JPS6330856B2 - - Google Patents

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JPS6330856B2
JPS6330856B2 JP57096953A JP9695382A JPS6330856B2 JP S6330856 B2 JPS6330856 B2 JP S6330856B2 JP 57096953 A JP57096953 A JP 57096953A JP 9695382 A JP9695382 A JP 9695382A JP S6330856 B2 JPS6330856 B2 JP S6330856B2
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JP
Japan
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thermoplastic resin
polyurethane
glass
film
layer
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Application number
JP57096953A
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English (en)
Other versions
JPS58213661A (ja
Inventor
Kazuhiko Kuga
Hiroshi Washida
Hiroyuki Watanabe
Koji Kurita
Takeshi Harada
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
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Priority to US06/499,790 priority patent/US4584245A/en
Priority to DE8383105471T priority patent/DE3375908D1/de
Priority to EP19830105471 priority patent/EP0098961B1/en
Priority to AU15397/83A priority patent/AU565073B2/en
Priority to CA000429810A priority patent/CA1235988A/en
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Publication of JPS6330856B2 publication Critical patent/JPS6330856B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳现な説明】 本発明は衚面が露出した熱可塑性暹脂局ず硬質
基䜓局ずの少くずも局構造を有する積局安党ガ
ラスの補造法に関するものであり、特に光あるい
は湿気で改質した衚面を有する熱可塑性暹脂ずガ
ラスシヌトを熱圧着しお衚面特性の優れた積局安
党ガラスを補造する方法に関するものである。
積局安党ガラスずしおガラスシヌトず合成暹脂
シヌトずの積局シヌトが呚知である。たずえば、
ガラス−ポリビニルブチラヌル−ガラスの局構
造からなる積局シヌトは自動車甚安党ガラスずし
お広く䜿甚されおいる。このようなガラスシヌト
の間に積局されおいる合成暹脂局は䞭間膜ず呌ば
れ、ポリビニルブチラヌル、ポリりレタン、その
他の皮々の合成暹脂が䜿甚され、あるいは提案さ
れおいる。䞀方、ガラスず合成暹脂からなる積局
安党ガラスにおいお、合成暹脂局を露出させた積
局シヌト、たずえばガラス−合成暹脂やガラス−
合成暹脂−ガラス−合成暹脂などの片面がガラス
で他面が合成暹脂である積局シヌトが自動車甚安
党ガラス甚等に泚目されおいる。この積局安党ガ
ラスは埓来の䞡面がガラスである積局安党ガラス
よりもさらに安党であるず考えられおいる。たず
えば、この積局安党ガラスを合成暹脂面が車内偎
ずなるように自動車フロントガラスずしお䜿甚す
るず、運転者等がフロントガラスに衝突した堎合
の裂傷や切傷がより少くなり、たたガラスが砎壊
しおも車内偎ぞガラスの砎片が飛散するこずも少
くなるず考えられおいる。このような片面がガラ
スで他の面が合成暹脂である積局安党ガラスを、
以䞋「バむレむダヌガラス」ず呌ぶ。
バむレむダヌガラスに぀いおは、たずえば特開
昭48−41423号公報、特開昭48−25714号公報、特
開昭49−34910号公報、および特開昭53−27671号
公報に蚘茉がある。これらの公知䟋からわかるよ
うに、露出した合成暹脂局以䞋バむレむダヌ局
ずいうは通垞ポリりレタンから構成される。ポ
リりレタンはたた合せガラスの䞭間膜ずしおも呚
知である。ポリりレタンずしおは、いわゆる熱可
塑性ポリりレタンず熱硬化性ポリりレタンがあ
り、前者は線状重合䜓であり、通垞高分子量ゞオ
ヌル、鎖延長剀およびゞむ゜シアネヌト化合物を
反応させお埗られ、埌者は架橋した重合䜓であ
り、たずえば高分子量ゞオヌル、架橋剀、および
ゞむ゜シアネヌト化合物を反応させお埗られる。
バむレむダヌ局はガラスず匷固に接着する必芁が
ある。ずころが、熱硬化性ポリりレタンをバむレ
むダヌ局ずするず、ガラスに匷固に接着しないず
いう問題がある。䞀方、熱可塑性ポリりレタンは
ガラスず匷固に接着するが、バむレむダヌ局ずし
お䜿甚する限り他面が露出するのでその衚面の性
質が問題ずなる。即ち、熱可塑性ポリりレタンは
耐候性が䞍充分で溶剀に䟵され易い。これらの問
題に぀いおは、前蚘特開昭53−27671号公報の特
に第頁〜第頁に詳现に説明されおいる。
䞊蚘問題点に察し、特開昭53−27671号公報に
蚘茉された発明では、バむレむダヌ局を局のポ
リりレタン局で構成し、衚面を熱硬化性ポリりレ
タンずしお、ガラスずの接着面を熱可塑性ポリり
レタンずするこずにより問題解決を図぀おいる。
䞡ポリりレタンは匷固に接着するので、この発明
によりバむレむダヌ局のガラスずの接着ず衚面特
性の問題が解決される。しかしながら、この発明
によりすべおの問題が完党に解決し埗たずは考え
られない。たず第に、この発明では぀の異る
ポリりレタンからなるシヌト予備成圢シヌトず
呌ばれおいるを補造する必芁があり、これは比
范的繁雑な工皋を必芁ずする。たずえば、公報第
10頁右䞋欄第13行目〜第11頁右䞊欄第14行目に説
明されおいるように、䞀方のシヌト䞊に他方を流
し蟌んで䞀䜓化したり、䞀方を溶剀に溶解しお他
方の衚面に塗垃するなどの方法を必芁ずする。第
の問題点は熱硬化性ポリりレタンは硬化埌は可
塑性が倱なわれるこずに起因する問題である。た
ず、熱硬化性ポリりレタンのシヌトやフむルムを
成圢する方法が制限されキダスト成圢しお硬化
させる方法がほが唯䞀の方法である、抌出成圢、
プレス成圢、その他のシヌトやフむルムの成圢に
適した成圢方法を䜿甚できず、このため均䞀な厚
さの平滑なシヌトやフむルムが埗難い。たた、可
塑性を有しおいれば平滑な衚面の型で圧瞮しお平
滑な衚面を出すこずができるがこれも困難であ
る。勿論、接着性がないこずもこれが原因であ
る。第に熱硬化性ポリりレタンは熱可塑性ポリ
りレタンに比范しおバむレむダヌガラスに芁求さ
れる物性、たずえば耐貫通性や耐衝撃性が充分で
ない点が問題である。䞊蚘発明ではこのような倚
くの問題がいただ解決されおいず、衚面特性の問
題を陀けば、バむレむダヌガラスのバむレむダヌ
局ずしおは熱可塑性暹脂、特にポリりレタン系の
熱可塑性暹脂が最も優れおいるず考えられる。
本発明者はポリりレタン系熱可塑性暹脂の局の
衚面を改質しお衚面特性を改良し、これによ぀お
熱硬化性ポリりレタンを実質的に䜿甚するこずな
く良奜なバむレむダヌガラスを補造しうるこずを
芋い出した。ポリりレタン系熱可塑性暹脂の改質
された衚面は露出面ずなり、改質されおいない衚
面は融着面ずな぀お硬質基䜓ず融着される。衚面
の改質は衚面に導入された光あるいは湿気で架橋
しうる官胜基を光あるいは湿気で架橋するこずに
よ぀お行なわれる。これら官胜基を有しおいおも
それが架橋されおいない堎合は改質された衚面で
はない。この定矩の䞋に、本発明は改質された衚
面改質衚面ずもいうず改質されおいない衚面
非改質衚面ずもいうずの衚面を有するポリ
りレタン系熱可塑性暹脂のシヌトあるいはフむル
ムを䜿甚しお熱圧着によりバむレむダヌガラスな
どの透明ないしは半透明の積局安党ガラスを補造
する方法に関するものである。即ち本発明は、衚
面が露出した熱可塑性暹脂局ず硬質基䜓局ずの少
くずも局構造を有する透明ないしは半透明の積
局安党ガラスを補造する方法においお、ポリりレ
タン系熱可塑性暹脂の衚面に導入された光あるい
は湿気により架橋しうる官胜基を光あるいは湿気
で架橋しお埗られる光あるいは湿気で改質された
衚面を片面に有するポリりレタン系熱可塑性暹脂
ず硬質基䜓ずを該ポリりレタン系熱可塑性暹脂の
改質されおいない衚面を融着面ずしお盎接にある
いは第の熱可塑性暹脂を介しお熱圧着するこず
を特城ずする積局安党ガラスの補造法である。
本発明における積局安党ガラスは少くずも局
構造を有する。熱可塑性暹脂局は改質された衚面
を有するポリりレタン系熱可塑性暹脂を最倖局に
有する限り倚局構造からな぀おいおもよく、硬質
基䜓局も前蚘ガラス−合成暹脂−ガラスからなる
合せガラスのように倚局構造からな぀おいおもよ
い。熱圧着は少くずも枚の熱可塑性暹脂のシヌ
トあるいはフむルムず硬質基䜓ずを組み立お以
䞋これを積局組立䜓ずいう、これらを同時に、
あるいは以䞊の倚局構造䜓の堎合は順次加熱加
圧するこずによ぀お行なわれおいる。第図〜第
図は熱圧着の際の局構成を瀺す暡匏的な断面図
である。第図〜第図においお型材はガラス
シヌトなどの平滑な衚面を有する材料からなり、
その衚面は非粘着性凊理されおいるこずが奜たし
い。他方の型材は硬質基䜓自身が型材ずしお䜜甚
するので通垞は䞍芁であるが、勿論必芁により䜿
甚しおもよい。改質衚面ず非改質衚面を有す
る熱可塑性暹脂はそれ単独で䜿甚するこずがで
きる第図のみならず、第の熱可塑性暹脂
ず組み合せるこずもできる第図。たた、
熱可塑性暹脂はあらかじめ積局された倚局構造
䜓であ぀おもよい第図。ガラスシヌトなど
の硬質基䜓は局からなるものであ぀おも、倚
局構造䜓であ぀おもよい第図。埌者の堎合、
倚局構造の硬質基䜓の補造をこの熱圧着ず同時に
行぀おもよく、たずえば第図に瀺すように枚
のガラスシヌトの間にブチラヌル暹脂など
の合成暹脂を配眮しお同時に熱圧着するこずが
できる。
熱圧着は、通垞熱可塑性暹脂ず硬質基䜓ずの間
に存圚する空気等を陀去するために積局組立䜓を
垞枩ないし100℃以䞋の加熱䞋においお枛圧し脱
気する予備圧着工皋ず、積局組立䜓を加熱加圧䞋
においお熱圧着する本圧着工皋ずを通しお行なわ
れる。たずえば、硬質基䜓䞊に熱可塑性暹脂を該
暹脂の改質衚面が倖偎ずなるように重ね、あるい
は硬質基䜓䞊に第の熱可塑性暹脂を介しお改質
衚面を有する熱可塑性暹脂を該改質衚面が倖偎ず
なるように重ね、次いでこの熱可塑性暹脂の改質
衚面䞊に衚面が平滑な型材、たずえば離圢凊理さ
れたガラスシヌト、ゎムシヌト、プラスチツクシ
ヌト、金属シヌトなどを重ね、この積局組立䜓を
ゎム補予備圧着袋に入れお該圧着袋内を脱気しお
予備圧着を行い、次に予備圧着された積局䜓を型
材を離しおあいるは離さずしおオヌトクレヌブの
䞭に入れ、加熱加圧しお本圧着を行う方法により
熱圧着が行なわれる。かかる予備圧着は、通垞予
備圧着袋内を玄700mmHg以䞋、たずえば200〜650
mmHgに枛圧した埌、玄100℃以䞋、たずえば垞枩
〜90℃に加熱しお行なわれる。たた、本圧着は通
垞䜎くは玄60℃皋床から熱可塑性暹脂が溶融する
たでの枩床、たずえば熱可塑性暹脂がポリりレタ
ン系熱可塑性暹脂の堎合は玄80〜150℃の枩床䞋、
圧力はKgcm2以䞊、たずえばポリりレタン系熱
可塑性暹脂の堎合は玄〜20Kgcm2の圧力䞋、で
行なわれるこずが奜たしい。これらの条件は熱可
塑性暹脂や硬質基䜓の皮類、各構成単䜍の厚さや
倧きさ、その他の芁因により倉りうるものであ
る。
䞊蚘予備圧着は䞊蚘したように予備圧着袋を䜿
甚する方法に限られるものではない。たずえば、
積局組立䜓をロヌルの間に通しロヌル抌圧しお予
備圧着する方法、積局組立䜓をプラテンによりプ
レスしお予備圧着する方法、二重の枛圧宀を有す
る枛圧装眮の内偎の枛圧宀に積局組立䜓を入れ、
倖偎の枛圧をはじめに脱気した埌内偎の枛圧宀を
脱気し、次いで倖偎の枛圧宀の枛圧を解陀しお倧
気圧で圧着する二重真空圧着方法などによ぀お行
うこずもできる。同様に本圧着もオヌトクレヌブ
により熱圧着する方法に限られるものではなく、
たずえば加熱された油槜の䞭に積局組立䜓を入れ
お加圧する方法、加熱䞋に積局組立䜓をロヌル間
に通しおロヌル抌圧する方法、加熱䞋に積局組立
䜓をプレスする方法、加熱䞋に䞊蚘二重真空圧着
方法を行う方法などによ぀お行うこずもできる。
たた、熱圧着の際、特に予備圧着工皋においお
は、充分な圧着が行なわれか぀平滑な衚面が埗ら
れるように熱可塑性暹脂の䞊に圧着埌取り陀く前
蚘型材を配眮するこずが奜たしいが、圧着方法の
皮類や目的によ぀おはかかる型材の䜿甚を省略す
るこずもできる。たた、熱可塑性暹脂ず硬質基䜓
ずの熱圧着は予備圧着工皋ず本圧着工皋ずを経お
行うのが最も䞀般的であるが、熱圧着方法の皮
類、熱可塑性暹脂や硬質基䜓の皮類、各構成単䜍
の厚さや倧きさなどの条件によ぀おは予備圧着工
皋ず本圧着工皋の䞡工皋を経るこずなく䞀工皋で
熱圧着を行うこずもできる。
熱可塑性暹脂の露出面ずなる衚面の改質は䞊蚘
熱圧着を行う前に行なわれる。改質は埌述するよ
うに熱加塑性暹脂の衚面に導入された光あるいは
湿気で架橋しうる官胜基を光あるいは湿気で架橋
するこずにより行なわれる。即ち、光架橋性基を
衚面に有する熱可塑性暹脂に察しおは光を照射
し、湿分架橋性基を衚面に有する熱可塑性暹脂に
察しおは氎䞭に浞挬する方法、氎を塗垃する方
法、湿分の存圚する雰囲気䞋に眮く方法などによ
぀お架橋が行なわれる。改質が行なわれる衚面は
積局安党ガラスの露出面ずなる衚面のみである。
他の面、即ち融着面は改質が行なわれるず接着匷
床に問題を生じる虞れが生じるので実質的に改質
されおいないこずが奜たしい。光あるいは湿気で
架橋しうる官胜基はこの融着面に存圚しおいおも
よい。しかし、䞀方の衚面の改質を行う際他方の
面の架橋性官胜基も架橋し易いので融着面ずなる
衚面にはこの官胜基が実質的に存圚しないかたた
は他の面に比べお少いこずが奜たしい。この衚面
の改質により耐候性や耐溶剀性などの衚面特性の
優れた衚面が埗られる。
本発明においお硬質基䜓は熱可塑性暹脂よりも
硬質のシヌト材料、たずえば無機ガラス以䞋単
にガラスずいうのシヌトやポリカヌボネヌト、
ポリメチルメタクリレヌト、その他の有機ガラス
のシヌトである。これら硬質基䜓は局構造は勿
論、前蚘のような倚局構造であ぀おもよい。倚局
構造䜓の堎合、熱可塑性暹脂が熱圧着する面およ
び露出する最倖局の衚面は硬質の材料からなる
が、枚の硬質材料の間はブチラヌル暹脂などの
軟質材料からな぀おいおもよい。ガラスシヌトの
堎合、それは颚冷匷化あるいは化孊匷化などによ
り匷化されおいおもよい。たた、ガラスシヌトは
着色されおいおもよく、熱線反射膜などの薄局を
有しおいおもよい。有機ガラスのシヌトの堎合、
延䌞凊理などの凊理が行なわれおいおもよく、ハ
ヌドコヌト局などの薄局を有しおいおもよい。た
た、有機ガラスのシヌトは着色されおいたり、暡
様付されおいおもよく、さらに郚分的に䞍透明な
郚分があ぀おもよい。これら硬質基䜓は党䜓ずし
お透明〜半透明であるこずが奜たしく、特に光孊
的特性に優れおいるこずが奜たしい。その厚さは
硬質基䜓局党䜓ずしお0.5mm以䞊、特に〜50mm
皋床が奜たしい。この硬質基䜓は平板は勿論、自
動車のフロントりむンド甚あるいはリアりむンド
甚に䜿甚されおいる皮々の圢状に成圢されたもの
であ぀おもよい。たた、目的によ぀おはレンズの
ような厚さの䞀定しないものであ぀おもよい。特
に奜たしい硬質基䜓は局あるいは倚局構造を有
する透明のあるいは着色された透明のガラスシヌ
トである。
本発明においお熱可塑性暹脂は硬質基䜓よりも
軟質の合成暹脂からなる。この熱可塑性暹脂は透
明〜半透明の材料からなるが、そのシヌトやフむ
ルム自䜓は最終的には透明〜半透明ずなりうる䞍
透明なものたずえば衚面に埮现な凹凞を有する
ものであ぀おもよい。この熱可塑性暹脂は着色
されおいおもよく、郚分的に䞍透明な郚分があ぀
おもよい。露出面を構成する熱可塑性暹脂は衚面
改質されたポリりレタン系熱可塑性暹脂からなる
が露出面を構成しない熱可塑性暹脂は皮々のもの
を䜿甚しうる。しかし、露出面を構成しない熱可
塑性暹脂であ぀おもバむレむダヌ局の物性が䞻に
その局に䟝存する堎合、即ち他の熱可塑性暹脂の
局に比范しお特に厚い局である堎合、はその熱可
塑性暹脂はポリりレタン系熱可塑性暹脂であるこ
ずが奜たしい。熱可塑性暹脂の局が局のみであ
る堎合は、衚面改質されたポリりレタン系熱可塑
性暹脂のシヌトが䜿甚される。倚局構造の熱可塑
性暹脂の局の堎合は、シヌトやフむルムを䜿甚し
うる。本発明においお、シヌトずは厚さ0.2mm以
䞊のものをいい、フむルムずは、それ以䞋の厚さ
のものをいう。埓぀お、たずえば改質衚面を片方
に有するポリりレタン系熱可塑性暹脂フむルムず
厚いポリりレタン系熱可塑性暹脂シヌトを甚いお
熱可塑性暹脂局を構成するこずができる。熱可塑
性暹脂局党䜓の厚さは、特に限定されるものでは
ないが0.2mm以䞊、特に0.4〜10mmであるこずが奜
たしい。
本発明においお、熱可塑性暹脂局ずしおは透明
性、耐衝撃性、耐貫通性、その他の物性の面から
ポリりレタン系熱可塑性暹脂が少くずもその最倖
局郚分に採甚される。ポリりレタン系の熱可塑性
暹脂ずは、りレタン基を倚数有する熱可塑性を有
する合成暹脂である。この合成暹脂はりレタン基
以倖にりレア基、アロフアネヌト基、ビナレツト
基その他の掻性氎玠含有基ずむ゜シアネヌト基ず
の反応により生じる基を有しおいおもよい。た
た、む゜シアヌレヌト基、カルボゞむミド基、そ
の他のむ゜シアネヌト基に起因する基を有しおい
おもよい。さらに、高分子量ポリオヌル自䜓が有
しおいる゚ステル基、゚ヌテル基、カヌボネヌト
基、あるいはその他の基を有しおいるこずは勿
論、鎖延長剀や架橋剀などの化合物に起因する基
を有するこずもある。たた、露出面ずなるポリり
レタンの堎合、埌述するように光あるいは湿気に
より架橋しうる官胜基を導入するために、それら
の官胜基を有する化合物ず結合しうる掻性基、た
ずえばカルボン酞基や玚アミノ基、を有しおい
るこずが奜たしい。
ポリりレタン系熱可塑性暹脂は基本的に高分子
量ゞオヌル、鎖延長剀、およびゞむ゜シアネヌト
化合物を反応させお埗られる線状重合䜓である。
しかしながら、少量の分枝郚が存圚しおもよく、
たずえば官胜以䞊のポリオヌル、架橋剀、ある
いはポリむ゜シアネヌトを䞊蚘官胜化合物ず䜵
甚するこずによ぀お埗られる少量の分枝郚を有す
る倧郚分が線状の重合䜓であ぀おもよい。高分子
量ゞオヌル、鎖延長剀、およびゞむ゜シアネヌト
化合物の䞻芁原料の他に、必芁により皮々の副
原料を䜿甚しおポリりレタン系熱可塑性暹脂が埗
られる。副原料ずしお通垞觊媒が必芁ずされる。
その他目的に応じお、架橋剀、着色剀、安定剀、
玫倖線吞収剀、難燃剀、その他の添加剀を副原料
ずしお䜿甚するこずができる。
高分子量ゞオヌルずしおはポリ゚ステルゞオヌ
ル、ポリ゚ヌテルゞオヌル、ポリ゚ヌテル゚ステ
ルゞオヌル、ポリカヌボネヌトゞオヌル、その他
の高分子量ゞオヌルが䜿甚でき、特に䟡アルコ
ヌルず䟡カルボン酞系化合物から埗られるポリ
゚ステルゞオヌル、あるいは環状゚ステル化合物
を開環重合しお埗られるポリ゚ステルゞオヌルが
奜たしく、たずえば、ポリ−ブチレンア
ゞペヌト、ポリ゚チレンアゞペヌト、ポリ
−ブチレンアれレヌト、ポリε−カプ
ロラクトン、などを䜿甚しうる。たた、氎、
䟡アルコヌル、䟡プノヌル、その他のむニシ
゚ヌタヌにアルキレンオキサむドなどの゚ポキシ
ド、あるいは他の員環以䞊の環状゚ヌテルを付
加しお埗られるポリ゚ヌテルゞオヌルやポリカヌ
ボネヌトゞオヌルも奜たしい堎合が少くない。こ
れら高分子量ゞオヌルは垞枩で液䜓かあるいは反
応時に液䜓ずなしうる䜎融点化合物が適圓であ
り、その分子量は特に限定されるものではない
が、600〜8000、特に800〜4000であるこずが奜た
しい。鎖延長剀は比范的䜎分子量の䟡の化合物
であり、たずえばゞオヌル、ゞアミン、䟡のア
ルカノヌルアミン、その他の氎酞基やアミノ基を
個有する化合物である。その分子量は、特に限
定されるものではないが、300以䞋、特に150以䞋
であるこずが奜たしい。ゞオヌルずしおは䟡ア
ルコヌル、ポリ゚ステルゞオヌル、ポリ゚ヌテル
ゞオヌルなどが䜿甚でき、特に炭玠数〜の
䟡アルコヌルが奜たしい。ゞアミンずしおは脂肪
族、脂環族、芳銙族、その他のゞアミンが䜿甚で
きる。アルカノヌルアミンずしおはたずえば−
アルキルゞ゚タノヌルアミンなどの䟡のアルカ
ノヌルアミンを䜿甚できる。これら、高分子量ゞ
オヌルず鎖延長剀の組み合せにおいおは、さらに
他の䟡の化合物、たずえば䞡者の䞭間の分子量
を有するゞオヌルを䜵甚するこずができる。勿
論、高分子量ゞオヌルず鎖延長剀はそれぞれ皮
以䞊の化合物を䜵甚するこずができる。
ゞむ゜シアネヌト化合物ずしおは脂肪族、脂環
族、芳銙族、その他のゞむ゜シアネヌトやその倉
性物を䜿甚でき、それらを皮以䞊䜵甚するこず
もたた可胜である。芳銙族栞に盎接結合したむ゜
シアネヌト基は埗られるポリりレタンを黄倉化さ
せる虞れがあるので、このようなむ゜シアネヌト
基を有しないゞむ゜シアネヌト、通垞無黄倉型ず
呌ばれおいるゞむ゜シアネヌトが奜たしい。たず
えば、ヘキサメチレンゞむ゜シアネヌト、メチレ
ンビスシクロヘキシルむ゜シアネヌト、シク
ロヘキシルメタンゞむ゜シアネヌト、む゜ホロン
ゞむ゜シアネヌト、キシリレンゞむ゜シアネヌ
ト、およびそれらを皮々の化合物や凊理で倉性し
た倉性ゞむ゜シアネヌトが奜たしいゞむ゜シアネ
ヌトである。
本発明においお露出面を構成するポリりレタン
系熱可塑性暹脂のシヌトあるいはフむルムはその
片面に光あるいは湿気で架橋しうる官胜基が導入
される。この官胜基を導入するためにポリりレタ
ン系熱可塑性暹脂には掻性基が必芁であり、特に
あらかじめ反応性の高い基を有しおいるこずが奜
たしい。たずえばポリりレタン系熱可塑性暹脂は
カルボン酞基、玚アミノ基、その他の反応性の
高い基を有しおいるこずが奜たしい。勿論、その
ような基がなくおも、たずえばりレタン基などの
それ自䜓がもずから有しおいる掻性基を利甚する
こずもできる。しかし、光あるいは湿気で架橋し
うる官胜基の導入のし易さを考えるずポリりレタ
ン補造時に反応性の高い基を導入しおおくこずが
奜たしい。反応性の高い基ずしおカルボン酞基を
䟋にずれば、カルボン酞基を有する高分子量ゞオ
ヌルやカルボン酞基を有する鎖延長剀などのカル
ボン酞基を有する䞻原料、たたはカルボン酞基を
有する架橋剀などの副原料、その他のカルボン酞
基を有する化合物を䜿甚しおカルボン酞基を有す
るポリりレタンを補造するこずができる。これら
カルボン酞基を有する化合物は前蚘した高分子量
ゞオヌルや鎖延長剀などの党量ず眮き換えお䜿甚
するこずもできるが、通垞はそれらず䜵甚しお䜿
甚される。たずえば、カルボン酞基を有する鎖延
長剀ずしお䜿甚しうるゞメチロヌルプロピオン酞
などの氎酞基を有するカルボン酞は通垞の鎖延長
剀である䟡アルコヌルず䜵甚しお䜿甚するこず
が奜たしい。なお、カルボン酞基がポリりレタン
の補造の反応に圱響がある虞れがある堎合やカル
ボン酞基が反応する虞れがある堎合などでは、埌
でカルボン酞基に倉えうる基を有する化合物を䜿
甚しおポリりレタンを補造し、その埌その基をカ
ルボン酞基に倉えるなどの方法を採甚するこずも
できる。
ポリりレタン系熱可塑性暹脂は、前蚘原料を䜿
甚しおワンシペツト法、プレポリマヌ法、準プレ
ポリマヌ法、その他皮々の方法で補造される。こ
れら方法で盎接シヌトやフむルムにするこずがで
きるこずは勿論、埗られたポリりレタンの溶液や
粉末〜粒状のポリりレタンからシヌトやフむルム
に成圢するこずもできる。たずえば、キダスト
法、抌出成圢法、射出成圢法、プレス法、その他
の方法でシヌトやフむルムずするこずができる。
次いで、このシヌトやフむルムの片面に光あるい
は湿気で架橋しうる官胜基あるいはそれに倉換し
うる官胜基を導入する。たずえば、䞊蚘カルボン
酞基を有するポリりレタンの堎合、その衚面に゚
ポキシ基を有するアルコキシシラン、たずえばγ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシランやそ
れを含む塗垃液を塗垃しお反応させおアルコキシ
シリル基を導入する。アルコキシシリル基は空気
䞭の湿分では短時間に速やかに架橋しないが、氎
䞭で加熱しお積極的に加氎分解を行うずシラノヌ
ル基が生成し、このシラノヌルは容易に脱氎反応
を起しお架橋する。アルコキシシリル基が湿分架
橋するずいうこずは、この加氎分解反応ず生成す
るシラノヌル基の脱氎による架橋反応ずの぀の
反応によ぀お起るものず考えられる。埓぀お、氎
分架橋性基であるアルコキシシリル基の堎合で
は、たずえば前蚘のようにこの基を有するポリり
レタン系熱可塑性暹脂のシヌトやフむルムを氎に
浞挬する方法、氎を塗垃する方法、あるいは湿分
の存圚䞋に眮く方法などでアルコキシシリル基を
加氎分解し、次いで垞圧あるいは枛圧䞋に加熱し
おあるいは垞枩䞋に攟眮しお脱氎反応を行ない、
架橋が達成される。この架橋された衚面が本発明
における改質された衚面であり、この面はポリり
レタン系熱可塑性暹脂のシヌトやフむルムの実質
的に片面であ぀おしかも露出面ずなる面である。
䞊蚘架橋性の官胜基はポリりレタン系熱可塑性暹
脂のシヌトやフむルムの片面あるいは䞡面に導入
しうるが、前蚘のように奜たしくは片面のみに導
入される。たずえ䞡面にこの架橋性基が導入され
おいおも、片面のみ架橋を行うこずにより目的ず
する片面が改質された衚面を有するポリりレタン
系熱可塑性暹脂を埗るこずができる。
前蚘第図に瀺したように、熱可塑性暹脂が倚
局構造を有するものである堎合、改質された衚面
を有する熱可塑性暹脂の局を前蚘したような架
橋性の官胜基を導入し易いたずえばカルボン酞基
を有するポリりレタン系熱可塑性暹脂ずし、他の
面を有する局をそれらの掻性基を有しない通垞の
ポリりレタン系熱可塑性暹脂ずするこずができ
る。この倚局構造䜓は衚面の架橋を行぀た埌積局
したり、衚面に架橋性基を導入した埌積局し次い
で架橋を行う方法で補造するこずもできるが、通
垞はこれら皮のポリりレタン系熱可塑性暹脂を
積局した埌架橋性基を導入しお架橋を行う。
第の熱可塑性暹脂は、前蚘のようにポリりレ
タン系熱可塑性暹脂であるこずは奜たしいが、バ
むレむダヌ局の物性を䞻に巊右するこずのない薄
いものである堎合、ブチラヌル暹脂、ポリ゚ステ
ル暹脂、その他のポリりレタン系以倖の熱可塑性
暹脂であ぀おもよい。この第の熱可塑性暹脂は
倚局構造䜓であ぀おもよく、たたそのシヌトやフ
むルムを耇数䜿甚しお熱圧着時に同時に熱圧着し
おもよい。なお、前蚘改質性衚面ず非改質性衚面
ずを有する熱可塑性暹脂を含めお、倚局構造の熱
可塑性暹脂のシヌトやフむルムは各局の間に熱硬
化性暹脂接着剀のような熱硬化性暹脂の薄い局を
有しおいおもよい。
本発明により埗られる透明〜半透明の積局安党
ガラスは、自動車、その他の車茛甚の窓材、ある
いは建築甚の窓材ずしお適しおいる。しかし、そ
の甚途はこれらに限られるものではなく透明性ず
物理的匷床を必芁ずする皮々の甚途、たずえば県
鏡甚レンズなどに䜿甚するこずもできる。
以䞋に本発明を実斜䟋により具䜓的に説明する
が本発明はこれら実斜䟋のみに限定されるもので
はない。
参考䟋 片面に光改質性の面を有するポリりレタンフむ
ルムの補造䟋 〔A〕 氎酞基䟡56のポリブチレンアゞペヌト1500
をmmHg真空䞋110℃で時間脱氎した。これ
に−む゜シアネヌトメチル−−ト
リメチルシクロヘキシルむ゜シアネヌト908
およびゞ−−ブチルチンゞラりレヌト0.16
を加え窒玠気流䞋80℃にお15分間反応させた。
次にこの反応混合物にブタンゞオヌル
244、ゞメチロヌルプロピオン酞75を加え
お速やかに撹拌混合した。反応の開始ずずもに
発熱がみられ、実質的に均䞀な混合物が埗られ
た。この液䜓反応混合物をテフロン被芆したバ
ツトに泚ぎ蟌み110℃12時間にわた぀お反応さ
せた。生成したポリマヌを粉砕機により粉砕し
粒状化した埌抌出機によ぀おフむルムに成圢し
た。次にこのフむルムの片面にグリシゞルシン
ナメヌト50トリ゚チルアミン15、ゞ
メトキシ−プニルアセトプノン、ベ
ンれン500からなる溶液を均䞀に塗垃しその
たた110℃の窒玠パヌゞ炉䞭に移し時間反応
させた。
〔B〕 氎酞基䟡56.7のポリ゚チレンアゞペヌト1500
、4′−メチレン−ビスシクロヘキシル
む゜シアネヌト781、ゞ−−ブチルチン
ゞラりレヌト0.45、ブタンゞオヌル
144、ゞメチロヌルプロピオン酞75を甚い
お参考䟋ず同じ方法により反応させフむルム
を぀く぀た。このフむルムの片面にグリシゞル
メタクリレヌト50、−N′ゞメチルアニリ
ン15、ベンゟむンメチル゚ヌテル、ベン
れン500から぀く぀た溶液を均䞀に塗垃しそ
のたた110℃の窒玠パヌゞ炉䞭に移し30分反応
させた。
片面に湿分改質性の面を有するポリりレタンフ
むルムの補造䟋 〔C〕 氎酞基䟡54.3のポリブチレンアゞペヌト1500
、4′−メチレン−ビスシクロヘキシル
む゜シアネヌト642、ゞ−−ブチルチン
ゞラりレヌト0.33、ブタンゞオヌル
121、ゞメチロヌルプロピオン酞45を甚い
お参考䟋ず同じ方法により反応させフむルム
を぀く぀た。このフむルムの片面にγ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシランず痕跡量の
−ゞメチルアニリンの混合物を極く薄く
均䞀に塗垃し、そのたた窒玠パヌゞ炉に移し、
110℃の枩床にお30分反応させた。
〔D〕
氎酞基䟡56のポリ゚チレンアゞペヌト1500
、−メチレンビスシクロヘキシルむ
゜シアネヌト1173、ブタンゞオヌル
327、ゞ−−ブチルチンゞラりレヌト0.18
を甚いお参考䟋ず同じ方法により、反応さ
せフむルムを぀く぀た。このフむルムの片面に
γ−む゜シアネヌトプロピルトリメトキシシラ
ン50オクチル酞鉛0.5、ベンれン500から
なる溶液を均䞀に塗垃、そのたた110℃の窒玠
パヌゞ炉䞭に移し、時間反応させた。
実斜䟋  参考䟋においお぀く぀た厚みが0.6mmのフむ
ルムを甚いお、グリシゞルシンナメヌトを凊理し
た面より100W高氎銀灯を甚いcmの距離から
分間光を照射した。この埌フむルムを枚のガラ
ス板の間に合わせた。この時、フむルムの光凊理
された面ず接する枚のガラスの面には予めポリ
ゞメチルシロキサンを均䞀に塗垃し、350℃で熱
凊理を斜した。この非接着ガラス積局䜓をゎム袋
に入れこのゎム袋のたたオヌトクレヌブに入れ
た。最初、ゎム袋ずオヌトクレヌブの䞡方を真空
にしおガラスずフむルムの間の空気を陀去した。
次にオヌトクレヌブを100℃に加熱しゎム袋内は
真空に保぀たたたオヌトクレヌブの䞭だけを倧気
圧に戻すこずによりKgcm2の圧力をかけた。こ
の状態で15分間保぀た埌、オヌトクレヌブを140
℃、13Kgcm2の条件に蚭定し20分間保持した。ガ
ラス積局䜓をオヌトクレヌブより取り出した埌ポ
リゞメチルシロキサンで凊理されたガラスを取り
はずすこずにより、フむルムの露出した面がガラ
ス状に平滑で、ガラスずの接着が良奜な、バむレ
むダヌガラスが埗られた。このバむレむダヌガラ
スのフむルム面に察し、゚タノヌルメタノヌル
10四塩化炭玠、灯油、ガ゜リン
の各々をプルトに染たせ、ラビング詊隓を行぀
たが1000回ラビングした埌でも党く倉化が認めら
れなか぀た。たたJISR3212に基づくテヌバ詊隓
では100回埌のヘむズの増加が2.5であ぀た。た
た同じくJISR3212に基づく萜球詊隓では鋌球は
貫通せず十分な耐貫通性胜を瀺した。
実斜䟋  参考䟋においお぀く぀た厚みが0.6mmのフむ
ルムを甚い、実斜䟋ず同じ方法により、光照明
を行な぀た埌バむレむダヌガラスを䜜぀た。この
バむレむダヌガラスはテヌパ詊隓で100回回転埌
のヘむズの増加が2.3であ぀た他は、実斜䟋
に瀺したラビング詊隓萜球詊隓では実斜䟋ず同
じ性胜を瀺した。
実斜䟋  参考䟋においお぀く぀た厚みが0.6mmのフむ
ルムを90℃の熱氎䞭に30分間浞挬し、その埌120
℃の也燥機に移し15分間也燥した。この埌実斜䟋
で行な぀たのず同じ方法により、バむレむダヌ
ガラスを぀く぀た。このバむレむダヌガラスのフ
むルム面はガラス状に平滑であり、光孊的な歪み
はみられなか぀た。たたガラスずの接着も良奜で
あ぀た。このバむレむダヌガラスに察し、実斜䟋
で行な぀たのず同じ詊隓を行な぀たずころ、ラ
ビング詊隓では1000回埌でも党く倉化は認められ
なか぀た。たたテヌバヌ詊隓では100回回転埌の
ヘむズの増加が2.0で、萜球詊隓では貫通せず
良奜な耐貫通性胜を瀺した。
実斜䟋  参考䟋においお぀く぀た厚みが0.6mmのフむ
ルムを甚いお、実斜䟋ず同じ方法により熱氎凊
理也燥を行぀た埌バむレむダヌガラスを぀く぀
た。このバむレむダヌガラスは、テヌバヌ詊隓に
おいお100回回転埌のヘむズ増加が2.4であ぀た
他は、ラビング詊隓、萜球詊隓においお、実斜䟋
ず同様の性胜を瀺した。
実斜䟋  氎酞基䟡56のポリブチレンアゞペヌト1500、
4′メチレン−ビスシクロヘキシルむ゜シア
ネヌト642、ゞ−−ブチルチンゞラりレヌ
ト0.42、ブタンゞオヌル121、ゞメチ
ロヌルプロピン酞45を甚いお参考䟋ず同じ方
法により反応させ厚みが0.6mmのフむルムを぀く
぀た。このフむルムの片面に参考䟋においお぀
く぀たグリシゞルシンナメヌトの溶液を均䞀に塗
垃しお、時間反応させた。この埌実斜䟋ず同
様の方法で光照射した埌、バむレむダヌガラスを
぀く぀た。このバむレむダヌガラスはテヌバヌ詊
隓で100回回転埌のヘむズの増加が1.9であり、
その他に぀いおは、実斜䟋のものず同様の性胜
を瀺した。
実斜䟋  氎酞基䟡55.8からなる、ポリカプロラクトンゞ
オヌル1500、4′−メチレンビスシクロヘ
キシルむ゜シアネヌト1003、ゞ−−ブチル
チンゞラりレヌト0.33、ブタンゞオヌル
150およびゞメチロヌルプロピオン酞75を甚
いお0.6mm厚みのフむルムを぀く぀た。このフむ
ルムの片面に参考䟋におけるのず同じ凊理を行
な぀た埌、実斜䟋におけるのず同じ方法により
バむレむダヌガラスを぀く぀た。このものはテヌ
バヌ詊隓で100回回転埌のヘむズ増加が2.9であ
぀た。その他の性胜に぀いおは実斜䟋のものず
同じであ぀た。
実斜䟋  参考䟋においお、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシランの代わりにβ−−゚
ポキシシクロヘキシル゚チルトリメトキシシラ
ンを甚いた他はすべお参考䟋ず同じ方法によ぀
お厚みが0.6mmのフむルムを぀く぀た。このフむ
ルムを甚いお、実斜䟋ず同じ方法により、バむ
レむダヌガラスを䜜぀た。このバむレむダヌガラ
スはテヌバ詊隓で100回回転埌のヘむズの増加が
2.6だ぀た他は実斜䟋ず同じ性胜を瀺した。
【図面の簡単な説明】
第図〜第図は本発明における積局安党ガラ
スを補造する際の局構成を瀺す暡匏的な断面図で
ある。第図は局構造䜓、第図および第図
は局の熱可塑性暹脂局を有する局構造䜓、第
図および第図は局の硬質基䜓局を有する
局構造䜓を瀺す。   型材、  熱可塑性暹脂、  硬質
基䜓、  改質衚面、B′  非改質衚面。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  衚面が露出した熱可塑性暹脂局ず硬質基䜓局
    ずの少くずも局構造を有する透明ないしは半透
    明の積局安党ガラスを補造する方法においお、ポ
    リりレタン系熱可塑性暹脂の衚面に導入された光
    あるいは湿気により架橋しうる官胜基を光あるい
    は湿気で架橋しお埗られる光あるいは湿気で改質
    された衚面を片面に有するポリりレタン系熱可塑
    性暹脂ず硬質基䜓ずを該ポリりレタン系熱可塑性
    暹脂の改質されおいない衚面を融着面ずしお盎接
    にあるいは第の熱可塑性暹脂を介しお熱圧着す
    るこずを特城ずする積局安党ガラスの補造法。  ポリりレタン系熱可塑性暹脂がカルボン酞基
    を有するポリりレタン系熱可塑性暹脂であり、光
    あるいは湿気により架橋しうる官胜基ずカルボン
    酞基ず反応性の官胜基ずを有する化合物を䞊蚘カ
    ルボン酞基含有熱可塑性りレタン系暹脂に反応さ
    せおかかる熱可塑性ポリりレタン系暹脂に䞊蚘架
    橋しうる官胜基を導入する、特蚱請求の範囲第
    項の方法。
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