JPS6330624A - 流体充てん振動防止装置 - Google Patents

流体充てん振動防止装置

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JPS6330624A
JPS6330624A JP17609787A JP17609787A JPS6330624A JP S6330624 A JPS6330624 A JP S6330624A JP 17609787 A JP17609787 A JP 17609787A JP 17609787 A JP17609787 A JP 17609787A JP S6330624 A JPS6330624 A JP S6330624A
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JP
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decoupler
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auxiliary
inertia
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JP17609787A
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リチヤード・ピー・ソーン
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ROODE METSUCHIERAA AUTOMOT Inc
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ROODE METSUCHIERAA AUTOMOT Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は流体充てん振動防止装置に関し、特に慣性軌道
通路および脱連結装置(decoapler。
デカツプラ)を備えた形式の流体充てん振動防止装置に
関する。
従来の技術 流体充てん振動防止装置は、現代の自動車におけるエン
ジンおよびトランスミッションを取り付けるために使用
される。典型的な流体充てん振動防止装置は、細長の主
慣性軌道通路を介して相互に流体接続する対向室を形成
するために仕切りによって内部を分割された可と5性壁
ハウジングを含む。振動に対応して、流体は前記両室内
で交互に与圧され、慣性軌道通路内で振動する。操作に
おけるこの種の振動防止装置は、低励起振動数r約10
〜L5H2)、大振幅(士約LQ mx )において最
小動こわさ、または動こわさ曲線におけるノツチ(谷部
)続いてピークを提供する。最大動減衰こわさは、典型
的に動こわさ曲線のノツチとピークの間に生じる。そし
てエンジン・バウンドを制御するのに望ましい。
広振動数範囲、すなわち約200Hzまでそして小振幅
(約0.1間以下)において生じる小振幅、動励起中に
慣性軌道通路を非作動化させるために、前述の取付は装
置はいわゆるデカツプラ(脱連結装置)を備えることが
望ましい。デカツプラを慣性軌道通路と組合せると、こ
わさ曲線における谷部(ノツチ)または小振幅動こわさ
の最小値が高振動数、すなわち150〜200シで生じ
る。この動的動作特性はエンジンの点火外乱の制御に望
ましい。従って、慣性軌道通路とデカツプラの両方を備
えた流体充てん振動防止装置は前記動的動作特性の両方
、すなわち低振動数、大振幅遺小動こわさと最大動減衰
こわさ、および高振動数、小振幅最小動こわさを有する
前記の慣性軌道およびデカツプラ型の流体充てん振動防
止装置は、該装置に種々の手段を組み込むことによって
、例えば慣性軌道通路の長さ/有効直径比を変えたり、
室壁のコンプライアンス(こわさの逆数)を変えたり、
デカツプラの設計および保持器の構造を変える、等によ
っである程度調節することができる。これらの設計技術
を利用することによって、設計者は前記動的動作特性を
ある程度調節して、臨界振動数領域において生じる振動
を調節することができる。
発明が解決しようとする問題点 前述の慣性軌道およびデカツプラ型の流体充てん防振装
置にとって、1つ以上の臨界振動数領域および振幅にお
いて生じる振動を調整するために動こわさのピークを伴
う比較的低い動こわさの領域を1つ以上もつように調節
できることが望ましい場合がある。例えば、自動車、特
に4気筒エンジンの自動車では、流体充てん防振装置は
、エンジン・アイドル外乱によって励起される共鳴や願
音を調整(なくす)するために低振動数領域における小
入力振幅において最小有効動こわさまたは最大動減衰こ
わさの領域を有することが望ましい。
しかしながら、これまでは、既知の調節技術の限界およ
び不適合のためにこれらの動的動作要件を同時に満たす
ことができる流体充てん振動防止装置を提供することは
困難であった。
問題点を解決するための手段 従って、本発明の主目的は、主慣性軌道通路とデカツプ
ラを備えた流体充てん式振動防止装置において、主慣性
軌道通路およびデカツプラと協同して2、うの望ましい
動的動作特性を独立して調節することができる新規の補
助慣性手段を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、低振動数、大振幅、最大動
減衰こわさの領域に比較的近い領域において望ましい低
振動数、小振幅の動特性を有する優れた流体充てん振動
防止装置を提供することである。
さらに、本発明の目的は、低振動数、大振幅の励起入力
と高振動数、小振幅の励起入力の両方において望ましい
動こわさを有し、かつ大振幅、最大動減衰こわさの振動
数に近い所定の低振動数領域において小振幅、最大動減
衰こわさまたは最小動こわさを有することができる優れ
た流体充てん振動防止装置を提供することである。
本発明による、細長い主慣性軌道通路を介して相互に流
体接続をする一対の室と、主デカツプラを有する型式の
流体充てん振動防止装置は、主慣性軌道通路および主デ
カツプラと協同して低振動数、大振幅、最大動減衰こわ
さの領域に比較的近い領域に設計によって位置付けるこ
とができる望ましい小振幅の動こわさを提供することが
できる補助慣性手段を備える。この補助慣性手段は、主
慣性軌道通路と流体直列関係尾そしてデカツプラと流体
直列関係に配置の補助流体スラツグ(sl■)。
または同様に配置された非流体塊(いずれもその相対的
交互の与圧に対応して室に対して移動自在である)によ
って提供される。2.5の実施例において、その補助流
体スラツグは、デカツプラから両方向に延在すると共に
作動的に協同する1つ以上の補助デカツプラを有しうる
1つ以上の導管によって提供される。他の実施例におけ
る主デカツプラは、流体スラツグを提供すると共に補助
デカツプラを内蔵するために1つ以上の導管と室を形成
している。その主デカツプラはデカツプラと室に対して
移動自在の非流体慣性手段も備えうる。
実施例 第1図は本発明を実施した流体充てん振動防止装置10
を示す。振動防止装置10は、上下の取付はスタツドエ
2、工5のような適箔な手段によって自動車のエンジン
とフレームのような相対的に可動の構造物の間に連結さ
れるようになっている。従来の方法で取り付る場合、直
立スタッド12はエンジンに連接され、垂下スタッド1
3はフレームに連接される。逆の取付けが望ましい場合
もある。振動防止装置10はエンジンとフレーム間の振
動を新規の方法で調整する。
図示の実施例における振動防止10は、取付は用スタッ
ド13が垂下している下部打抜き金属カップli+と、
取付は用スタッド12が突出している上部キャップ・ア
センブリ15を含む。上部キャップ・アセンブII 1
5は一体の中心金属コア15aを含む、該コア15aに
は取付は用スタッド12が固定されると共に環状切頭円
すい形、可とう性弾性壁15cによって成形剛性管状金
属壁15bへ移動自在に連接されている、そし【弾性壁
150は中心コア15aと管状壁L5bの間に延在する
。キャップ・アセンブリ15はカップ114と協同して
流体が充てんされる中空キャビティを画定する。
流体キャビティは取付は用スタッド12の縦移動経路に
関して横方向に延在する仕切り20によって水平に分割
される。仕切り20は流体キャピテイを仕切り20より
上の上部(又は−次)流体室21と、仕切り20の下の
下部(二次)流体室22に分割する。上部流体室21は
上部キャップ・アセンブリ15の構造によって液密にさ
れる。
下部流体室22は、仕切り20とカップlitのベント
底部11j1)間に配置されている弾性材料の可とう性
壁(又はダイアフラム)25によって液密にされる。
大振幅の入力励起における低振動数、最大動減衰こわさ
を提供するために、主慣性軌道通路50が設げられてい
る。第2図に明示されているように、主慣性軌道通路3
0は仕切り20の横側にあって、上部流体室21と下部
流体室22間に流体接続を提供する両側にそれぞれ開口
30aと30bを有する。図示の実施例における主慣性
軌道通路う0は長く弧状であって、溶接などによって仕
切り20に固着されている板30cに形成されている。
周知のように、主慣性軌道通路30は、開口5Qaと3
0b間には種々の設計要件によって決まる所定の長さ/
有効直径比を有するが、その値は少なくとも5:1〜3
0:1が望ましい。主慣性軌道通路う0は、室21と2
2内の流体と協同して、室内の流体の相対的交互与圧に
際して流体を主慣性軌道通路30内で振動させることに
よって、比較的大振幅、低振動数の入力励起下における
所望の減衰作用を提供する。
低振動数、小振幅の入力励起に対して慣性軌道通路30
を膜結合(decouple)、すなわち実質的に非活
動状態にさせるために、主税結合手段(以下デカツプラ
と記す)が設けられる。第1図に示した実施例の主デカ
ツプラ手段は仕切り20の下側の保持器う2に装着され
た円形ディスク型デカツプラ要素(体)31を含む。保
持器32は仕切り20の下側のデカツプラ・ディスク5
1を囲み、ディスク31の移動の鉛直限界とその外周す
きまの両方を決めるが、該両方の大きさは極めて小さく
、描業者に周知の要素によって決まる。デカツプラ31
は、本発明者による米国特許出邸第& 211.113
号処開示されているような構造が望ましい。
室21.22の流体の相対的交互与圧に対応して、主デ
カツプラ・ディスク31をその保持器52内で振動させ
るために、デカップラ・ディスク31の対向面31a、
311)はそれぞれ上下ボー)33a、33bを介して
それぞれ上下流体室21.22に向いている。図示の実
施例では、上部ポー113aは仕切り20に形成され、
下部ポート53bはデカップラ・保持器32に形成され
ている。主デカツプラ・ディスク31は、振動防止装置
において主慣性軌道通路30と協同して、前記大励起入
力振幅における低振動数最大動減衰こわさと、小励起入
力振幅における高振動数、最小動こわさの両方を提供す
る。例えば、この形式の振動防止装置は、第11A図お
よび第12A図に示した約12〜1IIHzにおける低
振動数、最大動減衰こわさ、および高振動数、すなわち
約150七以上(図示せず)における高振動数、最小動
こわさを有する典型的な動的動作特性を示す。
流体充てん振動防止装置の動作理論のさらに詳細な検討
は1例えば次の刊行物に見られる:゛ANew Gen
eration  of  Engine Mount
s”。
by  Mare  Bernuchon、SAE  
TechnicalPaper  5eriss  1
10259,1984゜図示の非荷重、組立状態におけ
るカップI11に対するキャップ・アセンブリ15の上
方運動を抑制するために、スナツパ手段が設けられてい
る。
このために、凸状保持板25が上部流体室21の上部を
横断して延在する。保持板25は、板28によって内部
補強され取付は用スタンド12のヘッドによって中心コ
アの底部に固着される弾性環状スナツバ27を受は入れ
る中心開口25aを有する。スナツパ27は保持板25
の下側と係合して、図示の組立てた静的非荷重状態およ
びエンジンがフレームから移動するときのような動的状
態の両方におけるキャップ15の上方移動を抑制する。
振動防止装置10を容易に組み立てれるようにするため
に、デカツプラ保持器52は板30Cに形成されている
凹部に保持される、そしてそれに主通路30が成形され
ている。さらに、キャップ壁15bの内聞りフランジ1
5′とカップ11Iの外曲り7ランジl l!’の間に
提供される環状凹部に仕切り20、保持器板25、下部
可とう性室壁23およびスベーザの外周部が入っている
。キャップ・フランジ15′は組立ての完了と共に液密
にするためにカップ・フランジ14′の外周の回りに縁
曲げされる。これは板30Cの一体絞り伸張部としても
作ることができる。
従来の流体充てん振動防止装置においては、ボー)33
a13obのようなデカツプラ・ディスクと流体室間の
ポートは一般に大きな横断面積と短い長さを有する。例
えば、ポートの面積はデカップラ・ディスクの横断面積
の少なくとも80%である。ポートの長さはその構造物
の厚さによって決まり、一般にこれはほぼ仕切り20の
厚さである。従って、デカソプラを備えた従来の流体充
てん振動防止装置での流体室とデカツプラのポートの長
さはその直径(又は横断面積)に比べて非常に短い。こ
れは、前述のような低振動数系における第11A図およ
び第12A図に示したような動的動作特性を与える。
本発明によって、前述の形式の流体充てん振動防止装置
内に、主慣性軌道通路内の流体の慣性よりも小さい所定
の慣性を有し、しかも流体の相対的交互与圧に対応して
室に対して移動できる補助慣性手段を設けることによっ
て、極めて望ましい動的効果が得られることがわかった
。補助慣性手段は、主慣性軌道通路の流体およびデカツ
プラと協同して所定の入力励起振動数および振幅におけ
る所定水準の動こわさまたは減衰を提供する。本発明を
組み込んだ振動防止装置の振動数範囲および振幅感度は
、主慣性軌道通路と主デカソプラの相互作用からもたら
される動的動作特性とは実質的に無関係に調節すること
ができる。
第1図に示した実施例における前記の効果は、デカツプ
ラ31の両側から反対方向に延在した一対のフランジS
7、らを画定する一対の導管110a、101)によっ
て提供される。そして上部導管4゜aは仕切り20と一
体に成形されて、ポート53aを介してデカップラの上
面31aに向い合っている。下部導管ヰOaはデカップ
ラ・ディスク51の下面31bから下部室22aに延在
して、ボー133bを介して該室と流体接続している。
下部導管1Iobはデカップラ保持器32と一体に成形
されると共に、下部可とう性壁23が振動防止装置10
の動作中で導管uobの下端と係合する場合に、流体を
流すためにその下縁に一連の周辺ノツチ40′を有する
ことが望ましい。
第1図の実施例において、上下の導管′14oaとuo
bは同じ長さおよび横断面積(第2図に示すような円形
が望ましい)であって、デヵソブラ・ディスク31に隣
接する33a、33bの領域に張り出ている。上部導管
t+Oaによって画定された流体スラツグS1はデカソ
プラ・ディスク31σ)土面3Laと上部室21間に延
在し、下部導管40bによって画定された流体スラツグ
82はデカツプラ・ディスク31の下面311)と下部
流体室22間に延在する。従って、説明のために、流体
スラツグS、とS2は主慣性軌道通路に含まれろ流体と
流体並列関係に、そしてデカツプラ・ディスク51と流
体直列関係に延在するとみなすことができる。流体スラ
ツグ”l s S2の複合慣性は主慣性軌道通路におけ
る流体スラツグの慣性よりも小い、そして約50%以下
であることが望ましい。この導管構造は、デカツプラ・
ディスク31の両側に釣合った流れ状態を提供する、従
って極めて望ましい。
操作において、振動防止装置10は前述した通常の低振
動数、大振幅および高振動数、小振幅の動的動作特性を
保持する。しかしながら、それはさらにピーク減衰こわ
さ特性を伴う低振動数、小振幅最小動こわさくそれは大
振幅、低振動数、最大減衰こわさとは無関係に調節でき
る)を示す。
第1図の実施レリにおける低振動数、小振猫、最大動減
衰こわさは低振動数、大振幅、最大動減衰こわさに比較
的近い位置にある。
振動防止装置10の動的動作特性は、本発明に従って作
製された振動防止装置について動こわさと振動数の関係
をプロットした算11B図と第12B図を参照すること
によって見ることができる。
低振動数、大振・幅の動的動作特性を示す一点破線の曲
線は従来の形状であって、±LO龍の入力励起振幅に対
する比較的低振動数において最大動減衰こわさを示す。
これらの曲線は同一の±Loam振幅に対して1llA
図および第12A図における対応する曲線と有利に比較
される。しかしながら、1llB図および第12B図に
0.25 龍および01龍曲線で示すように、小振幅の
入力励起に対する低振動数領域において、本発明は、ア
イドル吸収に対して大振幅動減衰こわさの最大値に近い
位置にある、(すなわち約25〜30 Hz)ところの
動減衰こわさの最大値を提供する。これらの曲線は第1
1A図と第12A図の対応する曲線°と比較すると、こ
れらの図では小振幅の入力励起に対して曲線は低振動数
領域において比較的フラットであって、低こわさおよび
小減衰を示す。
小振幅、高振動数、最小動こわさの場所および大きさは
本発明の構造によって本質的に影響を受けない。従って
、それらは第11A図4第12c図の曲線から削除され
ている。
主慣性軌道通路う0に対する導管l1Oa、ll0bの
長さ/直径の比が流体スラツグS1、うの質量の大きさ
を決める、従って振動防止装置10の動的動作特性を決
める。第1図に示した実施例において、各導管、例えば
上部導管1lOaは主慣性軌道通路30の長さ/直径比
よりも小さい所定の長さ/直径比を有して、より小さい
流体慣性を提供する。例えば、組合せた導管11Qaと
4Q1)は、開口5Qaと30b間の主慣性軌道通路3
0の長さ/直径比、従って流体慣性の約15〜20%の
範囲内の有効慣性、従って長さ/直径の比を有する。
振動防止装置10の動的動作特性は、該装置を調節する
ために導管11oa% qobの片方または両方の長さ
/直径比を変えることによって成る程度変えることがで
きる。例えば、各導管i+oa、qobの直径を2倍に
して、それらの長さを一定に保つと、低振動数、小振幅
、最大動減衰こわさの水準および振動数に余り影響を与
えることなく、低振動数、小振幅、最大動減衰こわさが
少し高い振動数の水準ヘシフトする。かかるシフト(移
動)は、導管の横断面積を2倍にした振動防止装置10
に対応する第11C図および第12C図と、前記の導管
寸法に対応する第11B図および第12B図と比較する
ことによって見ることができる。
必要ならば、導管uoa、ttabのいずれか1つを削
除していくつかの有利な効果料保持することができるけ
れども、単一の導管を有する流体充てん振動防止装置は
1llB図〜第12c図に示した動的動作特性よりも低
い特性を示す。
図示の実施例における導管」○aとヰ○bは共に剛性で
あって、振動防止装置10の動作中に通常はスナツバ2
7またはダイアフラム23と係合しないような寸法にな
っている。しかしながら、用途によって、導管1.lO
a、l+obの長さを大きくすることが望ましい。その
ような場合、導管4Qa、4Qbは、スナツパ27やダ
イアフラム2うとの係合に対応して容易に変位できる、
従って異常な負荷や動作条件に応じたスナツパ27やダ
イアフラム23の最大変位に対応してわきに移動できる
可とう往管状弾性材料で作製する。かかる弾性管はデカ
ップラ保持器32の形のような種々の形に成形して、上
下の導管を設けるのと同様の方法でその場所に固定する
ことができる。
第1図に示した実施例は低振動数領域における小入力励
起振幅において最大動的動作こわさの単一付加領域を提
供するように設計されている。小振幅の入力励起の範囲
において最大動減衰こわさの2、うの領域を提供する必
要がある場合には、本発明の改良実施態様が提供される
。これらの改良実施態様においては、複数の補助慣性手
段を主デカツプラと流体直列関係そして主慣性軌道通路
と流体並列関係に設け、その中の流体流を選択的に制御
するデカップラ手段を設ける。
第3図と第4図に示した第1の改良実施態様において、
デカツプラ・アセンブリは仕切り2oと慣性軌道板30
0間に画定される同一の上下シェル50と51を含む。
各シェル、例えば上部シェル50は一連の上部導管外側
部50b〜5Q8によって囲まれた中心、細長、上部導
管部50aを備える(第4図参照)。同様に、下部シェ
ル51は下部中心導管51aの周囲に同様に配列された
導管511)〜51+11と同様の配列を有する。シェ
ル50と51は第3図に示したように配置されて、それ
らの間にこの場合には短い円筒形のデカツプラ保持器5
3を提供する。環状デカツプラ51+は保持器5うに装
着され、導管50b〜50eおよび51b〜51eの外
側アレイの上下部間に挿入される。同様に、円形デカッ
プラ・ディスク55は上下の中心導管部−50aと51
a間の環状デカツプラ54の中心に装着される。図示の
実施例におけるデカツプラ保持器53の高さまたは厚さ
は一定であって、鉛直方向における環状デカップラ54
の並進運動の程度を限定するためにデカップラ54の厚
さに対して選ぶ。中心デカツプラ・ディスク55は環状
デカップラ511よりも薄い、従ってデカップラ保持器
53および環状デカツプラ511に関してより大きな距
離移動する。従って協同する導管に関してデカップラ5
1+および55の各々の並進運動の程度を限定する手段
を設ける。
この構造で、中心導管50a、51&およびデカンプラ
・ディスク55は所定の長さ/直径比を有し、第1図の
実施例における導管およびデカツプラに極めて似た作用
をして、本発明の前記動的動作特性を提供する。しがし
ながら、この実施例においてはさらに、中心の上下導管
を囲む一連の上下の外部導管50b〜50e、51b〜
51eはさらに別の流体通路を提供して、主通路30に
よって提供されるよりも小さいが中心導管5Qa。
51aによって提供されるよりも大きい慣性を有する有
効な流体スラツプを提供する。環状デカップラ54の並
進運動の大きさは円形デカツプラ・ディスク55の大き
さよりも小さいから、環状デカップラ51+は中心導管
と協同する内部デカツプラ・ディスク55よりも小さい
入力励起振幅で外部導管の流体流を遮断する。その結果
、この実施例においては、入力励起振幅に依存して本質
的に異なる2つの補助流体質量が作動または非作動にな
る。例えば、小入力励起においてデカップラ54と55
の両方が保持器53内で単に振動する。
入力励起振幅が増すと、環状デカップラ51Iは一連の
導管50b〜508.51b 〜518+7)外側にお
ける流れを遮断し、中心導管5Qa、51aにおける流
れを継続させる。しがしながら、振幅がさらに増大する
と、中心デカツプラ・ディスク55が中心導管を通る流
れを遮断するので、補助デカツプラ導管を通る流れは全
て止められて、主慣性通路30は連結される。従って、
この実施例では、前述のような望ましい動こわさ特性の
多重領域が異なる比較的低い振動数の場所および異なる
比較的小さい入力振幅で提供される。第5図の実施例に
おいては外部導管は同一の寸法および長さであるけれど
も、必要な動的作用に依存して、導管の数、それらの長
さおよび/またはそれらの形状を変えて前述の所望の調
節作用ができることは明白である。
第3図において中心デカップラ・ディスクの並進運動の
程度を限定するために、デカツプラ・ディスクに対する
デカップラ保持器の厚さを利用することよりむしろ、環
状デカップラ要素54自身がデカップラの運動限定手段
を備える。このため第5図に明示するように、改良実施
態様が提供され、第5図の実施例に類似するが、環状デ
カツプラ要素51+が中心デカップラ・ディスク55の
外側突出フランジ55aを受は入れる内部周辺凹部51
1&を備える。環状デカップラ要素54における凹部5
11aの高さまたは軸方向の厚さが内部デカツプラ・デ
ィスク55の並進運動の程度を決める。内部デカツプラ
・ディスク55の中心部は環状デカップラ要素54より
も薄いが、環状7ランジ55aより厚い。その結果、内
部は環状要素5ヰに対して並進運動すると共にたわむ、
それによって対面する導管シート50′へ突き当る。第
5図の実施例の作用は第3図の実施例の作用に類似する
が、中心要素の良好な運動制御とより積極的なシールを
提供する。
第6図は上下のシェル50と51の間の保持器5うに単
一の可とう性デカップラ・ディスク56を装着した本発
明のさらに別の改良を示す。この実施例においては、連
続デカップラ・ディスク56が弾性材料で成形され、中
心導管5Qa、51aに直面する比較的薄い可とう性円
形中心部056aを有し、保持器53の内周部に隣接配
置の拡大外周ピード部分56bを有する。また、デカツ
プラ・ディスク56は複数の突起56C156dを有す
る、該突起はその両側に配置され導管5Qb、511)
、50d、51dのような上下の導管部分と整列されて
いる。この構造で、デカップラ・ディスク56は小振幅
入力励起に対応して保持器5う内で平らに振動して、導
管の外部アレイを通る流れを遮断する。しかしながら、
入力励起の大きさが増すと、デカツプラ・ディスク56
はその中心領域56aにおける厚さが薄いために中心部
がふくらむ。これば、突起56C156dにそれらの協
同する導管を通る流れをより積極的に遮断させると共に
、デカップラ・ディスク56の整列中心部分56aに中
心導管部50&、51aを通る流れを遮断させる。第6
図の実施態様は第5図〜第5図の実施例と全く同様に作
用するが、より簡潔で静かな構造である。
以上の実施例における主デカップラは保持器に閉じ込め
られて並進運動をする、そして補助慣性手段は保持器か
ら両方向に延在する1つ以上の流体柱またはフランジに
よって提供される。しかしながら、必要ならば主デカッ
プラを取り付けるために他の手段も設けることができる
し、非流体塊によっても補助慣性手段を提供することが
できる。
このために、第7図〜第10図の実施例を示す。
部分横断面図である第7図の振動防止装置は振動防止装
置lOの構造に類似するが、その仕切り20に中心円形
穴20aを有する。主(又は高振動数の)デカツプラ要
素60は上下の流体室21と22間を並進運動するため
に穴20aに取り付けられる。第8図に示すように、デ
カツプラ6゜は流体の通路を提供するためにすきまをも
って穴20aにすべり自在に入っている円筒体部6oc
から半径方向外側へ延在する鉛直方向に間隔を有する上
下の周辺7ランジ60a、60bを備えたスプール状の
形状を有する。フランジ60a、60bの外周部は球根
状であって、穴20aの周囲の仕切り20の上下の周辺
表面に直面している。
フランジ60a160b間の軸方向間隔、および穴20
aの回りの仕切り20の厚さがデカップラ60の鉛直移
動の程度を決める。
操作において、小振幅の入力励起は主および補助デカツ
プラを振動させて、比較的高振動数の流体共振をもたら
す。しかしながら、入力励起の振幅が大きくなると、主
デカップラの穴20aを通る流体を遮断するが、一方補
助デカップラ63は振動を続けて低振動数の流体共振を
提供する。さらに入力励起の振幅が大きくなると、補助
デカツプラ63は底に突き当りそれてよって導管61a
161bを通る流体流を遮断して、主慣性軌道を活性に
する。その結果、この実施例において提供される動的効
果は第5図〜第6図の実施例によって提供される動的効
果に類似する。
補助デカツプラ・ディスク6うば流体室21.22内の
作動流体の密度に対応する密度をもった材料が望ましい
。しかしながら、必要ならば、振動防止装置の動的動作
特性は作動流体と異なる密度の材料を利用することによ
って変えることができる。主デカツプラ60は弾性材料
で成形することが望ましいから、それは引き伸ばすこと
ができる、従って、補助デカップラ63は導管61aま
たは61bを通してデカノプラ保持器62に簡単に押し
込むことができる。
第7図の実施態様において、導管611a、f)lb内
の対向流体フランジおよびデカッグラ本体60の一掃す
る体積が必要な補助慣性手段を提供する。しかし、必要
ならば、非流体慣性手段を有する実施態様も提供できる
。このために、デカツプラ60に類似した外部形状をも
った第9図に示す主デカツプラ65が仕切り20の穴2
0aに並進運動できるように装着される。デカソプラ6
5は上部流体室21と下部流体室22間の流体接続を提
供する中心貫通穴65′を有する。円筒形ビン66のよ
うな非流体塊が穴6ダにすべり自在に挿入され、両者の
間に流体流用すきまを与えるような寸法に作られている
。ビン66の両端はそれぞれ環状表面67a、68aを
もった拡大ヘッド67.68を備え、穴65′の周囲の
主デカツプラ65の両側の上下の環状表面65a、65
1)に直面している。ビン・ヘッド67.6gは図示の
ように凸面67′、6ビを有すると共に、流体室21.
22内の作動流体の密度に対応する密度を有する材料で
成形することが望ましい。
この実施例における主デカツプラ65に対する補助デカ
ツプラ66の並進運動の限界は、ビン・ヘッドの表面6
7a168taとそれぞれの主デカツプラの表面65a
、65b間の軸方向間隔によって決まる。それらの間隔
は仕切り20の厚さに対する主デカツプラ65の上下の
フランジ間の間隔よりも大きい。その結果、ビン・ヘッ
ド67.6gが比較的大きい入力励起振幅における主デ
ヵツプラの穴65′の流体流を止め、一方主デカップラ
のフランジが小入力励起振幅におげろ主デカップラの穴
20aの流体流を止める。従って、第9図の実施例は第
7図の実施例と酷似した方法で作用して、所望の動的動
作特性を与える。
第9図の実施例における補助デカップラ66はプラスチ
ックまたは類似の材料で成形することが望ましいが、必
要な慣性に依存して金属のような高密度材料にすること
もできる。ビン・ヘッド67.68は穴65′に軸方向
に挿入できるような形状、寸法にする、そしてかかる組
立時に主デカップラ65の固有弾性のためにそれは伸張
可能である。必要ならば、ビン66は組立を容易にする
ためにツーピースに作ることができる。補助デカップラ
6らの慣性をさらに増大させる必要がある場合には、第
10図に示したような実施例を提供して、鉛のディスク
71.72のような極めて高い密度の塊の周囲に対向す
るビン・ヘッド69.70を設けることができる。これ
らの相違点以外は、第10図の実施例の構造および作用
は第9図の実施例と本質的に同一である。
発明の効果 以上の説明から、本発明は、低振動数、小振幅の入力励
起におけるような予め決めた振動数および振幅の位置に
おいて望ましい動こわさ水準の複数領域を提供するよう
に設計された優れた流体充てん振動防止装置を提供する
ことは明白である。
これは、高速大量生産方式によって効率的に製造できる
比較的簡単でしかも頑丈な構造を利用することによって
達成される。その上、慣性軌道通路とデカツプラを有す
る型式の流体充てん振動防止装置の従来の動的動作特性
を余り犠牲にすることなく、所望の動的動作特性を得る
ことができる。
以上、本発明の好適な実施例を詳細に説明したが、特許
請求の範囲に限定した本発明の意図および範囲を逸脱す
ることなく種々の改良、変更および変化がありうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した流体充てん振動防止装置の横
断面図:第2図は第1図の直線2−2についての断面図
;第3図は本発明の第1の改良実施例の拡大部分断面図
;第4図は第5図の直線キー4についての平面図;第5
図は第5図に類似するが、本発明の第2の改良実施例の
拡大部分断面図;第6図は第5図および第5図に類似す
るが、本発明の第5の改良実施例の拡大部分断面図;第
7図は本発明の第4の改良実施例の拡大部分断面図;第
8図は第7図の曲線8−8についての平面図;第9図は
第7図に類似するが、本発明の第5の改良実施例の拡大
部分断面図;第10図は第7図および第9図に類似する
が、本発明の第6の実施例の拡大部分断面図;第11A
図および第12A図は、従来の流体充てん振動防止装置
の動こわさと振動数との関係を示す典型的な曲線;第1
1Bおよび第12B図は、第11A図と第12A図に類
似するが、本発明による流体充てん振動防止装置の2.
5の動的動作特性を示す曲線;そして第11c図および
第12c図は、第1LB図と第12B図に類似するが、
本発明の振動防止装置における寸法を変えた場合の動特
性に及ぼす影響を示す曲線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、振動に対応して相対的に交互に与圧される構成の作
    動流体を含有する一対の容積可変室と、両端に該容積可
    変室間の流体接続を提供するポートを備え大振幅の励起
    入力において低振動数、最大動減衰こわさを提供する主
    慣性軌道通路と、前記容積可変室と流体接続し、小振幅
    の励起入力において主慣性軌道通路を非作動化させると
    共に高振動数、最小動こわさを提供する主デカツプラ手
    段を有する流体充てん振動防止装置において、前記容積
    可変室における流体の相対的交互与圧に対応して該容積
    可変室に対して移動自在の補助慣性手段から成り、該補
    助慣性手段が前記主慣性軌道通路の流体の慣性よりも小
    さい慣性を有し、該主慣性軌道通路の流体および前記主
    デカツプラ手段と協同して所定の小振幅、低振動数の入
    力励起において選定水準の動こわさを提供することを特
    徴とする流体充てん振動防止装置。 2、前記補助慣性手段が、前記容積可変室の少なくとも
    1つおよび主デカツプラ手段と流体接続の補助導管を含
    み、前記慣性が、前記導管に含まれかつ前記容積可変室
    における流体の相対的交互与圧に対応して該導管内を移
    動自在の流体スラツグによつて提供される特許請求の範
    囲第1項に記載の振動防止装置。 3、前記補助導管が、前記主デカツプラ手段に関して両
    方向に延在しかつ前記流体室の両方に開口する対向部分
    を有して、該主デカツプラ手段の両側に一対の流体スラ
    ツグを提供する特許請求の範囲第2項に記載の振動防止
    装置。 4、前記補助導管が前記主デカツプラ手段に設けられ、
    かつ前記主デカツプラ手段によつて支持されると共にそ
    の導管に対して内部で移動自在の少なくとも1つの補助
    デカツプラを含み、前記容積可変室における前記相対的
    流体与圧に対応して内部の流体流を制御する特許請求の
    範囲第3項に記載の振動防止装置。 5、前記補助慣性手段が、前記主デカツプラ手段によつ
    て支持されかつ前記容積可変室の流体の相対的交互与圧
    に対応して両方向に移動自在の非流体要素によつて提供
    される特許請求の範囲第1項に記載の振動防止装置。 6、前記デカツプラ手段が前記容積可変室間の流体接続
    をさせる穴を有し、該穴に取り付けて前記容積可変室間
    の両方向における並進運動をさせかつ該穴を通る流体を
    制御する補助デカツプラ手段を含み、前記容積可変室お
    よび相互に関して前記補助デカツプラ手段および主デカ
    ツプラ手段の並進運動を限定する手段を含む特許請求の
    範囲第1項に記載の振動防止装置。 7、前記デカツプラ並進運動限定手段が、前記主デカツ
    プラ手段を前記容積可変室に対して、該並進運動限定手
    段が前記補助デカツプラ手段を前記主デカツプラ手段に
    対して移動させる距離よりも短い距離移動させる特許請
    求の範囲第6項に記載の振動防止装置。 8、振動に対応して相対的に交互に与圧される構成の作
    動流体を含有する一対の容積可変室と、両端に該容積可
    変室間の流体接続をさせるポートを備え大振幅の励起入
    力において低振動数、最大動減衰こわさを提供する主慣
    性軌道通路と、前記容積可変室と流体接続し、小振幅の
    励起入力において主慣性軌道通路を非作動化させると共
    に高振動数、最小動こわさを提供する主デカツプラ手段
    を有する流体充てん振動防止装置において、前記容積可
    変室の少なくとも1つと流体直列関係および前記主慣性
    軌道通路と流体並列関係で流体接続をさせて、前記主慣
    性軌道通路の慣性よりも小さい慣性を有する流体スラツ
    グを提供する補助慣性軌道通路から成り、該流体スラツ
    グが前記主デカップラ手段および前記主慣性軌道通路の
    流体と協同して、所定の低振動数、小入力励起領域にお
    いて所望の動こわさ水準を提供することを特徴とする流
    体充てん振動防止装置。 9、前記主慣性軌道通路が所定の長さ/直径比を有し、
    前記補助慣性軌道通路が前記主慣性軌道通路の長さ/直
    径比よりも小さい値を有する特許請求の範囲第8項に記
    載の振動防止装置。 10、前記補助慣性軌道通路の長さ/直径比が、前記主
    慣性軌道通路の流体慣性の約50%以下である流体慣性
    を提供する特許請求の範囲第9項に記載の振動防止装置
    。 11、前記補助慣性軌道通路が、前記主デカツプラ手段
    の両側から前記容積可変室に開口する対向部分を有する
    導管を含む特許請求の範囲第10項に記載の振動防止装
    置。 12、前記補助慣性軌道通路手段が、各々が前記主デカ
    ツプラ手段の両側から前記容積可変室へ延在する部分を
    有する複数の導管と、該導管の間に装着されて選択され
    た振幅の入力励起に対応して選択された導管の流体流を
    遮断する補助デカツプラ手段を含む特許請求の範囲第8
    項に記載の振動防止装置。 13、前記補助慣性軌道通路手段が、前記主デカツプラ
    手段に前記容積可変室間の流体接続をさせる導管手段を
    含み、かつ所定の振幅の入力励起に対応して流れを遮断
    するために前記導管手段に並進運動をさせるように装着
    された補助デカツプラ手段を含む特許請求の範囲第8項
    に記載の振動防止装置。 14、前記補助慣性軌道通路手段が、前記主デカツプラ
    の両側から前記容積可変室に延在する対向部分を有する
    導管と、前記流体室間に延在する複数の他の導管と、該
    他の導管と作動的に協同して選定された励起入力振幅に
    対応して流体流を選択的に制御する補助デカツプラ手段
    を含む特許請求の範囲第8項に記載の振動防止装置。 15、前記補助慣性軌道通路手段が相互に流体並列関係
    において延在する複数の導管を含み、前記補助デカツプ
    ラ手段が前記導管と作動的に協同して内部の流体流を制
    御する複数のデカツプラを含み、各デカツプラの並進運
    動を各導管および前記主デカツプラ手段に対して予め決
    めた範囲に限定して、振幅感応性連結および脱連結を提
    供する手段を含む特許請求の範囲第8項記載の振動防止
    装置。 16、仕切りの両側にあつて、振動に対応して相対的に
    交互に与圧される構成の作動流体を含有する一対の容積
    可変室と、両端にポートを備え該容積可変室間の流体接
    続を提供することによつて第1の比較的低振動数、大振
    幅の励起入力において最大動減衰こわさの第1領域を提
    供する主慣性軌道通路と、前記仕切りに対して移動自在
    に、かつ前記容積可変室と流体接続関係において装着さ
    れて、小振幅の入力励起における主慣性軌道通路を非作
    動化し、第2の比較的高振動数、小振幅の励起入力にお
    ける最小動こわさの第2領域を提供する主デカツプラを
    含む流体充てん振動防止装置において、 前記容積可変室と前記主デカツプラ間の流体接続を提供
    する補助慣性通路手段から成り、該補助慣性通路手段が
    前記主慣性軌道通路と流体並列関係そして前記主デカツ
    プラと流体直列関係にあり、該補助慣性通路手段が前記
    主通路に含まれる流体の慣性より小さい慣性を有する流
    体を含み、かつ主デカップラおよび主慣性軌道通路と協
    同して、予め決めた比較的低い振動数および小振幅の入
    力励起において最大動減衰こわさの少なくとも第2の領
    域を提供することを特徴とする流体充てん振動防止装置
    。 17、前記補助慣性軌道通路が、相互に流体並列関係そ
    して前記主デカツプラと流体直列関係に配列された複数
    の導管を含み、前記主デカツプラが前記導管と協同して
    予め決めた大きさの入力励起振幅に対応して少なくとも
    1つの導管を通る流体流を遮断し、異なる大きさの入力
    励起振幅に対して他の導管を通る流体流を遮断する特許
    請求の範囲第16項に記載の振動防止装置。 18、前記複数の導管が前記容積可変室間に並列関係の
    アレイに配列され、前記主デカツプラ手段の両側に対向
    部分を有し、前記導管の1つが前記アレイの中心に配置
    され前記主デカツプラ手段と作動的に協同して、異なる
    選定振幅の入力励起に対応して前記導管の流体流の前記
    制御をする特許請求の範囲第17項に記載の振動防止装
    置。 19、前記補助デカツプラ手段が、前記複数導管の他の
    1つと作動的に協同して該導管内の流れを制御する環を
    含み、前記主デカツプラが前記環の中心に配置されて前
    記の1つの中心導管と作動的に協同するディスクを含む
    特許請求の範囲第18項に記載の振動防止装置。 20、前記中心デカツプラ・デイスクを、前記1つの中
    心導管に対して前記アレイにおける協同導管に関して前
    記環が並進運動をする量よりも大きな量並進運動をさせ
    る手段を含む特許請求の範囲第19項に記載の振動防止
    装置。 21、拡大外周リムと両側に前記複数の導管と作動的に
    協同する複数の突起を有して前記の流れ遮断作用をする
    可とう性デカツプラ・ディスクを含む特許請求の範囲第
    18項に記載の振動防止装置。 22、前記補助慣性軌道通路における流体の慣性が前記
    主慣性軌道通路における流体の慣性の約50%以下であ
    る特許請求の範囲第16項に記載の振動防止装置。
JP17609787A 1986-07-16 1987-07-16 流体充てん振動防止装置 Pending JPS6330624A (ja)

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