JPS63311486A - 画像切出領域設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワークステーション等において１画像データ
を切り出す際、必要な画像領域を設定する画像切出領域
設定方式に関し、特に、２点を対角線の頂点とする矩形
枠で画像切出領域を設定する場合、第１点目の位置設定
時に、正確な位置設定を行うことが可能な画像切領域設
定方式に関する。

〔従来技術〕

従来、画像切出領域を設定する場合、２点の位置設定を
行い、その２点を対角線の頂点とする矩形を作成するこ
とにより１画像切出領域を設定している。

この切出領域設定の確認については、２点目設定のカー
ソル表示移動時に、１点目と現在のカーソル位置とで形
成される矩形枠を表示することにより行っている。

このため、１点目の設定では矢印等のカーソル表示のみ
が行われ、大まかな位置設定となる。

なお、この種の装置として関連するものには、例えば、
特開昭５６−６７４４５号が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術では、２点目の位置設定時に矩形表示を行
うため、２点目の位置設定時に、１点目の設定位置確認
とともに２点目の正確な位置設定が行われる。なお、１
点目の位置設定時には、矢印カーソル等、カーソル位置
を確認するカーソル表示のみが行われる。

一方、切出したい画像の四方全てが別の画像と隣接して
いるような複雑な画像データでは、１点目においても、
正確な位置設定が必要である。

しかし、この技術では、１点目におけるカーソルと切出
画像との位置関係がはっきりせず、１点目を設定して、
２点目設定のカーソル移動を開始することにより、はじ
めて確認可能となるため、位置補正を行う際、何度も１
点目の再設定から。

やり直すという問題があった。

本発明の目的は、このような問題点を改善し、１点目の
位置設定時に正確な位置設定を行うことが可能な画像切
出領域設定方式を提供することにある。

〔問題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の画像切出領域設定方
式は、読取手段と、読取手段で読取られた画像データを
格納するメモリと、画像データによる映像を表示する手
段と、表示手段におけるカーソル表示を制御する手段と
、カーソルの移動、および位置記憶を制御する手段とを
備えた画像切出領域設定システムにおいて、上記メモリ
上の画像データに対し、２点を対角とする矩形で所望の
画像領域を切出す場合、第１点目の設定位置を示すカー
ソルと切出領域との位置関係を示す十字線カーソルによ
り、第１点目の設定時に、第１点目の設定位置を示すカ
ーソルと切出領域との位置関係を確認して、第１点目の
正確な位置設定を行った後、第２黒目の位置を設定して
、その２点を対角線の頂点とする矩形により所望の画像
領域を切出すことに特徴がある。

〔作用〕

本発明においては、１点目の位置設定時におけるカーソ
ル表示を、１点目のカーソル位置を中心とした画像デー
タの表示ウィンド内全体におよぶ十字線で表示する。

このため、１点目の設定位置に交わる２辺と切出領域と
の関係が、設定指示を行わなくても正確、かつ容易に確
認できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図は、本発明の一実施例における画像切出領域設定
方式の説明図、第２図は本発明の一実施例における画像
切出領域設定システムの構成図、第３図は本発明の一実
施例における画像切出領域設定の動作を示すフローチャ
ートである。

本実施例の画像切出領域設定システムは、第２図のよう
に、主制御部６．読取部７、表示制御部８、カーソル位
置記憶制御部９、画像メモリ１０゜表示メモリ１１、表
示部１２、操作部１３．およびポインティングデバイス
１４を備える。

本実施例では、画像切出領域を設定する場合、第１図〜
第３図のように、まず、読取部７に対して読取り指示を
行い（３０１）、画像データを画像メモリ１０内に読取
るとともに、読取られた画像データを主制御部６が表示
制御部８に対して表示指示することにより（３０２）、
画像データは表示メモリ１１へ転送されて、表示部１２
の画面に第１図（ａ）のように画像１が表示される。

次に、操作部１３の切出領域設定キー（図示せず）が押
されたか否かを判定する（３０３）。

切出領域設定キーが押されると１画面上の矢印カーソル
２の初期表示要求をカーソル位置記憶制御部９へ送り、
矢印カーソル２の初期表示位置を記憶させた後、さらに
表示制御部８へ送り（３０４）、１点目の設定処理■に
移る。

表示制御部８では、矢印カーソル２の表示位置に従い、
表示メモリ１１内に矢印カーソル２を排他的論理和で書
込むことにより、表示部１２の画面に矢印カーソル２を
第１図（ｂ）のように表示する。

次に、矢印カーソル２を目的とする切出領域の１点目に
設定するため、ポインティングデバイス１４の情報によ
り（３０５）、移動制御を行う。

つまり、主制御部６はポインティングデバイス１４から
報告された移動量をカーソル位置記憶制御部９へ送り、
矢印カーソル２の位置情報を更新させた後１表示制御部
８へ送る（３０６）。

表示制御部８では、表示メモリ１１内に現在表示中の矢
印カーソル２を、排他的論理和の実行により一旦消去し
てから矢印カーソル２の位置情報に従って、再び、表示
メモリ１１内に矢印カーソル２を排他的論理和で書込む
。

こうして、矢印カーソル２の移動操作を操り返すことに
より、第１図（Ｃ）のような状態で矢印カーソル２を切
出領域の近辺に移動するため、さらに微調整を行う。

この微調整を行う場合、ポインティングデバイス１４の
左ボタン１５を押下げる（３０７）。

押下げられた情報は、カーソル位置記憶制御部９を通じ
て、カーソルの現在位置を中心とする十字線カーソル３
の表示要求が表示制御部８へ送られる（３０８）。

表示制御部８では１表示メモリ１１内に現在表示中の矢
印カーソル２を、排他的論理和の実行により一旦消去す
る。さらに表示メモリ１１内に十字線カーソル３を排他
的論理和で書込むことにより、第１図（ｄ）のように、
表示部１２の画面に十字線カーソル３が表示される。

十字線カーソル３は、ポインティングデバイス１４の左
ボタン１５を押している間１表示されるため、左ボタン
１５を押したまま、ポインティングデバイス１４により
、矢印カーソル２の移動と同様に、十字線カーソル３の
移動を第１図（ｅ）のように行う。

こうして微調整が完了し、ポインティングデバイス１４
の左ボタン１５を離すと（３０９）、カーソル位置記憶
制御部９を通じて、１点目の設定指示が表示制御部８へ
送られ、表示メモリ１１内の十字線カーソル３を、排他
的論理和の実行により一旦消去した後、ポインティング
マーク４と矢印カーソル２とを排他的論理和で書込むこ
とにより（３１０）、第１図（ｆ）のように、表示部１
２の画面に表示され、１点目の設定処理のが完了する。

さらに、２点目の設定処理■に移るため、再びポインテ
ィングデバイス１４により（３１１）、矢印カーソル２
の移動を行い、２点目の設定操作を実行する。この２点
目設定の矢印カーソル表示では、カーソル位置記憶制御
部９が矢印カーソル２の他に、１点目のポインティング
マーク４と矢印カーソル２とを対角とする矩形枠も表示
するため、表示制御部８では、矢印カーソル２と矩形枠
５との処理を表示メモリ１１に対して行う（３１２）。

従って１表示部１２の画面には、第１図（ｇ）のように
、画像１．１点目のポインティングマーク４、矢印カー
ソル２．および矩形枠５が表示されるため、切出領域を
矩形枠５で確認しながら矢印カーソル２を移動して５位
置決めを行った後、ポインティングデバイス１４の左ボ
タン１５を押下げることにより（３１３）、２点目の設
定処理■が完了する。

こうして、主制御部６はカーソル位置記憶制御部９から
矩形枠５の情報を取得する（３１４）。

〔発明の効果〕

本発明によれば、切出領域に対する１点目の設定におい
て、一旦設定指示を行わなくても、設定位置と切出領域
との関係が十字線カーソルにより明確になるため、設定
指示を何度もやり直すことなく、容易に目的となる位置
設定ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画像切出領域設定方
式の説明図、第２図は本発明の一実施例における画像切
出領域設定システムの構成図、第３図は本発明の一実施
例における画像切出領域設定の動作を示すフローチャー
トである。 １：画像、２：矢印カーソル、３：十字線カーソル、４
：ポインティングマーク、５：矩形枠。 ６：主制御部、７：読取部、８：表示制御部、９：カー
ソル位置記憶制御部、１０：画像メモリ、１１：表示メ
モリ、１２：表示部、１３：操作部、１４：ボインティ
ングデバイス、１５：ポインティングデバイスの左ボタ
ン、１６：ボインティングデバイスの右ボタン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、読取手段と、該読取手段で読取られた画像データを
   格納するメモリと、該画像データによる映像を表示する
   手段と、該表示手段におけるカーソル表示を制御する手
   段と、該カーソルの移動、および位置記憶を制御する手
   段とを備えた画像切出領域設定システムにおいて、上記
   メモリ上の画像データに対し、２点を対角線の頂点とす
   る矩形で所望の画像領域を切出す場合、第１点目の設定
   位置を示す上記カーソルと切出領域との位置関係を表示
   する手段を備え、第１点目の設定時に、該表示手段によ
   り、第１点目の設定位置を示すカーソルと切出領域との
   位置関係を確認し、第１点目の正確な位置を設定した後
   、第２点目の位置を設定して、該２点を対角線の頂点と
   する矩形により、所望の画像領域を切出すことを特徴と
   する画像切出領域設定方式。