図に示すように、充填ノズ
ル41を回転自在に形成すると共に。
充填ノズル41の下部外周面から充填物11を吹き出す
ように形成する。
その上でこの充填ノズル41を充填部13内部に挿入し
1回転させながら充填物11を吹き出すことによって、
弾性充填型lOの内周面に充填物11を付着させること
ができる。
従ってこのような充填物11の付着を行った後に充填物
11を固化させることによって、中空状の充填成型品1
2を形成することができる。
第2の4段としては、一旦充填量に一致した量の充填物
11を弾性充填型lOの内部に充填し。
かつこれを固化装置1f160によって固化させる。
ただこのような充@物11の固化は、弾性充填型10の
外周面から始まるので、完全に固化する以前では1弾性
充填型lOの外周面は固化しているものの、その中心部
ではまだ固化していない場合かある。そこでこのように
全体が完全に固化する以前であって、かつ充填部13の
周囲は固化しているような状態の時に、第11図に示す
ように、充填部13内部に吸出しノズル44を位置させ
、固化していない充填部13の中心部分の充填物11を
吸出し、その後弾性充填型lOの内周面に残っている充
填¥@11を固化させることによっても、中空状の充填
成型品12を製造することができる。
また更に第3の手段としては、充填部13に半分程度充
填した充填物11を、この充@¥@11が固化する以+
γ1に、第12図に示すような吹出しノズル45によっ
て充填部13内部に空気を吹き込み、充填部13内の充
填物11を吹き上げることによって、充@部11の内周
面に付着させる4段である。
このような状態で固化させることによって、中空状の充
填成型品12を製造することができるものである。
また以上説明したような充填袋と40による充@物ti
の充填時に、充填圧力によっては弾性充填型lOが変形
することもある。また更に充填物11自体のffiかに
よって、固化させる以前に弾性充填型lOが変形するこ
ともある。そのような時には、図示しないジクを弾性充
填型10のf方に位置させて充填作業あるいはその後の
移動作業等を行なうことによって変形を防止することか
できる。
第13図に示した実施例は、底面の平滑装置90である
この平滑型fi!190は、弾性充填型lOの内部に充
填物11が充填された後に、エアーノズル91からのエ
アー圧によって、弾性充填plj、lOを左右に振るた
めのものである。
このように左右に振られることによって、弾性充填型l
Oの開口部付近にある充填物11面がモ消化することと
なる。
これは固化装置60によって固化され、抜取り9i70
によって抜き取られた充填1:&型品12の版売時に、
充填成型品12を立設させて展示したりする時に、いわ
ゆるスワリを良くするためのものである。
なおエアー圧を用いない場合で李っても1例えば充填装
置40による充填路T後の移動中に、弾性充填型10を
衝突させる衝接片を設け、この衝接片に衝接させること
によりて左右に振るように形成しても良い。
固化型2160は、充填物11を1弾性充填車lO内部
で固化させるための装置である。
この装置は、加熱機構、冷却機構、これらの機構の組み
合わせ、あるいは他の機構等によって形成されている。
この固化型2160の具体的構成は、充@物11の材質
によって決定される。
例えば、充填物11が冷却することによって固化するよ
うな、油脂、バター、マーガリン、チョコレート、チー
ズ、ゼリー、アイスクリーム、水等である場合には、こ
の固化型2160が冷却装置として配置されるものであ
る。
また逆に、充填物11が加熱することによって固化する
ような蛋白質溶液、練り状のかまぼこ、ラミー、消しゴ
ム等である等である場合には、この固化型′1laoが
加熱装置として配置されるものである。
また更に充填物11が食料品である場合には。
充填物11を固化すると共に1m理しなければならない
場合がある。そのような場合には、この固化装置aoに
調理装置を付設して使用することもできる。
なお本発明では充填型として弾性充填型lOを用いてい
るので、固化?t22soによる充填物11の固化の際
に、充填物11の体積が増減した場合であっても、弾性
充填型10が破損することがない、剛体からなる充填型
の場合、例えば充填物11として水を固化させると体積
が増加するので、その体aI!!加による内圧によって
充填型が破裂することもあるが1本発明では、弾性充填
型lOが体積増加に伴なって伸びるので、破裂等の事故
が生じない。
第14図及び第15図は、弾性充填型lOの充填部13
内部から、固化した充填成型品12を取り出すための抜
取り装2170を示したものである。
このような抜取り装置70は、弾性充填型IQの反開口
部側から充填成型品12を押すことによって1弾性充I
it型10が弾性によって拡張するので充@成型品12
を押し出すこともできる。
また更に予め開口部を外力によって広げておいた後に2
反間【】部側から充11成型品12を押し出すこともで
きる。
ただいずれの方法であっても、充填IR,型品12の反
間01!J側が押し出し力によって変形することがある
そこでこのように充JjI成型品12の一部のみに外力
を加えない方法の具体例としては次のような抜取り装ご
70がある このような抜取り装2270は、移送コンベア20の固
定板24の下方にある充填部13を、プーリ23によっ
て反転させてF方に位置させると共に、この充填部13
を膨らませることによって、内部の充@成型品12を抜
取り装置70下方の取り出しコンベア71上に落下させ
るものである。ただ充填成型品12の抜取りに関しては
、充填部13が水平状態の時に行なうこともできる。
具体的には、モータ21によって回転する回転軸72と
、この回転軸72に固定された負圧カム73と、負圧カ
ム73の回転によって揺振する伝動杆74と、この伝動
杆74の先端に軸支された負圧体75とによって形成さ
れている。
回転軸72は、移送コンベア20を移動させるためのモ
ータ21と同一のモータ21によって、他の各装置と同
期するように回転するものである。
また負圧カム73は、回転軸72に固定された正面カム
として形成されている。
負圧体75は、負圧源76に接続され、負圧体75内部
の負圧室77を負圧状態とするものである。
負圧源76は、詳細な図示を省略するが、真空ポンプ、
バルブ及び圧力ゲージ等から形成されている。
負正室77は、充填成型品12が八った充填部13を覆
う大きさに形成され、かつ内部の上面にはクッション7
8が固定しである。
このような抜取り装W170の作動は、充填部13の内
部に充填した充填物11が固化装置60によって固化さ
せられた後、プーリ23によって反転して、この充填成
型品12を内部で固化させた充填部13が上方に位置す
るように移送コンベア20によって間欠移動してくる−
0 この時この充填部13の上部な負圧室77か覆い、かつ
負圧室77内部な負圧源76によって負圧状態とすると
1弾性体にて形成された弾性充填型lOが負圧室77の
内壁に密着するように膨張することとなる。この時には
1弾性充填型10の充@部13のみならず、固定部14
も可能な限り負圧室77の内壁に密着するように変形す
るので、固定板24の固定孔25に一致した開口が下部
に形成されることとなる。
ただ実施例では、固定部14のほうを充填部13よりも
厚く形成しであるので、膨張時には充填部13が大きく
膨張し、固定部14は充填部13側に変形するように伸
びることとなるので(第4図参照)、充填成型品12の
抜取りが容易に行なえるものである。
すると充填成型品12は弾性充填型lOから離れると共
に、充填成型品12よりも大きい固定板24の固定孔2
5から下方に落下することとなる。
またこのように下方に落下した充填成型品12は、抜取
り装置70の下部に位とさせである取り出しコンベア7
1上に載せられて所定の位置に移送されるものである。
このように負圧状態を形成すると、充填部13は弾性光
@型lOの伸び易い方向、即ち図示例ではL方に伸びる
こととなり、負圧室77の内部上面に衝接して形が壊れ
るおそれもあるが、図示例では負圧室77内部上面にク
ッション78が固定しであるので、5!崩れの心配がな
い。
また図示例では1回転軸72に案内カム79も固定しで
ある。
この案内カム79は、充填ff1t3から落下してきた
充填成型品12を取り出しコンベア71に案内するため
の案内体80を上下動させるためのものである。
なおこの負正室77は、図示例では有蓋円筒状に形成し
であるが1弾性充填型10から離型した充填成型品12
が負圧室77内部に引っ掛かることを防止する意味から
は1図示を省略するが、開口部側を末広がりに形成する
か、あるいは開【1部側に末広がりのテーパを付けるこ
とが望ましい。
ただ充填成型品12の形状が複雑であったり。
あるいは充填成型品12が弾性充填型lOの充填!1i
l113との間の粘着力で、前述したような抜取り装置
70によっては容易にl11!1シない充填成型品12
もある。
このような場合は、第15図のように、案内体80に上
下動装置81及び負圧吸着装置82を付設し、充填成型
品12を負圧吸着袋W182によって弾性充填型lOか
ら強制的に離型させることも可能である。
更に詳しく説明すると、まず上′F動装2181によっ
て案内体80の負圧吸着袋2182を弾性充填!l!t
o内部で固化した充填成型品12に近接させ、その後負
圧吸着させる。
次いで負圧源76によって負圧室77の内部を減圧し、
弾性充填型lOを負圧室77内部で膨張させる。
この時、充填成型品12は負圧吸着装置81に吸着した
ままであるために、充填成型品12は負圧後着装218
1に吸着した状態て弾性充填型10のみが膨張すること
となり、充Mar&型品12は負圧吸着装置81に吸着
した位置のままで弾性充填型lOから外れることとなる
またこのような手段によっても更に外れ難いときは、本
発明を示した第16図のように、上下動装置82によっ
て、案内体80の負圧吸着装置82を弾性充填J!!1
0内部の充填成型品12に近接、負圧吸着させた後、更
に若干弾性充填型10方向、即ち上方に移動させる。
すると弾性充填型lOの充填部13の開口部付近と充填
成型品12との間に空気が入ることとなる。したがって
、その後弾性充填型IOを負圧室77内部で膨張させる
と、この空気が入った部分から充填成型品12と弾性充
填filoとの離脱が開始されることとなり、より確実
に充填成型品12の弾性充填型lOからの離脱か行なえ
るものである。
なお種々の実験の結果、充填成型品12として氷を製造
する際には1弾性充填J!!!toの充填部13をO,
S〜0.811.固定部を0.8〜1.1m優程度の厚
さの剛性ラテックスにて形成し、かつ負圧を約500m
m11gとすると、 0.5〜1secで完全に離型し
て落下することが確認できた。
このようにして製造された充填成型品12は。
弾性充Igt型10の充填部13形状によって全体形状
が決定されるので、この弾性充填量を各挿作ることによ
って、どのような形状の充填成型品12をも作ることが
できる。
また弾性充填型lOは、剛体のものと異なり。
安価に大量生産てきるので、充填成型品12自体のコス
トも安くできるだけでなく、分割型と異なり、割り線が
ないので、でき七つだ充填成型品12は極めて自然の形
となり、商品価値の高いものとなる。更に複数方向への
分割が不要なので。
製造工程の簡素化も図れるものである。
また更に充填型として弾性充填型lOを用いたので、固
化型2f60による固化工程中で、充填物11の体積変
化が生じたとしても、弾性充填型lOの伸縮によって充
分対応できるので、弾性充填型lOの破損がない。
更に抜取り装2170を負圧を用いて抜取るように形成
したので、抜取り工程中で充填成型品12の形状破損が
ないものである。
なお以上の説明において1弾性充填型lOは、例えば軟
質ゴム、軟質プラスチック等のように、引っ張った時に
伸びるものであれば材質を闇わないものである。
[発明の効果] 以上説明したように1本発明は、充填型として、開口袋
状の充填部を有する弾性充填型を用いることによって、
割り線のない充填成型品を製造可能とすると共に、充@
型自体の製造コストの低減、充填型の破損防止をも図り
、同時に製造1程の大幅な簡素化を図り、更には充填成
型品を損傷させずに、かつ確実に弾性充填型から抜取る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
全体のブロック図、第2図は斜視図、第3図及び第4図
は弾性充填型の厚さを説明するための概略図、第5図乃
至第12図は充填装置を示す概略図、第13図は平滑装
置を示す概略図、第14図は抜取り装置を示す断面図、
第15図は負圧体を示す断面図、第16図は抜取り装置
の他の実施例を示す概略図である。 lO・・・弾性充填型   1.1−・・充填物12−
・・充!!、型品t 3−・・充@tf&14・・・固
定部 20・・・移送コンベア  21・・・モータ22・・
・減速機     23−・・プーリ24・・・固定板
     25・・・固定孔30・・・制御装置   
 40−・・充填型こ41・・・充填ノズル   42
・・・充填機構43・・・上下動機構   44・・・
吸出しノズル45・・・吹出しノズル  S O−・・
密着装置51・・・負圧源     52・・・負圧機
構53・・・高圧源     54−・・高圧機構55
−・・フレキシブルチューブ 56・・・押圧機構    60・・・固化装置70・
・・抜取り装22  71・・・取り出しコンベア72
−・・回転軸     73・・・負圧カム74・・・
伝動杆     75−・・負圧体76・・・負圧源 
    77−・・負圧室78・・・クッション   
79・・・案内カム80・・・案内体     81−
・・上下!PJl装置82・・・負圧吸着装21 90
・・・平滑?tW191−・・エアーノズル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、全体を、開口袋状の充填部を形成した弾性充填型へ
    充填ノズルから非固形状の充填物を充填する充填装置と
    、この充填部の弾性充填型内での固化装置と、弾性充填
    型の充填部内部から固化した充填物である充填成型品を
    取り出す抜取り装置とから形成し、 抜取り装置を、弾性充填型の開口部から充填成型品に吸
    着する負圧吸着装置と、吸着後に充填成型品を弾性充填
    型方向に押す上下動装置と、反開口部側から負圧で吸引
    し、弾性充填型を膨張させてから充填成型品を抜取る負
    圧室とから形成したことを特徴とする充填成形品製造機
JP62147707A 1987-06-13 1987-06-13 充填成型品製造機 Expired - Lifetime JPH0679821B2 (ja)

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