JPS6331179Y2 - - Google Patents
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- JPS6331179Y2 JPS6331179Y2 JP1984056367U JP5636784U JPS6331179Y2 JP S6331179 Y2 JPS6331179 Y2 JP S6331179Y2 JP 1984056367 U JP1984056367 U JP 1984056367U JP 5636784 U JP5636784 U JP 5636784U JP S6331179 Y2 JPS6331179 Y2 JP S6331179Y2
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Landscapes
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はカツプ式ホツト飲料自動販売機(特に
コーヒー自動販売機)において、シリンダ、ピス
トン、ブルワーカツプ(調合カツプ)などから構
成され、シリンダから供給された湯とブルワーカ
ツプ内の原料を調合して飲料を抽出する飲料抽出
装置の給湯および原料調合部の構造に関する。
コーヒー自動販売機)において、シリンダ、ピス
トン、ブルワーカツプ(調合カツプ)などから構
成され、シリンダから供給された湯とブルワーカ
ツプ内の原料を調合して飲料を抽出する飲料抽出
装置の給湯および原料調合部の構造に関する。
従来カツプ式ホツト飲料自動販売機の抽出装置
の一例として第2図のようなものが知られている
(例えば米国特許第3660117号、特開昭56−75121
号公報、特開昭56−75122号公報)。第2図は従来
の飲料抽出装置のシステム全体図である。
の一例として第2図のようなものが知られている
(例えば米国特許第3660117号、特開昭56−75121
号公報、特開昭56−75122号公報)。第2図は従来
の飲料抽出装置のシステム全体図である。
以下その構成、作用、効果について述べる。
まず、図示してないが、自動販売機のコイン投
入口にコインを投入し選択ボタンを押すことによ
り自動販売機内に設けられた飲料抽出装置の枠
体、前記枠体に固定された上部および下部固定支
持体、該上部固定支持体に設けられているブルワ
モータ1が回転し、カム2の働きにより前記枠体
内にあつて開放された頂部および底部開口を有す
るシリンダ3、該シリンダ3内において往復運動
するピストン4、前記シリンダ3と連通可能な下
部固定支持体に設けてある調合カツプ5(または
ブルワーカツプ)が移動台を含む水平方向移動案
内部材に着脱自在に取り付けられていることより
成る飲料抽出装置が動作を開始する。前記ブルワ
ーカツプ5は待機位置A、原料廃棄位置B、原料
排出位置C、飲料抽出位置D間を往復動可能なよ
うに構成されている。前記ブルワーカツプ5は待
機位置Aから水平方向移動案内部材に沿つて飲料
抽出位置Dに向かつてスタートし、移動途中で原
料排出位置Cに差しかかると前記ブルワーカツプ
5の底面開口部はフイルタ支持体に設けられた前
記フイルタ11に接し、かつ飲料用の原料キヤニ
スタ(図示せず)から排出シユート6を通じて飲
料原料が前記ブルワーカツプ5内に排出される。
そこからさらに前記ブルワーカツプ5は前記フイ
ルタ11と共に移動を続け、前記シリンダ3直下
の原料抽出位置Dまで移動し、そこで停止し、そ
の直後前記シリンダ3が下降、その底面開口部と
前記ブルワーカツプ5の上面開口部とが密着す
る。同時に第1の給湯電磁弁7に通電、給湯タン
ク8内の湯が第1の給湯管9を通り前記シリンダ
3内に供給され、前記ピストン4で加圧、前記シ
リンダ5底面開口部に設けてあるフイルタ10を
通つて前記ブルワーカツプ5内の飲料原料に湯が
注がれ、前記ブルワーカツプ5底面開口部と接し
ている前記フイルタ支持体に設けた前記フイルタ
11、排水管12、ミキシングボール13を通り
取出口に載置されたカツプ14に飲料液として抽
出される。この時必要ならば砂糖、クリームなど
がそれぞれのキヤニスタ(図示せず)から前記ミ
キシングボール13内へ排出、混合される。その
後前記シリンダ3が上昇し、前記ブルワーカツプ
5を有する前記移動台と前記フイルタ11を有す
る前記フイルタ支持体とを水平移動可能に取付け
て構成した前記水平方向移動案内部材の前記フイ
ルタ支持体を前記シリンダ直下の前記飲料抽出位
置Dの位置から離れ前記原料排出位置Cの位置に
付勢する第1のばね部材と、前記移動台を前記シ
リンダ直下の前記飲料抽出位置Dの位置から離れ
る方向に付勢する第2のばね部材により前記ブル
ワーカツプ5は前記待機位置Aに向かつて進み、
その途中、前記フイルタ11が前記原料排出位置
C点で停止し、前記ブルワーカツプ5は更に移動
し前記飲料原料かす廃棄位置Bにて例えば使用済
のコーヒー原料かすが棄てられ、やがて前記ブル
ワーカツプ5は前記待機位置Aに到り抽出動作が
完了する。
入口にコインを投入し選択ボタンを押すことによ
り自動販売機内に設けられた飲料抽出装置の枠
体、前記枠体に固定された上部および下部固定支
持体、該上部固定支持体に設けられているブルワ
モータ1が回転し、カム2の働きにより前記枠体
内にあつて開放された頂部および底部開口を有す
るシリンダ3、該シリンダ3内において往復運動
するピストン4、前記シリンダ3と連通可能な下
部固定支持体に設けてある調合カツプ5(または
ブルワーカツプ)が移動台を含む水平方向移動案
内部材に着脱自在に取り付けられていることより
成る飲料抽出装置が動作を開始する。前記ブルワ
ーカツプ5は待機位置A、原料廃棄位置B、原料
排出位置C、飲料抽出位置D間を往復動可能なよ
うに構成されている。前記ブルワーカツプ5は待
機位置Aから水平方向移動案内部材に沿つて飲料
抽出位置Dに向かつてスタートし、移動途中で原
料排出位置Cに差しかかると前記ブルワーカツプ
5の底面開口部はフイルタ支持体に設けられた前
記フイルタ11に接し、かつ飲料用の原料キヤニ
スタ(図示せず)から排出シユート6を通じて飲
料原料が前記ブルワーカツプ5内に排出される。
そこからさらに前記ブルワーカツプ5は前記フイ
ルタ11と共に移動を続け、前記シリンダ3直下
の原料抽出位置Dまで移動し、そこで停止し、そ
の直後前記シリンダ3が下降、その底面開口部と
前記ブルワーカツプ5の上面開口部とが密着す
る。同時に第1の給湯電磁弁7に通電、給湯タン
ク8内の湯が第1の給湯管9を通り前記シリンダ
3内に供給され、前記ピストン4で加圧、前記シ
リンダ5底面開口部に設けてあるフイルタ10を
通つて前記ブルワーカツプ5内の飲料原料に湯が
注がれ、前記ブルワーカツプ5底面開口部と接し
ている前記フイルタ支持体に設けた前記フイルタ
11、排水管12、ミキシングボール13を通り
取出口に載置されたカツプ14に飲料液として抽
出される。この時必要ならば砂糖、クリームなど
がそれぞれのキヤニスタ(図示せず)から前記ミ
キシングボール13内へ排出、混合される。その
後前記シリンダ3が上昇し、前記ブルワーカツプ
5を有する前記移動台と前記フイルタ11を有す
る前記フイルタ支持体とを水平移動可能に取付け
て構成した前記水平方向移動案内部材の前記フイ
ルタ支持体を前記シリンダ直下の前記飲料抽出位
置Dの位置から離れ前記原料排出位置Cの位置に
付勢する第1のばね部材と、前記移動台を前記シ
リンダ直下の前記飲料抽出位置Dの位置から離れ
る方向に付勢する第2のばね部材により前記ブル
ワーカツプ5は前記待機位置Aに向かつて進み、
その途中、前記フイルタ11が前記原料排出位置
C点で停止し、前記ブルワーカツプ5は更に移動
し前記飲料原料かす廃棄位置Bにて例えば使用済
のコーヒー原料かすが棄てられ、やがて前記ブル
ワーカツプ5は前記待機位置Aに到り抽出動作が
完了する。
以上のような構成、作用、効果を有する飲料抽
出装置は、一般にブルワーカツプ5内の飲料原料
に対し抽出する時間が長ければ長い程、濃い飲料
液を得ることができる。すなわち粉末コーヒー原
料から抽出する飲料成分の量を多くするいわゆる
抽出効率を高めるには抽出時間を長くすればよ
い。(抽出効率を求めるには、例えば粉末コーヒ
ー原粉を10グラム使い、一定温度に保たれた一定
量の湯を使い飲料液を作成し、その液の成分分析
を行い、水分、たんぱく質、脂質、灰分、カフエ
イン、タンニン等が重量%で求められる。)そこ
で従来抽出効率を高める方法として、ピストンの
動作を飲料抽出中に一時止める試みや、抽出動作
の開始から終了までの1サイクルの時間を長くす
る試みなどがあつた。
出装置は、一般にブルワーカツプ5内の飲料原料
に対し抽出する時間が長ければ長い程、濃い飲料
液を得ることができる。すなわち粉末コーヒー原
料から抽出する飲料成分の量を多くするいわゆる
抽出効率を高めるには抽出時間を長くすればよ
い。(抽出効率を求めるには、例えば粉末コーヒ
ー原粉を10グラム使い、一定温度に保たれた一定
量の湯を使い飲料液を作成し、その液の成分分析
を行い、水分、たんぱく質、脂質、灰分、カフエ
イン、タンニン等が重量%で求められる。)そこ
で従来抽出効率を高める方法として、ピストンの
動作を飲料抽出中に一時止める試みや、抽出動作
の開始から終了までの1サイクルの時間を長くす
る試みなどがあつた。
しかしカツプ式ホツト飲料自動販売機のこの種
の飲料抽出装置では通常コインを投入し、飲料原
料のキヤニスタからの排出、飲料液の抽出、飲料
原料かすの廃棄までを含めた抽出動作の1サイク
ルが20秒〜25秒を要する。従つて先に述べた方法
では、飲料の抽出効率は高められても、自動販売
機で飲料を購入する消費者にとつて待ち時間が長
くなり、必ずしも有利な方法とは言い難かつた。
の飲料抽出装置では通常コインを投入し、飲料原
料のキヤニスタからの排出、飲料液の抽出、飲料
原料かすの廃棄までを含めた抽出動作の1サイク
ルが20秒〜25秒を要する。従つて先に述べた方法
では、飲料の抽出効率は高められても、自動販売
機で飲料を購入する消費者にとつて待ち時間が長
くなり、必ずしも有利な方法とは言い難かつた。
そこで本考案は以上のような従来技術の問題点
に対し、1サイクルの時間を長くすることなく飲
料の抽出効率を高め、原料を有効に利用すること
を目的とするものである。
に対し、1サイクルの時間を長くすることなく飲
料の抽出効率を高め、原料を有効に利用すること
を目的とするものである。
前述の目的を達成するため、本考案において
は、両端解放形のシリンダと該シリンダ内に上下
摺動自在に設けたピストンと該ピストンにあらか
じめ定められた動きを与えると共に、調合カツプ
とフイルタを水平方向移動案内部材によりシリン
ダの直下に移動させる機構と、前記シリンダ内へ
湯を供給するための給湯タンクに接続され、かつ
途中に第1の電磁弁を有する第1の給湯管を備え
たホツト飲料抽出装置において、前記給湯タンク
に接続され第2の電磁弁を途中に有する第2の給
湯管を飲料用原料排出位置に向け延出させて、前
記調合カツプは飲料用原料排出位置にて排出シユ
ートを介した飲料原料と前記第2の給湯管を介し
た湯を受け取つて、前記調合カツプ内の飲料原料
を蒸すようにしたことを特徴とする。
は、両端解放形のシリンダと該シリンダ内に上下
摺動自在に設けたピストンと該ピストンにあらか
じめ定められた動きを与えると共に、調合カツプ
とフイルタを水平方向移動案内部材によりシリン
ダの直下に移動させる機構と、前記シリンダ内へ
湯を供給するための給湯タンクに接続され、かつ
途中に第1の電磁弁を有する第1の給湯管を備え
たホツト飲料抽出装置において、前記給湯タンク
に接続され第2の電磁弁を途中に有する第2の給
湯管を飲料用原料排出位置に向け延出させて、前
記調合カツプは飲料用原料排出位置にて排出シユ
ートを介した飲料原料と前記第2の給湯管を介し
た湯を受け取つて、前記調合カツプ内の飲料原料
を蒸すようにしたことを特徴とする。
本考案による飲料抽出装置では、調合カツプが
飲料原料を受け入れる際に第2の給湯管は第2の
電磁弁を介して、給湯タンクより導いた湯を前記
調合カツプ内の飲料用原料に注ぎ、前記調合カツ
プが、次に原料排出位置Cからシリンダ直下の飲
料抽出位置Dへ移動する間に前記調合カツプ内の
飲料原料を蒸し、抽出効率を高めることができ
る。
飲料原料を受け入れる際に第2の給湯管は第2の
電磁弁を介して、給湯タンクより導いた湯を前記
調合カツプ内の飲料用原料に注ぎ、前記調合カツ
プが、次に原料排出位置Cからシリンダ直下の飲
料抽出位置Dへ移動する間に前記調合カツプ内の
飲料原料を蒸し、抽出効率を高めることができ
る。
第1図は本考案による飲料抽出装置の要部を示
している。システムの基本部分は第2図の従来例
と変わらない。すなわち、両端解放型のシリンダ
3と該シリンダ3内に上下摺動自在に設けたピス
トン4と該ピストン4にあらかじめ定められた動
きを与えると共に、調合カツプ(またはブルワー
カツプ)5とフイルタ11を水平方向移動案内部
材によりシリンダ3の直下に移動させる機構と、
前記シリンダ3内へ湯を供給するための給湯タン
ク8に接続され、かつ途中に第1の給湯電磁弁7
を有する第1の給湯管9を設け、該第1の給湯管
9から前記シリンダ3内へ供給した湯を前記ピス
トン4で加圧し、前記シリンダ3直下の飲料抽出
位置Dに移動し停止した前記調合カツプ内の飲料
原料へ注ぐことによつて飲料液を抽出するホツト
飲料抽出装置において、前記給湯タンク8に接続
され第2の給湯電磁弁16を途中に有する第2の
給湯管15を飲料用原料排出位置Cに向け延出さ
せて、前記調合カツプ5は飲料用原料排出位置C
にて排出シユート6を介した飲料原料17と前記
第2の給湯管15を介した湯を受け取つて、前記
調合カツプ5内の前記飲料原料17を蒸すように
した飲料抽出装置を構成している。
している。システムの基本部分は第2図の従来例
と変わらない。すなわち、両端解放型のシリンダ
3と該シリンダ3内に上下摺動自在に設けたピス
トン4と該ピストン4にあらかじめ定められた動
きを与えると共に、調合カツプ(またはブルワー
カツプ)5とフイルタ11を水平方向移動案内部
材によりシリンダ3の直下に移動させる機構と、
前記シリンダ3内へ湯を供給するための給湯タン
ク8に接続され、かつ途中に第1の給湯電磁弁7
を有する第1の給湯管9を設け、該第1の給湯管
9から前記シリンダ3内へ供給した湯を前記ピス
トン4で加圧し、前記シリンダ3直下の飲料抽出
位置Dに移動し停止した前記調合カツプ内の飲料
原料へ注ぐことによつて飲料液を抽出するホツト
飲料抽出装置において、前記給湯タンク8に接続
され第2の給湯電磁弁16を途中に有する第2の
給湯管15を飲料用原料排出位置Cに向け延出さ
せて、前記調合カツプ5は飲料用原料排出位置C
にて排出シユート6を介した飲料原料17と前記
第2の給湯管15を介した湯を受け取つて、前記
調合カツプ5内の前記飲料原料17を蒸すように
した飲料抽出装置を構成している。
次にその動作を説明すると、まず図示してない
が自動販売機のコイン投入口にコインを投入し選
択ボタンを押すことにより自動販売機内に設けら
れた飲料抽出装置が抽出動作を開始し、前記水平
方向移動案内部材に沿つて移動する前記調合カツ
プ5が原料排出位置Cにさしかかると前記調合カ
ツプ5の底面開口部はフイルタ支持体に設けられ
た前記フイルタ11に接し、かつ原料キヤニスタ
(図示せず)から前記排出シユート6を通じて飲
料原料17を前記調合カツプ5内に受け入れるこ
とは第2図を参照して既に述べた。
が自動販売機のコイン投入口にコインを投入し選
択ボタンを押すことにより自動販売機内に設けら
れた飲料抽出装置が抽出動作を開始し、前記水平
方向移動案内部材に沿つて移動する前記調合カツ
プ5が原料排出位置Cにさしかかると前記調合カ
ツプ5の底面開口部はフイルタ支持体に設けられ
た前記フイルタ11に接し、かつ原料キヤニスタ
(図示せず)から前記排出シユート6を通じて飲
料原料17を前記調合カツプ5内に受け入れるこ
とは第2図を参照して既に述べた。
本考案においてはこのような動作に加え、前記
排出シユート6を通じて飲料原料17の搬出が始
まり、あらかじめ設定された時間が経過すると前
記第2の給湯電磁弁16が通電、開放され、前記
給湯タンク8より前記第2の給湯管15を通り、
前記調合カツプ5内へ前記飲料原料17と排出と
ともに湯が供給される。やがて湯の供給開始時か
らやはりあらかじめ設定された時間が経過する
と、今度は前記第2の給湯電磁弁16が通電停
止、閉鎖され、湯の供給は終了する。なお湯の供
給終了は、抽出動作の1サイクル時間を長くしな
いために前記飲料原料17の排出終了以前でなけ
ればならない。また供給された湯は前記飲料原料
17全体に浸透する程度の量であり、前記フイル
タ11から湯がもれることはない。
排出シユート6を通じて飲料原料17の搬出が始
まり、あらかじめ設定された時間が経過すると前
記第2の給湯電磁弁16が通電、開放され、前記
給湯タンク8より前記第2の給湯管15を通り、
前記調合カツプ5内へ前記飲料原料17と排出と
ともに湯が供給される。やがて湯の供給開始時か
らやはりあらかじめ設定された時間が経過する
と、今度は前記第2の給湯電磁弁16が通電停
止、閉鎖され、湯の供給は終了する。なお湯の供
給終了は、抽出動作の1サイクル時間を長くしな
いために前記飲料原料17の排出終了以前でなけ
ればならない。また供給された湯は前記飲料原料
17全体に浸透する程度の量であり、前記フイル
タ11から湯がもれることはない。
前記原料排出位置Cで湯の供給、前記飲料原料
17の排出が終了すると、前記調合カツプ5は第
1図に示した矢印方向へ移動し、前記シリンダ3
直下の前記飲料抽出位置Dで停止する。その後、
先に第2図を参照して述べた如く飲料を抽出す
る。
17の排出が終了すると、前記調合カツプ5は第
1図に示した矢印方向へ移動し、前記シリンダ3
直下の前記飲料抽出位置Dで停止する。その後、
先に第2図を参照して述べた如く飲料を抽出す
る。
前記給湯タンク8内の湯は販売待機状態時で90
℃〜95℃に保たれており、また前記原料排出位置
Cでの前記飲料原料17の排出終了後、前記調合
カツプ5が前記飲料抽出位置Dへ移動、停止し、
抽出を開始するまでに約5秒の時間を要するの
で、前記調合カツプ5内の前記飲料原料17は移
動中に十分蒸され、前記飲料抽出位置Dに停止す
る頃には、前記飲料原料17は溶け易く飲料を抽
出され易い状態になつている。従つて、第2図に
示されているような従来の飲料抽出装置と比べ、
前記シリンダ3からの湯の供給時間が同じでも、
本考案による飲料抽出装置の方がはるかに飲料の
抽出効率が高くて、濃く、味の良い飲料液を抽出
できる。
℃〜95℃に保たれており、また前記原料排出位置
Cでの前記飲料原料17の排出終了後、前記調合
カツプ5が前記飲料抽出位置Dへ移動、停止し、
抽出を開始するまでに約5秒の時間を要するの
で、前記調合カツプ5内の前記飲料原料17は移
動中に十分蒸され、前記飲料抽出位置Dに停止す
る頃には、前記飲料原料17は溶け易く飲料を抽
出され易い状態になつている。従つて、第2図に
示されているような従来の飲料抽出装置と比べ、
前記シリンダ3からの湯の供給時間が同じでも、
本考案による飲料抽出装置の方がはるかに飲料の
抽出効率が高くて、濃く、味の良い飲料液を抽出
できる。
このように本考案による飲料抽出装置は、従来
のそれに比べ抽出効率を高めることができるのみ
ならず、抽出動作の1サイクル時間に変りがな
い。従つて本考案による抽出装置を用いた自動販
売機から飲料を購入する消費者にとつて、待ち時
間が長くなることもなく、しかも味のよい飲料を
購入できるので自動販売機の販売促進にも寄与す
るところが大きい。しかも飲料原料を有効に利用
することができる。
のそれに比べ抽出効率を高めることができるのみ
ならず、抽出動作の1サイクル時間に変りがな
い。従つて本考案による抽出装置を用いた自動販
売機から飲料を購入する消費者にとつて、待ち時
間が長くなることもなく、しかも味のよい飲料を
購入できるので自動販売機の販売促進にも寄与す
るところが大きい。しかも飲料原料を有効に利用
することができる。
第1図は本考案による飲料抽出装置の要部を示
す正面一部断面図、第2図は従来の飲料抽出装置
のシステム全体図を示す。 5……ブルワーカツプ(又は調合カツプ)、6
……排出シユート、7……第1の給湯電磁弁、8
……給湯タンク、9……第1の給湯管、11……
フイルタ、15……第2の給湯管、16……第2
の給湯電磁弁、17……飲料原料。
す正面一部断面図、第2図は従来の飲料抽出装置
のシステム全体図を示す。 5……ブルワーカツプ(又は調合カツプ)、6
……排出シユート、7……第1の給湯電磁弁、8
……給湯タンク、9……第1の給湯管、11……
フイルタ、15……第2の給湯管、16……第2
の給湯電磁弁、17……飲料原料。
Claims (1)
- 両端解放形のシリンダと該シリンダ内に上下摺
動自在に設けたピストンと該ピストンにあらかじ
め定められた動きを与えると共に、調合カツプと
フイルタを水平方向移動案内部材によりシリンダ
の直下に移動させる機構と、前記シリンダ内へ湯
を供給するための給湯タンクに接続され、かつ途
中に第1の電磁弁を有する第1の給湯管を備えた
ホツト飲料抽出装置において、前記給湯タンクに
接続され第2の電磁弁を途中に有する第2の給湯
管を飲料用原料排出位置に向け延出させて、前記
調合カツプは飲料用原料排出位置にて排出シユー
トを介した飲料原料と前記第2の給湯管を介した
湯を受け取つて、前記調合カツプ内の飲料原料を
蒸すようにしたことを特徴とする飲料抽出装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5636784U JPS60170890U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 飲料抽出装置 |
US06/721,939 US4612850A (en) | 1984-04-16 | 1985-04-11 | Brewing apparatus |
GB08509576A GB2162051B (en) | 1984-04-16 | 1985-04-15 | Brewing apparatus suitable for use in a vending machine |
KR2019850004255U KR900008338Y1 (ko) | 1984-04-16 | 1985-04-16 | 혼합장치 |
GB08601505A GB2167653B (en) | 1984-04-16 | 1986-01-22 | A brewing apparatus |
KR2019870009822U KR900008340Y1 (ko) | 1984-04-16 | 1987-06-19 | 혼합장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5636784U JPS60170890U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 飲料抽出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60170890U JPS60170890U (ja) | 1985-11-12 |
JPS6331179Y2 true JPS6331179Y2 (ja) | 1988-08-19 |
Family
ID=30579895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5636784U Granted JPS60170890U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 飲料抽出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60170890U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753214Y2 (ja) * | 1979-11-13 | 1982-11-18 |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP5636784U patent/JPS60170890U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60170890U (ja) | 1985-11-12 |
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