JPS63306044A - ウェブを供給されるプレスの印刷ユニットを保護する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はウェブを供給される印刷プレスの印刷ユニット
、通常印刷シリンダを、ウェブが印刷ユニットから離れ
た後ウェブに破れが存在するときブランケットシリンダ
の周りに巻付く紙によって生じうる損害に対して、保護
する装置に関するものである。一般的に、該装置はそれ
らの間でウェブを把持するように共働しかつウェブによ
って駆動される自由に回転する慣性装置を備え、それら
は装置の下流に破れたウェブが存在するときウェブを引
張り続ける。

［従来の技術］ たとえばウェブを供給されるオフセット印刷プレスの使
用による印刷されたウェブ材料の生産において、最後の
印刷ユニットを離れるウェブに付いたインクはまだ乾い
ていないことが知られており、またプレスを離れた後ウ
ェブが屡々破断または破損を生ずることが知られている
。そのような破断の場合、ウェブの破れた端部は最後の
印刷ユニットのロールの一つ、通常ブランケットロール
に巻付き、損傷を生ずる。ウェブがブランケットシリン
ダに巻付くことから起る損傷がなくても、巻付いたウェ
ブをロールから外すことは困難かつ時間の掛かることで
ある。したがって、従来技術においては、破れたウェブ
が印刷ユニット自体に設けられるシリンダの周りに巻付
くことを防止するように設計された装置を備えていた。

大部分の従来技術においては、付いたインクが湿ってい
るウェブは一対の離れたロールの間を通り、そこでイン
クは不鮮明にならず、該ロールはセンサがウェブの破れ
を検出するとき一緒に動かないように設計されている。

この型の典型的な装置は米国特許第４，５４９，４８５
号および英国特許第１４０８１７６４に記載された装置
である。米国特許第４．５４９．４８５号においては、
一対の向合つた把持ロール■および■が設けられ、該ロ
ールはプレスの通常の運転中離れているがウェブが破れ
たとき移動してウェブと接触することができる。

ロールの相対的運動は、ウェブ張力センサのような適当
なセンサがウェブが破れたことを検出したとき、実施さ
れる。いくぶん似た装置が前記英国特許に記載されてい
る。前記米国ならびに英国特許において、ウェブを把持
するロールは適当な外側の駆動装置によって駆動される
。

とくに米国特許第４，５０８，０３３号に記載された別
の型の装置においては、ゴム被覆され移動するウェブと
つねに接触する一対の向合ったロール◎および［株］が
設けられている。この場合、ロールは印刷されたウェブ
の線速度より僅かに大きい周速度で駆動され、印刷プレ
スから排出されるウェブに張力を加える。

〔発明が解決しようとする問題点］ 上記型の装置はそれなりに有効であるとしても、完全に
有効という訳にはゆかず、その訳は一方では破れたウェ
ブを把持する作用は、ウェブがすでに破れていることの
感知に依存し、把持ロールがつねにプレスからくるウェ
ブを信頼しつる形態で前進させないからである。さらに
、すべてのロールは、速度調節がつねに維持され、確実
に把持要素の回転速度およびウェブの線速度を、適当な
張力が維持されるように駆動されなければならない。

さらに、ロールが移動するウェブと完全に接触する場合
、移動するウェブ上の印刷されたインクを不鮮明にする
かもしくは汚くする問題が存在する。

したがって、本発明の目的は、ウェブの破れが該捕捉装
置の下流で起ったときＡｌｌの印刷スタンドから印刷さ
れたウェブを連続的に引出す改良された捕捉装置を得る
ことにある。

本発明の別の目的は、ウェブによって駆動される把持要
素が、速度を移動するウェブの速度と同じにされた、巻
付き防止装置を得ることにある。

本発明の別の目的は、横方向に調節可能な把持リングが
設けられ、該リングはウェブを非印劉部分における予め
選択された位置において把持することを可能にする、巻
付き防止装置を得ることにある。

本発明の別のおよびそれ以外の目的は、一部は直ちに、
また一部は下記説明および図面を参照することにより明
らかとなるであろう。

［問題点を解決するための手段および作用］本発明の、
ウェブがプレスを離れた後破れた場合、ウェブを供給さ
れるプレスの印刷ユニットを損傷から保護する装置は、
フレーム装置、および前記フレームに軸支され相対的に
共働する位置においてかつ駆動されるべき移動するウェ
ブとつねに接触して回転する装置を有する、自由に回転
する回転慣性装置を含むものである。

本発明装置は、ウェブが慣性装置の下流で破れたとき、
前記慣性装置によってウェブをプレスから引続いて引出
すことによりプレスの印刷ユニットを保護することがで
きる。

［実施例］ 第１図には、向合ったロールとして示された自由に回転
する一対の回転慣性装置１１．１２の間を通る水平に配
置された移動するウェブ１０が示されている。ロールが
１実論例として示されているが、トロリーまたはホイー
ルのような他のいかなる慣性把持装置も使用しうろこと
を指摘しておく。重要なことは慣性装置が移動するウェ
ブ１０とつねに接触しまた回転を続け、かつウェブが把
持装置から下流で破れたとき接触するのに十分な質量を
有することである。

ロールまたは慣性装置１１および１２は、それぞれ軸受
１８および１９内に設置されたスタブ軸１６および１７
によってフレーム１５に軸支持されるものとして示され
ている。第２図から明らかなように、放出機構２ｏがロ
ール１１を下方ロール１２に対して接離させ所望のとき
分離するため設けられている。

移動するウェブ１０上のインクは慣性装置またはロール
１１．１２間の把持部に入るとき湿っているため、本発
明の装置は慣性装置１１および１２の周りに設けられた
リングの形式を有する把持装置２５を備えている。把持
リング２５はとめねじまたは他の固定装置によって固定
することができ、そこでそれらを緩めてロール１１およ
び１２の軸線に沿って横方向に調節することができる。

このことは、リングがウェブ上のめ刷されたコラム間に
存在する非印刷区域に設置しうるように覆るためなされ
る。このようにして、新たに印刷された物件を不鮮明に
しまたはじみを付けることもしくは他の汚くすることの
可能性をなくすることができる。

作用において、放出機構はロール１１を、ウェブ１ｏが
乾燥機等のような後続の処理装置を通してその中に送込
まれるときロール１１をロール１２から離すように使用
される。放出機構はついでロール１１を下げて第２図に
示されたようにウェブと接触させ、中欄作業が開始され
る。ウェブが慣性装置１１と１２との間に引込まれると
き、ウェブはロールを移動するウェブと正確に同じ速度
で回転させる。ウェブが捕捉または巻付き防止装置後方
で破れた後、二つの向合った慣性装＠１１および１２の
慣性運動は、ウェブを慣性装ｆａ間の把持部を通して引
張り続け、最後の印刷ユニットにおける印刷ロールの周
りでの巻付きを防止する。

この装置はその捕捉機能を活性化するため信号を必要と
しない。その訳は装置の慣性がウェブが破れかつ緩むこ
とを必要とするときでさえも回転しつづけることが必要
であるからである。したがって、遅延は経験されず、ウ
ェブは印刷ユニットに向って張力をうける。ウェブの緩
んだ端部はついで巻付き防止装置を通って（損傷を生ぜ
ずまた容易に清掃しつる位置に）蓄積される。

［発明の効果］ 本発明は、フレームに軸支され相対的に共働する位置に
おいてかつ駆動されるべき移動するウェブとつねに接触
して回転する装置を有する自由に回転する回転慣性装置
を備えることにより、ウェブが慣性装置の下流で破れた
とき前記慣性装置によってプレスから引続いてウェブを
引出し、プレスの印刷ユニットを保護することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、移動するウェブと係合するように取付けられ
た共沸する自由に回転する回転慣性装置を示す本発明の
巻付き防止装置の側面図。 第２図は、自由に回転する回転慣性装置がフレームに軸
支され移動するウェブと接触する方法を示す、第１図の
巻付き防止装置の一部の正面図。 １１．１２・・・慣性装置、１５・・・フレーム、１６
．１７・・・スタブ軸、１８．１９・・・軸受、２５・
・・リング。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ウェブがプレスを離れた後破れた場合ウェブを供
   給されるプレスの印刷ユニットを損傷から保護する装置
   であつて、前記装置が、 （ａ）フレーム装置、および （ｂ）前記フレームに軸支され互いに向きあつて共働し
   て回転しかつ駆動されるべき移動するウェブとつねに接
   触している装置を有する自由に回転する回転慣性装置 を含み、それにより、ウェブが慣性装置の下流で破れた
   とき前記慣性装置によりプレスから引続いて引出される
   、ウェブを供給されるプレスの印刷ユニットを保護する
   装置。
2. （２）前記回転慣性装置に取付けられ移動するウェブと
   接触する環状把持装置を備えた請求項１記載の装置。
3. （３）前記把持装置が前記回転慣性装置の回転軸線に沿
   つて横方向に調節され印刷されたコラム間の周辺に位置
   決めすることができる装置を備えた請求項２記載の装置
   。