JPS6330626B2 - - Google Patents

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JPS6330626B2
JPS6330626B2 JP53051832A JP5183278A JPS6330626B2 JP S6330626 B2 JPS6330626 B2 JP S6330626B2 JP 53051832 A JP53051832 A JP 53051832A JP 5183278 A JP5183278 A JP 5183278A JP S6330626 B2 JPS6330626 B2 JP S6330626B2
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JP
Japan
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toner
electrostatic image
electric field
electrophotographic developing
developing device
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JP53051832A
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Tooru Takahashi
Nagao Hosono
Yasuyuki Tamura
Junichiro Kanbe
Toshiharu Nakamura
Tsutomu Toyono
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真現像方法及び装置に関し、
更に詳言すれば、乾式一成分系現像剤を用いる現
像方法及び装置において、劣化トナー、低電気抵
抗磁性トナー(以下導電性トナーとも言う)、現
像すべき静電像と同極性の磁性トナー(以下逆極
性トナーとも言う)等、好ましくない現像剤を除
去する方法及び手段を備えた現像方法及び装置に
関する。 従来、電子写真・静電記録の乾式一成分系現像
剤を用いる現像方式としては、導電性トナーを用
いるもの(例えば米国特許第3563734号明細書)
及び、絶縁性トナーを用いるもの(例えば米国特
許第3232190号明細書)等が知られている。 導電性トナーを用いる例としては、例えば転写
する必要のない酸化亜鉛紙に静電像を形成し、こ
れをそのまま導電性トナーを用いて現像する方法
が知られている。しかるに、このトナーを用いて
普通紙にコロナ放電を利用して転写することは困
難である。この場合、コロナ転写可能なように高
い電気抵抗を有する(少くとも1013Ω・cm以上)
磁性トナーを用いる現像方法が考えられる。斯か
る絶縁性磁性トナーを用いる際、低い電気抵抗の
磁性トナー、即ち導電性トナーが混在しているの
は上述の転写性の点から好ましくない。静電像の
電位が非画像部(明部)において確実に零電位で
あるならば、低電気抵抗の磁性トナーが存在して
も、少くとも現像時において問題はない。しかし
ながら、静電像の非画像部(明部)の電位が画像
部(暗部)の極性と逆極性であるような静電像を
現像するとき、低電気抵抗の磁性トナーや画像部
の極性と同極性の磁性トナーが他の正常なトナー
と混在していることは、斯かる非画像部における
汚れを生じる点で好ましくない。特に感光体に磁
性トナー層を接触させて現像する摺擦現像法にお
いては、特に好ましくない。このために斯かる好
ましくないトナーのトナー全体に対する含有率は
少ないにしても、斯かる不良トナー(低電気抵抗
磁性トナー又は静電潜像と同極性の磁性トナー)
を除去する必要がある。 又、斯かる好ましくないトナーを用いる際に次
の様な欠点もある。通常は付与ローラーに斯かる
トナー層を塗布して、その際、又はその後に摩擦
帯電又はコロナ放電によりトナーに荷電を与え、
その後静電像と前記付与ローラーを近接又は接触
させて、静電像にトナーを付着させて顕画化する
ものである。静電像により部分的にトナーを持ち
去られた付与ローラーは再度トナーを塗布され繰
り返し用いられる。付与ローラー上のトナーは電
気的に適正極性をもち、ローラーへの付着が、凝
集力が正常のものが選択的に静電像に転移し易
く、反対極性のものや異常凝集トナーは付与ロー
ラーに残る傾向をもつ。従つて、従来の欠点とし
て、付与ローラー上、あるいは、現像器中に上記
の好ましくないトナーが次第に蓄積し、画質の劣
化、濃度の低下を来たすことがあつた。 本発明の目的は、上述の従来の欠点を除去した
電子写真現像方法及び装置を提供するもので、そ
の特徴とする処は、磁性トナー中に混在する斯か
る好ましくないトナー(低電気抵抗トナー(導電
性トナー)、潜像極性と同極性トナー、異常凝集
トナー等)を電界により斯かる現像剤を静電像に
供給する手段から除去することにより、画像劣化
を防止し、確実にかぶりのない良好な現像画質の
顕画像を形成する現像方法及び装置にある。 以下、本発明に係る電子写真現像方法及び装置
の実施態様並びに実施例を図面を参照して詳細に
説明する。 第1図は、本発明に係る現像装置が適用可能な
複写装置又は記録装置の一例の概略の構成を示す
ものである。勿論これに限定されない。1は、光
導電層を含む感光体ドラムで、表面に絶縁層を有
するもの或は有しないものいずれも使用可能で又
ドラム形状に限定されない。2は周知の感光化帯
電装置、3は、原稿像、又は光像、或は画像信号
により変調された光ビーム等を投影する光像照射
装置である。これらにより感光体1に静電像を形
成する。この静電像形成プロセスは、所謂カール
ソンプロセス、或いは特公昭42―23910号公報、
同43―24748号公報、同42―19748号公報、同44―
13437号公報等に記載のプロセス、その他のプロ
セスが適用できる。 4は、本発明に基いた現像装置であり、これに
より感光体1上の静電像に従つてトナー粒子顕画
像を形成する。5は、斯かるトナー像を転写材6
に転写する装置である。尚転写性向上のため転写
前にあらかじめ顕画像にコロナ放電等により電荷
を付与する場合もある。又、感光体1上の静電像
を一旦別の像担持体に移つし、これを現像装置4
により顕画像とする所謂静電像転写方式を採用す
ることも可能である。7は、転写後の感光体1上
の残留トナーを清掃して除去し、再使用するため
のクリーニング装置である。 第2図は、本発明に係る電子写真現像装置の1
実施態様(変形例を含む)を示すものである。1
1は感光体の導電性支持体で通常接地されてい
る。12は当該導電性支持体11に支持された光
導電層又は絶縁層をその上に有する光導電層で静
電像支持部材である。斯かる静電像の形成につい
ては、第1図を参照して説明した。13はトナー
付与ローラーで、非磁性且つ導電性のスリーブ状
を呈し、バイアス電圧を印加可能に不図示の電源
に接続され、その極性は使用するトナーと同極性
であり、光導電層12と略等速の周速にて回転可
能に不図示の支持手段にて支持されている。16
は、トナー容器で側壁の下部にトナー塗布ブレー
ド15が設けられている。17は該トナー容器中
の補充トナーである。18は上記のトナー付与ロ
ーラー中に固定又は回転可能に設けられた磁石ロ
ールで、図示のように複数の磁極を有している。
固定されている場合、磁性スリーブ状ローラ13
の現像部分に対向した位置に磁極を有するか又
は、感光ドラム状静電像保持部材12に対向して
磁極を有している。 第2図において、静電像保持部材12に対向
し、これと同速度で回転するトナー付与導電性ロ
ーラー13上にトナー17をブレード15で均一
にコーテイングし、トナー層14と静電像を近接
又は接触させて現像する。この際、現像に用いら
れない残余トナーは、ローラー13の回転(図中
矢印方向)と共にトナー容器16に回収される。
残余トナーのうち静電像がないために、ローラー
13上に残存するものは、これを回収して再使用
しうるが、静電像があるにもかかわらず、現像に
寄与しなかつた残余トナーは、低電気抵抗トナー
(導電性トナー)、好ましくない極性電荷をもつト
ナー又はローラー13への付着力が強力すぎるト
ナーである場合が多く、この様な好ましくないト
ナーは再使用しても、良好な現像を阻害し、次第
にローラー13上に蓄積される等好ましくない状
態を生ぜしめる。 本発明に係る第2図に図示の実施態様において
は、トナー付与ローラー13と、該付与ローラー
に近接した導体に強電界を設けて上述した好まし
くないトナーを該導体に吸引除去するもので、そ
の例として、該導体をローラー状として、斯かる
導体ローラーの配設場所を現像位置の前におく場
合191、後におく場合192,193が考えられ、
又電圧印加の態様として、斯かる導体ローラーに
+電圧を印加する場合、−電圧を印加する場合、
導電性支持体11自身に該導体ローラーの働きを
もたせる場合等が考えられる。これらの種々の組
合せを考慮し、実用的見地から組合せを選択した
結果とその効果を一覧表として下表に示す。この
例は、好ましいトナーの極性を−とした場合を示
すものである。
【表】 但し効果の欄における○印は、効果有り、◎
は顕著な効果があることを示す。
組合せ1〜6は、ローラー191、導電性支持
体11、ローラー192に夫々+又は−電圧を印
加した場合の効果を示しており、同7〜12はロー
ラー191,192,193と導電性支持体11間
の二者を組合せた場合の効果を示し、同13は導電
性支持体11とローラー192,193の三者を組
合せた場合の効果を示すものである。 夫々の導電性ローラー191,192,193
図示の如くトナー付与ローラー13と同じ方向に
回転し、該ローラーの表面に弾接するトナー除去
ブレード201,202,203を備え、該トナー
除去ブレードにより除去された好ましくないトナ
ーは、次いで除去トナー容器211,212,21
に夫々回収される。 例えば、上表中の組合せ番号7では、ローラー
191に−電圧が印加されたものが用いられ、導
電性支持体11には+電圧が印加され、ローラー
192,193は用いられない。従つて、ローラー
191により逆極性トナー(+トナー)を除去し
た後、導電性支持体の静電像(+の電位を有す
る)及びバイアス電圧(+)により、−トナーを
全部吸引するものである。好ましくないトナー即
ち逆極性トナー(+)は量としては少く、又−ト
ナーは静電像支持体ドラムに付着して、次いでク
リーニング装置でクリーニングされるから、付設
する容器としては、ローラー191にて除去され
るトナーを回収するために小容量の容器211
設ければ良い。 又、組合せ番号8では、導電性支持体11に+
電圧を印加し、ローラー192を用いこれに−電
圧を印加するので、上記の導電性支持体11にト
ナーを静電像の現像のために吸引し、次いでロー
ラー192によつて、トナー付与ローラー13上
に残存する+トナーを吸引し除去するから、組合
せ番号7の場合と同じで、好ましくない+トナー
が−トナーに混在する状態がさけられ、好ましい
現像結果をもたらす。 このようにして、特に組合せ番号7〜13の各場
合では、トナー付与ローラー上に強力に付着して
いる強付着トナー(−)を正常トナーと共に吸引
除去した後に、導電性ローラーにより逆極性トナ
ー(+)を除去するので、好ましくない+トナー
の除去が完全なものとなり、中でも組合せ番号8
〜11,13においてこの効果が顕著である。又、組
合せ番号1,6,7,8,13では付随するトナー
回収容器21が小さくできる効果があり、更に同
3,4では導電性ローラー19、ブレード20、
回収容器21そのものを除去できる効果がある。 斯かる実施態様における好ましくないトナーの
除去動作は、通常のコピー動作(顕画工程ととし
て現像工程を含む)とは別途のサイクルで行うこ
とができるが、特殊な組合せ(例2,6)におい
ては、コピー・サイクルと同時に行うこともでき
る。 又、トナー付与ローラー13の全周に亘つて、
斯かる好ましくないトナー除去の操作を一度に実
施しても良く、又は、1コピー・サイクルの前後
に一部ずつ分割して実施し、平均して全周を常に
一定状態に保つようにしてもよい。 更に、電界印加の方法としては、トナー付与ロ
ーラー13、導電性ローラー19の片方又は、両
方夫々にバイアス電圧を印加しても良く、又、感
光体としてドラム状をなしている静電像支持体表
面にコロナ帯電を利用して電位をもたせることに
よつて電界を発生させても良い。例えば上述の組
合せ番号8について第3図を参照して説明する。
第2図と共通する要素には同一符号を付してあ
る。静電像支持体12に+500Vの静電像表面電
位をもたせると共に、トナー付与ローラー13に
電圧源13aから−1000Vを印加し、導電性ロー
ラー192に−2000Vを印加することにより、1
2,13間に1500V、ローラー13,192間に
1000Vの電位差による電界を発生させることがで
きる。この電界は105V/cm程度、即ち絶縁破壊
電圧以下に選定される。部材12,13,19の
各表面間のギヤツプは0〜5mmの間に選定される
が、実際には、この下限に当る0の場合は、トナ
ー層14を介在させるから実際にあり得ず、又部
材13,19が相方共に導体であるときには、ス
パークのない適当な数値0.1〜0.5mmの値が適当で
ある。 トナー付与ローラー上の好ましい極性トナーと
しても、通常の静電像によつては除去し得ない強
付着トナーが残存するから、これを取り除くには
静電像による電界よりも強い電界が必要で、上記
の第3図に示した実施態様は斯かる電界を特に印
加せしめる構成である。 第4図は、上述の組合せ番号2の場合の実施態
様を示すもので、第2図、第3図に示した実施態
様と共通する要素には同一符号を付してある。ト
ナー容器17に対向した位置で磁性トナー17
は、スリーブ状トナー付与ローラー13の表面に
付着し、該表面から適当な間隔(50μ〜200μ)を
離して設置された、磁性体又は磁石からなる磁性
トナー量規制の為のブレード15により、トナー
付与ローラー13上の磁性トナーの必要量が規制
される。その後、低電気抵抗を有する磁性トナー
や逆帯電磁性トナー等の好ましくないトナーを除
去する為の導電性ローラー191がトナー付与ロ
ーラー13と前述の通り適当な間隔離れて設置さ
れている。この導電性ローラー191とトナー付
与ローラー13との間に、この間の電界強度が
1V/μ以上になるように、またトナー除去用ロ
ーラー191に静電潜像と同極性に帯電した磁性
トナーが吸引力を受けるようにバイアス電圧をこ
の間に印加するべく電源19aが接続されてい
る。これによつて、低電気抵抗の磁性トナーと逆
極性磁性トナーとを導電性ローラー191に補集
せしめる。導電性ローラー191に補集されたト
ナーは掻取りブレード201例えば、ゴム板等の
弾性部材により除去され容器211に回収される。
この後、低電気抵抗の磁性トナーと逆極性磁性ト
ナーとを除去されたトナー付与ローラー13上の
磁性トナー層は、さらに弾性部材15aにより、
このトナー層表面をなぞることにより、キメの細
かい均一なトナー層を得る。このトナー層はトナ
ー付与ローラーの回転により、現像部位に運ば
れ、現像に寄与する。上記のトナー除去用ブレー
ド201又弾性部材15aは例えば好ましくは硬
度50度程度のトナーの帯電に少なくとも悪影響を
及ぼさない部材であればよい。例えばクロロプレ
ンゴム、EPDMゴム、シリコンゴム等である。
厚みは1mm程度でも充分である。 ここでは、低い電気抵抗の磁性トナーと逆極性
磁性トナーを除去する導電性ローラー191の設
置位置を、磁性体又は磁石からなる磁性トナー量
規制の為のブレード15と弾性部材15aとの間
に設置した例で説明したが、必ずしもこれに限ら
れるものではないことは先述の各種組合せで説明
した通りである。低電気抵抗の磁性トナーと逆帯
電トナーとを除去する為の導電性ローラー191
はトナー容器16とトナー付与ローラー13の現
像部位との間に設置されていればよい。好ましく
は弾性部材15aの前に配置される方が良い。マ
グネツトロール18を回転して、現像する場合、
またトナー付与ローラー13上のトナー層を静電
像支持体12に接触させて現像する摺擦現像法に
おいては、必ずしも弾性体15aは必要でない。 以下本発明に係る好ましい実施例を示してお
く。 実施例 1 トナー付与ローラー上のトナー層と、静電像支
持体とを接触させた摺擦現像法において、トナー
付与ローラー上のトナー層の厚みを400μにし、
不良トナー除去導電性ローラー191とトナー付
与ローラー表面間を350μにして、この間にバイ
アス電圧400Vを印加して、導電性ローラー191
に低電気抵抗の磁性トナー、又は帯電磁性トナー
を補集しながら現像した。このとき潜像の画像部
は正極性(例+500V)であり、非画像部は負極
性で−100Vであつた。この結果、不良トナー除
去用導電性ローラー191がないときと比較し、
非画像部におけるトナー汚れは極めて減少し地カ
ブリのないきれいな顕画像が得られた。 実施例 2 トナー付与ローラー13上のトナー層の厚みを
約150μにし、該付与ローラー13と静電像支持
体12との間の間隔を約200μにして、トナー付
与ローラー13を現像部において、静電像支持体
12と同方向に移動するように、トナー付与ロー
ラーを回転させて非接触状態で画像のみトナーを
静電像支持体に向けて転移させて、現像させた。
このときトナー除去用導電性ローラーとトナー付
与ローラーとの間隔を約100μにして、この間に
300Vのバイアス電圧を印加した。トナー容器1
7内に充分磁性トナー17を入れ、トナーをかな
り消費した後、この導電性ローラー191がない
ときに比して、非画像部の負電位の領域における
わずかなトナー汚れも、減少し地カブリのない顕
画像が得られた。 実施例 3 トナー付与ローラー13上のトナー層の厚みを
約100μにし、トナー付与ローラー13と静電像
支持体との間の間隔を約200μにして、トナー付
与ローラー13を現像部において、静電像支持体
と同方向に移動するように、トナー付与ローラー
13を回転させて、非接触状態で画像部のみトナ
ーを静電像支持体に転移させて現像させた。この
ときトナー除去用導電性ローラー191とトナー
付与ローラーとの間隔を約150μにして、この間
にバイアス電圧500Vを印加した。トナー容器1
6内に充分トナーを入れ、トナーをかなり消費し
た後、この導電性ローラー191がないときに比
して、非画像部の負電位の領域におけるわずかな
トナー汚れも減少し、前記実施例と同様な効果が
得られた。 実施例 4 第3図に示した現像装置において、潜像形成時
以前に静電像支持体12とトナー付与ローラー1
3との間に、画像部が形成する電界と逆方向の電
界が形成されるように上記トナー付与ローラー1
3に電源13aから電圧を印加して、静電像支持
体12に導電性磁性トナーと逆極性磁性トナー強
付着トナーとを除去補集せしめ、静電像を現像し
た。この方法によつて非画像部における静電像支
持体の顕画像におけるトナー汚れは極めて減少
し、良質な顕画像が得られた。 本発明の好ましい特徴、実施態様を要約すれ
ば、次の通りのものである。 (1) トナー付与手段を静電像支持体に対向させて
現像する電子写真現像方法において、電界を印
加して上記トナー付与手段から現像に寄与しな
いトナーを除去することを特徴とする電子写真
現像方法。 (2) 上記第1項に記載の電子写真現像方法におい
て、静電像の電界より強い第1の電界を印加し
て、好ましい極性のトナーであるが現像に寄与
しないトナーを上記トナー付与手段から除去す
る工程と、除去された領域から第1の電界とは
逆極性の第2の電界を印加して現像に寄与しな
い逆極性のトナーを除去する工程、を有するこ
とを特徴とする電子写真現像方法。 (3) 静電像を磁性トナーにより現像する方法にお
いて、導電性トナーを電界により除去すること
を特徴とする電子写真現像方法。 (4) 静電像を磁性トナーにより現像する方法にお
いて、該静電像の極性と同極性に帯電されたト
ナーを電界により除去することを特徴とする電
子写真現像方法。 (5) 静電像を磁性トナーにより現像する方法にお
いて、該静電像の極性と異極性に強く帯電され
たトナーを電界により除去することを特徴とす
る電子写真現像方法。 (6) 静電像を一成分磁性トナーにより現像する方
法において、導電性トナー、該静電像の極性と
同極性に帯電されたトナーを電界により除去す
ることを特徴とする電子写真現像方法。 (7) 静電像を一成分磁性トナーにより現像する方
法において、導電性トナー、該静電像の極性と
同極性に帯電されたトナー、該静電像の極性と
異極性に強く帯電されたトナーを電界により除
去することを特徴とする電子写真現像方法。 (8) 導電性付与手段上にトナー層を設けて、これ
を静電像支持体に対向させて現像する電子写真
現像装置において、電界を作用させて上記導電
性付与手段から現像に寄与しないトナーを除去
する手段を設けたことを特徴とする電子写真現
像装置。 (9) 上記の第8項に記載の電子写真現像装置にお
いて、上記のトナーを除去する手段は静電像電
界より強い第1の電界を発生する手段と、第1
の電界とは逆極性の第二の電界を発生する手段
を有することを特徴とする電子写真現像装置。 (10) 静電像を現像する装置において、トナー容器
と、磁性トナー付与手段と、該磁性トナー付与
手段が支持するトナー層に対向して配設された
不良トナー除去手段と、上記磁性トナー付与手
段と上記不良トナー除去手段との間に導電性ト
ナーと上記静電像と同極性に帯電されたトナー
を上記不良トナー除去手段に吸引させる方向の
電界を印加する手段と、上記不良トナー除去手
段から不良トナーを回収する手段を有している
ことを特徴とする電子写真現像装置。 (11) 上記の第10項に記載の電子写真現像装置にお
いて、前記磁性トナー付与手段が静電像に対向
して移動可能なる部材であり、上記不良トナー
除去手段が上記移動可能なる部材上のトナー層
に接触する部材であることを特徴とする電子写
真現像装置。 (12) 上記の第10項に記載の電子写真現像装置にお
いて、前記磁性トナー付与手段が静電像に対向
して移動可能なる部材であり、上記不良トナー
除去手段が上記移動可能なる部材上のトナー層
に非接触なる位置に配設された部材であること
を特徴とする電子写真現像装置。 (13) 上記の第10項〜第12項のいずれか1項に記
載の電子写真現像装置において、上記の磁性ト
ナー付与手段が静電像にトナーを付与する前の
該付与手段に対向して上記の不良トナー除去手
段が、設けられていることを特徴とする電子写
真現像装置。 (14) 上記の範囲の第10項〜第12項いずれか1項
に記載の電子写真現像装置において、上記の磁
性トナー付与手段が静電像にトナーを付与した
後の該付与手段に対向して上記の不良トナー除
去手段が設けられていることを特徴とする電子
写真現像装置。 (15) 上記の第10項へ第14項のいずれか1項に記
載の電子写真現像装置において、上記の不良ト
ナーを回収する手段は上記の不良トナー除去手
段は摺接するクリーニング部材とクリーニング
部材からのトナーを受容する容器を有している
ことを特徴とする電子写真現像装置。 以上説明したように本発明は絶縁性の磁性トナ
ーを用いた現像において、低電気抵抗の磁性トナ
ー(導電性トナー)や、静電像と同極性に帯電し
た磁性トナー(逆極性トナー)や、強付着トナー
を除去する手段を設けた現像方法及び装置である
から、磁性トナーを使つて普通紙を用いたコロナ
転写可能な、地カブリのない、良好な転写画像を
得ることができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子写真現像方法及び装
置が適用可能なる電子写真装置の1例の概略説明
図、第2図は、本発明に係る電子写真現像装置の
実施態様(変形例を含む)の断面図、第3図はそ
の1変形例の断面図、第4図は他の1変形例の断
面図である。 12…静電像支持体、13…トナー付与ローラ
ー、16…トナー容器、191,192,193
トナー除去ローラー、201,202,203…ク
リーニング用弾性部材、211,212,213
トナー回収容器、13a,19a,19b…電源
電圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トナー付与手段を静電像支持体に対向させて
    現像する電子写真現像方法において、電界を印加
    して上記トナー付与手段から現像に寄与しないト
    ナーを除去することを特徴とする電子写真現像方
    法。 2 特許請求の範囲の第1項に記載の電子写真現
    像方法において、静電像の電界より強い第1の電
    界を印加して、好ましい極性のトナーであるが現
    像に寄与しないトナーを上記トナー付与手段から
    除去する工程と、除去された領域から第1の電界
    とは逆極性の第2の電界を印加して現像に寄与し
    ない逆極性のトナーを除去する工程を有すること
    を特徴とする電子写真現像方法。 3 特許請求の範囲の第1項に記載の電子写真現
    像方法において、上記トナーが磁性トナーであ
    り、導電性トナーを電界により除去することを特
    徴とする電子写真現像方法。 4 特許請求の範囲の第1項に記載の電子写真現
    像方法において、上記トナーが磁性トナーであ
    り、静電像の極性と同極性に帯電されたトナーを
    電界により除去することを特徴とする電子写真現
    像方法。 5 特許請求の範囲の第1項に記載の電子写真現
    像方法において、上記トナーが磁性トナーであ
    り、静電像の極性と異極性に強く帯電されたトナ
    ーを電界により除去することを特徴とする電子写
    真現像方法。 6 特許請求の範囲の第1項に記載の電子写真現
    像方法において、上記トナーが一成分磁性トナー
    であり、導電性トナー、静電像の極性と同極性に
    帯電されたトナーを電界により除去することを特
    徴とする電子写真現像方法。 7 特許請求の範囲の第1項に記載の電子写真現
    像方法において、上記トナーが一成分磁性トナー
    であり、導電性トナー、静電像の極性と同極性に
    帯電されたトナー、静電像の極性と異極性に強く
    帯電されたトナーを電界により除去することを特
    徴とする電子写真現像方法。 8 導電性付与手段上にトナー層を設けて、これ
    を静電像支持体に対向させて現像する電子写真現
    像装置において、電界を作用させて上記導電性付
    与手段から現像に寄与しないトナーを除去する手
    段を設けたことを特徴とする電子写真現像装置。 9 特許請求の範囲の第8項に記載の電子写真現
    像装置において、上記のトナーを除去する手段は
    静電像電界より強い第1の電界を発生する手段
    と、第1の電界とは逆極性の第2の電界を発生す
    る手段を有することを特徴とする電子写真現像装
    置。 10 静電像を現像する装置において、トナー容
    器と、磁性トナー付与手段と、該磁性トナー付与
    手段が支持するトナー層に対向して配設された不
    良トナー除去手段と、上記磁性トナー付与手段と
    上記不良トナー除去手段との間に導電性トナーと
    上記静電像と同極性に帯電されたトナーを上記不
    良トナー除去手段に吸引させる方向の電界を印加
    する手段と、上記不良トナー除去手段から不良ト
    ナーを回収する手段を有していることを特徴とす
    る電子写真現像装置。 11 特許請求の範囲第10項に記載の電子写真
    現像装置において、前記磁性トナー付与手段が静
    電像に対向して移動可能なる部材であり、上記不
    良トナー除去手段が上記移動可能なる部材上のト
    ナー層に接触する部材であることを特徴とする電
    子写真現像装置。 12 特許請求の範囲の第10項に記載の電子写
    真現像装置において、前記磁性トナー付与手段が
    静電像に対向して移動可能なる部材であり、上記
    不良トナー除去手段が上記移動可能なる部材上の
    トナー層に非接触なる位置に配設された部材であ
    ることを特徴とする電子写真現像装置。 13 特許請求の範囲の第10項〜第12項のい
    ずれか1項に記載の電子写真現像装置において、
    上記の磁性トナー付与手段が静電像にトナーを付
    与する前の該付与手段に対向して上記の不良トナ
    ー除去手段が、設けられていることを特徴とする
    電子写真現像装置。 14 特許請求の範囲の第10項〜第12項のい
    ずれか1項に記載の電子写真現像装置において、
    上記の磁性トナー付与手段が静電像にトナーを付
    与した後の該付与手段に対向して上記の不良トナ
    ー除去手段が設けられていることを特徴とする電
    子写真現像装置。 15 特許請求の範囲の第10項〜第14項のい
    ずれか1項に記載の電子写真現像装置において、
    上記の不良トナーを回収する手段は上記の不良ト
    ナー除去手段に摺接するクリーニング部材とクリ
    ーニング部材からのトナーを受容する容器を有し
    ていることを特徴とする電子写真現像装置。
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