JPS6330862Y2 - - Google Patents

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JPS6330862Y2
JPS6330862Y2 JP4049581U JP4049581U JPS6330862Y2 JP S6330862 Y2 JPS6330862 Y2 JP S6330862Y2 JP 4049581 U JP4049581 U JP 4049581U JP 4049581 U JP4049581 U JP 4049581U JP S6330862 Y2 JPS6330862 Y2 JP S6330862Y2
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JP
Japan
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pulse motor
spring
valve body
rotating shaft
push pin
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JP4049581U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力制御弁に関する。さらに詳しく
は、弁体と、該弁体を押圧するための圧力設定用
スプリングと、該スプリングをたわませるための
入力手段とを備えて成る主としてデイジタル型の
圧力制御弁に関する。
かかる圧力制御弁として、たとえば第1図に示
す様なものが従来より存在する。これは弁本体1
に角型ネジ2を螺着し、該ネジ2をパルスモータ
3により回転させて進退せしめることにより、上
記ネジ2と弁体4との間に介装したスプリング5
の弁体4に対する押圧力を増減してリリーフ圧を
制御する様にしたものである。
即ち、上記従来の圧力の制御弁においてはパル
スモータ3の回転運動を直線運動に変換するため
角型ネジ2を使用している。ところが、角型ネジ
2は摩擦力が大きいため、スプリング2をたわま
せた状態の下でパルスモータ3の保持力を消失さ
せても角型ネジ2は逆回転せず、角型ネジ2およ
びパルスモータ3は原点位置に復帰しない。従つ
て、スプリング5が圧縮された状態で制御糸が停
電したときは、ハンドル6により手動でパルスモ
ータ3を原点位置に復帰させなければならない。
即ち、停電等の場合、一般に油圧装置の供給エ
ネルギーは停止或いは最小状態にされることが安
全等の点から望ましい。このような場合、パルス
モータのステータに対するロータ(回転軸)の回
転位置は励磁が遮断されると、相対的な位置ずれ
等が生ずるおそれがあり、また電気制御糸の状態
も不確定となる。従つてこのような場合には、電
気制御系および油圧系を共に一度初期状態に戻
し、再スタートをかけることが一般に行なわれ
る。
一方、パルスモータはデイジタル信号に基いて
駆動されるが、例えば1.8゜ステツプの4相モータ
の場合、4個のコイルを有し、その4個(A,
B,C,D)をA→B→C→D→A→……という
ように順序だてて励磁していくことによつて回転
軸が1.8゜づつ歩進していく。200ステツプで1回
転360゜が得られるが、このA相の励磁状態は1回
転で200/4=50点もある。従つて、駆動機構からみ た原点は50点もあることになる。このため従来で
は、本来の原点をさがすには、エンコーダ等で検
出する必要があつた。
また、何らかの原因で制御系の電源を切る場合
にも、同様の操作を行つた後でなければならない
ので非常に面倒であつた。さらに、パルスモータ
を一回転以上させる使い方をする場合には、精度
の良い機械的原点復帰が行えないので高価なエン
コーダ等を使用する必要があり、またネジの摩擦
力とによる往復間のヒステリシス現象も存在する
といつた問題点もあつた。
本考案は上述の如き問題点を解消するためのな
されたものであつて、その目的は、大きな摩擦力
を伴うネジに起因する上記種々の不都合を排除し
た圧力制御弁を提供することにある。
また、本考案の特徴は、弁体と、該弁体を押圧
するためのスプリングと、該スプリングをたわま
せるための入力手段とを備えて成る圧力制御弁に
おいて、上記入力手段をパルスモータと、該パル
スモータにより回転される回転軸と、該回転軸に
偏心的に固設された回転円板と、該回転円板の外
側に配設されたベアリングと、該ベアリングの外
輪に当接させたプツシユピンとで構成し、上記プ
ツシユピンと上記弁体との間に上記スプリングを
介装すると共に、上記回転円板及び回転軸の戻り
方向への回転を阻止する原点位置用ストツパーを
設けて成り、上記パルスモータの励磁解除に伴う
上記パルスモータの出力トルクの消滅時に、上記
スプリングの反力で上記ベアリングが上記プツシ
ユピンにて押圧移動されて上記ストツパーに係止
し、上記ストツパーによる係止作用にて、上記回
転円板および回転軸が初期の位置に復帰されると
共に、上記パルスモータのステータとロータとが
互いに初期の位置関係となつて上記ロータが常に
同一のコイルの励磁にて定まる原点位置に設定さ
れるように構成したことにある。
以下、本考案の実施例に付き第2図〜第5図を
参照しながら本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案に係る圧力制御弁の一実施例を
示す部分断面概念図、第3図は第2図のA−A線
断面概念図である。図示の如く、本考案に係る圧
力制御弁は、弁体10と、該ベン体を押圧するた
めの圧力設定用スプリング11と、該スプリング
をたわませるための入力手段12とを備えて成
り、該入力手段12をステツプモータ13と、該
ステツプモータにより回転される回転軸14と、
該回転軸14に偏心的に固設された回転円板15
と、該回転円板15の外側に配設されたボールペ
アリング24と、該ベアリングの外輪に当接させ
たプツシユピン16とで構成し、該プツシユピン
16と弁体10との間に上記スプリング11を介
装し、かつ上記ステツプモータ13の回転軸14
を原点位置に設定するためのストツパー17を設
けて成る。なお、rは偏心量である。
本実施例においては、弁本体20に流入口2
1、流出口22を設け、該流入口21に弁体とし
てポペツト弁10を臨ませ、かつ弁本体20にプ
ツシユピン16を移動可能に配設し、該ポペツト
弁10とプツシユピン16の先端との間にスプリ
ング11を介装し、弁本体20の延長部20aに
駆動装置たるパルスモータ13を固設し、該モー
タ13の回転軸14にピン23を用いて回転円板
15を偏心的に固設し、該円板の外周にボールベ
アリング24を嵌着し、該ベアリング24の外輪
にプツシユピン16の後端を当接させてなる。ま
た、上記弁本体延長部20aにはブロツク25を
固設し、該ブロツク25に原点位置用ストツパー
17および最大変位位置用ストツパー26として
それぞれネジ部材を螺着固定し、ベアリング24
の外輪を両ストツパー17,26に当接させるこ
とにより回転円板15の偏心回転、即ちパルスモ
ータのステータとロータとが互いに初期の位置関
係となつて該ロータが常に同一のコイルの励磁に
て定まる原点位置、および最大変位位置を規制し
ている。
ところで、前述の如く、パルスモータの1回転
軸中には例えば50点の電気的原点(A相コイル励
磁位置)がある。従つて、本来の原点位置に相当
する位置にストツパー17を設定すれば、電気的
原点操作(所定のコイルの励磁)さえ行えば機械
的にも原点が得られることになる。依つて、ステ
ツプモータの励磁を解除することによりステツプ
モータを機械的原点に戻し、次いでステツプモー
タの駆動機構を原点(A相コイル励磁位置)にリ
セツトして励磁してやることにより、本来の原点
が容易に得られる。
上記構成の圧力制御弁においては、パルスモー
タ13を歩進させることにより回転円板15およ
びベアリング24が第2図中矢印B方向に偏心回
転され、プツシユピン16が左方向に移動されて
設定圧が変化する。そして、この様にスプリング
11が圧縮されている状態の下ではスプリング1
1の反力によりプツシユピン16は図中右方向に
押圧され、しかもプツシユピン16の移動におけ
る摩擦力は従来のネジ部材に比べて極めて小さい
ので、上記スプリングの反力はそのまま回転円板
15を右回転(矢印Bと反対の方向)させる力と
なる。従つて、この状態の下でパルスモータ13
の励磁が解除されると該モータ13の保持力が消
失し、回転円板15およびパルスモータ13はス
プリングの反力により右回転し、ベアリング24
が原点位置用ストツパー17にて当接して原点位
置で停止する。即ち、パルスモータ13の保持力
が消失すると、本圧力制御弁は自動的に原点位置
に正確に復帰する。
第4図は本考案の他の実施例を示す第3図と同
様の断面概念図、第5図は第4図のC−C線断面
図である。即ち、第3図の実施例においてはパル
スモータの回転軸14に直接回転円板15を固設
したが、実施例においてはパルスモータの回転軸
14と回転円板を固設した回転軸15aとの間に
ギヤ27,28を介在させて成る。本実施例は両
ギヤ27,28のギヤ比によりパルスモータ13
の回転量を減少させて回転円板15に伝達するも
のであり、パルスモータを1/2回転以上させて使
用する場合に好適に用い得る。また、本実施例に
おける原点位置用ストツパーは、弁本体延長部2
0aの下面に突設したブロツク25′と、該ブロ
ツクに螺合させたストツパー17′と、ギヤ28
の上面に突設したピン28aとで構成し、該ピン
28aを上記ストツパー17′に当接させて原点
位置を設定している。
なお、本考案はその要旨を越えない範囲におい
て種々変形可能であり、実施例に示すものに限定
されない。たとえば弁体としてポペツト弁の他ス
プール弁、ノズルフラツパー弁を使用しても良
い。
本考案は上記の如く構成されているので、停電
等によりパルスモータが駆動停止状態の下に置か
れ、パルスモータの励磁が解除されると、スプリ
ングの反力でもつて回転軸及び回転円板が戻さ
れ、ストツパーとベアリングの外輪との係合によ
り回転軸及び回転円板は原点位置に復帰する。
また、プツシユピンを押送する為の回転円板の
回転量は1/2以下が望ましいが、ギヤダウンすれ
ばパルスモータは1回転以上でも良く、その場
合、モータ所定回転角度内の電気的原点は50点を
超えることになるが、原点そのものはストツパー
で正確に得られる。従つて、この場合でも、電気
的原点操作(A相コイルの励磁)を行えば、同様
に本来の原点が得られ、エンコーダ等の原点チエ
ツク用センサーは不要であり、また原点に戻すた
めの操作も不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧力制御弁を示す断面図、第2
図は実施例に係る圧力制御弁の一実施例を示す部
分断面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第
4図は他の実施例を示す第3図と同様の断面図、
第5図は第4図のC−C線断面図である。 10……弁体、11……スプリング、12……
入力手段,13……ステツプモータ、14,15
a……回転軸、15……回転円板、16……プツ
シユピン、17……原点位置用ストツパー、24
……ベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体と、該弁体を押圧するためのスプリング
    と、該スプリングをたわませるための入力手段と
    を備えて成る圧力制御弁において、上記入力手段
    をパルスモータと、該パルスモータにより回転さ
    れる回転軸と、該回転軸に偏心的に固設された回
    転円板と、該回転円板の外側に配設されたベアリ
    ングと、該ベアリングの外輪に当接させたプツシ
    ユピンとで構成し、上記プツシユピンと上記弁体
    との間に上記スプリングを介装すると共に、上記
    回転円板及び回転軸の戻り方向への回転を阻止す
    る原点位置用ストツパーを設けて成り、上記パル
    スモータの励磁解除に伴う上記パルスモータの出
    力トルクの消滅時に、上記スプリングの反力で上
    記ベアリングが上記プツシユピンにて押圧移動さ
    れて上記ストツパーに係合し、上記ストツパーに
    よる係止作用にて、上記回転円板および回転軸が
    初期の位置に復帰されると共に、上記パルスモー
    タとステータとロータとが互いに初期の位置関係
    となつて上記ロータが常に同一のコイルの励磁に
    て定まる原点位置に設定されるように構成したこ
    とを特徴とする圧力制御弁。
JP4049581U 1981-03-23 1981-03-23 Expired JPS6330862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4049581U JPS6330862Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4049581U JPS6330862Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57153862U JPS57153862U (ja) 1982-09-27
JPS6330862Y2 true JPS6330862Y2 (ja) 1988-08-17

Family

ID=29837610

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4049581U Expired JPS6330862Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23

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JP (1) JPS6330862Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168080U (ja) * 1983-04-26 1984-11-10 エスエムシ−株式会社 ロ−ラレバ−形切換弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57153862U (ja) 1982-09-27

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