JPS63308420A - 中継器回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は伝送路に挿入される中継器回路忙関し、峙に中
継器への給電のための電源回路に関するものである。

従来の技術 従来、この種の中継器回路の一例は第２図に示すように
、給電路３に接続されるツェナーダイオード８を備えた
電源回路９と、この電源回路９のツェナーダイオード８
０両端の電圧が動作用電力として供給され伝送路１に接
続されて通信々号を増幅する増幅器２とからなるもので
あった。

上述した中継器回路の動作について述べると、伝送路ｌ
で送られ℃きた通信々号が増幅器２によって増＠された
後、再び伝送路ｌに送出され、また給電Ｍ！！ｒ３２で
送られて来た給電々流はツェナーダイオード８を通って
再び給電路３に送出され、その際ツェナーダイオード８
の両端九生じた一定のツェナー電圧が、増幅器２に動作
用電圧として供給されるものであった。

しかしながら、中継距離が長くなる゛と、給電路３に雑
音などの原因によってリップル電圧が発生し、ツェナー
ダイオード８に過剰の電流を流し、かつ電源回路９の電
圧が高くなったシ、ツェナーダイオード８が破壊すると
いう欠点があった。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上記の欠点、すなわち給電路に雑音等
によって発生するリップル電圧によってツェナーダイオ
ードに過剰電流が流れ、電源回路の電圧が高くなったシ
、ツェナーダイオードが破壊するという問題点を解決し
た中継器の電源回路を提供するととＫある。

問題点を解決するための手段 本発明をま上述の問題点を解決するために、伝送路に接
続される増幅器と、給電路に直列に接続される電源回路
とからなシ、この電源回路に両端の電圧を増幅器の動作
用電力供給用にするツェナーダイオードと、とのツェナ
ーダイオードの一端に直列に接続する起動抵抗器と、こ
の起動用抵抗器の他端にエミッタを、接続点にベースを
接続する過電流防止用トランジスタと、このトランジス
タのコレクタとツェナーダイオードの他端との間に接続
される電流バイパス抵抗器とを有する構成を採用するも
のである。

作用 本発明は上述のように構成したので、正常な給電の場合
には、起動抵抗器の両端間の電圧降下は過電流防止用ト
ランジスタを導通させるに不十分であシ従来通シに動作
する。しかし給電路にリップル電圧が発生した場合には
、起動抵抗器の両端間の電圧降下が増加し、過電流防止
用トランジスタを導通し、その電流が電流バイパス抵抗
器に分流する。したがってツェナーダイオードに過剰な
電流が流れることがない。

実施例 次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

本発明の一実施例をブロック図で示す第１図を参照する
と、本発明の中継器回路は、伝送路１と、給電路３と、
電源回路４と、この電源回路４のツェナーダイオード８
と、このツェナーダイオード８０両端の電圧が動作用電
力として供給され通信信号を増幅する増幅器２とからな
シ、電源回路４は、過電流防止用ＰＮＰ）ランジスタ５
と、この過電流防止用ＰＮＰＩ−ランジスタ５を導通さ
せるためのツェナーダイオード８に直列の起動抵抗器６
と、トランジスタ５の電流を流す電流・（イパス抵抗器
７とを有している。

次に不実施例の動作について第１図を用いて説明する。

まず伝送路１で送られて来た通信４号は増幅器２によっ
て増幅された後、再び伝送路１に送出されることは従来
と変らない。ノイズ発生のない正常な給電の場合、起動
抵抗器６には過電流防止用ｉランジスタ５を導通させる
だけの電圧降下が発生しないために、そのまま起動抵抗
器６からツェナーダイオード８を通って再び給電路３に
送出される。その際ツェナーダイオード８の両端に生じ
た一定のツェナー電圧は増幅器２に動作用電圧として供
給される。

一万給電路にリップル電圧による過電流が発生した場合
、起動抵抗器６には正常時よ勺大きい過電流が流れて、
その電圧降下によって過電流防止用トランジスタ５が導
通状態になる。従って給電過電流は起動抵抗器６からツ
ェナーダイオード８を通る回路と、トランジスタ５から
電流バイパス抵抗器７を通る回路とに分流されたのち、
再び給電路３に送出される。したがって、ツェナーダイ
オード８には一定の電流が流れ、両端に生じた一定のツ
ェナー電圧が増幅器２に動作用電圧として供給される。

なお本実施例では、電流防止用トランジスタとしてＰＮ
Ｐ型を用いているが、ＮＰＮ型を用いても抵抗器の接続
位置が変わるだけで同様に説明される。

発明の効果 以上に説明したように、本発明によれば、給電路に接続
される電源回路に、従来のツェナーダイオードのほかに
、起動抵抗器と、過電流防止用トとによシ、給電路にリ
ッグル電圧が発生した場合に、電源回路内のツェナーダ
イオードに過電流が流れることを防ぎ、ツェナーダイオ
ードの両端の電圧が増加したり、更に破壊したシするよ
うなことがなくなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック回路図、第２図は
従来技術の一例のブロック回路図である。 １・・・・・・伝送路、２・・・・・・増幅器、３・・
・・・・給電路、４・・・・・・電源回路、５・・・・
・・過電流防止用トランジスタ、６・・・・・・起動抵
抗器、７・・・・・・電流バイパス抵抗器、８・・・・
・・ツェナーダイオード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給電路に接続されるツェナーダイオードを備えた電源回
   路と、この電源回路のツェナーダイオードの両端の電圧
   が動作用電力として供給され、伝送路に接続されて通信
   信号を増幅する増幅器とからなる中継器回路において、
   前記ツェナーダイオードの一端に直列に接続された起動
   抵抗器と、この起動抵抗器の他端にエミッタを、前記接
   続点にベースを夫々接続された過電流防止用トランジス
   タと、このトランジスタのコレクタと前記ツェナーダイ
   オードの他端との間に接続され、ツェナーダイオードに
   流れる電流を制限する電流バイパス抵抗器とを具備して
   いることを特徴とする中継器回路。