JPH039574Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039574Y2 JPH039574Y2 JP1985030833U JP3083385U JPH039574Y2 JP H039574 Y2 JPH039574 Y2 JP H039574Y2 JP 1985030833 U JP1985030833 U JP 1985030833U JP 3083385 U JP3083385 U JP 3083385U JP H039574 Y2 JPH039574 Y2 JP H039574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- rotor shaft
- rotor
- step motor
- coils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、操作弁の制御装置に関するものであ
る。
る。
従来の技術
弁本体に組込んだスプールをレバーに連結し、
レバーによつてスプールを移動させることで油の
流れを変更するもの。
レバーによつてスプールを移動させることで油の
流れを変更するもの。
スプールをソレノイドによつて移動させること
で油の流れを変更するもの。
で油の流れを変更するもの。
考案が解決しようとする問題点
前者のものであるとレバーを手で操作する必要
があるので遠隔又は自動制御できず、後者のもの
であると手動操作できない。
があるので遠隔又は自動制御できず、後者のもの
であると手動操作できない。
問題点を解決するための手段及び作用
操作弁のスプールをロータを備えたロータシヤ
フトに、回転運動を往復運動に変換する機構を介
して連結し、そのロータの外周にステツプモータ
を設けて、ステツプモータのコイルを励磁するこ
とでロータシヤフトを回転してスプールを移動で
きるようにしたものである。
フトに、回転運動を往復運動に変換する機構を介
して連結し、そのロータの外周にステツプモータ
を設けて、ステツプモータのコイルを励磁するこ
とでロータシヤフトを回転してスプールを移動で
きるようにしたものである。
実施例
弁本体1内にはスプール2が摺動自在に組み込
まれ、スプール2を移動することで図示しない油
圧源より圧油の流れを変更するような従来公知の
操作弁を構成し、そのスプール2はリターンスプ
リング3で常時所定位置、例えば圧油をドレーン
に流出する中立位置に保持されている。
まれ、スプール2を移動することで図示しない油
圧源より圧油の流れを変更するような従来公知の
操作弁を構成し、そのスプール2はリターンスプ
リング3で常時所定位置、例えば圧油をドレーン
に流出する中立位置に保持されている。
弁本体1に設けたブラケツト4に回動自在に枢
着したレバー5はスプール2にピン6で連結され
ていると共に、弁本体1に設けたサポート7の孔
8にキー又はスプラインで摺動できるが回転でき
ないように嵌合され、一端部にはヘリカルスプラ
イン9が形成してあり、一対の軸受10で回転自
在に支承されたロータシヤフト11の他端部に形
成したヘリカルスプライン孔12内に嵌合してい
る。
着したレバー5はスプール2にピン6で連結され
ていると共に、弁本体1に設けたサポート7の孔
8にキー又はスプラインで摺動できるが回転でき
ないように嵌合され、一端部にはヘリカルスプラ
イン9が形成してあり、一対の軸受10で回転自
在に支承されたロータシヤフト11の他端部に形
成したヘリカルスプライン孔12内に嵌合してい
る。
ロータシヤフト11の一端側には第1、第2、
第3、第4ロータ13,14,15,16が固着
され、その外周には第1、第2、第3、第4ステ
ツプモータ17,18,19,20が設けてあ
る。
第3、第4ロータ13,14,15,16が固着
され、その外周には第1、第2、第3、第4ステ
ツプモータ17,18,19,20が設けてあ
る。
各ロータは第2図a、b、c、dに示すように
突起13a,14a,15a,16aを90度間隔
で4つ備え、第1、第2、第3、第4ロータ1
3,14,15,16の突起13a,14a,1
5a,16aは所定角度、例えば22.5゜毎順次位
置がずれていると共に、各ステツプモータはコイ
ル17a,18a,19a,20aを90度間隔で
4個備え、そのコイル17a,18a,19a,
20aは同一角度位置となり、コイルを励磁する
と突起が励磁したコイルと向い合うように所定角
度回転する。
突起13a,14a,15a,16aを90度間隔
で4つ備え、第1、第2、第3、第4ロータ1
3,14,15,16の突起13a,14a,1
5a,16aは所定角度、例えば22.5゜毎順次位
置がずれていると共に、各ステツプモータはコイ
ル17a,18a,19a,20aを90度間隔で
4個備え、そのコイル17a,18a,19a,
20aは同一角度位置となり、コイルを励磁する
と突起が励磁したコイルと向い合うように所定角
度回転する。
この様であるから、いずれかのステツプモータ
のコイルを選択して励磁するとロータシヤフト1
1は所定の角度だけ回転し、その回転はヘリカル
スプライン孔12とヘリカルスプライン9、つま
り回転運動を往復運動に変換する機構によつてス
プール2の軸方向の動きに変換され、スプール2
は上下に所定ストローク移動するから油の流れを
変更できる。
のコイルを選択して励磁するとロータシヤフト1
1は所定の角度だけ回転し、その回転はヘリカル
スプライン孔12とヘリカルスプライン9、つま
り回転運動を往復運動に変換する機構によつてス
プール2の軸方向の動きに変換され、スプール2
は上下に所定ストローク移動するから油の流れを
変更できる。
例えば、第1、第2ステツプモータ17,18
のコイル17a,18aを励磁すれば第3図bに
示すように90度×1/8回転し、第2ステツプモー
タ18のコイル18aを励磁すれば第3図cに示
すように90度×2/8回転し、第2、第3ステツプ
モータ18,19のコイル18a,19aを励磁
すれば第3図dに示すように90度×8/8回転し、
第3ステツプモータ19のコイル19aを励磁す
れば90度×4/8回転し、第3、第4ステツプモー
タ19,20のコイル19a,20aを励磁すれ
ば90度×5/8回転する。なお、第1ステツプモー
タ17のコイル17aを励磁した時には第3図a
のように第2図の状態と同様となる。
のコイル17a,18aを励磁すれば第3図bに
示すように90度×1/8回転し、第2ステツプモー
タ18のコイル18aを励磁すれば第3図cに示
すように90度×2/8回転し、第2、第3ステツプ
モータ18,19のコイル18a,19aを励磁
すれば第3図dに示すように90度×8/8回転し、
第3ステツプモータ19のコイル19aを励磁す
れば90度×4/8回転し、第3、第4ステツプモー
タ19,20のコイル19a,20aを励磁すれ
ば90度×5/8回転する。なお、第1ステツプモー
タ17のコイル17aを励磁した時には第3図a
のように第2図の状態と同様となる。
また、励磁の順序を逆にすることによつて反対
方向に回転する。
方向に回転する。
以上の実施例ではスプール2をロータシヤフト
11に直接連結したが、スプール2に連杆を連結
し、この連杆をロータシヤフト11に連結しても
良い。
11に直接連結したが、スプール2に連杆を連結
し、この連杆をロータシヤフト11に連結しても
良い。
考案の効果
ステツプモータのコイルを励磁することでロー
タを回転してロータシヤフト11を回転できその
ロータシヤフト11の回転はヘリカルスプライン
孔12とヘリカルスプライン9でスプール2の往
復運動に変換されるから、スプール2を移動して
油の流出を変更でき、遠隔操作や自動制御が可能
となる。
タを回転してロータシヤフト11を回転できその
ロータシヤフト11の回転はヘリカルスプライン
孔12とヘリカルスプライン9でスプール2の往
復運動に変換されるから、スプール2を移動して
油の流出を変更でき、遠隔操作や自動制御が可能
となる。
ステツプモータのコイルに通電しない時にはロ
ータはステツプモータに対してフリー状態となる
から、レバー5によつてスプール2を移動でき、
手動操作もできる。
ータはステツプモータに対してフリー状態となる
から、レバー5によつてスプール2を移動でき、
手動操作もできる。
また、各ステツプモータはロータシヤフト11
に固着した複数の突起を有するロータと、その外
周に設けた複数のコイルより成り、その各ステツ
プモータのロータは突起が所定角度毎に位置がず
れているから、1つのステツプモータのコイルに
通電することでロータシヤフト11が所定角度回
転し、複数のステツプモータのコイルに通電する
ことでロータシヤフト11の回転角度を任意に変
更してスプール2のストロークを任意に変更でき
る。
に固着した複数の突起を有するロータと、その外
周に設けた複数のコイルより成り、その各ステツ
プモータのロータは突起が所定角度毎に位置がず
れているから、1つのステツプモータのコイルに
通電することでロータシヤフト11が所定角度回
転し、複数のステツプモータのコイルに通電する
ことでロータシヤフト11の回転角度を任意に変
更してスプール2のストロークを任意に変更でき
る。
したがつて、ステツプモータはコイルに通電・
遮電するとのON、OFFのデジタル信号で動作制
御でき、マイコン、シーケンサ等から直接指令す
ることができ、その制御が容易で応答性が良いか
ら、操作弁を容易に敏速にしかも、異なるスプー
ル位置に、制御できる。
遮電するとのON、OFFのデジタル信号で動作制
御でき、マイコン、シーケンサ等から直接指令す
ることができ、その制御が容易で応答性が良いか
ら、操作弁を容易に敏速にしかも、異なるスプー
ル位置に、制御できる。
ステツプモータのコイルに遮電した時や、レバ
ー5をフリーとした時にはリターンスプリング3
でスプール2を中立位置に強制復帰させることが
できる。
ー5をフリーとした時にはリターンスプリング3
でスプール2を中立位置に強制復帰させることが
できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体説
明図、第2図a,b,c,dはロータとステツプ
モータの説明図、第3図a,b,c,dは動作説
明図である。 1は弁本体、2はスプール、5はレバー、11
はロータシヤフト、13,14,15,16は第
1〜第4ロータ、17,18,19,20は第1
〜第4ステツプモータ。
明図、第2図a,b,c,dはロータとステツプ
モータの説明図、第3図a,b,c,dは動作説
明図である。 1は弁本体、2はスプール、5はレバー、11
はロータシヤフト、13,14,15,16は第
1〜第4ロータ、17,18,19,20は第1
〜第4ステツプモータ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 弁本体1内にスプール2を摺動自在に設け、こ
のスプール2をリターンスプリング3で中立位置
に保持して操作弁とし、該スプール2に揺動自在
なレバー5を連結し、 ロータシヤフト11に複数の突起を備えた複数
のロータを、その各突起が所定角度毎順次位置が
ずれて固着し、各ロータの外周に複数のコイルを
それぞれ配設して複数のステツプモータとし、前
記ロータシヤフト11と前記スプール2をヘリカ
ルスプライン孔12とヘリカルスプライン9によ
り回転運動を往復運動に変換可能に連結したこと
を特徴とする操作弁の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985030833U JPH039574Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985030833U JPH039574Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148979U JPS61148979U (ja) | 1986-09-13 |
JPH039574Y2 true JPH039574Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30530882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985030833U Expired JPH039574Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH039574Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5666174B2 (ja) * | 2010-06-11 | 2015-02-12 | ナブテスコ株式会社 | 多連方向切換弁 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719273B2 (ja) * | 1973-12-07 | 1982-04-21 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6314140Y2 (ja) * | 1980-07-07 | 1988-04-20 | ||
JPS59133876U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-07 | 株式会社小松製作所 | 電動式流体制御弁 |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP1985030833U patent/JPH039574Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719273B2 (ja) * | 1973-12-07 | 1982-04-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61148979U (ja) | 1986-09-13 |
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