JPS6330732Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6330732Y2
JPS6330732Y2 JP1983172499U JP17249983U JPS6330732Y2 JP S6330732 Y2 JPS6330732 Y2 JP S6330732Y2 JP 1983172499 U JP1983172499 U JP 1983172499U JP 17249983 U JP17249983 U JP 17249983U JP S6330732 Y2 JPS6330732 Y2 JP S6330732Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
core material
belt
quartz
conveyor belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983172499U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6081907U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17249983U priority Critical patent/JPS6081907U/ja
Publication of JPS6081907U publication Critical patent/JPS6081907U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6330732Y2 publication Critical patent/JPS6330732Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は半導体製造工程における半導体ウエ
ーハ搬送用ベルトなどに利用され、特に半導体ウ
エーハのように汚染を嫌う被搬送物の搬送に有効
な無端ベルト搬送機構における搬送ベルトに関す
る。
ロ 従来技術 例えば半導体ウエーハの製造工程には薬液処
理、熱処理、洗浄処理などの各種処理工程があ
り、各工程ではその工程に応じたキヤリアやボー
トに半導体ウエーハを複数枚整列収納させてバツ
チ処理している。また前工程から後工程への半導
体ウエーハ移動に際しては前工程のキヤリア又は
ボートから後工程に適したボート又はキヤリアに
半導体ウエーハを移し換えることがある。
このような半導体ウエーハ移し換え作業の一般
的方法に、ピンセツトで半導体ウエーハを1枚ず
つキヤリア又はボートから取出して別のボート又
はキヤリアへ移行させる手動による方法がある
が、これは非常に非能率である上にピンセツトで
半導体ウエーハが汚損したり傷付く恐れが多分に
あつて品質管理上からも好ましくない。そこで半
導体ウエーハ移し換えを自動化するものとして、
キヤリア又はボートから半導体ウエーハを間欠的
に1枚ずつ切出して後述のウエーハ搬送機構に供
給し、ウエーハ搬送機構で半導体ウエーハを一方
向に順次搬送して別のボート又はキヤリアへと1
枚ずつ収納させる装置が開発され実用化されてい
る。
上記装置の具体例を第1図及び第2図から説明
すると、1は半導体ウエーハ(以下ウエーハと称
す)、2は複数のウエーハ1,1…を平行に整列
して収納するテフロン製等のキヤリア、3はキヤ
リア2を支持してそのウエーハ配列ピツチずつ間
欠下降動させる第1エレベータ、4は複数のウエ
ーハ1,1…を平行に整列して植立保持する石英
製ボート、5はボート4を支持してそのウエーハ
配列ピツチずつ間欠上昇動させる第2エレベー
タ、6は両エレベータ3,5で支持されたキヤリ
ア2とボート4間に配置されたウエーハ搬送機構
で、例えばキヤリア2の前方に水平に配した第1
無端ベルト搬送機構6aとその前方からボート4
へと下降傾斜させた第2無端ベルト搬送機構6b
とで構成される。両無端ベルト搬送機構6a,6
bは無端の搬送ベルト7a,7a、7b,7bを
2本ずつプーリ8,8…で平行に対坑させて張設
したもので、各搬送ベルト7a,7a、7b,7
bは同一の図面矢印方向に送りがかけられる。
第1エレベータ3でキヤリア2を1ピッチ下降
させると、キヤリア2の最下段にある1枚のウエ
ーハ1が第1無端ベルト搬送機構6aの搬送ベル
ト7a,7a上に乗り移り、ウエーハ1のキヤリ
ア2からの切出しが行われる。この切出されたウ
エーハ1は搬送ベルト7a,7a上に載置された
まま搬送ベルト7a,7aと共に搬送されて第2
無端ベルト搬送機構6bの搬送ベルト7b,7b
へと移行して前方のボート4へと供給される。ボ
ート4は1枚のウエーハ1の供給を受けると第2
エレベータ5にて1ピツチ上昇して次のウエーハ
1を待つ。
ところで、上記ウエーハ搬送機構で使用される
搬送ベルトは柔軟性のあるシリコン系樹脂やポリ
ウレタン、シリコンゴムなどの樹脂材が使用さ
れ、またウエーハとの接触面積を小さくしてウエ
ーハの汚染を少しでも少なくするため丸棒状のも
のが使用されるのが一般的である。しかしこのよ
うな工夫をしてもウエーハの裏面に搬送ベルトの
樹脂面が接触することに変わり無く、搬送途中に
おけるウエーハの搬送ベルトとの接触面の汚染を
避けることは難しかつた。そのため、例えばキヤ
リアを使つてウエーハの洗浄と乾燥を行つてから
ウエーハをボートに移し換えて不純物拡散工程に
送る場合、不純物拡散工程ではウエーハの汚染を
最も嫌うので第1図の如きウエーハ搬送機構の使
用は適当でなく、用途に制限があつた。
このようなウエーハの搬送時の汚染を避ける有
効なウエーハ搬送機構としてはウエーハ搬送路に
沿つて、多数のエアーノズルからエアーを吹き出
し、この吹き出されたエアーでウエーハを浮上さ
せて搬送する非接触のエアーベアリング方式のも
のがある。しかし、この方式のものは、ウエーハ
の重量に応じたエアー吹出し圧の調整が難しく
て、ウエーハが軽くなると吹き飛ばされたりする
ことがあり、また機構全体が複雑、高低となつて
一般的ではなかつた。
ハ 考案の目的 本考案は上記問題点に鑑み、半導体ウエーハの
如き搬送時の汚染を嫌う被搬送物を汚染少なくし
て搬送し得る搬送ベルトを提供することを目的と
する。
ニ 考案の構成 本考案は樹脂等の長尺な可撓性のベルト芯材
に、石英や炭化シリコン等の非汚染材よりなる複
数のチツプ状パイプ材をベルト芯材の変形が可能
で且つ被搬送物がベルト芯材に当接しない間隔で
一連に嵌挿装着したものである。この搬送ベルト
によると被搬送物はパイプ材の外周に当接して搬
送され、従つて石英や炭化シリコンなど非汚染材
料よりなるパイプ材を使用することにより被搬送
物の搬送時の汚染が防止される。
ホ 実施例 第3図乃至第5図の第1実施例における搬送ベ
ルトAは無端の2本が平行に張設されて使用され
る。この搬送ベルトAの特徴はポリウレタン等の
樹脂の丸棒状ベルト芯材9の外周にチツプ状パイ
プ材例えば石英パイプ10を多数個一連に遊嵌し
たことである。石英パイプ10は長尺な石英チユ
ーブを一定の長さ毎に輪切りしたもので、その内
径はパイプ芯材9の外径より若干大きくて、パイ
プ芯材9には軸方向移動可能に挿通される。一定
の長さのパイプ芯材9に所定個数の石英パイプ1
0,10…が挿通されるとパイプ芯材9の両端面
が同心に溶着されて無端搬送ベルトAが得られ
る。この時の石英パイプ10,10…は搬送ベル
トAがプーリ(図示せず)に張設されてプーリと
共に回動し得るよう、且つ石英パイプ間の隙間が
開き過ぎて被搬送物例えばウエーハ1がパイプ芯
材9に当接しないよう間隔が決められる。
上記搬送ベルトAは2本でもつてウエーハ1を
載置して搬送する。この時ウエーハ1は裏面が石
英パイプ10,10…の外周面に線接触して搬送
される。石英パイプ10,10…はウエーハ熱処
理(不純物拡散など)工程におけるウエーハ支持
体であるボートが石英製であることなどからして
非汚染材料であり、従つてウエーハ1が石英パイ
プ10,10…に接触しても汚染される心配はほ
とんど無い。
第6図の第2実施例の搬送ベルトBは上記石英
パイプ10,10…の外周角をバーナで溶かして
曲面状に整形した石英パイプ10′,10′…をパ
イプ芯材9に軸方向移動可能に遊嵌したものであ
る。この場合はプーリ等の曲線部に於いて石英パ
イプ10′,10′…同士の衝突面積が少なくて搬
送ベルトBの動きがスムーズになる。また石英パ
イプ10′,10′…は外周面が略球状になるの
で、ウエーハ1は石英パイプ10′,10′…上に
点接触に近い状態で載つて搬送され、ウエーハ1
の汚染防止がより効果的に行われる。
第7図の第3実施例の搬送ベルトCは上記第1
実施例における石英パイプ10,10…をパイプ
芯材9に挿通して間隔を決めてパイプ芯材9に固
定化したものである。例えばパイプ芯材9に2個
の石英パイプ10,10を挿通して両者間隔を一
定に保ち、両者間にあるパイプ芯材9を加熱する
とその非加熱部分が軸方向に縮小し且つ直径方向
に膨出して第7図の9′に示す如く熱変形する。
この作業を石英パイプ10,10…の個々の挿通
毎に行えば挿通された石英パイプ10,10…は
各々の間で膨出変形したパイプ芯材変形部9′
9′…で所望の間隔をもつて固定化される。この
ように石英パイプ10,10…をハイプ芯材9に
固定すると石英パイプ同士の衝突が無くなつて搬
送ベルトCのより円滑な運行が可能になる。
本考案は上記実施例に限らず、例えば第2実施
例の石英パイプ10′,10′…を第3実施例の如
くパイプ芯材9に固定化することも可能である。
またパイプ芯材は丸棒状に限らず、例えば角棒状
にしてこれにパイプ材を周方向の回転を規制して
挿通することも可能である。また被搬送物は半導
体ウエーハに限らない。
ヘ 考案の効果 以上の如く、本考案によればパイプ材を石英や
炭化シリコン等の非汚染材で形成することにより
被搬送物の搬送時の汚染が防止され、汚染を嫌う
被搬送物の搬送、例えば半導体ウエーハを洗浄・
乾燥工程から不純物拡散等の熱処理工程に移行さ
せる際の搬送にも好適なものが提供でき、その実
施効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送ベルトの使用例を示す半導体ウエ
ーハ移し換え装置の概略側面図、第2図は第1図
の搬送ベルトの一部拡大平面図、第3図は本考案
の一実施例を示す部分平面図、第4図は第3図の
X−X線に沿う拡大断面図、第5図は第3図の搬
送ベルトの部分断面拡大側面図、第6図及び第7
図は本考案の他の各実施例を示す部分断面側面図
である。 A,B,C……搬送ベルト、1……被搬送物
(半導体ウエーハ)、9,9′……ベルト芯材、1
0,10……パイプ材(石英パイプ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被搬送物を戴置して搬送する無端ベルト搬送機
    構における搬送ベルトであつて、 長尺の可撓性のベルト芯材に、石英や炭化シリ
    コン等の非汚染材よりなる複数のチツプ状パイプ
    材を、ベルト芯材の変形が可能に且つ非搬送物が
    ベルト芯材に当接しない間隔で一連に嵌挿装着し
    たことを特徴とする搬送ベルト。
JP17249983U 1983-11-07 1983-11-07 搬送ベルト Granted JPS6081907U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17249983U JPS6081907U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 搬送ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17249983U JPS6081907U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 搬送ベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6081907U JPS6081907U (ja) 1985-06-06
JPS6330732Y2 true JPS6330732Y2 (ja) 1988-08-17

Family

ID=30376003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17249983U Granted JPS6081907U (ja) 1983-11-07 1983-11-07 搬送ベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6081907U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2565249B2 (ja) * 1986-05-29 1996-12-18 ソニー株式会社 線状搬送手段

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640726Y2 (ja) * 1978-10-16 1981-09-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6081907U (ja) 1985-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6330732Y2 (ja)
JP2004203551A5 (ja)
JP2639424B2 (ja) 搬送方法
JP4763763B2 (ja) レジスト塗布現像処理システム
JPH04249320A (ja) 自動洗浄装置における輸送方式
JP3024005B2 (ja) 搬送方法及び搬送装置
JPH0437874Y2 (ja)
JPH0672535A (ja) 柱状体の搬送装置
JPH0382016A (ja) 被処理体ボート及びそれを用いた縦型熱処理装置
JP2565249B2 (ja) 線状搬送手段
JPS5957448A (ja) 半導体装置の製造機器
JPS5943365B2 (ja) 円形薄板体の搬送装置
JPS61254406A (ja) 板状物の搬送装置
JPS6132888Y2 (ja)
JPH11304366A (ja) 熱処理炉用コンベア装置
JPS5928484B2 (ja) 薄板体の搬送装置
JPH0581176B2 (ja)
JPS63179512A (ja) ベルトコンベアのトレイ
JPS6357451A (ja) 板状物搬送装置
JPS63128637A (ja) 半導体装置の製造装置
JPS58200551A (ja) ウエハ搬送装置
JP2004182378A (ja) 大型基板の搬送方法及び固定方法
KR970017929A (ko) 반도체 웨이퍼 운반용 진공튀저
JPS58134441A (ja) ウエハ処理装置
JPS63166217A (ja) 半導体製造装置